サービス プロバイダー ネットワークでのイーサネット CFM の設定に関する情報
イーサネット CFM を設定するには、次の概念を理解する必要があります。
• 「イーサネット CFM」
• 「カスタマー サービス インスタンス」
• 「メンテナンス ドメイン」
• 「メンテナンス ポイント」
• 「CFM メッセージ」
• 「クロスチェック機能」
• 「SNMP トラップ」
• 「イーサネット CFM とイーサネット OAM の相互作用」
• 「CFM でサポートされている HA 機能」
• 「NSF/SSO Support in CFM 802.1ag/1.0d」
• 「ISSU Support in CFM 802.1ag/1.0d」
イーサネット CFM
イーサネット CFM は、サービスインスタンスごとのエンドツーエンド イーサネット レイヤ OAM プロトコルで、予防的な接続モニタリング、障害検証、および障害分離の機能が含まれています。エンドツーエンドとは、PE から PE、または CE から CE 間です。サービスは、サービス プロバイダー VLAN(S-VLAN)または EVC サービスです。
CFM がエンドツーエンド テクノロジーであることが、他のメトロイーサネット OAM プロトコルとの違いです。たとえば、MPLS、ATM、および SONET OAM は、イーサネット ワイヤのデバッグに役立ちますが、必ずしもエンドツーエンドではありません。802.3ah OAM は、物理回線ごとのシングルホップ プロトコルであり、エンドツーエンド方式でも、サービス認識方式でもありません。Ethernet Local Management Interface(E-LMI; イーサネット ローカル管理インターフェイス)は、ユーザエンドのプロバイダー エッジ(uPE)と CE の間に限定され、メトロイーサネット ネットワークのステータスの CE への報告は、CFM に依存します。
イーサネット レイヤ 2 サービスを提供するキャリア ネットワークのトラブルシューティングは困難な作業です。カスタマーはエンドツーエンドのイーサネット サービスについてサービス プロバイダーに問い合わせます。サービス プロバイダーがオペレータの下請け業者として、機器やネットワークを提供することもあります。従来からイーサネットが導入されてきたエンタープライズ ネットワークと比較して、これらの構成ネットワークは個別の組織や部門に属し、はるかに大規模で複雑であり、広いユーザ ベースを持っています。サービス プロバイダーにとって、日常の運用におけるリンクのアップタイムの運用管理や、障害の迅速な分離と対処は重要で、イーサネット CFM が競争上の優位性をもたらします。
CFM の利点
イーサネット CFM には次のような利点があります。
• エンドツーエンドのサービスレベル OAM テクノロジー
• サービス プロバイダーのイーサネット ネットワークでの運用コストの削減
• サービス プロバイダーの競争上の優位性
• 外側向き MEP の機能拡張により、分散環境とアクセス ネットワーク環境の両方をサポート
カスタマー サービス インスタンス
Customer Service Instance(CSI; カスタマー サービス インスタンス)は、イーサネットの島の中では S-VLAN によって特定され、グローバルに一意のサービス ID によって識別されるイーサネット仮想接続(EVC)です。カスタマー サービス インスタンスは、ポイントツーポイントまたはマルチポイントツーマルチポイントです。図 1 に、2 つのカスタマー サービス インスタンスを示します。サービス インスタンス「グリーン」は、ポイントツーポイントであり、サービス インスタンス「ブルー」は、マルチポイントツーマルチポイントです。
図 1 カスタマー サービス インスタンス
メンテナンス ドメイン
メンテナンス ドメインは、ネットワークの管理を行うための管理空間です。ドメインは、単一のエンティティによって所有および運用され、一連の内部ポートとその境界ポートによって定義されます。図 2 に、一般的なメンテナンス ドメインを示します。
図 2 イーサネット CFM メンテナンス ドメイン
管理者は一意のメンテナンスレベル(0 ~ 7)を各ドメインに割り当てます。レベルとドメイン名は、ドメイン間の階層関係を定義するのに便利です。ドメインの階層関係は、カスタマー、サービス プロバイダー、オペレータの構造と同様です。ドメインが大きいほど、レベルを表す数字は大きくなります。たとえば、カスタマー ドメインは、オペレータ ドメインより大きい数字です。カスタマー ドメインのメンテナンス レベルが 7、オペレータ ドメインのメンテナンス レベルが 0 というように設定されます。通常、オペレータ ドメインが最も小さく、カスタマー ドメインが最も大きく、サービス プロバイダー ドメインはその中間のサイズに設定されます。階層のすべてのレベルは、連動する必要があります。
1 つのドメインを複数のエンティティが管理することは許可されていないので、ドメインは交差できません。ドメインがネストしたり接触したりすることは可能ですが、2 つのドメインがネストする場合、外側のドメインのメンテナンス レベルは、内側のドメインのメンテナンス レベルよりも大きくなければなりません。ドメインのネストは、サービス プロバイダーが 1 つまたは複数のオペレータとの間で、イーサネット サービスをカスタマーに提供する契約を締結する場合に便利です。各オペレータはそれぞれ専用のメンテナンス ドメインを持ち、サービス プロバイダーは、オペレータ ドメインのスーパーセットとして自分のドメインを定義します。さらにカスタマーは、サービス プロバイダー ドメインのスーパーセットとして、専用のエンドツーエンドのドメインを持ちます。ネストするドメインのメンテナンス レベルは、管理組織間で通知し合う必要があります。たとえば、1 つのアプローチとして、オペレータのメンテナンス レベルをサービス プロバイダーが割り当てるようにすることができます。
CFM はメッセージを交換し、ドメインの操作を個別に実行します。たとえば、オペレータ レベルで CFM を実行すると、それより高いレベルのプロバイダー レベルやカスタマー レベルからネットワークは検出できません。
ドメインと設定については、ネットワーク設計者が決定します。図 3 に、オペレータ、サービス プロバイダー、およびカスタマーの各ドメインの階層と、ドメインの接触、交差、ネストを示します。
図 3 イーサネット CFM メンテナンス ドメインの階層
メンテナンス ポイント
メンテナンス ポイントは、メンテナンス ドメイン内の CFM に参加するインターフェイス(ポート)上の境界点です。デバイス ポート上のメンテナンス ポイントは、正しいレベルに属していないフレームをドロップし、CFM フレームをドメインの境界内に限定するフィルタとして動作します。メンテナンス ポイントは、シスコ デバイス上で明示的に設定する必要があります。メンテナンス ポイントには、MEP と MIP の 2 つのクラスがあります。
メンテナンス エンドポイント
MEP には、次の特性があります。
• メンテナンス ドメイン(レベル)およびサービス(S-VLAN または EVC)単位で動作します。
• ドメインのエッジに存在し、境界を定義します。
• CFM メッセージをメンテナンス ドメイン内に限定します。
• 設定に応じて、CFM Continuity Check Message(CCM; 連続性チェック メッセージ)を予防的に送信します。
• 管理者の要求に応じて、traceroute メッセージや loopback メッセージを送信します。
内側向き MEP
内側向きとは、その MEP がブリッジ リレー機能を経由して通信し、Bridge-Brain MAC アドレスを使用することを意味します。内側向き MEP は、次の機能を実行します。
• MEP が設定されているポートに接続された回線経由ではなく、リレー機能経由で、自分と同じレベルの CFM フレームを送受信します。
• 回線方向から着信する自分と同レベル(または下位レベル)の CFM フレームをすべてドロップします。
• リレー機能方向から着信する自分と同レベルの CFM フレームをすべて処理します。
• リレー機能方向から着信する下位レベルの CFM フレームをすべてドロップします。
• リレー機能側と回線側のどちらから着信したフレームでも、自分と同レベル(または上位レベル)の CFM フレームはすべて透過的に転送します。
(注) 現在の Cisco IOS 実装では、レベル L(L < 7)の MEP には、同じポートにレベル M > L の MIP が必要です。したがって、MEP のレベルより上位レベルの CFM フレームは、この MIP によってカタログ化されます。
• 内側向き MEP が設定されているポートが、スパニング ツリー プロトコルによりブロックされると、MEP は CFM メッセージの送受信ができなくなります。
ルーテッド ポートおよびスイッチ ポート用の外側向き MEP
外側とは、MEP が回線経由で通信することを意味します。外側向き MEP は、ルーテッド ポートおよびスイッチ ポート上に設定することができます。MIP を外側向き MEP よりも上位レベルに設定する必要はありません。
ルーテッド ポート上の外側向き MEP は、ポートの MAC アドレスを使用します。ポート チャネル上の外側向き MEP は、最初のメンバ リンクの Bridge-Brain MAC アドレスを使用します。ポート チャネルのメンバが変更されても、外側向き MEP の ID を変更する必要はありません。Cisco IOS Release 12.2(33)SRD は、スイッチ ポートとイーサネット フロー ポイント(EFP)で外側向き MEP をサポートします。
外側向き MEP は、次の機能を実行します。
• MEP が設定されているポートに接続された回線経由で、自分と同じレベルの CFM フレームを送受信します。
• リレー機能方向から着信する自分と同レベル(または下位レベル)の CFM フレームをすべてドロップします。
• 回線方向から着信する自分と同レベルの CFM フレームをすべて処理します。
• 回線方向から着信する下位レベルの CFM フレームをすべてドロップします。
• リレー機能側と回線側のどちらから着信したフレームでも、上位レベルの CFM フレームは、すべて透過的に転送します。この機能は、ルーテッド ポートには適用できません。
• 外側向き MEP が設定されているポートが、スパニング ツリー プロトコルによってブロックされた場合でも、MEP は回線経由で CFM メッセージを送受信できます。Cisco IOS Release 12.2(33)SRD は、ブロックされたポート経由の CFM メッセージの受け渡しをサポートしていません。
メンテナンス中間ポイント
MIP には、次の特性があります。
• ポート上で有効な、または許可されているメンテナンス ドメイン(レベル)単位で動作します。
• ドメインの内側には作成できますが、境界上には作成できません。
• MEP および他の MIP から受信された CFM は、回線とリレー機能の両方を使用して、カタログ化されて転送されます。
• 下位レベルの CFM フレームは、回線側とリレー機能側のどちらから受信したフレームでも、すべて停止またはドロップされます。
• 上位レベルの CFM フレームは、回線側とリレー機能側のどちらから受信したフレームでも、すべて転送されます。
• パッシブ ポイントは、CFM traceroute および loopback メッセージによってトリガされた場合のみ応答します。
• Bridge-Brain MAC アドレスが使用されます。
MIP が設定されているポートが、スパニング ツリー プロトコルによってブロックされると、MIP はリレー機能側からのメッセージの受信やリレーはできませんが、回線側からの CFM メッセージへの受信や応答は可能です。
MIP にはレベルが 1 つだけ関連付けられており、コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、MIP を存在しないドメインに対しては設定できません。
図 4 に、オペレータ レベル、サービス プロバイダー レベル、およびカスタマー レベルの MEP と MIP を示します。
図 4 カスタマーおよびサービス プロバイダー機器、オペレータ デバイス上の CFM MEP および MIP
CFM メッセージ
CFM は、標準イーサネット フレームを使用します。CFM フレームは EtherType によって区別され、マルチキャスト メッセージについては MAC アドレスで区別されます。CFM フレームの発信、終端、処理、中継は、ブリッジによって行われます。ルータは、限られた CFM 機能のみしかサポートできません。
CFM メッセージを解釈できないブリッジは、通常のデータ フレームとしてメッセージを転送します。すべての CFM メッセージは、メンテナンス ドメイン内および S-VLAN(PE-VLAN または Provider-VLAN)内に限定されます。次の 3 種類のメッセージがサポートされています。
• 連続性チェック
• Loopback
• Traceroute
連続性チェック メッセージ
CFM CCM は、MEP 間で定期的に交換されるマルチキャスト ハートビート メッセージです。これにより、MEP はドメイン内の他の MEP を検出することができ、MIP は MEP を検出することができます CCM は、ドメイン内または S-VLAN 内でのみ機能します。
CFM CCM には、次の特性があります。
• MEP によって、設定可能な一定間隔で定期的に送信されます。間隔は、10 秒~ 65535 秒で、デフォルトは 30 です。
• メッセージの有効性を受信側に示すための、保留時間の値(設定可能)が含まれています。デフォルトは、送信間隔の 2.5 倍です。
• 同じメンテナンス レベルの MIP によってカタログ化されます。
• 宛先は、同じメンテナンス レベルの リモート MEP です。
• 単方向通信であり、応答を要求しません。
• MEP が設定されているポートのステータスを伝送します。
loopback メッセージ
CFM loopback メッセージは、特定のメンテナンス ポイントとの接続を確認するためのユニキャスト フレームで、管理者の要求に応じて MEP が送信します。loopback メッセージへの応答(LBR)は、宛先が到達可能かどうかを示しますが、パスをホップ単位では検出できません。loopback メッセージは、概念的には、Internet Control Message Protocol(ICMP; インターネット制御メッセージ プロトコル)の Echo(ping)メッセージと似ています。
CFM loopback メッセージは、必要に応じ、CLI を使用して生成できます。loopback メッセージの発信元は MEP のみですが、宛先は、MEP と MIP のどちらも可能です。CFM loopback メッセージはユニキャストであり、loopback メッセージへの応答もユニキャストです。CFM loopback メッセージは、宛先 MAC アドレス、VLAN、およびメンテナンス ドメインを指定します。
Traceroute メッセージ
CFM traceroute メッセージは、目的の MEP までのパスを(ホップ単位で)追跡するためのマルチキャスト フレームで、管理者の要求に応じて MEP が送信します。このメッセージによって、送信側ノードはパスに関する重要な接続性データを検出できるとともに、同じメンテナンス ドメインに属するパス上のすべての MIP を検出できます。traceroute メッセージは、検出可能なすべての MIP について、入力処理、中継処理、および出力処理を示します。raceroute メッセージは、概念的には User Datagram Protocol(UDP)traceroute メッセージと同様です。
traceroute メッセージには、宛先 MAC アドレス、VLAN、およびメンテナンス ドメインが含まれている他、ネットワーク内の伝播を制限する Time To Live(TTL; 存続可能時間)が設定されています。このメッセージは、必要に応じ、CLI を使用して生成できます。traceroute メッセージはマルチキャストで、応答メッセージはユニキャストです。
クロスチェック機能
クロスチェック機能では、(CCM を使用して)動的に検出された MEP と、(設定により)サービス提供対象の MEP との間の、プロビジョニング後のタイマー駆動型サービスを検証します。この機能により、マルチポイント サービスまたはポイントツーポイント サービスのすべてのエンドポイントが動作可能であることが検証されます。サービスが動作可能な場合は通知がサポートされます。そうでない場合は、予期しないエンドポイントまたはエンドポイントが存在しないというアラームおよび通知が生成されます。
クロスチェック機能は 1 回だけ実行されます。サービスの検証が必要なときに、その都度 CLI からクロスチェック機能を開始する必要があります。
SNMP トラップ
Cisco IOS ソフトウェアでの CFM トラップの実装によって提供されているサポートは、シスコの情報資産です。MEP は、連続性チェック(CC)トラップとクロスチェック トラップの 2 種類の Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)トラップを生成します。
CC トラップ
• MEP up:新しい MEP が検出されたとき、リモート ポートのステータスが変更されたとき、または検出済みの MEP との接続が中断後、回復したときに送信されます。
• MEP down:タイムアウトまたは last gasp イベントの発生時に送信されます。
• Cross-connect:サービス ID が VLAN と一致しない場合に送信されます。
• Loop:MEP が独自の CCM を受信したときに送信されます。
• Configuration error:MEP が、重複する MPID を持つ連続性チェックを受信したときに送信されます。
クロスチェック トラップ
• Service up:予定のリモート MEP が、すべて時間どおりに起動した場合に送信されます。
• MEP missing:予定の MEP がダウンしている場合に送信されます。
• Unknown MEP:予期しない MEP から CCM が受信された場合に送信されます。
イーサネット バーチャル サーキット
Metro Ethernet Forum によって定義されているように、Ethernet Virtual Circuit(EVC; イーサネット バーチャル サーキット)は、ポートレベルのポイントツーポイントまたはマルチポイントツーマルチポイントのレイヤ 2 回線です。CE デバイスは EVC ステータスを使用して、サービス プロバイダー ネットワークへの代替パスを検索したり、場合によっては、イーサネット経由または別の代替サービス経由(フレーム リレーや ATM など)でバックアップ パスにフォールバックしたりします。
OAM マネージャ
OAM マネージャは、OAM とプロトコルの間の相互作業を簡略化するためのインフラストラクチャ要素です。OAM マネージャには、2 つのインターワーキング OAM プロトコル(ここでは、イーサネット CFM とイーサネット OAM)が必要です。相互作用は、OAM マネージャから CFM プロトコルへの単方向で、ユーザ ネットワーク インターフェイス(UNI)のポート ステータス情報のみが交換されます。その他、次のポート ステータスの値が利用可能です。
• REMOTE_EE:リモート超過エラー
• LOCAL_EE:ローカル超過エラー
• TEST:リモートまたはローカル ループバック
CFM は、ポート ステータス情報を受信した後、CFM ドメイン全体にこのステータスを伝達します。
ブリッジ ドメイン経由の CFM
Ethernet OAM 3.0: CFM over BD, Untagged 機能を使用すると、非タグ付き CFM パケットを MEP に関連付けることができます。着信の非タグ付きカスタマー CFM パケットは、CFM の EtherType を持ち、EFP で設定されたカプセル化方式で、EVC(ブリッジ ドメイン)にマッピングされます。EFP は、これらの非タグ付きパケットを認識するように特に設定されています。
EFP は、インターフェイス上の EVC の論理的な境界ポイントであり、ブリッジ ドメインに関連付けることができます。トラフィックの EFP への照合とマッピングには、VLAN ID が使用されます。VLAN ID は、ATM やフレーム リレーのバーチャル サーキットと同様、ポートごとにローカルに意味を持ちます。CFM は、EFP に関連付けられたブリッジ ドメイン上でサポートされます。ブリッジ ドメインと EFP の関連付けにより、CFM が EFP 上でカプセル化を使用できます。同じブリッジ ドメインにあるすべての EFP が、1 つのブロードキャスト ドメインを形成します。ブロードキャスト ドメインは、ブリッジ ドメイン ID によって特定されます。
VLAN ポートと EFP の違いは、そのカプセル化方式です。VLAN ポートは、デフォルトの dot1q カプセル化を使用します。EFP では、dot1q や IEEE dot1ad EtherTypes で非タグ付き、シングル タグ付き、およびダブル タグ付きのカプセル化が存在します。同じブリッジ ドメインに属する異なる EFP は、異なるカプセル化方式を使用できます。
(注) Ethernet OAM 3.0: CFM over BD, Untagged 機能は、ES20 および ES40 ライン カード上でのみサポートされています。
CFM でサポートされている HA 機能
イーサネット テクノロジーを使用するアクセスおよびサービス プロバイダー ネットワーク、特に EVC 接続を管理するイーサネット OAM コンポーネントでは、HA が必須です。エンドツーエンドの接続ステータスは非常に重要な情報であり、ホット スタンバイのルート プロセッサ(RP)上で管理する必要があります。
(注) ホット スタンバイ RP には、アクティブ RP と同じソフトウェア イメージが用意され、サポートされる機能やプロトコルについて、RP 間でライン カード、プロトコル、およびアプリケーション状態情報の同期化がサポートされます。
エンドツーエンドの接続ステータスは、イーサネット LMI、CFM、および 802.3ah などのプロトコルが受信した情報に基づき、CE、PE、およびアクセス集約 PE(uPE)ネットワーク ノードで維持されます。EVC のダウン時には、このステータス情報を使用して、トラフィックを停止するか、バックアップ パスに切り替えます。
すべてのトランザクションには、多様なデータベース間でのデータ アクセスまたはデータ更新が関係します。アクティブ モジュールとスタンバイ モジュールの間でデータベースが同期化されていれば、これらのモジュールはクライアントに対して透過的に機能します。
Cisco IOS インフラストラクチャは、ホット スタンバイ RP を維持するための、さまざまなコンポーネントのアプリケーション プログラム インターフェイス(API)を提供しています。Metro Ethernet HA クライアント E-LMI、HA/ISSU、CFM HA/ISSU、および 802.3ah HA/ISSU は、このようなコンポーネントと相互作用を行い、データベースを更新し、他のコンポーネントに対して必要なイベントを発生させます。
CFM HA の利点
• Cisco IOS software のイメージ アップグレードの際にも、ダウンタイムが生じません。これにより、早期のアップグレードが可能になり、Cisco IOS Release 12.2(33)SRD よりも前のバージョンを使用する場合に比べ、高い可用性が実現されます。
• 計画済みのシステム停止や深夜のメンテナンス作業の際の、リソースのスケジューリングの問題が解消されます。
• 新しいサービスやアプリケーションの導入が加速化し、Cisco IOS Release 12.2(33)SRD よりも前のバージョンよりも新しい機能、ハードウェア、修正プログラムを早期に実装できるようになります。
• サービス停止に伴う運用コストを削減しながら、Cisco IOS Release 12.2(33)SRD よりも前のバージョンに比べ、サービス レベルが向上します。
• CFM は、データベースを更新し、それ自体の HA メッセージングとバージョン管理を制御します。この制御によってメンテナンスが容易になります。
メトロ イーサネット ネットワークにおける CFM HA
スタンドアロンの CFM の実装において、HA は明示的な要件ではありません。しかし、E-LMI が稼動する CE または PE に CFM を実装する場合、エンドツーエンドの接続を維持するために EVC の状態情報が不可欠なので、CFM は EVC の状態を常に把握する必要があり、それには HA が必要です。CFM はメンテナンス レベル 、ドメイン、およびメンテナンス ポイントを使用してプラットフォームを設定し、リモートのメンテナンス ポイント情報を取得して、適切な EVC にマッピングします。CFM は次に、すべてのリモート ポートから受信したデータを集約し、E-LMI を更新します。このため、HA の要件は、CE および PE によって異なります。
Metro Ethernet Network(MEN; メトロ イーサネット ネットワーク)で使用されるプロトコルは、EVC の状態に応じて処理を行うことはありませんが、E-LMI プロトコルを使用し、EVC 情報を受信する CE デバイスは、EVC がダウンするとトラフィックの送信を停止します。あるいは、バックアップ ネットワークが用意されていれば、EVC がダウンしたときに、CE がそれを使用することもあります。
CE は EVC ID、関連付けられたカスタマー VLAN、UNI 情報、EVC の状態情報、およびリモート UNI の ID と状態を MEN から受信します。CE は、EVC の状態をもとに、E-LMI 経由の MEN へのトラフィックを送信または停止します。
PE は EVC 設定および関連付けられたカスタマー VLAN 情報を保持し、CFM から EVC の状態情報とリモート UNI を取得します。この情報は、E-LMI を使用して CE に送信されます。
(注) 802.3ah OAM が動作する PE および CE は、スイッチオーバーによってピアに影響が及ばないようにポート状態を維持します。この情報はまた、CFM CC メッセージによってリモート ノードに送信されます。
NSF/SSO Support in CFM 802.1ag/1.0d
冗長構成である SSO および NSF は、どちらも IEEE CFM でサポートされており、自動的に有効です。アクティブ RP が故障した場合、アクティブ RP はスタンバイ RP に切り替えられ、ネットワーク化されたデバイスから削除されるか、メンテナンスのために手動で取り外されます。NSF は SSO 機能と連動して、スイッチオーバー後のネットワークのダウンタイムを最小限に抑えます。Cisco NSF の主要機能は、RP スイッチオーバー後に、IP パケットの転送を継続することです。
SSO の詳細については、『 Cisco IOS High Availability Configuration Guide 』の「Stateful Switchover」を参照してください。NSF 機能の詳細については、『 Cisco IOS High Availability Configuration Guide 』の「Cisco Nonstop Forwarding」を参照してください。
ISSU Support in CFM 802.1ag/1.0d
ISSU を使用すると、パケットのフローを中断せずに、Cisco IOS ソフトウェアをアップグレードまたはダウングレードできます。CFM は、スタンバイ RP に対し、行の追加、削除、更新を含む、連続性チェック データベースの一括更新およびランタイム更新を実行します。このチェックポイント データを使用するには、ISSU 機能による、異なるリリース間でのメッセージ変換が必要です。アクティブ RP からスタンバイ RP への更新にメッセージを使用するすべてのコンポーネントは、ISSU をサポートする必要があります。
ISSU は CFM で自動的に有効で、システムによるサービス提供を継続しながらソフトウェアを変更できるので、定期メンテナンス作業によるネットワークの可用性への影響を抑えます。ISSU の詳細については、『 Cisco IOS High Availability Configuration Guide 』の「Cisco IOS In Service Software Upgrade Process」を参照してください。
サービス プロバイダー ネットワークでのイーサネット CFM の設定手順
Ethernet CFM をセットアップするには、次の作業を実行します。
• 「CFM ドメインの設計」
• 「イーサネット CFM の設定」
• 「イーサネット OAM と CFM の相互作用の設定」
CFM ドメインの設計
イーサネット CFM 機能に対応するように CFM ドメインを設計するには、この項の手順を実行します。
前提条件
• ネットワーク トポロジの知識と理解
• ネットワークの管理にかかわる組織エンティティ(たとえば、オペレータ、サービス プロバイダー、ネットワーク オペレーション センター(NOC)、カスタマー サービスなど)の理解
• 提供するサービスの種類と規模の理解
• すべての組織エンティティによる、各組織エンティティの責任、役割、および制約事項についての合意
• ネットワーク内のメンテナンス ドメイン数の決定
• メンテナンス ドメインのネストと分離の決定
• サービス プロバイダーと 1 つまたは複数のオペレータとの間の合意に基づく、ドメインへのメンテナンス レベルおよびドメイン名の割り当て
• ドメインの内側向きまたは外側向きの決定
手順の概要
(注) オペレータ ドメイン、サービス プロバイダー ドメイン、カスタマー ドメインのセットアップは、いずれも省略可能です。ネットワークでは、ドメインを 1 つだけ作成することも、複数作成することもできます。ここでは、3 種類のドメインをすべて割り当てる場合の手順を示します。
1. オペレータ レベルの MIP を指定します。
2. オペレータ レベルの MEP を指定します。
3. サービス プロバイダーの MIP を指定します。
4. サービス プロバイダーの MEP を指定します。
5. カスタマーの MIP を指定します。
6. カスタマーの MEP を指定します。
手順の詳細
ステップ 1 オペレータ レベルの MIP を指定します。
a. まず最下位のオペレータ レベル ドメインにおいて、CFM によって認識可能なオペレータ ネットワークの内部にある、すべてのインターフェイスで MIP を設定します。
b. 次の上位オペレータ レベルに進み、MIP を指定します。
c. 下位レベルで MIP を設定したすべてのポートについて、上位レベルにメンテナンス ポイントが指定されていないことを確認します。
d. すべてのオペレータ MIP が指定されるまで、ステップ a ~ d を繰り返します。
ステップ 2 オペレータ レベルの MEP を指定します。
a. まず最下位のオペレータ レベル ドメインにおいて、サービス インスタンスに含まれるすべての UNI で MEP を指定します。
b. オペレータが複数の場合は、2 つのオペレータ間の Network to Network Interface(NNI; ネットワーク ネットワーク インターフェイス)で MEP を指定します。
c. 次の上位オペレータ レベルに進み、MEP を指定します。
下位レベルに MIP があるポートは、上位レベルでメンテナンス ポイントを指定できません。下位レベルに MEP があるポートは、上位レベルに MIP または MEP が必要です。
ステップ 3 サービス プロバイダーの MIP を指定します。
a. まず最下位のサービス プロバイダー レベル ドメインで、オペレータ間の NNI に サービス プロバイダーの MIP を指定します(オペレータが複数の場合)。
b. 次の上位サービス プロバイダー レベルに進み、MIP を指定します。
下位レベルに MIP があるポートは、上位レベルでメンテナンス ポイントを指定できません。下位レベルに MEP があるポートでは、上位レベルで MIP も MEP も指定できません。
ステップ 4 サービス プロバイダーの MEP を指定します。
a. まず最下位のサービス プロバイダー レベル ドメインにおいて、サービス インスタンスに含まれるすべての UNI で MEP を指定します。
b. 次の上位サービス プロバイダー レベルに進み、MEP を指定します。
下位レベルに MIP があるポートは、上位レベルでメンテナンス ポイントを指定できません。下位レベルに MEP があるポートは、上位レベルに MIP または MEP が必要です。
ステップ 5 カスタマーの MIP を指定します。
カスタマーの MIP は、サービス プロバイダーがカスタマーに対して CFM の実行を許可する場合に、uPE の UNI 上にのみ指定できます。そうでない場合、サービス プロバイダーは、CFM フレームをブロックするように Cisco IOS デバイスを設定できます。
a. カスタマー メンテナンス ドメインのすべての uPE の UNI ポートで MIP を設定します。
b. MIP の存在するメンテナンス レベルが、最高レベルのサービス プロバイダー ドメインより、少なくとも 1 レベル上位であることを確認します。
ステップ 6 カスタマーの MEP を指定します。
カスタマー MEP は、カスタマーの機器上に設定します。適切なカスタマー レベルにあるサービス プロバイダーとカスタマーの間のハンドオフで、外側向きドメイン内に外側向き MEP を指定します。
例
図 5 は、1 つのサービス プロバイダーと 2 つのオペレータ A と B で構成されるネットワークの例を示します。各オペレータとサービス プロバイダーに対し、3 つのドメインを作成してマッピングします。この例では、わかりやすくするために、ネットワークが、エンドツーエンドでインターネット トランスポートを使用していると仮定します。ただし、CFM では他のトランスポートも使用できます。
図 5 イーサネット CFM のドメインの設定
この次の手順
イーサネット CFM ドメインを定義した後は、イーサネット CFM 機能を設定します。これにはまず、ネットワークをプロビジョニングし、次にサービスをプロビジョニングします。
ネットワークのプロビジョニング
イーサネット CFM のネットワークをセットアップするには、次のタスクを実行します。
手順の概要
CE-A
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id direction outward
4. mep archive-hold-time minutes
5. exit
6. ethernet cfm enable
7. ethernet cfm traceroute cache
8. ethernet cfm traceroute cache size entries
9. ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
10. ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
11. snmp-server enable traps ethernet cfm cc [ mep-up ] [ mep-down ] [ config ] [ loop ] [ cross-connect ]
12. snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck [ mep-unknown | mep-missing | service-up ]
13. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
direction
outward
Router(config)# ethernet cfm domain Customer level 7 direction outward |
特定のメンテナンス レベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 60 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 5 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 7 |
ethernet cfm traceroute cache
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache |
traceroute メッセージによって取得された CFM データのキャッシュをイネーブルにします。 |
ステップ 8 |
ethernet cfm traceroute cache size entries
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache size 200 |
CFM traceroute キャッシュ テーブルの最大サイズを設定します。 |
ステップ 9 |
ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache hold-time 60 |
CFM traceroute キャッシュ エントリが保持される時間の長さを設定します。 |
ステップ 10 |
ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
Router(config)# ethernet cfm cc level any vlan any interval 20 loss-threshold 3 |
連続性チェック メッセージ(CCM)のパラメータを設定します。 |
ステップ 11 |
snmp-server enable traps ethernet cfm cc [ mep-up ] [ mep-down ] [ config ] [ loop ] [ cross-connect ]
Router(config)# snmp-server enable traps ethernet cfm cc mep-up mep-down config loop cross-connect |
イーサネット CFM 連続性チェック イベントに対する SNMP トラップ生成をイネーブルにします。 |
ステップ 12 |
snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck [ mep-unknown | mep-missing | service-up ]
Router(config)# snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck mep-unknown mep-missing service-up |
静的に設定された MEP と CCM 経由で取得された MEP の間でのクロスチェック操作に関連した、イーサネット CFM 連続性チェック イベントに対する SNMP トラップ生成をイネーブルにします。 |
ステップ 13 |
end
Router(config)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
U-PE A
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id
4. ethernet cfm domain domain-name level level-id
5. mep archive-hold-time minutes
6. ethernet cfm domain domain-name level level-id
7. mep archive-hold-time minutes
8. exit
9. ethernet cfm enable
10. ethernet cfm traceroute cache
11. ethernet cfm traceroute cache size entries
12. ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
13. interface type number
14. ethernet cfm mip level level-id
15. exit
16. ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
17. snmp-server enable traps ethernet cfm cc [ mep-up ] [ mep-down ] [ config ] [ loop ] [ cross-connect ]
18. snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck [ mep-unknown | mep-missing | service-up ]
19. end
手順の詳細
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config)# ethernet cfm domain Customer level 7 |
特定のメンテナンス レベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain ServiceProvider level 4 |
特定のメンテナンス レベルで、CFM メンテナンス ドメインを定義します。 |
ステップ 5 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 60 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain OperatorA level 1 |
ドメインを定義します。 |
ステップ 7 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 65 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 8 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 9 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 10 |
ethernet cfm traceroute cache
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache |
traceroute メッセージによって取得された CFM データのキャッシュをイネーブルにします。 |
ステップ 11 |
ethernet cfm traceroute cache size entries
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache size 200 |
CFM traceroute キャッシュ テーブルの最大サイズを設定します。 |
ステップ 12 |
ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache hold-time 60 |
CFM traceroute キャッシュ エントリが保持される時間の長さを設定します。 |
ステップ 13 |
interface type number
Router(config)# interface gigabitethernet4/2 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 14 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 1 |
MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 15 |
exit
Router(config-if)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 16 |
ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
Router(config)# ethernet cfm cc level any vlan any interval 20 loss-threshold 3 |
CCM のパラメータを設定します。 |
ステップ 17 |
snmp-server enable traps ethernet cfm cc [ mep-up ] [ mep-down ] [ config ] [ loop ] [ cross-connect ]
Router(config)# snmp-server enable traps ethernet cfm cc mep-up mep-down config loop cross-connect |
CFM mep-up、mep-down、config、loop、cross-connect の各イベントに対する SNMP トラップの生成をイネーブルにします。 |
ステップ 18 |
snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck [ mep-unknown | mep-missing | service-up ]
Router(config)# snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck mep-unknown mep-missing service-up |
静的に設定された MEP と CCM 経由で取得された MEP の間のクロスチェック操作に関連して、イーサネット CFM 連続性チェック mep-unknown、mep-missing、および service-up の各イベントに対する SNMP トラップ生成をイネーブルにします。 |
ステップ 19 |
end
Router(config)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
PE-AGG A
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id
4. mep archive-hold-time minutes
5. exit
6. ethernet cfm enable
7. interface type number
8. ethernet cfm mip level level-id
9. interface type number
10. ethernet cfm mip level level-id
11. end
手順の詳細
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config)# ethernet cfm domain OperatorA level 1 |
ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 65 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 5 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 7 |
interface type number
Router(config)# interface gigabitethernet3/1 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 8 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 1 |
インターフェイスに対して MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 9 |
interface type number
Router(config-if)# interface gigabitethernet4/1 |
インターフェイスを指定します。 |
ステップ 10 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 1 |
インターフェイスに対して MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 11 |
end
Router(config-if)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
N-PE A
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id
4. mep archive-hold-time minutes
5. ethernet cfm domain domain-name level level-id
6. mep archive-hold-time minutes
7. exit
8. ethernet cfm enable
9. ethernet cfm traceroute cache
10. ethernet cfm traceroute cache size entries
11. ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
12. interface type number
13. ethernet cfm mip level level-id
14. exit
15. ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
16. snmp-server enable traps ethernet cfm cc [ mep-up ] [ mep-down ] [ config ] [ loop ] [ cross-connect ]
17. snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck [ mep-unknown | mep-missing | service-up ]
18. end
手順の詳細
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config)# ethernet cfm domain ServiceProvider level 4 |
CFM メンテナンス ドメインとレベルを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 60 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 5 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain OperatorA level 1 |
ドメインとレベルを定義します。 |
ステップ 6 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 65 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 7 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 8 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 9 |
ethernet cfm traceroute cache
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache |
traceroute メッセージによって取得された CFM データのキャッシュをイネーブルにします。 |
ステップ 10 |
ethernet cfm traceroute cache size entries
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache size 200 |
CFM traceroute キャッシュ テーブルの最大サイズを設定します。 |
ステップ 11 |
ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache hold-time 60 |
CFM traceroute キャッシュ エントリが保持される時間の長さを設定します。 |
ステップ 12 |
interface type number
Router(config)# interface gigabitethernet3/0 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 13 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 1 |
インターフェイスに対して MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 14 |
exit
Router(config-if)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 15 |
ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
Router(config)# ethernet cfm cc level any vlan any interval 20 loss-threshold 3 |
CCM のパラメータを設定します。 |
ステップ 16 |
snmp-server enable traps ethernet cfm cc [ mep-up ] [ mep-down ] [ config ] [ loop ] [ cross-connect ]
Router(config)# snmp-server enable traps ethernet cfm cc mep-up mep-down config loop cross-connect |
CFM mep-up、mep-down、config、loop、cross-connect の各イベントに対する SNMP トラップの生成をイネーブルにします。 |
ステップ 17 |
snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck [ mep-unknown | mep-missing | service-up ]
Router(config)# snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck mep-unknown mep-missing service-up |
静的に設定された MEP と CCM 経由で取得された MEP の間のクロスチェック操作に関連して、イーサネット CFM 連続性チェック mep-unknown、mep-missing、および service-up の各イベントに対する SNMP トラップ生成をイネーブルにします。 |
ステップ 18 |
end
Router(config)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
U-PE B
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id
4. ethernet cfm domain domain-name level level-id
5. mep archive-hold-time minutes
6. ethernet cfm domain domain-name level level-id
7. mep archive-hold-time minutes
8. exit
9. ethernet cfm enable
10. ethernet cfm traceroute cache
11. ethernet cfm traceroute cache size entries
12. ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
13. interface type number
14. ethernet cfm mip level level-id
15. exit
16. ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
17. snmp-server enable traps ethernet cfm cc [ mep-up ] [ mep-down ] [ config ] [ loop ] [ cross-connect ]
18. snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck [ mep-unknown | mep-missing | service-up ]
19. end
手順の詳細
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config)# ethernet cfm domain Customer level 7 |
指定されたレベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain ServiceProvider level 4 |
指定されたレベルで、CFM メンテナンス ドメインを定義します。 |
ステップ 5 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 60 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain OperatorB level 2 |
指定されたレベルで、ドメインを定義します。 |
ステップ 7 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 65 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 8 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 9 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 10 |
ethernet cfm traceroute cache
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache |
traceroute メッセージによって取得された CFM データのキャッシュをイネーブルにします。 |
ステップ 11 |
ethernet cfm traceroute cache size entries
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache size 200 |
CFM traceroute キャッシュ テーブルの最大サイズを設定します。 |
ステップ 12 |
ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache hold-time 60 |
CFM traceroute キャッシュ エントリが保持される時間の長さを設定します。 |
ステップ 13 |
interface type number
Router(config)# interface gigabitethernet2/0 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 14 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 2 |
インターフェイス上の指定されたレベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 15 |
exit
Router(config-if)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 16 |
ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
Router(config)# ethernet cfm cc level any vlan any interval 20 loss-threshold 3 |
CCM のパラメータを設定します。 |
ステップ 17 |
snmp-server enable traps ethernet cfm cc [ mep-up ] [ mep-down ] [ config ] [ loop ] [ cross-connect ]
Router(config)# snmp-server enable traps ethernet cfm cc mep-up mep-down config loop cross-connect |
CFM mep-up、mep-down、config、loop、cross-connect の各イベントに対する SNMP トラップの生成をイネーブルにします。 |
ステップ 18 |
snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck [ mep-unknown | mep-missing | service-up ]
Router(config)# snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck mep-unknown mep-missing service-up |
静的に設定された MEP と CCM 経由で取得された MEP の間のクロスチェック操作に関連して、イーサネット CFM 連続性チェック mep-unknown、mep-missing、および service-up の各イベントに対する SNMP トラップ生成をイネーブルにします。 |
ステップ 19 |
end
Router(config)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
PE-AGG B
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id
4. mep archive-hold-time minutes
5. exit
6. ethernet cfm enable
7. interface type number
8. ethernet cfm mip level level-id
9. interface type number
10. ethernet cfm mip level level-id
11. end
手順の詳細
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config)# ethernet cfm domain OperatorB level 2 |
指定されたレベルでドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 65 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 5 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 7 |
interface type number
Router(config)# interface gigabitethernet1/1 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 8 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 2 |
インターフェイス上の指定されたレベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 9 |
interface type number
Router(config-if)# interface gigabitethernet2/1 |
インターフェイスを指定します。 |
ステップ 10 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 2 |
インターフェイス上の指定されたレベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 11 |
end
Router(config-if)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
N-PE B
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
4. ethernet cfm domain domain-name level level-id
5. mep archive-hold-time minutes
6. ethernet cfm domain domain-name level level-id
7. mep archive-hold-time minutes
8. exit
9. ethernet cfm enable
10. ethernet cfm traceroute cache
11. ethernet cfm traceroute cache size entries
12. ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
13. interface type number
14. ethernet cfm mip level level-id
15. exit
16. snmp-server enable traps ethernet cfm cc [ mep-up ] [ mep-down ] [ config ] [ loop ] [ cross-connect ]
17. snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck [ mep-unknown | mep-missing | service-up ]
18. end
手順の詳細
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
Router(config)# ethernet cfm cc level any vlan any interval 20 loss-threshold 3 |
CCM のパラメータを設定し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain ServiceProvider level 4 |
指定されたレベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 5 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 60 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain OperatorB level 2 |
指定されたレベルで、ドメインを定義します。 |
ステップ 7 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 65 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 8 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 9 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 10 |
ethernet cfm traceroute cache
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache |
traceroute メッセージによって取得された CFM データのキャッシュをイネーブルにします。 |
ステップ 11 |
ethernet cfm traceroute cache size entries
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache size 200 |
CFM traceroute キャッシュ テーブルの最大サイズを設定します。 |
ステップ 12 |
ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache hold-time 60 |
CFM traceroute キャッシュ エントリが保持される時間の長さを設定します。 |
ステップ 13 |
interface type number
Router(config)# interface gigabitethernet1/2 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 14 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 2 |
インターフェイス上の指定されたレベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 15 |
exit
Router(config-if)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 16 |
snmp-server enable traps ethernet cfm cc [ mep-up ] [ mep-down ] [ config ] [ loop ] [ cross-connect ]
Router(config)# snmp-server enable traps ethernet cfm cc mep-up mep-down config loop cross-connect |
CFM mep-up、mep-down、config、loop、cross-connect の各イベントに対する SNMP トラップの生成をイネーブルにします。 |
ステップ 17 |
snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck [ mep-unknown | mep-missing | service-up ]
Router(config)# snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck mep-unknown mep-missing service-up |
静的に設定された MEP と CCM 経由で取得された MEP の間のクロスチェック操作に関連して、イーサネット CFM 連続性チェック mep-unknown、mep-missing、および service-up の各イベントに対する SNMP トラップ生成をイネーブルにします。 |
ステップ 18 |
end
Router(config)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
CE-B
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id [ direction outward ]
4. mep archive-hold-time minutes
5. exit
6. ethernet cfm enable
7. ethernet cfm traceroute cache
8. ethernet cfm traceroute cache size entries
9. ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
10. ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
11. snmp-server enable traps ethernet cfm cc [ mep-up ] [ mep-down ] [ config ] [ loop ] [ cross-connect ]
12. snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck [ mep-unknown | mep-missing | service-up ]
13. end
手順の詳細
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id [
direction
outward ]
Router(config)# ethernet cfm domain Customer level 7 direction outward |
指定されたレベルで外側向き CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 60 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 5 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 7 |
ethernet cfm traceroute cache
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache |
traceroute メッセージによって取得された CFM データのキャッシュをイネーブルにします。 |
ステップ 8 |
ethernet cfm traceroute cache size entries
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache size 200 |
CFM traceroute キャッシュ テーブルの最大サイズを設定します。 |
ステップ 9 |
ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache hold-time 60 |
CFM traceroute キャッシュ エントリが保持される時間の長さを設定します。 |
ステップ 10 |
ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
Router(config)# ethernet cfm cc level any vlan any interval 20 loss-threshold 3 |
CCM のパラメータを設定します。 |
ステップ 11 |
snmp-server enable traps ethernet cfm cc [ mep-up ] [ mep-down ] [ config ] [ loop ] [ cross-connect ]
Router(config)# snmp-server enable traps ethernet cfm cc mep-up mep-down config loop cross-connect |
CFM mep-up、mep-down、config、loop、cross-connect の各イベントに対する SNMP トラップの生成をイネーブルにします。 |
ステップ 12 |
snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck [ mep-unknown | mep-missing | service-up ]
Router(config)# snmp-server enable traps ethernet cfm crosscheck mep-unknown mep-missing service-up |
静的に設定された MEP と CCM 経由で取得された MEP の間のクロスチェック操作に関連して、イーサネット CFM 連続性チェック mep-unknown、mep-missing、および service-up の各イベントに対する SNMP トラップ生成をイネーブルにします。 |
ステップ 13 |
end
Router(config)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
サービスのプロビジョニング
イーサネット CFM のサービスをセットアップするには、次のタスクを実行します。このタスクの完了後、オプションとしてクロスチェック機能を設定してイネーブルにすることができます。このオプションのタスクを実行する場合は、「クロスチェック機能の設定とイネーブル化」を参照してください。
手順の概要
CE-A
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id [ direction outward ]
4. mep archive-hold-time minutes
5. service csi-id vlan vlan-id
6. exit
7. ethernet cfm enable
8. ethernet cfm traceroute cache
9. ethernet cfm traceroute cache size entries
10. ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
11. interface type number
12. ethernet cfm mep level level-id [ inward | outward domain domain-name ] mpid id vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id - vlan-id | , vlan-id - vlan-id }
または
switchport
13. interface type number . subinterface-number
または
switchport mode trunk
14. encapsulation dot1q vlan-id
または
ethernet cfm mep level level-id [ inward | outward domain domain-name ] mpid id vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id - vlan-id | , vlan-id - vlan-id }
15. end
手順の詳細
|
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id [
direction
outward ]
Router(config)# ethernet cfm domain Customer level 7 direction outward |
指定されたメンテナンス レベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 60 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 5 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service MetroCustomer1 vlan 100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、ユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 6 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 7 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 8 |
ethernet cfm traceroute cache
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache |
traceroute メッセージによって取得された CFM データのキャッシュをイネーブルにします。 |
ステップ 9 |
ethernet cfm traceroute cache size entries
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache size 200 |
CFM traceroute キャッシュ テーブルの最大サイズを設定します。 |
ステップ 10 |
ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache hold-time 60 |
CFM traceroute キャッシュ エントリが保持される時間の長さを設定します。 |
ステップ 11 |
Router(config)# interface ethernet 0/3 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 12 |
ethernet cfm mep level
level-id [
inward |
outward domain
domain-name ]
mpid
id
vlan {
any |
vlan-id
|
,vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id |
,
vlan-id
-
vlan-id }
または
Router(config-if)# ethernet cfm mep level 7 outward domain Customer mpid 701 vlan 100 または
Router(config-if)# switchport
|
インターフェイスをドメイン境界として設定するか、インターフェイス タイプを指定します。 |
ステップ 13 |
interface
type number
.
subinterface-number
または
Router(config-if)# interface ethernet 0/3.5 または Router(config-if)# switchport mode trunk |
サブインターフェイスを指定し、CLI をサブインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。ピリオド(.)の前の番号は、このサブインターフェイスが属する番号と一致する必要があります。 あるいは、トランキング VLAN レイヤ 2 インターフェイスを指定します。 |
ステップ 14 |
encapsulation dot1q
vlan-id
または
ethernet cfm mep level
level-id [
inward |
outward domain
domain-name ]
mpid
id
vlan {
any |
vlan-id
|
,vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id |
,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config-subif)# encapsulation dot1q 100 または Router(config-if)# ethernet cfm mep level 7 outward domain Customer mpid 701 vlan 100 |
指定されたインターフェイス上の VLAN でトラフィックの IEEE 802.1Q カプセル化をイネーブルにするか、インターフェイスをドメイン境界としてプロビジョニングします。 |
ステップ 15 |
end
Router(config-if)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
U-PE A
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id
4. ethernet cfm domain domain-name level level-id
5. mep archive-hold-time minutes
6. service csi-id vlan vlan-id
7. ethernet cfm domain domain-name level level-id
8. mep archive-hold-time minutes
9. service csi-id vlan vlan-id
10. exit
11. ethernet cfm enable
12. ethernet cfm traceroute cache
13. ethernet cfm traceroute cache size entries
14. ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
15. interface type number
16. ethernet cfm mip level level-id
17. ethernet cfm mep level level-id [ inward ] mpid id vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id - vlan-id | , vlan-id - vlan-id }
18. ethernet cfm mep level level-id [ inward ] mpid id vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id - vlan-id | , vlan-id - vlan-id }
19. interface type number
20. ethernet cfm mip level level-id
21. ethernet cfm cc enable level { any | level-id | , level-id | level-id - level-id | , level-id - level-id } vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id-vlan-id | , vlan-id-vlan-id }
22. ethernet cfm cc enable level { any | level-id | , level-id | level-id - level-id | , level-id - level-id } vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id-vlan-id | , vlan-id-vlan-id }
23. ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
24. end
手順の詳細
|
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config)# ethernet cfm domain Customer level 7 |
指定されたレベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain ServiceProvider level 4 |
指定されたレベルで、CFM メンテナンス ドメインを定義します。 |
ステップ 5 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 60 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 6 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service MetroCustomer1 vlan 100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、VLAN 上でユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 7 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain OperatorA level 1 |
指定されたレベルで、ドメインを定義します。 |
ステップ 8 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 65 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 9 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service MetroCustomer1OpA vlan 100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、VLAN 上でユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 10 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 11 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 12 |
ethernet cfm traceroute cache
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache |
traceroute メッセージによって取得された CFM データのキャッシュをイネーブルにします。 |
ステップ 13 |
ethernet cfm traceroute cache size entries
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache size 200 |
CFM traceroute キャッシュ テーブルの最大サイズを設定します。 |
ステップ 14 |
ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache hold-time 60 |
CFM traceroute キャッシュ エントリが保持される時間の長さを設定します。 |
ステップ 15 |
interface type number
Router(config)# interface gigabitethernet3/2 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 16 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 7 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 17 |
ethernet cfm mep level
level-id [
inward ]
mpid
id
vlan {
any |
vlan-id
|
,
vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id |
,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config-if)# ethernet cfm mep level 4 mpid 401 vlan 100 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルと VLAN に、MEP をプロビジョニングします。 |
ステップ 18 |
ethernet cfm mep level
level-id [
inward ]
mpid
id
vlan {
any |
vlan-id
|
,
vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id |
,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config-if)# ethernet cfm mep level 1 mpid 101 vlan 100 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルと VLAN に、MEP をプロビジョニングします。 |
ステップ 19 |
Router(config-if)# interface gigabitethernet 4/2
|
インターフェイスを指定します。 |
ステップ 20 |
ethernet cfm mip level
level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 1 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 21 |
ethernet cfm cc enable
level
{
any |
level-id
|
,
level-id |
level-id
-
level-id |
,
level-id
-
level-id }
vlan
{
any |
vlan-id
|
,
vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id |
,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config)# ethernet cfm cc enable level 4 vlan 100 |
指定されたメンテナンス レベルと VLAN での CCM の送信をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 22 |
ethernet cfm cc enable
level
{
any |
level-id
|
,
level-id |
level-id
-
level-id |
,
level-id
-
level-id }
vlan
{
any |
vlan-id
|
,
vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id |
,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config)# ethernet cfm cc enable level 1 vlan 100 |
指定されたメンテナンス レベルと VLAN での CCM の送信をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 23 |
ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
Router(config)# ethernet cfm cc level any vlan any interval 20 loss-threshold 3 |
CCM のパラメータを設定します。 |
ステップ 24 |
end
Router(config)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
PE-AGG A
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id
4. mep archive-hold-time minutes
5. service csi-id vlan vlan-id
6. exit
7. ethernet cfm enable
8. interface type number
9. ethernet cfm mip level level-id
10. interface type number
11. ethernet cfm mip level level-id
12. end
手順の詳細
|
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config)# ethernet cfm domain OperatorA level 1 |
指定されたレベルでドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 65 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 5 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service MetroCustomer1OpA vlan 100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、指定された VLAN 上でユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 6 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 7 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 8 |
interface type number
Router(config)# interface gigabitethernet3/1 |
ステップ 9 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 1 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 10 |
interface type number
Router(config-if)# interface gigabitethernet4/1 |
インターフェイスを指定します。 |
ステップ 11 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 1 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 12 |
end
Router(config-if)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
N-PE A
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id
4. mep archive-hold-time minutes
5. service csi-id vlan vlan-id
6. ethernet cfm domain domain-name level level-id
7. mep archive-hold-time minutes
8. service csi-id vlan vlan-id
9. exit
10. ethernet cfm enable
11. ethernet cfm traceroute cache
12. ethernet cfm traceroute cache size entries
13. ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
14. interface type number
15. ethernet cfm mip level level-id
16. interface type number
17. ethernet cfm mip level level-id
18. ethernet cfm mep level level-id [ inward ] mpid id vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id - vlan-id | , vlan-id - vlan-id }
19. exit
20. ethernet cfm cc enable level { any | level-id | , level-id | level-id - level-id | , level-id - level-id } vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id-vlan-id | , vlan-id-vlan-id }
21. ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
22. end
手順の詳細
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config)# ethernet cfm domain ServiceProvider level 4 |
指定されたレベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 60 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 5 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service MetroCustomer1 vlan 100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、指定された VLAN 上でユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain OperatorA level 1 |
指定されたレベルで、ドメインを定義します。 |
ステップ 7 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 65 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 8 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service MetroCustomer1OpA vlan 100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、指定された VLAN 上でユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 9 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 10 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 11 |
ethernet cfm traceroute cache
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache |
traceroute メッセージによって取得された CFM データのキャッシュをイネーブルにします。 |
ステップ 12 |
ethernet cfm traceroute cache size entries
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache size 200 |
CFM traceroute キャッシュ テーブルの最大サイズを設定します。 |
ステップ 13 |
ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache hold-time 60 |
CFM traceroute キャッシュ エントリが保持される時間の長さを設定します。 |
ステップ 14 |
interface type number
Router(config)# interface gigabitethernet3/0 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 15 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 1 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 16 |
interface type number
Router(config-if)# interface gigabitethernet4/0 |
ステップ 17 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 4 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 18 |
ethernet cfm mep level
level-id [
inward ]
mpid
id
vlan {
any |
vlan-id
|
,
vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id |
,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config-if)# ethernet cfm mep level 2 mpid 102 vlan 100 |
指定されたレベルのドメイン境界(エッジ)としてインターフェイスを設定し、MEP を定義し、VLAN を指定します。 |
ステップ 19 |
Router(config-if)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 20 |
ethernet cfm cc enable
level
{
any |
level-id
|
,
level-id |
level-id
-
level-id |
,
level-id
-
level-id }
vlan
{
any |
vlan-id
|
,
vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id |
,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config)# ethernet cfm cc enable level 1 vlan 100 |
指定されたメンテナンス レベルと VLAN での CCM の送信をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 21 |
ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
Router(config)# ethernet cfm cc level any vlan any interval 20 loss-threshold 3 |
CCM のパラメータを設定します。 |
ステップ 22 |
end
Router(config)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
U-PE B
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id
4. ethernet cfm domain domain-name level level-id
5. mep archive-hold-time minutes
6. service csi-id vlan vlan-id
7. ethernet cfm domain domain-name level level-id
8. mep archive-hold-time minutes
9. service csi-id vlan vlan-id
10. exit
11. ethernet cfm enable
12. ethernet cfm traceroute cache
13. ethernet cfm traceroute cache size entries
14. ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
15. interface type number
16. ethernet cfm mip level level-id
17. ethernet cfm mep level level-id [ inward ] mpid id vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id - vlan-id | , vlan-id - vlan-id }
18. ethernet cfm mep level level-id [ inward ] mpid id vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id - vlan-id | , vlan-id - vlan-id }
19. exit
20. interface type number
21. ethernet cfm mip level level-id
22. ethernet cfm cc enable level { any | level-id | , level-id | level-id-level-id | , level-id-level-id } vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id-vlan-id | , vlan-id-vlan-id }
23. ethernet cfm cc enable level { any | level-id | , level-id | level-id-level-id | , level-id-level-id } vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id-vlan-id | , vlan-id-vlan-id }
24. ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
25. end
手順の詳細
|
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config)# ethernet cfm domain Customer level 7 |
指定されたレベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain ServiceProvider level 4 |
指定されたレベルで、CFM メンテナンス ドメインを定義します。 |
ステップ 5 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 60 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 6 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service MetroCustomer1 vlan 100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、指定された VLAN 上でユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 7 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain OperatorB level 2 |
指定されたレベルで、ドメインを定義します。 |
ステップ 8 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 65 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 9 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service MetroCustomer1OpB vlan 100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、指定された VLAN 上でユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 10 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 11 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 12 |
ethernet cfm traceroute cache
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache |
traceroute メッセージによって取得された CFM データのキャッシュをイネーブルにします。 |
ステップ 13 |
ethernet cfm traceroute cache size entries
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache size 200 |
CFM traceroute キャッシュ テーブルの最大サイズを設定します。 |
ステップ 14 |
ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache hold-time 60 |
CFM traceroute キャッシュ エントリが保持される時間の長さを設定します。 |
ステップ 15 |
interface type number
Router(config)# interface gigabitethernet1/0 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 16 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 7 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 17 |
ethernet cfm mep level
level-id [
inward ]
mpid
id
vlan {
any |
vlan-id
|
,vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id | ,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config-if)# ethernet cfm mep level 2 mpid 402 vlan 100 |
インターフェイスを、指定されたレベルのドメイン境界(エッジ)として設定し、それを MEP として定義し、VLAN を指定します。 |
ステップ 18 |
ethernet cfm mep level
level-id [
inward ]
mpid
id
vlan {
any |
vlan-id
|
,vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id | ,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config-if)# ethernet cfm mep level 2 mpid 201 vlan 100 |
インターフェイスを、指定されたレベルのドメイン境界(エッジ)として設定し、それを MEP として定義し、VLAN を指定します。 |
ステップ 19 |
interface type number
Router(config-if)# interface gigabitethernet2/0 |
インターフェイスを指定します。 |
ステップ 20 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 2 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 21 |
exit
Router(config-if)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 22 |
ethernet cfm cc enable
level
{
any |
level-id
|
,level-id |
level-id
-
level-id |
,
level-id
-
level-id }
vlan
{
any |
vlan-id
|
,vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id | ,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config)# ethernet cfm cc enable level 4 vlan 100 |
指定されたメンテナンス レベルと VLAN での CCM の送信をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 23 |
ethernet cfm cc enable
level
{
any |
level-id
|
,level-id |
level-id
-
level-id |
,
level-id
-
level-id }
vlan
{
any |
vlan-id
|
,vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id | ,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config)# ethernet cfm cc enable level 2 vlan 100 |
指定されたメンテナンス レベルと VLAN での CCM の送信をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 24 |
ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
Router(config)# ethernet cfm cc level any vlan any interval 20 loss-threshold 3 |
CCM のパラメータを設定します。 |
ステップ 25 |
end
Router(config)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
PE-AGG B
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id
4. mep archive-hold-time minutes
5. service csi-id vlan vlan-id
6. exit
7. ethernet cfm enable
8. interface type number
9. ethernet cfm mip level level-id
10. interface type number
11. ethernet cfm mip level level-id
12. end
手順の詳細
|
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config)# ethernet cfm domain OperatorB level 2 |
指定されたレベルでドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 65 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 5 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service MetroCustomer1OpB vlan 100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、指定された VLAN 上でユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 6 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 7 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 8 |
interface type number
Router(config)# interface gigabitethernet1/1 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 9 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 2 |
インターフェイス上の特定のメンテナンス レベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 10 |
interface type number
Router(config-if)# interface gigabitethernet2/1 |
インターフェイスを指定します。 |
ステップ 11 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 2 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 12 |
end
Router(config-if)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
N-PE B
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id
4. mep archive-hold-time minutes
5. service csi-id vlan vlan-id
6. ethernet cfm domain domain-name level level-id
7. mep archive-hold-time minutes
8. service csi-id vlan vlan-id
9. exit
10. ethernet cfm enable
11. ethernet cfm traceroute cache
12. ethernet cfm traceroute cache size entries
13. ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
14. interface type number
15. ethernet cfm mip level level-id
16. interface type number
17. ethernet cfm mip level level-id
18. ethernet cfm mep level level-id [ inward ] mpid id vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id - vlan-id | , vlan-id - vlan-id }
19. exit
20. ethernet cfm cc enable level { any | level-id | ,level-id | level-id-level-id | ,level-id-level-id } vlan { any | vlan-id | ,vlan-id | vlan-id-vlan-id | ,vlan-id-vlan-id }
21. ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
22. end
手順の詳細
|
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config)# ethernet cfm domain ServiceProvider level 4 |
指定されたレベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 60 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 5 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service MetroCustomer1 vlan 100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、指定された VLAN 上でユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config-ether-cfm)# ethernet cfm domain OperatorB level 2 |
指定されたレベルで、ドメインを定義します。 |
ステップ 7 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 65 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 8 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service MetroCustomer1OpB vlan 100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、指定された VLAN 上でユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 9 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 10 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 11 |
ethernet cfm traceroute cache
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache |
traceroute メッセージによって取得された CFM データのキャッシュをイネーブルにします。 |
ステップ 12 |
ethernet cfm traceroute cache size entries
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache size 200 |
CFM traceroute キャッシュ テーブルの最大サイズを設定します。 |
ステップ 13 |
ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache hold-time 60 |
CFM traceroute キャッシュ エントリが保持される時間の長さを設定します。 |
ステップ 14 |
interface type number
Router(config)# interface gigabitethernet1/2 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 15 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 2 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 16 |
interface type number
Router(config-if)# interface gigabitethernet2/2 |
インターフェイスを指定します。 |
ステップ 17 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 4 |
インターフェイス上の特定のメンテナンス レベルに、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 18 |
ethernet cfm mep level
level-id [
inward ]
mpid
id
vlan {
any |
vlan-id
|
,vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id |
,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config-if)# ethernet cfm mep level 2 mpid 202 vlan 100 |
インターフェイスをドメイン境界(エッジ)として設定し、それを MEP として定義し、VLAN を指定します。 |
ステップ 19 |
Router(config-if)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 20 |
ethernet cfm cc enable
level
{
any |
level-id
|
,level-id |
level-id
-
level-id |
,
level-id
-
level-id }
vlan
{
any |
vlan-id
|
,vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id |
,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config)# ethernet cfm cc enable level 2 vlan 100 |
指定されたメンテナンス レベルと VLAN での CCM の送信をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 21 |
ethernet cfm cc level { any | level-id | level-id - level-id | [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id | [ , vlan-id - vlan-id ]} [ interval seconds ] [ loss-threshold num-msgs ]
Router(config)# ethernet cfm cc level any vlan any interval 20 loss-threshold 3 |
CCM のパラメータを設定します。 |
ステップ 22 |
end
Router(config)# Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
手順の概要
CE-B
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id [ direction outward ]
4. mep archive-hold-time minutes
5. service csi-id vlan vlan-id
6. exit
7. ethernet cfm enable
8. ethernet cfm traceroute cache
9. ethernet cfm traceroute cache size entries
10. ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
11. interface type number
12. ethernet cfm mep level level-id [ inward | outward domain domain-name ] mpid id vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id - vlan-id | , vlan-id - vlan-id }
または
switchport
13. interface type number . subinterface-number
または
switchport mode trunk
14. encapsulation dot1q vlan-id
または
ethernet cfm mep level level-id [ inward | outward domain domain-name ] mpid id vlan { any | vlan-id | , vlan-id | vlan-id - vlan-id | , vlan-id - vlan-id }
15. end
手順の詳細
|
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id [
direction
outward ]
Router(config)# ethernet cfm domain Customer level 7 direction outward |
指定されたレベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep archive-hold-time minutes
Router(config-ether-cfm)# mep archive-hold-time 60 |
存在しなくなった MEP が送信したデータが、連続性チェック データベースに保持される時間の長さ、またはエントリが、消去されるまでにエラー データベースに保持される時間を設定します。 |
ステップ 5 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service MetroCustomer1 vlan 100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、ユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 6 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 7 |
ethernet cfm enable
Router(config)# ethernet cfm enable |
デバイスの CFM 処理をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 8 |
ethernet cfm traceroute cache
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache |
traceroute メッセージによって取得された CFM データのキャッシュをイネーブルにします。 |
ステップ 9 |
ethernet cfm traceroute cache size entries
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache size 200 |
CFM traceroute キャッシュ テーブルの最大サイズを設定します。 |
ステップ 10 |
ethernet cfm traceroute cache hold-time minutes
Router(config)# ethernet cfm traceroute cache hold-time 60 |
CFM traceroute キャッシュ エントリが保持される時間の長さを設定します。 |
ステップ 11 |
Router(config)# interface ethernet 0/1 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 12 |
ethernet cfm mep level
level-id [
inward |
outward domain
domain-name ]
mpid
id
vlan {
any |
vlan-id
|
,vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id |
,
vlan-id
-
vlan-id }
または
Router(config-if)# ethernet cfm mep level 7 outward domain Customer mpid 701 vlan 100 または Router(config-if)# switchport |
インターフェイスをドメイン境界として設定するか、インターフェイス タイプを指定します。 |
ステップ 13 |
interface
type number
.
subinterface-number
または
Router(config-if)# interface ethernet 0/3.5 または Router(config-if)# switchport mode trunk |
サブインターフェイスを指定し、CLI をサブインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。ピリオド(.)の前の番号は、このサブインターフェイスが属する番号と一致する必要があります。 あるいは、トランキング VLAN レイヤ 2 インターフェイスを指定します。 |
ステップ 14 |
encapsulation dot1q
vlan-id
または
ethernet cfm mep level
level-id [
inward |
outward domain
domain-name ]
mpid
id
vlan {
any |
vlan-id
|
,vlan-id |
vlan-id
-
vlan-id |
,
vlan-id
-
vlan-id }
Router(config-subif)# encapsulation dot1q 100 または Router(config-if)# ethernet cfm mep level 7 outward domain Customer mpid 701 vlan 100 |
指定されたインターフェイス上の VLAN でトラフィックの IEEE 802.1Q カプセル化をイネーブルにするか、インターフェイスをドメイン境界としてプロビジョニングします。 |
ステップ 15 |
end
Router(config-subif)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
クロスチェック機能の設定とイネーブル化
内側向き MEP に対してクロスチェックを設定してイネーブルにするには、次のタスクを実行します。このタスクでは、2 つのデバイス上にクロスチェックを設定してイネーブルにする必要があります。このタスクはオプションです。
内側向き MEP に対するクロスチェックの設定とイネーブル化
手順の概要
U-PE A
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id
4. mep crosscheck mpid id vlan vlan-id [ mac mac-address ]
5. end
6. ethernet cfm mep crosscheck start-delay delay
7. exit
8. ethernet cfm mep crosscheck { enable | disable } level { level-id | level-id - level-id [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id [ , vlan-id - vlan-id ]}
手順の詳細
|
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config)# ethernet cfm domain ServiceProvider level 4
|
指定されたレベルで CFM ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep crosscheck mpid
id
vlan
vlan-id [
mac
mac-address ]
Router(config-ether-cfm)# mep crosscheck mpid 402 vlan 100 |
ドメイン内の指定された VLAN 上に、リモート MEP を静的に定義します。 |
ステップ 5 |
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm mep crosscheck start-delay
delay
Router(config)# ethernet cfm mep crosscheck start-delay 60 |
クロスチェック操作が開始されるまでに、デバイスがリモート MEP のアップを待つ最大時間を設定します。 |
ステップ 7 |
Router(config)# exit Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
ステップ 8 |
ethernet cfm mep crosscheck {
enable |
disable }
level {
level-id |
level-id-level-id [
,level-id-level-id ]}
vlan
{vlan-id |
any |
vlan-id-vlan-id [
,vlan-id-vlan-id ]}
Router# ethernet cfm mep crosscheck enable level 4 vlan 100 |
ドメインのリモート MEP と、CCM 経由で取得した MEP の間のクロスチェックをイネーブルにします。 |
手順の概要
U-PE B
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id?
4. mep crosscheck mpid id vlan vlan-id [ mac mac-address ]
5. exit
6. ethernet cfm mep crosscheck start-delay delay
7. exit
8. ethernet cfm mep crosscheck { enable | disable } level { level-id | level-id - level-id [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id [ , vlan-id - vlan-id ]}
手順の詳細
|
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id
Router(config)# ethernet cfm domain ServiceProvider level 4
|
指定されたレベルで CFM ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep crosscheck mpid
id
vlan
vlan-id [
mac
mac-address ]
Router(config-ether-cfm)# mep crosscheck mpid 401 vlan 100 |
ドメイン内の指定された VLAN 上に、リモート MEP を静的に定義します。 |
ステップ 5 |
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm mep crosscheck start-delay
delay
Router(config)# ethernet cfm mep crosscheck start-delay 60 |
クロスチェック操作が開始されるまでに、デバイスがリモート MEP のアップを待つ最大時間を設定します。 |
ステップ 7 |
Router(config)# exit Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
ステップ 8 |
ethernet cfm mep crosscheck {
enable |
disable }
level {
level-id |
level-id-level-id [
,level-id-level-id ]}
vlan
{vlan-id |
any |
vlan-id-vlan-id [
,vlan-id-vlan-id ]}
Router# ethernet cfm mep crosscheck enable level 4 vlan 100 |
MEP 間のクロスチェックをイネーブルにします。 |
外側向き MEP に対するクロスチェックの設定とイネーブル化
手順の概要
CE-A
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id [ direction outward ]
4. mep crosscheck mpid id vlan vlan-id [ mac mac-address ]
5. exit
6. ethernet cfm mep crosscheck start-delay delay
7. exit
8. ethernet cfm mep crosscheck { enable | disable } level { level-id | level-id - level-id [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id [ , vlan-id - vlan-id ]}
手順の詳細
|
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id [
direction
outward ]
Router(config)# ethernet cfm domain Customer level 7 direction outward
|
指定されたレベルで CFM ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep crosscheck mpid
id
vlan
vlan-id [
mac
mac-address ]
Router(config-ether-cfm)# mep crosscheck mpid 702 vlan 100 |
指定された ID、VLAN、およびドメインを使用して、リモート MEP を静的に定義します。 |
ステップ 5 |
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm mep crosscheck start-delay
delay
Router(config)# ethernet cfm mep crosscheck start-delay 60 |
クロスチェック操作が開始されるまでに、デバイスがリモート MEP のアップを待つ最大時間を設定します。 |
ステップ 7 |
Router(config)# exit Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
ステップ 8 |
ethernet cfm mep crosscheck {
enable |
disable }
level {
level-id |
level-id-level-id [
,level-id-level-id ]}
vlan
{vlan-id |
any |
vlan-id-vlan-id [
,vlan-id-vlan-id ]}
Router# ethernet cfm mep crosscheck enable level 7 vlan 100 |
MEP 間のクロスチェックをイネーブルにします。 |
手順の概要
CE-B
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id [ direction outward ]
4. mep crosscheck mpid id vlan vlan-id [ mac mac-address ]
5. exit
6. ethernet cfm mep crosscheck start-delay delay
7. exit
8. ethernet cfm mep crosscheck { enable | disable } level { level-id | level-id - level-id [ , level-id - level-id ]} vlan { vlan-id | any | vlan-id - vlan-id [ , vlan-id - vlan-id ]}
手順の詳細
|
|
|
|
|
ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain
domain-name
level
level-id [
direction
outward ]
Router(config)# ethernet cfm domain Customer level 7 direction outward
|
指定されたレベルで外側向き CFM ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
mep crosscheck mpid
id
vlan
vlan-id [
mac
mac-address
]
Router(config-ether-cfm)# mep crosscheck mpid 401 vlan 100 |
指定されたドメイン内の VLAN 上に、リモート MEP を静的に定義します。 |
ステップ 5 |
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm mep crosscheck start-delay
delay
Router(config)# ethernet cfm mep crosscheck start-delay 60 |
クロスチェック操作が開始されるまでに、デバイスがリモート MEP のアップを待つ最大時間を設定します。 |
ステップ 7 |
Router(config)# exit Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
ステップ 8 |
ethernet cfm mep crosscheck {
enable |
disable }
level {
level-id |
level-id-level-id [
,level-id-level-id ]}
vlan
{vlan-id |
any |
vlan-id-vlan-id [
,vlan-id-vlan-id ]}
Router# ethernet cfm mep crosscheck enable level 7 vlan 100 |
MEP 間のクロスチェックをイネーブルにします。 |
例
内側向き MEP でのクロスチェックの設定
ethernet cfm domain ServiceProvider level 4
mep crosscheck mpid 402 vlan 100
ethernet cfm mep crosscheck start-delay 60
ethernet cfm domain ServiceProvider level 4
mep crosscheck mpid 401 vlan 100
ethernet cfm mep crosscheck start-delay 60
内側向き MEP でのクロスチェックのイネーブル化
U-PEA# ethernet cfm mep crosscheck enable level 4 vlan 100
U-PEB# ethernet cfm mep crosscheck enable level 4 vlan 100
ブリッジ ドメイン経由の CFM の設定
ブリッジ ドメイン経由の CFM を設定するには、次のタスクを実行します。このタスクはオプションです。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id direction outward
4. service csi-id evc evc-name
5. exit
6. ethernet cfm domain domain-name level level-id
7. exit
8. ethernet cfm domain domain-name level level-id
9. service csi-id evc evc-name
10. mep crosscheck mpid id evc evc-name mac mac-address
11. exit
12. ethernet evc evc-name
13. exit
14. interface type number
15. no ip address
16. service instance id ethernet evc-id
17. encapsulation dot1q vlan-id
18. bridge-domain bridge-id
19. cfm mep domain domain-name outward mpid mpid-value
20. end
21. configure terminal
22. interface type number
23. no ip address
24. ethernet cfm mip level level-id
25. service instance id ethernet evc-id
26. encapsulation dot1q vlan-id
27. bridge-domain bridge-id
28. cfm mep domain domain-name inward mpid mpid-value
29. end
30. configure terminal
31. ethernet cfm cc enable level level-id evc evc-name
32. ethernet cfm cc level any evc evc-name interval seconds loss-threshold num-msgs
33. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id direction outward
Router(config)# ethernet cfm domain CUSTOMER level 7 direction outward
|
特定のレベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
service csi-id evc evc-name
Router(config-ether-cfm)# service customer_100 evc evc_100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、ユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 5 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 6 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config)# ethernet cfm domain MIP level 7 |
特定のレベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 7 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 8 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id
Router(config)# ethernet cfm domain PROVIDER level 4 |
特定のレベルで CFM メンテナンス ドメインを定義し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 9 |
service csi-id evc evc-name
Router(config-ether-cfm)# service provider_1 evc evc_100 |
メンテナンス ドメイン内の CSI に対し、ユニバーサルに一意の ID を設定します。 |
ステップ 10 |
mep crosscheck mpid id evc evc-name mac mac-address
Router(config-ether-cfm)# mep crosscheck mpid 200 evc evc_100 mac 1010.1010.1010 |
メンテナンス ドメイン内に、リモート MEP を静的に定義します。 |
ステップ 11 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 12 |
ethernet evc evc-name
Router(config)# ethernet evc evc_100 |
EVC を指定し、CLI を EVC コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 13 |
exit
Router(config-evc)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 14 |
interface type number
Router(config)# interface Ethernet 1/0 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 15 |
no ip address
Router(config-if)# no ip address |
IP 処理をディセーブルにします。 |
ステップ 16 |
service instance id ethernet evc-id
Router(config-if)# service instance 100 ethernet evc_100 |
インターフェイス上でイーサネット サービス インスタンスを指定し、CLI をサービス インスタンス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 17 |
encapsulation dot1q vlan-id
Router(config-if-srv)# encapsulation dot1q 100 |
入力インターフェイス上の 802.1Q フレームを適切なサービス インスタンスにマッピングする一致条件を定義します。 |
ステップ 18 |
bridge-domain bridge-id
Router(config-if-srv)# bridge-domain 100 |
ブリッジ ドメインを確立します。 |
ステップ 19 |
cfm mep domain domain-name outward mpid mpid-value
Router(config-if-srv)# cfm mep domain CUSTOMER outward mpid 1001 |
ドメインに対して MEP を設定します。 |
ステップ 20 |
end
Router(config-if-srv)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
ステップ 21 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 22 |
interface type name
Router(config)# interface Ethernet 1/1 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 23 |
no ip address
Router(config-if)# no ip address |
IP 処理をディセーブルにします。 |
ステップ 24 |
ethernet cfm mip level level-id
Router(config-if)# ethernet cfm mip level 7 |
インターフェイス上の指定されたメンテナンス レベルで、MIP をプロビジョニングします。 |
ステップ 25 |
service instance id ethernet evc-id
Router(config-if)# service instance 100 ethernet evc_100 |
インターフェイス上にイーサネット サービス インスタンスを設定し、CLI をサービス インスタンス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 26 |
encapsulation dot1q vlan-id
Router(config-if-srv)# encapsulation dot1q 100 |
入力インターフェイス上の 802.1Q フレームを適切なサービス インスタンスにマッピングする一致条件を定義します。 |
ステップ 27 |
bridge-domain bridge-id
Router(config-if-srv)# bridge-domain 100 |
ブリッジ ドメインを確立します。 |
ステップ 28 |
cfm mep domain domain-name inward mpid mpid-value
Router(config-if-srv)# cfm mep domain PROVIDER inward mpid 201 |
ドメインに対して MEP を設定します。 |
ステップ 29 |
end
Router(config-if-srv)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
ステップ 30 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 31 |
ethernet cfm cc enable level level-id evc evc-name
Router(config)# ethernet cfm cc enable level 0-7 evc evc_100 |
CCM の送信をグローバルにイネーブルにします。 |
ステップ 32 |
ethernet cfm cc level any evc evc-name interval seconds loss-threshold num-msgs
Router(config)# ethernet cfm cc level any evc evc_100 interval 100 loss-threshold 2 |
CCM のパラメータを設定します。 |
ステップ 33 |
Router(config)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
(注) ブリッジ ドメイン ID が VLAN ID に一致する場合に、ブリッジ ドメイン経由の CFM を設定するには、VLAN サービスと EVC サービスを同じサービス名で設定する必要があります。ブリッジ ドメインは、EVC サービスに関連付けられています。VLAN とブリッジドメインは、同じブロードキャスト ドメインを表します。
トラブルシューティングのヒント
障害を確認して分離するには、まず最上位レベルのメンテナンス ドメインで次の手順を実行します。
• デバイスのエラー ステータスをチェックします。
• エラーが存在する場合、ループバック テストを実行してエラーを確認します。
• 宛先まで traceroute を実行して、障害を分離します。
• 障害が特定されたら、障害を修正します。
• 障害が特定できない場合は、次の下位メンテナンス ドメインに移動し、上の 4 つの手順をそのメンテナンス ドメイン レベルで繰り返します。
• 必要に応じて最初の 4 つの手順を繰り返し、障害を特定して修正します。
イーサネット OAM と CFM の相互作用の設定
イーサネット OAM が CFM と連携して機能するには、EVC と OAM マネージャを設定し、EVC を CFM に関連付ける必要があります。加えて、OAM マネージャとの相互作用を行う場合は、内側向き MEP を使用する必要があります。
OAM マネージャの設定
(注) UNI サービス タイプ、EVC、イーサネット サービス インスタンス、または CE-VLAN 設定を設定、変更、または削除する場合、すべての設定で、UNI サービス タイプが EVC の設定と一致し、イーサネット サービスインスタンスが CE-VLAN の設定と一致していることを確認します。これらのペアが一致していない場合、設定が拒否されます。
PE デバイス上に OAM マネージャを設定するには、次のタスクを実行します。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. ethernet cfm domain domain-name level level-id [ direction outward ]
4. service csi-id vlan vlan-id
5. exit
6. ethernet evc evc-id
7. oam protocol { cfm svlan svlan-id domain domain-name | ldp }
8. exit
9. OAM マネージャがモニタリングする別の CFM ドメインを定義するには、ステップ 3~ 8 を繰り返します。
10. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ethernet cfm domain domain-name level level-id [ direction outward ]
Router(config)# ethernet cfm domain cstmr1 level 3 |
CFM ドメインを定義し、ドメイン レベルを設定し、CLI をイーサネット CFM コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
service csi-id vlan vlan-id
Router(config-ether-cfm)# service csi2 vlan 10 |
メンテナンス ドメイン内で、ユニバーサルに一意の CSI と VLAN を設定します。 |
ステップ 5 |
exit
Router(config-ether-cfm)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 6 |
ethernet evc evc-id
Router(config)# ethernet evc 50 |
EVC を指定し、CLI を EVC コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 7 |
oam protocol { cfm svlan svlan-id domain domain-name | ldp }
Router(config-evc)# oam protocol cfm svlan 10 domain cstmr1 |
EVC OAM プロトコルを設定します。 |
ステップ 8 |
exit
Router(config-evc)# exit Router(config)# |
CLI をグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。 |
ステップ 9 |
OAM マネージャがモニタリングする別の CFM ドメインを定義するには、ステップ 3~ 8 を繰り返します。 |
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ステップ 10 |
end
Router(config)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |
イーサネット OAM のイネーブル化
設定は、グローバルおよびインターフェイス設定コマンドが実行される順序によって決まります。最後に実行されたコマンドが優先されます。
デバイス上またはインターフェイス上でイーサネット OAM をイネーブルにするには、次のタスクを実行します。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. interface type number
4. ethernet oam [ max-rate oampdus | min-rate num-seconds | mode { active | passive } | timeout seconds ]
5. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
interface type number
Router(config)# interface ethernet 1/3 |
インターフェイスを指定し、CLI をインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 |
ステップ 4 |
ethernet oam [ max-rate oampdus | min-rate num-seconds | mode { active | passive } | timeout seconds ]
Router(config-if)# ethernet oam max-rate 50 |
インターフェイス上でイーサネット OAM をイネーブルにします。 |
ステップ 5 |
end
Router(config-if)# end Router# |
CLI を特権 EXEC モードに戻します。 |