このドキュメントでは、Cisco Intelligent Contact Management(ICM)バージョン5.0および6.0で使用するStructured Query Language(SQL)Server 2000の設定手順について説明します。ICMバージョン5および6環境でのMicrosoft SQL Server 2000の新規インストールのみを対象とします。
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
Cisco ICM データベース
Microsoft SQL Server データベース接続
Microsoft Windows 接続
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
Cisco ICM バージョン 5.0 と 6.0
Microsoft SQL Server 2000
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
次のステップを実行します。
ローカル管理権限を持つユーザ アカウントを使用してオペレーティング システムにログオンするか、またはドメイン ユーザ アカウントに適切な権限を割り当てます。
SQL Server に依存するすべてのサービスをシャットダウンします。
これには、Microsoft Internet Information Services(IIS)など、オープン データベース コネクティビティ(ODBC)を使用するサービスが含まれます。
Microsoft Windows NT Event Viewer およびレジストリ ビューア(regedit.exe または regedt32.exe)をシャットダウンします。
SQL Server セットアップ プログラムを開始します。
次のウィンドウが開きます。
図 1:Microsoft SQL Server 2000
[SQL Server 2000 Components] をクリックします。
図 2:Microsoft SQL Server 2000:コンポーネントのインストール
[Install Database Server] をクリックします。
図 3:Microsoft SQL Server:ようこそ
[next] をクリックします。
図 4:Microsoft SQL Server:コンピュータ名
[Local Computer] を選択し、[Next] をクリックします。
図 5:Microsoft SQL Server:インストールの選択
[Create a new instance of SQL Server, or install Client Tools] を選択し、[Next] をクリックします。
図 6:Microsoft SQL Server:ユーザ情報
[Name] フィールドにお客様名、[Company] フィールドに会社名を入力し、[Next] をクリックします。
[Software License Agreement] ウィンドウが開きます。
図 7:Microsoft SQL Server:ソフトウェアライセンス契約
ライセンス契約書を読み、[Yes] をクリックします。
[Installation Definition] ウィンドウが表示されます。
図 8:Microsoft SQL Server:インストール定義
[Server and Client Tools] を選択します。
[next] をクリックします。
[Instance Name] ウィンドウが表示されます。
図 9:Microsoft SQL Server – インスタンス名
[Default] を選択します。
[next] をクリックします。
[Setup Type] ウィンドウが表示されます。
図 10:Microsoft SQL Server:セットアップの種類
[Custom] を選択します。
[Program Files] と [Data Files] の両方で適切なディスクを選択します。
[next] をクリックします。
図 11:Microsoft SQL Server:コンポーネントの選択
[Components] および [Sub-Components] の両方をデフォルトのままにします。[next] をクリックします。
図 12:Microsoft SQL Server – サービスアカウント
[Service Settings] で [Use the same account for each servce]、[Auto start SQL Server Service] および [Use the Local System account] を選択します。
[next] をクリックします。
[Authentication Mode] ウィンドウが表示されます。
図 13:Microsoft SQL Server:認証モード
注: 注:実稼働環境では [Blank Password] は推奨されません。このドキュメントでは、デモンストレーション用としてのみ使用します。
[Mixed Mode (Windows Authentication and SQL Server Authentication)] を選択します。
[Blank Password (not recommended)] チェックボックスをオンにします。
[next] をクリックします。
[Collation Settings] ウィンドウが表示されます。
図 14:Microsoft SQL Server:照合順序設定
[Collation designator] を選択します。
[Latin1_General] を選択します。
[Sort order] で [Binary] を選択します。
[Latin1_General] には次の言語が含まれます。
アフリカーンス語
カタロニア語
オランダ語(標準)
オランダ語(ベルギー)
英語(米国)
英語(英国)
英語(カナダ)
English (New Zealand)
英語(オーストラリア)
英語(アイルランド)
英語(南アフリカ)
英語(カリブ海)
英語(ジャマイカ島)
フェロー語
ドイツ語(標準)
ドイツ語(スイス)
ドイツ語(オーストリア)
ドイツ語(ルクセンブルク)
ドイツ語(リヒテンシュタイン)
インドネシア語
イタリア語
イタリア語(スイス)
ポルトガル語(標準)
ポルトガル語(ブラジル)
[next] をクリックします。
[Network Libraries] ウィンドウが開きます。
図 15:Microsoft SQL Server:ネットワークライブラリ
[Named Pipes] および [TCP/IP Sockets] チェックボックスをオンにします。
[Named Pipe Name] フィールドと [Port number] フィールドをデフォルトのままにします。
[next] をクリックします。
図 16:Microsoft SQL Server – ファイルのコピーの開始
[next] をクリックします。
[Choose Licensing Mode] ウィンドウが表示されます。
図 17:Microsoft SQL Server:ライセンスモードの選択
[Per Seat for] または [Processor License for] を選択します。
注:ライセンス情報については、システム管理者にお問い合わせください。
[next] をクリックします。
SQL Server 2000 のインストールが完了すると、[Setup Complete] ウィンドウが表示されます。
図 18:Microsoft SQL Server:セットアップの完了
[Finish] をクリックしてセットアップを完了します。