Cisco Cloud APIC の AWS Transit Gateway
Cisco Cloud Application Policy Infrastructure Controller(APIC) リリース 5.0(1) 以降、Cisco Cloud APIC でAmazon Web Services (AWS) Transit Gateway を使用できます。AWS Transit Gateway は、仮想プライベート クラウド (VPC) 間の接続を自動化する内部ルーターとして機能するサービスです。VPC は、クラウド サイトのさまざまな AWS リージョンに配置できます。
仮想プライベート クラウド (VPC) は、追加の構成を行わないと相互に通信できません。AWS Transit Gateway を使用せずに、VPC ピアリングを設定することで VPC 間通信を設定できます。または、VPN トンネルと CCR を使用できます。
ただし、Cisco Cloud APIC で AWS Transit Gateway を使用すると、VPC または VRF を同じ AWS Transit Gateway に関連付けるだけで、クラウド サイトの VPC または VRF を接続できます。
Cisco Cloud APIC でAWS Transit Gateway を使用すると、パフォーマンスの向上、シンプルさ、スケーラビリティ、潜在的なコスト削減など、いくつかの利点が得られます。
(注) |
Cisco Cloud APIC ユーザー テナントの VPC (CtxProfile) を AWS Transit Gateway (ハブ ネットワーク) にアタッチできるのは、管理者権限があり、ユーザーがセキュリティ ドメイン「all」の一部である場合のみです。このようなアクセスがないと、ユーザー テナントの VPC を AWS Transit Gateway にアタッチできません。 |
Cisco Cloud APIC で AWS Transit Gateway の使用の詳細については、「AWS トランジット ゲートウェイまたは AWS トランジット ゲートウェイ コネクトを使用した VPC 間の帯域幅の増加」を参照してください。