ユーザ エージェントの設定
ユーザ エージェントの設定のウィンドウを使用すると、クライアント ユーザ エージェントごとにリーチャビリティ バージョンを設定できます。リーチャビリティ バージョンを設定すると、Cisco Unified Personal Communicator の旧バージョンとの下位互換性を提供できます。デフォルトのリーチャビリティ バージョンは 2 です。この値は、特別に設定されていないすべてのユーザ エージェントに使用される RFC 4479 に準拠しています。
ユーザ エージェントの検索
Cisco Unified Presence Server では、具体的な検索条件に基づいて特定のユーザ エージェントを検索できます。特定のユーザ エージェントを検索するには、次の手順を実行します。
(注) ブラウザ セッションでの作業中、クライアント マシンの cookie により、検索/一覧表示の設定が保存されます。他のメニュー項目に移動してからこのメニューに戻る、あるいは、ブラウザを閉じてから新しいブラウザ ウィンドウを開くと、検索の設定を変更するまで、Cisco Unified Presence Server の検索の設定がシステムで維持されます。
手順
ステップ 1 [Cisco Unified Presence Server] >[プレゼンスエンジン]>[ユーザ-エージェント設定] の順に選択します。
[ユーザ-エージェントの検索と一覧表示(Find and List User-Agent)]ウィンドウが表示されます。ドロップダウン リスト ボックスを使用してユーザ エージェントを検索します。
ステップ 2 ドロップダウン リスト ボックスから、次のいずれかの検索条件を選択します。
• が次の文字列で始まる
• が次の文字列を含む
• が次の文字列と等しい
• が次の文字列で終わる
• が空である
• が空ではない
ステップ 3 必要に応じて適切な検索テキストを指定し、 [検索] をクリックします。
ヒント データベースに登録されているすべてのユーザ エージェントを検索するには、検索テキストを入力せずに[検索]をクリックします。
検出されたユーザ エージェントのリストが表示されます。
ステップ 4 レコードのリストから、検索条件に一致するユーザ エージェントをクリックします。
選択したユーザ エージェントがウィンドウに表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
ユーザ エージェントの設定
この項では、Cisco Unified Presence Server データベースで、ユーザ エージェントを追加または更新する方法について説明します。
手順
ステップ 1 次のいずれかのタスクを実行します。
• ユーザ エージェントを追加するには、 [Cisco Unified Presence Server] >[プレゼンスエンジン]>[ユーザ-エージェント設定] の順に選択し、 [新規追加] をクリックします。
• ユーザ エージェントを更新するには、「ユーザ エージェントの検索」の手順に従ってユーザ エージェントを検索します。
[ユーザ-エージェントの設定(User-Agent Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 表14-1 の説明に従って適切な設定を入力します。
ステップ 3 データを保存するには、ウィンドウの左上隅のツールバーに表示される [保存] アイコンをクリックします(または、ウィンドウの下部に表示される [保存] ボタンをクリックします)。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
ユーザ エージェントの設定値
表14-1 で、ユーザ エージェントの設定値について説明します。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。
表14-1 ユーザ エージェントの設定値
|
|
クライアントユーザ-エージェントバージョン (Client User-Agent Version) |
このパラメータは、クライアント ユーザ エージェントのヘッダーを指定します。 最大文字数:255 |
リーチャビリティ バージョン(Reachability Version) |
このパラメータは、クライアントごとにプレゼンス ドキュメントで使用されるリーチャビリティ バージョンを次のとおり指定します。 • 1 - draft-ieft-simple-simple-rpid-07 • 2 - RFC 4479 |
ユーザ エージェントの削除
この項では、ユーザ エージェントの削除方法を説明します。
手順
ステップ 1 「ユーザ エージェントの検索」の手順に従いユーザ エージェントを検索します。
ステップ 2 一致するレコードのリストから、削除するユーザ エージェントを選択します。
ステップ 3 ユーザ エージェントを削除するには、ウィンドウの左上隅のツールバーに表示される [選択項目の削除] アイコンをクリックします(または、ウィンドウの下部に表示される [選択項目の削除] ボタンをクリックします)。
ユーザ エージェントが使用中でない場合は、Cisco Unified Presence Server により、そのユーザ エージェントが削除されます。ユーザ エージェントが使用中の場合は、メッセージが表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
ユーザ エージェントのコピー
この項では、ユーザ エージェントをコピーする方法について説明します。
手順
ステップ 1 「ユーザ エージェントの検索」の手順に従いユーザ エージェントを検索します。
ステップ 2 一致するレコードのリストからコピーするユーザ エージェントを選択します。
ステップ 3 ユーザ エージェントをコピーするには、ウィンドウの左上隅のツールバーに表示される [コピー] アイコンをクリックします(または、ウィンドウの下部に表示される [コピー] ボタンをクリックします)。
[ユーザ-エージェントの設定(User-Agent Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 表14-1 の説明に従って適切な設定を入力します。
ステップ 5 [保存] をクリックします。
追加情報
「関連項目」を参照してください。