リンク レベル ポリシー
アクセス ポリシーの一種であるリンク レベル ポリシーを設定できます。リンク レベル ポリシーには、自動ネゴシエーション、ポート速度、リンク デバウンスなどの物理層(レイヤ 1)インターフェイス設定が含まれます。
電磁場干渉に対する再トレーニング
5.2(4) 以降のリリースには、電磁干渉(EMI)再トレーニング機能があり、電磁干渉からのリンク上のノイズのフィルタリングを行い、リンク フラップを回避するようにリンクを再トレーニングできます。データセンター環境に大量の EMI ノイズが存在する場合は、EMI 再トレーニングを有効にしてください。
リンク レベル ポリシーを構成するときに、EMI 再トレーニング プロパティの有効化を選択することで、EMI 再トレーニングを有効にすることができます。この機能は、銅ケーブルを使用する Cisco N9K-C93108TC-EX および N9K-C93108TC-FX リーフ スイッチでのみサポートされます。
GUI を使用したリンク レベル ポリシーの設定
手順
ステップ 1 |
メニュー バーで、 の順に選択します。 |
ステップ 2 |
[ナビゲーション(Navigation)] ペインで、 を選択します。 |
ステップ 3 |
[リンク レベル(Link Level)] を右クリックし、[リンク レベル ポリシー(Create Link Level Policy)] を選択します。 |
ステップ 4 |
[リンク レベル ポリシーの作成(Create Link Level Policy)] ダイアログで、必要な設定に応じてフィールドに入力します。 [速度(Speed)] には、デフォルト値である [継承(inherit)] を選択することをお勧めします。この値を使用して、Cisco APIC はスイッチに挿入されたトランシーバに基づいて速度を決定します。 フィールドの詳細については、ツールチップを参照してください。 |
ステップ 5 |
[Submit] をクリックします。 |
ポート起動遅延
リリース 4.2(5)から、リンク レベル ポリシーを構成する場合は、ポートの起動時に判定フィードバック イコライザ(DFE)の調整が遅延する時間をミリ秒単位で指定する [ポート起動遅延(ミリ秒)(Port bring-up delay (milliseconds))] パラメータを設定します。遅延は、一部のサードパーティ製アダプタを使用する場合に、リンクの起動中に CRC エラーを回避するために使用されます。遅延は必要な場合にのみ設定してください。ほとんどの場合、遅延を設定する必要はありません。
(注) |
ファブリック エクステンダ(FEX)ポートでは、ポートの起動遅延(ミリ秒)パラメータは適用されません。 |