show aaa servers sg
特定のサーバ グループのメンバであるすべてのサーバのカウンタ(認証、認可、およびアカウンティング [AAA] サーバと送受信するパケット数に関する情報)を表示するには、 show aaa servers sg コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show aaa servers sg sg-name
シンタックスの説明
sg-name |
グループ内のサーバごとにカウンタを表示するサーバ グループの名前。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(9)XG |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
指定したサーバ グループのすべてのサーバのカウンタを表示するには、 show aaa servers sg コマンドを使用します。
このコマンドにより、すべての AAA トランザクション タイプで送受信されたパケットに関する情報が表示されます。
例
次の例では、「グループ 1」サーバ グループのメンバである各 RADIUS サーバに関する情報を示します。
router# show aaa servers sg group1
RADIUS: id 3, priority 0, host 1.1.1.1, auth-port 1645, acct-port 1646
State: current UP, duration 159574s, previous duration 0s
Dead: total time 0s, count 0
Authen: request 0, timeouts 0
Response: unexpected 0, server error 0, incorrect 0, time 0ms
Transaction: success 0, failure 0
Author: request 0, timeouts 0
Response: unexpected 0, server error 0, incorrect 0, time 0ms
Transaction: success 0, failure 0
Account: request 0, timeouts 0
Response: unexpected 0, server error 0, incorrect 0, time 0ms
Transaction: success 0, failure 0
Elapsed time since counters last cleared: 1d20h19m
RADIUS: id 4, priority 0, host 2.2.2.2, auth-port 1645, acct-port 1646
State: current UP, duration 159574s, previous duration 0s
Dead: total time 0s, count 0
Authen: request 0, timeouts 0
Response: unexpected 0, server error 0, incorrect 0, time 0ms
Transaction: success 0, failure 0
Author: request 0, timeouts 0
Response: unexpected 0, server error 0, incorrect 0, time 0ms
Transaction: success 0, failure 0
Account: request 0, timeouts 0
Response: unexpected 0, server error 0, incorrect 0, time 0ms
Transaction: success 0, failure 0
Elapsed time since counters last cleared: 1d20h19m
RADIUS: id 5, priority 0, host 3.3.3.3, auth-port 1645, acct-port 1646
State: current UP, duration 159575s, previous duration 0s
Dead: total time 0s, count 0
Authen: request 0, timeouts 0
Response: unexpected 0, server error 0, incorrect 0, time 0ms
Transaction: success 0, failure 0
Author: request 0, timeouts 0
Response: unexpected 0, server error 0, incorrect 0, time 0ms
Transaction: success 0, failure 0
Account: request 0, timeouts 0
Response: unexpected 0, server error 0, incorrect 0, time 0ms
Transaction: success 0, failure 0
Elapsed time since counters last cleared: 1d20h19m
表 4 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 4 show aaa servers sg フィールドの説明
|
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id |
ルータ上のサーバを一意に識別する識別子。 |
priority |
サーバ グループ内で、試行されるサーバの優先度。 |
host |
AAA サーバの IP アドレス。 |
auth-port |
認証および認可要求に使用される AAA サーバのポート。 |
acct-port |
アカウンティング要求に使用される AAA サーバのポート。 |
state |
AAA サーバの想定された状態を示します。次の状態が示されます。 • UP:サーバが現在稼動していると見なされ、そのサーバとの通信が試みられることを示します。 • DEAD:現在サーバが稼動しておらず、フェールオーバーの場合、このサーバがグループ内の最後のサーバでなければスキップされます。 • duration:サーバが現在の状態(UP または DEAD のいずれか)であると思われる時間。 • previous duration:サーバが以前の状態にあったと思われる時間。 |
Dead |
サーバが稼動していないとマークされ、その状態にある時間を累積して秒単位で表します。 |
Authen |
サーバと送受信した認証パケット、および成功または失敗した認証トランザクションに関する情報を提供します。このフィールドでは、次の情報が報告されます。 • request:AAA サーバに送信された認証要求の数。 • timeouts:このサーバに送信された伝送について観測された、タイムアウト(応答なし)数。 • Response:サーバから観測された応答に関する統計情報。次のレポートが含まれます。 – unexpected:予期しない応答数。パケットのタイムアウト期間の期限を過ぎた後で受信された応答は、予期しないものと見なされます。たとえば、サーバへのリンクが混雑している場合などに発生します。また、サーバが明確な理由なく応答を生成した場合も、予期しない応答が作成される場合があります。 – server error:サーバ エラーの数。このカテゴリは、前のカテゴリのいずれでもないエラー パケットのキャッチオールです。 – incorrect:不正な応答の数。応答の形式が、プロトコルが予測する不正な形式であれば、不正な応答と見なされます。不正なサーバ キーがルータに設定されている場合に発生の可能性が高くなります。 • Transaction:サーバに関連する AAA トランザクションについての情報が提供されます。トランザクションは、AAA モジュール、または AAA クライアント (PPP など) によって AAA プロトコル (RADIUS または TACACS+) に送信される認証情報、認可情報、またはアカウンティング情報の要求として定義されます。この場合、複数のパケット送信および再送信が行われる場合があります。トランザクションでは、成功または失敗を確認するために 1 つのサーバ グループ内の 1 つまたは複数のサーバへのパケット再送信が必要な場合があります。成功または失敗は、RADIUS および TACACS+ プロトコルによって、次のように AAA に報告されます。 – success:トランザクション成功時に増加します。 – failure:フェールオーバーによりサーバ グループの別のサーバへのパケット再送信が失敗または成功しなかった場合など、トランザクションが失敗すると増加します (アクセス拒否など、アクセス要求に対する否定的な応答は、トランザクションの成功として見なされます)。 |
Author |
このカテゴリのフィールドは、Authen フィールドと似ていますが、ただし、作成者情報が RADIUS プロトコルの認証パケットで送信されるため、RADIUS を使用する場合これらのフィールドは増加しない点が大きく異なります。 |
Account |
このカテゴリのフィールドは Authen フィールドと似ていますが、アカウンティング トランザクションとパケットの統計情報を提供する点で異なります。 |
Elapsed time since counters last cleared |
カウンタが最後にクリアされてから経過した日数、時間数、および分数を表示します。 |
関連コマンド
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|
clear aaa counters server sg |
特定のサーバ グループのすべてのサーバのカウンタをクリアし、0 にリセットします。 |
show debugging condition
デバッグ条件の現在の状態を表示するには、特権 EXEC モードで show debugging condition コマンドを使用します。
show debugging condition [ condition-id | all | next-call { gprs { pdp | summary }}
シンタックスの説明
condition-id |
現在の状態を表示する条件の数。 |
all |
すべての条件の現在の状態を表示します。 |
next-call gprs { pdp | summary } |
既存の次回コール デバッグ条件または次回コール デバッグ条件がある PDP を表示します。 • pdp:next-call デバッグ条件のすべての PDP に関する情報を示します。 • summary:既存のデバッグの next-call 条件を示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
現在のデバッグの next-call 条件または next-call 条件のある PDP を示すには、 show debugging condition コマンドを使用します。
例
例 1
次に、 show debugging condition next-call gprs summary コマンドのサンプル出力を示します。
Router#show debugging condition next-call gprs summary
GPRS: Debug condition nextcall gprs is set
関連コマンド
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|
clear ggsn quota-server statistics |
既存の PDP のデバッグ セットをクリアします。 |
show ggsn csg
Content Services Group(CSG; コンテンツ サービス グループ)グループに設定されたパラメータまたはクォータ サーバによって送受信されたパスおよびクォータ管理メッセージの数を表示するには、特権 EXEC モードで show ggsn csg コマンドを使用します。
show ggsn csg [parameters | statistics]
シンタックスの説明
parameters |
CSG グループに設定されたパラメータを表示します。 |
statistics |
クォータ サーバによって送受信されたパスおよびクォータ管理メッセージの数を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(14)YQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれ、次のサービス コントロール メッセージ統計情報フィールドがコマンドの statistics バージョンに追加されました。 • Service Control Req • Enhanced Radius Interim SCR • Enhanced Radius Stop SCR • Service Control Req Ack • Service Control Req Nack • Service Control Usage • Sync Service Control Usage • Async Service Control Usage • Service Control Usage • Service Control Usage Ack • Service Control Usage Nack • SCR fail to send • Enhanced Radius Interim SCR fail to send • Enhanced Radius Stop SCR fail to send |
例
例 1 は、CSG グループで使用されるパラメータを示します。例 2 は、クォータ サーバによって送受信されたパスおよび管理メッセージの数を示します。例 3 は、拡張クォータ サーバ インターフェイスによって送受信されたパスおよび管理統計情報を示します。
例 1
ggsn1#show ggsn csg parameters
virtual/alias address:5.5.5.14
Peal addresses: 5.1.1.1 5.1.1.2
Active real’s address:5.1.1.2
例 2
ggsn1#show ggsn csg statistics
GGSN CSG path statistics:
Outbound byte count: 1344
GGSN CSG path msg statistics:
例 3
ggsn1#show ggsn csg statistics
Service Control Message Statistics:"
Enhanced Radius Interim SCR:0
Enhanced Radius Stop SCR: 0
Service Control Req Ack:0
Service Control Req Nack:0
Sync Service Control Usage:0
Async Service Control Usage:0
Service Control Usage Ack: 0
Service Control Usage Nack: 0
Enhanced Radius Interim SCR fail to send:0
Enhanced Radius Stop SCR fail to send: 0
関連コマンド
|
|
ggsn csg-group |
クォータ サーバと CSG 間の通信用として、Gateway GPRS Support Node(GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード)上に CSG グループを設定します。 |
port |
CSG がクォータ サーバ トラフィックをリスンするポートの番号を設定します。 |
real-address |
CSG から送信されたインバウンド メッセージの送信元を確認するための実 CSG の IP アドレスを設定します。 |
virtual-address |
クォータ サーバから送信されるすべての要求の宛先となる仮想 IP アドレスを設定します。 |
show ggsn quota-server
クォータ サーバのパラメータまたはクォータ サーバに関連する統計情報を表示するには、特権 EXEC モードで show ggsn quota-server コマンドを使用します。
show ggsn quota-server [parameters | statistics]
シンタックスの説明
parameters |
クォータ サーバの設定を表示します。 |
statistics |
クォータ サーバに関連するメッセージおよびエラー数を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(14)YQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれ、Service msg フィールドがコマンドの parameters バージョンの表示に追加されました。次のサービス コントロール メッセージ統計情報フィールドが、コマンドの statistics バージョンに追加されました。 • Service Control Req • Enhanced Radius Interim SCR • Enhanced Radius Stop SCR • Service Control Req Ack • Service Control Req Nack • Service Control Usage • Sync Service Control Usage • Async Service Control Usage • Service Control Usage • Service Control Usage Ack • Service Control Usage Nack • SCR fail to send • Enhanced Radius Interim SCR fail to send • Enhanced Radius Stop SCR fail to send |
使用上のガイドライン
クォータ サーバ コンフィギュレーション、またはメッセージおよびエラー数に関するクォータ サーバ関連の統計情報を表示するには、 show ggsn quota-server コマンドを使用します。
クォータ サーバ関連の統計情報は、 clear ggsn quota-server statistics コマンドを使用してクリアできます。
例
例 1 は、GGSN 上のクォータ サーバ コンフィギュレーションを示します。例 2 は、クォータ サーバ インターフェイスに関連する統計情報を示します。例 3 は、拡張クォータ サーバ インターフェイスに関連する統計情報を示します。
例 1
ggsn1#show ggsn quota-server parameters
GGSN Quota Server parameters:
例 2
ggsn1#show ggsn quota-server statistics
GGSN Quota Server statistics
Quota management statistics:
Overall path management statistics:
Negative responses rcvd:0
Bad source address msgs:0
Mandatory TLV incorrect:2
例 3
ggsn1#show ggsn csg statistics
Service Control Message Statistics:"
Enhanced Radius Interim SCR:0
Enhanced Radius Stop SCR: 0
Service Control Req Ack:0
Service Control Req Nack:0
Sync Service Control Usage:0
Async Service Control Usage:0
Service Control Usage Ack: 0
Service Control Usage Nack: 0
Enhanced Radius Interim SCR fail to send:0
Enhanced Radius Stop SCR fail to send: 0
関連コマンド
|
|
clear ggsn quota-server statistics |
show ggsn quota-server statistics コマンドを使用して、表示されるクォータ サーバの統計関連情報をクリアします。 |
csg-group |
クォータ サーバから CSG への通信に使用する CSG グループにクォータ サーバを関連付けます。 |
echo-interval |
クォータ サーバがエコー要求メッセージを CSG へ送信するまでの待機時間を秒単位で指定します。 |
ggsn quota-server |
拡張サービスアウェア請求と連動するクォータ サーバ プロセスを設定します。 |
interface |
クォータ サーバが CSG との通信に使用する論理インターフェイスを名前で指定します。 |
n3-requests |
クォータ サーバから CSG へシグナリング要求を送信する最大試行回数を指定します。 |
t3-response |
要求に対する応答が受信されない場合にクォータ サーバがシグナリング要求を再送信するまでの初期待機時間を指定します。 |
show gprs
ゲートウェイ GPRS サポート ノード(GGSN)の統計情報を表示するには、特権モードで show gprs コマンドを使用します。
show gprs
シンタックスの説明
access-point-index |
アクセス ポイントのインデックス番号を指定します。このアクセス ポイントの統計情報が表示されます。 |
all |
GGSN のすべてのアクセス ポイントに関する統計情報が表示されます。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(15)XQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
gprs interval グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して定義された間隔において、GGSN について収集された統計情報を表示するには、 show gprs コマンドを使用します。
例
次の例は、GGSN に関する統計情報を示します。
Collection interval - 3 min, Last collected at - 1 min back
upstream data volume in octets: 0
downstream data volume in octets: 0
upstream packet count: 0
downstream packet count: 0
Collection interval - 4 min, Last collected at - 2 min back
upstream data volume in octets: 0
downstream data volume in octets: 0
upstream packet count: 0
downstream packet count: 0
Router#
関連コマンド
|
|
gprs interval |
GGSN が APN に関するデータを収集する間隔を設定します。 |
show gprs access-point
ゲートウェイ GPRS サポート ノード(GGSN)のアクセス ポイントに関する情報を表示するには、特権モードで show gprs access-point コマンドを使用します。
show gprs access-point { access-point-index [ address-allocation] | all }
シンタックスの説明
access-point-index |
GGSN アクセス ポイントを示す整数(1 ~ 65535)。 指定した番号のアクセス ポイントに関する情報が表示されます。 |
address-allocation |
Tunnel ID(TID; トンネル ID)と、DHCP または RADIUS サーバのいずれかによってダイナミックに割り当てられた Mobile Station(MS; モバイル ステーション)のアドレスが、指定されたアクセス ポイントの Packet Data Protocol(PDP; パケット データ プロトコル)コンテキストについて表示されます。 |
all |
GGSN のすべてのアクセス ポイントに関する情報が表示されます。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.1(1)GA |
このコマンドが導入されました。 |
12.1(5)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.1(5)T に組み込まれました。 |
12.2(4)MX |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(4)MX に組み込まれました。 • 次の出力フィールドが、表示に追加されました。 – accounting – aggregate – apn_accounting_server_group – apn_authentication_server_group – apn-type – apn_username – apn_password – Block Roamer Mode – GPRS vaccess interface – VPN – wait_accounting • 次の出力フィールドが、表示から削除されました。 – apn_charging_gw – apn_backup_charging_gw – apn_radius_server • いくつかの出力フィールドの結果が、バイナリの 0 と 1 から Yes と No に変更されました。 • 次の出力フィールドが、このコマンドの all バージョンに追加されました。 – Access-type – ppp-regeneration(max-session、setup time) – VRF Name |
12.2(8)YD |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれ、Block Roamer Mode 出力フィールドが Block Foreign-MS Mode 出力フィールドに変更されました。 |
12.2(8)YW |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YW に組み込まれました。 • 次の出力フィールドが、表示に追加されました。 – input ACL – output ACL – backup – RADIUS attribute suppress MSISDN – RADIUS attribute suppress IMSI – RADIUS attribute suppress SGSN Address – RADIUS attribute suppress QoS • apn_username: , apn_password: 表示フィールドの形式が、apn_username: apn_password: に変更されました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドは、Cisco IOS Release 12.3(2)XU に組み込まれました。 次のフィールドが、表示に追加されました。 • cac policy • idle timeout • input bandwidth pool • input service-policy • output bandwidth pool • Service Mode • session timeout |
12.3(8)XU2 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(2)XU2 に組み込まれ、 pdp-session フィールドが表示に追加されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • apn_type: Virtual pre-authenticate |
12.4(2)XB |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • P-CSCF group name |
12.4(9)XG |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれ、次のフィールドが show gprs access-point access-point-index 表示に追加されました。 • IPV6 enable • IPV6 base template • IPV6 uplink access list • IPV6 downline access list • IPV6 dynamic_address_pool • IPV6 local prefix pool • IPV6 primary dns • IPV6secondary dns |
12.4(15)XQ |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Delete PDP upon update failure • Interim periodic accounting |
12.4(22)YE |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Policy Control and Charging • Charging Group for APN |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれ、Charging Record タイプ フィールドが表示に追加されました。 |
使用上のガイドライン
情報を取得する特定のアクセス ポイント番号を指定するには、 access-point-index 引数を使用します。
ダイナミックに割り当てられた MS アドレスおよびアクセス ポイントごとのリース期間に関する情報を取得するには、 address-allocation キーワードを使用します。
すべてのアクセス ポイントに関する情報を短縮形で取得するには、 all キーワードを使用します。
例
例 1
次に、実際のアクセス ポイントであるアクセス ポイント 1 の show gprs access-point コマンドからのサンプル出力を示します。
Router# show gprs access-point 1
apn_index 1 apn_name = gprs.corporate.com
interim newinfo accounting: Disable
interim periodic accounting: Disable
input ACL: None, output ACL: None
dynamic_address_pool: dhcp-proxy-client
apn_dhcp_server: 10.99.100.5 backup: 10.99.100.4
apn_dhcp_gateway_addr: 10.27.1.1
apn_authentication_server_group: abc
apn_accounting_server_group: abc1
apn_username: apn_password:
deactivate_pdp_context_on violation: Yes
network_activation_allowed: No
Policy Control and Charging: Enable
Block Foreign-MS Mode: Disable
VPN: Disable (VRF Name : None)
GPRS vaccess interface: Virtual-Access2
RADIUS attribute suppress MSISDN: Disabled
RADIUS attribute suppress IMSI: Disabled
RADIUS attribute suppress SGSN Address: Disabled
RADIUS attribute suppress QoS: Disabled
number of ip_address_allocated 0
Verify IPv4 mobile source address: disable
Verify IPv4 mobile destination address: disable
Verify IPv6 mobile source address: disable
Verify IPv6 mobile destination address: disable
Mobile-to-mobile: destination 1.1.1.1
Total number of PDP in this APN :0
Charging Group for APN: Global Default
Service Mode: Operational
input bandwidth pool: pool1
output bandwidth pool: pool2
input service-policy: pdp-class-pdp
output bandwidth pool: Disabled
single pdp-session: Mandatory
P-CSCF Group Name: GroupA
Delete PDP upon update failure
IPv6 uplink access list: NONE
IPV6 downlink access list : NONE
IPV6 dynamic_address_pool : local
IPV6 local prefix pool : localv6
IPV6 primary dns : 2001:1:2:3::123
IPV6 secondary dns: 3001:1:2:3::123
DHCP address release sent by GGSN 0
表 5 は、例として表示されるフィールドを示します。
表 5 show gprs access-point フィールドの説明
|
|
accounting |
APN のアカウンティング サービスの現在の状態。 • Enable:APN のアカウンティング サービスはイネーブルになっています。これが、非透過的アクセス APN のデフォルトです。 • Disable:APN のアカウンティング サービスがディセーブルになっています。これが、透過的アクセス APN のデフォルトです。 アクセス ポイント コンフィギュレーション モードで aaa-accounting コマンドを使用し、APN にアカウンティング サービスを設定できます。 |
aggregate |
GGSN のルート集約設定情報。 出力表示には、アクセス ポイントの設定情報に関する「In APN」フィールド、GGSN のグローバル コンフィギュレーションに関する「In global」フィールドが含まれています。 出力フィールドには、次の情報が含まれる場合があります。 • アクセス ポイントの PDP 要求が GGSN の仮想テンプレート インターフェイスで集約的にルーティングされる IP ネットワーク アドレスおよびマスク。集約範囲が GGSN に設定されている場合、IP アドレスとマスクの情報が表示されます。 • auto:GGSN が DHCP(IPv4 PDP)または RADIUS サーバから割り当てられた IP マスクを使用し、APN でルート集約を実行することを示します。APN がアクセス ポイント コンフィギュレーション モードの aggregate auto で設定されている場合、キーワード auto が表示されます。この値は APN にだけ適用されます。 • Disable:ルート集約が APN でもグローバル レベルでも設定されていないことを示します。 |
apn_accounting_server_group |
アカウンティング サービスを提供している AAA サーバ グループの名前。 |
apn_authentication_server_group |
認証サービスを提供している AAA サーバ グループの名前。 |
apn_dhcp_gateway_addr |
アドレスが設定されている場合、DHPC ゲートウェイの IP アドレス。 |
apn_dhcp_server |
DHCP サーバの IP アドレス(設定されている場合)。 |
apn_index |
アクセス ポイントに割り当てられた番号。 |
apn_mode |
access-mode コマンドの現在の設定。 • Transparent:認証または認可なしに、ユーザがアクセスできます。 • Non-transparent:ユーザは GGSN 動作によって認証のプロキシとして認証を受ける必要があります。 |
apn_name |
アクセス ポイント名。 |
apn_password |
anonymous user コマンドで指定されるパスワード。 anonymous user コマンドが設定されない場合、このフィールドは空白となります。 |
apn-type |
access-type コマンドの現在の設定。 • Real:GGSN の外部ネットワークへの物理インターフェイスに対応する APN タイプ。 • Virtual:特定の物理ターゲット ネットワークに関連付けられていない APN タイプ。 • Virtual pre-authenticate:AAA に基づくユーザ プロファイルを使用して PDP コンテキスト作成要求が次にルーティングされるターゲット APN を返す認証前ベースの APN タイプ。 |
apn_username |
anonymous user コマンドで指定されるユーザ名。 anonymous user コマンドが設定されない場合、このフィールドは空白となります。 |
backup |
バックアップ DHCP サーバの IP アドレス(設定されている場合)。 |
Block Foreign-MS Mode |
block-foreign-ms コマンドの現在の設定。 • Enable:外部 MS のブロッキングが設定されます。 • Disable:外部 MS のブロッキングは設定されません。 |
cac policy |
APN に適用される CAC 最大 QoS ポリシーの名前。 |
APN に適用される課金グループ。使用可能な値は Global Default または設定される課金グループの名前です。 |
Charging Record Type |
APN の下に設定される課金レコードのタイプを識別します。 • None:レコードは生成されません。 • G-CDR:G-CDR が生成されます。 • eG-CDR:拡張 G-CDR が生成されます。 課金レコード設定は、 charging record type コマンドを使用して設定されます。 |
charging service mode |
GGSN の課金機能が動作モードまたはメンテナンス モードであることを示します。 |
Current iSCSI Use State in Group |
課金グループの iSCSI 接続の現在の状態。 • ACTIVE:接続が確立され、iSCSI デバイスが CDR の書き込みに使用されています。 • STANDBY:接続が確立されていますが、グループ内にアクティブな課金ゲートウェイがあります。iSCSI ターゲットは、すべての課金ゲートウェイがダウンした場合に課金ゲートウェイをバックアップする用意ができています。 • UNDEFINED:接続がダウンしている、または iSCSI ターゲットが課金グループに設定されていません。 |
deactivate_pdp_context_on violation |
access-violation コマンドの現在の設定。 • No:ユーザ パケットが破棄されます。 • Yes:アクセス違反があった場合、モバイル セッションが終了します。 |
Delete PDP upon update failure |
gtp update qos-fail delete コマンドの現在の設定。 • Enabled:GGSN によって開始された QoS アップデートが失敗した場合、GGSN は PDP コンテキストを削除します。 • Disabled:GGSN によって開始された QoS アップデートが失敗した場合でも、GGSN は PDP コンテキストを削除しません。 |
dynamic_address_pool |
ip-address-pool コマンドの現在の設定。 |
GPRS vaccess interface |
VPN に関連付けられている仮想アクセス インターフェイスの名前。 アクセス ポイントに VPN が設定されていない場合、GGSN 仮想テンプレートの仮想アクセス インターフェイスの名前が表示されます。その名前は常に Virtual-Access1 です。 |
idle_timeout |
gprs gtp pdp-context timeout idle グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定したとおりにコンテキストを終了するまで、GGSN が PDP コンテキストをアイドル状態にできる時間(秒)。 |
input ACL |
インバウンド パケット(Gi インターフェイスから Gn インターフェイス)の IP アクセス リスト。 |
input service-policy |
service-policy アクセス ポイント コンフィギュレーション コマンドを使用して APN に割り当てたサービス ポリシー。 |
input bandwidth pool |
ダウンリンク方向の出力(Gn)インターフェイスに適用された帯域幅プールの名前(ある場合)。 |
interim newinfo accounting |
ルーティング エリアの更新または QoS の変更が行われたあと、中間アカウンティング レコードを送信する機能が aaa-accounting interim update コマンドを使用して有効になるかどうかを示します。使用可能な値は enabled または disabled です。 |
interim periodic accounting |
GGSN によって定期的にアカウンティング レコードが送信される間隔を示します。使用可能な値は、Disabled および Enabled(定期的な間隔の値(単位:分))または Enabled with(アトリビュート 85 を使用)です。 |
IPV6 base template |
バーチャル テンプレート インターフェイス。IPv6 Routing Advertisement(RA; ルーティング アドバタイズメント)パラメータが含まれ、APN がコピーして IPv6 PDP コンテキストの仮想サブインターフェイスを作成します。 |
IPV6 downlink access list |
アウトバウンド パケットの IPv6 アクセス リスト。 |
IPV6 dynamic_address_pool |
ipv6 ipv6-address-pool コマンドの現在の設定。 |
IPV6 enable |
ipv6 コマンドの現在の設定。 • Enabled:IPv4 PDP コンテキストおよび IPv6 PDP コンテキストが使用できるように、アクセス ポイントを設定します。 • Exclusive:IPv6 PDP コンテキストだけを使用できるように、アクセス ポイントを設定します。 |
IPV6 local prefix pool |
ローカルの IPv6 プレフィクス プール。 |
IPV6 primary dns |
アクセス ポイントにおいて、PDP コンテキスト作成応答で送信されるプライマリ IPv6 DNS の IPv6 アドレス。 |
IPV6 secondary dns |
アクセス ポイントにおいて、PDP コンテキスト作成応答で送信されるセカンダリ(バックアップ)IPv6 DNS の IPv6 アドレス。 |
IPV6 uplink access list |
インバウンド パケットの IPv6 アクセス リスト。 |
iSCSI profile |
課金グループに設定された iSCSI ターゲット プロファイルの名前。 iscsi 課金グループ コンフィギュレーション コマンドを使用して、課金グループの iSCSI ターゲット インターフェイスを設定できます。 |
iSCSI used as Primary: |
使用可能な値は TRUE(X)または FALSE(x)です。 |
Mobile-to-Mobile |
redirect intermobile ip コマンドの現在の設定。 |
network_activation_allowed |
ネットワークによって起動された PDP コンテキストのサポートが、network-request-activation コマンドを使用して設定されているかどうかを示します。 • No:ネットワーク起動 PDP コンテキストのサポートは無効です。 • Yes:ネットワーク起動 PDP コンテキストのサポートは有効です。 |
number of ip_address_allocated |
MS ユーザに割り当てられた IP アドレスの数。 |
output ACL |
アウトバウンド パケット(Gn インターフェイスから Gi インターフェイス)の IP アクセス リスト。 |
output bandwidth pool |
アップリンク方向の出力(Gi)インターフェイスに適用された帯域幅プールの名前(ある場合)。 |
P-CSCF Group Name |
この APN によって使用される P-CSCF Discovery 用の P-CSCF サーバ グループの名前。 |
Policy Control and Charging: Enable |
次のように pcc コマンドを使用して APN の Policy and Charging Control(PCC)がイネーブル設定されているかどうかを示します。 • Yes:APN の PCC はイネーブルです。 • No:APN の PCC はディセーブルです。 |
Primary Charging Gateway Address |
課金グループのデフォルトのプライマリ課金ゲートウェイの IP アドレス。 primary 課金グループ コンフィギュレーション コマンドを使用して、課金グループのプライマリ課金ゲートウェイを設定できます。 |
primary dns |
アクセス ポイントにおいて、PDP コンテキスト作成応答で送信されるプライマリ IP PDP の DNS PDP アドレス。 |
primary nbns |
アクセス ポイントにおいて、PDP コンテキスト作成応答で送信されるプライマリ NetBIOS Name Service(NBNS)アドレス。 |
RADIUS attribute suppress IMSI |
radius attribute suppress imsi コマンドの現在の設定。 • Enabled:GGSN は、RADIUS サーバへの認証要求およびアカウンティング要求の 3GPP-IMSI 番号を抑制します。 • Disabled:GGSN は、RADIUS サーバへの認証要求およびアカウンティング要求の 3GPP-IMSI 番号を抑制しません。 |
RADIUS attribute suppress MSISDN |
msisdn suppression コマンドの現在の設定。 • Enabled:GGSN は、RADIUS 認証の Mobile Subscriber ISDN(MSISDN)番号を上書きまたは抑制します。 • Disabled:GGSN は、RADIUS 認証の MSISDN 番号を上書きも抑制もしません。 |
RADIUS attribute suppress QoS |
radius attribute suppress qos コマンドの現在の設定。 • Enabled:GGSN は、RADIUS 認証およびアカウンティング要求の 3GPP VSA 3GPP-QoS-Profile のサブ属性を抑制します。 • Disabled:GGSN は、RADIUS 認証およびアカウンティング要求の 3GPP VSA 3GPP-QoS-Profile のサブ属性を抑制しません。 |
RADIUS attribute suppress SGSN Address |
radius attribute suppress sgsn-address コマンドの現在の設定。 • Enabled:GGSN は、RADIUS 認証要求およびアカウンティング要求の 3rd Generation Partnership Program(3GPP)Vendor-Specific Attribute (VSA)3GPP-SGSN-Address サブ属性を抑制します。 • Disabled:GGSN は、RADIUS 認証要求およびアカウンティング要求の 3GPP VSA 3GPP-SGSN-Address のサブ属性を抑制しません。 |
Secondary or Backup Charging Gateway Address |
課金グループのデフォルトのセカンダリ(バックアップ)課金ゲートウェイの IP アドレス。 secondary 課金グループ コンフィギュレーション コマンドを使用して、課金グループのセカンダリまたはバックアップ課金ゲートウェイを設定できます。 |
secondary dns |
アクセス ポイントにおいて、PDP コンテキスト作成応答で送信されるセカンダリ(バックアップ)PDP の DNS アドレス。 |
secondary nbns |
アクセス ポイントにおいて、PDP コンテキスト作成応答で送信されるセカンダリ(バックアップ)PDP の NBNS アドレス。 |
session timeout |
アクセス ポイント コンフィギュレーション モードで gtp pdp-context timeout session コマンドを使用して設定したアクセス ポイントのモバイル セッションを消去するまでの GGSN の待機時間。 |
Service Mode |
GGSN が動作モードまたはメンテナンス モードであることを示します。 |
single pdp-session |
ハングしている PDP コンテキストとIP アドレスを共有する同一 MS からの新しい PDP コンテキスト作成要求を受信する際、GGSN が ハングしている PDP セッションのプライマリ PDP コンテキスト、関連するセカンダリ PDP コンテキストを削除するよう設定するかどうかを示します。 使用可能な値は、次のとおりです。 • Enabled:APN のこの機能がイネーブル設定され、「gtp-pdp-session=single-session」 Cisco VSA が RADIUS ユーザ プロファイルで定義されているすべてのユーザに適用されます。 • Disabled:アクセス ポイントのこの機能がディセーブル設定され、RADIUS ユーザ プロファイル設定に関係なくユーザに適用されません。 • Mandatory:APN のこの機能がイネーブル設定され、RADIUS ユーザ プロファイル設定に関係なく、APN 上のすべてのユーザに適用されます。 |
Switchover Priority |
ゲートウェイがアクティブになった場合、GGSN が優先度の高い課金ゲートウェイに切り替えるよう設定するかどうかを示します。 使用可能な値は ENABLED(ゲートウェイがアクティブになると、GGSN は優先度の高い課金ゲートウェイに切り替わります)または DISABLED(ゲートウェイがアクティブになっても、GGSN は優先度の高いゲートウェイには切り替わりません)。 switchover priority 課金グループ コンフィギュレーション コマンドを使用して、切り替えの優先度を設定できます。 |
subscribe_required |
subscription-required コマンドの現在の設定。 • No:登録は必要ではありません。 • Yes:アクセス ポイント ユーザの登録が必要です。GGSN は、セッションを確立する PDP コンテキスト作成要求の「subscription verified」選択モードを検索します。 |
Tertiary Charging Gateway Address |
課金グループのデフォルトのターシャリ(バックアップ)課金ゲートウェイの IP アドレス。 tertiary 課金グループ コンフィギュレーション コマンドを使用して、課金グループのターシャリ課金ゲートウェイを設定できます。 |
Total number of PDP in this APN |
このアクセス ポイントのアクティブな PDP コンテキスト数。 |
Verify IPv4 mobile destination addr |
security verify destination コマンドの現在の設定。 • Enabled:GGSN は、 gprs plmn ip address コマンドを使用して指定した Public Land Mobile Network (PLMN)アドレスを照会して、グローバル リストに対するアップストリームの Transport Protocol Data Unit(TPDU; 転送プロトコル データ ユニット)の宛先アドレスを検証します。 • Disabled:GGSN は、 gprs plmn ip address コマンドを使用して指定した PLMN アドレスのグローバル リストを照会して、アップストリームの TPDU の宛先アドレスを検証しません。 |
Verify IPv4 mobile source addr |
security verify source コマンドの現在の設定。 • Enabled:GGSN は、MS に以前に割り当てられたアドレスに照会してアップストリームの TPDU のソース IP アドレスを検証します。 • Disabled:GGSN は、MS に以前割り当てられたアドレスに照会して、アップストリームの TPDU のソース IP アドレスを検証しません。 |
Verify IPv6 mobile destination addr |
security verify destination コマンドの現在の設定。 • Enabled:GGSN は、 gprs plmn ip address コマンドを使用して指定した Public Land Mobile Network (PLMN)アドレスを照会して、グローバル リストに対するアップストリームの Transport Protocol Data Unit(TPDU; 転送プロトコル データ ユニット)の宛先アドレスを検証します。 • Disabled:GGSN は、 gprs plmn ip address コマンドを使用して指定した PLMN アドレスのグローバル リストを照会して、アップストリームの TPDU の宛先アドレスを検証しません。 |
Verify IPv6 mobile source addr |
security verify source コマンドの現在の設定。 • Enabled:GGSN は、MS に以前に割り当てられたアドレスに照会してアップストリームの TPDU のソース IP アドレスを検証します。 • Disabled:GGSN は、MS に以前割り当てられたアドレスに照会して、アップストリームの TPDU のソース IP アドレスを検証しません。 |
VPN |
アクセス ポイントの Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)がイネーブル設定されているか、ディセーブル設定されているかを示します。 コマンドは VRF がイネーブルに設定されている APN 上で設定され、IPv4 PDP は VRF でルーティングされますが、IPv6 PDP はグローバル ルーティング テーブルでルーティングされます。 |
VRF name |
VPN ルーティングおよびフォワーディング インスタンスに割り当てられた名前。アクセス ポイントの VRF がイネーブルでない場合、値 None が表示されます。 |
wait_accounting |
APN で待機する RADIUS アカウンティング応答メッセージの現在の状態。 • Enable:PDP コンテキスト アクティブ化要求を SGSN に送信するまで、GGSN は RADIUS サーバからのアカウンティング応答メッセージを待機します。 • Disable:GGSN は、RADIUS サーバにアカウンティング要求を送信した後、PDP コンテキスト アクティブ化要求を SGSN に送信します。GGSN は RADIUS アカウンティング応答を待機しません。 gprs gtp response-message wait-accounting コマンドをグローバル コンフィギュレーション モードで使用するか、 response-message wait-accounting コマンドをアクセス ポイント コンフィギュレーション モードで使用して、RADIUS アカウンティング応答メッセージを待機するように設定できます。 |
例 2
次に、 show gprs access-point address-allocation コマンドのサンプル出力を示します。
router# show gprs access-point 8 address-allocation
1111111100000099 10.88.105.227
1111111100000191 10.88.105.7
1111111100000192 10.88.105.70
1111111100000297 10.88.106.162
1111111100000298 10.88.106.169
1111111100000299 10.88.106.161
1111111100000391 10.88.106.150
1111111100000392 10.88.106.25
1111111100000442 10.88.106.196
1111111100000443 10.88.106.197
1111111100000886 10.88.108.153
1111111100000887 10.88.108.158
2222222200000000 10.88.111.255
表 6 は、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 6 show gprs access-point address-allocation フィールドの説明
|
|
TID |
APN の PDP コンテキスト作成要求のトンネル ID。 |
PDP_ADDRESS |
APN の PDP コンテキスト作成要求に割り当てられた IP アドレス。 |
例 3
次に、sample output of the show gprs access-point all コマンド のサンプル出力を示します。
Router# show gprs access-point all
There are 3 Access-Points configured
Index Mode Access-type AccessPointName VRF Name
-----------------------------------------------------------------------
1 transparent Real corporate_1.com corporate_1.com
ppp-regeneration (max-session: 10000, setup-time: 60)
-----------------------------------------------------------------------
2 non-transparent Real corporate_2.com
-----------------------------------------------------------------------
3 transparent Virtual corporate_3.com
-----------------------------------------------------------------------
表 7 は、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 7 show gprs access-point all フィールドの説明
|
|
索引 |
GGSN 設定でアクセス ポイントに割り当てられた整数。インデックス番号を使用して、GGSN コマンドの APN を参照します。 |
Mode |
アクセス ポイントに設定されている権限。使用可能な値は次のとおりです。 • transparent:現在のバーチャル テンプレートに関連付けられているアクセス ポイントを介して PDN にアクセスする、認可または認証を行うことなくアクセスが許可されるユーザ。 • non-transparent:現在のバーチャル テンプレートを介して PDN にアクセスする、認証用プロキシとして動作する GGSN によって必ず認証が行われるユーザ。 |
Access-type |
アクセス ポイントの種類。使用可能な値は次のとおりです。 • Real:GGSN の外部物理ネットワークに対応する APN タイプ。これがデフォルト設定です。 • Virtual:GGSN の特定の物理ターゲット ネットワークに関連付けられていない APN タイプ。仮想 APN を使用して、PLMN の HLR プロビジョニングを簡略化します。 |
AccessPointName |
アクセス ポイントのネットワーク ID。一般には、インターネット ドメイン名です。 |
VRF Name |
APN に関連する VPN ルーティングおよびフォワーディング インスタンスの名前。 |
ppp-regeneration (max-session, setup-time) |
アクセス ポイントで設定されている PPP 再生成セッション パラメータ。 • max-session:アクセス ポイントで許可される PPP 再生成セッションの最大数。 • setup-time:PPP 再生成セッションを確立する必要のある最大時間(1 ~ 65535 秒)。 |
関連コマンド
|
|
access-point |
アクセス ポイント番号を指定し、アクセス ポイント コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show gprs access-point statistics
Gateway GPRS support node(GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード)上のアクセス ポイントのデータ量および PDP アクティブ化および非アクティブ化の統計情報を表示するには、 show gprs access-point statistics コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs access-point statistics { access-point-index | all }
シンタックスの説明
access-point-index |
アクセス ポイントのインデックス番号を指定します。このアクセス ポイントの統計情報が表示されます。 |
all |
GGSN のすべてのアクセス ポイントに関する統計情報が表示されます。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(4)MX |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(8)YD |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれました。 |
12.2(8)YW |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YW に組み込まれました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれ、次の新しい出力フィールドが追加されました。 • DHCP address requests sent by GGSN • DHCP address requests successful • DHCP address release sent by GGSN • downstream packet count • upstream packet count |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれ、次の IPv6 関連フィールドが show gprs access-point statistics access-point-index コマンド表示に追加されました。 • ms init ipv6 pdp activation • successful ms init ipv6 pdp activation • dynamic ipv6 PDP activation • successful dynamic ipv6 activation • ms init ipv6 pdp deactivation • successful ms init ipv6 pdp deactivation • ggsn init ipv6 pdp deactivation • successful ggsn init ipv6 pdp deactivation • network init ipv6 pdp deactivation • successful network init ipv6 pdp deactivation • upstream ipv6 data bytes • upstream ipv6 data pak • downstream ipv6 data bytes • downstream ipv6 pak |
12.4(15)XQ |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • PDP update initiated by GGSN • Successful PDP update initiated by GGSN • Total number of successful COA requests • Number of times direct tunnel enabled |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN 上のアクセス ポイントのデータ量および PDP アクティブ化および非アクティブ化の統計情報を表示するには、 show gprs access-point statistics コマンドを使用します。
情報を取得する特定のアクセス ポイント番号を指定するには、 access-point-index 引数を使用します。
すべてのアクセス ポイントに関する情報を短縮形で取得するには、 all キーワードを使用します。
例
次に、GGSN のすべてのアクセス ポイントの PDP コンテキストのアクティブ化および非アクティブ化に関する統計情報の例を示します。
router# show gprs access-point statistics 3
PDP activation initiated by MS: 11
PDP update initiated by GGSN 0
Successful PDP update initiated by GGSN 0
Successful PDP activation initiated by MS: 8
*Dynamic PDP activation initiated by MS: 11
Successful dynamic activation initiated by MS: 8
PDP deactivation initiated by MS: 0
Successful PDP deactivation initiated by MS: 0
Network initiated PDP activation: 0
Successful network initiated PDP activation: 0
PDP deactivation initiated by GGSN: 4
Successful PDP deactivation initiated by GGSN: 3
upstream data volume in octets: 0
*downstream data volume in octets: 0
downstream packet count: 0
*DHCP address requests sent by GGSN: 0
*DHCP address requests successful: 0
*DHCP address release sent by GGSN: 0
ms init ipv6 pdp activation 11
successful ms init ipv6 pdp activation 8
dynamic ipv6 pdp activation 11
successful dynamic v6 pdp activation 8
ms init ipv6 pdp deactivation 0
successful ms init v6 pdp deactivation 0
ggsn init ipv6 pdp deactivation 4
successful ggsn init v6 pdp deactivation 3
network init ipv6 pdp deactivation 0
successful network init ipv6 pdp deactivation 0
upstream ipv6 data bytes 192
downstream ipv6 data bytes 3552
downstream ipv6 data pak 48
Total number of successful COA requests 0
Number of times direct tunnel enabled 0
表 8 show gprs access-point statistics フィールドの説明
|
|
active PDP |
現在 GGSN に設定されている IPv4 PDP コンテキストの数。 |
downstream data volume in octets |
PDN またはネットワークから GGSN が受信したデータのバイト数。 |
downstream packet count |
ダウンストリームのトラフィックのバイト数。 |
DHCP address release sent by GGSN |
DHCP サーバが GGSN に送信した DHCP リリース パケット数。 |
DHCP address requests sent by GGSN |
GGSN が DHCP に送信した DHCP 要求パケット数。 |
DHCP address requests successful |
正常に行われた DHCP 要求の数。 |
Dest addr violation |
送信元アドレスの違反により GGSN がドロップする IPv4 パケット(およびバイト)数。このフィールドは、 security verify destination コマンドが設定されている場合にだけ表示されます。 このフィールドは VRF を使用する APN には適用されません。また、宛先アドレスの検証は、GTP-PPP 再生成または L2TP を使用する GTP-PPP には適用されません。 |
Dynamic PDP activation initiated by MS |
PDP アドレスのない MS から GGSN が受信する PDP コンテキスト作成要求メッセージの数 (重複する要求はカウントされません)。 |
downstream ipv6 data bytes |
PDN またはネットワークから GGSN が受信した IPv6 データのバイト数。 |
downstream ipv6 pak |
ダウンストリームの IPv6 トラフィックのバイト数。 |
dynamic ipv6 PDP activation |
ダイナミックな IPv6 アドレスの割り当てを要求する MS から GGSN が受信する IPv6 PDP コンテキスト作成要求の数。 |
GGSN が開始する IPv6 PDP コンテキスト停止要求の数。 |
upstream ipv6 data bytes |
SGSN から GGSN が受信した IPv6 データのバイト数。 |
upstream ipv6 data pak |
アップストリームの IPv6 トラフィックのバイト数。 |
ms init ipv6 pdp activation |
MS が開始した GGSN が受信する IPv6 PDP コンテキスト作成要求の数。 |
ms init ipv6 pdp deactivation |
MS が開始した GGSN が受信する IPv6 PDP コンテキスト削除要求の数。 |
Number of times direct tunnel enabled |
確立されるダイレクト トンネル PDP の数。 |
network init ipv6 pdp deactivation |
ネットワークで開始され、GGSN が受信する IPv6 PDP コンテキスト作成要求メッセージの数。 |
ダイナミック ipv6 アドレスの割り当てを使用するモバイル ユーザによって開始された、正常な IPv6 PDP コンテキスト作成の数。 |
GGSN が開始した要求によって正常に非アクティブ化された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
successful ms init ipv6 pdp activation |
SGSN が開始した要求によってアクティブ化された正常な IPv6 PDP コンテキストの数。 |
successful ms init ipv6 pdp deactivation |
SGSN が開始した要求によって正常に非アクティブ化された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
successful network init ipv6 pdp activation |
ネットワークが開始した要求によって正常にアクティブ化された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
ネットワークが開始した要求によって正常に非アクティブ化された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
Network initiated PDP activation |
ネットワーク開始から GGSN が受信する PDP コンテキスト作成要求メッセージの数。 |
PDP activation initiated by MS |
SGSN から GGSN が受信する PDP コンテキスト作成要求メッセージの数(重複する要求はカウントされません)。 |
PDP deactivation initiated by GGSN |
GGSN から SGSN に送信される PDP コンテキスト削除要求メッセージの数。 |
PDP deactivation initiated by MS |
SGSN から GGSN が受信する PDP コンテキスト削除要求メッセージの数 (重複するメッセージはカウントされません)。 |
PDP update initiated by GGSN |
GGSN により開始される PDP コンテキスト アップデート要求の数。 |
ppp-regeneration (max-session, setup-time) |
アクセス ポイントで設定されている PPP 再生成セッション パラメータ。 max-session:アクセス ポイントで許可される PPP 再生成セッションの最大数。 setup-time:PPP 再生成セッションを確立する必要のある最大時間(1 ~ 65535 秒)。 |
Redirected mobile-to-mobile traffic |
モバイル間トラフィックのリダイレクトにより、IPv4 パケットのある APN でドロップされる IPv4 パケット(バイト)数。このフィールドは、 redirect intermobile ip コマンドが設定されている場合にだけ表示されます。 |
Src addr violation |
送信元アドレスの違反によりドロップされる IPv4 パケット(バイト)数。このフィールドは、 security verify source コマンドが設定されている場合にだけ表示されます。 |
Successful dynamic activation initiated by MS |
PDP アドレスがダイナミックに割り当てられることを示す「GTP_RES_REQACCEPTED」の Cause 値付きで GGSN が送信する PDP コンテキスト作成応答メッセージの数。 |
Successful network initiated PDP activation |
ネットワークによって開始された GGSN でアクティブ化された PDP コンテキストの数。 |
Successful PDP activation initiated by MS |
「GTP_RES_REQACCEPTED」の Cause 値付きで GGSN が送信する PDP コンテキスト作成応答メッセージの数。 |
Successful PDP deactivation initiated by GGSN |
SGSN から GGSN が受信する PDP コンテキスト削除応答メッセージの数 |
Successful PDP deactivation initiated by MS |
「GTP_RES_REQACCEPTED」の Cause 値付きで GGSN が SGSN に送信する PDP コンテキスト削除応答メッセージの数。 |
Successful PDP update initiated by GGSN |
正常に実行された、GGSN により開始された PDP コンテキスト アップデート要求の数。 |
Total number of successful CoA requests |
正常に実行された、新しい QoS を含む CoA 要求の数。 |
upstream data volume in octets |
SGSN から GGSN が受信したデータのバイト数。 |
upstream packet count |
アップストリームのトラフィックのバイト数。 |
関連コマンド
|
|
clear gprs access-point statistics |
GGSN 上の特定のアクセス ポイントまたはすべてのアクセス ポイントの統計カウンタをクリアします。 |
show gprs access-point |
GGSN のアクセス ポイントに関する情報を表示します。 |
show gprs access-point status
アクセス ポイント上のアクティブな PDP の数、そのうちの IPv4 PDP の数、IPv6 PDP の数を表示するには、 show gprs access-point status コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs access-point status access-point-index
シンタックスの説明
access-point-index |
アクセス ポイントのインデックス番号を指定します。該当するアクセス ポイントの PDP 関連ステータスを表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(9)XG |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
アクセス ポイントのインデックスが指定されていない場合、コマンドはすべての APN の PDP 関連ステータスを表示します。
例
次に、show gprs access-point status コマンドのサンプル出力を示します。
Router#show gprs access-point status 4
number of ip address allocated 0
number of ipv6 address allocated 1
表 9 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 9 show gprs access-point status フィールドの説明
|
|
active PDP |
APN 上のアクティブな PDP の数。 |
number of ip address allocated |
IPv4 アドレスが割り当てられているアクティブな PSP の数。 |
number of ipv6 address allocated |
IPv6 アドレスが割り当てられているアクティブな PSP の数。 |
show gprs access-point statistics
ゲートウェイ GPRS サポート ノード(GGSN)のアクセス ポイントに関する統計情報を表示するには、特権モードで show gprs access-point statistics コマンドを使用します。
show gprs access-point statistics { access-point-index | all }
シンタックスの説明
access-point-index |
アクセス ポイントのインデックス番号を指定します。このアクセス ポイントの統計情報が表示されます。 |
all |
GGSN のすべてのアクセス ポイントに関する統計情報が表示されます。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN のアクセス ポイントに関する統計情報を表示するには、 show gprs access-point statistics コマンドを使用します。
情報を取得する特定のアクセス ポイント番号を指定するには、 access-point-index 引数を使用します。
すべてのアクセス ポイントに関する情報を短縮形で取得するには、 all キーワードを使用します。
例
次の例では、アクセス ポイント 1 の統計情報を示します。
GGSN# show gprs access-point statistics 1
Collection interval - 1 min, Last collected at - 1 min back
upstream data volume in octets: 0
downstream data volume in octets: 0
downstream packet count: 0
Collection interval - 2 min, Last collected at - 2 min back
upstream data volume in octets: 0
downstream data volume in octets: 0
downstream packet count: 0
関連コマンド
|
|
clear gprs access-point statistics |
GGSN 上の特定のアクセス ポイントまたはすべてのアクセス ポイントの統計カウンタをクリアします。 |
gprs interval |
GGSN が APN に関するデータを収集する間隔を設定します。 |
show gprs access-point |
GGSN のアクセス ポイントに関する情報を表示します。 |
show gprs bandwidth-pool status
設定された CAC 帯域幅プールのリストとそれらのステータスを表示するには、 show gprs bandwidth-pool status コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs bandwidth-pool status pool-name
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
設定した帯域幅プールとそれらのステータスを表示するには、 show gprs bandwidth-pool status コマンドを使用します。
例
次に、 show gprs bandwidth-pool status コマンドのサンプル出力を示します。
GGSN#show gprs bandwith-pool status bwpool1
=====================================================================
conversational Total BW:400000 Available BW:400000
streaming Total BW:300000 Available BW:300000
interactive Total BW:200000 Available BW:200000
background Total BW:100000 Available BW:100000
表 10 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 10 show gprs bandwidth-pool status フィールドの説明
|
|
BW Name |
gprs bandwidth-pool グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して定義した帯域幅プールおよび traffic-class 帯域幅プール設定コマンドを使用して定義したサブ トラフィック クラス ベースのプールの名前。 |
Total BW |
bandwidth 帯域幅プール設定コマンドを使用して帯域幅プールに割り当てられた帯域幅の合計(キロビット/秒)。また、 traffic-class 帯域幅プール設定コマンドを使用してパーセントまたは絶対値で定義された、サブ トラフィック クラス ベースのプールに割り当てられた帯域幅の合計。 |
Available BW |
帯域幅プールの残りの帯域幅(キロビット/秒)および各サブ トラフィック クラス ベースで使用できる残りの帯域幅(パーセントまたは絶対値)。 |
conversational |
会話型のトラフィック クラスに割り当てられた帯域幅プール帯域幅(キロビット/秒またはパーセント)および現在使用できる帯域幅。 |
streaming |
ストリーミング型のトラフィック クラスに割り当てられた帯域幅プール帯域幅(キロビット/秒またはパーセント)および現在使用できる帯域幅。 |
interactive |
双方向型のトラフィック クラスに割り当てられた帯域幅プール帯域幅(キロビット/秒またはパーセント)および現在使用できる帯域幅。 |
background |
バックグラウンド型のトラフィック クラスに割り当てられた帯域幅プール帯域幅(キロビット/秒またはパーセント)および現在使用できる帯域幅。 |
関連コマンド
|
|
bandwidth |
帯域幅プールの全帯域幅を、キロビット/秒単位で指定します。 |
bandwidth-pool |
帯域幅プールを APN に適用します。 |
gprs qos bandwidth-pool |
帯域幅プールを作成または修正します。 |
traffic-class |
帯域幅プールの帯域幅を特定のトラフィック クラスに割り当てます。 |
show gprs callrate
最新のコールレート統計情報を表示するには、s how gprs callrate コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs callrate
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
最新のコールレート統計情報を表示するには、 show gprs callrate コマンドを使用します。
例
次の例は、最新のコールレート統計情報を示します。
Router# show gprs callrate
関連コマンド
|
|
gprs callrate history |
設定されたインターバル内で収集されたコールレート統計情報の、保持する履歴項目数を設定します。 |
gprs callrate interval |
すべての APN に対して、グローバル コールレート統計情報を収集するインターバルを設定します。 |
show gprs callrate history |
コールレート統計情報の履歴を表示します。 |
show gprs callrate history
コールレート統計情報の履歴を表示するには、 how gprs callrate history コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs callrate history [ number ]
シンタックスの説明
number |
収集されたコールレート統計情報について、表示する履歴内に保持される項目数。有効な値の範囲は 1 ~ 100 です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
コールレート統計情報を表示するには、 show gprs callrate history コマンドを使用します。
例
次の例は、間隔の間に収集されたコールレート統計情報の履歴内で保持される 25 件の項目を表示します。
Router# show gprs callrate history 25
関連コマンド
|
|
gprs callrate history |
設定されたインターバル内で収集されたコールレート統計情報の、保持する履歴項目数を設定します。 |
gprs callrate interval |
すべての APN に対して、グローバル コールレート統計情報を収集するインターバルを設定します。 |
show gprs callrate |
最新のコールレート統計情報を表示します。 |
show gprs charging parameters
現在のゲートウェイ GPRS サポート ノード(GGSN)の課金コンフィギュレーションに関する情報を表示するには、 show gprs charging parameters コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs charging parameters [ charging-group [ group-num ]]
シンタックスの説明
charging-group group-num |
(任意)現在の課金コンフィギュレーションを表示する課金グループの数を指定します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.1(1)GA |
このコマンドが導入されました。 |
12.1(5)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.1(5)T に組み込まれました。 |
12.2(4)MX |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(4)MX に組み込まれました。 次の出力フィールドが、表示に追加されました。 • Charging CDR Option Local Record Sequence Number • Charging CDR Option No Partial CDR Generation • Charging CDR Option Node ID • Charging CDR Option Packet Count • Charging Change Condition Limit • Charging Send Buffer Size • Charging GTP’ Port Number • Charging MCC Code • Charging MNC Code • Charging Roamers CDR Only • Charging HPLMN Matching Criteria • Charging SGSN Limit 次の出力フィールドが、表示から削除されました。 • Charging MCC Code • Charging MNC Code • Charging HPLMN Matching Criteria |
12.2(8)YD |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれました。 |
12.2(8)YW |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YW に組み込まれました。 • Charging Path Protocol フィールドは、バイナリの 0 と 1 から udp と tcp に変更されました。 • Charging qos-info 出力フィールドは、Charging release に変更されました。 • 次の出力フィールドが、表示に追加されました。 – Charging Time Limit – Charging qos-info – Charging Transfer Format. – GTP’ use short header |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Access Point Name • ChCh Selection Mode • Default Tertiary Charging Gateway Address • Dynamic Address • External Charging ID • PDP Type • Served PDP Address • Service Mode • SGSN PLMN ID |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Access Point Name Virtual • Camel Charging Info • IMEISV • MS Time Zone • Radio Access Technology • User Location Information |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • GGSN's iSCSI profile • Charging Source Interface |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Primary Charging Gateway Address • Secondary or Backup Charging Gateway Address • Tertiary Charging Gateway Address • Switchover Priority • iSCSI Profile • iSCSI used as Primary |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN の現在アクティブな課金パラメータを表示するには、 show gprs charging parameters コマンドを使用します。
オプションで、 charging-group キーワード オプションを指定し、課金グループの現在アクティブな課金パラメータを表示します。課金グループを指定しない場合、グローバル デフォルトのパラメータが表示されます。
例
例 1
次に、 show gprs charging parameters コマンドのサンプル出力を示します。
Router# show gprs charging parameters
GPRS Charging Protocol Parameters for Global Default charging gateway group
===========================================================================
* Primary Charging Gateway Address: <172.17.1.2>
* Secondary Charging Gateway Address: UNDEFINED.
* Tertiary Charging Gateway Address: UNDEFINED.
* iSCSI profile : TARGET_LINUX.
* iSCSI used as Primary: FALSE.
* Backup data store (PSD) Address: UNDEFINED.
* Retrieve only data store (PSD) Address: UNDEFINED.
* Current Active Charging Gateway Address: <172.17.1.2>
* Current Backup Charging Gateway Address: UNDEFINED.
* Current iSCSI Use State for group: UNDEFINED
* Charging Server Switch-Over Timer: <60> seconds.
* Charging Path Protocol: udp.
* GTP' use short header: ENABLED.
* Charging Message Options:
- Packet Transfer Command IE: DISABLED.
- Number Responded: DISABLED.
* Charging MAP DATA TOS: <3>
* Charging Transfer Interval: <105> seconds.
* Charging Transfer Threshold: <1048576> bytes.
* Charging CDR Aggregation Limit: <255> CDRs per msg.
* Charging Packet Queue Size: <128> messages.
* Charging Gateway Path Request Timer: <0> Minutes.
* Charging Change Condition Limit: <5>
* Charging service record limit: DISABLED.
* Charging SGSN Limit: DISABLED.
* Charging Time Limit: <0>
* Charging Send Buffer Size: <1460>
* Charging Port Number: <3386>
* Charging Roamers CDR Only: DISABLED.
- Local Record Sequence Number: DISABLED.
- APN Selection Mode: DISABLED.
- ChCh Selection Mode: DISABLED.
- Radio Access Type - RAT: DISABLED.
- User Location Information: DISABLED.
- MS Time Zone: DISABLED.
- CAMEL Charging Info: DISABLED.
- SGSN PLMN ID: DISABLED.
- Dynamic Address: ENABLED.
- Served PDP Address: ENABLED.
- Access Point Name: ENABLED.
- Network Initiated PDP: ENABLED.
- No Partial CDR Generation: DISABLED.
- Packet Count: DISABLED.
- Served MSISDN: DISABLED.
- Private Echo: DISABLED.
* Charging Tariff Time Changes:
- NO Tariff Time Changes.
* Charging Service Mode: OPERATIONAL.
* Charging Gateway Priority Switchover: DISABLED.
* Charging Source Interface: Vt1 <30.30.1.6>
* ISCSI Record Format: gtp
表 11 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 11 show gprs charging parameters フィールドの説明
|
|
Backup data store (PSD) Address |
課金ゲートウェイが使用できない場合に G-CDR がバックアップされるローカルの Persistent Storage Device(PSD)の IP アドレス。 |
Charging CDR Aggregation Limit |
課金ゲートウェイへの課金データ転送メッセージで GGSN が集計する CDR の最大数。 この上限は、 gprs charging cdr-aggregation-limit コマンドを使用して設定できます。 |
GGSN が G-CDR の APN または仮想 APN パラメータを提供するかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging cdr-option apn コマンドおよび gprs charging cdr-option apn virtual コマンドを使用して、G-CDR の APN または仮想 APN パラメータを提供するよう GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: APN Selection Mode |
GGSN が G-CDR の APN 選択の原因コードを提供するかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging cdr-option apn-selection-mode コマンドを使用して、G-CDR の APN 選択モードを提供するよう GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: CAMEL Charging Info |
GGSN が、G-CDR に S-CDR の Customized Application for Mobile Enhanced Logic(CAMEL)のタグおよび長さのコピーを含めるかどうかを示すステータス。 gprs charging cdr-option camel-charge-info コマンドを使用して、G-CDR に CAMEL のタグおよび長さのコピーを含むよう、GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: ChCh Selection Mode |
GGSN が G-CDR に課金特性選択モードを含めるかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 |
Charging CDR Option: Dynamic Address |
GGSN が G-CDR にダイナミック アドレス フラグ パラメータを含めるかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging cdr-option dynamic-address コマンドを使用して、G-CDR の APN パラメータを提供するよう GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: IMEISV |
GGSN が G-CDR に International Mobile Equipment Identity(IMEI)ソフトウェア バージョン(IMEISIV)を含めるかどうかを示すステータス。 gprs charging cdr-option imeisv コマンドを使用して、G-CDR の IMEISIV IE パラメータを提供するよう GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: Local Record Sequence Number |
GGSN が G-CDR のローカル レコード シーケンス フィールドを使用するかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging cdr-option local-record-sequence-number コマンドを使用して G-CDR のローカル レコード シーケンス フィールドを使用するよう、GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: MS Time Zone |
GGSN が G-CDR に MS タイムゾーン(MSTZ)を含めるかどうかを示すステータス。 gprs charging cdr-option ms-time-zone コマンドを使用して、G-CDR の MSTZ を提供するよう GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: Network Initiated PDP |
GGSN が G-CDR に NIP パラメータを含めるかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging cdr-option nip コマンドを使用して G-CDR のローカル レコード シーケンス フィールドを使用するよう、GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: No Partial CDR Generation |
GGSN が部分 CDR を作成できるかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging cdr-option no-partial-cdr-generation コマンドを使用して、GGSN による 部分 CDR の生成をディセーブルに設定できます。 |
Charging CDR Option: Node ID |
GGSN が、G-CDR のノード ID フィールドで CDR を生成したノードの名前を指定するかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging cdr-option node-id コマンドを使用して G-CDR のノード ID フィールドを使用するよう、GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: Packet Count |
GGSN が G-CDR のオプションのレコード拡張フィールドでアップリンクおよびダウンリンクのパケット数を提供するかどうかを示すステータス。使用可能な値は ON または OFF です。 gprs charging cdr-option packet-count コマンドを使用して、パケット数を提供するよう GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: PDP Type |
GGSN が G-CDR に PDP タイプ パラメータを含めるかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging cdr-option pdp-type コマンドを使用して、パケット数を提供するよう GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: Private Echo |
GGSN がフロー制御にプライベート エコー シングナリングを使用するかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging flow-control private-echo コマンドを使用して、プライベート エコー シグナリングをイネーブルに設定できます。 |
GGSN が G-CDR に Radio Access Technology(RAT; 無線アクセス技術)IE を含めるかどうかを示すステータス。 gprs charging cdr-option rat-type コマンドを使用して、G-CDR の RAT IE パラメータを提供するよう GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: Served MSISDN |
GGSN が G-CDR の PDP コンテキスト作成要求の Mobile Station Integrated Services Digital Network(MSISDN)番号を提供するかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging cdr-option served-msisdn コマンドを使用して、MSISDN 番号を提供するよう GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: Served PDP Address |
GGSN が G-CDR の PDP コンテキスト作成要求の PDP アドレスを提供するかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging cdr-option pdp-address コマンドを使用してこの機能をイネーブルに設定できます。 |
Charging CDR Option: SGSN PLMN ID |
GGSN が G-CDR に SGSN PLMN 識別子を含めるかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging cdr-option sgsn-plmn コマンドを使用して、SGSN PLMN 識別子を提供するよう GGSN を設定できます。 |
Charging CDR Option: User Location Information |
GGSN が G-CDR に User Location Information(ULI; ユーザ位置情報)IE を含めるかどうかを示すステータス。 gprs charging cdr-option user-loc-info コマンドを使用して、G-CDR に ULI IE を含むよう GGSN を設定できます。 |
Charging Change Condition Limit |
各 G-CDR の課金コンテナの最大数。 gprs charging container change-limit コマンドを使用して、課金条件の制限値を設定できます。 |
Charging Gateway Path Request Timer |
指定されたパス プロトコルが TCP の場合、GGSN が課金ゲートウェイへの TCP パスの確立まで待機する時間(分)。 gprs charging cg-path-requests コマンドを使用して、パス要求タイマーを設定できます。 |
Charging Gateway Priority Switchover |
ゲートウェイがアクティブになったら、GGSN が優先度の高い課金ゲートウェイにスイッチオーバーするかどうかを示します。 使用可能な値は ENABLED(ゲートウェイがアクティブになると、GGSN は優先度の高い課金ゲートウェイに切り替わります)または DISABLED(ゲートウェイがアクティブになった場合、GGSN は優先度の高いゲートウェイには切り替わりません)。 gprs charging switchover priority コマンドを使用して優先度の高い課金ゲートウェイに切り替わるように、GGSN を設定できます。 |
Charging MAP DATA TOS |
現在 GGSN に設定されている Type of Service(ToS; タイプ オブ サービス)の優先度。課金パケットの IP ヘッダーの優先順位のビットに値(0 ~ 5)が設定されます。 gprs charging map data tos コマンドを使用して、ToS マッピングを設定できます。 |
Charging Message Options: Number Responded |
GGSN が Data Record Transfer 応答メッセージの Requests Responded IE の Length フィールドの代わりに Number of Requests Responded を使用するかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging message transfer-response number-responded コマンドを使用して、GGSN が Number of Requests Responded フィールドを使用するよう設定できます。 |
Charging Message Options: Packet Transfer Command IE |
GGSN が Data Record Transfer Request メッセージに Packet Transfer Command IE を含むかどうかを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging message transfer-request command-ie コマンドを使用して、Data Record Transfer Request メッセージに Packet Transfer Command IE を含むよう GGSN を設定できます。 |
Charging Message Options: Send Possibly Duplicated CDR |
(以前にアクティブだった課金ゲートウェイに送信済みの)Data Record Transfer Request メッセージの Packet Transfer Request IE を Send Possibly Duplicate Data Record Packet (2) に設定し再送信するように GGSN を設定したことを示すステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 GGSN が Packet Transfer Request IE の値を 2 に設定してData Record Transfer Request メッセージを再送信するよう設定するには、 gprs charging message transfer-request possibly-duplicate コマンドを使用します。 |
Charging Message Options: Transfer Request |
GGSN が Data Record Transfer 応答メッセージに Packet Transfer Command IE を含むかどうかを示します。 使用可能な値は ENABLED(GGSN が Packet Transfer Command IE を含む)または DISABLED(GGSN が IE を含まない)です。 |
Charging Messages Options: Transfer Response |
GGSN が Data Record Transfer 応答メッセージの Requests Responded IE の Length フィールドの代わりに Number of Requests Responded を使用するかどうかを示します。 使用可能な値は、ENABLED(GGSN が Number of Requests Responded フィールドを使用)または DISABLED(GGSN が Length フィールドを使用)です。 |
Charging Packet Queue Size |
GGSN によってそのキューに保持される、確認応答されない課金データ転送要求の最大数。 gprs charging packet-queue-size コマンドを使用して、最大キュー サイズを設定できます。 |
Charging Path Protocol |
GGSN と課金ゲートウェイの間で使用するプロトコル。使用可能な値は udp または tcp です。 gprs charging path-protocol コマンドを使用して、課金パス プロトコルを設定できます。 |
Charging Port Number |
課金ゲートウェイの宛先ポート。 gprs charging port コマンドを使用して宛先ポートを設定できます。 |
Charging release |
G-CDR を示す場合に GGSN が準拠する課金リリース。使用可能な値は 98、99、4、または 5 です。 gprs charging release コマンドを使用して課金リリースを設定できます。 |
Charging Roamers CDR Only |
GGSN のローミング サービス利用者機能に対する課金のステータス。使用可能な値は enabled または disabled です。 gprs charging roamers コマンドを使用して、ローミング サービス利用者に対して CDR の作成をサポートするよう、GGSN を設定できます。 |
Charging Send Buffer Size |
GGSN の GTP の PDU およびシグナリング メッセージを含むバッファのサイズ(バイト)。 gprs charging send-buffer コマンドを使用してバッファ サイズを設定できます。 |
Charging Server Switch-Over Timer |
アクティブな課金ゲートウェイに障害が発生した後、バックアップの課金ゲートウェイに課金データを開始するまでの GGSN の待機時間(秒)。 gprs charging server-switch-timer コマンドを使用して、時間を設定できます。 |
Charging SGSN Limit |
GGSN が特定の PDP コンテキストの G-CDR を閉じる前に生じる可能性がある、SGSN 変更の最大数。 |
Charging Source Interface |
課金トラフィックに使用されるループバック インターフェイス。 |
Charging Tariff Time Changes |
GGSN の課金利用料金の変更が発生する時間。 gprs charging tariff-time コマンドを使用してこの時刻を設定できます。 |
Charging Transfer Interval |
終了した CDR をチェックし課金ゲートウェイに送信するまでの GGSN の待機時間(秒)。 gprs charging transfer interval コマンドを使用して、時間を設定できます。 |
Charging Transfer Threshold |
課金コンテナを閉じて CDR を更新するまで、GGSN が課金コンテナに保持する最大サイズ(バイト)。 gprs charging container volume-threshold コマンドを使用して、コンテナのサイズを設定できます。 |
Current Active Charging Gateway Address |
GGSN が現在課金データを送信している課金ゲートウェイの IP アドレス。 gprs default charging-gateway コマンドを使用して、プライマリ課金ゲートウェイを設定できます。 |
Current Backup Charging Gateway Address |
現在アクティブな課金ゲートウェイが使用できなくなった場合、GGSN が課金データを送信するバックアップの課金ゲートウェイの IP アドレス。 gprs default charging-gateway コマンドを使用して、バックアップ課金ゲートウェイを設定できます。 |
Current iSCSI Use State for group |
GTP’ use short header |
GGSN が短い GTP ショート ヘッダー(6 バイト ヘッダー)を使用しているかどうかを示します。使用可能な値は ENABLED(GGSN は短い GTP ヘッダーを使用)または DISABLED(GGSN は長い GTP ヘッダーを使用)です。 gprs charging header short コマンドを使用して、短い GTP ヘッダーを使用するよう、GGSN を設定できます。 |
iSCSI profile |
GGSN に設定された iSCSI ターゲット プロファイルの名前。 |
ISCSI Record Storage Format |
iSCSI used as Primary |
True または False。 |
Primary Charging Gateway Address |
デフォルトのプライマリ課金ゲートウェイの IP アドレス。 gprs default charging-gateway コマンドを使用して、デフォルトのプライマリ課金ゲートウェイを設定できます。 |
Retrieve only data store (PSD) Address |
G-CDR だけが取得されるリモートの Persistent Storage Device(PSD)の IP アドレス。 |
Secondary Charging Gateway Address |
デフォルトのセカンダリ(バックアップ)課金ゲートウェイの IP アドレス。 gprs default charging-gateway コマンドを使用して、デフォルトのバックアップ課金ゲートウェイを設定できます。 |
Tertiary Charging Gateway Address |
デフォルトのターシャリ(バックアップ)課金ゲートウェイの IP アドレス。 gprs default charging-gateway コマンドを使用して、デフォルトのバックアップ課金ゲートウェイを設定できます。 |
例 2
次に、課金グループが指定された show gprs charging parameter コマンドのサンプル出力を示します。
Router# show gprs charging parameters charging group 10
Primary Charging Gateway Address:172.17.1.3
Secondary or Backup Charging Gateway Address:UNDEFINED
Tertiary Charging Gateway Address:UNDEFINED
Switchover Priority: DISABLED
iSCSI used as Primary:TRUE
表 12 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 12 show gprs charging parameters フィールドの説明
|
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Primary Charging Gateway Address |
課金グループのデフォルトのプライマリ課金ゲートウェイの IP アドレス。 primary 課金グループ コンフィギュレーション コマンドを使用して、課金グループのプライマリ課金ゲートウェイを設定できます。 |
Secondary or Backup Charging Gateway Address |
課金グループのデフォルトのセカンダリ(バックアップ)課金ゲートウェイの IP アドレス。 secondary 課金グループ コンフィギュレーション コマンドを使用して、課金グループのセカンダリまたはバックアップ課金ゲートウェイを設定できます。 |
Switchover Priority |
ゲートウェイがアクティブになった場合、GGSN が優先度の高い課金ゲートウェイに切り替えるよう設定するかどうかを示します。 使用可能な値は ENABLED(ゲートウェイがアクティブになると、GGSN は優先度の高い課金ゲートウェイに切り替わります)または DISABLED(ゲートウェイがアクティブになっても、GGSN は優先度の高いゲートウェイには切り替わりません)。 switchover priority 課金グループ コンフィギュレーション コマンドを使用して、切り替えの優先度を設定できます。 |
Tertiary Charging Gateway Address |
課金グループのデフォルトのターシャリ(バックアップ)課金ゲートウェイの IP アドレス。 tertiary 課金グループ コンフィギュレーション コマンドを使用して、課金グループのターシャリ課金ゲートウェイを設定できます。 |
iSCSI profile |
課金グループに設定された iSCSI ターゲット プロファイルの名前。 iscsi 課金グループ コンフィギュレーション コマンドを使用して、課金グループの iSCSI ターゲット インターフェイスを設定できます。 |
iSCSI used as Primary: |
使用可能な値は TRUE または FALSE です。 |
関連コマンド
|
|
show gprs charging statistics |
GGSN に関する累積課金統計情報を表示します。 |
show gprs charging session
iSCSI セッション情報を表示するには、 show gprs charging session コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs charging session [ iscsi-profile-name ]
シンタックスの説明
iscsi-profile-name |
(任意)セッション情報を表示する iSCSI プロファイルの名前。iSCSI プロファイルの名前が指定されていない場合、グローバルに定義された iSCSI プロファイルのセッション情報が表示されます。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
特定の iSCSI プロファイルについてiSCSI セッション情報を表示するには、 show gprs charging session コマンドを使用します。iSCSI プロファイルの名前が指定されていない場合、グローバルに定義された iSCSI プロファイルのセッション情報が表示されます。
関連コマンド
|
|
show gprs charging parameters |
現在の GGSN 課金コンフィギュレーションに関する情報を表示します。 |
show gprs charging statistics |
GGSN の現在の課金統計情報を表示します。 |
show gprs charging summary |
GGSN で定義されているすべての課金グループをまとめて表示します。 |
show gprs charging statistics
ゲートウェイ GPRS サポート ノード(GGSN)の累計課金統計情報を表示するには、 show gprs charging statistics コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs charging statistics [ all | charging-group [ group-num ]]
シンタックスの説明
all |
すべての課金に関する統計情報を表示します。 |
charging-group group-num |
(任意)累計統計情報を表示する課金グループの数を指定します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.1(1)GA |
このコマンドが導入されました。 |
12.1(5)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.1(5)T に組み込まれました。 |
12.2(4)MX |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(4)MX に組み込まれました。統計情報はGGSN の最後の再起動からの累計に変更され、キーワード オプションが削除されました。 |
12.2(8)YD |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれました。 |
12.2(8)YW |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YW に組み込まれました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)E に組み込まれ、 charging group キーワード オプションが追加されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN が最後に再起動した後の累積課金統計情報を表示するには、 show gprs charging statistics コマンドを使用します。
オプションで、 charging group キーワード オプションを指定し、課金グループの累積課金統計情報を表示します。
例
例 1
次に、 show gprs charging statistics all command コマンドのサンプル出力を示します。
Router# show gprs charging statistics all
GPRS Charging Protocol Statistics for Global Default Charging Group
===================================================================
* Total Number of CDRs for Charging: <0>
* Total Number of Containers for Charging: <0>
* Total Number of Service Records: <0>
* Total Number of CDR_Output_Msgs sent: <0>
* Total Number of CDR_Output_Msgs sent to iSCSI: <0>
* Total Number of CDR_Output_Msgs sent to Charging Gateway: <0>
-- Charging Gateway Statistics --
* Charging Gateway Down Count: <0>
表 13 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 13 show gprs charging statistics フィールドの説明
|
|
Total Number of CDRs for Charging |
GGSN の最後の起動以降に GGSN で、開いているおよび閉じている G-CDR の累計数。 |
Total Number of Containers for Charging |
GGSN の最後の起動以降に、GGSN 上で開いているおよび閉じているすべての G-CDR の課金コンテナの累計数。 |
Total Number of CDR_Output_Msgs sent |
GGSN の最後の起動以降に、GGSN により送信された G-CDR 出力メッセージの累計数。 |
Total Number of CDR_Output_Msgs sent to iSCSI. |
GGSN の最後の起動以降に、GGSN が iSCSI ターゲットに送信した G-CDR 出力メッセージの累計数。 |
Total Number of CDR_Output_Msgs sent to Charging Gateway |
GGSN の最後の起動以降に、GGSN が課金ゲートウェイに送信した G-CDR 出力メッセージのと受信した通知の累計数。 |
Charging Gateway Down Count |
GGSN の最後の起動以降に、課金ゲートウェイがその状態を遷移(アップまたは不明、ダウン)した回数。 |
関連コマンド
|
|
show gprs charging parameters |
現在の GGSN 課金コンフィギュレーションに関する情報を表示します。 |
show gprs charging status |
GGSN の現在の課金統計情報を表示します。 |
show gprs charging status
ゲートウェイ GPRS サポート ノード(GGSN)の現在の課金統計情報を表示するには、 show gprs charging status コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs charging status { access-point access-point-index | all | charging-group index | tid tunnel_id }
シンタックスの説明
access-point access-point-index |
特定のアクセス ポイント インデックスの課金統計情報を表示します。 |
all |
すべての課金に関する統計情報を表示します。 |
charging-group index |
特定の課金グループ インデックスの課金統計情報を表示します。 |
tid tunnel_id |
特定のトンネル ID の課金統計情報を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(4)MX |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(8)YD |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれ、Number of partial CDRs 出力フィールドは Number of closed CDRs buffered に変更されました。 |
12.2(8)YW |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YW に組み込まれました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれ、sgsn_plmn_id フィールドが表示に追加されました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)E に組み込まれ、 charging-group キーワード オプションが追加されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
最後の G-CDR が送信されて以降、GGSN の現在の課金統計情報を表示するには、 show gprs charging status コマンドを使用します。
例
例 1
次に、 show gprs charging status tid コマンド のサンプル出力を示します。
Router# show gprs charging status tid 1102334415151515
GPRS Charging Protocol Status for TID
=========================================
* Number of closed CDRs buffered: <0>
* Number of Containers: <0>
** Detail fields of CDR entry **
==========================
- served_imsi = 0x112 3344151515F5
- sgsn_plmn_id = 0x21F354
- ggsn_address = 10.10.10.1
- SGSN change list (total=[1]): [4.4.4.4]
- apn = www.gprs_companya.fr
- pdp_type: - pdp_type_org = 1
- pdp_type.chrg_data_vol_list:
- rec_opening_time = 2003/5/9 10:2:12 <tz_offset:0>
- duration = 0 - cause_rec_closing = 0
表 14 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 14 show gprs charging status tid フィールドの説明
|
|
Number of CDRs |
最後の G-CDR が課金ゲートウェイに正常に送信されてから、指定された TID の GGSN 上で現在開いているおよび閉じている G-CDR の数。 |
Number of closed CDRs buffered |
GGSN が指定された TID の課金ゲートウェイにまだ送信していない、現在終了している G-CDR の数。 |
Number of Containers |
最後の G-CDR が課金ゲートウェイに正常に送信されて以降、指定された TID の現在開いている課金コンテナおよび終了している課金コンテナの総数。 |
例 2
次に、 show gprs charging status access-point コマンド のサンプル出力を示します。
Router# show gprs charging status access-point 1
GPRS Charging Protocol Status for APN
=========================================
* Number of closed CDRs buffered: <0>
* Number of Containers: <0>
表 15 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 15 show gprs charging status access-point フィールドの説明
|
|
Number of CDRs |
最後の G-CDR が課金ゲートウェイに正常に送信されてから、指定されたアクセス ポイントの GGSN 上で現在開いているおよび閉じている G-CDR の数。 |
Number of closed CDRs buffered |
GGSN が指定されたアクセス ポイントの課金ゲートウェイにまだ送信していない、現在終了している G-CDR の数。 |
Number of Containers |
最後の G-CDR が課金ゲートウェイに正常に送信されて以降、指定されたアクセス ポイントの現在開いている課金コンテナおよび終了している課金コンテナの総数。 |
例 3
次に、 show gprs charging status all コマンド のサンプル出力を示します。
Router# show gprs charging status all
GPRS Charging Protocol Status
=================================
* Number of closed CDRs buffered: <0>
* Number of Containers buffered: <0>
* Number of pending unack. CDR_Output_Msgs: <1>
表 16 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 16 show gprs charging status フィールドの説明
|
|
Number of APNs |
課金データが現在収集されているアクセス ポイントの数。この統計情報は、このコマンドの all バージョンにだけ表示されます。 |
Number of CDRs |
最後の G-CDR が課金ゲートウェイに正常に送信されてから、GGSN 上で現在開いているおよび閉じている G-CDR の数。このコマンドの tid および access-point バージョンでは、これは指定された TID またはアクセス ポイントの現在開いている G-CDR および閉じている G-CDR の数となります。 |
Number of closed CDRs buffered |
GGSN が課金ゲートウェイにまだ送信していない、現在終了している G-CDR の数。このコマンドの tid および access-point バージョンでは、これは課金ゲートウェイにまだ送信されていない、指定された TID またはアクセス ポイントの現在終了している G-CDR の数となります。 |
Number of Containers buffered |
最後の G-CDR が課金ゲートウェイに正常に送信されて以降、現在開いている課金コンテナおよび終了している課金コンテナの総数。 |
Number of pending unack.CDR_Output_Msgs |
課金ゲートウェイにまだ認識されていない、GGSN により送信された G-CDR 出力メッセージの数。 |
関連コマンド
|
|
show gprs charging parameters |
現在の GGSN 課金コンフィギュレーションに関する情報を表示します。 |
show gprs charging statistics |
GGSN に関する累積課金統計情報を表示します。 |
show gprs charging summary
Cisco GGSN に定義されたすべての課金グループの概要を表示するには、 show gprs charging summary コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs summary
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
Cisco GGSN に設定されたすべての課金グループの概要と、ゲートウェイおよび設定された iSCSI の IP アドレスを表示するには、 show gprs charging summary コマンドを使用します。また、グローバルに定義されたデフォルト ゲートウェイが表示されます。
例
次に、 show gprs charging summary コマンド のサンプル出力を示します。
Router# show gprs charging summary
======================================================
****** CHARGING ENABLED ******
======================================================
GPRS Charging Protocol Parameters for Global Default charging gateway group
===========================================================================
* Primary Charging Gateway Address: <45.1.1.2>
* Secondary Charging Gateway Address: UNDEFINED.
* Tertiary Charging Gateway Address: UNDEFINED.
* iSCSI profile : UNDEFINED.
* iSCSI used as Primary: FALSE.
======================================================
関連コマンド
|
|
gprs charging group |
課金ゲートウェイ グループを定義または修正します。 |
show gprs charging parameters |
現在の GGSN 課金コンフィギュレーションに関する情報を表示します。 |
show gprs charging session |
iSCSI セッション情報を表示します。 |
show gprs charging statistics |
GGSN の現在の課金統計情報を表示します。 |
show gprs gtp ms
ゲートウェイ GPRS サポート ノード(GGSN)で現在アクティブな MS を表示するには、 show gprs gtp ms コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs gtp ms { imsi imsi | access-point access-point-index | all }
シンタックスの説明
imsi imsi |
MS を International Mobile Subscriber Identity(IMSI)ごとに表示します。IMSI の桁数は、最大 15 桁です。IMSI は、 show gprs gtp ms all コマンドまたは show gprs gtp pdp-context tid コマンドの出力から取得できます。 |
access-point access-point-index |
MS をアクセス ポイントごとに表示します。 |
all |
すべての MS を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(8)YW |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 • MS Addr フィールドが更新され、PPP PDP コンテキストの仮想インターフェイス識別子および PPP PDP with L2TP コンテキストのステータスを反映するようになりました。 • SGSN MCC/MNC フィールドが追加されました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN 上で現在アクティブなモバイル ステーションに関する情報を表示するには、 show gprs gtp ms コマンドを使用します。アクセス ポイントまたは IMSI にしたがって、MS 情報を表示できます。また、すべての MS の情報も表示できます。
例
次の例は、すべての MS の情報を表示します。
router# show gprs gtp ms all
IMSI SGSN MCCMNC MS ADDRESS APN
112233445565437 12345 10.3.0.1 gprsa.apn.com
223456788765437 67891 10.2.0.1 (Vi5) gprsb.apn.com
次の例は、アクセス ポイント 1 のすべての MS の情報を表示します。
router# show gprs gtp ms access-point 1
IMSI SGSN MCCMNC MS ADDRESS APN
112233445565437 12345 10.3.0.1 gprsa.apn.com
次の例は、IMSI 110406080002045 のすべての MS の情報を表示します。
router# show gprs gtp ms imsi 110406080002045
IMSI SGSN MCCMNC MS ADDRESS APN
110406080002045 12345 10.10.10.2 gprsc.apn.com
表 17 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 17 show gprs gtp ms フィールドの説明
|
|
IMSI |
MS の IMSI。 |
MS ADDRESS |
MS の IP アドレス。 (注) PPP PDP コンテキストでは、このフィールドは仮想インターフェイス識別子も表示します。PPP PDP with L2TP コンテキストでは、このフィールドは PDP コンテキストの状態も表示します。使用可能な値は、Pending、Forwarded、または Terminating です。 |
APN |
アクセス ポイント名。 |
number of pdp |
MS の PDP コンテキストの数。 |
reference count |
内部データ構造フィールド。内部のトラブルシューティングにだけ使用されます。 |
SGSN MCCMNC |
SGSN の MCC/MNC。 |
関連コマンド
|
|
show gprs gtp pdp-context |
現在アクティブな PDP コンテキスト(モバイル セッション)のリストを表示します。 |
show gprs gtp status |
アクティブな PDP コンテキスト、QoS 統計情報など、GGSN における GTP の現在のステータスを表示します。 |
show gprs gtp parameters
Gateway GPRS Support Node (GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード)の現在の GPRS Tunneling Protocol(GTP; GPRS トンネリング プロトコル)に関する情報を表示するには、 show gprs gtp parameters コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs gtp parameters
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.1(1)GA |
このコマンドが導入されました。 |
12.1(5)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.1(5)T に組み込まれました。 |
12.2(4)MX |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(4)MX に組み込まれました。 次の出力フィールドが、表示に追加されました。 • Charging MCC Code • Charging MNC Code • Charging HPLMN Matching Criteria • GTP dynamic echo-timer minimum • GTP dynamic echo-timer smooth factor The following output field was removed: • GTP max hold time for old sgsn PDUs T3_tunnel |
12.2(8)YD |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれ、次の出力フィールドが表示から削除されました。 • GPRS HPLMN Matching Criteria |
12.2(8)YW |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YW に組み込まれました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれ、次の出力フィールドが表示から削除されました。 • GPRS MCC Code • GPRS MNC Code |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSNに設定されている現在の GTP パラメータを表示するには、 show gprs gtp parameters コマンドを使用します。
例
次に、 show gprs gtp parameters コマンドのサンプル出力を示します。
router# show gprs gtp parameters
GTP path echo interval = 60
GTP signal max wait time T3_response = 1
GTP max retry N3_request = 5
GTP dynamic echo-timer minimum = 5
GTP dynamic echo-timer smooth factor = 2
GTP buffer size for receiving N3_buffer = 8192
GTP max pdp context = 45000
表 18 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 18 show gprs gtp parameters フィールドの説明
|
|
GTP buffer size for receiving N3_buffer |
トンネリング プロトコルを介して送信される GTP シグナリング メッセージおよびパケットを受信するために GGSN によって使用されるレシーブ バッファの現在のサイズ(バイト)。 gprs gtp n3-buffer-size コマンドを使用して N3 バッファを設定できます。 |
GTP dynamic echo-timer minimum |
ダイナミック エコー タイマーが使用する現在の最小期間(秒)。 gprs gtp echo-timer dynamic minimum コマンドを使用して、最小値を設定できます。 |
GTP dynamic echo-timer smooth factor |
ダイナミック エコー タイマーの T ダイナミックを計算するのに GGSN が使用する現在の乗数。 gprs gtp echo-timer dynamic smooth-factor コマンドを使用して、スムース係数を設定できます。 |
GTP max pdp context |
GGSN でアクティブ化にできる PDP コンテキスト(モバイル セッション)の現在の最大値。 gprs maximum-pdp-context-allowed コマンドを使用して、PDP コンテキスト要求の最大値を設定できます。 |
GTP max retry N3_request |
GGSN による SGSN に対するシグナリング要求を送信する最大送信試行回数。 gprs gtp n3-requests コマンドを使用して、GGSN が行うシグナリング要求の最大回数を設定できます。 |
GTP path echo interval |
SGSN にエコー要求を送信するまで GGSN が待機する間隔(秒)。 gprs gtp path-echo-interval コマンドを使用してパス エコー インターバルを設定できます。 |
GTP signal max wait time T3_response |
シングナリング要求メッセージに応答するまで GGSN が待機する間隔(秒)。 gprs gtp t3-response コマンドを使用して、最大間隔を設定できます。 |
関連コマンド
|
|
show gprs gtp statistics |
IE、GTP シグナリング、GTP PDU の統計情報など、GGSN に関する現在の GTP 統計情報を表示します。 |
show gprs gtp status |
アクティブな PDP コンテキスト、QoS 統計情報など、GGSN における GTP の現在のステータスを表示します。 |
show gprs gtp path
ゲートウェイ GPRS サポート ノード(GGSN)とその他の GPRS/UMTS デバイスとの間の 1 つまたは複数の GTP パスに関する情報を表示するには、 show gprs gtp path コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs gtp path { remote-address ip-address [ remote-port remote-port-num ] | version gtp-version | all }
シンタックスの説明
remote-address ip-address |
指定したリモート IP アドレスの GTP パス情報を表示します。オプションで、指定したリモート IP アドレスとポート番号の GTP パス情報を表示します。 |
remote-port remote_port_num |
(任意)指定したリモート IP アドレスとポート番号の GTP パス情報を表示します。 |
version gtp-version |
GTP パスを GTP バージョンごとに表示します(0 または 1)です。 |
all |
すべての GTP パスに関する情報を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.1(1)GA |
このコマンドが導入されました。 |
12.1(5)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.1(5)T に組み込まれました。 |
12.2(4)MX |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(4)MX に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Dynamic echo timer |
12.2(8)YD |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれました。 |
12.2(8)YW |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YW に組み込まれました。 • version キーワード オプションと、リモート IP アドレスおよびリモート ポート番号の GTP パス情報を表示するオプションが追加されました。 • GTP version 出力フィールドが表示に追加されました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Path Echo |
12.4(22)YE |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれ、VRF 列が表示に追加されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN からの 1 つまたは複数の GTP パスに関する情報を表示するには、 show gprs gtp path コマンドを使用します。
例
例 1
次の例は、IP アドレスが 10.49.85.100 であるリモート デバイスへの GTP パスの出力を示します。
router# show gprs gtp path 10.49.85.100
Local address Remote address GTP version Path Echo Dynamic echo VRF
10.10.10.1(2123) 10.49.85.100(2123) 1 Disabled 5
10.10.10.1(2152) 10.49.85.100(2152) 1 Disabled 5
例 2
次の例は、IP アドレスが 10.49.85.100 で、リモート ポート番号が 2123 であるリモート デバイスへの GTP パスの出力を示します。
router# show gprs gtp path 10.49.85.100 2123
Local address Remote address GTP version Path Echo Dynamic echo VRF
10.10.10.1(2123) 10.49.85.100(2123) 1 Disabled 5
例 3
次の例は、GTP バージョン 1 を使用している GGSN のすべてのパスの出力を示します。
router# show gprs gtp path version 1
Local address Remote address GTP version Path Echo Dynamic echo VRF
10.10.10.1(3386) 10.49.85.100(3386) 1 Disabled 5
10.10.10.1(3386) 10.7.7.7(3386) 1 Disabled 2
例 4
次の例は、GGSN のすべてのパスの出力を示します。
router# show gprs gtp path all
Local address Remote address GTP version Path Echo Dynamic echo VRF
10.10.10.1(3386) 10.49.85.100(3386) 1 Disabled Disabled
10.10.10.1(3386) 10.1.1.1(3386) 0 Disabled 2
10.10.10.1(3386) 10.7.7.7(3386) 1 Disabled 5
表 19 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 19 show gprs gtp path フィールドの説明
|
|
Dynamic echo timer |
ダイナミック エコー タイマーの現在の設定(秒)。ダイナミック エコー タイマーが使用されていない場合、「Disabled」が表示されます。 |
GTP version |
パスがサポートしている GTP プロトコルのバージョン(バージョン 0 または 1)。 |
VRF |
GRX トラフィックを分離するために VRF がパス上に設定されているかどうか。 |
Local address |
GTP パスのローカル側の IP アドレスおよびポート番号。 |
Path Echo |
このパスのエコー要求がディセーブルになっているかどうか。 |
Remote address |
SGSN のアドレスなど。GTP パスのリモート側の IP アドレスおよびポート番号。 |
Total number of path |
現在確立されている GTP パスの総数。 |
show gprs gtp path statistics history
履歴に保存されている GTP パス エントリの統計情報(パスのローカル アドレスおよびリモート ポート、GTP のバージョン、パスが削除される時刻など)を表示するには、 show gprs gtp path statistics history コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs gtp path statistics history number
シンタックスの説明
number |
統計情報を表示するパス エントリの数。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(9)XG |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Total Update requests sent • Total Update responses rcvd • Number of times DT enabled |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
パス履歴テーブルに保存されているパス エントリの統計情報を表示するには、 show gprs gtp path statistics history コマンドを使用します。統計情報には、パスのローカル アドレス、リモート アドレス、GTP バージョン、パスが削除された時刻などの情報が含まれます。
リスト内の統計情報の最初のグループは、最も最近削除されたパスです。
gprs gtp path history グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、履歴に保存されたパス エントリの最大数が設定されます。
例
次に、show gprs gtp path statistics history コマンドのサンプル出力を示します。
Router#show gprs gtp path statistics history
Path: IP address: 172.21.21.21, Remote port: 2152 Remote Entity: SGSN
GPRS GTP Path Statistics:
Unexpected Data Message 0 Received PDU message 0
Total Data dropped 0 Sent PDU message 0
Received PDU bytes 0 Number of short messages 0
Sent PDU bytes 0 Number of unknown message 0
Unexpected signaling message 0 Roaming trusted PDPs 0
Roaming non-trusted PDPs 0 Non-roaming PDPs 0
Source Violations 0 Unsupported extension hdr recd 0
Path failures 0 Path fail due to local delete 0
Total packets dropped 0 Signaling messages dropped 0
Signaling msg received 2 Signaling msg sent 3
Number of PDPs created 0 Number of PDPs deleted 0
Number of PPP PDPs created 0 Number of PPP PDPs deleted 0
Single PDP cleared 0 Creates received as update 0
Local delete: version upgrade 0 Local delete due to no sgsn 0
Local delete: version fallback 0 Create collide with delete 0
Version changes 0 Retransmit for create 0
IPv6 PDP activation rejected 0 IPv6 PDPs created 0
IPv6 PDPs deleted 0 IPv6 signaling msg rcvd 0
IPv6 signaling msg sent 0 IPv6 pdus received 0
IPv6 pdus sent 0 IPv6 bytes received 0
IPv6 bytes sent 0 Total update requests sent 0
Total update responses rcvd 0 Number of times DT enabled 0
Path: IP address: 172.21.21.21, Remote port: 2123
GPRS GTP Path Statistics:
Unexpected Data Message 0 Received PDU message 0
Total Data dropped 0 Sent PDU message 0
Received PDU bytes 0 Number of short messages 0
Sent PDU bytes 0 Number of unknown message 0
Unexpected signaling message 0 Roaming trusted PDPs 0
Roaming non-trusted PDPs 0 Non-roaming PDPs 0
Source Violations 0 Unsupported extension hdr recd 0
Path failures 0 Path fail due to local delete 0
Total packets dropped 0 Signaling messages dropped 0
Signaling msg received 6 Signaling msg sent 12
Number of PDPs created 0 Number of PDPs deleted 0
Number of PPP PDPs created 0 Number of PPP PDPs deleted 0
Single PDP cleared 0 Creates received as update 0
Local delete: version upgrade 0 Local delete due to no sgsn 0
Local delete: version fallback 0 Create collide with delete 0
Version changes 0 Retransmit for create 3
IPv6 PDP activation rejected 0 IPv6 PDPs created 0
IPv6 PDPs deleted 0 IPv6 signaling msg rcvd 0
IPv6 signaling msg sent 0 IPv6 pdus received 0
IPv6 pdus sent 0 IPv6 bytes received 0
IPv6 bytes sent 0 Total update requests sent 0
Total update responses rcvd 0 Number of times DT enabled 0
Path: IP address: 172.10.1.1, Remote port: 2152
GPRS GTP Path Statistics:
Unexpected Data Message 0 Received PDU message 0
Total Data dropped 0 Sent PDU message 0
Received PDU bytes 0 Number of short messages 0
Sent PDU bytes 0 Number of unknown message 0
Unexpected signaling message 0 Roaming trusted PDPs 0
Roaming non-trusted PDPs 0 Non-roaming PDPs 0
Source Violations 0 Unsupported extension hdr recd 0
Path failures 0 Path fail due to local delete 0
Total packets dropped 0 Signaling messages dropped 0
Signaling msg received 1 Signaling msg sent 2
Number of PDPs created 1 Number of PDPs deleted 1
Number of PPP PDPs created 0 Number of PPP PDPs deleted 0
Single PDP cleared 0 Creates received as update 0
Local delete: version upgrade 0 Local delete due to no sgsn 0
Local delete: version fallback 0 Create collide with delete 0
Version changes 0 Retransmit for create 0
IPv6 PDP activation rejected 0 IPv6 PDPs created 0
IPv6 PDPs deleted 0 IPv6 signaling msg rcvd 0
IPv6 signaling msg sent 0 IPv6 pdus received 0
IPv6 pdus sent 0 IPv6 bytes received 0
IPv6 bytes sent 0 Total update requests sent 0
Total update responses rcvd 0 Number of times DT enabled 0
Path: IP address: 172.10.1.1, Remote port: 2123
GPRS GTP Path Statistics:
Unexpected Data Message 0 Received PDU message 0
Total Data dropped 0 Sent PDU message 0
Received PDU bytes 0 Number of short messages 0
Sent PDU bytes 0 Number of unknown message 0
Unexpected signaling message 0 Roaming trusted PDPs 0
Roaming non-trusted PDPs 0 Non-roaming PDPs 0
Source Violations 0 Unsupported extension hdr recd 0
Path failures 0 Path fail due to local delete 0
Total packets dropped 0 Signaling messages dropped 0
Signaling msg received 0 Signaling msg sent 0
Number of PDPs created 0 Number of PDPs deleted 0
Number of PPP PDPs created 0 Number of PPP PDPs deleted 0
Single PDP cleared 0 Creates received as update 0
Local delete: version upgrade 0 Local delete due to no sgsn 0
Local delete: version fallback 0 Create collide with delete 0
Version changes 0 Retransmit for create 0
IPv6 PDP activation rejected 0 IPv6 PDPs created 0
IPv6 PDPs deleted 0 IPv6 signaling msg rcvd 0
IPv6 signaling msg sent 0 IPv6 pdus received 0
IPv6 pdus sent 0 IPv6 bytes received 0
IPv6 bytes sent 0 Total update requests sent 0
Total update responses rcvd 0 Number of times DT enabled 0
表 20 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 20 show gprs gtp path statistics history コマンド フィールドの説明
|
|
Creates collide with delete |
PDP コンテキスト削除要求と衝突する PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Creates received as update |
PDP コンテキスト アップデート要求として受信した PDP コンテキスト作成要求の数。 |
IPv6 bytes received |
受信した IPv6 バイトの数。 |
IPv6 bytes sent |
送信された IPv6 バイトの数。 |
IPv6 PDP activation rejected |
IPv6 PDP コンテキスト アクティブ化要求が拒否された数。 |
IPv6 PDPs created |
作成された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
IPv6 PDPs deleted |
削除された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
IPv6 pdus received |
受信した IPv6 PDU の数。 |
IPv6 pdus sent |
送信された IPv6 PDU の数。 |
IPv6 signaling msg rcvd |
受信した IPv6 シグナリング メッセージの数。 |
IPv6 signaling msg sent |
送信された IPv6 シグナリング メッセージの数。 |
Local delete due to no sgsn |
SGSN がないためローカルで削除された PDP の数。 |
Local delete: version fallback |
バージョンのフォールバックのため削除された PDP の数。 |
Local delete: version upgrade |
バージョンのアップグレードのため削除された PDP の数。 |
Non-roaming PDPs |
非ローミング PDP の数。 |
Number of PDPs created |
作成された IPv4 PDP コンテキストの数。 |
Number of PDPs deleted |
削除された IPv4 PDP コンテキストの数。 |
Number of PPP PDPs created |
作成された PPP PDP コンテキストの数。 |
Number of PPP PDPs deleted |
削除された PPP PDP コンテキストの数。 |
Number of short messages |
短すぎる受信 GTP メッセージの数。 |
Number of times DT enabled |
PDP コンテキストのダイレクト トンネルがイネーブルにされた回数。 |
Number of unknown messages |
受信した不明な GTP メッセージの数。 |
Path failures |
パスの障害の数。 |
Path fail due to local delete |
ローカルの PDP コンテキスト削除要求によるパスの障害の数。 |
Received PDU bytes |
送信された IPv4 PDU のバイト数。 |
Received PDU message |
受信した IPv4 PDU メッセージの数。 |
Retransmit for create |
受信された再送信 PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Roaming non-trusted PDPs |
信頼できる PLMN にないローミング PDP の数。 |
Roaming trusted PDPs |
信頼できる PLMN のローミング PDP の数。 |
Sent PDU bytes |
送信された IPv4 PDU のバイト数。 |
Sent PDU message |
送信された IPv4 PDU メッセージの数。 |
Signaling messages dropped |
破棄された GTP シグナリング メッセージの数。 |
Signaling msg received |
受信したシグナリング メッセージの数。 |
Signaling msg sent |
送信されたシグナリング メッセージの数。 |
Single PDP cleared |
GGSN でクリアされた、ハンギング状態にある単一の PDP コンテキストの数。 |
Source Violations |
アクセス違反により終了した PDP の数。 |
Total Data dropped |
破棄されたデータの合計。 |
Total Update requests sent |
送信された GGSN 開始 PDP コンテキスト アップデート要求の総数。 |
Total Update responses rcvd |
GGSN 開始 PDP コンテキスト アップデート要求に対する応答の総数。 |
Total packets dropped |
破棄されたパケットの総数。 |
Unexpected Data Message |
存在しない PDP コンテキストの受信 GTP PDU の数。 |
Unexpected signaling message |
予期しない受信 GTP シグナリング メッセージの数。 |
Unsupported extension hdr recd |
GGSN の理解が必要な場合に、サポートされていない拡張ヘッダー付きで受信した PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Version changes |
SGSN パスで発生した GTP バージョンの変更の数。 |
関連コマンド
|
|
gprs gtp path history |
パスが削除された後に GGSN が統計情報を保存するパス エントリの最大数を設定します。 |
show gprs gtp path statistics remote-address |
特定の GTP パスの統計情報を表示します。 |
show gprs gtp path statistics remote-address
特定のパスの統計情報を表示するには、 show gprs gtp path statistics remote-address コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs gtp path statistics r emote-address ip-address [ remote-port port-num ]
シンタックスの説明
remote-address ip-address |
パスの詳細を表示する SGSN の IP アドレス。 |
remote-port port-num |
詳細を表示するエントリの SGSN のポート番号。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(9)XG |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(9)XG2 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(9)XG2 に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Local delete: no req to sgsn • Local delete: no wait sgsn |
12.4(15)XQ |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Number of time DT enabled • Total Update requests sent • Total Update responses rcvd |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
特定の GTP パスの統計情報を表示するには、 show gprs gtp path statistics remote-address コマンドを使用します。これらの詳細情報には、パスのローカル アドレスおよびリモート アドレス、使用される GTP バージョン、パスが削除された時刻が含まれます。
リモート ポートが指定されていない場合、パスのすべてのエントリの統計情報が表示されます。
指定したパスが現在存在しない場合、パス履歴表に保存された統計情報が検索され、エントリが履歴にある場合は表示されます。
例
次に、show gprs gtp path statistics remote-address コマンドのサンプル出力を示します。
router#show gprs gtp path statistics remote-address 172.10.10.10
Path: IP address: 172.10.10.10, Remote port: 2123
GPRS GTP Path Statistics:
Unexpected Data Message 0 Received PDU message 0
Total Data dropped 0 Sent PDU message 0
Received PDU bytes 0 Number of short messages 0
Sent PDU bytes 0 Number of unknown message 0
Unexpected signaling message 0 Roaming trusted PDPs 0
Roaming non-trusted PDPs 0 Non-roaming PDPs 0
Source Violations 0 Unsupported extension hdr recd 0
Path failures 0 Path fail due to local delete 0
Total packets dropped 0 Signaling messages dropped 0
Signaling msg received 26504 Signaling msg sent 26504
Number of PDPs created 26504 Number of PDPs deleted 35
Number of PPP PDPs created 0 Number of PPP PDPs deleted 0
Number of times DT enabled 0 Single PDP cleared 0
Creates received as update 0 Local delete: version upgrade 0
Local delete due to no sgsn 0 Local delete: version fallback 0
Create collide with delete 0 Local delete: no wait sgsn 0
Local delete: no req to sgsn 0 Version changes 0
Retransmit for create 0 IPv6 PDP activation rejected 0
IPv6 PDPs created 0 IPv6 PDPs deleted 0
IPv6 signaling msg rcvd 0 IPv6 signaling msg sent 0
IPv6 pdus received 0 IPv6 pdus sent 0
IPv6 bytes received 0 IPv6 bytes sent 0
Total Update requests sent 2 Total Update responses rcvd 1
Path: IP address: 10.102.5.92, Remote port: 2152
GPRS GTP Path Statistics:
Unexpected Data Message 0 Received PDU message 0
Total Data dropped 0 Sent PDU message 0
Received PDU bytes 0 Number of short messages 0
Sent PDU bytes 0 Number of unknown message 0
Unexpected signaling message 0 Roaming trusted PDPs 0
Roaming non-trusted PDPs 0 Non-roaming PDPs 0
Source Violations 0 Unsupported extension hdr recd 0
Path failures 0 Path fail due to local delete 0
Total packets dropped 0 Signaling messages dropped 0
Signaling msg received 26504 Signaling msg sent 26504
Number of PDPs created 26504 Number of PDPs deleted 35
Number of PPP PDPs created 0 Number of PPP PDPs deleted 0
Number of times DT enabled 0 Single PDP cleared 0
Creates received as update 0 Local delete: version upgrade 0
Local delete due to no sgsn 0 Local delete: version fallback 0
Create collide with delete 0 Local delete: no wait sgsn 0
Local delete: no req to sgsn 0 Version changes 0
Retransmit for create 0 IPv6 PDP activation rejected 0
IPv6 PDPs created 0 IPv6 PDPs deleted 0
IPv6 signaling msg rcvd 0 IPv6 signaling msg sent 0
IPv6 pdus received 0 IPv6 pdus sent 0
IPv6 bytes received 0 IPv6 bytes sent 0
Total Update requests sent 2 Total Update responses rcvd 1
表 21 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 21 show gprs gtp path statistics remote-address コマンド フィールドの説明
|
|
Creates collide with delete |
PDP コンテキスト削除要求と衝突する PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Creates received as update |
PDP コンテキスト アップデート要求として受信した PDP コンテキスト作成要求の数。 |
IPv6 bytes received |
受信した IPv6 バイトの数。 |
IPv6 bytes sent |
送信された IPv6 バイトの数。 |
IPv6 PDP activation rejected |
IPv6 PDP コンテキスト アクティブ化要求が拒否された数。 |
IPv6 PDPs created |
作成された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
IPv6 PDPs deleted |
削除された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
IPv6 pdus received |
受信した IPv6 PDU の数。 |
IPv6 pdus sent |
送信された IPv6 PDU の数。 |
IPv6 signaling msg rcvd |
受信した IPv6 シグナリング メッセージの数。 |
IPv6 signaling msg sent |
送信された IPv6 シグナリング メッセージの数。 |
Local delete due to no sgsn |
SGSN がないためローカルで削除された PDP の数。 |
Local delete: version fallback |
バージョンのフォールバックのため削除された PDP の数。 |
Local delete: version upgrade |
バージョンのアップグレードのため削除された PDP の数。 |
Local delete: no req to sgsn |
PDP コンテキスト削除要求を SGSN に送信せずに、GGSN が PDP コンテキストをローカルに削除するよう設定されている場合に削除される PDP の数。 |
Local delete: no wait sgsn |
PDP コンテキストを削除するまで PDP コンテキスト削除要求への SGSN 応答を待機しないよう GGSN が設定されている場合に削除される PDP の数。 |
Non-roaming PDPs |
非ローミング PDP の数。 |
Number of times DT enabled |
作成されたダイレクト トンネル PDP コンテキストの数。 |
Number of PDPs created |
作成された IPv4 PDP コンテキストの数。 |
Number of PDPs deleted |
削除された IPv4 PDP コンテキストの数。 |
Number of PPP PDPs created |
作成された PPP PDP コンテキストの数。 |
Number of PPP PDPs deleted |
削除された PPP PDP コンテキストの数。 |
Number of short messages |
短すぎる受信 GTP メッセージの数。 |
Number of unknown messages |
受信した不明な GTP メッセージの数。 |
Path failures |
パスの障害の数。 |
Path fail due to local delete |
ローカルの PDP コンテキスト削除要求によるパスの障害の数。 |
Received PDU bytes |
送信された IPv4 PDU のバイト数。 |
Received PDU message |
受信した IPv4 PDU メッセージの数。 |
Retransmit for create |
受信された再送信 PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Roaming non-trusted PDPs |
信頼できる PLMN にないローミング PDP の数。 |
Roaming trusted PDPs |
信頼できる PLMN のローミング PDP の数。 |
Sent PDU bytes |
送信された IPv4 PDU のバイト数。 |
Sent PDU message |
送信された IPv4 PDU メッセージの数。 |
Signaling messages dropped |
破棄された GTP シグナリング メッセージの数。 |
Signaling msg received |
受信したシグナリング メッセージの数。 |
Signaling msg sent |
送信されたシグナリング メッセージの数。 |
Single PDP cleared |
GGSN でクリアされた、ハンギング状態にある単一の PDP コンテキストの数。 |
Source Violations |
アクセス違反により終了した PDP の数。 |
Total Data dropped |
破棄されたデータの合計。 |
Total packets dropped |
破棄されたパケットの総数。 |
Total Update requests sent |
送信された GGSN 開始 PDP コンテキスト アップデート要求の総数。 |
Total Update responses rcvd |
GGSN 開始 PDP コンテキスト アップデート要求に対する応答の総数。 |
Unexpected Data Message |
存在しない PDP コンテキストの受信 GTP PDU の数。 |
Unexpected signaling message |
予期しない受信 GTP シグナリング メッセージの数。 |
Unsupported extension hdr recd |
GGSN の理解が必要な場合に、サポートされていない拡張ヘッダー付きで受信した PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Version changes |
SGSN パスで発生した GTP バージョンの変更の数。 |
関連コマンド
|
|
gprs gtp path history |
パスが削除された後に GGSN が統計情報を保存するパス エントリの最大数を設定します。 |
show gprs gtp path statistics history |
履歴に保存されている過去の GTP パス エントリのカウンタの概要が表示されます。 |
show gprs gtp path
ゲートウェイ GPRS サポート ノード(GGSN)とその他の GPRS/UMTS デバイスとの間の 1 つまたは複数の GTP パスに関する情報を表示するには、 show gprs gtp path コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs gtp path { all | remote-address ip-address [ remote-port remote-port ] | version gtp-version }
シンタックスの説明
all |
すべての GTP パスに関する情報を表示します。 |
remote-address ip-address |
指定したリモート IP アドレスの GTP パス情報を表示します。オプションで、指定したリモート IP アドレスとポート番号の GTP パス情報を表示します。 |
remote-port remote_port_num |
(任意)指定したリモート IP アドレスとポート番号の GTP パス情報を表示します。 |
version gtp-version |
GTP パスを GTP バージョンごとに表示します(0 または 1)です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN からの 1 つまたは複数の GTP パスに関する情報を表示するには、 show gprs gtp path コマンドを使用します。
例
例 1
次の例は、GGSN のすべてのパスの出力を示します。
GGSN# show gprs gtp path all
Local address Remote address GTP version Dynamic echo
33.33.33.1(3386) 11.0.0.1(3386) 0 Disabled
Collection interval - 5 min, Last collected at - 3 min back
upstream data volume in octets: 480
downstream data volume in octets: 0
downstream packet count: 0
Collection interval - 10 min, Last collected at - 8 min back
upstream data volume in octets: 120
downstream data volume in octets: 0
downstream packet count: 0
表 22 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 22 show gprs gtp path フィールドの説明
|
|
Total number of path |
現在確立されている GTP パスの総数。 |
Local address |
GTP パスのローカル側の IP アドレスおよびポート番号。 |
Remote address |
SGSN のアドレスなど。GTP パスのリモート側の IP アドレスおよびポート番号。 |
GTP version |
パスがサポートしている GTP プロトコルのバージョン(バージョン 0 または 1)。 |
Dynamic echo timer |
ダイナミック エコー タイマーの現在の設定(秒)。ダイナミック エコー タイマーが使用されていない場合、「Disabled」が表示されます。 |
show gprs gtp path statistics history
履歴に保存されている GTP パス エントリの統計情報(パスのローカル アドレスおよびリモート ポート、GTP のバージョン、パスが削除される時刻など)を表示するには、 show gprs gtp path statistics history コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs gtp path statistics history number
シンタックスの説明
number |
統計情報を表示するパス エントリの数。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(9)XG |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Total Update requests sent • Total Update responses rcvd • Number of times DT enabled |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
パス履歴テーブルに保存されているパス エントリの統計情報を表示するには、 show gprs gtp path statistics history コマンドを使用します。統計情報には、パスのローカル アドレス、リモート アドレス、GTP バージョン、パスが削除された時刻などの情報が含まれます。
リスト内の統計情報の最初のグループは、最も最近削除されたパスです。
gprs gtp path history グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、履歴に保存されたパス エントリの最大数が設定されます。
例
次に、show gprs gtp path statistics history コマンドのサンプル出力を示します。
Router#show gprs gtp path statistics history
Path: IP address: 172.21.21.21, Remote port: 2152
GPRS GTP Path Statistics:
Unexpected Data Message 0 Received PDU message 0
Total Data dropped 0 Sent PDU message 0
Received PDU bytes 0 Number of short messages 0
Sent PDU bytes 0 Number of unknown message 0
Unexpected signaling message 0 Roaming trusted PDPs 0
Roaming non-trusted PDPs 0 Non-roaming PDPs 0
Source Violations 0 Unsupported extension hdr recd 0
Path failures 0 Path fail due to local delete 0
Total packets dropped 0 Signaling messages dropped 0
Signaling msg received 2 Signaling msg sent 3
Number of PDPs created 0 Number of PDPs deleted 0
Number of PPP PDPs created 0 Number of PPP PDPs deleted 0
Single PDP cleared 0 Creates received as update 0
Local delete: version upgrade 0 Local delete due to no sgsn 0
Local delete: version fallback 0 Create collide with delete 0
Version changes 0 Retransmit for create 0
IPv6 PDP activation rejected 0 IPv6 PDPs created 0
IPv6 PDPs deleted 0 IPv6 signaling msg rcvd 0
IPv6 signaling msg sent 0 IPv6 pdus received 0
IPv6 pdus sent 0 IPv6 bytes received 0
IPv6 bytes sent 0 Total update requests sent 0
Total update responses rcvd 0 Number of times DT enabled 0
Path: IP address: 172.21.21.21, Remote port: 2123
GPRS GTP Path Statistics:
Unexpected Data Message 0 Received PDU message 0
Total Data dropped 0 Sent PDU message 0
Received PDU bytes 0 Number of short messages 0
Sent PDU bytes 0 Number of unknown message 0
Unexpected signaling message 0 Roaming trusted PDPs 0
Roaming non-trusted PDPs 0 Non-roaming PDPs 0
Source Violations 0 Unsupported extension hdr recd 0
Path failures 0 Path fail due to local delete 0
Total packets dropped 0 Signaling messages dropped 0
Signaling msg received 6 Signaling msg sent 12
Number of PDPs created 0 Number of PDPs deleted 0
Number of PPP PDPs created 0 Number of PPP PDPs deleted 0
Single PDP cleared 0 Creates received as update 0
Local delete: version upgrade 0 Local delete due to no sgsn 0
Local delete: version fallback 0 Create collide with delete 0
Version changes 0 Retransmit for create 3
IPv6 PDP activation rejected 0 IPv6 PDPs created 0
IPv6 PDPs deleted 0 IPv6 signaling msg rcvd 0
IPv6 signaling msg sent 0 IPv6 pdus received 0
IPv6 pdus sent 0 IPv6 bytes received 0
IPv6 bytes sent 0 Total update requests sent 0
Total update responses rcvd 0 Number of times DT enabled 0
Path: IP address: 172.10.1.1, Remote port: 2152
GPRS GTP Path Statistics:
Unexpected Data Message 0 Received PDU message 0
Total Data dropped 0 Sent PDU message 0
Received PDU bytes 0 Number of short messages 0
Sent PDU bytes 0 Number of unknown message 0
Unexpected signaling message 0 Roaming trusted PDPs 0
Roaming non-trusted PDPs 0 Non-roaming PDPs 0
Source Violations 0 Unsupported extension hdr recd 0
Path failures 0 Path fail due to local delete 0
Total packets dropped 0 Signaling messages dropped 0
Signaling msg received 1 Signaling msg sent 2
Number of PDPs created 1 Number of PDPs deleted 1
Number of PPP PDPs created 0 Number of PPP PDPs deleted 0
Single PDP cleared 0 Creates received as update 0
Local delete: version upgrade 0 Local delete due to no sgsn 0
Local delete: version fallback 0 Create collide with delete 0
Version changes 0 Retransmit for create 0
IPv6 PDP activation rejected 0 IPv6 PDPs created 0
IPv6 PDPs deleted 0 IPv6 signaling msg rcvd 0
IPv6 signaling msg sent 0 IPv6 pdus received 0
IPv6 pdus sent 0 IPv6 bytes received 0
IPv6 bytes sent 0 Total update requests sent 0
Total update responses rcvd 0 Number of times DT enabled 0
Path: IP address: 172.10.1.1, Remote port: 2123
GPRS GTP Path Statistics:
Unexpected Data Message 0 Received PDU message 0
Total Data dropped 0 Sent PDU message 0
Received PDU bytes 0 Number of short messages 0
Sent PDU bytes 0 Number of unknown message 0
Unexpected signaling message 0 Roaming trusted PDPs 0
Roaming non-trusted PDPs 0 Non-roaming PDPs 0
Source Violations 0 Unsupported extension hdr recd 0
Path failures 0 Path fail due to local delete 0
Total packets dropped 0 Signaling messages dropped 0
Signaling msg received 0 Signaling msg sent 0
Number of PDPs created 0 Number of PDPs deleted 0
Number of PPP PDPs created 0 Number of PPP PDPs deleted 0
Single PDP cleared 0 Creates received as update 0
Local delete: version upgrade 0 Local delete due to no sgsn 0
Local delete: version fallback 0 Create collide with delete 0
Version changes 0 Retransmit for create 0
IPv6 PDP activation rejected 0 IPv6 PDPs created 0
IPv6 PDPs deleted 0 IPv6 signaling msg rcvd 0
IPv6 signaling msg sent 0 IPv6 pdus received 0
IPv6 pdus sent 0 IPv6 bytes received 0
IPv6 bytes sent 0 Total update requests sent 0
Total update responses rcvd 0 Number of times DT enabled 0
表 20 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 23 show gprs gtp path statistics history コマンド フィールドの説明
|
|
Creates collide with delete |
PDP コンテキスト削除要求と衝突する PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Creates received as update |
PDP コンテキスト アップデート要求として受信した PDP コンテキスト作成要求の数。 |
IPv6 bytes received |
受信した IPv6 バイトの数。 |
IPv6 bytes sent |
送信された IPv6 バイトの数。 |
IPv6 PDP activation rejected |
IPv6 PDP コンテキスト アクティブ化要求が拒否された数。 |
IPv6 PDPs created |
作成された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
IPv6 PDPs deleted |
削除された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
IPv6 pdus received |
受信した IPv6 PDU の数。 |
IPv6 pdus sent |
送信された IPv6 PDU の数。 |
IPv6 signaling msg rcvd |
受信した IPv6 シグナリング メッセージの数。 |
IPv6 signaling msg sent |
送信された IPv6 シグナリング メッセージの数。 |
Local delete due to no sgsn |
SGSN がないためローカルで削除された PDP の数。 |
Local delete: version fallback |
バージョンのフォールバックのため削除された PDP の数。 |
Local delete: version upgrade |
バージョンのアップグレードのため削除された PDP の数。 |
Non-roaming PDPs |
非ローミング PDP の数。 |
Number of PDPs created |
作成された IPv4 PDP コンテキストの数。 |
Number of PDPs deleted |
削除された IPv4 PDP コンテキストの数。 |
Number of PPP PDPs created |
作成された PPP PDP コンテキストの数。 |
Number of PPP PDPs deleted |
削除された PPP PDP コンテキストの数。 |
Number of short messages |
短すぎる受信 GTP メッセージの数。 |
Number of times DT enabled |
PDP コンテキストのダイレクト トンネルがイネーブルにされた回数。 |
Number of unknown messages |
受信した不明な GTP メッセージの数。 |
Path failures |
パスの障害の数。 |
Path fail due to local delete |
ローカルの PDP コンテキスト削除要求によるパスの障害の数。 |
Received PDU bytes |
送信された IPv4 PDU のバイト数。 |
Received PDU message |
受信した IPv4 PDU メッセージの数。 |
Retransmit for create |
受信された再送信 PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Roaming non-trusted PDPs |
信頼できる PLMN にないローミング PDP の数。 |
Roaming trusted PDPs |
信頼できる PLMN のローミング PDP の数。 |
Sent PDU bytes |
送信された IPv4 PDU のバイト数。 |
Sent PDU message |
送信された IPv4 PDU メッセージの数。 |
Signaling messages dropped |
破棄された GTP シグナリング メッセージの数。 |
Signaling msg received |
受信したシグナリング メッセージの数。 |
Signaling msg sent |
送信されたシグナリング メッセージの数。 |
Single PDP cleared |
GGSN でクリアされた、ハンギング状態にある単一の PDP コンテキストの数。 |
Source Violations |
アクセス違反により終了した PDP の数。 |
Total Data dropped |
破棄されたデータの合計。 |
Total Update requests sent |
送信された GGSN 開始 PDP コンテキスト アップデート要求の総数。 |
Total Update responses rcvd |
GGSN 開始 PDP コンテキスト アップデート要求に対する応答の総数。 |
Total packets dropped |
破棄されたパケットの総数。 |
Unexpected Data Message |
存在しない PDP コンテキストの受信 GTP PDU の数。 |
Unexpected signaling message |
予期しない受信 GTP シグナリング メッセージの数。 |
Unsupported extension hdr recd |
GGSN の理解が必要な場合に、サポートされていない拡張ヘッダー付きで受信した PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Version changes |
SGSN パスで発生した GTP バージョンの変更の数。 |
関連コマンド
|
|
gprs gtp path history |
パスが削除された後に GGSN が統計情報を保存するパス エントリの最大数を設定します。 |
show gprs gtp path statistics remote-address |
特定の GTP パスの統計情報を表示します。 |
show gprs gtp path statistics remote-address
特定のパスの統計情報を表示するには、 show gprs gtp path statistics remote-address コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs gtp path statistics r emote-address ip-address [ remote-port port-num ]
シンタックスの説明
remote-address ip-address |
パスの詳細を表示する SGSN の IP アドレス。 |
remote-port port-num |
詳細を表示するエントリの SGSN のポート番号。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(9)XG |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(9)XG2 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(9)XG2 に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Local delete: no req to sgsn • Local delete: no wait sgsn |
12.4(15)XQ |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Number of time DT enabled • Total Update requests sent • Total Update responses rcvd |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
特定の GTP パスの統計情報を表示するには、 show gprs gtp path statistics remote-address コマンドを使用します。これらの詳細情報には、パスのローカル アドレスおよびリモート アドレス、使用される GTP バージョン、パスが削除された時刻が含まれます。
リモート ポートが指定されていない場合、パスのすべてのエントリの統計情報が表示されます。
指定したパスが現在存在しない場合、パス履歴表に保存された統計情報が検索され、エントリが履歴にある場合は表示されます。
例
次に、show gprs gtp path statistics remote-address コマンドのサンプル出力を示します。
router#show gprs gtp path statistics remote-address 172.10.10.10
Path: IP address: 172.10.10.10, Remote port: 2123
GPRS GTP Path Statistics:
Unexpected Data Message 0 Received PDU message 0
Total Data dropped 0 Sent PDU message 0
Received PDU bytes 0 Number of short messages 0
Sent PDU bytes 0 Number of unknown message 0
Unexpected signaling message 0 Roaming trusted PDPs 0
Roaming non-trusted PDPs 0 Non-roaming PDPs 0
Source Violations 0 Unsupported extension hdr recd 0
Path failures 0 Path fail due to local delete 0
Total packets dropped 0 Signaling messages dropped 0
Signaling msg received 26504 Signaling msg sent 26504
Number of PDPs created 26504 Number of PDPs deleted 35
Number of PPP PDPs created 0 Number of PPP PDPs deleted 0
Number of times DT enabled 0 Single PDP cleared 0
Creates received as update 0 Local delete: version upgrade 0
Local delete due to no sgsn 0 Local delete: version fallback 0
Create collide with delete 0 Local delete: no wait sgsn 0
Local delete: no req to sgsn 0 Version changes 0
Retransmit for create 0 IPv6 PDP activation rejected 0
IPv6 PDPs created 0 IPv6 PDPs deleted 0
IPv6 signaling msg rcvd 0 IPv6 signaling msg sent 0
IPv6 pdus received 0 IPv6 pdus sent 0
IPv6 bytes received 0 IPv6 bytes sent 0
Total Update requests sent 2 Total Update responses rcvd 1
Path: IP address: 10.102.5.92, Remote port: 2152
GPRS GTP Path Statistics:
Unexpected Data Message 0 Received PDU message 0
Total Data dropped 0 Sent PDU message 0
Received PDU bytes 0 Number of short messages 0
Sent PDU bytes 0 Number of unknown message 0
Unexpected signaling message 0 Roaming trusted PDPs 0
Roaming non-trusted PDPs 0 Non-roaming PDPs 0
Source Violations 0 Unsupported extension hdr recd 0
Path failures 0 Path fail due to local delete 0
Total packets dropped 0 Signaling messages dropped 0
Signaling msg received 26504 Signaling msg sent 26504
Number of PDPs created 26504 Number of PDPs deleted 35
Number of PPP PDPs created 0 Number of PPP PDPs deleted 0
Number of times DT enabled 0 Single PDP cleared 0
Creates received as update 0 Local delete: version upgrade 0
Local delete due to no sgsn 0 Local delete: version fallback 0
Create collide with delete 0 Local delete: no wait sgsn 0
Local delete: no req to sgsn 0 Version changes 0
Retransmit for create 0 IPv6 PDP activation rejected 0
IPv6 PDPs created 0 IPv6 PDPs deleted 0
IPv6 signaling msg rcvd 0 IPv6 signaling msg sent 0
IPv6 pdus received 0 IPv6 pdus sent 0
IPv6 bytes received 0 IPv6 bytes sent 0
Total Update requests sent 2 Total Update responses rcvd 1
表 21 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 24 show gprs gtp path statistics remote-address コマンド フィールドの説明
|
|
Creates collide with delete |
PDP コンテキスト削除要求と衝突する PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Creates received as update |
PDP コンテキスト アップデート要求として受信した PDP コンテキスト作成要求の数。 |
IPv6 bytes received |
受信した IPv6 バイトの数。 |
IPv6 bytes sent |
送信された IPv6 バイトの数。 |
IPv6 PDP activation rejected |
IPv6 PDP コンテキスト アクティブ化要求が拒否された数。 |
IPv6 PDPs created |
作成された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
IPv6 PDPs deleted |
削除された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
IPv6 pdus received |
受信した IPv6 PDU の数。 |
IPv6 pdus sent |
送信された IPv6 PDU の数。 |
IPv6 signaling msg rcvd |
受信した IPv6 シグナリング メッセージの数。 |
IPv6 signaling msg sent |
送信された IPv6 シグナリング メッセージの数。 |
Local delete due to no sgsn |
SGSN がないためローカルで削除された PDP の数。 |
Local delete: version fallback |
バージョンのフォールバックのため削除された PDP の数。 |
Local delete: version upgrade |
バージョンのアップグレードのため削除された PDP の数。 |
Local delete: no req to sgsn |
PDP コンテキスト削除要求を SGSN に送信せずに、GGSN が PDP コンテキストをローカルに削除するよう設定されている場合に削除される PDP の数。 |
Local delete: no wait sgsn |
PDP コンテキストを削除するまで PDP コンテキスト削除要求への SGSN 応答を待機しないよう GGSN が設定されている場合に削除される PDP の数。 |
Non-roaming PDPs |
非ローミング PDP の数。 |
Number of times DT enabled |
作成されたダイレクト トンネル PDP コンテキストの数。 |
Number of PDPs created |
作成された IPv4 PDP コンテキストの数。 |
Number of PDPs deleted |
削除された IPv4 PDP コンテキストの数。 |
Number of PPP PDPs created |
作成された PPP PDP コンテキストの数。 |
Number of PPP PDPs deleted |
削除された PPP PDP コンテキストの数。 |
Number of short messages |
短すぎる受信 GTP メッセージの数。 |
Number of unknown messages |
受信した不明な GTP メッセージの数。 |
Path failures |
パスの障害の数。 |
Path fail due to local delete |
ローカルの PDP コンテキスト削除要求によるパスの障害の数。 |
Received PDU bytes |
送信された IPv4 PDU のバイト数。 |
Received PDU message |
受信した IPv4 PDU メッセージの数。 |
Retransmit for create |
受信された再送信 PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Roaming non-trusted PDPs |
信頼できる PLMN にないローミング PDP の数。 |
Roaming trusted PDPs |
信頼できる PLMN のローミング PDP の数。 |
Sent PDU bytes |
送信された IPv4 PDU のバイト数。 |
Sent PDU message |
送信された IPv4 PDU メッセージの数。 |
Signaling messages dropped |
破棄された GTP シグナリング メッセージの数。 |
Signaling msg received |
受信したシグナリング メッセージの数。 |
Signaling msg sent |
送信されたシグナリング メッセージの数。 |
Single PDP cleared |
GGSN でクリアされた、ハンギング状態にある単一の PDP コンテキストの数。 |
Source Violations |
アクセス違反により終了した PDP の数。 |
Total Data dropped |
破棄されたデータの合計。 |
Total packets dropped |
破棄されたパケットの総数。 |
Total Update requests sent |
送信された GGSN 開始 PDP コンテキスト アップデート要求の総数。 |
Total Update responses rcvd |
GGSN 開始 PDP コンテキスト アップデート要求に対する応答の総数。 |
Unexpected Data Message |
存在しない PDP コンテキストの受信 GTP PDU の数。 |
Unexpected signaling message |
予期しない受信 GTP シグナリング メッセージの数。 |
Unsupported extension hdr recd |
GGSN の理解が必要な場合に、サポートされていない拡張ヘッダー付きで受信した PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Version changes |
SGSN パスで発生した GTP バージョンの変更の数。 |
関連コマンド
|
|
gprs gtp path history |
パスが削除された後に GGSN が統計情報を保存するパス エントリの最大数を設定します。 |
show gprs gtp path statistics history |
履歴に保存されている過去の GTP パス エントリのカウンタの概要が表示されます。 |
show gprs gtp pdp-context
現在アクティブなパケット データ プロトコル(PDP)コンテキスト(モバイル セッション)のリストを表示するには、 show gprs gtp pdp-context コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs gtp pdp-context { access-point access-point-index | all | gn-vrf { default-vrf | vrf-name name } | imsi imsi [ nsapi nsapi [ tft ]] | ms-address ipv4_address [ access-point access-point-index ] | ms-ipv6-address ipv6_address [ access-point access-point-index ] | msisdn [ msisdn ] | path ip-address [ remote-port-num ] | pdp-type { ip { v4 | v6 } | ppp } | qos-umts-class {background | conversational | interactive | streaming} | tid tunnel_id [service [all | id id_string ] | version gtp-version | egcdr-context ]
シンタックスの説明
access-point access-point-index |
PDP コンテキストをアクセス ポイントごとに表示します。使用可能な値は 1 ~ 65535 です。 |
all |
すべての PDP コンテキストを表示します。 |
gn-vrf { default-vrf | vrf-name name } |
PDP コンテキストを VRF ごとに表示します。 |
imsi imsi |
PDP コンテキスト を International Mobile Subscriber Identity(IMSI)ごとに表示します。IMSI 値の桁数は、最大 15 桁です。 |
nsapi nsapi [ tft ] |
(任意)特定の PDP コンテキストを、指定された IMSI の Network Service Access Point Identifier(NSAPI; ネットワーク サービス アクセス ポイント識別子)ごとに表示します。オプションで、NSAPI に関連する Traffic Flow Template(TFT; トラフィック フロー テンプレート)フィルタを表示します。 |
ms-address ip_address |
指定したモバイル ステーション IPv4 アドレスの PDP コンテキストを表示します(ドット区切り形式)。 オプションで、特定のアクセス ポイントで、指定したモバイル ステーションの IP アドレスの PDP コンテキストを表示します。このオプションは、プライベート VPN アクセスしているモバイル ステーションを表示するために必要です。 |
ms-ipv6-address ipv6_address |
指定したモバイル ステーション IPv6 アドレスの PDP コンテキストを表示します(ドット区切り形式)。 オプションで、特定のアクセス ポイントで、指定したモバイル ステーションの IP アドレスの PDP コンテキストを表示します。このオプションは、プライベート VPN アクセスしているモバイル ステーションを表示するために必要です。 |
msisdn [ msisdn ] |
すべての PDP コンテキストを MSISDN 情報とともに表示します。オプションで、指定した MSISDN の最も長いプレフィクスの一致によってフィルタ処理した特定の PDP を表示します。 |
path ip-address [ remote_port_num ] |
PDP コンテキストをパスごとに表示します。オプションで、PDP コンテキストを IP アドレスとポート番号で表示します。 |
pdp-type { ip { v4 | v6 } | ppp } |
IP または PPP を使用して送信される PDP コンテキストを表示します。 オプションで、IP PDP コンテキストを表示するときに v4 を指定してすべての IPv4 コンテキストを表示するか、 v6 を指定してすべての IPv6 コンテキストを表示します。 |
qos-umts-class |
PDP を UMTS QoS トラフィック クラスごとに表示します。 background 、 conversational 、 interactive 、および streaming のトラフィック クラスを指定できます。このオプションは、UMTS QoS がイネーブルに設定されている場合に使用できます。 |
tid tunnel_id |
トンネル ID ごとに PDP コンテキストを表示します。この値は、IMSI および NSAPI に対応し、最大 16 桁までの数字を指定できます。オプションで、PDP コンテキストのサービス カテゴリを表示します。 |
service [all | id id_string ] |
PDP コンテキストのサービス カテゴリを表示します。 |
version gtp-version |
PDP コンテキストを GTP バージョンごとに表示します。使用可能な値は 0 または 1 です。 |
egcdr-context |
eG-CDR コンテキストの情報、未処理のサービス コントロール要求、および未処理の非同期サービス コントロール使用状況メッセージに関する情報を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.1(1)GA |
このコマンドが導入されました。 |
12.1(5)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.1(5)T に組み込まれました。 |
12.2(1) |
MS International PSTN/ISDN Number(MSISDN)フィールドが出力表示に追加されました。 |
12.2(4)MX |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(4)MX に組み込まれました。 • pdp-type ppp および qos-delay オプションがコマンドに追加されました。 • 次のフィールドが、このコマンドの tid バージョンの出力表示に追加されました。 – cef_down_byte – cef_down_pkt – cef_drop – cef_up_byte – cef_up_pkt – gtp pdp idle time • Network Init Information セクションが、このコマンドの tid バージョンに次の新しいフィールドとともに追加されました。 – Buf.Bytes – MNRG Flag – NIP State – PDU Discard Flag – SGSN Addr • 次のフィールドが、このコマンドの tid バージョンの出力表示から削除されました。 – fast_up_pkt – fast_up_byte – fast_down_pkt – fast_down_byte – fast_drop • 「dynamic?」および「Dynamic」フィールドがこのコマンドの all と tid バージョンから削除され、Source フィールドに置き換えられました。 |
12.2(8)YD |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれ、次のフィールドがこのコマンドの tid バージョンに追加されました。 • primary dns • secondary dns • primary nbns • secondary nbns |
12.2(8)YW |
このコマンドが、12.2(8)YW に組み込まれました。 • PDP コンテキストをリモート IP アドレスおよびポート番号によって表示するオプションが追加されました。 • delay Qos class(req.) 出力フィールドが、GPRS QoS カテゴリの QoS クラスへのマッピングがイネーブル設定される場合のこのコマンドの tid バージョンに追加されました。 • ms-address 、 imsi 、 qos-umts-class および version オプションがこのコマンドに追加されました。 • ggsn_addr_signal フィールドは、このコマンドの tid バージョンの出力表示の sgsn_addr_data に変更されました。 • 次のフィールドが、このコマンドの tid バージョンの出力表示に追加されました。 – control teid local – control teid remote – data teid local – data teid remote – primary pdp – nsapi |
12.3(2)XB |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれ、MS Addr フィールドが更新され、PPP PDP および PPP Regen コンテキストの仮想インターフェイス識別番号や PPP PDP with L2TP コンテキストのステータスを反映するようになりました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれました。 • 次のフィールドが、このコマンドの tid バージョンの出力表示に追加されました。 – charging characteristics – charging characteristics received – Framed_route – idle timeout – mask – roamer – session timeout – visitor • gtp pdp idle time フィールドがこのコマンドの tid バージョンの出力表示から削除されました。 • オーバーフロー インジケータ(+)がこのコマンドの tid バージョンの出力表示の次のフィールドに表示されました。 – cef_down_pkt – cef_up_pkt – rcv_pkt_count – send_pkt_count |
12.3(8)XU2 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(8)XU2 に組み込まれ、1 つの pdp-session フィールドがこのコマンドの tid バージョンに追加されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 • PDP コンテキストにサービス カテゴリを表示するオプションが追加されました。 • 次のフィールドがこのコマンドの tid バージョンに追加されました( service キーワード オプションが指定されている場合)。 – Diameter Credit Control – Current Billing Status – Reason to convert to postpaid – DCCA profile name and Source – Rule base id and Source – ServiceID – state – Quota(octets) – Time – flags – Last pushed quota - Tariff Time Change - Time Quota - Volume Quota - Validity Time - Quota ConsumptionTime - Quota Holding time - Time Quota Threshold - Volume Quota Threshold - Trigger Flags – Last received quota - Tariff_time_change - Time_quota - Volume_quota - Validity_time - Quota ConsumptionTime - Quota Holding_Time - Time Quota Threshold - Volume Quota Threshold - Trigger Flags |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれ、 msisdn [ msisdn ] キーワード オプションが追加されました。 また、課金フィールドの QoS が show gprs gtp pdp-context tid コマンド表示から削除されました。PDP が仮想 APN で作成される場合、次のフィールドが show gprs gtp pdp-context tid コマンド表示に追加されます。 • virtual-apn: virtual-apn-name |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれ、 v6 および v4 キーワード オプションが pdp-type ip キーワード オプションに追加され、 ms-ipv6-addr キーワード オプションが追加されました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(15)YQ に組み込まれました。 |
12.422)YE |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれ、 gn-vrf および関連キーワード オプションが追加されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれ、tje egcdr-context キーワード オプションがこのコマンドの show gprs gtp pdp-context tid バージョンに追加されました。 また、次のフィールドが Eggsn モードの tid バージョンのコマンド表示に追加されました。 • OS • EG-CDR • SVC-MESG 次のフィールドが tid egcdr-context version コマンド表示に追加されました。 • EGCDR Service Control Info – expected_eGCDR_user_sequence_number – current_eGCDR_user_sequence_window – next_eGCDR_correlator_id • Outstanding Service Control Requests – SCR – Correlator ID – CDR close cause – Service Record close cause – SCR flags – SCR in radius accounting • Outstanding Service Control Usage – SCU – User Sequence number – Missing Correlator ID – Timestamp – Service Record close cause – Fragment |
使用上のガイドライン
GGSN で現在アクティブなPDP コンテキストを表示するには、 show gprs gtp pdp-context コマンドを使用します。PDP コンテキストをトンネル ID、IMSI、アクセス ポイント、PDP タイプ、GPRS QoS の優先順位、UMTS QoS トラフィック クラスごとに表示できます。また、すべての PDP コンテキストを表示できます。
show gprs gtp pdp-context コマンドのいくつかのバージョンが表示する出力は類似しています。次の例で、2 種類の出力を示します。
例
例 1
The following is sample output of the show gprs gtp pdp-context all command:
router# show gprs gtp pdp-context all
TID MS Addr Source SGSN Addr APN
1234567890123456 10.11.1.1 Radius 10.4.4.11 www.pdn1.com
2345678901234567 Forwarded (Vi5) IPCP 10.4.4.11 www.pdn2.com
3456789012345678 10.21.1.1 (Vi7) IPCP 10.1.4.11 www.pdn3.com
4567890123456789 10.31.1.1 (Vi9) IPCP 10.1.4.11 www.pdn4.com
5678901234567890 10.41.1.1 Static 10.4.4.11 www.pdn5.com
(注) show gprs gtp pdp-context コマンドの access-point、path、pdp-type、qos-delay、または qos-precedence キーワード オプションを使用した場合にも、例 1 で示されるのと同じ出力フィールドが表示されます。
表 25 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 25 show gprs gtp pdp-context all フィールドの説明
|
|
APN |
PDP コンテキストがアクティブなアクセス ポイント名。 |
MS Addr |
モバイル ステーションの IP アドレス。 (注) PPP PDP および PPP Regen コンテキストでは、このフィールドは仮想インターフェイス識別子も表示します。PPP PDP with L2TP コンテキストでは、このフィールドは PDP コンテキストの状態も表示します。使用可能な値は、Pending、Forwarded、または Terminating です。 |
SGSN Addr |
パケットを処理している SGSN の IP アドレス。 |
Source |
MS の IP アドレス指定の発信元。使用可能な値は次のとおりです。 • DHCP:DHCP を使用するダイナミック アドレスの割り当て。 • IPCP:PPP IP コントロール プロトコルを使用する、PPP PDP タイプ、または PPP 再生成のある IP PDP タイプのダイナミック アドレスの割り当て。 • Local:ローカル プールを使用するダイナミック アドレスの割り当て。 • Pending:ダイナミック アドレスの割り当てを待機中。ダイナミック アドレスの発信元が不明です。 • RADIUS:RADIUS を使用するダイナミック アドレスの割り当て。 • Static:ダイナミックに割り当てられない IP アドレス。 |
TID |
PDP コンテキストのトンネル ID。 |
例 2
次の例は、GPRS QoS および GTP バージョン 1 で作成された PDP コンテキストの show gprs gtp pdp-context tid コマンドのサンプル出力を示します。標準 QoS が設定されています。
router#show gprs gtp pdp-context tid 1111111111111111
TID MS Addr Source SGSN Addr APN
1111111111111111 10.1.1.1 Radius 10.8.8.1 dns.com
current time :Mar 18 2002 11:24:36
user_name (IMSI):1111111111111111 MS address:10.1.1.1
MS International PSTN/ISDN Number (MSISDN):ABC
sgsn_addr_signal:10.8.8.1 sgsn_addr_data:10.8.0.1
control teid local: 0x63493E0C
control teid remove: 0x00000121
data teid local: 0x63483E10
data teid remote: 0x00000121
signal_sequence: 0 seq_tpdu_up: 0
upstream_signal_flow: 1 upstream_data_flow: 2
downstream_signal_flow:14 downstream_data_flow:12
pdp_create_time: Mar 18 2002 09:58:39
last_access_time: Mar 18 2002 09:58:39
mnrgflag: 0 tos mask map:00
umts qos_req: 0911012901010111050101
umts qos_neg: 0911012901010111050101
QoS class: conversational
rcv_pkt_count: 0 rcv_byte_count: 0
send_pkt_count: 0 send_byte_count: 0
cef_up_pkt: 0 cef_up_byte: 0
cef_down_pkt: 0 cef_down_byte: 0
cef_drop: 0 out-sequence pkt: 0
Src addr violation: 2 paks, 1024 bytes
Dest addr violation: 2 paks, 1024 bytes
Redirected mobile-to-mobile traffic: 2 paks, 1024 bytes
charging characteristics: 0
charging characteristics received: 0
Framed_route 5.5.5.0 mask 255.255.255.0
single pdp-session: Enabled
absolute session start time: NOT SET
Accounting Session ID: 09090921CB3F675
Period accounting interval: NOT SET
virtual apn: pre-auth-virtual
表 26 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
(注) 出力の Network Init Information セクションは、ネットワーク開始 PDP コンテキストが GGSN で処理されている場合にだけ表示されます。
(注) show gprs gtp pdp-context コマンドの imsi キーワード オプションを使用する場合も、例 2 と同じ出力フィールドが表示されます。
(注) PDP コンテキストが仮想 APN によって作成された場合、「virtual-apn: virtual-apn name」フィールドが表示されます。
表 26 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 26 show gprs gtp pdp-context tid フィールドの説明
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APN |
PDP コンテキストがアクティブなアクセス ポイント名。 |
cef_down_byte |
ダウンリンクで CEF が GGSN から SGSN に切り替わった G-PDU バイトの総数。 |
cef_down_pkt |
ダウンリンクで CEF が GGSN から SGSN に切り替わった G-PDU パケットの総数。プラス(+)記号は、オーバーフロー インジケータです。 |
cef_drop |
CEF スイッチングで破棄された G-PDU パケットの総数。 |
cef_up_byte |
アップリンクで CEF が SGSN から GGSN に切り替わった G-PDU バイトの総数。 |
cef_up_pkt |
アップリンクで CEF が SGSN から GGSN に切り替わった G-PDU パケットの総数。プラス(+)記号は、オーバーフロー インジケータです。 |
charging characteristics |
PDP コンテキストに選択された課金プロファイルの数。 |
charging characteristics received |
SGSN から受信した課金特性 IE。 課金特性を受信したフィールドの値は、2 つのオクテットの小数です。最初のオクテットは 2 番目のオクテットよりバイト数が大きくなります。 課金プロファイルの選択に使用されるプロファイル インデックスは、課金特性を受信した値を 256 で割った整数となります。 |
charging_id |
PDP コンテキストの GGSN で生成された一意の 4 オクテットの値。値 0 が予約されます。 |
control teid local |
コントロール プレーン メッセージの GGSN が選択したアップリンクの Tunnel Endpoint Identifier(TEID)。 このフィールドは、GTP バージョン 1 で作成された PDP コンテキストに表示されます。 |
control teid remote |
コントロール プレーン メッセージの SGSN で選択されたダウンリンクの TEID。 このフィールドは、GTP バージョン 1 で作成された PDP コンテキストに表示されます。 |
current time |
show コマンド出力の日付と時刻。 |
data teid local |
G-PDU の GGSN によって選択されたアップリンクの TEID。 このフィールドは、GTP バージョン 1 で作成された PDP コンテキストに表示されます。 |
data teid remote |
PDU の SGSN によって選択されたダウンリンクの TEID。 このフィールドは、GTP バージョン 1 で作成された PDP コンテキストに表示されます。 |
Dest addr violation |
送信元アドレスの違反により GGSN がドロップするパケット(およびバイト)数。 このフィールドは、 security verify destination コマンドが設定されている場合にだけ表示されます。 (注) このフィールドは VRF を使用する APN には適用されません。また、宛先アドレスの検証は、GTP-PPP 再生成または L2TP を使用する GTP-PPP には適用されません。 |
downstream_data_flow |
ダウンリンクの G-PDU のフロー ラベル。 |
downstream_signal_flow |
ダウンリンクのシグナリング メッセージのフロー ラベル。 |
Eggsn mode: eG-CDR |
GGSN が、この TID の PDP の APN に eG-CDR を生成するよう設定されているかどうかを示します。使用可能な値は enabled または disabled です。 |
Eggsn mode: QS |
GGSN がクォータ サーバとして機能しているかどうかを示します。使用可能な値は enabled または disabled です。 |
Eggsn mode: SVC-MESG |
eGCDR 生成がサービス コントロール メッセージの交換に基づいていることを示します。使用可能な値は enabled または disabled です。 |
Framed_route |
認証および認可時に RADIUS サーバからダウンロードされた PDP コンテキストの Framed-Route、アトリビュート 22。 |
idle timeout |
アイドル状態の PDP コンテキストをパージするまでの GGSN の待機時間(秒)。 |
last_access_time |
この TID の PDP コンテキストが最後にアクセスした時間。日付の形式は MMM DD YYYY です。時刻の形式は hours:minutes:seconds です。 PDP コンテキストのシグナリング パケットまたはデータ パケットが GGSN に到達すると、last_access_time が現在の日付と時刻にリセットされます。last_access_time が、アイドル PDP コンテキストのパージ タイマーを超えると、GGSN は PDP コンテキストを消去します。 |
mask |
Framed-Route サブネット。 |
mnrgflag |
モバイルが到達不可能であることを示すフラグ。値は次のとおりです。 • 0:フラグはオフです。 • 1:フラグはオンです。MS が到達可能でないことを示します。 |
MS_ADDR および MS Address |
モバイル ステーションの IP アドレス。 (注) PPP PDP および PPP Regen コンテキストでは、このフィールドは仮想インターフェイス識別子も表示します。PPP PDP with L2TP コンテキストでは、このフィールドは PDP コンテキストの状態も表示します。使用可能な値は、Pending、Forwarded、または Terminating です。 |
MS International PSTN/ISDN Number (MSISDN) |
モバイル ステーションの ISDN 番号。 |
nsapi |
Network Service Access Point Identifier(NSAPI)。 このフィールドは、GTP バージョン 1 で作成された PDP コンテキストに表示されます。 |
ntwk_init_pdp |
ネットワーク開始 PDP コンテキストのインジケータ。値は次のとおりです。 • 0:ネットワーク開始の PDP コンテキストではありません。モバイル開始の PDP コンテキストです。 • 1:ネットワーク開始の PDP コンテキスト。 |
out-sequence pkt |
pdp_create_time |
この TID の PDP コンテキストが作成された時間。日付の形式は MMM DD YYYY です。時刻の形式は hours:minutes:seconds です。 |
pdp reference count |
PDP コンテキストを認識している GGSN 上のサブシステムの数。たとえば、課金サブシステムと GTP サブシステムの両方が PDP コンテキストを認識している場合、PDP 参照カウンタが 2 の値を示します。 |
primary dns |
プライマリ DNS サーバの IP アドレス。 |
primary nbns |
プライマリ NetBIOS Name Service(NBNS; NetBIOS ネーム サービス)の IP アドレス。 |
primary pdp |
PDP がプライマリかセカンダリかを示します。使用可能な値は Y(PDP はプライマリ)または N(PDP はセカンダリ)です。 このフィールドは、GTP バージョン 1 で作成された PDP コンテキストに表示されます。 |
RAupdate_flow |
GTP ヘッダーの Flow Label Data II 情報要素。この IE には、特定の PDP コンテキストの古い SGSN と新しい SGSN との間の、データ転送のフロー ラベルが含まれています。この IE は新しい SGSN によって要求されます。 |
rcv_byte_count |
受信した G-PDU バイトの総数。GGSN の場合、アップリンクのバイト総数です。 |
rcv_pkt_count |
受信した G-PDU の総パケット数。GGSN の場合、アップリンクのバイト総数です。プラス(+)記号は、オーバーフロー インジケータです。 |
Redirected mobile-to-mobile traffic |
モバイル間トラフィックのリダイレクトにより、パケットのある APN でドロップされる パケット(バイト)数。このフィールドは、 redirect intermobile ip コマンドが設定されている場合にだけ表示されます。 |
roamer |
PDP コンテキストが、ローミング モバイル加入者(SGSN PLMN ID が GGSN とは異なる加入者)のものかどうかを示します。使用可能な値は yes または no です。 |
secondary dns |
セカンダリ DNS サーバの IP アドレス。 |
secondary nbns |
セカンダリ NBNS の IP アドレス。 |
send_byte_count |
GSN(GGSN または SGSN D ノード)により送信された G-PDU バイトの総数。 |
send_pkt_count |
GSN(GGSN または SGSN D ノード)により送信された G-PDU パケットの総数。プラス(+)記号は、オーバーフロー インジケータです。 |
seq_tpdu_down |
ダウンリンクの T-PDU で最後に使用されたシーケンス番号。この番号は、65535 の後 0 に戻ります。 |
seq_tpdu_up |
アップリンクの T-PDU で最後に使用されたシーケンス番号。この番号は、65535 の後 0 に戻ります。 |
session timeout |
GGSN が同じ IMSI または MS アドレスを持つすべての PDP コンテキストをパージするまでセッションをアクティブのままにできる時間(秒)。 |
sgsn_addr_signal |
パケットを処理している SGSN の IP アドレス。 |
sgsn_addr_data |
Tunnel Packet Data Unit(TPDU)を処理している SGSN の IP アドレス。 |
signal_sequence |
GTP シグナリング メッセージで最後に使用されたシーケンス番号。 |
single PDP-session |
ハングしている PDP コンテキストとIP アドレスを共有する同一 MS からの新しい作成要求を受信する際、GGSN が ハングしている PDP セッションのプライマリ PDP コンテキスト、関連するセカンダリ PDP コンテキストを削除するよう設定するかどうかを示します。 |
Source |
MS の IP アドレス指定の発信元。使用可能な値は次のとおりです。 • DHCP:DHCP を使用するダイナミック アドレスの割り当て。 • IPCP:PPP IP コントロール プロトコルを使用する、PPP PDP タイプ、または PPP 再生成のある IP PDP タイプのダイナミック アドレスの割り当て。 • Local:ローカル プールを使用するダイナミック アドレスの割り当て。 • Pending:ダイナミック アドレスの割り当てを待機中。ダイナミック アドレスの発信元が不明です。 • RADIUS:RADIUS を使用するダイナミック アドレスの割り当て。 • Static:ダイナミックに割り当てられない IP アドレス。 |
Src addr violation |
送信元アドレスの違反によりドロップされるパケット(バイト)数。このフィールドは、 security verify source コマンドが設定されている場合にだけ表示されます。 |
TID |
PDP コンテキストのトンネル ID。 |
tos mask map |
この PDP コンテキストの IP ヘッダーの ToS値。 |
umts qos_req |
PDP コンテキストによって要求された UMTS の QoS。このフィールドは、UMTS QoS が GGSN でイネーブル設定されている場合に表示されます。 |
umts qos_neg |
PDP コンテキストのためにネゴシエーションされた UMTS のサービス品質。このフィールドは、UMTS QoS が GGSN でイネーブル設定されている場合に表示されます。 |
upstream_data_flow |
アップリンクの G-PDU のフロー ラベル。 |
upstream_signal_flow |
アップリンクのシグナリング メッセージのフロー ラベル。 |
user_name (IMSI) |
PDP コンテキストの IMSI。 |
virtual APN |
PDP コンテキストがアクティブな仮想アクセス ポイント名。 |
visitor |
PDP コンテキストがビジター モバイル加入者(IMSI に外部 PLMN ID が含まれる加入者)のものであるかどうかを示します。使用可能な値は yes または no です。 |
表 27 に、出力の Network Init Information セクションに表示されるフィールドを示します。
表 27 show gprs gtp pdp-context tid Network Init 情報フィールドの説明
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Buf.Bytes |
ネットワーク開始 PDP コンテキストに現在バッファされているバイト数。 |
last_access_time |
この TID の PDP コンテキストが最後にアクセスした時間。日付の形式は MMM DD YYYY です。時刻の形式は hours:minutes:seconds です。 PDP コンテキストのシグナリング パケットまたはデータ パケットが GGSN に到達すると、last_access_time が現在の日付と時刻にリセットされます。last_access_time が、アイドル PDP コンテキストのパージ タイマーを超えると、GGSN は PDP コンテキストを消去します。 |
MNRG Flag |
モバイルが到達不可能であることを示すフラグ。値は次のとおりです。 • 0:フラグはオフです。 • 1:フラグはオンです。MS が到達可能でないことを示します。 |
NIP State |
GGSN のネットワーク開始 PDP プロセスのステート情報。 |
PDU Discard Flag |
ネットワーク開始 PDP コンテキストの、破棄される PDU インジケータ。値は次のようになります。 • 0:PDU は破棄されません。ネットワーク開始 PDP の PDU が SGSN に送信されていることを示します。 • 1:PDU は GGSN によって破棄されます。ネットワーク開始 PDP コンテキスト プロシージャが正常に行われない場合、PDU は GGSN によって破棄されます。これは、SGSN が PDP コンテキスト要求の拒否を GGSN に「MS Refuses」または「MS is not GPRS Responding」のいずれかの値で送信した場合に行われます。 フラグが 1 に設定されている場合、GGSN は指定された PDU 破棄期間の MS に対して設定された PDU を無視します。デフォルトは 300 秒(5 分)です。 gprs ntwk-init-pdp pdu-discard-period コマンドを使用して、PDU 破棄時間を設定できます。 |
SGSN Addr |
この PDP コンテキスト(呼び出しに使用)のネットワーク開始プロシージャに関連する SGSN の IP アドレス。 |
例 3
次に、 show gprs gtp pdp-context tid service id コマンドのサンプル出力(プリペイドのセッション)を示します。
ggsn1#show gprs gtp pdp-context tid 1122334444999910 service id 11
Diameter Credit Control: Enabled
Current Billing status: Prepaid(DCCA)
Reason to convert to postpaid: N/A
Charging Profile Index: 1
DCCA profile name: dcca-profile1, Source: charging profile
OCS Address Selection: Disabled
Rule base id: rule1, Source: Default
ServiceID State Quota(octets) Time Armed Triggers
11 AUTHORIZED 2500 0 USER_LOC_INFO:
Last pushed quota
-----------------
Tariff Time Change: 0 Time Quota: 0
Volume Quota: 2500 Validity Time: 1000
Quota ConsumptionTime: 0 Quota Holding time: 100
Time Quota Threshold: 0 Volume Quota Threshold: 500
Trigger Flags: 16
Last received quota
-------------------
Tariff_time_change: 0 Time_quota: 0
Volume quota: 2500 Validity_time: 1000
Quota ConsumptionTime: 0 Quota Holding_Time: 100
Time Quota Threshold: 0 Volume Quota Threshold: 500
Trigger Flags: 16
Prepaid billing parameters
--------------------------
Billing Basis: VOLUME
Interval Usage:
---------------
Bytes up: 0 Bytes down: 0
Duration: 0:000000000 sec
First packet: NOT SET
Last packet : NOT SET
Prepaid balance(volume): 2500
Prepaid balance(time) : 0:000000000
Last_billed_time : NOT SET
Current time : 06:04:13 UTC Apr 6 2009
Quota expiry : 06:06:47 UTC Apr 6 2009
Idle expiry : 06:05:15 UTC Apr 6 2009
Time reauth expiry : NOT SET
Next quota fetch : NOT SET
Consumption expiry : NOT SET
Tariff SW time : NOT SET
Current running tmr : 06:05:15 UTC Apr 6 2009
例 4
次に、 show gprs gtp pdp-context tid service all コマンドのサンプル出力(ポストペイドのセッションに変換されたプリペイドのセッション)を示します。
ggsn1#show gprs gtp pdp-context tid 1122334444990010 service all
Diameter Credit Control: Enabled
Current Billing status: Postpaid
Reason to convert to postpaid: DCCA server failed CCA
Charging Profile Index: 1
DCCA profile name: dcca-profile1, Source: charging profile
OCS Address Selection: Disabled
Rule base id: rule1, Source: Default
ServiceID: Not Available - Service based charging is disabled.
例 5
次に、 show gprs gtp pdp-context all コマンドのサンプル出力を示します。
ggsn1#show gprs gtp pdp-context msisdn
TID MS Addr Source SGSN Addr MSISDN APN
2123456708000010 55.10.0.2 LOCAL 10.1.1.70 408525823010 ippdpl
2123456809000010 55.10.0.3 LOCAL 10.1.1.70 408525823011 ippdpl
2123456707000010 55.10.0.4 LOCAL 10.1.1.70 408525823110 ippdpl
2123456789990010 55.10.0.5 LOCAL 10.1.1.70 408525823210 ippdpl
(注) すべての PDP コンテキストが表示されます。
次に、 show gprs gtp pdp-context msisdn コマンドのサンプル出力を示します。MSISDN が指定されています。
ggsn1#show gprs gtp pdp-context msisdn 4085258230
TID MS Addr Source SGSN Addr MSISDN APN
2123456708000010 55.10.0.2 LOCAL 10.1.1.70 408525823010 ippdpl
2123456809000010 55.10.0.3 LOCAL 10.1.1.70 408525823011 ippdpl
(注) MSISDN がプレフィクス 4085258230 に一致するすべての PDP コンテキストが表示されます。
表 28 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 28 show gprs gtp pdp-context msisdn フィールドの説明
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TID |
APN の PDP コンテキスト要求のトンネル ID。 |
MS Addr |
MS の IP アドレス。 |
Source |
MS の IP アドレス指定の発信元。使用可能な値は次のとおりです。 • DHCP:DHCP を使用するダイナミック アドレスの割り当て。 • IPCP:PPP IP コントロール プロトコルを使用する、PPP PDP タイプ、または PPP 再生成のある IP PDP タイプのダイナミック アドレスの割り当て。 • Local:ローカル プールを使用するダイナミック アドレスの割り当て。 • Pending:ダイナミック アドレスの割り当てを待機中。ダイナミック アドレスの発信元が不明です。 • RADIUS:RADIUS を使用するダイナミック アドレスの割り当て。 • Static:ダイナミックに割り当てられない IP アドレス。 |
SGSN Addr |
パケットを処理している SGSN の IP アドレス。 |
MSISDN |
モバイル ステーションの ISDN 番号。 |
APN |
アクセス ポイント名。 |
例 6
次に、 show gprs gtp pdp-context egcdr-context コマンドのサンプル出力を示します。
ggsn1#show gprs gtp pdp tid 2123456708000010 egcdr-context
EGCDR Service Control Info:
expected_eGCDR_user_sequence_number :
current_eGCDR_user_sequence_window :
next_eGCDR_correlator_id :
Outstanding Service Control Requests:
Service Record close cause :
SCR in radius accounting :
Outstanding Service Control Usage:
Service Record close cause :
関連コマンド
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show gprs access-point |
GGSN のアクセス ポイントに関する情報を表示します。 |
show gprs gtp status |
アクティブな PDP コンテキスト、スループット、QoS の統計情報など、GGSN における GTP の現在のステータスを表示します。 |
show gprs gtp statistics
ゲートウェイ GPRS サポート ノード(GGSN)の現在の GPRS Tunneling Protocol(GTP)の統計情報(IE、GTP シグナリング、GTP PDU の統計情報など)を表示するには、 show gprs gtp statistics コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs gtp statistics
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
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12.1(1)GA |
このコマンドが導入されました。 |
12.1(2)GB |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.1(2)GB に組み込まれ、次のフィールドが出力表示に追加されました。 • total created_pdp • total deleted_pdp |
12.1(5)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.1(5)T に組み込まれました。 |
12.2(4)MX |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(4)MX に組み込まれ、次のフィールドが出力表示に追加されました。 • ntwk_init_pdp_act_rej • ppp_regen_pending • ppp_regen_pending_peak • ppp_regen_total_drop • ppp_regen_no_resource • total created_ppp_pdp • total ntwkInit created pdp |
12.2(8)YD |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれました。 |
12.2(8)YW |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(8)YW に組み込まれ、次のフィールドが出力表示に追加されました。 • tft_semantic_error • tft_syntactic_error • packet_filter_semantic_error • packet_filter_syntactic_error • total deleted_ppp_pdp |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれ、次のフィールドが出力表示に追加されました。 • insert_download_route_fail • network_behind_ms APNs • pdp_wo_tft_exist • save_download_route_fail • total_download_route • total_insert_download_route • unsupported_comp_exthdr |
12.3(8)XU2 |
このコマンドがは Cisco IOS Release 12.3(8)XU2 に組み込まれ、pdp-session cleared 出力フィールドが表示に追加されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれ、次のフィールドが出力表示に追加されました。 • create_as_update • create_collide_with_delete • no_sgsn_local_del_pdp • path_fail_local_del_pdp • rcv_retransmit_create_req • version_changes • ver_upgrade_local_del • ver_faillback_local_del |
12.4(9)XG |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれ、次の IPv6 関連フィールドが表示に追加されました。 • created ipv6 pdp • created ipv6 pdpmcb • deleted ipv6 pdp • deleted ipv6 pdpmcb • rejected ipv6 pdp • rcvd ipv6 data bytes • rcvd ipv6 pdu • rcvd ipv6 signal msg • sent ipv6 data bytes • sent ipv6 pdu • sent ipv6 signal msg |
12.4(9)XG2 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(9)XG2 に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • no_req_sgsn_local_del_pdp • no_wait_sgsn_local_del_pdp |
12.4(15)XQ |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • Number of times DT enabled • total COA msg received • total COA msgs discarded • total COA triggered update • total EI rcvd on DT PDPs • total error indication sent • total error indication rcvd • total error indication rcvd DT PDPs • total update responses rcv • total update fail DT pdps |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN の GTP 統計情報を表示するには、 show gprs gtp statistics コマンドを使用します。このコマンドで表示されるカウンタ値は、最後に clear gprs gtp statistics コマンドを使用して統計情報カウンタをクリアした後の累計総数を示します。
例
次に、show gprs gtp statistics コマンドのサンプル出力を示します。
router# show gprs gtp statistics
GPRS GTP Statistics:
version_not_support 0 msg_too_short 0
unknown_msg 0 unexpected_sig_msg 0
unexpected_data_msg 0 unsupported_comp_exthdr 0
mandatory_ie_missing 0 mandatory_ie_incorrect 0
optional_ie_invalid 0 ie_unknown 0
ie_out_of_order 0 ie_unexpected 2
ie_duplicated 0 optional_ie_incorrect 0
pdp_activation_rejected 1 tft_semantic_error 0
tft_syntactic_error pkt_ftr_semantic_error 0
pkt_ftr_syntactic_error 0 pdp_wo_tft_exist 0
non_existent 1 path_failure 0
total_dropped 0 signalling_msg_dropped 0
data_msg_dropped 0 no_resource 0
get_pak_buffer_failure 0 rcv_signalling_msg 11
snd_signalling_msg 11 rcv_pdu_msg 53
snd_pdu_msg 79 rcv_pdu_bytes 865
snd_pdu_bytes 3319 total created_pdp 4
total deleted_pdp 3 total created_ppp_pdp 3
total deleted_ppp_pdp 3 ppp_regen_pending 0
ppp_regen_pending_peak 0 ppp_regen_total_drop 0
ppp_regen_no_resource 0 ntwk_init_pdp_act_rej 0
total ntwkInit created pdp 0 single pdp-session cleared 0
total ntwkInit update pdp 2 total update responses rcv 2
total COA msg received 2 total COA msgs discarded 0
total COA triggered update 2 total err indications rcvd 0
total err indications sent 0 Number of times DT enabled 0
total EI rcvd on DT PDPs 0 total update fail DT pdps 0
created ipv6 pdp 0 rejected ipv6 pdp 0
deleted ipv6 pdp 0 created ipv6 pdpmcb 0
deleted ipv6 pdpmcb 0
rcvd ipv6 pdu 0 sent ipv6 pdu 10
rcvd ipv6 data bytes 0 sent ipv6 data bytes 1000
GPRS Network behind mobile Statistics:
network_behind_ms APNs 1 total_download_route 0
save_download_route_fail 0 insert_download_route_fail 0
total_insert_download_route 0
Debug info:
path_fail_local_del_pdp 0 ver_upgrade_local_del 0
no_sgsn_local_del_pdp 0 ver_fallback_local_del 0
no_wait_sgsn_local_del_pdp 0 no_req_sgsn_local_del_pdp 0
create_collide_with_delete 0 version_changes 0
rcv_retransmit_create_req 0 create_as_update 0
router#show gprs gtp statistics | in DT
total err indications sent 0 Number of times DT enabled 0
total EI rcvd on DT PDPs 0 total update fail DT pdps 0
表 29 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 29 show gprs gtp statistics フィールドの説明
|
|
created ipv6 pdp |
システムが起動して以降に作成された IPv6 PDP の数。
|
created ipv6 pdpmcb |
data_msg_dropped |
破棄された GTP PDU の数。 |
Debug info: create_as_update |
アップデートとして扱われる PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Debug info: create_collide_with_delete |
PDP コンテキスト削除要求と衝突する PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Debug info: no_sgsn_local_del_pdp |
SGSN が見つからないため削除される PDP の数。 |
Debug info: path_fail_local_del_pdp |
パス障害が発生したことが原因で削除される PDP の数。 |
Debug info: rcv_retransmit_create_req |
再送信要求が受信された PDP コンテキスト作成要求の数。 |
Debug info: ver_faillback_local_del |
バージョンのフォールバックによる PDP 削除の数。 |
Debug info: ver_upgrade_local_del |
バージョンのアップグレードによる PDP 削除の数。 |
Debug info: verson_changes |
バージョンの変更によってローカルで削除された PDP の数。 |
deleted ipv6 pdp |
システムが起動して以降に削除された IPv6 PDP の数。
|
deleted ipv6 pdpmcb |
get_pak_buffer_failure |
GGSN が GTP パケットを取得できなかった回数。 |
ie_duplicated |
重複した情報要素とともに受信された GTP メッセージの数。 |
ie_out_of_order |
無効な情報要素(IE)とともに受信された GTP メッセージの数。 |
ie_unexpected |
GTP メッセージでは予期されていないが GTP で定義されている情報要素とともに受信された GTP メッセージの数。予期されない IE を含む GTP メッセージは、IE が存在しないものとして処理されます。 |
ie_unknown |
不明なタイプの情報要素とともに受信された GTP メッセージの数。 |
insert_download_route_fail |
他のルートと競合するためルーティング テーブルに挿入できなかった、RADIUS サーバからダウンロードされたルートの数。 |
mandatory_ie_incorrect |
長さが不正な情報要素など、不正な必須情報要素とともに受信された GTP メッセージの数。 |
mandatory_ie_missing |
必須情報要素が欠落した受信 GTP メッセージの数。 |
msg_too_short |
長さが短いため、サポートされている GTP バージョンの GTP ヘッダーを保持できない受信 GTP メッセージの数。 |
network_behind_ms APNs |
MS を超えるルーティングをサポートするよう設定された APN の数。 |
no_resource |
リソースが GTP メッセージを伝送できなかった回数。たとえば、ルータのメモリが不足している場合があります。 |
no_req_sgsn_local_del_pdp |
GGSN が PDP コンテキスト削除要求を SGSN に送信することなく、ローカルで削除された PDP コンテキスト。 |
no_sgsn_local_del_pdp |
SGSN がないためローカルで削除された PDP の数。 |
no_wait_sgsn_local_del_pdp |
SGSN からの応答を待機しない PDP コンテキストの数。1 |
non-existent |
存在しない PDP コンテキストで受信した PDP 作成またはアップデート要求の数。 |
ntwk_init_pdp_act_rej |
ネットワーク(PDN)によって開始された、拒否された PDP コンテキスト要求の数。 |
Number of times DT enabled |
optional_ie_incorrect |
不正なオプションの IE を含む受信 GTP メッセージの数。GGSN は GTP メッセージを適切に処理できません。 |
optional_ie_invalid |
IE に定義した範囲外の値を含む情報要素とともに受信された GTP メッセージの数。無効なオプション IE を含む GTP メッセージは、IE が存在しないものとして処理されます。 |
packet_filter_semantic_error |
パケット フィルタにセマンティック エラーのある IE とともに受信された GTP メッセージの数。セマンティック エラーは、情報要素(IE)の定義された形式が有効であるが、IE の内容が一貫していない、または無効である場合に発生します。 |
packet_filter_syntactic_error |
パケット フィルタに構文エラーのある IE とともに受信された GTP メッセージの数。構文エラーは、IE のコーディングが無効である場合に発生します。 |
path_failure |
GPRS Support Node(GSN; GPRS サポート ノード)で発生したパス失敗の数。 |
pdp_activation_rejected |
PDP コンテキストのアクティブ化要求が拒否された回数。 |
pdp_wo_tft_exist |
トラフィック フロー テンプレートの情報要素を含まずに受信した PDP コンテキスト作成要求の数。 |
ppp_regen_no_resource |
PPP 再生成用の GGSN のリソースが使用できないため、PDP コンテキスト作成要求および PDP コンテキスト削除要求に対して拒否された応答の総数。 |
ppp_regen_pending |
保留中の PPP 再生成セッションの数。 |
ppp_regen_pending_peak |
統計情報がクリアされた後、保留中の PPP 再生成の最大数。 |
ppp_regen_total_drop |
GGSN で許可された PPP 再生成セッションの最大数に達したしきい値制限により、破棄された PDP コンテキスト作成要求および PDP コンテキスト削除要求の総数。 |
rcvd ipv6 data bytes |
IPv6 PDU で受信されたバイト数。 |
rcvd ipv6 pdu |
受信した IPv6 PDU メッセージの数。 |
rcvd ipv6 signal msg |
受信した IPv6 GTP シグナリング メッセージの数。 |
rcv_pdu_bytes |
PDU で受信されたバイト数。 |
rcv_pdu_msg |
受信した PDU メッセージの数。 |
rcv_signaling_msg |
受信した GTP シグナリング メッセージの数。 |
rejected ipv6 pdp |
システムが起動して以降に拒否された IPv6 PDP コンテキストの数。 |
save_download_route_fail |
十分なメモリがないためにダウンロードされたルートを保存できなかった回数。 |
sent ipv6 data bytes |
送信された IPv6 PDU のバイト数。 |
sent ipv6 pdu |
送信された IPv6 PDU メッセージの数。 |
sent ipv6 signal msg |
送信された IPv6 GTP シグナリング メッセージの数。 |
signalling_msg_dropped |
破棄された GTP シグナリング メッセージの数。 |
single pdp-session cleared |
GGSN でクリアされた、ハンギング状態にある単一の PDP コンテキストの数。 |
snd_pdu_bytes |
送信された PDU バイトの数。 |
snd_pdu_msg |
送信された PDU メッセージの数。 |
snd_signalling_msg |
送信された GTP シグナリング メッセージの数。 |
tft_semantic_error |
Traffic Flow Template(TFT; トラフィック フロー テンプレート)エラーのある IE とともに受信された GTp メッセージの数。セマンティック エラーは、情報要素(IE)の定義された形式が有効であるが、IE の内容が一貫していない、または無効である場合に発生します。 |
tft_syntactic_error |
TFT 構文エラーのある IE とともに受信された GTP メッセージの数。構文エラーは、IE のコーディングが無効である場合に発生します。 |
total COA msg received |
GGSN で受信された CoA メッセージの数。 |
total COA msg discarded |
エラーにより破棄された CoA メッセージの数。 |
total COA triggered deleted |
COA トリガーにより開始された PDP コンテキスト削除要求の数。 |
total COA triggered update |
COA トリガーにより開始された PDP コンテキスト アップデート要求の数。 |
total created DT PDPs |
設定されたダイレクト トンネル PDP コンテキストの数。
|
total created_pdp |
システムを起動して以降に作成された PDP の数(Special Mobile Group(SMG)-28 標準レベル以降をサポート)。
|
total created_ppp_pdp |
PPP PDP PDU タイプに対して作成された PDP コンテキストの数。
|
total deleted_pdp |
システムを起動して以降にから削除された PDP の数(SMG-28 標準レベル以降をサポート)。
|
total deleted_ppp_pdp |
システムを起動して以降に削除された、PPP PDP PDU タイプ用に作成された PDP コンテキストの数。
|
total_download_route |
RADIUS サーバからダウンロードしたルートの数。 |
total_dropped |
破棄された GTP メッセージの数。 |
total EI rcvd on DT PDPs |
ダイレクト トンネル PDP の GGSN で受信された、RNC から送信されたエラー表示数。 |
total error indication rcvd |
GGSN で受信されたエラー表示数。 |
total error indication sent |
送信されたエラー表示数。 |
total_insert_download_route |
GGSN によってルーティング テーブルに挿入されている RADIUS サーバからダウンロードしたルートの総数。 |
total ntwkInit created pdp |
ネットワーク(PDN)が開始した GGSN によって開始される PDP コンテキスト要求の数。 |
total netwkInit update pdp |
GGSN が送信した PDP コンテキスト アップデート要求の数。 |
total update fail DT PDPs |
正常に行われた PDP コンテキスト アップデート応答が受信されなかったため削除されたダイレクト トンネル PDP コンテキストの数。 |
total update responses rcv |
受信された更新要求応答の数。 |
unexpected_data_msg |
存在しない PDP コンテキストの受信 GTP PDU の数。 |
unexpected_sig_msg |
トンネルの誤った側で受信されたメッセージや GGSN によって送信されたものではない要求の受信応答メッセージなど、予期しない受信 GTP シグナリング メッセージの数。 |
unknown_msg |
受信した不明な GTP メッセージの数。 |
unsupported_comp_exthdr |
GGSN の理解が必要な場合に、サポートされていない拡張ヘッダー付きで受信した PDP コンテキスト作成要求の数。 |
version_not_support |
サポートされていないバージョンの GTP を稼動しているデバイスから受信した GTP メッセージの数。 |
関連コマンド
|
|
clear gprs gtp statistics |
現在の GGSN GTP 統計情報をクリアします。 |
clear gprs statistics all |
すべての GGSN カウンタおよび統計情報(グローバルおよび APN 単位)をクリアします。 |
show gprs gtp path statistics |
GGSN と、その他の GPRS/UMTS デバイスの間にある 1 つまたは複数の GTP パスに関する情報を表示します。 |
show gprs gtp status
Gateway GPRS Support Node(GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード)上にある GPRS Tunneling Protocol(GTP; GPRS トンネリング プロトコル)に関する情報(アクティブ化された PDP コンテキストおよび QoS 統計情報など)を表示するには、 show gprs gtp status コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs gtp status
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.1(1)GA |
このコマンドが導入されました。 |
12.1(5)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.1(5)T に組み込まれました。 |
12.2(4)MX |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(4)MX に組み込まれ、次の出力フィールドが追加されました。 • activated_ppp_pdp • activated_ppp_regen_pdp • ntwk_init_pdp • qos_delay1_pdp • qos_delay2_pdp • qos_delay3_pdp • qos_delaybesteffort_pdp |
12.2(8)YD |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれました。 |
12.2(8)YW |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(8)YW に組み込まれ、次の出力フィールドが追加されました。 • activated gtpv0 pdp • activated gtpv1 pdp • activated ms |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれ、QoS 情報が削除されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれ、次の出力フィールドが YQ1 に追加されました。 • Prepaid PDPs • Postpaid PDPs |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれ、次のフィールドが出力表示に追加されました。 • activated ipv6 ms • activated gtpv0 ipv6 pdp • activated gtpv1 ipv6 pdp • gtp ipv6 swidbs |
12.4(15)XQ |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれ、次のフィールドが表示に追加されました。 • gtp direct tunnel PDPs • gtp’s va swidbs |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN で稼動している GTP のステータスに関する情報を表示するには、 show gprs gtp status コマンドを使用します。
例
次に、 show gprs gtp status コマンドによる出力例を示します。
router#show gprs gtp status
activated gtpv0 pdp 2
activated gtpv1 pdp 7
activated ms 9
activated ipv6 ms 2
activated gtpv0 v6 pdp 1
activated gtpv1 v6 pdp 1
activated ppp regen pdp 1
activated ppp pdp 2
gtp's va hwidbs 2
gtp's va swidbs 1
gtp ipv6 swidbs 2
gtp direct tunnel PDPs 7
Service-aware Status:
Prepaid PDPs 0
Postpaid PDPs 0
router#
表 30 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 30 show gprs gtp status フィールドの説明
|
|
activated gtpv0 pdp |
GTP バージョン 0 で作成する IPv4 PDP コンテキストの数。 |
activated gtpv0 ipv6 pdp |
GTP バージョン 0 で作成する IPv6 PDP コンテキストの数。 |
activated gtpv1 pdp |
GTP バージョン 1 で作成する IPv4 PDP コンテキストの数。 |
activated gtpv1 ipv6 pdp |
GTP バージョン 1 で作成する IPv6 PDP コンテキストの数。 |
activated ipv6 ms |
アクティブな IPv6 モバイル ステーション(MS)の数。 |
activated ms |
削除された IPv4 MS の数。 |
activated_ppp_pdp |
現在アクティブなポイントツーポイント プロトコル IPv4 PDP コンテキストの数。 |
activated_ppp_regen_pdp |
GGSN で作成される IPv4 ポイントツーポイント プロトコル PDP コンテキストの数。 |
gtp direct tunnel PDPs |
現在アクティブなダイレクト トンネル PDP の数。 |
gtp ipv6 swidb |
IPv6 PDP コンテキスト用に作成される仮想アクセスの数。 |
gtp's ppp va hwidbs |
IPv4 PPP PDP コンテキスト用に作成される仮想アクセスの数。 |
gtp’s va swidbs |
作成される仮想アクセスの数。 |
ntwk_init_pdp |
MS のネットワークによって開始されるアクティブな IPv4 PDP コンテキストの現在の数。 |
Prepaid PDPs |
アクティブなプリペイド IPv4 PDP コンテキストの現在の数。 |
Postpaid PDPs |
アクティブなポストペイド IPv4 PDP コンテキストの現在の数。 |
関連コマンド
|
|
show gprs gtp statistics |
GGSN の現在の GTP 統計情報を表示します。 |
show gprs memory threshold statistics
メモリのしきい値を超えたために拒否または破棄されている PDP コンテキストの数に関する情報を表示するには、 show gprs memory threshold statistics コマンドを特権 EXEC モードを使用します。
show gprs memory threshold statistics
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
メモリしきい値を超えたため削除された PDP コンテキストの数、または拒否された PDP コンテキスト作成要求の数に関する情報を取得するには、 show gprs memory threshold statistics コマンドを使用します。
例
次に、 show gprs memory threshold statistics コマンドによる出力例を示します。
router# show gprs memory threshold statistics
Memory Threshold Statistics
==================================================
GGSN memory threshold status :NOT IN THRESHOLD
Number of times reached : 0
Number of PDPs rejected : 0
Number of PDPs dropped due to
Time when last memory threshold was reached :NEVER
表 31 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 31 show gprs memory threshold statistics フィールドの説明
|
|
GGSN memory threshold status |
GGSN メモリしきい値の現在のステータス。使用可能な値は、「in threshold」と「not in threshold」です。 |
Number of times reached |
最後に起動して以降に、GGSN メモリのしきい値に到達した回数。 |
Number of PDPs rejected |
GGSN がメモリのしきい値を超えたために拒否された PDP コンテキスト作成の数。 |
Number of PDPs dropped due to: duration limit |
limit duration 課金プロファイル設定コマンドを使用して期間制限トリガーを設定した CDR の生成により、メモリしきい値内で破棄された既存の PDP コンテキストの数。 |
Number of PDPs dropped due to: volume limit |
limit volume 課金プロファイル設定コマンドを使用して量制限トリガーを設定した CDR の生成により、メモリしきい値内で破棄された既存の PDP コンテキストの数。 |
Number of PDPs dropped due to: update request |
PDP コンテキスト更新メッセージによりメモリしきい値内で破棄された既存の PDP コンテキストの数。 |
Time when the last memory threshold was reached |
最後に GGSN がメモリしきい値を超えた時刻。 |
show gprs ms-address exclude-range
GPRS/UMTS ネットワークの Gateway GPRS Support Node(GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード)に設定された IP アドレスの範囲を表示するには、 show gprs ms-address exclude-range コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs ms-address exclude-range
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(4)MX |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(8)YD |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれました。 |
12.2(8)YW |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YW に組み込まれました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GPRS ネットワークのGGSN に設定された IP アドレスの範囲を表示するには、 show gprs ms-address exclude-range コマンドを使用します 。
IP アドレスは 32 ビット値です。
例
次に、 show gprs ms-address exclude-range コマンドによる出力例を示します。
router# show gprs ms-address exclude-range
表 32 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 32 show gprs ms-address exclude-range フィールドの説明
|
|
Start IP |
範囲の先頭の IP アドレス。 |
End IP |
範囲の終わりの IP アドレス。 |
関連コマンド
|
|
gprs ms-address exclude-range |
GPRS で使用され、Mobile Station(MS; モバイル ステーション)の IP アドレスの範囲から除外された IP アドレス範囲を指定します。 |
show gprs pcscf
P-CSCF Discovery 用の GGSN に設定された P-CSCF サーバ グループの概要を表示するには、 show gprs pcscf コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs pcscf
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(2)XB |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれ、P-CSCF サーバ グループの一部である IPv6 サーバを表示するよう変更されました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN に設定された P-CSCF サーバ グループの概要を表示するには、 show gprs pcscf コマンドを使用します。
例
次に、 show gprs pcscf コマンドによる出力例を示します。
List of IP addresses in the group:
List of IP addresses in the group:
List of IP addresses in the group:
関連コマンド
|
|
gprs pcscf |
GGSN 上の P-CSCF グループを設定し、P-CSCF グループ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
pcscf |
APN に対して P-CSCF サーバ グループを割り当てます。 |
server |
P-CSCF サーバ グループに入れたい P-CSCF サーバの IP アドレスを指定します。 |
show gprs access-point |
GGSN のアクセス ポイントに関する情報を表示します。 |
show gprs plmn
ホームおよび信頼できる PLMS の Mobile Country Code(MCC)および Mobile Network Code(MNC)を表示するには、 show gprs plmn コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs plmn
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
ホームおよび信頼できる PLMS の設定された MCC および MNC を表示するには、 show gprs plmn コマンドを使用します。
例
次に、 show gprs plmn ip address コマンドのサンプル出力例を示します。
関連コマンド
|
|
gprs mcc mnc |
PDP コンテキスト作成要求がローミング元から送信されているかどうかを確認するために GGSN が使用する MCC および MNC を設定します。 |
show gprs plmn ip address
PLMN に設定された IP アドレスの範囲を表示するには、 show gprs plmn ip address コマンドを特権 EXEC モードで表示します。
show gprs plmn ip address
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(8)YW |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
PLMN に設定された IP アドレスの範囲を表示するには、 show gprs plmn ip address コマンド を使用します 。
IP アドレスは 32 ビット値です。
例
次に、 show gprs plmn ip address コマンドのサンプル出力例を示します。
router# show gprs plmn ip address
PLMN Start IP End IP Range Type
表 32 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 33 show gprs plmn ip address フィールドの説明
|
|
PLMN Start IP |
範囲の先頭の IP アドレス。 |
End IP |
範囲の終わりの IP アドレス。 |
関連コマンド
|
|
gprs plmn ip address |
GGSN が使用する PLMN IP アドレスの範囲を指定します。 |
show gprs prepaid quota sanity
GPRS クォータ付与パラメータの健全な統計情報を表示するには、 show gprs prepaid quota sanity コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs prepaid quota sanity
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GPRS クォータ パラメータの健全な統計情報を表示するには、 show gprs qos status コマンドを使用します。
例
次に、 show gprs prepaid quota sanity コマンドによる出力例を示します。
ggsn# show gprs prepaid quota sanity
GPRS quota parameters sanity statistics:
Quota threshold limit is 80 percent of received grant
Volume quota threshold too high: 0
Time quota threshold too high: 0
関連コマンド
|
|
clear gprs prepaid quota sanity |
GPRS クォータ付与パラメータの健全性に関する統計情報をクリアします。 |
clear gprs prepaid statistics |
GGSN クォータ マネージャの統計情報をクリアします。 |
gprs prepaid quota threshold |
受け取ったしきい値に対する、DCCA サーバから受け取ったクォータ付与の内部最大しきい値の割合を設定します(単位は %)。 |
gprs prepaid stand-alone |
プリペイド クォータの適用をスタンドアロン モードで行うよう GGSN を設定します。 |
show gprs prepaid statistics |
GGSN クォータ マネージャの統計情報を表示します。 |
show gprs prepaid statistics
GGSN クォータ マネージャの統計情報を表示するには、 show gprs prepaid statistics コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs prepaid statistics
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
プリペイド クォータの統計情報を表示するには、 show gprs qos statistics コマンドを使用します。
例
次に、 show gprs prepaid statistics コマンドによる出力例を示します。
ggsn# show gprs prepaid statistics
GGSN quota-manager statistics:
Last cleared: 00:07:29
stand alone prepaid feature: ENABLED
Service Auth Req: 0
Service Reauth Req: 0
Service (Re)auth Resp: 0
Quota Return: 0
Quota Return Req: 0
Quota Return Accept: 0
Service Stop: 0
Service Stop Req: 0
Quota Push: 0
Quota Push resp: 0
ggsn#
関連コマンド
|
|
clear gprs prepaid quota sanity |
GPRS クォータ付与パラメータの健全性に関する統計情報をクリアします。 |
clear gprs prepaid statistics |
GGSN クォータ マネージャの統計情報をクリアします。 |
gprs prepaid quota threshold |
受け取ったしきい値に対する、DCCA サーバから受け取ったクォータ付与の内部最大しきい値の割合を設定します(単位は %)。 |
gprs prepaid stand-alone |
プリペイド クォータの適用をスタンドアロン モードで行うよう GGSN を設定します。 |
show gprs prepaid quota sanity |
GPRS クォータ付与パラメータの健全性に関する統計情報を表示します。 |
show gprs qos status
特定の QoS クラスの Gateway GPRS Support Node(GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード)で現在アクティブな PDP コンテキストの数を表示するには、 show gprs qos status コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs qos status
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(8)YW |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
特定の QoS クラスの GGSN で現在アクティブな PDP コンテキストの数を表示するには、 show gprs qos status コマンドを使用します。
例
例 1
次に、UMTS QoS の show gprs qos status コマンドによる出力例を示します。
router# show gprs qos status
conversational_pdp 100 streaming_pdp 150
interactive_pdp 1345 background_pdp 2000
表 34 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 34 show gprs qos status フィールドの説明
|
|
type |
QoS の種類。使用可能な QoS の種類は次のとおりです。 • UMTS: gprs qos map umts コマンドを使用して設定します。 • None:GGSN には QoS が設定されていません。 |
conversational_pdp |
UMTS QoS トラフィック クラスが会話型である PDP コンテキストの現在の数。 |
streaming_pdp |
UMTS QoS トラフィック クラスがストリーミング型である PDP コンテキストの現在の数。 |
interactive_pdp |
UMTS QoS トラフィック クラスが双方向型である PDP コンテキストの現在の数。 |
background_pdp |
UMTS QoS トラフィック クラスがバックグラウンド型である PDP コンテキストの現在の数。 |
例 2
次に、QoS が GGSN に設定されていない場合の show gprs qos status コマンドによる出力例を示します。
router# show gprs qos status
関連コマンド
|
|
gprs qos map umts |
GGSN 上の UMTS QoS をイネーブルにします。 |
show gprs redundancy
GTP-SR に関連する統計情報を表示するには、 show gprs redundancy コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs redundancy [ statistics ]
シンタックスの説明
statistics |
GTP-SR の統計情報を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(11)YJ |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GTP-SR 関連イベント キューや統計情報を表示するには、 show gprs redundancy コマンドを使用します。
例
次に、 show gprs redundancy statistics コマンドによる出力例を示します。
router#show gprs redundancy statistics
tb10-7600-5-2#show gprs redundancy statistics
GPRS Redundancy Statistics
CheckPointed-From-Active Statistics
Total Number of Messages: 9
Number of Context Setup messages: 0
Number of Context Modify messages: 0
Number of Context Remove messages: 0
Number of Path Setup messages: 0
Number of Path Modify messages: 0
Number of Path Remove messages: 0
Number of CGF Ready messages: 1
Number of CGF Modify messages: 0
Number of CGF Remove messages: 0
Number of Internal State messages: 8
次に、 show gprs redundancy コマンドによる出力例を示します。
GGSN#show gprs redundancy
GPRS redundancy is enabled and Unit-Status is Standby
Redundancy Transport Infrastructure status
Redundancy Infrastructure state: STANDBY HOT
Peer Redundancy Infrastructure state: ACTIVE
GGSN Redundancy system up since: 00:01:16 UTC Mar 1 2002
Time of last switchover: never
Total Number of Switchovers: 0
GPRS Redundancy Statistics
CheckPointed-From-Active Statistics
Total Number of Messages: 9
Number of Context Setup messages: 0
Number of Context Modify messages: 0
Number of Context Remove messages: 0
Number of Path Setup messages: 0
Number of Path Modify messages: 0
Number of Path Remove messages: 0
Number of CGF Ready messages: 1
Number of CGF Modify messages: 0
Number of CGF Remove messages: 0
Number of Internal State messages: 8
表 35 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 35 show gprs redundancy フィールドの説明
|
|
Redundancy Transport Infrastructure state |
ローカルの冗長インフラストラクチャの現在の状態。 |
Peer Redundancy Infrastructure state |
ピア GGSN の冗長インフラストラクチャの現在の状態。使用可能な値は ACTIVE または STANDBY です。 |
GGSN Redundancy system up since |
GTP-SR システムが確立された時刻。 |
Time of last switchover |
スイッチオーバーが最後に行われた時刻。 |
Total Number of Switchovers |
GTP-SR システムが起動してからスイッチオーバーが発生した回数。 |
Last cleared |
GTP-SR 統計情報が最後にクリアされた時刻。 |
Total number of Messages |
受信された GTP-SR 関連メッセージの総数。 |
Number of Context Setup messages |
受信された PDP コンテキスト作成メッセージの数。 |
Number of Context Modify messages |
受信された PDP コンテキスト修正メッセージの数。 |
Number of Context Remove messages |
受信された PDP コンテキスト削除メッセージの数。 |
Number of Path Setup messages |
受信された SGSN-to-GGSN GTP 設定メッセージの数。 |
Number of Path Modify messages |
受信された SGSN-to-GGSN パス変更メッセージの数。 |
Number of Path Remove messages |
受信された SGSN-to-GGSN パス削除メッセージの数。 |
Number of CGF Ready messages |
受信された GGSN 課金ゲートウェイ間機能の準備完了メッセージの数。 |
Number of CGF Modify messages |
受信された GGSN 課金ゲートウェイ間パスの変更メッセージの数。 |
Number of CGF Remove messages |
受信された GGSN 課金ゲートウェイ間パスの削除メッセージの数。 |
Number of Internal State messages |
内部ステート メッセージの数。 |
関連コマンド
|
|
clear gprs redundancy statistics |
GTP-SR に関連した統計情報をクリアします。 |
gprs redundancy |
GGSN で GTP-SR をイネーブルにします。 |
gprs redundancy charging sync-window cdr rec-seqnum |
CDR レコード シーケンス番号がスタンバイ GGSN と同期化されるタイミングの決定に使用するウィンドウ サイズを設定します。 |
gprs redundancy charging sync-window gtpp seqnum |
GTP のシーケンス番号がスタンバイ GGSN に同期化されるタイミングの決定に使用するウィンドウ サイズを設定します。 |
show gprs service-aware statistics
Diameter サーバまたは CSG と送受信するパケットなど、Gateway GPRS Support Node(GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード) のサービスアウェア機能に関する統計情報を表示するには、 show gprs service-aware statistics コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs service-aware statistics
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(14)YQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN のサービスアウェアの機能に関する統計情報を表示するには、 show gprs service-aware statistics コマンドを使用します。
このコマンドで表示されるカウンタ値は、最後に clear gprs service-aware statistics コマンドを使用して統計情報カウンタをクリアした後の累計総数を示します。
例
次に、 show gprs service-aware statistics コマンドのサンプル出力を示します。
router#show gprs service-aware statistics
GGSN service-aware statistics:
total_ggsn_event 4 total_ggsn_failure 0
total_csg_event 23999 total_csg_failure 0
total_dcca_event 23996 total_dcca_failure 5
total_category_created 23996 total_category_deleted 4
total_sync_object_created 6000 total_sync_object_deleted 6000
category_fsm_return_error 0 total_quota_push_ack 23995
total_service_auth 0 total_service_reauth 0
total_service_stop 4 total_quota_return 0
total_quota_granted 23995 total_terminate_category 0
total_blacklisted_category 1 total_unknown_category 0
total_RAR_event 0 total_rating_change 0
total_delete_pdp 0 total_convert_to_postpaid 0
report_final_convert_to_postpaid 0 total_send_dummy_quota 0
category_wait_csg_timeout 0 sync_timeout_ser_stop 1
sync_timeout_qr 0 sync_timeout_other 0
GGSN service-aware pdp session statistics:
total_prepaid_users 5994 total_postpaid_users 10
reject_due_to_dcca_failure 0 reject_due_to_csg_failure 0
reject_due_to_other_reason 0
表 36 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 36 show gprs service-aware statistics フィールドの説明
|
|
num service aware apn |
サービスアウェア(クレジット制御が Diameter サーバを使用して行われるなど)である APNSの数。 |
total_ggsn_event |
GTP 更新イベントや、アカウンティング停止メッセージなど、受信した PDP レベル イベントの数。 |
total_ggsn_failure |
さまざまなカテゴリ関連の dtat 構造の作成、アクセス、または操作に関連する内部の障害の数。 |
total_csg_event |
Quota Push Ack、Service-Auth、または Service-Reauth など、さまざまなカテゴリで受信した CSG 関連イベントの数。 |
total_csg_failure |
GTP' NACK など、受信した CSG 関連エラーの数。 |
total_dcca_event |
Quota Grants、Blacklists、または Authorization Denied など、さまざまなカテゴリで受信した DCCA サーバ関連イベントの数。 |
total_dcca_failure |
指定した期間内で DCCA サーバが応答しなかった回数。 |
total_category_created |
すべての PDP コンテキストで作成されたカテゴリの数。 |
total_category_deleted |
すべての PDP コンテキストで削除されたカテゴリの数。 |
total_sync_object_created |
イベントに関連した複数のメッセージを送信する、作成された同期オブジェクト。 |
total_sync_object_deleted |
削除された同期オブジェクトの数。Quota-Push などの DCCA プロシージャを 1 つの CCR/CCA に含まれる複数のカテゴリに実行する必要がある場合、同期オブジェクトが必要になります。 |
category_fsm_return_error |
カテゴリ ステート マシンを実行する際の内部エラーの数。 |
total_quota_push_ack |
CSG から受信した Quota Push 通知の数。 |
total_service_auth |
CSG から受信した Service-Auth 要求の数。 |
total_service_reauth |
CSG から受信した Service-Reauth 要求の数。 |
total_service_stop |
CSG から受信した Service-Stop 応答の数。 |
total_quota_return |
CSG から受信した Quota-Return メッセージの数。 |
total_quota_granted |
さまざまなカテゴリの DCCA サーバがクォータを付与する回数。 |
total_terminate_category |
認証が拒否されたため、またはユーザのクレジットが使い果たされたために DCCA サーバが終了した回数。 |
total_blacklisted_category |
DCCA サーバがカテゴリをブラック リストに記載した回数。 |
total_unknown_category |
DCCA サーバが DIAMETER_RATING_FAILED メッセージで応答した回数。 |
total_RAR_event |
カテゴリで PDP コンテキスト アップデート要求を受信した回数。 |
total_rating_change |
カテゴリで PDP コンテキスト アップデート イベントを受信した回数。 |
total_delete_pdp |
現在使用されていません。 |
total_convert_to_postpaid |
DCCA サーバが回答不可能であるため CC セッションがポストペイド セッションに変換される回数。 |
report_final_convert_to_postpaid |
DCCA サーバからの応答が無効であるため、セッションがポストペイド セッションに変換された回数。 |
total_send_dummy_quota |
DCCA サーバが遅い(必要とされる Tx 時間間隔で応答しなかったサーバなど)ため、ダミーのクォータが付与された回数。 |
category_wait_csg_timeout |
サービス停止時に発生したカテゴリのタイムアウトの回数。 |
sync_timeout_ser_stop |
サービス停止時の Sync_object のタイムアウト。 |
sync_timeout_qr |
クォータが返された場合の Sync_object のタイムアウト。 |
sync_timeout_other |
その他の理由による Sync_object のタイムアウト。 |
total_prepaid_users |
プリペイド ユーザとして処理されたサービスアウェア ユーザの数。 |
total_postpaid_users |
ポストペイド ユーザとして処理されたサービスアウェア ユーザの数。 |
reject_due_to_dcca_failure |
DCCA サーバとの通信エラーにより PDP コンテキストが拒否される回数。 |
reject_due_to_csg_failure |
CSG サーバとの通信エラーにより PDP コンテキストが拒否される回数。 |
reject_due_to_other_reason |
その他の理由により PDP コンテキストが拒否される回数。 |
関連コマンド
|
|
clear gprs service-aware statistics |
GGSN のアクセス ポイントに関する情報を表示します。 |
show gprs slb detail
動作モード、仮想サーバのアドレス、SLB 通知、統計情報など、すべての Cisco IOS SLB 関連情報を表示するには、 show gprs slb detail コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs slb detail
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれ、Subscriber exit フィールドが出力に追加されました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれ、次のフィールドが表示から削除されました。 • SLB Notifications sent – CAC failure – Subscriber ext 次のフィールドが表示の SLB Statistics セクションに追加されました。 • CAC-failure notifications sent • Session-deletion notifications sent • PDP status notifications sent • PDP status negative response sent • PDP status requests received |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GTP SLB スティッキ データベース サポートに関連する統計情報など、すべての Cisco IOS SLB 関連情報を表示するには、 show gprs slb detail コマンドを使用します。
例
次に、 show gprs slb detail コマンドによる出力例を示します。
router#show gprs slb detail
SLB Operation Mode:dispatched
CAC-failure notifications sent: 0
Session-deletion notifications sent: 0
PDP status notifications sent: 0
PDP status negative response sent: 0
PDP status requests received: 0
表 37 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 37 show gprs slb detail フィールドの説明
|
|
CAC-failure notifications sent |
Call Admission Control(CAC; コール アドミッション制御)または標準的な QoS エラーが発生したことを GGSN が Cisco IOS SLB に通知した回数。 |
PPP status negative response sent |
固定オブジェクトのアイドル タイマーの期限を過ぎた後、IOS SLB に送信された固定オブジェクトに関連する PDP コンテキストが終了したことを示す応答の数。 |
PPP status notifications sent |
関連する固定オブジェクトのアイドル タイマーの期限が過ぎた後 IOS SLB に送信された、PDP コンテキストがアクティブか終了したかを示すステータス通知の数。 |
PPP status requests received |
GGSN が受信した IOS SLB 要求の数。 |
Session-deletion notifications sent |
IMSI に関連する最後の PDP コンテキストが削除されたことを GGSN が Cisco IOS SLB に通知した回数。 |
SLB Operation Mode: |
Cisco IOS SLB が機能している動作のモード。使用可能な値は dispatched および directed です。 |
SLB vservers |
gprs slb notify コマンドを使用して定義した特定の種類の条件が発生した場合、GGSN によって通知される仮想サーバの IP アドレス。 |
関連コマンド
|
|
clear gprs slb statistics |
Cisco IOS SLB 統計情報をクリアします。 |
gprs slb mode |
Cisco IOS SLB の動作モードを定義します。 |
gprs slb notify |
特定の種類の条件が発生した場合、Cisco IOS SLB に通知するように GGSN を設定します。 |
gprs slb vserver |
gprs slb notify コマンドを使用して定義された特定の種類の条件が発生した場合に GGSN によって通知されるよう、Cisco IOS SLB 仮想サーバを設定します。 |
show gprs slb mode |
動作の Cisco IOS SLB モードを表示します。 |
show gprs slb statistics |
Cisco IOS SLB の統計情報を表示します。 |
show gprs slb vservers |
定義されている Cisco IOS SLB 仮想サーバのリストを表示します。 |
show gprs slb mode
Gateway GPRS Support Node(GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード)の Cisco IOS SLB モードを表示するには、 show gprs slb mode コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs slb mode
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN に定義された Cisco IOS SLB の動作モードを表示するには、 show gprs slb mode コマンドを使用します。
例
次に、Cisco IOS SLB の動作モードがディスパッチ モードに定義されている例を示します。
router#show gprs slb mode
SLB Operation Mode:dispatched
関連コマンド
|
|
clear gprs slb statistics |
Cisco IOS SLB 統計情報をクリアします。 |
gprs slb mode |
Cisco IOS SLB の動作モードを定義します。 |
gprs slb notify |
特定の種類の条件が発生した場合、Cisco IOS SLB にフィードバックを送信するように GGSN を設定します。 |
gprs slb vserver |
gprs slb notify コマンドを使用して定義された特定の種類の条件が発生した場合に GGSN によって通知されるよう、Cisco IOS SLB 仮想サーバを設定します。 |
show gprs slb detail |
動作モード、仮想サーバのアドレス、統計情報など、Cisco IOS SLB に関する情報を表示します。 |
show gprs slb statistics |
Cisco IOS SLB の統計情報を表示します。 |
show gprs slb vservers |
定義されている Cisco IOS SLB 仮想サーバのリストを表示します。 |
show gprs slb statistics
Cisco IOS SLB の統計情報を表示するには、 show gprs slb mode コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs slb statistics
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれ、Subscriber exit フィールドが出力に追加されました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれ、次のフィールドが表示から削除されました。 • SLB Notifications sent – CAC failure – Subscriber exit 次のフィールドが表示の SLB Statistics セクションに追加されました。 • CAC-failure notifications sent • Session-deletion notifications sent • PDP status notifications sent • PDP status negative response sent • PDP status requests received |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GTP SLB スティッキ データベース サポートに関連する統計情報など、IOS SLB の統計情報を表示するには、 show gprs slb statistics コマンドを使用します。
例
次に、GGSN の IOS SLB に関連する統計情報の例を示します。
router#show gprs slb statistics
CAC-failure notifications sent: 0
Session-deletion notifications sent: 0
PDP status notifications sent: 0
PDP status negative response sent: 0
PDP status requests received: 0
表 37 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 38 show gprs slb statistics フィールドの説明
|
|
CAC-failure notifications sent |
Call Admission Control(CAC; コール アドミッション制御)または標準的な QoS エラーが発生したことを GGSN が Cisco IOS SLB に通知した回数。 |
PPP status negative response sent |
固定オブジェクトのアイドル タイマーの期限を過ぎた後、IOS SLB に送信された固定オブジェクトに関連する PDP コンテキストが終了したことを示す応答の数。 |
PPP status notifications sent |
関連する固定オブジェクトのアイドル タイマーの期限が過ぎた後 IOS SLB に送信された、PDP コンテキストがアクティブか終了したかを示すステータス通知の数。 |
PPP status requests received |
GGSN が受信した IOS SLB 要求の数。 |
Session-deletion notifications sent |
IMSI に関連する最後の PDP コンテキストが削除されたことを GGSN が IOS SLB に通知した回数。 |
関連コマンド
|
|
clear gprs slb statistics |
Cisco IOS SLB 統計情報をクリアします。 |
gprs slb mode |
Cisco IOS SLB の動作モードを定義します。 |
gprs slb notify |
特定の種類の条件が発生した場合、Cisco IOS SLB に通知するように GGSN を設定します。 |
gprs slb vserver |
gprs slb notify コマンドを使用して定義された特定の種類の条件が発生した場合に GGSN によって通知されるよう、Cisco IOS SLB 仮想サーバを設定します。 |
show gprs slb detail |
動作モード、仮想サーバのアドレス、統計情報など、Cisco IOS SLB に関する情報を表示します。 |
show gprs slb mode |
GGSN で定義されている Cisco IOS SLB の動作モードを表示します。 |
show gprs slb vservers |
定義されている Cisco IOS SLB 仮想サーバのリストを表示します。 |
show gprs slb vservers
gprs slb notify コマンドを使用して定義した特定の種類の条件が発生した場合、Gateway GPRS Support Node(GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード) によって通知される Cisco IOS SLB 仮想サーバのリストを表示するには、 show gprs slb vservers コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs slb vservers
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN-SLB メッセージングに使用する Cisco IOS SLB 仮想サーバのリストを表示するには、 show gprs slb vservers コマンドを使用します。
例
次に、 gprs slb vservers global コンフィギュレーション コマンドを使用して定義した仮想サーバのリストの例を示します。
router#show gprs slb vservers
関連コマンド
|
|
clear gprs slb statistics |
Cisco IOS SLB 統計情報をクリアします。 |
gprs slb mode |
Cisco IOS SLB の動作モードを定義します。 |
gprs slb notify |
特定の種類の条件が発生した場合、Cisco IOS SLB に通知するように GGSN を設定します。 |
gprs slb vserver |
gprs slb notify コマンドを使用して定義された特定の種類の条件が発生した場合に GGSN によって通知されるよう、Cisco IOS SLB 仮想サーバを設定します。 |
show gprs slb detail |
動作モード、仮想サーバのアドレス、統計情報など、Cisco IOS SLB に関する情報を表示します。 |
show gprs slb mode |
GGSN で定義されている Cisco IOS SLB の動作モードを表示します。 |
show gprs slb statistics |
Cisco IOS SLB の統計情報を表示します。 |
show gprs service-mode
Gateway GPRS Support Node(GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード)の現在のサービス モードおよびサービス モードが変更されたか最終時を表示するには、 show gprs service-mode コマンドを特権 EXEC モードで発行します。
show gprs service-mode
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN の現在のサービス モードおよび最後にサービス モードが変更された時期を表示するには、 show gprs service-mode コマンドを使用します。
例
例 1
次に、 サービス モードの変更が行われなかった場合の show gprs service-mode コマンドによる出力例を示します。
router# show gprs service-mode
例 2
次に、 サービス モードの変更が行われた場合の show gprs service-mode コマンドによる出力例を示します。
router# show gprs service-mode
Service mode:maintenance last change at: 23:49:21 UTC Mon January 20, 2004
関連コマンド
|
|
gprs charging service-mode |
GGSN の課金機能のサービス モードの状態を設定します。 |
gprs service-mode |
GGSN のサービスモード状態を設定します。 |
service-mode |
APN のサービスモード状態を設定します。 |
show gprs throughput
最新のスループットの統計情報を表示するには、 show gprs throughput コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
s how gprs throughput
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
最新のスループット統計情報を表示するには、 show gprs throughput コマンドを使用します。
例
次の例は、最新の統計情報を示します。
Router#show gprs throughput
関連コマンド
|
|
gprs throughput history |
収集されたスループット統計情報の、保持される履歴項目数を設定します。 |
gprs throughput intervals |
APN のためにスループット統計情報が収集されるインターバルを設定します。 |
show gprs throughput history |
スループット統計情報の履歴を表示します。 |
show gprs throughput history
スループットの統計情報の履歴を表示するには、show gprs throughput history コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
s how gprs throughput history [ interval-one | interval-two ] number
シンタックスの説明
interval-one |
間隔 1 の統計情報を表示します。 |
interval-two |
間隔 2 の統計情報を表示します。 |
number |
表示する履歴の行数。有効な値の範囲は 1 ~ 100 です。 |
デフォルト
使用できるすべてのスループット履歴データ。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
スループット統計情報の履歴を表示するには、 show gprs throughput history コマンドを使用します。
例
次の例は、2 つの間隔に使用できるすべてのスループット統計履歴を示します。
Router#show gprs throughput history
Throughput history for interval-one
Collection End Time Intvl U/S Octets D/S Octets U/S Pkts D/S Pkts
-------------------- ----- --------------- --------------- ---------- ----------
Nov 28 2008 17:42:44 2 0 0 0 0
Nov 28 2008 17:40:44 2 0 0 0 0
Nov 28 2008 17:38:44 2 0 0 0 0
Nov 28 2008 17:36:44 2 0 0 0 0
Nov 28 2008 17:34:44 2 0 0 0 0
Nov 28 2008 17:32:08 2 0 0 0 0
Nov 28 2008 17:30:08 2 0 0 0 0
Nov 28 2008 17:28:08 2 0 0 0 0
Throughput history for interval-two
Collection End Time Intvl U/S Octets D/S Octets U/S Pkts D/S Pkts
-------------------- ----- --------------- --------------- ---------- ----------
Nov 28 2008 17:36:44 5 0 0 0 0
Nov 28 2008 17:31:44 5 0 0 0 0
Router#
次の例は、間隔 1 のスループット統計履歴の 3 行を示します。
Router#show gprs throughput history interval-one 3
Throughput history for interval-one
Collection End Time Intvl U/S Octets D/S Octets U/S Pkts D/S Pkts
-------------------- ----- --------------- --------------- ---------- ----------
Nov 28 2008 17:42:44 2 0 0 0 0
Nov 28 2008 17:40:44 2 0 0 0 0
Nov 28 2008 17:38:44 2 0 0 0 0
Router#
関連コマンド
|
|
gprs throughput history |
収集されたスループット統計情報の、保持される履歴項目数を設定します。 |
gprs throughput intervals |
APN のためにスループット統計情報が収集されるインターバルを設定します。 |
show gprs throughput |
最新のスループット統計情報を表示します。 |
show gprs umts-qos map traffic-class
UMTS QoS マッピング情報を表示するには、 show gprs umts-qos map traffic-class コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs umts-qos map traffic-class { all | signalling | conversational | streaming | interactive | background }
シンタックスの説明
all |
すべての UMTS QoS トラフィック クラスの情報を表示します。 |
signalling |
シグナリング型の UMTS QoS トラフィック クラスの情報を表示します。 |
conversational |
会話型の UMTS QoS トラフィック クラスの情報を表示します。 |
streaming |
ストリーミング型の UMTS QoS トラフィック クラスの情報を表示します。 |
interactive |
双方向型の UMTS QoS トラフィック クラスの情報を表示します。 |
background |
バックグラウンド型の UMTS QoS トラフィック クラスの情報を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(8)YW |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
UMTS QoS マッピングに関する情報を表示するには、 show gprs umts-qos map traffic-class コマンドを使用します。
例
次に、すべての UMTS QoS トラフィック クラスの show gprs umts-qos map traffic-class コマンドによる出力例を示します。
router# show gprs umts-qos map traffic-class all
Traffic Class Diffserv PHB Group Diffserv Code Point
signaling Signaling Class 40
conversational EF Class 46
streaming AF2 Class 18,20,22
interactive AF3 Class 26,28,30
表 39 に、ディスプレイに表示されるフィールドを示します。
表 39 show gprs umts-qos map traffic-class フィールドの説明
|
|
Traffic Class |
gprs umts-qos map traffic-class コマンドで指定した UMTS QoS トラフィック クラスのタイプ。UMTS QoS トラフィック クラスには次のものがあります。 • signaling • conversational • streaming • interactive • background |
Diffserv PHB Group |
gprs umts-qos map diffserv-phb コマンドで指定した DiffServ PHB グループのタイプ。有効な DiffServ PHB グループには次のものがあります。 • signalling-class • ef-class • af1-class • af2-class • af3-class • af4-class • best-effort |
Diffserv Code Point |
gprs umts-qos map diffserv-phb コマンドで指定した DSCP の数。 |
関連コマンド
|
|
gprs umts-qos map traffic-class |
UMTS トラフィック クラスから Differentiated Service(DiffServ; ディファレンシエーテッド サービス)Per-Hop Behavior(PHB)グループへの QoS マッピングを指定します。 |
gprs umts-qos map diffserv-phb |
Differentiated Service Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)を、DiffServ PHB グループに割り当てます。 |
show gprs umts-qos police pdp-context tid
PDP コンテキストのポリシング統計情報を表示するには、 show gprs umts-qos police pdp tid コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs umts-qos police pdp-context tid tid
シンタックスの説明
tid |
ポリシング統計情報を表示するトンネル ID を指定します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
PDP コンテキストのポリシング情報を表示するには、 show gprs umts-qos police pdp-context tid コマンドを使用します。
例
次に、PDP コンテキストの show gprs umts-qos police pdp-context tid コマンドによる出力例を示します。
router#sh gprs umts-qos police pdp-context tid 1203000000000010
DOWNLINK POLICING STATISTICS
rate 5184000 , bc 1500 bytes
peak-rate 7424000, be 1800 bytes
conformed 2 packets, 200 bytes; actions:
exceeded 0 packets, 0 bytes; actions:
violated 0 packets, 0 bytes; actions:
Flow id:Identifier used in communication with IOS QoS regarding a
rate :Average rate in bits per second.
bc :Normal burst size in bytes
peak-rate :peak rate in bits per second
be :Excess burst size in bytes.
関連コマンド
|
|
police rate |
ポリシング レートを使用してトラフィック ポリシングを設定します。 |
service-policy |
APN に対して、その APN の PDP フローのサービス ポリシーとして使用するサービス ポリシーをアタッチします。 |
show gprs umts-qos profile pdp tid
PDP コンテキストについて要求され、ネゴシエーションされた QoS 情報を表示するには、 show gprs umts-qos profile pdp tid コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show gprs umts-qos profile pdp tid tid
シンタックスの説明
tid |
ポリシング統計情報を表示するトンネル ID を指定します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
PDP コンテキストについて要求され、ネゴシエーションされた QoS 情報を表示するには、 show gprs umts-qos profile pdp tid コマンドを使用します。
例
次に、R97/R98 QoS の show gprs umts-qos profile pdp tid コマンドによる出力例を示します。
show gprs umts-qos profile pdp tid 1203000000000010
Requested QoS Profile Negotiated QoS Profile
================= =================
Delay Class:2 Delay Class:2
Reliability:1 Reliability:1
Precedence:1 Precedence:1
Mean :1 Mean Throughtput:1
次に、R99 QoS の show gprs umts-qos profile pdp tid コマンドによる出力例を示します。
Requested QoS Profile Negotiated QoS Profile
================ =================
Allocation/Retention:1 Allocaion/Retention:1
Delay Class:2 Delay Class:2
Reliability:1 Reliability:1
Precedence:1 Precedence:1
Mean :1 Mean Throughtput:1
Traffic Class:conversational Traffic Class:conversational
Delivery Order:2 Delivery Order:2
Delivery of Err:2 Delivery of Err:2
Max SDU Size(bytes):1520 Max SDU Size(bytes):1520
MBR for Uplink(kbps):20 MBR for Uplink(kbps):20
MBR for Downlink(kbps):20 MBR for Downlink(kbps):20
Residual BER:1 Residual BER:1
SDU Error Ratio:1*10^-2 SDU Error Ratio:1*10^-2
Transfer Delay(ms):10 Transfer Delay(ms):10
Handling Priority:1 Handling Priority:1
GBR for Uplink(kbps):10 GBR for Uplink(kbps):10
GBR for Downlink(kbps):5 GBR for Downlink(kbps):5
Source Statistics Des:Speech Source Statistics Des:Speech
show ip iscsi name
iSCSI イニシエータの名前を表示するには、 show ip iscsi name コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show ip iscsi name
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(15)XQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
iSCSI イニシエータの名前を表示するには、 show ip iscsi name コマンドを使用します。
例
次に、 show ip iscsi session コマンドによる出力例を示します。
Router#show ip iscsi name
iSCSI initiator name: iqn.1987-07.com.cisco:wtbg-sup-09-3
Router#
関連コマンド
|
|
show ip iscsi session |
GGSN の SCSI セッションに関する情報を表示します。 |
show ip iscsi target |
iSCSI ターゲットに関する情報を表示します。 |
show ip iscsi session
GGSN 上の iSCSI セッションのステータスを表示するには、 show ip iscsi session コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show ip iscsi session [ session_id ] [ detail ]
シンタックスの説明
session_id |
(任意)セッションの識別番号。 |
detail |
(任意)iSCSI セッションに関する詳細情報を表示します。 |
シンタックスの説明
デフォルトの動作や値はありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(15)XQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
iSCSI セッションを表示するには、 show ip iscsi session コマンドを使用します。
例
次に、 show ip iscsi session コマンドによる出力例を示します。
Router#show ip iscsi session 12
ID TARGET STATE CONNECTIONS
--------------------------------------------------------------
12 LINUX Logged In 1
Router#show ip iscsi session
ID TARGET STATE CONNECTIONS
--------------------------------------------------------------
12 LINUX Logged In 1
Router#show ip iscsi session detail
ID: 12
Profile: LINUX
State: Logged In
Connections: 1
First Burst Length: 16384
Max Burst Length: 16384
Max Recv Data Segment: 32768
Max Xmit Data Segment: 8192
Initial R2T: Yes
Immediate data: Yes
Data PDU in order: Yes
Data PDU in order: Yes
Router#show ip iscsi session 12 detail
ID: 12
Profile: LINUX
State: Logged In
Connections: 1
First Burst Length: 16384
Max Burst Length: 16384
Max Recv Data Segment: 32768
Max Xmit Data Segment: 8192
Initial R2T: Yes
Immediate data: Yes
Data PDU in order: Yes
Data PDU in order: Yes
Router#
show ip iscsi stats
iSCSI の統計情報を表示するには、 show ip iscsi stats コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show ip iscsi stats [ detail ]
シンタックスの説明
detail |
(任意)iSCSI の統計情報に関する詳細情報を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(15)XQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
iSCSI 統計情報を表示するには、 show ip iscsi stats コマンドを使用します。
例
次に、 show ip iscsi stats コマンドによる出力例を示します。
Router#show ip iscsi stats
iSCSI Stats:
Login Requests - 2, Login Responses - 2
Logout Requests - 0, Logout Responses - 0
Login Timeouts - 0, Logout Timeouts - 0
SCSI Commands - 27, SCSI Responses - 27
Data In PDUs - 25, Data Out PDUs - 0
Immed Data - 1, Unsolicited Data - 0
NOP Ins - 35, NOP Outs - 35
Async Requests - 0, Async Req Logout - 0
Async Drop Conn - 0, Async Drop Conns - 0
R2t Requests - 0, Rejects - 0
System Stats:
TX Queue Overflow - 0, RX Queue Overflow - 0
Connection Resets - 0, Tasks aborted - 0
SCSI Stats:
Total Requests - 27
Test Unit Ready Requests - 1, Test Unit Ready Failures - 0
Report Luns Requests - 1, Report Luns Failures - 0
Lun Inquiry Requests - 5, Lun Inquiry Failures - 0
Read Capacity Requests - 5, Read Capacity Failures - 0
Read Requests - 14, Read Failures - 0
Write Requests - 1, Write Failures - 0
Blocks Read- 49, Blocks Written - 8
Router#show ip iscsi stats detail
iSCSI Stats:
Login Requests - 2, Login Responses - 2
Logout Requests - 0, Logout Responses - 0
Login Timeouts - 0, Logout Timeouts - 0
SCSI Commands - 27, SCSI Responses - 27
Data In PDUs - 25, Data Out PDUs - 0
Immed Data - 1, Unsolicited Data - 0
NOP Ins - 36, NOP Outs - 36
Async Requests - 0, Async Req Logout - 0
Async Drop Conn - 0, Async Drop Conns - 0
R2t Requests - 0, Rejects - 0
System Stats:
TX Queue Overflow - 0, RX Queue Overflow - 0
Connection Resets - 0, Tasks aborted - 0
SCSI Stats:
Total Requests - 27
Test Unit Ready Requests - 1, Test Unit Ready Failures - 0
Report Luns Requests - 1, Report Luns Failures - 0
Lun Inquiry Requests - 5, Lun Inquiry Failures - 0
Read Capacity Requests - 5, Read Capacity Failures - 0
Read Requests - 14, Read Failures - 0
Write Requests - 1, Write Failures - 0
Blocks Read- 49, Blocks Written - 8
関連コマンド
|
|
clear ip iscsi stats |
iSCSI の統計情報をクリアします。 |
show ip iscsi target
iSCSI ターゲットに関する詳細情報を表示するには、 show ip iscsi target コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show ip iscsi target
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(15)XQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
iSCI ターゲットに関する情報を表示するには、 show ip iscsi target コマンドを使用します。
例
- 次に、 show ip iscsi target コマンドによる出力例を示します。
Router#show ip iscsi target
Target Profile= TARGET_LINUX IN_USE
Target: name= iqn.2002-10.edu.unh.iol.iscsi.draft20-target:1
Target: ip= 10.76.43.233, port= 3260, portal group= 0
vrf= , sync read offset= 100, batch write= 100
write interval= 5 sec, file size= 100 MB #
関連コマンド
|
|
show ip iscsi session |
iSCSI セッションを表示します。 |
show ip iscsi stats |
iSCSI 統計情報を表示します。 |
sh ow ip local pool
定義された任意の IP アドレス プールの統計情報を表示するには、 show ip local pool コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show ip local pool [ poolname | group [ group-name ]]
シンタックスの説明
poolname |
(任意)名前付き IP アドレス プール。 |
group |
(任意)ベース システム グループのすべてのプールの統計情報を表示します。 |
group [ group-name ] |
(任意)名前付きグループのすべてのプールの統計情報を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
11.1 |
このコマンドが導入されました。 |
12.1(5)DC |
このコマンドが、プール グループの統計情報を表示できるように拡張されました。 |
12.2(13)T |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(13)T に組み込まれ、Cisco 6400 ノード ルート プロセッサ 25v(NRP-25v)Cisco 7400 プラットフォーム用にサポートが追加されました。 |
12.4(X)X |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.XXX に組み込まれ、ホールドバック タイマーに関連する次のフィールドが出力表示に追加されました。 • Blocked • Held addresses: Time Remaining |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
poolname 引数を省略すると、このコマンドは定義されたすべてのアドレス プールのとアドレス プールに含まれる IP アドレスの一般的なリストを表示します。 poolname 引数を指定すると、コマンドはそのプールに関する詳細情報を表示します。
関連するグループ名を指定しないまま group キーワードを実行すると、ベース システム グループのすべてのプールが表示されます。関連するグループ名を指定して group キーワードを実行すると、グループ内のすべてのプールが表示されます。
例
次に、プール グループが作成されていない場合の show ip local pool コマンドによる出力例を示します。
router# show ip local pool
Pool Begin End Free InUse Blocked
Dialin 172.30
.228.11 172.30
.228.26 16 0
Held addresses: Time Remaining
次に、プール グループが作成されている場合の show ip local pool コマンドによる出力例を示します。
router# show ip local pool
Pool Begin End Free In use Blocked
** pool <p1> is in group <g1>
p1 10.1.1.1 10.1.1.10 10 0 0
10.1.1.21 10.1.1.30 10 0 0
** pool <p2> is in group <g2>
p2 10.1.1.1 10.1.1.10 10 0 0
lcl1 10.2.2.1 10.2.2.10 10 0 0
10.2.2.21 10.2.2.30 10 0 0
10.2.2.41 10.2.2.50 10 0 0
** pool <mypool> is in group <mygroup>
mypool 172.18.184.223 172.18.184.224 2 0 0
172.18.184.218 172.18.184.222 5 0 0
** pool <ccc> is in group <grp-c>
ccc 172.18.184.218 172.18.184.220 3 0 0
** pool <bbb> is in group <grp-b>
bbb 172.18.184.218 172.18.184.220 3 0 0
** pool <ddd> is in group <grp-d>
ddd 172.18.184.218 172.18.184.220 3 0 0
** pool <pp1> is in group <grp-pp>
pp1 172.18.184.218 172.18.184.220 2 1 0
次に、プール グループ名前付き mygroup についての show ip local pool コマンドによるサンプル出力を示します。
router# show ip local pool group mygroup
Pool Begin End Free In use Blocked
** pool <mypool> is in group <mygroup>
mypool 172.18.184.223 172.18.184.224 2 0 0
172.18.184.218 172.18.184.222 5 0 0
次に、 show ip local pool group コマンドの出力、ベース システム グループ(lcl1)を示します。
router# show ip local pool group
Pool Begin End Free In use Blocked
lcl1 10.2.2.1 10.2.2.10 10 0 0
10.2.2.21 10.2.2.30 10 0 0
10.2.2.41 10.2.2.50 10 0 0
表 40 に、ディスプレイに表示される重要なフィールドを示します。
表 40 show ip local pool フィールドの説明
|
|
Pool |
プール名およびグループ名、および関連事項(作成されている場合)。 |
Begin |
このプールで定義されたアドレスの範囲内の最初の IP アドレス。 |
End |
このプールで定義されたアドレスの範囲内の最後の IP アドレス。 |
Free |
使用できるアドレスの数。 |
InUse |
使用中のアドレスの数。 |
Blocked |
フリー キューに要素があるが、リサイクル遅延が完了するまで要素が保持されるため、IP アドレスに対する要求がブロックされる回数。 |
Held addresses: Time Remaining |
再割り当てから保持されたアドレス。また、保持される残りの時間。 |
関連コマンド
|
|
ip address-pool |
非同期、同期、または ISDN ポイントツーポイント インターフェイスにダイヤル インするための IP アドレスを提供するために使用されるアドレス プーリング メカニズムをイネーブルにします。 |
ip local pool |
ポイントツーポイント インターフェイスにリモート ピア接続が行われる場合に使用する IP アドレスのローカル プールを設定します。 |
show policy-map apn
APN に追加されたすべての入出力ポリシーの統計情報、および設定情報を表示するには、 show policy-map apn コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show policy-map apn access-point-index
シンタックスの説明
access-point-index |
アクセス ポイントを示す整数(1 ~ 65535)。 指定した番号のアクセス ポイントに関する情報が表示されます。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
APN に追加されたすべての入出力ポリシーに関する統計情報および設定情報を表示するには、 show policy-map apn コマンドを使用します。
例
次に、 show policy-map apn コマンドのサンプル出力を示します。ここで示される出力は、実際の出力とは若干異なる場合があります。
例 1: 非フローベース ポリシング
この例は、アクセス ポイント 1 の非フローベース ポリシングの show policy-map apn コマンドを示します。「policy-non-flow」というサービス ポリシーが追加されます(以下を参照)。
! Configures a class map with dscp based classification
class-map match-all class-dscp
! Configures a policy with this class map
policy-map policy-nonflow
exceed-action set-dscp-transmit 15
! Attaches the policy to an APN
gprs access-point-list gprs
service-policy input policy-nonflow
GGSN#show policy-map apn 1
Service-policy input:policy-nonflow
Class-map:class-dscp (match-all)
30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
rate 8000 bps, burst 1000 bytes
peak-rate 10000 bps, peak-burst 1400 bytes
conformed 3 packets, 300 bytes; actions:
exceeded 0 packets, 0 bytes; actions:
violated 0 packets, 0 bytes; actions:
conformed 0 bps, exceed 0 bps, violate 0 bps
Class-map:class-default (match-any)
30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
上記の設定により、 show gprs umts-qos police pdp-context tid コマンドは PDP ベースではない設定の情報は表示しません。
GGSN#show gprs umts-qos police pdp-context tid 1203000000000010
No Policing Statistics Available
例 2: フローベース ポリシング
この例は、アクセス ポイント 1 のフローベース ポリシングの show policy-map apn コマンドを示します。「policy-non-flow」というサービス ポリシーが追加されます(以下を参照)。
! Configures a class map with flow based classification.
class-map match-all class-pdp
! Configures a policy-map and attch this class map into it.
conform-action set-dscp-transmit 15
exceed-action set-dscp-transmit 15
!
(注) 非フローベース ポリシングにより、ポリシング レートは police rate コマンドを使用して指定されませんが、設定最大レートおよび保障されたビット レートから動的に採用されます。
! Attaches the policy-map to the apn.
gprs access-point-list gprs
service-policy input policy-gprs
GGSN#show policy-map apn 1
Service-policy input:policy-gprs
Class-map:class-pdp (match-all)
30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
peak-rate pdp, be 1800 bytes
conformed 0 packets, 0 bytes; actions:
exceeded 0 packets, 0 bytes; actions:
violated 0 packets, 0 bytes; actions:
Class-map:class-default (match-any)
30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
show policy-map コマンドにより、累計トラフィック数が表示されます。ポリシング カウンタを表示するには、 show gprs umts-qos police pdp-context tid コマンドを発行します。
GGSN#show gprs umts-qos police pdp-context tid 1203000000000010
DOWNLINK POLICING STATISTICS
rate 5184000 , bc 1500 bytes
peak-rate 7424000, be 1800 bytes
conformed 2 packets, 200 bytes; actions:
exceeded 0 packets, 0 bytes; actions:
violated 0 packets, 0 bytes; actions:
例 3: フローベースおよび DSCP ベース ポリシング
次の例で、ポリシー マップがフローベースおよび DSCP ベースの分類で作成されます。この設定では、2 つの条件が満たされると、PDP ごとのポリシングが行われます。たとえば、クラスマップで設定された値とは DSCP 値が異なる PDP の GGSN がパケットを受信する場合、ポリシングは行われません。
! Configures a class map with match flow + DSCP based classification.
class-map match-all class-flow-dscp
! Configure a policy-map with this class map
policy-map policy-flow-dscp
exceed-action set-dscp-transmit 15
! Attaches the policy to an apn.
gprs access-point-list gprs
service-policy input policy-flow-dscp
(注) DSCP 値が 0 のデータが処理されます。
GGSN#show policy-map apn 1
Service-policy input:policy-flow-dscp
Class-map:class-flow-dscp (match-all)
30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
peak-rate pdp, be 1800 bytes
conformed 0 packets, 0 bytes; actions:
exceeded 0 packets, 0 bytes; actions:
violated 0 packets, 0 bytes; actions:
Class-map:class-default (match-any)
30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
GGSN#show gprs umts-qos police pdp-context tid 1203000000000010
DOWNLINK POLICING STATISTICS
rate 5184000 , bc 1500 bytes
peak-rate 7424000, be 1800 bytes
conformed 3 packets, 342 bytes; actions:
exceeded 0 packets, 0 bytes; actions:
violated 0 packets, 0 bytes; actions:
DSCP 値が異なるパケットはポリシングされません。
関連コマンド
|
|
match flow |
PDP フローを、クラス マップ内の一致基準として指定します。 |
police rate |
ポリシング レートを使用してトラフィック ポリシングを設定します。 |
service-policy |
APN に対して、その APN の PDP フローのサービス ポリシーとして使用するサービス ポリシーをアタッチします。 |
show gprs umts-qos police pdp-context tid |
PDP コンテキストのポリシング統計情報を表示します。 |
show record-storage-module stats
現在の Record Storage Module(RSM; レコード ストレージ モジュール)の統計情報を表示する場合は、 show record-storage-module stats コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show record-storage-module stats
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(15)XQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
RSM 統計情報を表示するには、 show record-storage-module stats コマンドを使用します。
例
次に、 show record-storage-module stats コマンドによる出力例を示します。
Router#show record-storage-module stats
RSM Appl Stats:
requests:
open= 1, read= 0, write= 0
ping= 0, close= 0
request fail:
open= 0, read= 0, write= 0
ping= 0, close= 0 | ta
alloc fail:
appl info= 0, appl msg= 0, appl req= 0,
data buffer= 0, drive= 0
RSM Clear:
関連コマンド
|
|
clear record-storage-module stats |
現在の RSM 関連統計情報をクリアします。 |
show record-storage-module target-info
現在使用できる Record Storage Module(RSM; レコード ストレージ モジュール)のディスク数を表示するには、 show record-storage-module target-info コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show record-storage-module target-info [all | target-profile profile_name ] [detail]
シンタックスの説明
all |
プロファイルがあるすべてのターゲットの統計情報を表示します。 |
target-profile profile_name |
特定プロファイルの統計情報を表示します。 |
detail |
RSM デバイスに関する詳細情報を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(15)XQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
プロファイルごとに RSM 統計情報を表示するには、 show record-storage-module target-info コマンドを使用します。
例
次に、 show record-storage-module target-info コマンドによる出力例を示します。
Router#show record-storage-module target-info all detail
Target profile = TARGET_LINUX
Application name = GGSN, Target State = Active, Disk = Usable
Application id = 2, iSCSI handle = 2
Number of drives = 5, Read drive = sda3, Write drive = sda3
Descriptors: read = -1, write = -1, master = -1
Current File: bytes written = 0, bytes read = 0
Read: dir = 1, file = 1, offset = 62675
Salvage file = 0, CRC = 0x91C816C0
Reason = Unexpected IFS error (Invalid DOS media or no media in slot)
Reason = Unexpected IFS error (Invalid DOS media or no media in slot)
Reason = Unexpected IFS error (Invalid DOS media or no media in slot)
Reason = Unexpected IFS error (Invalid DOS media or no media in slot)
show tech-support
問題を報告する場合、ルータに関する GPRS/UMTS プロトコル固有の情報を表示するには、 show tech-support コマンドを特権 EXEC モードで使用し、 ggsn キーワード オプションを指定します。
show tech-support [ ggsn ]
シンタックスの説明
ggsn |
(任意)GPRS/UMTS 固有の show コマンド出力を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
11.2 |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれ、 ggsn キーワード オプションが追加されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
show tech-support ggsn の出力には、次のコマンドで表示される ggsn 固有の出力が含まれます。
• show gprs charging parameters
• show gprs charging statistics
• show gprs charging status all
• show gprs gtp parameters
• show gprs gtp statistics
• show gprs gtp status
• show gprs memory threshold statistics
• show gprs qos status
• show running-config
• show version
例
次に、 show tech-support ggsn コマンドによる出力例を示します。
router# show tech-support ggsn
------------------ show version ------------------
ROM: System Bootstrap, Version 12.2(4r)B2, RELEASE SOFTWARE (fc2)
BOOTLDR: 7xxx Software (C7xxx-KBOOT-M), Version 12.1(8a)E, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc1)
ggsn uptime is 1 day, 21 hours, 4 minutes
System returned to ROM by reload at 19:48:49 EST Fri Jan 30 2004
System image file is "tftp://9.1.0.1/gota/c7xxx-g8is-mz"
Last reload reason: Reload command
Cisco 7206VXR (NPE400) processor (revision A) with 491520K/32768K bytes of memory.
Processor board ID 29550562
R7000 CPU at 350MHz, Implementation 39, Rev 3.3, 256KB L2, 4096KB L3 Cache
6 slot VXR midplane, Version 2.7
PCI bus mb0_mb1 has 600 bandwidth points
PCI bus mb2 has 40 bandwidth points
3 FastEthernet interfaces
46976K bytes of ATA PCMCIA card at slot 0 (Sector size 512 bytes).
8192K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 256K).
Configuration register is 0x0
------------------ show running-config ------------------
Building configuration...
Current configuration : 6770 bytes
service timestamps debug datetime msec
service timestamps log datetime msec
no service password-encryption
service udp-small-servers
service tcp-small-servers
enable secret 5 <removed>
enable password <removed>
aaa group server radius mwg
aaa group server radius list1
server 10.76.82.75 auth-port 1645 acct-port 1646
aaa authentication ppp default local
aaa authentication ppp list1 local
aaa authorization network default local
aaa authorization network list1 local
aaa authorization configuration list1 group radius
aaa accounting network default start-stop group radius
aaa accounting network list1 start-stop group radius
ip host PAGENT-SECURITY-V3 39.26.7.9 17.99.0.0
network 100.0.0.0 255.0.0.0
ip address-pool dhcp-proxy-client
description to handle vrf traffic from APN1 on GGSN SAMI 1
tunnel destination 20.20.120.20
tunnel destination 13.1.101.1
tunnel destination 13.1.102.1
ip address 100.0.0.1 255.255.255.255
ip address 33.44.55.66 255.255.0.0
ip address 35.0.0.1 255.0.0.0
description interface for ggsn SAMI 1
ip address 20.20.120.21 255.255.255.255
interface FastEthernet0/0
ip address 9.3.66.3 255.255.0.0
interface FastEthernet0/1
ip address 20.20.51.31 255.255.255.0
interface FastEthernet1/0
ip address 1.1.1.1 255.255.255.0
ip address 10.3.12.1 255.255.0.0
ip address 11.3.12.1 255.255.0.0
ip address 12.3.12.1 255.255.0.0
ip address 10.10.10.2 255.255.255.0
interface Virtual-Template1
ip address 72.72.72.1 255.255.0.0
interface Virtual-Template2
no peer default ip address
interface Virtual-Template3
description VT for PPP and PPP L2TP
peer default ip address pool mypool
ip local pool pdsn-pool 6.6.10.1 6.6.10.255
ip local pool pdsn-pool 6.6.11.1 6.6.26.255
ip local pool pdsn-pool 6.6.27.1 6.6.42.255
ip local pool pdsn-pool 6.6.43.1 6.6.58.255
ip local pool pdsn-pool 6.6.59.1 6.6.64.255
ip local pool pdsn-pool 6.6.65.1 6.6.80.255
ip local pool pdsn-pool 55.55.10.1 55.55.25.253
ip local pool ha-pool 24.24.1.1 24.24.16.255
ip local pool mypool 85.0.0.0 85.0.0.255
ip local pool mypool 85.1.0.0 85.1.255.255
ip local pool mypool 85.2.0.0 85.2.255.255
ip local pool mypool 85.3.0.0 85.3.255.255
ip local pool pooltest 180.180.1.1 180.180.1.10
ip default-gateway 9.15.0.1
ip route 7.7.7.1 255.255.255.255 Ethernet2/3
ip route 9.1.0.1 255.255.255.255 9.3.0.1
ip route 9.100.0.1 255.255.255.255 9.15.0.1
ip route 20.20.120.20 255.255.255.255 FastEthernet0/1
access-list 112 deny tcp any any
access-list 120 permit ip any host 10.1.102.1
access-list 150 permit icmp any 60.0.0.0 0.0.0.255
access-list 150 permit icmp 60.0.0.0 0.0.0.255 any
dialer-list 1 protocol ip permit
gprs maximum-pdp-context-allowed 45000
access-point-name gprs.cisco.com
aaa-group authentication list1
aggregate 1.1.0.0 255.255.0.0
access-violation deactivate-pdp-context
access-point-name ppp.com
gprs gtp path-echo-interval 0
gprs gtp ppp-regeneration vtemplate 2
gprs default ip-address-pool radius-client
gprs default charging-gateway 12.3.11.1 13.3.11.1
gprs default map-converting-gsn 10.3.11.1
gprs charging server-switch-timer 0
gprs charging cdr-aggregation-limit 1
radius-server host 10.76.82.75 auth-port 1645 acct-port 1646
radius-server key <removed>
mgcp modem passthrough voip mode ca
no mgcp timer receive-rtcp
alias exec pdp sh gprs gtp pdp all
alias exec pdptid show gprs gtp pdp tid
alias exec pdptid1 show gprs gtp pdp tid 1111111111111111
alias exec pdptid2 show gprs gtp pdp tid 2222222222222222
alias exec pdpclear clear gprs gtp pdp all
login authentication console
no scheduler max-task-time
------------------ show gprs gtp status ------------------
activated gtpv0 pdp 2
activated gtpv1 pdp 7
activated ms 9
activated ipv6 ms 2
activated gtpv0 v6 pdp 1
activated gtpv1 v6 pdp 1
activated ppp regen pdp 1
activated ppp pdp 2
gtp's va hwidbs 2
gtp's va swidbs 1
gtp ipv6 swidbs 2
gtp direct tunnel PDPs 7
Service-aware Status:
Prepaid PDPs 0
Postpaid PDPs 0
------------------ show gprs gtp parameters ------------------
GTP path echo interval = 0
GTP signal max wait time T3_response = 1
GTP max retry N3_request = 5
GTP dynamic echo-timer minimum = 5
GTP dynamic echo-timer smooth factor = 2
GTP buffer size for receiving N3_buffer = 8192
GTP max pdp context = 45000
------------------ show gprs gtp statistics ------------------
GGSN# show gprs gtp statistics
version_not_support 0 msg_too_short 0
unknown_msg 0 unexpected_sig_msg 0
unexpected_data_msg 0 unsupported_comp_exthdr 0
mandatory_ie_missing 0 mandatory_ie_incorrect 0
optional_ie_invalid 0 ie_unknown 0
ie_out_of_order 0 ie_unexpected 0
ie_duplicated 0 optional_ie_incorrect 0
pdp_activation_rejected 2 tft_semantic_error 0
tft_syntactic_error 0 pkt_ftr_semantic_error 0
pkt_ftr_syntactic_error 0 non_existent 0
path_failure 0 total_dropped 0
signalling_msg_dropped 0 data_msg_dropped 0
no_resource 0 get_pak_buffer_failure 0
rcv_signalling_msg 7 snd_signalling_msg 7
rcv_pdu_msg 0 snd_pdu_msg 0
rcv_pdu_bytes 0 snd_pdu_bytes 0
total created_pdp 3 total deleted_pdp 2
total created_ppp_pdp 0 total deleted_ppp_pdp 0
ppp_regen_pending 0 ppp_regen_pending_peak 0
ppp_regen_total_drop 0 ppp_regen_no_resource 0
ntwk_init_pdp_act_rej 0 total ntwkInit created pdp 0
GPRS Network behind mobile Statistics:
network_behind_ms APNs 1 total_download_route 5
save_download_route_fail 0 insert_download_route_fail 2
total_insert_download_route 3
------------------ show gprs charging status all ------------------
GPRS Charging Protocol Status
=================================
* Number of closed CDRs buffered: <0>
* Number of Containers buffered: <0>
* Number of pending unack. CDR_Output_Msgs: <0>
------------------ show gprs charging parameters ------------------
GPRS Charging Protocol Parameters
=================================
* Default Charging Gateway Address: <12.3.11.1>
* Default Backup Charging Gateway Address: <13.3.11.1>
* Default Tertiary Charging Gateway Address: UNDEFINED.
* Current Active Charging Gateway Address: <12.3.11.1>
* Current Backup Charging Gateway Address: <13.3.11.1>
* Charging Server Switch-Over Timer: <0> seconds.
* Charging Path Protocol: udp
* GTP' use short header: DISABLED
* Charging Message Options:
- Packet Transfer Command IE: DISABLED.
- Number Responded: DISABLED.
* Charging MAP DATA TOS: <3>
* Charging Transfer Interval: <105> seconds.
* Charging Transfer Threshold: <1048576> bytes.
* Charging CDR Aggregation Limit: <1> CDRs per msg.
* Charging Packet Queue Size: <128> messages.
* Charging Gateway Path Request Timer: <0> Minutes.
* Charging Change Condition Limit: <5>
* Charging SGSN Limit: DISABLED.
* Charging Time Limit: <0>
* Charging Send Buffer Size: <1460>
* Charging Port Number: <3386>
* Charging Roamers CDR Only: DISABLED.
- Local Record Sequence Number: DISABLED.
- APN Selection Mode: DISABLED.
- ChCh Selection Mode: DISABLED.
- IMS Signaling Context: DISABLED.
- External Charging ID: DISABLED.
- SGSN PLMN ID: DISABLED.
- Dynamic Address: ENABLED.
- Served PDP Address: ENABLED.
- Access Point Name: ENABLED.
- Network Initiated PDP: ENABLED.
- No Partial CDR Generation: DISABLED.
- Packet Count: DISABLED.
- Served MSISDN: DISABLED.
- Private Echo: DISABLED.
* Charging Tariff Time Changes:
* Charging Service Mode: OPERATIONAL
------------------ show gprs charging statistics ------------------
GPRS Charging Protocol Statistics
=================================
* Total Number of CDRs for Charging: <0>
* Total Number of Containers for Charging: <0>
* Total Number of CDR_Output_Msgs sent: <0>
-- Charging Gateway Statistics --
* Charging Gateway Down Count: <0>
------------------ show gprs qos status ------------------
conversational_pdp 0 streaming_pdp 0
interactive_pdp 0 background_pdp 0
------------------ show gprs memory threshold statistics --
Memory Threshold Statistics
==================================================
GGSN memory threshold status :NOT IN THRESHOLD
Number of times reached : 0
Number of PDPs rejected : 0
Number of PDPs dropped due to
Time when last memory threshold was reached :NEVER
show wiretap
表示が設定されている Mediation Devices の GGSN に現在設定されているすべてのタップを表示するには、s how wiretap コマンドを特権 EXEC モードで使用します。
show wiretap [ CCCid [ StreamIndex ]]
シンタックスの説明
CCCid |
入力された CCCid に対応する GGSN に現在設定されているすべての代行受信を表示します。 |
StreamIndex |
CCCid と StreamIndex の組み合せが入力された GGSN に設定されている代行受信を表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN に現在設定されているタップを表示するには、 show wiretap コマンドを使用します。
show wiretap CCCid コマンドにより、入力された CCCid に対応する GGSN に現在設定されているすべての代行受信が表示されます。ユーザは、cTap2DebugUserEntry を介して CCCid が指定された Mediation Device へのアクセス権限が付与されている場合にだけ、これらの代行受信を表示できます。
show wiretap CCCid StreamIndex コマンドにより、CCCid と StreamIndex の組み合せを入力した GGSN に設定されている代行受信が表示されます。ユーザは、cTap2DebugUserEntry を介して CCCid が指定された Mediation Device へのアクセス権限が付与されている場合にだけ、これらの代行受信を表示できます。
(注) show wiretap コマンドを使用するには、CISCO-Tap2-MIB に cTap2DebugUserEntry を作成する必要があります。このとき、コンソール端末へのログインに使用するユーザ名と一致するユーザ名と、有効な cTap2-DebugUserTimeout、「active」の cTap2DebugUserStatus で作成する必要があります。
例
次に、 show wiretap コマンドの出力例を示します。この例では、CCCid が 3 のメディエーション デバイスに関連する代行受信だけを表示できます。
Debug User = "userid" CCCId = 3
MD IP Address = 172.19.24.92
Streams associated with MD
Called Subscriber ID Type = 1
Subscriber ID = 214365870921435
standby ip
インターフェイスで Hot Standby Router Protocol(HSRP; ホットスタンバイ ルータ プロトコル)を有効にするには、 standby ip コマンドをインターフェイス コンフィギュレーション モードで使用します。HSRP をディセーブルに設定にするには、このコマンドの no 形式を使用します。
standby [ group-number ] ip [ ip-address [ secondary ] | none ]
no standby [ group-number ] ip [ ip-address | none ]
シンタックスの説明
group-number |
(任意)HSRP が有効になっているインターフェイスのグループ番号。デフォルトは 0 です。HSRP バージョン 2 のグループ番号の範囲は、0 ~ 4095 です。 |
ip-address |
(任意)ホット スタンバイ インターフェイスの IP アドレス。 |
secondary |
(任意)IP アドレスがセカンダリ ホット スタンバイ ルータ インターフェイスであることを示します。プライマリ アドレスおよびセカンダリ アドレスのあるインターフェイスで有効です。プライマリ HSRP アドレス、セカンダリ HSRP アドレスを設定できます。 |
none |
グループ アドレスを HSRP メッセージから取得できないようにします。 |
コマンドのデフォルト
デフォルトのグループ番号は 0 です。
HSRP は、デフォルトではディセーブルに設定されています。
HSRP メッセージから取得するグループ アドレスをイネーブルに設定します。
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション設定(config-if)
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE1 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれ、 none キーワード オプションが追加されました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
standby ip コマンドは、設定されたインターフェイスの HSRP をアクティブ化します。
L2 HSRP
IP アドレスが指定されている場合、そのアドレスはホット スタンバイ グループに指定されたアドレスとして使用されます。IP アドレスが指定されていない場合、スタンバイ機能を介して代表アドレスが取得されます。HSRP が代表ルータを選択するには、ケーブル上で少なくとも 1 つのルートに代表アドレスを設定、または取得する必要があります。アクティブなルータの代表アドレスの設定は、常に、現在使用されている代表アドレスより優先されます。
standby ip コマンドがインターフェイスでイネーブルに設定されている場合、プロキシ Address Resolution Protocol(ARP; アドレス レゾリューション プロトコル)要求の処理方法が変更されます(プロキシ ARP がディセーブルに設定されていない場合)。インターフェイスのホット スタンバイ状態がアクティブである場合、プロキシ ARP 要求がホット スタンバイ グループの MAC アドレスを使用して応答されます。インターフェイスが別の状態にある場合は、プロキシ ARP 要求は抑制されます。
グループ番号 0 が使用されると、NVRAM にグループ番号は入力されず、下位互換性を提供します。
HSRP バージョン 2 のグループ番号の範囲は 0 ~ 4095 です。グループ番号の範囲が広がっても、インターフェイスが多くの HSRP グループをサポートするわけではありません。グループ番号範囲が拡大することにより、グループ番号がサブインターフェイスの VLAN 番号に一致するようになりました。
L3 HSRP
Virtual IP(VIP; 仮想 IP)の学習は、同一 LAN 上に 2 つのデバイスがある場合にだけ適用されます。L3 HSRP の場合、2 つのデバイスが同じ LAN にある必要がありません。そのため、インターフェイス上の HSRP メッセージからのグループ アドレス取得は、 standby ip none コマンドを使用してディセーブルにする必要があります。
例
次の例では、イーサネット インターフェイス 0 上の グループ 1 の HSRP を有効にします。ホット スタンバイ グループによって使用される IP アドレスは、HSRP を使用して取得されます。
次の例では、3 つすべての仮想 IP アドレスが、同一の(一つの)仮想 MAC アドレスを使用して ARP テーブルに表示されます。3 つの IP アドレスはすべて、同じ HSRP グループ(グループ 0)を使用しています。
ip address 10.1.1.1. 255.255.255.0
ip address 10.2.2.2. 255.255.255.0 secondary
ip address 10.3.3.3. 255.255.255.0 secondary
ip address 10.4.4.4. 255.255.255.0 secondary
standby ip 10.2.2.254 secondary
standby ip 10.3.3.254 secondary
次の例では、GigabitEthernet0/0.7 のグループ 1 の HSRP を有効にし、HSRP メッセージからグループ アドレスを取得できないようにします。
interface GigabitEthernet0/0.7
ip address 10.0.0.3 255.255.0.0
standby unicast
HSRP グループが IP ユニキャスト ルーティングを使用するよう設定し、ピア デバイスの IP アドレスを設定するには、 standby unicast コマンドをインターフェイス コンフィギュレーション モードで使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
standby group-number unicast destination destination-ip [ source source-ip ]
no standby group-number unicast destination destination-ip
シンタックスの説明
group-number |
IP ユニキャスト転送を使用するよう設定されている HSRP グループのグループ数。デフォルトは 0 です。HSRP バージョン 2 のグループ番号の範囲は、0 ~ 4095 です。 |
unicast |
HSRP グループがIP ユニキャスト ルーティングを使用するよう設定します。 |
destination destination-ip |
宛先インターフェイスの IP アドレスを設定します。最大 4 件の宛先を定義できます。 |
source source-ip |
(任意)発信元インターフェイスの IP アドレスを設定します。 |
コマンドのデフォルト
デフォルトの動作や値はありません。
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション設定(config-if)
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE1 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
standby unicast コマンドにより、HSRP グループが IP ユニキャスト ルーティングを使用するよう設定され、ピア デバイスの IP アドレスも設定されます。
(注) standby unicast コマンドを設定すると、Virtual IP(VIP; 仮想 IP)が 0.0.0.0 に設定され、仮想 MAC アドレスがインターフェイスのアドレスに設定されます。
source ip-address キーワード オプションが指定されている場合は、HSRP パケットの発信元 IP アドレスとなります。指定されていない場合、発信元 IP アドレスは、該当するインターフェイス コンフィギュレーションから取得されます。
例
プライマリ GGSN
interface GigabitEthernet0/0.7
ip address 10.0.0.3 255.255.0.0
standby 1 unicast destination 172.0.0.1 source 10.0.0.3
スタンバイ GGSN
interface GigabitEthernet0/0.8
ip address 172.0.0.1 255.255.0.0
standby 1 unicast destination 10.0.0.3
subscription-required
Gateway GPRS Support Node(GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード)が、特定のアクセス ポイントを経由して PDN にアクセスするには登録が必要かどうかを決定する PDP コンテキスト要求の選択モードの値をチェックするよう指定するには、 subscription-required コマンドをアクセス ポイント コンフィギュレーション モードで使用します。登録が必要ないように指定するには、このコマンドの no 形式を使用します。
subscription-required
no subscription-required
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
コマンド モード
アクセス ポイント コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.1(1)GA |
このコマンドが導入されました。 |
12.1(5)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.1(5)T に組み込まれました。 |
12.2(4)MX |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(4)MX に組み込まれました。 |
12.2(8)YD |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれました。 |
12.2(8)YW |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YW に組み込まれました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
現在のアクセス ポイントを経由した PDN へのユーザ アクセスに登録が必要かどうかを確認するための PDP コンテキスト要求で選択モードの値を GGSN がチェックするよう指定するには、 subscription-required コマンドを使用します。APN で subscription-required コマンドを設定する場合、GGSN はセッションを確立するための PDP コンテキスト要求で「登録検証」選択モードを検索します。選択モードが PDP コンテキスト要求で確認されていない登録に指定されている場合、GGSN は PDP コンテキスト要求を拒否します。
サービス プロバイダーによって登録を行う必要があり、登録情報をモバイル ユーザの PDP コンテキスト要求で送信する必要があります。
例
次の例では、アクセス ポイントでのセッションを確立する前に選択モードで登録検証のチェックを GGSN が行うよう指定します。
access-point-name gprs.somewhere.com
dhcp-gateway-address 10.88.0.1
switchover priority(課金グループ)
ゲートウェイがアクティブになった場合に課金ゲートウェイ グループの中で優先順位の高いゲートウェイ(1 ~ 29)に切り替えるよう GGSN を設定する場合は、課金グループ コンフィギュレーション モードの switchover priority コマンドを使用します。スイッチオーバー優先順位機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
switchover priority
no switchover priority
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードも変数もありません。
コマンド モード
課金グループ コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
switchover priority コマンドを使用して優先度によるスイッチオーバーを設定した場合、より優先度の高いゲートウェイが起動すると、現在アクティブな課金ゲートウェイの状態にかかわらず、GGSN はそのゲートウェイにスイッチし、Call Detail Record(CDR; 呼詳細レコード)をそのゲートウェイに送信します。
このコマンドは、課金グループ 1 ~ 29 にスイッチオーバー優先順位を設定します。デフォルトの課金グループ(課金グループ 0)のスイッチオーバーの優先順位は、 gprs charging switchover priority グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定します。
例
次の例では、課金ゲートウェイ グループ 5 のスイッチオーバー優先順位をイネーブルにします。
Router(config)# gprs charging group 5
Router(config-chrg-group)# description groupA
Router(config-chrg-group)# primary 10.100.0.3
Router(config-chrg-group)# secondary 10.100.0.4
Router(config-chrg-group)# tertiary 10.100.0.5
Router(config-chrg-group)# switchover priority
関連コマンド
|
|
description |
課金ゲートウェイ グループに説明を追加します。 |
gprs charging group |
課金ゲートウェイ グループを定義または修正します。 |
iscsi |
グループ内で定義された課金ゲートウェイが使用できない場合に、課金ゲートウェイ グループの CDR を保管するために使用する iSCSI ターゲットを設定します。 |
primary |
課金ゲートウェイ グループのプライマリ課金ゲートウェイを設定します。 |
secondary |
課金ゲートウェイ グループのセカンダリ課金ゲートウェイを設定します。 |
service-mode |
課金グループのサービスモード状態を設定します。 |
show gprs charging statistics |
GGSN に関する累積課金統計情報を表示します。 |
show gprs charging summary |
GGSN で定義されているすべての課金グループをまとめて表示します。 |
tertiary |
課金ゲートウェイ グループのターシャリ課金ゲートウェイを設定します。 |
t3-response
要求への応答を受信していない場合、シグナリング要求メッセージを再送信するまでクォータ サーバが待機する初期時間を指定するには、クォータ サーバ コンフィギュレーション モードで t3-response コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
t3-response response-interval
no t3-response
シンタックスの説明
response-interval |
T3 応答インターバルの長さを指定する 1 ~ 65535 の値(秒単位)。 |
コマンド モード
クォータ サーバ コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.3(14)YQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
t3-response コマンドは、PDP コンテキスト削除要求を処理し、エコー タイミングのデフォルト方法を実行するために、GGSN によって使用されます。
PDP コンテキスト削除要求の場合、n3-requests の制限値に到達するまで、応答が CSG から受信されていない場合に PDP コンテキスト削除要求の再試行を送信するまでのクォータ サーバの待機時間を、 t3-response コマンドで設定します。
例
次に、T3 インターバル要求のインターバルを 524 秒に設定する例を示します。
関連コマンド
|
|
clear ggsn quota-server statistics |
show ggsn quota-server statistics コマンドを使用して、表示されるクォータ サーバの統計関連情報をクリアします。 |
csg-group |
クォータ サーバから CSG への通信に使用する CSG グループにクォータ サーバを関連付けます。 |
echo-interval |
クォータ サーバがエコー要求メッセージを CSG へ送信するまでの待機時間を秒単位で指定します。 |
ggsn quota-server |
拡張サービスアウェア請求と連動するクォータ サーバ プロセスを設定します。 |
interface |
クォータ サーバが CSG との通信に使用する論理インターフェイスを名前で指定します。 |
n3-requests |
クォータ サーバから CSG へシグナリング要求を送信する最大試行回数を指定します。 |
show ggsn quota-server |
クォータ サーバのパラメータ、またはメッセージ数やエラー数に関する統計情報を表示します。 |
tariff-time
gprs charging tariff-time グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、設定された料金の変更を課金プロファイルで使用するように指定するには、課金プロファイル コンフィギュレーション モードで tariff-time コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
tariff-time
no tariff-time
シンタックスの説明
このコマンドには引数もキーワードもありません。
デフォルト
No tariff-time changes
コマンド モード
課金プロファイル コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN の料金変更に設定された時刻( gprs charging tariff-time グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用 )をgprs charging profile グローバル コンフィギュレーション コマンドまたは charging profile アクセス ポイント コンフィギュレーション コマンドを使用して作成した課金プロファイルに適用するよう指定するには、 tariff-time 課金プロファイル設定コマンドを使用します。
(注) Cisco GGSN Release 9.2 以降では、拡張クォータ サーバ インターフェイスが設定されている場合、Cisco GGSN は、サービスアウェア ポストペイド ユーザに対するクォータ サーバとしては機能しません。そのため、Cisco IOS Release 12.2(22)YE2 以降では、拡張クォータ サーバ インターフェイスを使用しないポストペイド ユーザに対するトリガー条件を設定するための課金プロファイル コンフィギュレーション コマンドだけでなく、content 課金プロファイル コンフィギュレーション コマンドも無視されます。
拡張サービスアウェア請求の設定に関する詳細については、『Cisco GGSN Release 9.2 Configuration Guide』を参照してください。
例
次の例では、料金の変更を課金プロファイルに適用するよう指定します。
関連コマンド
|
|
category |
課金プロファイルが適用される加入者カテゴリを指定します。 |
cdr suppression |
課金プロファイルの課金特性として Call Detail Record(CDR; 呼詳細レコード)を無効にします。 |
charging profile |
デフォルトの課金プロファイルをアクセス ポイントに関連付けます。 |
content dcca profile |
GGSN 課金プロファイル内で DCCA クライアント プロファイルを定義します。 |
content postpaid time |
サービスアウェア請求がイネーブルになっている場合のポストペイド加入者に対し、GGSN がアップストリーム トラフィックおよびダウンストリーム トラフィックのバイト数を集計し、特定の PDP コンテキストに対する G-CDR を終了してアップデートするまでの制限時間を指定します。 |
content postpaid validity |
サービスアウェア請求がイネーブルになっている場合のポストペイド加入者に対し、付与されたクォータの有効期間を指定します。 |
content postpaid volume |
サービスアウェア請求がイネーブルになっている場合のポストペイド加入者に対し、GGSN が G-CDR を終了してアップデートするまでに特定の PDP コンテキストの全コンテナで保持する最大バイト数を指定します。 |
content rulebase |
デフォルトのルールベース ID を課金プロファイルに関連付けます。 |
description(課金プロファイル) |
課金プロファイルの名前または簡単な説明を入力します。 |
gprs charging characteristics reject |
課金プロファイルが選択できない PDP コンテキスト作成要求は、GGSN により拒否されるよう指定します。 |
gprs charging container time-trigger |
GGSN が特定の PDP コンテキストに対する G-CDR を終了してアップデートするまでのグローバルな制限時間を指定します。 |
gprs charging profile |
課金プロファイルを作成(または既存の課金プロファイルを修正)し、課金プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
limit duration |
GGSN がアップストリーム トラフィックおよびダウンストリーム トラフィックのバイト数を集計し、特定の PDP コンテキストに対する G-CDR を終了してアップデートするまでの制限時間を指定します。 |
limit sgsn-change |
特定の PDP コンテキストに対する G-CDR を終了してアップデートするまでに可能な SGSN 変更の最大回数を指定します。 |
limit volume |
GGSN が G-CDR を終了してアップデートするまでに特定の PDP コンテキストの全コンテナで保持する最大バイト数を指定します。 |
tertiary(課金グループ)
課金ゲートウェイ グループのターシャリ課金ゲートウェイを設定するには、課金グループ コンフィギュレーション モードで tertiary コマンドを使用します。プライマリ課金ゲートウェイ コンフィギュレーションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
tertiary { ip-address | name }
no tertiary { ip-address | name }
シンタックスの説明
ip-address |
ターシャリ課金ゲートウェイの IP アドレス。 |
name |
ターシャリ課金ゲートウェイのホスト名。 |
コマンド モード
課金グループ コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.4(22)YE |
このコマンドが導入されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
課金ゲートウェイ グループのプライマリ課金ゲートウェイを設定するには、 tertiary コマンドを使用します。
何らかの課金グループで、またはグローバル デフォルト ゲートウェイとして使用される課金ゲートウェイは、いかなるレベル(プライマリ、セカンダリ、ターシャリ)においても他の課金グループ用に再使用はできません。
例
次に、を課金プロファイル グループ 5 の IP アドレスとして「10.100.0.5」を指定してターシャリ課金ゲートウェイを設定する例を示します。
Router(config)# gprs charging group 5
Router(config-chrg-group)# description groupA
Router(config-chrg-group)# primary 10.100.0.3
Router(config-chrg-group)# secondary 10.100.0.4
Router(config-chrg-group)# tertiary 10.100.0.5
関連コマンド
|
|
description |
課金ゲートウェイ グループに説明を追加します。 |
gprs charging group |
課金ゲートウェイ グループを定義または修正します。 |
iscsi |
グループ内で定義された課金ゲートウェイが使用できない場合に、課金ゲートウェイ グループの CDR を保管するために使用する iSCSI ターゲットを設定します。 |
primary |
課金ゲートウェイ グループのプライマリ課金ゲートウェイを設定します。 |
secondary |
課金ゲートウェイ グループのセカンダリ課金ゲートウェイを設定します。 |
service-mode |
課金グループのサービスモード状態を設定します。 |
show gprs charging statistics |
GGSN に関する累積課金統計情報を表示します。 |
show gprs charging summary |
GGSN で定義されているすべての課金グループをまとめて表示します。 |
switchover priority |
アクティブになったゲートウェイが課金ゲートウェイ グループ内で最も高い優先度を持つ場合、そのゲートウェイにスイッチするよう GGSN を設定します。 |
traffic-class
帯域幅を帯域幅プールから特定のトラフィック クラスに割り当てるには、帯域幅プール設定モードで traffic-class コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
traffic-class traffic-class-name [percent] value
no traffic-class traffic-class-name [percent] value
シンタックスの説明
traffic-class-name |
帯域幅を割り当てているトラフィック クラスを指定します。有効な値は、conversational、streaming、interactive、または background です。 |
percent |
(任意)帯域幅が絶対値ではなく割合で割り当てられるよう指定します。 |
value |
帯域幅を割合(オプションの percent キーワードを使用している場合は 1 ~ 100%)または絶対値(キロビット/秒、0 ~ 4292967295)で指定します。すべてのトラフィック クラスで同じ単位(割り当てまたは絶対値)を使用する必要があります。 |
デフォルト
帯域幅の予約はどのトラフィック クラスにも設定されないため、すべての PDP が受け入れられます。
コマンド モード
帯域幅プール コンフィギュレーション
コマンドの履歴
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12.3(8)XU |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
帯域幅を特定のトラフィック クラスに割り当てるには、 traffic-class 帯域幅プール コンフィギュレーション コマンドを使用します。
(注) 帯域幅プールの帯域幅を特定のトラフィック クラスに割り当てる前に、gprs qos bandwidth-pool グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してプールを作成しておく必要があります。
帯域幅は割合または絶対値で割り当てることができますが、帯域幅の単位はすべてのトラフィック クラスで一貫している必要があります(同じ帯域幅プールで割合と絶対値は混在できません)。
トラフィック クラスに割り当て帯域幅として 0 (絶対値)が設定されて場合、そのトラフィック クラスで使用できる帯域幅の合計は、0 kbps です。このため、このトラフィック クラスの PDP コンテキスト作成要求が受信されると、GGSN によって拒否されます。
(注) 帯域幅の予約はリアルタイム(会話型およびストリーミング型)クラス PDP と非リアルタイム(双方向型およびバックグラウンド型)クラス PDP のどちらかに設定できますが、帯域幅チェックはリアルタイムの PDP コンテキストでだけ実行されます。非リアルタイム PDP のすべての PDP コンテキスト作成要求を使用できます。
例
次の例では、使用できるすべての帯域幅のうち 15% を PDP のバックグラウンド型クラスに割り当てます。
traffic-class background percent 15%
関連コマンド
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bandwidth |
帯域幅プールの全帯域幅を、キロビット/秒単位で指定します。有効な値は 1 ~ 4292967295 です。 |
bandwidth-pool |
帯域幅プールを APN に適用します。 |
gprs qos bandwidth-pool |
帯域幅プールを作成または修正します。 |
traffic-class |
帯域幅プールの帯域幅を特定のトラフィック クラスに割り当てます。 |
trigger
DCCA クライアントをトリガーしてサービスアウェアなプリペイド PDP コンテキストのクォータ再認可を要求するように条件を設定するには、 trigger コマンドを DCCA プロファイル コンフィギュレーション モードで使用します。コンフィギュレーションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
trigger {plmn-change | qos-change | rat-change | sgsn-change | user-loc-info-change}
no trigger {plmn-change | qos-change | rat-change | sgsn-change | user-loc-info-change}
シンタックスの説明
plmn-change |
Public Land Mobile Network(PLMN)ID の変更を設定して、クォータ再認可要求をトリガーするようにします。 |
qos-change |
QoS の変更が発生する場合、クォータ再認可を要求するよう、DCCA クライアントを設定します。 |
rat-change |
Radio Access Technology(RAT; 無線アクセス技術)の変更によってクォータ再認可要求がトリガーされるよう設定します。RAT は、SGSN により処理が行われる User Equipment(UE; ユーザ装置)の通信方式を表すもので、UMTS と GSM/EDGE RAN(GERAN)があります。 |
sgsn-change |
SGSN の変更が発生する場合、クォータ再認可を要求するよう、DCCA クライアントを設定します。 |
user-loc-info-change |
ユーザ位置の変更によってクォータ再認可要求がトリガーされるよう設定します。 |
コマンド モード
DCCA プロファイル コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.3(14)YQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれ、 rat-change および plmn-change キーワードが追加されました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれ、 user-loc-info-change キーワード オプションが追加されました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
サービスアウェア プリペイド PDP コンテキストのクォータ再認可を要求するよう GGSN をトリガーする変更を設定するには、 trigger コマンドを使用します。
このコマンドを変更しても、DCCA クライアントを使用する既存の PDP コンテキストには影響ありません。
トリガーを設定する場合、次の点に注意してください。
• このコマンドは、一般的な DCCA クライアントおよび 3GPP Gy-DCCA でだけサポートされています。
• すべてのトリガーを、プリペイド加入者およびポストペイド加入者について明示的にイネーブル設定する必要があります。
• PDP コンテキストでフローするすべてのサービスにプリペイド トリガーを適用するよう設定します。OCS サーバから指定したサービスの受信トリガーは、 trigger コマンドを使用して設定したトリガーより優先されます。
例
次の設定例では、条件を満たした場合にクォータ再認可をトリガーするプリペイド PDP コンテキストの DCCA プロファイル「dcca-profile1」に、いくつかの条件を設定します。
gprs dcca profile dcca-profile1
destination-realm cisco.com
trigger user-loc-info-change
関連コマンド
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|
authorization |
DCCA クライアント プロファイル内で、Diameter サーバ グループを指定する認可の方式(AAA 方式リスト)を定義します。 |
ccfh |
DCCA サーバにより送信された CCA に CCFH 値が含まれない場合の CC セッションに対して CCFH AVP をローカルに設定します。 |
content dcca profile |
GGSN 課金プロファイル内で DCCA クライアント プロファイルを定義します。 |
destination-realm |
宛先レルムが初期 Credit Control Request(CCR; クレジット制御要求)を使用して DCCA サーバへ送信されるよう設定します。 |
gprs dcca profile |
GGSN で DCCA クライアント プロファイルを定義し、DCCA クライアント プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
session-failover |
DCCA サーバから送信された CCA メッセージに CCSF AVP の値が含まれていない場合でも Credit Control Session Failover(CCSF; クレジット制御セッション フェールオーバー)AVP がサポートされるよう設定します。 |
tx-timeout |
DCCA クライアントにおいて、Diameter サーバとの間での CCR の通信を監視する際に使用される TX タイムアウト値を設定します。 |
tx-timeout
Diameter サーバとの CCR の通信を監視する DCCA クライアントによって使用される TX タイムアウト値を設定するには、DCCA クライアント プロファイル コンフィギュレーション モードで tx-timeout コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
tx-timeout value
no tx-timeout
シンタックスの説明
value |
DCCA クライアントがアクションを実行するまで Diameter サーバからの応答を CRR が待機する時間(秒)。有効範囲は、0 ~ 1000 秒です。 |
コマンド モード
DCCA クライアント プロファイル コンフィギュレーション
コマンドの履歴
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12.3(14)YQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
通常、Diameter ベースが Diameter サーバに発生する転送エラーを検出します。プリペイド サービスではネットワークからの応答にかかる時間が重要であるため、DCCA クライアントを設定して、必要に応じて Diameter ベースより早く動作するようにできます。
Tx タイマーを DCCA クライアントで使用し、Diameter サーバとの通信を監視します。タイマーは、各初期および更新 CCR で開始します。タイマーに設定した時間を過ぎると、DCCA クライアントは、Credit Control(CC; クレジット制御)セッションの Credit Control Fault Handling(CCFH)AVP の現在の値に応じて、PDP コンテキストにアクションを実行します。
保留中のすべての CCR に対する応答が受信されると、Tx タイマーが停止します。
例
次の設定例では、DCCA クライアントの Tx タイマーを 25 秒に設定しています。
gprs dcca profile dcca-profile1
authorization dcca-method
関連コマンド
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|
authorization |
DCCA クライアント プロファイル内で、Diameter サーバ グループを指定する認可の方式(AAA 方式リスト)を定義します。 |
ccfh |
DCCA サーバにより送信された CCA に CCFH 値が含まれない場合の CC セッションに対して CCFH AVP をローカルに設定します。 |
content dcca profile |
GGSN 課金プロファイル内で DCCA クライアント プロファイルを定義します。 |
gprs dcca profile |
GGSN で DCCA クライアント プロファイルを定義し、DCCA クライアント プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
session-failover |
DCCA サーバから送信された CCA メッセージに CCSF AVP の値が含まれていない場合でも Credit Control Session Failover(CCSF; クレジット制御セッション フェールオーバー)AVP がサポートされるよう設定します。 |
virtual-address
クォータ サーバがすべての CSG 要求を送信する仮想 IP アドレスを設定するには、CSG グループ コンフィギュレーション モードで virtual-address コマンドを使用します。仮想 IP アドレスの設定を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
virtual-address ip-address
no virtual-address ip-address
シンタックスの説明
ip-address |
CSG グループの仮想 IP アドレス。 |
コマンド モード
CSG グループ コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.3(14)YQ |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
CSG グループの仮想 IP アドレスを設定するには、 virtual-address を使用します。
仮想 IP アドレスは、クォータ サーバがすべての要求を送信するアドレスで、クォータ サーバおよび CSG 間のパスが有効になる前に必要です。
注意 クォータ サーバと CSG 間のパスが有効なにこのコマンドの
no 形式を使用すると、パスが無効化されます。
例
次の設定例では、仮想 IP アドレス 5.5.5.14 を使用するように、CSG グループ csg1 を設定します。
関連コマンド
|
|
ggsn csg-group |
クォータ サーバと CSG 間の通信用として、Gateway GPRS Support Node(GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード)上に CSG グループを設定します。 |
port |
CSG がクォータ サーバ トラフィックをリスンするポートの番号を設定します。 |
real-address |
CSG から送信されたインバウンド メッセージの送信元を確認するための実 CSG の IP アドレスを設定します。 |
show ggsn csg |
CSG グループで使用されているパラメータ、またはクォータ サーバとの間で送受信されたパス メッセージおよびクォータ管理メッセージの数を表示します。 |
vrf
Gateway GPRS Support Node(GGSN; ゲートウェイ GPRS サポート ノード)アクセス ポイントにVPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)を設定し、アクセス ポイントを特定の VRF インスタンスと関連付けるには、アクセス ポイント コンフィギュレーション モードで vrf コマンドを使用します。
vrf vrf-name
シンタックスの説明
vrf-name |
アクセス ポイントが関連付けられている、対応する VRF インスタンスの名前。 |
コマンド モード
アクセス ポイント コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.2(4)MX |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(8)YD |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YD に組み込まれました。 |
12.2(8)YW |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(8)YW に組み込まれました。 |
12.3(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XB に組み込まれました。 |
12.3(8)XU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(8)XU に組み込まれました。 |
12.3(11)YJ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)YJ に組み込まれました。 |
12.3(14)YQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YQ に組み込まれました。 |
12.3(14)YU |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)YU に組み込まれました。 |
12.4(2)XB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(2)XB に組み込まれました。 |
12.4(9)XG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(9)XG に組み込まれました。 |
12.4(15)XQ |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(15)XQ に組み込まれました。 |
12.4(22)YE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE に組み込まれました。 |
12.4(22)YE1 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE1 に組み込まれました。 |
12.4(22)YE2 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.4(22)YE2 に組み込まれました。 |
使用上のガイドライン
GGSN アクセス ポイントにVRF を設定して、アクセス ポイントを特定の VRF インスタンスと関連付けるには、 vrf コマンドを使用します。
(注) vrf コマンドの設定が適用されるのは、IPv4 PDP だけです。
(注) GGSN Release 5.0 以降では、複数の APN を同じ VRF に割り当てます。
(注) 複数の VRF を同じ VRF インスタンスに割り当てることができます。
vrf-name は、 ip vrf グローバル コンフィギュレーション コマンド、および Gi インターフェイスの ip vrf forwarding コマンドで設定された名前と一致する必要があります。
VRF をサポートするには、 ip cef グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用し、ルータ上の Cisco Express Forwarding(CEF; シスコ エクスプレス フォワーディング)スイッチングをイネーブル設定する必要があります。
APN に DHCP も設定している場合は、 dhcp-server ip-address vrf コマンドも設定する必要があります。
(注) GGSN では、IPv6 PDP に対して VRF がサポートされていません。そのため、VRF がイネーブルになっているアクセス ポイントが、(ipv6 コマンドによって)IPv6 PDP をサポートするように設定されている場合、Pv4 PDP は VRF 内でルーティングされ、IPv6 PDP はグローバル ルーティング テーブル内でルーティングされます。
(注) VRF をサポートするために多数のアクセス ポイントを定義すると、さまざまなメモリ制約が発生する場合があります。
(注) Cisco 7600 MSFC2 では、VRF ではサポートされていません。そのため、MSFC2 を使用する場合に Cisco 7600 シリーズ ルータ プラットフォームで VRF をサポートするには、VRF カプセル化トラフィックを、GRE トンネルを経由してスーパバイザ エンジンまでトンネリングする必要があります。詳細については、『Cisco GGSN Configuration Guide』を参照してください。
例
次の例では、 ip vrf グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用した vpn3 の VRF 設定(トンネリングなし)を示します。 ip vrf コマンドは VRF テーブルと CEF ルーティング テーブルの両方を確立するため、 ip cef もグローバル コンフィギュレーション レベルで設定して CEF スイッチングをすべてのインターフェイスでイネーブルに設定することに注意してください。
次のような設定要素にも、同じ VRF ネームド vpn3 を関連付ける必要があります。
• FastEthernet0/0 は、 ip vrf forwarding インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、Gi インターフェイスとして設定されます。
• アクセス ポイント 2 は、 vrf アクセス ポイント コンフィギュレーション コマンドを使用して、VRF を実装します。
VRF をサポートするように、アクセス ポイント 2 の DHCP サーバも設定されます。アクセス ポイント 1 は同じ DHCP サーバを使用しますが、VRF アドレス レンジはサポートしていないことに注意してください。アクセス ポイント 1 の IP アドレスは、グローバル ルーティング テーブルに適用されます。
aaa group server radius abc
aaa authentication ppp abc group abc
aaa authorization network default group radius
aaa accounting exec default start-stop group abc
ip address 10.30.30.30 255.255.255.255
ip address 10.27.27.27 255.255.255.255
interface FastEthernet0/0
ip address 10.50.0.1 255.255.0.0
interface FastEthernet1/0
ip address 10.70.0.1 255.255.0.0
ip address 10.8.0.1 255.255.255.0
interface Virtual-Template1
gprs access-point-list gprs
ip route 10.10.0.1 255.255.255.255 Virtual-Template1
ip route vrf vpn3 10.100.0.5 255.255.255.0 fa0/0 10.50.0.2
ip route 10.200.0.5 255.255.255.0 fa1/0 10.70.0.2
gprs access-point-list gprs
access-point-name gprs.pdn.com
ip-address-pool dhcp-proxy-client
dhcp-gateway-address 10.30.30.30
network-request-activation
access-point-name gprs.pdn2.com
access-mode non-transparent
ip-address-pool dhcp-proxy-client
dhcp-server 10.100.0.5 10.100.0.6 vrf
dhcp-gateway-address 10.27.27.27
aaa-group authentication abc
gprs default ip-address-pool dhcp-proxy-client
radius-server host 10.2.3.4 auth-port 1645 acct-port 1646 non-standard
radius-server host 10.6.7.8 auth-port 1645 acct-port 1646 non-standard
radius-server key ggsntel
関連コマンド
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dhcp-server |
特定の PDN アクセス ポイントに入った MS ユーザに IP アドレスを割り当てるためのプライマリ(およびバックアップ)DHCP サーバを指定します。 |
ip cef |
RP カードの CEF をイネーブル設定します。 |
ip vrf |
VRF ルーティング テーブルを設定します。 |
ip vrf forwarding |
VRF をインターフェイスまたはサブインターフェイスと関連付けます。 |
rd |
VRF のルーティング テーブルおよびフォワーディング テーブルを作成し、VPN のデフォルト ルート識別子を指定します。 |