ASN ルーティングレポートの設定
ASN ルーティングレポートには、自律システムのルートアナウンスとピアリング関係の変更の概要がわかりやすく表示されます。ASN ルーティングレポートは、ASN の現在の状態をキャプチャし、最後のレポートインスタンスが生成された時点からの変更を強調表示します。レポートは毎日実行されますが、オンデマンドでトリガーすることもできます。
Crosswork Cloud は、選択した ASN の次の情報を収集して保持します。
-
プレフィックス BGP アナウンス
-
ASN ピア
-
RIR、ROA、および RPSL プレフィックス情報
特記事項
-
レポートは、レポート設定を参照します。レポートインスタンスは、レポートの 1 つのインスタンスを実行した結果であり、生成されたデータが含まれます。
-
レポートインスタンスが生成されるたびに、最後に生成されたレポートとデータが比較されます。レポートインスタンスには、最後のレポートからの変更の要約が含まれます。最後に生成されたレポートは、日次レポートまたは手動で生成されたレポートのいずれかです。
-
個々のレポートインスタンスは 30 日間保存され、その後システムから削除されます。
-
レポート設定ごとに保存できるレポートインスタンスの合計数は 30 に制限されています。レポートインスタンスの合計には、日次レポートとオンデマンドで生成されたレポートの両方が含まれます。詳細については、オンデマンドでのレポートの生成を参照してください。
-
ASN ルーティングレポートを無効にすると([外部ルーティング分析(External Routing Analytics)] > [設定(Configure)] > [レポート(Reports)] をクリックし、ASN ルーティングレポート名をクリックして [無効(Disable)] を選択)、日次レポートインスタンスが今後生成されないようにすることができます。エージアウトしない限り、以前のすべてのレポートインスタンスは引き続き使用できます。ただし、ASN ルーティングレポートを削除すると([外部ルーティング分析(External Routing Analytics)] > [設定(Configure)] > [レポート(Reports)] をクリックし、ASN ルーティングレポート名をクリックして [削除(Delete)] を選択)、以前のレポートインスタンスもすべて削除されます。
-
後でレポート設定に関連付けられている ASN の登録を解除すると、新しいレポートインスタンスは生成されません。ただし、以前のレポートインスタンスは引き続き表示できます。
-
有料の Crosswork Cloud サブスクリプションが期限切れになると、レポートインスタンスはエージアウトして、削除されます。
-
レポート設定をインポートまたはエクスポートすることもできます。詳細については、構成ファイルのインポートとエクスポートを参照してください。
始める前に
手順
ステップ 1 |
対象の ASN に登録していることを確認します。 |
||
ステップ 2 |
メインメニューで、[外部ルーティング分析(External Routing Analytics)] > [設定(Configure)] > [レポート(Reports)] の順にクリックします。 |
||
ステップ 3 |
[追加(Add)] をクリックします。 |
||
ステップ 4 |
[名前(Name)] フィールドにレポート名を入力します。レポートが生成されると、そのレポートインスタンスの名前は「<report name>-<month>-<day>-<timestamp>」になります。たとえば、レポート名を ASN7100 に設定し、レポートインスタンスが 2021 年 7 月 4 日 10:00 UTC に生成された場合、そのレポートインスタンスに付けられる名前は ASN7100-Jul-04-10:00-UTC です。 |
||
ステップ 5 |
ASN とタグを入力します。 |
||
ステップ 6 |
[エンドポイントの追加(Add Endpoint)] をクリックし、日次レポートの送信先となるエンドポイントを追加します。
|
||
ステップ 7 |
[保存(Save)] をクリックします。最初のレポートは、指定したエンドポイントに翌日に送信されます。 |