コントロール カードの取り付け
この章では、Cisco ONS 15454、Cisco ONS 15454 M2、および Cisco ONS 15454 M6 プラットフォームに必要なコントロール カードの取付方法について説明します。
(注) この章で説明されている Cisco ONS 15454 プラットフォームに関する手順およびタスクは、特に明記されていない限り、Cisco ONS 15454 M2 プラットフォームおよび Cisco ONS 15454 M6 プラットフォームにも適用されます。
(注) 別途指定されていない限り、「ONS 15454」は ANSI と ETSI の両方のシェルフ アセンブリを指します。
ここでは、主要手順(NTP)を示します。適切なタスクの手順(DLP)を参照してください。
1.
「G15 共通コントロール カードの取り付け」:この手順を実行して、ONS 15454 プラットフォームに必要なコントロール カードを取り付けます。
2.
「G313 TNC カードまたは TSC カードの取り付けと設定」:この手順を実行して、ONS 15454 M2 および ONS 15454 M6 プラットフォームに必要なコントロール カードを取り付けます。
NTP-G15 共通コントロール カードの取り付け
目的 |
この手順では、ONS 15454 プラットフォームに必要なすべてのコントロール カードの取り付け方法について説明します。 |
ツール/機器 |
ONS 15454 シェルフ上の冗長 TCC2/TCC2P/TCC3 カード(必須) AIC-I カード(任意) MS-ISC-100T(任意。マルチシェルフ ノード コンフィギュレーション用) |
事前準備手順 |
『 Cisco ONS 15454 Hardware Installation Guide 』の「NTP-G7 Install the Power and Ground」 『 Cisco ONS 15454 Hardware Installation Guide 』の「NTP-G14 Install DWDM Equipment」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上 |
警告 作業中は、静電気防止用リスト ストラップを着用して静電破壊による損傷を防止してください。感電する危険があるため、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。ステートメント 94
(注) カードのバックプレーン コネクタに保護クリップが装着されている場合は、カードを取り付ける前に、クリップを取り外してください。
(注) カードが正しく取り付けられなかった場合、FAIL LED が継続的に点滅します。
ステップ 1
(ONS 15454 のみ)「G33 TCC2、TCC2P、または TCC3 カードの取り付け」の作業を行います。
(注) スロットに誤ったカードを取り付けた場合は、『Cisco ONS 15454 DWDM 手順ガイド』の「カードおよびノードのアップグレード、追加、および削除」の章にある「NTP-G107 DWDM カードの完全取り外しまたは交換」の手順を参照してください。
ステップ 2
(ONS 15454 のみ)必要に応じて「G34 AIC-I カードの取り付け」の作業を行います。
ステップ 3
(ONS 15454 のみ)必要に応じて「G309 MS-ISC-100T カードの取り付け」の作業を行います。
ここでやめてください。この手順はこれで完了です。
DLP-G33 TCC2、TCC2P、または TCC3 カードの取り付け
目的 |
このタスクでは、冗長 TCC2/TCC2P/TCC3 カードを取り付けます。ONS 15454 に取り付ける最初のカードは TCC2/TCC2P/TCC3 カードでなければいけません。他のクロスコネクト カードやトラフィック カードを取り付ける前に、このカードを初期化しておく必要があります。クロスコネクト カードは、ハイブリッド ノードの場合にだけ必要です。 |
ツール/機器 |
2 枚の TCC2/TCC2P/TCC3 カード |
事前準備手順 |
なし |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
注意 ソフトウェア転送中は TCC2/TCC2P/TCC3 カードを取り外さないでください。転送中は FAIL および ACT/STBY LED が交互に点滅します。ソフトウェア転送中に TCC2/TCC2P/TCC3 を取り外すと、システム メモリが破損します。
(注) 各カードのブートを完了してから、次のカードを取り付けます。
ステップ 1
取り付ける 1 枚めの TCC2/TCC2P/TCC3 カードのラッチまたはイジェクタを開きます。
ステップ 2
ラッチまたはイジェクタを使用して、ガイド レールに沿ってカードをしっかりとスライドさせ、スロット(スロット 7 または 11)の後ろのレセプタクルにカードを取り付けます。
(注) ステップ 4 に示されているように、TCC2/TCC2P/TCC3 カード前面の LED のアクティビティ(シーケンス)を観察します。このアクティビティは、ステップ 3 でラッチを閉じた直後に開始します。
ステップ 3
カードが正しく挿入され、カードのラッチまたはイジェクタが閉まっていることを確認します。
(注) カードがシェルフの背面パネルに完全に装着されていない状態でも、ラッチまたはイジェクタが閉まることがあります。カードが奥まで入っていることを確認してください。
別のカード用にプロビジョニングされたスロットにカードを挿入した場合、すべての LED が消灯します。
ステップ 4
必要に応じて手順 a に進み、TCC2 カードの LED アクティビティを確認します。TCC2P カードの場合は、手順 b に進みます。TCC3 カードの場合は、手順 c に進みます。
a.
TCC2 カードの場合:
•
すべての LED が短時間点灯します。赤色の FAIL LED および黄色の ACT/STBY LED が約 15 秒間点灯します(TCC3 カードの場合、20 ~ 25 秒かかります)。
•
赤色の FAIL LED および緑色の ACT/STBY LED が約 40 秒間点灯します。
•
赤色の FAIL LED が約 15 秒間点滅します。
•
赤色の FAIL LED が約 15 秒間点灯します。すべての LED が約 3 秒間点灯した後、約 3 秒間消灯します。
•
緑色の PWR LED が両方とも 10 秒間点灯します。その後、その PWR LED が 2 ~ 3 分間赤色に変わってから、常時緑色になります。
•
PWR LED が 2 ~ 3 秒間赤色になっているとき、ACT/STBY は点灯しています。
•
PWR LED が緑色に変わり、ACT/STBY が点灯していれば、ブートアップ プロセスは終了です(ACT/STBY LED は、最初の TCC2 カードを取り付ける場合は緑色、2 番めの TCC2 カードを取り付けるときはオレンジ色です)。
(注) A および B の電源アラームが消えるのに最大 4 分かかることがあります。
(注) アラーム LED が点灯することもありますが、CTC にログインして [Alarm] タブを表示できるようになるまでは、アラーム LED を無視してください。
(注) CTC にログインした場合、TCC2 カードの初期化中は、SFTWDOWN アラームが 2 回ほど表示されることがあります。このアラームは、カードのブートを完了すると消えます。
(注) FAIL LED が連続して点灯する場合は、TCC2 カードの自動アップロードについて、ステップ 8 のヒントを参照してください。
b.
TCC2P カードの場合:
•
すべての LED が短時間点灯します。赤色の FAIL LED、黄色の ACT/STBY LED、緑色の SYNC LED、および緑色の ACO LED が約 15 秒間点灯します。
•
赤色の FAIL LED および緑色の ACT/STBY LED が約 30 秒間点灯します。
•
赤色の FAIL LED が約 3 秒間点滅します。
•
赤色の FAIL LED が約 15 秒間点灯します。
•
赤色の FAIL LED が約 10 秒間点滅してから、点灯します。
•
すべての LED(CRIT、MAJ、MIN、REM、SYNC、および ACO LED を含む)が一度点滅してから、約 5 秒間消灯します。
•
緑色の PWR LED が両方とも 10 秒間点灯します。その後、その PWR LED が 2 ~ 3 分間赤色に変わってから、常時緑色になります。このとき、ACT/STBY、MJ、および MN LED は SNYC LED に続いて一時的に点灯します。
•
PWR LED が緑色に変わり黄色の ACT/STBY が点灯していれば、ブートアップ プロセスは終了です(ACT/STBY LED は、最初の TCC2P カードを取り付ける場合は緑色、2 番めの TCC2P カードを取り付けるときは黄色です)。
(注) A および B の電源アラームが消えるのに最大 3 分かかることがあります。
(注) アラーム LED が点灯することもありますが、CTC にログインして [Alarm] タブを表示できるようになるまでは、アラーム LED を無視してください。
(注) CTC にログインした場合、TCC2P カードの初期化中は、SFTWDOWN アラームが 2 回ほど表示されることがあります。このアラームは、カードのブートを完了すると消えます。
(注) FAIL LED が連続して点灯する場合は、TCC2P カードの自動アップロードについて、ステップ 8 のヒントを参照してください。
c.
TCC3 カードの場合:
•
すべての LED が短時間点灯します。赤色の FAIL LED、黄色の ACT/STBY LED、緑色の SYNC LED、および緑色の ACO LED が約 25 秒間点灯します。
•
赤色の FAIL LED および緑色の ACT/STBY LED が約 15 秒間点灯します。
•
赤色の FAIL LED が約 3 秒間点滅します。
•
赤色の FAIL LED が約 60 秒間点灯します。
•
赤色の FAIL LED が約 15 秒間点滅してから、点灯します(LED が約 20 秒点灯します)。
•
すべての LED(CRIT、MAJ、MIN、REM、SYNC、および ACO LED を含む)が一度点滅してから、約 5 秒間消灯します。
•
緑色の PWR LED が両方とも 10 秒間点灯します。その後、その PWR LED が 2 ~ 3 分間赤色に変わってから、常時緑色になります。このとき、ACT/STBY、MJ、および MN LED は SNYC LED に続いて一時的に点灯します。
•
PWR LED が緑色に変わり黄色の ACT/STBY が点灯していれば、ブートアップ プロセスは終了です(ACT/STBY LED は、最初の TCC3 カードを取り付ける場合は緑色、2 番めの TCC3 カードを取り付けるときは黄色です)。
(注) A および B の電源アラームが消えるのに最大 3 分かかることがあります。
(注) アラーム LED が点灯することもありますが、CTC にログインして [Alarm] タブを表示できるようになるまでは、アラーム LED を無視してください。
(注) CTC にログインした場合、TCC3 カードの初期化中は、SFTWDOWN アラームが 2 回ほど表示されることがあります。このアラームは、カードのブートを完了すると消えます。
(注) FAIL LED が連続して点灯する場合は、TCC3 カードの自動アップロードについて、ステップ 8 のヒントを参照してください。
ステップ 5
最初に装着された TCC2/TCC2P/TCC3 カードに電源が供給されている場合、ACT/STBY LED が緑色になっていること、また 2 番めの TCC2/TCC2P/TCC3 カードに電源が供給されている場合は、ACT/STBY LED がスタンバイを示す黄色になっていることを確認します。LCD には、IP アドレス、ノードの温度、時刻が表示されます。デフォルトの日付と時刻は 12:00 AM, January 1, 1970 です。
ステップ 6
IP アドレス(デフォルトは 192.1.0.2)、ノード名、およびソフトウェア バージョンの順に LCD に表示されます。LCD に正しいソフトウェア バージョンが含まれていることを確認します。ソフトウェア テキストの文字列は、ノード タイプ(SDH または SONET)およびソフトウェアのリリースを示します(たとえば、SDH 09.20-05L-20.10 であれば、SDH ソフトウェアのロード、リリース 9.2 であることを示します。リリース番号に続く数字には重要な意味はありません)。
ステップ 7
LCD に正しいソフトウェア バージョンが表示される場合は、ステップ 8 に進みます。LCD に正しいソフトウェア バージョンが表示されない場合は、次のレベルのテクニカル サポートを参照するか、ソフトウェアをアップグレードするか、または TCC2/TCC2P/TCC3 カードを取り外して交換用カードを取り付けてください。
ソフトウェアの交換については、リリースに固有のソフトウェア アップグレードの文書を参照してください。TCC2/TCC2P/TCC3 カードの交換については、『Cisco ONS 15454 DWDM Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 8
冗長 TCC2/TCC2P/TCC3 カードについて、ステップ 1 ~ 7 を繰り返します。すでに両方の TCC2/TCC2P/TCC3 カードが取り付けられている場合は、ステップ
9 に進みます。
ヒント アクティブ TCC2/TCC2P/TCC3 カードと異なるソフトウェア バージョンを持つスタンバイ TCC2/TCC2P/TCC3 カードを取り付ける場合、新たに取り付けるスタンバイ TCC2/TCC2P/TCC3 カードにアクティブ TCC2/TCC2P/TCC3 カードのソフトウェア バージョンが自動的にコピーされます。この場合の操作は不要です。ただし、ソフトウェアをロードしている TCC2/TCC2P/TCC3 カードのブートは通常と異なります。スタンバイ カードが最初に挿入されると、LED は大部分の通常起動シーケンスに従って動作します。ただし、赤色の FAIL LED が約 5 秒間点灯した後、新しいソフトウェアをアクティブ TCC2/TCC2P/TCC3 カード上でロードしている間、FAIL LED と ACT/STBY LED が最大 30 分交互に点滅し始めます。新しいソフトウェアをロードした後、アップグレードされた TCC2/TCC2P/TCC3 カードの LED が適切な起動シーケンスを繰り返し、オレンジ色の ACT/STBY LED が点灯します。
(注) 別のカード用にプロビジョニングされたスロットにカードを挿入した場合、すべての LED が消灯します。
(注) アラーム LED が点灯することもありますが、CTC にログインして [Alarm] タブを表示できるようになるまでは、アラーム LED を無視してください。
ステップ 9
元の手順(NTP)に戻ります。
DLP-G34 AIC-I カードの取り付け
(注) カードを取り付ける場合、各カードのブートを完了してから、次のカードを取り付けてください。
ステップ 1
カードのラッチまたはイジェクタを開きます。
ステップ 2
ラッチまたはイジェクタを使用して、ガイド レールに沿ってカードをしっかりとスライドさせ、スロット 9 の後ろのレセプタクルにカードを取り付けます。
ステップ 3
カードが正しく挿入され、カードのラッチまたはイジェクタが閉まっていることを確認します。
(注) カードが背面パネルに完全に装着されていない状態でも、ラッチまたはイジェクタが閉まることがあります。カードが奥まで入っていることを確認してください。
ステップ 4
次の点を確認します。
•
赤色の FAIL LED が最大 10 秒間点滅します。
(注) 赤色の FAIL LED が点灯しない場合は、電源を確認します。
•
PWR A および PWR B LED が赤色に、2 つの INPUT/OUTPUT LED がオレンジ色に、ACT LED がおよそ 5 秒間緑色になります。
•
PWR A および PWR B LED が緑色になり、INPUT/OUTPUT LED が消灯します。ACT LED は緑色のままです。
(注) PWR A および PWR B LED が更新されるのに最大 3 分かかることがあります。
(注) 別のカード用にプロビジョニングされたスロットにカードを挿入した場合、どの LED も点灯しません。
(注) 赤色の FAIL LED が連続して点灯したり、LED の動作が異常な場合、カードが正しく取り付けられていません。カードを取り外して、ステップ 1 ~ 4 を繰り返してください。
ステップ 5
元の手順(NTP)に戻ります。
DLP-G309 MS-ISC-100T カードの取り付け
目的 |
このタスクでは、冗長 MS-ISC-100T カードを取り付けます。MS-ISC-100T カードは、マルチシェルフ ノード コンフィギュレーションの場合に必要です。ノード コントローラ シェルフに LAN 冗長性を提供します。MS-ISC-100T カードの代わりに Cisco Catalyst 2950 を使用することもできますが、MS-ISC-100T の使用を推奨しています。Catalyst 2950 の取り付けについて詳しくは Catalyst 2950 製品のマニュアルを参照してください。 |
ツール/機器 |
MS-ISC-100T カード(2) |
事前準備手順 |
「G33 TCC2、TCC2P、または TCC3 カードの取り付け」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) カードを取り付ける場合、各カードのブートを完了してから、次のカードを取り付けてください。
(注) MS-ISC-100T はサブテンデット シェルフではサポートされていません。
ステップ 1
カードのラッチまたはイジェクタを開きます。
ステップ 2
ラッチまたはイジェクタを使用して、ガイドレールに沿ってノード コントローラ シェルフの適切なスロットにカードをしっかりとスライドさせ、スロットの後ろのレセプタクルにカードを取り付けます。カードはスロット 1 ~ 6 または 12 ~ 17(任意)のスロットに取り付けられます。MS-ISC-100T カードをスロット 6 および 12 に取り付けることを推奨しています。
ステップ 3
カードが正しく挿入され、カードのラッチまたはイジェクタが閉まっていることを確認します。
(注) カードが背面パネルに完全に装着されていない状態でも、ラッチまたはイジェクタが閉まることがあります。カードが奥まで入っていることを確認してください。
ステップ 4
LED アクティビティを確認します。
•
赤色の FAIL LED が 35 ~ 45 秒間点滅します。
•
赤色の FAIL LED が 15 ~ 20 秒間点灯します。
•
赤色の FAIL LED が約 3 分点滅します。
•
赤色の FAIL LED が約 6 分点灯します。
•
緑色の ACT または ACT/STBY LED が点灯します。SF LED は、すべてのカード ポートがそれぞれの遠端の相手先に接続されて、信号が発生するまで点灯し続けます。
(注) 赤色の FAIL LED が点灯しない場合は、電源を確認します。
(注) 別のカード用にプロビジョニングされたスロットにカードを挿入した場合、すべての LED が消灯します。
ステップ 5
冗長 MS-ISC-100T カードについてステップ 1 ~ 4 を繰り返します。
ステップ 6
元の手順(NTP)に戻ります。
NTP-G313 TNC カードまたは TSC カードの取り付けと設定
目的 |
この手順では、TNC カードまたは TSC カードの取り付けと設定方法について説明します。TNC および TSC カードは、ONS 15454 M2 および ONS 15454 M6 プラットフォームに必要なコントロール カードです。 |
ツール/機器 |
ONS 15454 M6 シェルフの冗長 TNC/TSC カード(必須) ONS 15454 M2 シェルフのスタンドアロン TNC/TSC カード(必須) |
事前準備手順 |
『 Cisco ONS 15454 Hardware Installation Guide 』の「NTP-G271 Install the Power and Ground to the ONS 15454 M2 Shelf」 『 Cisco ONS 15454 Hardware Installation Guide 』の「NTP-G14 Install DWDM Equipment」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上 |
警告 作業中は、静電気防止用リスト ストラップを着用して静電破壊による損傷を防止してください。感電する危険があるため、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。ステートメント 94
(注) カードが正しく取り付けられなかった場合、FAIL LED が継続的に点滅します。
ステップ 1
「G604 TNC カードまたは TSC カードの取り付け」を実行します。
(注) 間違ったカードをスロットに取り付けた場合は、「G107 DWDM カードの完全取り外しまたは交換」を参照してください。
ステップ 2
「G605 TNC カードの PPM およびポートのプロビジョニング」を実行します。
ステップ 3
「G606 TNC カードの UDC および VoIP の設定」を実行します。
ここでやめてください。この手順はこれで完了です。
DLP-G604 TNC カードまたは TSC カードの取り付け
目的 |
(ONS 15454 M2 および ONS 15454 M6 の場合のみ)このタスクでは、ONS 15454 M6 シェルフに冗長 TNC/TSC カードを取り付けて、ONS 15454 M2 シェルフにスタンドアロン TNC/TSC カードを取り付けます。他のラインカードをシェルフ アセンブリで取り付ける前に TNC/TSC カードを取り付けて初期化します。ONS 15454 M6 シェルフのスロット 1 および 8 に冗長用の TNC/TSC カードを取り付けます。ONS 15454 M2 シェルフのスロット 1 にスタンドアロン TNC/TSC カードを取り付けます。 |
ツール/機器 |
ONS 15454 M6 シェルフに 2 つの TNC/TSC カードと、ONS 15454 M2 シェルフに 1 つの TNC/TSC カード |
事前準備手順 |
なし |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
注意 ソフトウェアのインストール プロセス中に TNC/TSC カードを取り外さないでください。インストール中は FAIL および ACT/STBY LED が交互に点滅します。ソフトウェアのインストール プロセス中に TNC/TSC カードを取り外すと、システム メモリが破損します。
(注) 各 TNC/TSC カードのブートを完了してから、冗長 TNC/TSC カードを取り付けてください。
(注) ONS 15454 M6 シェルフのスロット 1 および 8 に冗長用の TNC/TSC カードを取り付けます。ONS 15454 M2 シェルフのスロット 1 にスタンドアロン TNC/TSC カードを取り付けます。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Slot Requirements」の項を参照してください。
(注) 機械的な制約により他のスロットに TNC/TSC カードを挿入できません。カード スロットを明確にするために、カードの前面パネルの下部にある記号とシェルフの記号を一致させてください。
注意 冗長性を得るためには、2 つの TNC カードまたは 2 つの TSC カードを ONS 15454 M6 シェルフに取り付ける必要があります。1 つの TNC カードと冗長 TSC カードを同じシェルフに取り付けないでください。
ステップ 1
最初に取り付ける TNC/TSC カードのラッチまたはイジェクタを開きます。
ステップ 2
ラッチまたはイジェクタを使用して、ガイド レールに沿ってカードを水平方向にしっかりとスライドさせ、スロットの後ろのレセプタクルにカードを取り付けます(ONS 15454 M6 シェルフの場合スロット 1 または 8、ONS 15454 M2 シェルフの場合スロット 1)。
ステップ 3
カードが正しく挿入され、カードのラッチまたはイジェクタが閉まっていることを確認します。
別のカード用に割り当てられたされたスロットにカードを挿入した場合、すべての LED が消灯します。
ステップ 4
必要に応じて、TNC/TSC カードの LED アクティビティを確認します。
•
赤色の FAIL LED と PWR LED が一時的に点灯します。
•
赤色の FAIL LED が約 10 秒間点灯します。
•
赤色の FAIL LED およびオレンジ色の ACT/STBY LED が約 30 秒間点灯します。
•
赤色の FAIL LED が約 10 秒間点滅します。
•
赤色の FAIL LED が約 15 秒間点灯します。
•
すべての LED(CRIT、MAJ、MIN、REM、SYNC、および ACO LED を含む)が一度点滅してから、約 10 秒間消灯します。
•
ACT/STBY LED が約 1 秒間点滅します。
•
すべての LED(CRIT、MAJ、MIN、REM、SYNC、および ACO LED を含む)が約 10 秒間消灯します。
•
ACT/STBY、ACO、および PWR LED が点灯します。
•
PWR LED が緑色に変わりオレンジ色の ACT/STBY が点灯していれば、ブートアップ プロセスは終了です。カードが最初に取り付けた TNC/TSC カードの場合 ACT/STBY LED が緑色に点灯し、2 番めに取り付けた TNC/TSC カードの場合オレンジ色に点灯します。
(注) 電源アラームが消えるのに最大 4 分かかることがあります。
(注) アラーム LED が点灯している場合があります。TNC/TSC カードの取り付けが完了した後、CTC にログインして [Alarms] タブをクリックし、カードで発生したアラームを表示します。アラームをクリアする手順については、『Cisco ONS DWDM Troubleshooting Guide』を参照してください。
(注) TNC/TSC カードの初期化中に、SFTWDOWN アラームが 2 回表示されます。TNC/TSC カードが完全に起動した後にアラームがクリアされます。
(注) FAIL LED が連続して点灯する場合は、TNC/TSC カードの自動アップロードについて、ステップ 8 のヒントを参照してください。
図 2-1 に、TNC カードを ONS 15454 M6 シェルフに取り付ける方法について示します。
図 2-1 ONS 15454 M6 シェルフへの TNC カードの取り付け
ステップ 5
最初に起動した取り付け済みの TNC/TSC カードの場合 ACT/STBY LED が緑色に点灯し、2 番めに起動した TNC/TSC カードの場合オレンジ色に点灯していることを確認します。LCD には、IP アドレス、ノードの温度、時刻が表示されます。デフォルトの日付と時刻は 12:00 AM, January 1, 1970 です。
ステップ 6
IP アドレス(デフォルトは 192.1.0.2)、ノード名、およびソフトウェア バージョンの順に LCD に表示されます。LCD に正しいソフトウェア バージョンが含まれていることを確認します。ソフトウェア テキストの文字列は、ノード タイプ(SDH または SONET)およびソフトウェアのリリースを示します(たとえば、SDH 09.20-05L-20.10 であれば、SDH ソフトウェアのロード、リリース 9.2 であることを示します。リリース番号に続く数字には重要な意味はありません)。
ステップ 7
LCD に正しいソフトウェア バージョンが表示される場合は、ステップ 8 に進みます。LCD に正しいソフトウェア バージョンが表示されない場合は、次のレベルのテクニカル サポートを参照するか、ソフトウェアをアップグレードするか、または TNC/TSC カードを取り外して交換用カードを取り付けてください。ソフトウェアの交換については、リリースに固有のソフトウェア アップグレードの文書を参照してください。
ステップ 8
(ONS 15454 M6 シェルフのみ)冗長 TNC/TSC カードでステップ 1 ~ 7 を繰り返します。
ヒント アクティブ TNC/TSC カードとは異なるソフトウェア バージョンのスタンバイ TNC/TSC カードを取り付けた場合、スタンバイ TNC/TSC カードがアクティブ TNC/TSC カードからソフトウェア バージョンをコピーします。スタンバイ カードが最初に挿入されると、LED は通常起動シーケンスに従って動作します。ただし、赤色の FAIL LED が約 5 秒点灯した場合、FAIL LED および ACT/STBY LED が最大 30 分交互に点滅します。新しいソフトウェアをロードした後、アップグレードされた TNC/TSC カードの LED が適切な起動シーケンスを繰り返し、オレンジ色の ACT/STBY LED が点灯します。
ステップ 9
元の手順(NTP)に戻ります。
DLP-G605 TNC カードの PPM およびポートのプロビジョニング
目的 |
(ONS 15454 M2 および ONS 15454 M6 のみ)このタスクでは、TNC カードの PPM およびポートをプロビジョニングします。PPM は、OSC 機能をサポートするように作成されています。 |
ツール/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「G46 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1
ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ ビュー)で、PPM およびポート設定をプロビジョニングする TNC カードをダブルクリックします。
ステップ 2
[Provisioning] > [Pluggable Port Modules] タブをクリックします。
ステップ 3
[Pluggable Port Modules] 領域で、[Create] をクリックします。[Create PPM] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 4
[Create PPM] ダイアログボックスで、次の情報を入力します。
•
[PPM]:[PPM] ドロップダウン リストから [1] または [2] を選択します。
•
[PPM Type]:上記の手順で選択した PPM に関連した PPM を表示します。
ステップ 5
[OK] をクリックします。新規作成された PPM が [Pluggable Port Modules] 領域に表示されます。PPM が挿入されている場合 [Pluggable Port Modules] 行が白くなり、[Actual Equipment Type] カラムに PPM 名が一覧表示されます。
ステップ 6
[Pluggable Ports] 領域で、[Create] をクリックします。[Create Port] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 7
[Create Ports] ダイアログボックスで、次の情報を入力します。
•
[Port]:[Port] ドロップダウン リストから設定するポートを選択します。
•
[Port Type]:[Port Type] ドロップダウン リストから、[OC-3]、[FE]、または [ONE-GE] など、ポート タイプを選択します。
(注) OC-3 は、PPM ポート 1 だけ設定可能です。FE および ONE-GE は両方のポートで設定可能です。
ステップ 8
[OK] をクリックします。新規作成されたポートが [Pluggable Ports] 領域に表示されます。プロビジョニングしたポート タイプが [Rate] カラムに一覧表示されます。
ステップ 9
TNC カードの別の PPM およびポートをプロビジョニングするには、ステップ 3 ~ 8 を繰り返します。
ステップ 10
元の手順(NTP)に戻ります。
DLP-G606 TNC カードの UDC および VoIP の設定
(注) 各 TNC カードは、UDC/VoIP コンフィギュレーションをサポートします。TNC カードにある 2 つの SFP ポートに UDC または VoIP を設定できます。TNC カードは、OSC が SFP ポートでプロビジョニングされている場合にだけ UDC/VoIP コンフィギュレーションをサポートします。
(注) 2 つのノードが光ファイバで接続されていて、あるノードにある TNC カードに UDC コンフィギュレーションがある場合、別のノードにある TNC カードにも UDC コンフィギュレーションが必要です。同じルールが VoIP コンフィギュレーションにも適用されます。
ステップ 1
ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ ビュー)で、UDC および VoIP を設定する TNC カードをダブルクリックします。
ステップ 2
[Provisioning] > [UDC/VOIP] タブをクリックします。
ステップ 3
[Service Type] ドロップダウン リストから、[UDC] または [VOIP] を選択します。
(注) TNC カードごとに同時に 1 つの SFP ポートだけに UDC または VoIP を設定できます。2 番めの SFP ポートに UDC または VoIP を設定するには、最初のポートの [Service Type] ドロップダウン リストから [NONE] を選択して、2 番めのポートで [UDC] または [VoIP] を選択します。
ステップ 4
[Apply] をクリックします。
ステップ 5
元の手順(NTP)に戻ります。