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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、最小限必要なバージョンのCisco IOS ソフトウェア、Cisco IOSブートヘルパー、Cisco ROM モニタ、および必要なレベルのラインカード ファームウェア、ラインカード メモリ、ハードウェア モジュール メモリがすでに搭載されているCisco XR 12000 シリーズ ルータ上に、最新バージョンのCisco IOS XR ソフトウェアを正しくインストールする手順について説明します。ルータが最小要件を満たしているかどうかを確認する方法、および最小限必要なソフトウェア バージョンおよびモジュール レベルにアップグレードする方法については、「Cisco IOS XRソフトウェアに移行するためのCisco IOSソフトウェアのアップグレード」を参照してください。
• 「Cisco XR 12000 シリーズ ルータにCisco IOS XRをインストールするための前提条件」
• 「Cisco XR 12000 シリーズ ルータにCisco IOS XR ソフトウェアをインストールする場合の制限事項」
• 「Cisco XR 12000 シリーズ ルータへのCisco IOS XRソフトウェアのインストールに関する情報」
• 「Cisco XR 12000 シリーズ ルータへのCisco IOS XRソフトウェアのインストール方法」
• 「Cisco XR 12000 シリーズ ルータへの Cisco IOS XR ソフトウェアのインストールの設定例」
• 「参考情報」
Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールする前に、 表2 に記載されている条件が満たされている必要があります。
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Cisco IOS XR ソフトウェアイメージをまだ所有していない場合は、次のリンクを参照してください(登録ユーザのみ)。 http://www.cisco.com/public/sw-center/ 「Cisco IOS XRソフトウェアに移行するためのCisco IOSソフトウェアのアップグレード」の手順を参照してください。 |
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Cisco IOS XR ソフトウェアイメージをまだ所有していない場合は、次のリンクを参照してください(登録ユーザのみ)。 |
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• TFTP サーバを使用する場合は、32 MB 以上のファイルをサポートするために、TFTP サーバ デーモンにパッチまたはアップグレードが必要かどうかを確認してください。必要に応じて、パッチまたはアップグレードをインストールします。 |
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ルータには、有効なCisco IOS ソフトウェアイメージが必要です。イメージが必要なハードウェアおよびソフトウェア機能をサポートし、ルータにこれらを実行できるだけの十分なメモリが搭載されていることを確認してください。詳細は、表1を参照してください。
ここで説明する手順を使用してCisco IOS XR ソフトウェアをインストールする場合、ルータのターゲット デバイスを指定する必要があります。ターゲット デバイスとは、ソフトウェアをインストールする Route Processor(RP; ルート プロセッサ)上のローカル ディスクです。
Cisco XR 12000 シリーズ ルータの場合、サポートされるターゲット デバイスは disk0:、disk1:、およびコンパクト フラッシュです。
(注) disk0: にインストールすることを推奨します。disk0: は、システム全体のソフトウェア パッケージを保管する場合に正しいディスクが使用されるように、ほとんどの RP に事前にインストールされています。
ターゲット デバイスにCisco IOS XR ソフトウェアをインストールしたあと、すべての追加のソフトウェアおよびソフトウェア パッケージを手動でインストールする必要があります。
Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールする前に、予防措置として、disk1:(インストールされている場合)にCisco IOSイメージのバックアップ コピーを保管しておくことができます。
プライマリ RP とスタンバイ RP を同時に ROMMON モードにする
Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールする前に、両方の RP を同時に ROMMON モードにすることを強く推奨します。
適切な tar ファイルをダウンロードして、イメージをターゲット デバイスに移動する
最新バージョンのCisco IOS XR ソフトウェアをインストールする前に、次の作業を実行する必要があります。
• このリリースの適切な tar ファイルをコンピュータにダウンロードします。次に、Cisco IOS XR ソフトウェアイメージの c12k-mini.vm および mibiprp-rp.vm を untar して、これらをフラッシュ ディスク、TFTP、または FTP サーバに移動します。
c12k-mini.vm イメージはプライマリ RP 用、mibiprp-rp.vm はスタンバイ RP 専用です。
• イメージをターゲット デバイスに移動して、「デュアル RP Cisco XR 12000 シリーズ ルータへのCisco IOS XR ソフトウェアのインストール」で説明する手順の実行時に使用できるようにします。
• Cisco IOSコンフィギュレーションとCisco IOS XRコンフィギュレーションにおける構文の相違
• デュアル RP システムのメディア インストレーションの制限
Cisco IOSコンフィギュレーションとCisco IOS XRコンフィギュレーションにおける構文の相違
Cisco XR 12000 シリーズ ルータ上でCisco IOSからCisco IOS XR ソフトウェアに移行する場合、Cisco IOS XR ソフトウェアコンフィギュレーションは、Cisco IOS ソフトウェアとは異なる構文を使用することに注意してください。『 Converting Cisco IOS Configurations to Cisco IOS XR Configurations 』には、Cisco IOSコンフィギュレーションを手動で変換するためのガイドラインが記載されていますが、この作業には非常に時間がかかります。Cisco Advanced Service に連絡して、保持したいコンフィギュレーションの変換を簡素化すると、コンフィギュレーションをより速く、効率的に変換できます。
デュアル RP システムのメディア インストレーションの制限
デュアル RP システムでは、インストレーション メディアを、両方の RP 上の同じスロットに常駐させる必要があります。たとえば、プライマリ RP の disk0: にCisco IOS XR ソフトウェアをインストールする場合には、冗長 RP の disk0: にもCisco IOS XR ソフトウェアをインストールする必要があります。
Cisco IOS XR ソフトウェアの起動後は、最初のインストレーション ターゲット デバイス以外の場所にパッケージを追加することはできません。たとえば、disk1: に基本オペレーティング システムをインストールした場合、disk0: にはパッケージを追加できません。逆の場合も同様です。
Cisco IOS XRの起動後は、disk0: を取り外さないでください。システムの実行中にデバイスを取り外すと、ディスク破壊、処理の失敗、またはシステム障害の原因になります。
Cisco IOS XR ソフトウェアへの移行を実行するには、次の作業を完了する必要があります。
• 移行を実行するための前提条件を確認します。「Cisco XR 12000 シリーズ ルータにCisco IOS XRをインストールするための前提条件」を参照してください。
• 移行に関する制限事項を確認します。「Cisco XR 12000 シリーズ ルータにCisco IOS XR ソフトウェアをインストールする場合の制限事項」を参照してください。
• Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールする不揮発性(永続)ストレージ デバイス(disk0:、disk1:、harddisk:、コンパクト フラッシュなど)を選択します。
ヒント システムの可用性を高くするには、フラッシュ ディスクなどの不揮発性ストレージ デバイスにCisco IOS XR ソフトウェアを格納して、実行してください。
• 保管しておきたいCisco IOS ソフトウェアのコンフィギュレーションを、Cisco IOS XR ソフトウェアに変換します。多数のノードが存在するネットワーク上でコンフィギュレーションを変換する場合には、Cisco Advanced Service に連絡して変換作業を簡素化できます。『Converting Cisco IOS Configurations to Cisco IOS XR Configurations』を参照してください。
• Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールします。「Cisco XR 12000 シリーズ ルータへのCisco IOS XRソフトウェアのインストール方法」を参照してください。
• 「デュアル RP Cisco XR 12000 シリーズ ルータへのCisco IOS XR ソフトウェアのインストール」
• 「Cisco IOS XRからCisco IOSへの復帰」
Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールする準備として、次の手順を使用して、ターゲット デバイスを再フォーマットすることを強く推奨します。
この手順では、プライマリ RP およびスタンバイ RP(存在する場合)にCisco IOS XR ソフトウェアをインストールします。デュアル RP ルータではない場合には、スタンバイ用の手順は無視してください。
開始する前に、「Cisco XR 12000 シリーズ ルータにCisco IOS XRをインストールするための前提条件」および「Cisco XR 12000 シリーズ ルータにCisco IOS XR ソフトウェアをインストールする場合の制限事項」を必ず確認してください。
移行プロセスの入力コードおよび戻りコードの例は、「Cisco XR 12000 シリーズ ルータへの Cisco IOS XR ソフトウェアのインストールの設定例」を参照してください。
(注) 状況によっては、インストレーションの作業に最大 90 分かかることがあります。
(注) 次のCisco IOSの手順を、プライマリ RP およびスタンバイ RP(存在する場合)の両方で実行します。
(注) 次の ROMMON モードの手順を、プライマリ RP 上で実行します。
ワンポイント・アドバイス プライマリ RP とスタンバイ RP 上で、ステップ 5 ~ 11とステップ 12 ~ 17を平行して実行すると、時間を節約できます。
8. TURBOBOOT=on , target-device
11. boot tftp: //server-address/path/bootfile または boot ftp: //username:[password]@server-address/
(注) 次の ROMMON モードの手順を、セカンダリ RP 上(存在する場合)で実行します。
17. boot tftp: //server-address/path/bootfiler または boot ftp: //username:[password]@server-address/bootfile
(注) 次のCisco IOS XRの手順を、ルータの起動後に、プライマリ RP 上で実行します。
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コンフィギュレーション レジスタのブート フィールド設定を変更します。 (注) 値を 0x0 に設定すると、boot コマンドを使用して、オペレーティング システムを手動で再起動する必要があります。 |
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編集が必要な変数を確認するために、すべての変数の値を表示します。 Cisco IOS ブートヘルパーの変数がアップグレードしたバージョンの場所を示しているかどうかも確認できます。 (注) ブート ローダ変数が設定されていない場合には、次のコマンドを入力して設定してください:BOOTLDR=bootflash:file-name左側の太字の例を参照してください。 |
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boot tftp:// server-address/path/bootfile boot ftp:// username :[ password]@server-address/ RP/0/0/CPU0:rommon# boot tftp:// 192.168.1.1/sky2dir/c12k-mini.vm-3.5.0 RP/0/0/CPU0:rommon# boot ftp://iprem:pwd@192.85.16.23// |
指定したCisco IOS XR ソフトウェアイメージを起動して、インストールします。 (注) 例は、プライマリ RP 用のイメージ ファイルだけを示しています。 (注) ステップ 11を完了するには、ディスクへのコピーが実行されるリブート処理を含め、40 分程かかります。 |
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boot tftp:// server-address/path/bootfile boot ftp:// username :[ password]@server-address / RP/0/0/CPU0:rommon 1 > boot tftp://192.168.1.1/sky2dir/c12k-mini.vm-3.5.0 RP/0/0/CPU0:rommon# boot ftp:user://pwd@192.85.16.23// |
イメージ ファイル上でプログラムを起動し、プライマリ RP からスタンバイ RP にすべてのソフトウェア パッケージをコピーします。 (注) mibiprp-rp.vm は、スタンバイ RP 専用のイメージ ファイルです。 |
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プライマリ RP にインストールしたソフトウェアを確認します。 (注) ステップ 20を完了するには、ディスクへのコピーが実行されるリブート処理を含め、40 分程かかります。 |
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RP、ラインカード、および SPA 上でCisco IOS XR ソフトウェアが実行されていることを確認します。RP およびラインカードは IOS XR 実行ステート、SPA は ready ステートになっている必要があります。 |
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ファームウェアのリビジョン番号およびその他の詳細情報を表示して、ラインカードのファームウェアがCisco IOS XRソフトウェアの実行に必要な最小レベルであるかどうかを確認します。 Getting ROM Response (ROM VGET) というコードが含まれている場合には、
現象
「Cisco IOS XR ソフトウェアへの移行に失敗した場合のトラブルシューティングの作業」の 4 を参照してください。
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この手順は、「Cisco IOS XR ソフトウェアへの移行に失敗した場合のトラブルシューティングの作業」を確認し、移行への試みに失敗し、Cisco IOS ソフトウェアソフトウェアに復帰する必要があることを確認したあとでのみ、実行してください。この手順を実行すると、ルータは完全なCisco IOSイメージに戻ります。
(注) この例は、Cisco IOSイメージが disk1 に保管されていることを前提としています。
シスコのテクニカル サポートは製品のアップグレードについては支援しますが、オペレーティング システムの移行は管理していません。ここで説明する推奨方法を使用しても問題を解決できない場合には、対応する担当部門についてシスコシステムズにお問い合わせください。
移行の任意の段階で、デフォルト設定を使用して、コンソール ポートからログを確認できます。ログ ファイルの設定および使用方法の詳細については、『 Cisco IOS XR System Management Configuration Guide 』の「 Configuring Logging to the Console Terminal and the Logging Buffer 」の章を参照してください。
ここでは、 Cisco IOS XR ソフトウェア への移行時に発生する可能性がある一般的な問題について説明します。これらの問題のほとんどは、最新の『 Release Notes for Cisco IOS XR Software 』およびこのマニュアルの他の内容を注意深く確認することで、回避できるはずです。
ここには、移行中に表示される可能性があるすべてのエラー メッセージの完全なリストが記載されているわけではありません。以降の例では、最も一般的なエラーが示されています。
現象 1:システムのリロードまたはCisco IOS XR ソフトウェアのコールド スタートの実行中に、次のメッセージが表示される。
ルータの起動プロセスが停止し、ROMMON モードが存続している可能性があります。
考えられる原因 フラッシュ ディスクに欠陥があり、交換の必要がある可能性があります。
推奨処置 次のコマンドを使用して、ディスク チェック ユーティリティを実行します。
推奨処置 フラッシュ ディスクの欠陥の可能性および対応策の詳細については、次の URL にある Filed Notice FN - 62784 - GSR PRP-1 および PRP-2 を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/univgate/ps501/products_field_notice09186a008082da01.shtml
次の表に、2006 年 1 月から 2006 年 10 月までに、不良なフラッシュ ディスクが搭載されて出荷された可能性がある特定のCisco XR 12000 シリーズ ルータ製品を示します。4 分割区画の 2 は、4 つに分割されたカード面の右上の位置です。詳細については、FN - 62784 を参照してください。
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現象 2:Cisco IOS XR ソフトウェアのインストレーションまたは起動の実行中に、次のメッセージが表示される。
推奨処置 解決方法を示しているコード出力について、「MBus ファームウェアのアップグレード:例」を参照してください。
現象 3:Cisco IOS XR ソフトウェアのインストレーションまたは起動の実行中に、次のメッセージが表示される。
考えられる原因 ファブリック ダウンローダのバージョンが不正です。
推奨処置 解決方法を示しているコード出力について、「ファブリック ダウンローダのアップグレード:例」を参照してください。
現象 4 : のステップ 22の実行後、ラインカード ステータスが ROM 応答として報告される。
考えられる原因 ラインカード ファームウェアが、Cisco IOS XRソフトウェアの実行に必要な最小レベルを満たしていません。
推奨処置 ラインカードに増設したメモリを取り外してください(『 Cisco 12000 Series Router Memory Replacement Instructions 』を参照)。その後、次のいずれかの方法でラインカードをアップグレードし、Cisco IOS XR ソフトウェアを再インストールします。
1. 最小バージョン以上のファームウェアを実行しているラインカードを別のシャーシに取り付け、次のコマンドを入力して、ファームウェアのアップグレードを繰り返します。
1. シャーシからラインカードを取り外し、移行に必要なレベルの物理メモリを搭載します。
2. 推奨する最小レベル以上のイメージを使用して、ルータのCisco IOSを再起動します( Cisco IOS ソフトウェアのアップグレードの最小要件 を参照)。
3. 使用するラインカードのファームウェアをアップグレードします。詳細は、「ラインカード ファームウェアのアップグレード」を参照してください。
4. Cisco IOS XR ソフトウェアを再インストールします。「デュアル RP Cisco XR 12000 シリーズ ルータへのCisco IOS XR ソフトウェアのインストール」を参照してください。
現象 5:Cisco IOS XRのインストール中に TURBOBOOT 変数を使用したあと、Syslog に次のメッセージが表示される。
推奨処置 最新の『 Release Notes for Cisco IOS XR Software 』を参照して、必要な空き容量を確認してください。「ターゲット デバイスの準備」の手順に従って、Cisco IOS XR ソフトウェアを再インストールします。
現象 6:Cisco IOS XRの起動中に、次のようなメッセージが表示される。
考えられる原因 旧バージョンのCisco IOSブートヘルパーが使用されています。
推奨処置 Cisco IOSブートヘルパーを最小レベル以上にアップグレードし、Cisco IOS XRの移行を最初からやり直す必要があります(最新リリースの『 Cisco IOS XR Software Release Notes 』を参照して最小レベルを確認し、 Cisco IOS XRソフトウェアに移行するためのCisco IOSソフトウェアのアップグレード方法の手順を実行してください)。
現象 7: ルータを再起動するごとに、次のメッセージが表示される。
考えられる原因 旧バージョンのCisco IOSブートヘルパーが使用されています。
推奨処置 Cisco IOSブートヘルパーを最小レベル以上にアップグレードし、Cisco IOS XRの移行を最初からやり直す必要があります(最新リリースの『 Cisco IOS XR Software Release Notes 』を参照して最小レベルを確認し、 Cisco IOS XRソフトウェアに移行するためのCisco IOSソフトウェアのアップグレード方法の手順を実行してください)。
現象 8:Cisco IOS XRへの移行手順の一環としてCisco IOS XRソフトウェアを初期化したときに、次の警告メッセージが表示される。
考えられる原因 TURBOBOOT 変数の設定時に、 on 引数が使用されていません。
推奨処置 Cisco IOS XR ソフトウェアのインストール手順をすべて繰り返し、 TURBOBOOT コマンドの設定時に on 引数を必ず指定してください。「デュアル RP Cisco XR 12000 シリーズ ルータへのCisco IOS XR ソフトウェアのインストール」を参照してください。
現象 9:Cisco IOS XR ソフトウェアのインストール中に、次のようなメッセージが表示される。
考えられる原因 A) スタンバイ RP 上でスタンバイ イメージではなくプライマリ イメージをブートしようとしました。
推奨処置 A) スタンバイ RP 用の正しいイメージを使用してリブートしてください。
(注) この推奨方法は、プライマリ RP のインストレーションが正しく開始されていることを前提としています。そうでない場合には、 のステップ 8から開始して、再インストールする必要があります。
考えられる原因 B) プライマリ RP をアップグレードする前にスタンバイ RP が ROMMON モードに正しく設定されなかったために、ソフトウェアがスタンバイ RP をプライマリ RP として認識しました。
推奨処置 B) 両方の RP を ROMMON レベルに戻し、 のステップ 6から開始して、Cisco IOS XR ソフトウェアを再インストールしてください。
• 「プライマリ RP へのCisco IOS XRソフトウェアのインストール:例」
• 「セカンダリ RP へのCisco IOS XRソフトウェアのインストール:例」
• 「Cisco IOS XRソフトウェアからCisco IOSへの復帰:例」
次に、プライマリ RP に Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールする例を示します。
次に、セカンダリ RP に Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールする例を示します。
次に、Cisco IOS XR ソフトウェアにより MBus バージョンの不正が検出された場合に MBus をアップグレードする例を示します。したがって、起動中に次のメッセージが表示されます。
次に、Cisco IOS XR ソフトウェアのインストール実行中、起動時に次のメッセージが表示された場合に、ファブリック ダウンローダ ファームウェアをアップグレードする例を示します。
ファブリック ダウンローダのファームウェア バージョンが正しくない場合、起動プロセス中に、Cisco IOS XRソフトウェアによって上記のメッセージが表示されます。
次に、「Cisco IOS XRからCisco IOSへの復帰」の手順のステップ 4における出力例を示します。
次に、「Cisco IOS XRからCisco IOSへの復帰」の手順のステップ 5における出力例を示します。
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