設置の準備
この章では、ラックにノードを取り付け、初期設定を実行する手順を説明します。
設置に関する警告とガイドライン
(注) |
ノードの設置、操作、または保守を行う前に、『 Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco UCS C-Series Servers 』を参照して重要な安全情報を確認してください。 |
警告 |
安全上の重要事項 この警告マークは「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。装置の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止策に留意してください。各警告の最載されているステートメント番号を基に、装置に付属の安全についての警告を参照してください。 ステートメント 1071 |
警告 |
システムの過熱を防ぐため、最大推奨周囲温度の 35° C(95° F)を超えるエリアで操作しないでください。 ステートメント 1047 |
警告 |
いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐ手が届く状態にしておいてください。 ステートメント 1019 |
警告 |
この製品は、設置する建物に短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。この保護装置の定格が 250 V、15 A 以下であることを確認します。 ステートメント 1005 |
警告 |
機器の取り付けは各地域および各国の電気規格に適合する必要があります。 ステートメント 1074 |
警告 |
この装置は、立ち入りが制限された場所への設置を前提としています。立ち入り制限区域とは、特別な器具、鍵、錠、またはその他の保全手段を使用しないと入ることができないスペースを意味します。 ステートメント 1017 |
注意 |
ノードを取り付ける際は、適切なエアーフローを確保するために、レール キットを使用する必要があります。レール キットを使用せずに、ユニットを別のユニットの上に物理的に置く、つまり「積み重ねる」と、ノードの上部にある通気口がふさがれ、過熱したり、ファンの回転が速くなったり、電力消費が高くなったりする原因となる可能性があります。ノードをラックに取り付けるときは、これらのレールによりノード間で必要な最小の間隔が提供されるので、レール キットにノードをマウントすることを推奨します。レール キットを使用してユニットをマウントする場合は、ノード間の間隔を余分にとる必要はありません。 |
注意 |
鉄共振技術を使用する無停電電源装置(UPS)タイプは避けてください。このタイプの UPS は、システムに使用すると、データ トラフィック パターンの変化によって入力電流が大きく変動し、動作が不安定になるおそれがあります。 |
ノードを設置する際には、次のガイドラインに従ってください。
ラックに関する要件
次のタイプのラックを使用する必要があります。
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標準的な 19 インチ(48.3 cm)幅 4 支柱 EIA ラック(ANSI/EIA-310-D-1992 のセクション 1 に準拠した英国ユニバーサル ピッチに適合するマウント支柱付き)。
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シスコが提供するスライド レールを使用する場合、ラック支柱の穴は、0.38 インチ(9.6 mm)の正方形、0.28 インチ(7.1 mm)の丸形、#12-24 UNC、または #10-32 UNC になります。
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ノードあたりの縦方向の最小ラック スペースは、2 RU(ラック ユニット)、つまり 88.9 mm(3.5 インチ)である必要があります。
サポートされるシスコ製スライド レール キット
ノードは、次のレール キット オプションをサポートします。
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シスコ製品 UCSC-RAILB-M4=(ボールベアリング スライド レール キット)。
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シスコ製品 UCSC-CMAF-M4=(ケーブル管理アーム)
ラックの設置に必要な工具
シスコが販売するこのノード用のスライド レールの場合、設置に必要な工具はありません。
スライド レールおよびケーブル マネジメント アームの寸法
このノードのスライド レールの調整範囲は 24 ~ 36 インチ(610 ~ 914 mm)です。
オプションのケーブル マネジメント アーム(CMA)を使用する場合、長さの要件がさらに追加されます。
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ノードの背面から CMA の背面までの距離は 5.4 インチ(137.4 mm)追加されます。
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CMA を含むノードの全長は 35.2 インチ(894 mm)です。