この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Configuration Assistant を使用すると、コミュニティの異なるビュー、メニュー バー、ツールバー、機能バー、デバイス設定用の 2 つのモード、および包括的なオンライン ヘルプにより、コミュニティの管理が簡略化されます。図2-1 に、GUI の主な機能を示します。
図2-1 Configuration Assistant の GUI
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Configuration Assistant がスタンドアロン デバイスまたはコミュニティに接続している場合、デフォルトではトポロジ ビューが表示されます。このデフォルトを変更した場合、ツールバーのトポロジ ビューのアイコンをクリックするか、[モニタ]>[ビュー]>[トポロジ]を選択することにより、トポロジ ビューを表示できます。
(注) [アプリケーション]>[環境設定]>[ネットワーク接続時に前面パネルビューを表示する]を選択することにより、デフォルトで前面パネル ビューが表示されるよう、Configuration Assistant の環境設定を変更できます。Configuration Assistant でデフォルトでトポロジ ビューが表示されないようにするには、[ネットワーク接続時にトポロジビューを表示する]の選択を解除します。
トポロジ ビューには、コミュニティにおけるデバイスの接続状況が表示されます。コミュニティ内の VLAN リンクを強調表示して表示することもできます。隣接デバイスをコミュニティのメンバにすることも、メンバを削除することもできます。
図2-2 に示すトポロジ ビューの例では、コミュニティ、隣接デバイス、およびデバイスまたはリンクのアイコンを右クリックすると表示されるポップアップ ウィンドウを示しています(開くことのできるポップアップ ウィンドウは一度に 1 つだけです)。
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Configuration Assistant がスタンドアロン デバイスまたはコミュニティに接続されている場合、ツールバーの[前面パネル]をクリックするか、または機能バーで[モニタ]>[ビュー]>[前面パネル]を選択することにより、前面パネル ビューを表示できます。スタンドアロン デバイスまたはコミュニティ メンバの前面パネルのイメージを確認できます。ビューの左側のペインはツリー構造になっています。そこから、右側のペインで表示するデバイスを選択できます。
• 同一デバイスまたは異なるデバイスから複数のポートを選択し、それらのポートを同時に設定する。
図2-3 は、コミュニティと、そのメンバである Unified Communications 500 シリーズ プラットフォーム、Catalyst Express 520 スイッチ、526 WLAN コントローラを示しています。
図2-3 前面パネル ビューとポートのポップアップ ウィンドウ
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メニューバーには、Configuration Assistant 自体を設定するためのオプションがあります。機能バーには、スタンドアロン デバイスまたはコミュニティを設定、監視、トラブルシューティング、および監視するための機能が表示されます。ツールバーには、頻繁に使用する Configuration Assistant の機能とイーサネットの機能の組み合わせが表示されます。
メニューバーには、Configuration Assistant の管理、ウィンドウ間の移動、オンライン ヘルプへのアクセスに使用する次のオプションが用意されています。
• アプリケーション:印刷オプションの選択、対話モードの選択、ユーザ環境設定の設定、Configuration Assistant の更新の検索とインストール、機能バーの表示と非表示の切り替え、コミュニティの作成と変更、およびシステム メッセージ通知の要求を行います。
機能バーには、管理しているデバイスで使用可能なイーサネットの機能が表示されます。デフォルトでは、機能バーは標準モードです。このモードでは、機能バーは常に表示されており、ユーザがその幅を調節できます。自動非表示モードでは、機能バーは、ユーザが Configuration Assistant の作業スペースの左端にカーソルを移動したときにのみ表示されます。
• 機能バーを標準モードで表示するには、[アプリケーション]>[機能バー]をクリックし、[標準モード]を選択します。
• 機能バーを非表示にするには、[アプリケーション]>[機能バー]をクリックし、[自動非表示モード]を選択します。
図2-4 は、機能バーを示しています。
機能はメニューの下にグループ化されます。メニュー項目をクリックすると、その機能の設定ウィンドウが表示されます。
機能が使用可能かどうかはアクセス モードに依存します。一部の機能は読み取り専用モードでは使用できません。アクセス モードが Configuration Assistant に与える影響の詳細は、「特権レベル」を参照してください。
ツールバーには、頻繁に使用する設定オプション、および凡例やオンライン ヘルプなどの情報ウィンドウのアイコンやボタンが表示されます。 表2-1 は、ツールバーのオプションを、ツールバーの左から右の順に一覧で示しています。
オプション |
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Configuration Assistant の表示プロパティの設定、Configuration Assistant の接続時に表示するビューの選択、および Configuration Assistant による更新の検索頻度の選択を行います。 |
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スマートポート 1 |
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ポート設定 2 |
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デバイス タイプ、ソフトウェア バージョン、IP アドレス、およびコミュニティ内のすべてのアクティブなデバイスに関するその他の情報を表示します。 |
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管理デバイスの状態を示す測定値を監視します(WLAN コントローラ、および Aironet 自律型アクセスポイントを除く)。 |
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アクティブで開いているウィンドウに関するヘルプ トピックを表示します。アクティブなウィンドウで、[ヘルプ]をクリックするか、F1 キーを押すことによっても、ヘルプを表示できます。 |
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Configuration Assistant のユーザの操作性に関するフィードバックを記入することのできる Web ページを開きます。 |
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ツールバーの右側のフィールドに用語を入力し、[検索]ボタンをクリックすると、その用語をオンライン ヘルプ内で検索できます。 |
1.読み取り専用モードでは使用できません。読み取り専用アクセス モードと読み書きアクセス モードの詳細は、「特権レベル」を参照してください。 |
Configuration Assistant GUI との対話に使用するモードには、ガイド モードとエキスパート モードの 2 つがあります。ガイド モードでは、ヘルプ情報とともに機能オプションが一度に 1 つの手順ずつ表示されます。エキスパート モードでは、機能を設定するためのオプションがすべて 1 つのウィンドウに表示されます。ヘルプを表示するには、ウィンドウ内で[ヘルプ]をクリックします。
Configuration Assistant は、デフォルトではエキスパート モードです。[アプリケーション]メニューで[ガイド]を選択し、道しるべのアイコン(図2-5 を参照)が付いた機能を選択した場合、設定手順が順番に表示されます。これをガイド モードと呼びます。このアイコンが付いていない機能を選択した場合は、設定ウィンドウがエキスパート モードで表示されます。
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ガイド モードは、スイッチのアクセス レベルが読み取り専用の場合は使用できません。読み取り専用アクセス モードの詳細は、「特権レベル」を参照してください。
すべての機能に対して設定ウィンドウを表示したい場合は、[アプリケーション]メニューで[エキスパート]を選択します。機能バーに道しるべのアイコン付きで表示されている機能であっても、エキスパート モードで表示されます。再びガイド モードに変更するには、[アプリケーション]メニューで[ガイド]を選択します。
Configuration Assistant は、スマートポートを使用してデバイス接続の設定をしていないことを検出すると、[イベント通知]ウィンドウ内でその情報を表示します。デバイス接続は、手動でも、Configuration Assistant による推奨に基づいても設定できます。[スマートポート]ウィンドウを開いて、適用するロールを選択するか、またはスマートポートを使用して推奨されるロールを適用します。スマートポートについての詳細は、オンライン ヘルプを参照してください。
Configuration Assistant には、設定オプションに対するアクセス タイプとして、読み書きおよび読み取り専用の 2 つが用意されています。ユーザのアクセス タイプは、割り当てられている特権タイプ(1 ~ 15)によって決まります。レベル 15 では、読み書きアクセスが付与されます。レベル 1 ~ 14 は読み取り専用アクセスです。これらのレベルでは、Configuration Assistant ウィンドウに表示されている設定を変更することはできません。
デフォルトでは、Configuration Assistant は特権レベル 15 でユーザをログオンさせようとします。ただし、通常これには、適切なユーザ名とパスワードでユーザが認証プロセスを通過することが求められます。下位のレベルには、通常この要求はありません。
(注) TACACS+ または RADIUS サーバ経由で Configuration Assistant にアクセスするには、特権レベル 15 が必要です。
Configuration Assistant では、更新が入手可能かどうか Cisco.com を検索できます。検索を行うには、次のいずれかの操作を実行します。
• [アプリケーション]>[環境設定]を選択し、[環境設定]ウィンドウを使用して毎週または毎月自動検索を行うよう設定する。
Configuration Assistant には、セットアップ、設定、モニタリング、トラブルシューティング、メンテナンスのタスクについて説明する包括的なオンライン ヘルプが用意されています。
ヘルプ トピックの情報は、デバイスによって異なる場合があります。このような場合、[ヘルプ]ウィンドウの右側のペインにトピックのすべてのバージョンが表示され、適用されるデバイスのホスト名がそれぞれにラベル付けされています。