この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Cisco Unified Communications Manager リリース 8.6(2) 以降
Cisco Unified Presence リリース 8.6(2) 以降
Cisco Unity Connection リリース 8.6(2) 以降
Cisco WebEx Meetings Server バージョン 1.5 以降(Windows のみ)
Cisco WebEx Meetings Server バージョン 2.0 以降(Mac のみ)
Cisco Expressway Series for Cisco Unified Communications Manager
Cisco TelePresence Video Communications Server
Cisco Jabber には、Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony に正常にフォールバックするためのプレゼンス サーバへのアクティブな接続が必要です。
Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony の設定方法については、http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cusrst/admin/sccp_sip_srst/configuration/guide/SCCP_and_SIP_SRST_Admin_Guide.html で『Cisco Unified SCCP and SIP SRST System Administrator Guide』を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager Express サポートの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps4625/products_device_support_tables_list.html で Cisco Unified CME のマニュアルを参照してください。
Cisco Jabber for Android は次のオンプレミス ノードとサーバをサポートします。
Cisco Unified Communications Manager リリース 8.6(1)
Cisco Unified Communications Manager リリース 8.6(2)
Cisco Unified Communications Manager リリース 9.1(1)
Cisco Unified Communications Manager リリース 9.1(2)
Cisco Unified Communications Manager リリース 10.0(1)
Cisco Unified Communications Manager リリース 10.5(1)
Cisco Unified Communications Manager リリース 10.5(2)
(注) |
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service は、以前は、Cisco Unified Presence と呼ばれていました。 |
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 9.1(1)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 9.1(2)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 10.0(1)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 10.5(1)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 10.5(2)
クライアントに対してモバイル アクセスとリモート アクセスをセットアップするには、次のサーバを使用します。 Expressway サーバは Cisco Jabber にコール制御を提供しないことに注意してください。 クライアントは、コール制御に Cisco Unified Communications Manager を使用します。
Cisco Expressway-E バージョン 8.5
Cisco Expressway-C バージョン 8.5
Cisco Expressway バージョン 8.2
Cisco Expressway バージョン 8.2.1
現在 Cisco TelePresence Video Communications Server(VCS)環境を展開している場合は、Cisco Expressway for Mobile and Remote Access をセットアップできます。 VCS 環境には、Cisco VCS Expressway バージョン 8.1.1 と Cisco VCS Control バージョン 8.1.1 が必要です。
Cisco ASA(Adaptive Security Appliance)5500 シリーズ バージョン 8.4(1) 以降
Cisco Adaptive Security Device Manager(ASDM)バージョン 6.4 以降
Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Integration(オプション):Android デバイスは Google Play ストアから入手可能な Cisco AnyConnect Secure Mobility Client の最新バージョンを実行する必要があります。
(注) |
Samsung の AnyConnect を使用している場合にサポートされるバージョンは 4.0.01128 です。 |
ASA のライセンス要件:次の組み合わせのいずれかを使用します。
証明書ベースの認証を使用する場合の認証局(CA):Cisco IOS Certificate Server、Microsoft Windows Server 2008 Enterprise Certificate Authority、または Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Certificate Authority
Cisco Jabber for iPhone and iPad は次のオンプレミス サーバをサポートします。
(注) |
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service は、以前は、Cisco Unified Presence と呼ばれていました。 |
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 9.1(1)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 9.1(2)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 10.0(1)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 10.5(1)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 10.5(2)
VPN オンデマンド(オプション):Apple iOS オンデマンド VPN 機能は、証明書のみの認証が必要です。 証明書のみの認証がない状態で(ASA)を設定した場合、ユーザは必要に応じて AnyConnect VPN 接続を手動で開始する必要があります。
iOS デバイスは、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client などの VPN クライアントを使用して企業ネットワーク、サーバ、およびテレフォニー エンドポイントにアクセスできる必要があります。
(注) |
Cisco AnyConnect のライセンス要件の詳細については、『VPN License and Feature Compatibility』を参照してください。 |
Cisco Jabber は、Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony(SRST)バージョン 8.6 で次の機能をサポートします。
要件 |
Cisco Jabber for Windows |
Cisco Jabber for Mac |
---|---|---|
搭載されている RAM |
Microsoft Windows 7 および Windows 8 上の 2 GB RAM |
2 GB RAM |
物理メモリの空き容量 |
128 MB |
1 GB |
ディスクの空き容量 |
256MB |
300 MB |
CPU の速度およびタイプ |
モバイル AMD Sempron プロセッサ 3600+(2 GHz) Intel Core2 CPU T7400(2. 16 GHz) |
Intel Core 2 Duo もしくはそれ以降の次のいずれの Apple ハードウェアのプロセッサ |
GPU |
Microsoft Windows 7 上の DirectX11 |
該当なし |
I/O ポート |
USB 2.0(USB カメラおよび音声デバイス用) |
USB 2.0(USB カメラおよび音声デバイス用) |
次のオペレーティング システム上に Cisco Jabber for Windows をインストールできます。
Microsoft Windows 8.1 32 ビットおよび 64 ビット:デスクトップ モードでのみサポートされる
Microsoft Windows 8 32 ビットおよび 64 ビット:デスクトップ モードでのみサポートされる
Microsoft Windows 7 32 ビットおよび 64 ビット
Cisco Jabber for Windows は、Microsoft .NET Framework または Java モジュールを必要としません。
Microsoft Windows 7 または 8 の場合は、デスクフォン ビデオで使用するために Cisco Media Services Interface(MSI)4.1.2 をダウンロードできます。
コンピュータ テレフォニー インテグレーション(CTI)対応デバイスの一覧を表示するには、Cisco Unified Reporting から、[Unified CM電話機能リスト(Unified CM Phone Feature List)] を選択します。 [機能(Feature)] ドロップダウン リストから、[CTI制御(CTI controlled)] を選択します。
Cisco Jabber for Android でサポートされるデバイスは次のとおりです。
デバイス |
デバイス モデル |
オペレーティング システム |
---|---|---|
Cisco DX |
70 |
バージョン 10.2.x |
80 |
バージョン 10.2.x |
|
650 |
バージョン 10.2.x |
|
HTC |
One M7 |
Android OS 4.4.x |
One M8 |
Android OS 4.4.x |
|
One Max |
Android OS 4.4.x |
|
Google Nexus |
5 |
Android OS 4.4.x および Android OS 5.0 |
7 |
Android OS 4.4.x および Android OS 5.0 |
|
10 |
Android OS 4.4.x および Android OS 5.1 |
|
LG |
G2 |
Android OS 4.2.2 ~ Android OS 4.4.x |
G3 |
Android OS 4.4.x |
|
Motorola |
Moto G |
Android OS 4.4.x |
Samsung Galaxy |
Note II |
Android OS 4.2 ~ Android OS 4.4.x |
Note III |
Android OS 4.3 ~ Android OS 4.4.x |
|
Note IV |
Android OS 4.4.x |
|
Note Pro 12.2 |
Android OS 4.4.x |
|
Rugby Pro |
Android OS 4.2.2 ~ Android OS 4.4.x |
|
SII |
Android OS 4.1.2 ~ Android OS 4.4.x |
|
SIII |
Android OS 4.2 ~ Android OS 4.4.x |
|
S4 |
Android OS 4.2.2 ~ Android OS 4.4.x |
|
S4 mini |
Android OS 4.2.2 ~ Android OS 4.4.x |
|
S5 |
Android OS 4.4.x |
|
S5 mini |
Android OS 4.4.x |
|
Tab 3 8 インチ |
Android OS 4.4.x |
|
Tab 4 7 インチ、8 インチ、および 10.1 インチ |
Android OS 4.4.x |
|
Tab PRO 8.4 インチおよび 10.1 インチ |
Android OS 4.4.x |
|
Tab S 8.4 インチおよび 10.5 インチ |
Android OS 4.4.x |
|
Sony Xperia |
M2 |
Android OS 4.3 |
Z1 |
Android OS 4.2 ~ Android OS 4.4.x |
|
Z2 |
Android OS 4.4.x |
|
Z2 tablet |
Android OS 4.4.x |
|
Z3 |
Android OS 4.4.x |
|
ZR/A |
Android OS 4.1.2 ~ Android OS 4.4.x |
各 Android デバイスが次の CPU とディスプレイの最小要件を満たしている必要があります。
Jabra Motion
Jawbone ICON(Cisco Bluetooth ヘッドセット用)
Samsung Galaxy S4 を使用している場合は、これらのデバイス間の互換性に起因する問題が発生する可能性があります。
Plantronics BackBeat 903+
Samsung Galaxy S4 を使用している場合は、これらのデバイス間の互換性に起因する問題が発生する可能性があります。
Jabra Wave+
Jabra Easygo
Samsung Galaxy SIII で Bluetooth デバイスを使用すると、着信音と通話の音声にヒズミが生じる可能性があります。
iOS 8 以降の Cisco Jabber for iPhone and iPad でサポートされる Apple デバイスは次のとおりです。
Apple デバイス |
生成 |
注記 |
---|---|---|
iTouch |
5 |
|
iPhone |
4S、5、5C、5S、6、および 6 Plus |
|
iPad |
second、third、および fourth |
|
iPad Mini |
mini 1、mini 2、および mini 3 |
|
iPad Air |
Air1 と Air 2 |
上記すべての Apple デバイスで Bluetooth ヘッドセットがサポートされます。
電話サービスを展開する場合は、モバイル デバイスを社内ネットワークに接続できる必要があります。
社内の Wi-Fi ネットワークを介した Cisco Jabber 使用時のユーザ エクスペリエンスを最適化するために、シスコは次を推奨します。
詳細については、以下を参照してください。
Bluetooth の使用により、音声品質と接続の問題が発生する可能性があります。
ユーザがリモートからネットワークに接続する場合は、モバイル デバイスが安定した広帯域幅接続を使用して、社内ネットワークに接続できる必要があります。 ビデオと音声の品質は接続品質によって変化し、保証されるものではありません。
次の表に、Cisco Jabber で使用される発信ポートとプロトコルを示します。
ポート |
プロトコル |
説明 |
||
---|---|---|---|---|
443 |
TCP (XMPP および HTTPS) |
WebEx Messenger サービスへの XMPP トラフィック。 クラウドベース導入のみで、クライアントはこのポートを介して XMPP トラフィックを送信します。 ポート 443 がブロックされた場合、クライアントはポート 5222 にフォールバックします。
|
||
389 |
UDP/TCP |
LDAP ディレクトリ サーバ |
||
636 |
LDAPS |
LDAP ディレクトリ サーバ(セキュア) |
||
3268 |
TCP |
グローバル カタログ サーバ |
||
3269 |
LDAPS |
グローバル カタログ サーバ(セキュア) |
||
5070 |
UDP |
ビデオ デスクトップ共有機能の Binary Floor Control Protocol(BFCP) |
||
5222 |
TCP (XMPP) |
Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service への XMPP トラフィック。 |
||
8443 |
TCP (HTTPS) |
Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service へのトラフィック。 | ||
7080 |
TCP (HTTPS) |
ボイス メッセージの通知(新しいメッセージ、メッセージの更新、およびメッセージの削除)用の Cisco Unity Connection |
||
53 |
UDP/TCP |
ドメイン ネーム システム(DNS)トラフィック |
||
37200 |
SOCKS5 バイトストリーム |
ピア ツー ピア ファイル転送 オンプレミスでの展開では、クライアントはまた、画面キャプチャを送信するためにこのポートを使用します。 |
||
5060 |
UDP/TCP |
Session Initiation Protocol(SIP)コール シグナリング |
||
5061 |
TCP |
セキュアな SIP コール シグナリング |
||
49152 ~ 65535 |
TCP |
IM 専用画面の共有 クライアントはこの範囲からランダムにポートを選択します。 実際の範囲は異なる場合があります。 実際の範囲を調べるには、次のコマンドを実行します。 netsh interface ipv4 show dynamicportrange tcp SharePortRangeStart パラメータと SharePortRangeSize パラメータを使用して、IM 画面共有に使用される範囲を絞り込むことができます。 これらのパラメータの詳細については、『Deployment and Installation Guide』で Common Policies パラメータに関するトピックを参照してください。 |
Cisco Unified Communications Manager、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service、および Cisco Unified Presence については、『TCP and UDP Port Usage Guide』を参照してください。
Cisco Unity Connection については、『System Administration Guide』を参照してください。
Cisco WebEx Meetings Server については、『Administration Guide』を参照してください。
Cisco WebEx サービスについては、『Administrator's Guide』を参照してください。
クライアントは、次の表に示すポートおよびプロトコルを使用します。 クライアントとサーバ間にファイアウォールを展開する場合、次のポートおよびプロトコルを許可するようにファイアウォールを設定する必要があります。
(注) |
クライアントで有効にする TCP/IP サービスはありません。 |
ポート |
アプリケーション層プロトコル |
トランスポート層プロトコル |
説明 |
---|---|---|---|
着信 | |||
16384 ~ 32766 |
RTP |
UDP |
オーディオおよびビデオ用の Real-Time Transport Protocol(RTP)メディア ストリームを受信する。 これらのポートは、Cisco Unified Communications Manager で設定します。 |
発信 | |||
69 |
TFTP |
UDP |
Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバに接続する。 |
6970 |
HTTP |
TCP |
TFTP サーバに接続し、クライアント設定ファイルをダウンロードする。 |
80 |
HTTP |
TCP |
会議用の Cisco WebEx Meeting Center やボイスメール用の Cisco Unity Connection などのサービスに接続します。 |
389 |
LDAP |
TCP、UDP |
LDAP ディレクトリ サービスに接続する。 |
3268 |
LDAP |
TCP |
連絡先を検索するためにグローバル カタログ サーバに接続する。 |
443 |
HTTPS |
TCP |
会議用の Cisco WebEx Meeting Center やボイスメール用の Cisco Unity Connection などのサービスに接続します。 |
636 |
LDAPS |
TCP |
LDAP ディレクトリ サービスにセキュアに接続する。 |
3269 |
LDAPS |
TCP |
グローバル カタログ サーバにセキュアに接続する。 |
5060 |
SIP |
TCP |
Session Initiation Protocol(SIP)コール シグナリングを提供する。 |
5061 |
SIP over TLS |
TCP |
セキュアな SIP コール シグナリングを提供する。 |
5222 |
XMPP |
TCP |
インスタント メッセージングとプレゼンス用の Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service に接続します。 |
5269 |
XMPP |
TCP |
XMPP フェデレーション。 |
8191 |
SOAP |
TCP |
Simple Object Access Protocol(SOAP)Web サービスを提供するためにローカル ポートに接続する。 |
8443 |
HTTPS |
TCP |
|
16384 ~ 32766 |
RTP |
UDP |
オーディオおよびビデオ用の RTP メディア ストリームを送信する。 |
53 |
DNS |
UDP |
ホスト名の解決を提供する。 |
3804 |
CAPF |
TCP |
ローカルで有効な証明書(LSC)を IP フォンに発行する。 これは、Cisco Unified Communications Manager Certificate Authority Proxy Function(CAPF)登録用のリスニング ポートです。 |
Expressway for Mobile and Remote Access のポート使用方法については、『Cisco Expressway IP Port Usage for Firewall Traversal』を参照してください。
ファイル転送ポートの使用方法については、『Configuration and Administration of IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager, Release 10.5(2) 』の「Managed File Transfer」の章を参照してください。
狭帯域幅で使用するための最小要件:G.729a
音声品質に問題が発生した場合、ユーザはクライアント設定の狭帯域幅モードをオン/オフにすることができます。
通常モードでは、G.711、G.722.1、G.729a がサポートされます。
狭帯域幅モードでは、G.729a だけがサポートされます。
H.264/AVC
(注) |
Cisco Jabber は、G.729 を使用したビジュアル ボイスメールをサポートしません。 ただし、ユーザは G.729 と [ボイスメールに発信(Call Voicemail)] 機能を使用して自分のボイス メッセージにアクセスできます。 |
目次
- 要件
- Cisco Jabber for Windows および Cisco Jabber for Mac 向けのオンプレミス サーバ
- Cisco Jabber for Android 向けのオンプレミス サーバ
- Cisco Jabber for iPhone and iPad 向けのオンプレミス サーバ
- デスクトップ クライアントのハードウェア要件
- Cisco Jabber for Windows でサポートされるオペレーティング システム
- Cisco Jabber for Mac のオペレーティング システム
- CTI でサポートされるデバイス
- Cisco Jabber for Android のハードウェア要件
- Cisco Jabber for iPhone and iPad のハードウェア要件
- ネットワークの要件
- Cisco Jabber for Windows と Cisco Jabber for Mac のポートとプロトコル
- Cisco Jabber for Android、iPhone、および iPad のポートとプロトコル
- Cisco Jabber for Windows と Cisco Jabber for Mac でサポートされるコーデック
- Cisco Jabber for Android、iPhone、および iPad でサポートされるコーデック
Cisco Jabber for Windows および Cisco Jabber for Mac 向けのオンプレミス サーバ
Cisco Jabber は次のオンプレミス サーバをサポートします。
Cisco Unified Communications Manager リリース 8.6(2) 以降
Cisco Unified Presence リリース 8.6(2) 以降
Cisco Unity Connection リリース 8.6(2) 以降
Cisco WebEx Meetings Server バージョン 1.5 以降(Windows のみ)
Cisco WebEx Meetings Server バージョン 2.0 以降(Mac のみ)
Cisco Expressway Series for Cisco Unified Communications Manager
Cisco TelePresence Video Communications Server
Cisco Jabber は、Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony バージョン 8.5 で次の機能をサポートします。制約事項:Cisco Jabber には、Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony に正常にフォールバックするためのプレゼンス サーバへのアクティブな接続が必要です。
Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony の設定方法については、http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cusrst/admin/sccp_sip_srst/configuration/guide/SCCP_and_SIP_SRST_Admin_Guide.html で『Cisco Unified SCCP and SIP SRST System Administrator Guide』を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager Express サポートの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps4625/products_device_support_tables_list.html で Cisco Unified CME のマニュアルを参照してください。
Cisco Jabber for Android 向けのオンプレミス サーバ
Cisco Unified Communications Manager
Cisco Unified Communications Manager リリース 8.6(1)
Cisco Unified Communications Manager リリース 8.6(2)
Cisco Unified Communications Manager リリース 9.1(1)
Cisco Unified Communications Manager リリース 9.1(2)
Cisco Unified Communications Manager リリース 10.0(1)
Cisco Unified Communications Manager リリース 10.5(1)
Cisco Unified Communications Manager リリース 10.5(2)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service
(注)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service は、以前は、Cisco Unified Presence と呼ばれていました。
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 9.1(1)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 9.1(2)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 10.0(1)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 10.5(1)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 10.5(2)
Cisco Expressway Series for Cisco Unified Communications Manager(オプション)
クライアントに対してモバイル アクセスとリモート アクセスをセットアップするには、次のサーバを使用します。 Expressway サーバは Cisco Jabber にコール制御を提供しないことに注意してください。 クライアントは、コール制御に Cisco Unified Communications Manager を使用します。
Cisco Expressway-E バージョン 8.5
Cisco Expressway-C バージョン 8.5
Cisco Expressway バージョン 8.2
Cisco Expressway バージョン 8.2.1
現在 Cisco TelePresence Video Communications Server(VCS)環境を展開している場合は、Cisco Expressway for Mobile and Remote Access をセットアップできます。 VCS 環境には、Cisco VCS Expressway バージョン 8.1.1 と Cisco VCS Control バージョン 8.1.1 が必要です。
Cisco Adaptive Security Appliance(オプション)
Cisco ASA(Adaptive Security Appliance)5500 シリーズ バージョン 8.4(1) 以降
Cisco Adaptive Security Device Manager(ASDM)バージョン 6.4 以降
Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Integration(オプション):Android デバイスは Google Play ストアから入手可能な Cisco AnyConnect Secure Mobility Client の最新バージョンを実行する必要があります。
(注)
Samsung の AnyConnect を使用している場合にサポートされるバージョンは 4.0.01128 です。
ASA のライセンス要件:次の組み合わせのいずれかを使用します。
証明書ベースの認証を使用する場合の認証局(CA):Cisco IOS Certificate Server、Microsoft Windows Server 2008 Enterprise Certificate Authority、または Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Certificate Authority
Cisco Jabber for iPhone and iPad 向けのオンプレミス サーバ
Cisco Unified Communications Manager Release IM and Presence Service
(注)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service は、以前は、Cisco Unified Presence と呼ばれていました。
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 9.1(1)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 9.1(2)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 10.0(1)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 10.5(1)
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service リリース 10.5(2)
Cisco Adaptive Security Appliance(オプション)
VPN オンデマンド(オプション):Apple iOS オンデマンド VPN 機能は、証明書のみの認証が必要です。 証明書のみの認証がない状態で(ASA)を設定した場合、ユーザは必要に応じて AnyConnect VPN 接続を手動で開始する必要があります。
iOS デバイスは、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client などの VPN クライアントを使用して企業ネットワーク、サーバ、およびテレフォニー エンドポイントにアクセスできる必要があります。
Cisco AnyConnect Secure Mobility Client Integration(オプション)
- iOS デバイスは、Apple App Store から入手可能な Cisco AnyConnect Secure Mobility Client 3.0.09115 を実行する必要があります。
- Cisco ASA 5500 Series Adaptive Security Appliance(ASA)バージョン 8.4(1) 以降
- Cisco Adaptive Security Device Manager(ASDM)バージョン 6.4 以降
- ASA のライセンス要件:次の組み合わせのいずれかを使用します。
(注)
Cisco AnyConnect のライセンス要件の詳細については、『VPN License and Feature Compatibility』を参照してください。- 証明書ベースの認証を使用している場合の認証局(CA):Cisco IOS Certificate Server、Cisco IOS Certificate Server、または Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Certificate Authority
デスクトップ クライアントのハードウェア要件
要件
Cisco Jabber for Windows
Cisco Jabber for Mac
搭載されている RAM
Microsoft Windows 7 および Windows 8 上の 2 GB RAM
2 GB RAM
物理メモリの空き容量
128 MB
1 GB
ディスクの空き容量
256MB
300 MB
CPU の速度およびタイプ
モバイル AMD Sempron プロセッサ 3600+(2 GHz)
Intel Core2 CPU T7400(2. 16 GHz)
Intel Core 2 Duo もしくはそれ以降の次のいずれの Apple ハードウェアのプロセッサ
GPU
Microsoft Windows 7 上の DirectX11
該当なし
I/O ポート
USB 2.0(USB カメラおよび音声デバイス用)
USB 2.0(USB カメラおよび音声デバイス用)
Cisco Jabber for Windows でサポートされるオペレーティング システム
次のオペレーティング システム上に Cisco Jabber for Windows をインストールできます。
Microsoft Windows 8.1 32 ビットおよび 64 ビット:デスクトップ モードでのみサポートされる
Microsoft Windows 8 32 ビットおよび 64 ビット:デスクトップ モードでのみサポートされる
Microsoft Windows 7 32 ビットおよび 64 ビット
Cisco Jabber for Windows は、Microsoft .NET Framework または Java モジュールを必要としません。
Microsoft Windows 7 または 8 の場合は、デスクフォン ビデオで使用するために Cisco Media Services Interface(MSI)4.1.2 をダウンロードできます。
Cisco Jabber for Android のハードウェア要件
Cisco Jabber for Android でサポートされるデバイスは次のとおりです。
デバイス
デバイス モデル
オペレーティング システム
Cisco DX
70
バージョン 10.2.x
80
バージョン 10.2.x
650
バージョン 10.2.x
HTC
One M7
Android OS 4.4.x
One M8
Android OS 4.4.x
One Max
Android OS 4.4.x
Google Nexus
5
Android OS 4.4.x および Android OS 5.0
7
Android OS 4.4.x および Android OS 5.0
10
Android OS 4.4.x および Android OS 5.1
LG
G2
Android OS 4.2.2 ~ Android OS 4.4.x
G3
Android OS 4.4.x
Motorola
Moto G
Android OS 4.4.x
Samsung Galaxy
Note II
Android OS 4.2 ~ Android OS 4.4.x
Note III
Android OS 4.3 ~ Android OS 4.4.x
Note IV
Android OS 4.4.x
Note Pro 12.2
Android OS 4.4.x
Rugby Pro
Android OS 4.2.2 ~ Android OS 4.4.x
SII
Android OS 4.1.2 ~ Android OS 4.4.x
SIII
Android OS 4.2 ~ Android OS 4.4.x
S4
Android OS 4.2.2 ~ Android OS 4.4.x
S4 mini
Android OS 4.2.2 ~ Android OS 4.4.x
S5
Android OS 4.4.x
S5 mini
Android OS 4.4.x
Tab 3 8 インチ
Android OS 4.4.x
Tab 4 7 インチ、8 インチ、および 10.1 インチ
Android OS 4.4.x
Tab PRO 8.4 インチおよび 10.1 インチ
Android OS 4.4.x
Tab S 8.4 インチおよび 10.5 インチ
Android OS 4.4.x
Sony Xperia
M2
Android OS 4.3
Z1
Android OS 4.2 ~ Android OS 4.4.x
Z2
Android OS 4.4.x
Z2 tablet
Android OS 4.4.x
Z3
Android OS 4.4.x
ZR/A
Android OS 4.1.2 ~ Android OS 4.4.x
各 Android デバイスが次の CPU とディスプレイの最小要件を満たしている必要があります。
サポートされる Bluetooth デバイス
Jabra Motion
Jawbone ICON(Cisco Bluetooth ヘッドセット用)
Samsung Galaxy S4 を使用している場合は、これらのデバイス間の互換性に起因する問題が発生する可能性があります。
Plantronics BackBeat 903+
Samsung Galaxy S4 を使用している場合は、これらのデバイス間の互換性に起因する問題が発生する可能性があります。
Jabra Wave+
Jabra Easygo
Samsung Galaxy SIII で Bluetooth デバイスを使用すると、着信音と通話の音声にヒズミが生じる可能性があります。
Cisco Jabber for iPhone and iPad のハードウェア要件
ネットワークの要件
電話サービスを展開する場合は、モバイル デバイスを社内ネットワークに接続できる必要があります。
社内の Wi-Fi ネットワークを介した Cisco Jabber 使用時のユーザ エクスペリエンスを最適化するために、シスコは次を推奨します。
サイト全体を調査し、音声品質に影響を与えるネットワークの問題を可能な限り解消してください。 シスコでは次を推奨しています。
- エレベータ、階段、屋外廊下などのエリアを含め、カバレッジのギャップを可能な限り排除するように、Wi-Fi ネットワークを設計します。
- すべてのアクセス ポイントで、モバイル デバイスに同じ IP アドレスが割り当てられることを確認します。 コール中に IP アドレスが変更されると、コールが切断されます。
- すべてのアクセス ポイントの SSID が同一であることを確認します。 SSID が一致しない場合、ハンドオフに時間がかかる場合があります。
- すべてのアクセス ポイントで、SSID がブロードキャストされていることを確認します。 アクセス ポイントで SSID がブロードキャストされていないと、モバイル デバイスはコールを中断して別の Wi-Fi ネットワークに参加することをユーザに求める場合があります。
詳細については、以下を参照してください。
Bluetooth の使用により、音声品質と接続の問題が発生する可能性があります。
ユーザがリモートからネットワークに接続する場合は、モバイル デバイスが安定した広帯域幅接続を使用して、社内ネットワークに接続できる必要があります。 ビデオと音声の品質は接続品質によって変化し、保証されるものではありません。
- Cisco Jabber for Windows と Cisco Jabber for Mac のポートとプロトコル
- Cisco Jabber for Android、iPhone、および iPad のポートとプロトコル
- Cisco Jabber for Windows と Cisco Jabber for Mac でサポートされるコーデック
- Cisco Jabber for Android、iPhone、および iPad でサポートされるコーデック
Cisco Jabber for Windows と Cisco Jabber for Mac のポートとプロトコル
次の表に、Cisco Jabber で使用される発信ポートとプロトコルを示します。
ポート
プロトコル
説明
443
TCP
(XMPP および HTTPS)
WebEx Messenger サービスへの XMPP トラフィック。
クラウドベース導入のみで、クライアントはこのポートを介して XMPP トラフィックを送信します。 ポート 443 がブロックされた場合、クライアントはポート 5222 にフォールバックします。
(注) Cisco Jabber は、Cisco Unity Connection と Cisco WebEx Meetings Server への HTTPS トラフィックにもこのポートを使用できます。
389
UDP/TCP
LDAP ディレクトリ サーバ
636
LDAPS
LDAP ディレクトリ サーバ(セキュア)
3268
TCP
グローバル カタログ サーバ
3269
LDAPS
グローバル カタログ サーバ(セキュア)
5070
UDP
ビデオ デスクトップ共有機能の Binary Floor Control Protocol(BFCP)
5222
TCP
(XMPP)
Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service への XMPP トラフィック。
8443
TCP
(HTTPS)
Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service へのトラフィック。 7080
TCP
(HTTPS)
ボイス メッセージの通知(新しいメッセージ、メッセージの更新、およびメッセージの削除)用の Cisco Unity Connection
53
UDP/TCP
ドメイン ネーム システム(DNS)トラフィック
37200
SOCKS5 バイトストリーム
ピア ツー ピア ファイル転送
オンプレミスでの展開では、クライアントはまた、画面キャプチャを送信するためにこのポートを使用します。
5060
UDP/TCP
Session Initiation Protocol(SIP)コール シグナリング
5061
TCP
セキュアな SIP コール シグナリング
49152 ~ 65535
TCP
IM 専用画面の共有
クライアントはこの範囲からランダムにポートを選択します。
実際の範囲は異なる場合があります。 実際の範囲を調べるには、次のコマンドを実行します。
netsh interface ipv4 show dynamicportrange tcp
SharePortRangeStart パラメータと SharePortRangeSize パラメータを使用して、IM 画面共有に使用される範囲を絞り込むことができます。 これらのパラメータの詳細については、『Deployment and Installation Guide』で Common Policies パラメータに関するトピックを参照してください。
追加のサービスおよびプロトコルのポート
この項で示されているポートに加えて、展開されたすべてのサービスおよびプロトコルで必要なポートを確認することを保証する必要があります。 バージョンに応じて適切なマニュアルを参照してください。 次のマニュアルで様々なサーバのポートとプロトコルの要件を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service、および Cisco Unified Presence については、『TCP and UDP Port Usage Guide』を参照してください。
Cisco Unity Connection については、『System Administration Guide』を参照してください。
Cisco WebEx Meetings Server については、『Administration Guide』を参照してください。
Cisco WebEx サービスについては、『Administrator's Guide』を参照してください。
- Expressway for Mobile and Remote Access については、『Cisco Expressway IP Port Usage for Firewall Traversal』を参照してください。
Cisco Jabber for Android、iPhone、および iPad のポートとプロトコル
クライアントは、次の表に示すポートおよびプロトコルを使用します。 クライアントとサーバ間にファイアウォールを展開する場合、次のポートおよびプロトコルを許可するようにファイアウォールを設定する必要があります。
(注)
クライアントで有効にする TCP/IP サービスはありません。
ポート
アプリケーション層プロトコル
トランスポート層プロトコル
説明
着信 16384 ~ 32766
RTP
UDP
オーディオおよびビデオ用の Real-Time Transport Protocol(RTP)メディア ストリームを受信する。 これらのポートは、Cisco Unified Communications Manager で設定します。
発信 69
TFTP
UDP
Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバに接続する。
6970
HTTP
TCP
TFTP サーバに接続し、クライアント設定ファイルをダウンロードする。
80
HTTP
TCP
会議用の Cisco WebEx Meeting Center やボイスメール用の Cisco Unity Connection などのサービスに接続します。
389
LDAP
TCP、UDP
LDAP ディレクトリ サービスに接続する。
3268
LDAP
TCP
連絡先を検索するためにグローバル カタログ サーバに接続する。
443
HTTPS
TCP
会議用の Cisco WebEx Meeting Center やボイスメール用の Cisco Unity Connection などのサービスに接続します。
636
LDAPS
TCP
LDAP ディレクトリ サービスにセキュアに接続する。
3269
LDAPS
TCP
グローバル カタログ サーバにセキュアに接続する。
5060
SIP
TCP
Session Initiation Protocol(SIP)コール シグナリングを提供する。
5061
SIP over TLS
TCP
セキュアな SIP コール シグナリングを提供する。
5222
XMPP
TCP
インスタント メッセージングとプレゼンス用の Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service に接続します。
5269
XMPP
TCP
XMPP フェデレーション。
8191
SOAP
TCP
Simple Object Access Protocol(SOAP)Web サービスを提供するためにローカル ポートに接続する。
8443
HTTPS
TCP
16384 ~ 32766
RTP
UDP
オーディオおよびビデオ用の RTP メディア ストリームを送信する。
53
DNS
UDP
ホスト名の解決を提供する。
3804
CAPF
TCP
ローカルで有効な証明書(LSC)を IP フォンに発行する。 これは、Cisco Unified Communications Manager Certificate Authority Proxy Function(CAPF)登録用のリスニング ポートです。
Expressway for Mobile and Remote Access のポート使用方法については、『Cisco Expressway IP Port Usage for Firewall Traversal』を参照してください。
ファイル転送ポートの使用方法については、『Configuration and Administration of IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager, Release 10.5(2) 』の「Managed File Transfer」の章を参照してください。