このドキュメントでは、Microsoft Windows NT 4.0 Server でサービスをローカルおよびリモートで停止および開始する方法について説明します。
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
Windows NT Server の管理
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
任意のバージョンの Windows NT
Windows NT で動作する、任意のバージョンの Cisco Intelligent Contact Management(ICM)
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細については、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
Windows NT 4.0 管理ツールのサーバ マネージャを使用してサービスを停止および開始する方法を知っていれば、ドメイン内の Windows NT サーバまたはワークステーションで以下のタスクをローカル/リモートで実行できます。
ICM サービスを調査する
ICM サービスを開始する
ICM サービスを停止する
Telnet または Symantec pcAnywhere を使用して Windows NT ワークステーションまたはサーバにアクセスできない場合は、サーバ マネージャが役立ちます。
サーバ マネージャを使用して、ローカル/リモート コンピュータを選択し、任意の ICM または Windows NT サービスを開始することができます。そのようなサービスの例として、CallRouter、ロガー、Distributor Admin Workstation(AW)、Ataman Telnet が含まれます。
注:限定AWでサービスを停止および開始するには、サーバマネージャを使用する必要があります。これは、ICM Service Control は、制限付き AW 用にバンドルされている機能ではないためです。
ICM Service Control にアクセスするには、次の手順を実行します。
タスクバーで、[Start] をクリックします。
[Programs] > [Administrative Tools] > [Server Manager] の順に選択します。
サーバ マネージャを開始したら、次の手順を実行します。
コンピュータ名を選択します。
メニューバーに移動し、[Computer] > [Services...]を選択します。.
サービスを調査、開始、および停止するには、次の手順に従います。
開始または停止を実行するサービスを選択します。
サービスを起動するには、Start をクリックします。
サービスを停止するには、Stop をクリックします。
これで、Windows NT ドメイン内の任意のコンピュータのサービスを起動および停止できます。リモートから ICM システムのトラブルシューティングを行う場合に重要になるのは、Ataman Telnetd Server サービスおよび pcAnywhere Host Server サービスです。これらのサービスを使用することで、Telnet セッションを確立したり、コンピュータ上でリモート クライアント セッションを開始したりできます。