イノベーションを活性化させるアウトタスキング 【後編】「コア」と「コンテキスト」の考え方を適用して、資源をうまく活用する |
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継続的なイノベーションへシスコではこのようなアウトタスキングを、製造部門を中心に、IT部門、顧客対応部門、人事部門、営業部門などで推進してきています。 製造部門では、フォーチュングローバル500社に名を連ねる最大手EMS企業複数と連携し、相互に戦略的なメリットのある関係を築き上げています。また、前回触れたノートパソコンのサポート業務のアウトタスキングについても、世界各国の拠点で均一なサービスを提供できる企業と提携し、Win-Winの関係を作り上げました。 成功のポイントをいくつか挙げると、次のようになります。
このようなアウトタスキングが社内の複数の部門で機能し始めると、恒常的に一部の経営資源に余裕が生じるようになり、それをコアに投入することができるようになります。その延長線で、イノベーションという資源が割り当てにくい分野に対しても、継続的に資源を投下していくことができるようになるのです。 執筆:シスコカスタマーブリッジ担当 |