画面テンプレートについて
画面テンプレート は、ビデオ リージョンと非ビデオ リージョン、およびディスプレイのレイアウトを定義します。画面テンプレートは、異なるタイプのコンテンツを表示するために、さまざまなレイアウトを作成するために使用されます。画面テンプレートはゾーンまたはグループに割り当てられ、その中のすべての場所に適用されます。
図 1 に、3 つの基本テンプレートを示します。「L ラップ(L-Wrap)」テンプレートでは、画面が 3 つのセクションに分割され、画面の左上にはビデオ、その脇には広告、下部にはティッカーが表示されます。下部にはスコアやニュース フィードが表示される場合もあります。
図 1 3 つの基本テンプレート
Cisco Vision Director では、次のタイプの画面テンプレートを作成できます。
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カスタム テンプレート:画面上のリージョンのサイズと配置を指定します。
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オーバーレイ テンプレート:セカンダリ ビデオ リージョンと重なるビデオ リージョン(SV-4K のみ)、またはビデオ リージョンと重なる非ビデオ リージョンをテンプレートで指定します。
デフォルトの画面テンプレートの大きさ
デフォルトの画面テンプレートの大きさは固定されており、変更することはできません。
代わりに、カスタム画面テンプレート(画面テンプレートのリージョンに異なるサイズを指定できます)とオーバーレイ画面テンプレート(ビデオ リージョンまたは混合メディア リージョンに非ビデオ リージョンまたはビデオ リージョンを重ねることができます)を作成することもできます。
表 1 に、Cisco Vision Director 4.0 以降に含まれるデフォルト の画面テンプレートを定義します。 フル ISO イメージをインストールすると、以前に利用できたテンプレートは削除されます。
表 1 デフォルトの画面テンプレート
注 : 以前のリリースからアップグレードした場合、旧来のテンプレート(ウェルカム(Welcome)、終了(Exit)、緊急(Emergency)、外部緊急(Outside Emergency)、3 リージョン(3-Region)、3 リージョン ダブル(3-Region Double)など)がまだシステム内に表示される可能性があります。
全画面デフォルト テンプレート
Cisco Vision Director ソフトウェアに付属する全画面テンプレートは、全画面ビデオ(または混合メディア(Mixed Media)または全画面グラフィックを表示するために使用されます。 図 2 は、全画面テンプレートのビデオ(または混合メディア)の例を示しています。 図 3 は、全画面テンプレートのグラフィックの例を示しています。どちらも固定画面のテンプレートで、カスタマイズできません。表 2および表 3にテンプレートの寸法を示します。
図 2 全画面ビデオ(または混合メディア)テンプレートの例
表 2 全画面ビデオまたは混合メディア テンプレートの大きさ
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リージョン 1:ビデオまたは混合メディア (Video or Mixed Media)
全画面ビデオ(Full Screen Video)
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図 3 全画面グラフィック テンプレートの例
表 3 全画面グラフィック テンプレートの大きさ
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リージョン 1:グラフィック (Non Video)
全画面グラフィック (Full Screen Graphic)
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3 リージョン LWrap(バグ テンプレートあり)
図 4 に、Cisco Vision Director に標準で付属する 3 リージョン Lwrap(バグ テンプレートあり)のコンテンツの例を示します。これは固定画面のテンプレートで、カスタマイズできません。表 4にテンプレートの寸法を示します。
図 4 3 リージョン Lwrap(バグ テンプレートあり)、フィード レイヤ
図 5 3 リージョン Lwrap(バグ テンプレートあり)、Lwrap レイヤ
図 6 3 リージョン Lwrap(バグ テンプレートあり)、バグ レイヤ
表 4 バグ テンプレートの寸法を持つ標準的な Lwrap
Lwrap(バグ テンプレートあり) |
x |
y |
width |
height |
バグ |
1570 |
840 |
350 |
240 |
Lwrap(ビデオ) |
0 |
0 |
1920 |
1080 |
フィード(ビデオ) |
245 |
0 |
1672 |
953 |
3 リージョン L ラッパー デフォルト テンプレート
図 7 に、Cisco Vision Director に標準で付属する 3 リージョン L ラッパー テンプレートのコンテンツの例を示します。これは固定画面のテンプレートで、カスタマイズできません。表 5にテンプレートの寸法を示します。
図 7 3 リージョン L ラッパー テンプレート
表 5 3 リージョン L ラッパー リージョン テンプレートの寸法
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リージョン 1:ビデオまたは混合メディア(Video or Mixed Media)
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表 6 に、3 リージョン L ラッパー画面テンプレートの特徴を示します。
表 6 3 リージョン L ラッパー画面テンプレートの特徴
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■ 16:9 のアスペクト比。 ■ ライブ ビデオ ブロードキャストまたはビデオ リプレイのサポート。ビデオ形式の詳細については、ご使用のリリースの『 Cisco StadiumVision Director Video Headend Design and Implementation Guide 』を参照してください(Cisco Vision 認定パートナーが利用可能)。 |
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■ 広告プレイリストのサポート。 ■ リージョン 2 は小さいため、このリージョンには多数の小さなテキストを含む広告ではなく、グラフィックの多い広告を使用する。 |
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■ グラフィックやティッカー形式での情報を表示するために設計されている。 ■ 開催場所で承認された標準互換の RSS フィードからティッカーのコンテンツを取得することが可能。 ■ ティッカーリージョンは、開催場所のロゴを使用してカスタマイズすることが可能(余白スペースでティッカーのコンテンツが再生される)。 |
すべての DMP 向け全画面デュアル ビデオのデフォルト テンプレート
全画面デュアル ビデオ デフォルト テンプレートは、 DMP メディア プレーヤーで利用できます。デュアル ビデオ リージョンでは、セカンダリ(ローカルまたはマルチキャスト)ビデオ リージョンと、プライマリ ビデオ リージョンの 2 つのビデオ リージョンを重ねることができます。
デュアル ビデオ テンプレートは、次の機能を提供します。
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2 つのビデオ フィードの同時表示
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ビデオ ベースの広告の掲載
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イベントにおける独占的機会(MoE: Moment of Exclusivity)の促進
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セカンダリ ビデオ リージョンへの輝度(Luma)キーイングの適用
注 : デュアル ビデオ テンプレートは、 DMP メディア プレーヤーでのみサポートされています。
SV-4K メディア プレーヤーと CV-UHD メディア プレーヤーでの 4K 解像度のビデオ コンテンツには Luma キーは適用できません。Luma キーイングは、プライマリ リージョンの 4K ビデオに重ねたセカンダリ リージョンの HD ビデオが Luma キーを使用する場合にのみ、デュアル ビデオでサポートされます。
表 7 に、デュアル ビデオ リージョンの仕様を示します。
表 7 全画面デュアル ビデオ テンプレートの仕様
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■ 赤外線(IR)リモコンまたはローカル制御を使用して制御可能。 ■ ビデオ リージョン 1 は一番下のレイヤまたはプライマリ レイヤとして表示される。 ■ オーディオのサポート。 ■ ソース:ローカルまたはマルチキャスト ビデオ。 |
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■ IR またはローカル制御からの制御は不可。 ■ ビデオ リージョン 2 はビデオ リージョン 1 の上に完全に重なる。 ■ 輝度(Luma)キーイングは、2 番目のビデオ リージョンに適用される(このテンプレートでは無効化や変更はできない)。 ■ オーディオの再生は不可。 ■ ソース:ローカルまたはマルチキャスト ビデオ |
注 :Luma キーのデフォルトは #ff2000 に設定されています。Luma キーイングを有効にするには、チェックボックスをクリックします。
グローバル luma キー値を変更するには、次の手順を実行します。
1.
[Tools] > [Management Dashboard] > [Dynamic Signage Director Configuration] > [System Configuration] > [Global DMP Settings] > [Audio/Video/Closed Caption] に移動します。
カスタム画面テンプレート
カスタム画面テンプレートでは、スポンサーと開催場所のニーズに合わせて画面のコンテンツ リージョンのサイズと配置を変更できます。 図 8に、一部のカスタム画面テンプレートの例を示します。
図 8 カスタム画面テンプレートの例
カスタム オーバーレイ画面テンプレート
オーバーレイ画面テンプレートは、メディア プレーヤーで非ビデオ リージョン(グラフィック)をビデオ(または混合メディア)リージョンに重ねることができるカスタム テンプレートです。
ヒント : DMP メディア プレーヤーでは、デュアル ビデオ リージョンが利用できるカスタム テンプレートを作成することや、デフォルトの全画面デュアル ビデオ テンプレートを使用することもできます。 すべての DMP 向け全画面デュアル ビデオのデフォルト テンプレート を参照してください。
オーバーレイ機能は、任意のリージョンに割り当てることができます。オーバーレイ機能を使用することで、次のものを表示できます。
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全画面の非ビデオ(グラフィック)のコンテンツ リージョンが上に重なった、全画面ビデオ(または混合メディア)リージョン。
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画面上の小さなリージョンに重なるブランド/グラフィック。
■
ロゴの一部の色が透明で、他の色は透明でない透明ロゴなどの、目立ちにくいブランド/グラフィック。
注 : DMP メディア プレーヤーでオーバーレイ画面テンプレートを作成する際、プライマリ ビデオ リージョンにビデオ以外のリージョンを重ねる場合は、イメージがキャンバスに合うように設計されていることを確認してください。イメージがキャンバスからはみ出していると、イメージの一部のみが表示されます。
オーバーレイ テンプレートを使用するときのグラフィックの推奨ファイル形式は、8 ビットまたは 24 ビットの PNG(透過ピクセルをサポート)です。PNG ファイルを作成するときに、全画面ビデオ リージョン用にピクセルを透過させる必要があります。JPG ファイルは透過性を維持しないため、推奨されません。
画面テンプレートの設定方法
このセクションは、次のトピックで構成されています。
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すべての画面テンプレートの一般的なガイドライン
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カスタム画面テンプレートのガイドライン
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テンプレート画面について
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左側のパネルに、非ビデオ リージョン、プライマリ ビデオ リージョン、およびセカンダリ ビデオ リージョンが表示されています。
■
画面テンプレートの命名
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テンプレート キャンバス上でのリージョン サイズと位置の設定
すべての画面テンプレートの一般的なガイドライン
画面テンプレートを作成してコンテンツを追加するときは、次のことを考慮してください。
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テンプレートは名前順に並べられる。
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再生証明(PoP: Proof of Play)のため、広告プレイリストと関連付けたリージョンを 1 つ以上設定することができる。
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リージョンは上から下にレイヤ順にリスト表示され、最上位レイヤがリストの一番上に表示される。
■
レイヤには番号が付けられ、画面テンプレートに非ビデオ リージョンと、ビデオまたはリージョンが含まれている場合、ビデオまたは混合メディア リージョンは常にリストの下位に表示される。
注 : 他のリージョンの上に手動でビデオ リージョンをドラッグできますが、ビデオ リージョンの下にあるリージョンでの描画は予測できず、完全に見えなくなる場合があります。
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プラス記号アイコンで非ビデオ リージョンを追加。
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フィルム アイコンでビデオまたは混合メディア リージョンを追加。
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非ビデオ リージョンをビデオ リージョンに切り替える際、既にビデオ リージョンが存在する場合は警告が表示される。
■
既存のテンプレートにおいてリージョンを削除してから保存すると、確認のための強制ダイアログが表示される。さらに、イベント スクリプトで使用されているテンプレートが編集されると(リージョンの追加を含む)、確認のための強制ダイアログが表示される。また、追加または削除されたリージョンに適切なコンテンツが含まれ、期待通りに変更されていることを確認するため、変更されたテンプレートを使用するスクリプトを編集する必要がある。
注 : Cisco StadiumVision Director リリース 4.1 は、SV-4K メディア プレーヤーでの HD/SD と 4K 解像度のビデオ コンテンツ(ローカルとストリーミング ビデオ)をサポートしています。4K 解像度のグラフィックはサポートされていません。DMP-2K メディア プレーヤーは、HD/SD コンテンツのみをサポートしています。
カスタム画面テンプレートのガイドライン
カスタム画面テンプレートを作成するときは、次のガイドラインを考慮してください。
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リージョンには、非ビデオ コンテンツ(静的グラフィック)、ビデオ、または両方の組み合わせ(混合メディア リージョンにおいて)を含めることが可能。
■
使用できるリージョンの数は、メディア プレーヤーによって異なる。
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画面テンプレートごとに最大で 5 つのリージョンをサポート。5 つを超えると、パフォーマンスが低下する可能性があり、使用される非ビデオ コンテンツの種類に応じて結果が異なる場合がある。例えば、ごく単純なウィジェットではパフォーマンスが低下することはないが、非常に複雑なウィジェットの場合はその可能性がある。
表 8 に、カスタム テンプレートを作成するときに用意することができるコンテンツ リージョンの数を示します。
表 8 カスタム テンプレートの作成時に許可されるコンテンツ リージョンの数
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DMP メディア プレーヤー用に設計されたカスタム テンプレートには、最大で 2 つのビデオ リージョンを含めることが可能。
注 : SV-4K メディア プレーヤーは、デュアル 4K ビデオ リージョンをサポートしていません。
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ビデオ リージョン 2 で Luma キーイングを使用することにより、ビデオ リージョン 2 を透過させてビデオ リージョン 1 のコンテンツの選択エリアを表示できる。
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テンプレートの相対的なレイヤの順序を変更することで、ビデオ リージョンの順序を変更することが可能。
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リージョンを重ねると、非ビデオ コンテンツ(グラフィック、ウィジェットなど)が常にビデオ コンテンツの上に表示される。
重要 : DMP で 2 つのビデオ/混合メディア リージョンを重ねる場合で、最初のビデオ/混合メディア リージョンにビデオと非ビデオ コンテンツの両方が含まれていると、最初のリージョン内の非ビデオ コンテンツが、常に 2 番目のリージョンのビデオの上に表示されます。レイヤに「top」または「bottom」という名前を付けて「Layer1Bottom」が「Layer2Top」の下になるようにします。
リージョン 1 に非ビデオ コンテンツを含める場合は、静的コンテンツのローカル ビデオを作成し、プレイリストでそれを使用して、プライマリ リージョンに残るようにすることが回避策となります。
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パフォーマンスを最適化するため、ビデオとグラフィックのアスペクト比のサイズを、リージョンのアスペクト比に合わせる。現在、マルチスクリーン テンプレートのストレッチは DMP メディア プレーヤーではサポートされていません。
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すべてのリージョンが 1920x1080 の大きさに収まる必要がある。オーバーレイを使用する場合は、1920x1080 の 2 つのリージョンを用意できる。
注 : DMP メディア プレーヤーは多くの解像度に対するネゴシエーションをサポートしていますが、ネゴシエーションされた解像度が 1920x1080 より低い場合、テンプレートはトリミングされて低い解像度になります。
テンプレート画面について
図 9 に、4 つのデフォルト テンプレートの 1 つ、全画面デュアル ビデオ テンプレートを示します。
図 9 テンプレート画面のナビゲーション
左側のパネルに、非ビデオ リージョン、プライマリ ビデオ リージョン、およびセカンダリ ビデオ リージョンが表示されています。
コンテンツを横方向にするか、縦方向にするかを選択します。
ドロップダウンからズームのパーセンテージを選択します。
レイヤ名をクリックして、X、Y、および幅のメタデータを設定します。レイヤ名を入力します。
作業が完了したら、[Save As] をクリックします。
カスタム画面テンプレートの作成
ユーザ ロール:管理者(Administrator)/コンテンツ マネージャ(Content Manager)
Cisco Vision Director で新しいカスタム画面テンプレートを作成する方法は 2 つあります。
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まっさらなテンプレートを追加し、すべてのプロパティとリージョンを定義する。
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同じプロパティとリージョンを活用するために、デフォルトの標準テンプレート、または別の既存のテンプレートからコピーする。
デフォルトのテンプレート(テンプレート名の左側にロック アイコンで示されている)は、コピーはできますが、変更はできません。
新しいテンプレートの追加
デフォルト ビューでは、テンプレートのリスト ビューです。テンプレートを選択し、アクションのボックスを右クリックします。
新しいテンプレートを追加するには、次の手順を実行します。
1.
[Library] > [Designer] > [Templates] に移動します。
2.
[New Template]([+])アイコンをクリックします。新しいテンプレートが表示されます。
3.
新しい名前を入力します。命名規則の推奨事項については、 画面テンプレートの命名 を参照してください。
4.
1 つ以上のリージョンを追加します(最大 5 つ)。
5.
リージョンのプロパティ、向き、およびズームのパーセンテージを指定します。
6.
テンプレートを保存します。
既存のテンプレートからのコピー
新しいテンプレートを作成する別の方法は、すでにカスタマイズ済みの既存のテンプレートをコピーするか、またはデフォルトのシステム テンプレートの 1 つをコピーすることです。この方法を使用することで、時間を節約でき、コピーされたテンプレートからのプロパティがすべて含まれています。
既存のテンプレートをコピーするには、次の手順を実行します。
1.
[Library] > [Designer] > [Templates] に移動します。
2.
テンプレートを選択して 右クリック し、[Copy] を選択します。選択したテンプレートの「コピー」が表示されます。
3.
テンプレート名を右クリックし、[Action] ボックスの [Rename] をクリックします。[Rename] ダイアログボックスが表示されます。
4.
新しい名前を入力します。[OK] をクリックします。命名規則の推奨事項については、 画面テンプレートの命名 を参照してください。
5.
(必要に応じて)リージョンのプロパティとレイヤを変更します。
6.
テンプレートを保存します。
画面テンプレートの命名
画面テンプレートに名前を付ける場合は、識別しやすいように、名前の中に意味を持つ略語を使用します。次に例を示します。
■
全画面ビデオ用の画面テンプレートを示すには、名前に「FV」を使用します。
■
L ラッパー用の画面テンプレートを示すには、「LW」を使用します。
さらに、その他の関連情報を含めることができます。たとえば、ビールの広告しか含まれていないプレイリストには「beer」、Y ブランドの製品しか含まれていないプレイリストには「BrandY」を含めることができます。
テンプレート キャンバス上でのリージョン サイズと位置の設定
ユーザ ロール:管理者(Administrator)/コンテンツ マネージャ(Content Manager)
テンプレート キャンバス上のリージョンのサイズと位置を変更する方法はいくつかあります。
リージョンのサイズ変更
重要: DMP では、テンプレート キャンバスの幅と高さは、信号解像度に一致する必要があります。詳細については、 キャンバス解像度とテンプレート解像度 を参照してください。
リージョンのサイズを変更するには、次を実行します。
■
リージョン ボックスのハンドルを選択し、ドラッグしながらリージョンの大きさを拡大または縮小する。
■
より精密な結果を得るには、幅(Width)と高さ(Height)のプロパティに実際のピクセル値を入力する。
■
他のリージョンと重なったり、許容領域を超えたりしたリージョン サイズを指定すると、エラー メッセージがリージョン画面の右側に表示される。
リージョンの位置変更
ヒント: 全画面テンプレートのリージョンを作成するときは、X と Y 値を 0, 0 にする必要があります。左上隅の位置(0,0)がすべてのテンプレートの開始点です。
リージョンの位置を変更するには、次を実行します。
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リージョン(レイヤ)を選択し、キャンバス上でドラッグして位置を変更する(オフセット)。
■
特定の位置については、実際のピクセル オフセット値を入力する。
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X:(水平オフセット)キャンバスの左側からコンテンツをインデントするピクセル数
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Y:(垂直オフセット)キャンバスの上部からコンテンツをインデントするピクセル数
■
キャンバスでリージョンのレイヤ順序を変更するには、[リージョン(Regions)] リスト ボックスに移動して、リージョンを上下にドラッグ アンド ドロップして順序を変更する。
重要: マルチキャスト ビデオ レイヤは、常に最下層(レイヤ 1)にする必要があります。
デュアル ビデオ テンプレートの Luma キーイングの使用方法
注 : デュアル ビデオの Luma キーイングは、CV-HD メディア プレーヤーはサポートしません。
この項では、次のトピックについて取り上げます。
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Luma キーの動作のしくみについて
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デフォルトの Luma キー値の変更
Luma キーの動作のしくみについて
Luma キーイングは、コンテンツの明るさレベルをフィルタリングするために使用されます。キー値に基づいて、一定範囲のより明るいピクセルとより暗いピクセルが除去され、透過的になります。
Luma キーの例
Luma キーは、デュアル ビデオ リージョンを使用してライブ イベントのマルチキャスト ストリーム上に動いているグラフィックまたは他のコンテンツを重ね合わせる場合に便利です。
図 10 に、試合中に決定的な瞬間を強調して表示するために「GOAL」をオーバーレイする例を示します。
図 10 GOAL をオーバーレイした試合映像
図 11 に、試合中のゴール シーンを強調するため、試合のストリーミング上にホッケーのパックの動きを重ねる例を示します。
図 11 ゴール後に試合映像上を飛んでいくホッケー パック
デフォルトの Luma キー値の変更
ユーザ ロール:管理者(Administrator)
Luma キー プロパティは、システム内のすべての DMP メディア プレーヤーに対してグローバルに設定されます。これは、コントロール パネルの [テンプレート(Templates)] 画面からデュアル ビデオ テンプレートごとに有効または無効にすることができます。
ヒント: コンテンツのニーズに合わせた Luma キー値の効果的な使用方法と設定方法については、Cisco Creative Services チームにお問い合わせください。
Luma キー プロパティは 16 桁の 16 進数値で、デフォルトでは #ff2000 に設定されています。 表 9 に、16 進キーの形式と、ビットの解釈の仕方を示します。
表 9 Luma キーの形式
デフォルト値では、輝度が 0xff の部分はマスクされ(変更されない)、輝度値が 0x00 ~ 0x20 の範囲(より暗いピクセル)にある部分はコンテンツからフィルタリングされ、透過的になります。
すべての DMP に Luma キー プロパティをグローバルに無効にするには、値を空白のままにします(スペースなし)。Luma キー プロパティを空白にすると、オプションがテンプレートで設定されていても、マスキングは適用されません。
デフォルトの Luma キー値を変更するには、次の手順を実行します。
1.
[Tools] > [Management Dashboard] > [Dynamic Signage Director Configuration] > [System Configuration] > [Global DMP Settings] > [Audio/Video/Closed Caption] に移動します。
2.
[Configuration Property] ボックスで、 Luma キー のプロパティを検索します。
3.
値のボックスで、# 記号でから始まる 6 桁の 16 進数値を入力します。
4.
ディスク アイコンをクリックして変更内容を保存します。
ヒント: 新しい値を適用するためにメディア プレーヤーをリセットする必要はありません。スクリプトを開始するたびに、デジタル メディア プレーヤーはグローバル設定を取得します。