Cisco NCS 560 シリーズ ルータ（IOS XR リリース 7.1.x）テレメトリ コンフィギュレーション ガイド

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Cisco NCS 560 シリーズ ルータ（IOS XR リリース 7.1.x）テレメトリ コンフィギュレーション ガイド

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新機能および変更機能に関する情報

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Updated:
2020年4月12日

章のタイトル： 新機能および変更機能に関する情報

新機能および変更機能に関する情報

この項では、『 Cisco NCS 560 シリーズ ルータ テレメトリ コンフィギュレーション ガイド』に関連する新機能と変更された機能をすべて示します。

テレメトリの新機能および変更された機能

機能 説明 変更が行われたリリース 参照先

openconfig-platform データモデルを使用したテレメトリデータのストリーミング

openconfig-platform データモデルを使用して、デバイスの動作状態や設定といった、デバイスの基盤となる特性に関するデータをストリーミングできます。

リリース 7.1.1

このデータ モデルは、Github リポジトリから入手してください。

テレメトリの輻輳制御

テレメトリの輻輳管理を行うためのサポート。

輻輳制御を使用すると、宛先ごとに最大 4000 の未処理メッセージが許可されます。未処理のメッセージが 3000 を超えると、イベントがスロットリングされます。未処理のメッセージが 250 を超えると、連続メッセージのスロットリングが発生します。イベントは、連続メッセージよりも優先順位が高くなります。

次に、出力例を示します。
Router#show telemetry model-driven destination
 DialIn_1002      1         192.x.x.x        
 19687   self-describing-gpb     dialin      Active
 TLS:                  False
  Collection statistics:
    Maximum tokens                   : 4000
    Event tokens                     : 750
    Cadence tokens                   : 723
    Token processed at               : <time-stamp>
    Cadence token advertised at      : <time-stamp>
    Event token advertised at        : >time-stamp>
    GNMI initial synchronization time:
    Pending queue size               : 0
    Processed events                 : 0
    Collection tokens                : 723

リリース 7.1.1

NA

スレッドレベルでの CPU 使用率に関する情報を取得するためのサポート

Cisco-IOS-XR-wdsysmon-fd-oper.yang データモデルが拡張され、実行中のプロセスごとにスレッドレベルの CPU 使用率が含められました。

次にプロセスの出力例を示します。
<process-cpu> 
    <process-name>tam_sync</process-name> 
    <process-id>5062</process-id> 
    <process-cpu-one-minute>0</process-cpu-one-minute> 
    <process-cpu-five-minute>0</process-cpu-five-minute> 
    <process-cpu-fifteen-minute>0</process-cpu-fifteen-minute> 
    <thread-cpu>
       <thread-name>lwm_service_thr</thread-name> 
        <thread-id>5063</thread-id> 
        <process-cpu-one-minute>0</process-cpu-one-minute> 
        <process-cpu-five-minute>0</process-cpu-five-minute> 
        <process-cpu-fifteen-minute>0</process-cpu-fifteen-minute> 
    </thread-cpu>
</process-cpu>

リリース 7.1.1

NA

プロセススレッドに関する情報を取得するためのサポート

Cisco-IOS-XR-procthreadname-oper.yang データモデルは、スレッド名、優先度、状態、実行中のプロセスのスタックサイズなどのスレッドレベルの詳細を照会するのに役立ちます。

次に、出力例を示します。
<thread> 
    <name>qsm_service_thr</name> 
    <state>Sleeping</state> 
    <stack>0K</stack> 
    <pri>20</pri> 
    <rtpri>0</rtpri> 
    <jid>69381</jid> 
     <tid>3866</tid> 
</thread>

リリース 7.1.1

NA

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