この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、SD ルーティングデバイスで速度テストを設定する方法について説明します。ここで説明する内容は、次のとおりです。
この章では、SD ルーティングデバイスで速度テストを設定する方法について説明します。ここで説明する内容は、次のとおりです。
インターネット速度テスト：Cisco SD-WAN Manager はネットワーク速度をテストします。Cisco SD-WAN Manager は、デバイスをクライアントサイトとして指定し、iperf3 サーバーをリモートサイトとして指定します。iperf3 サーバーの IP アドレス（またはドメイン名）とポート番号を指定できます。
速度テストでは、送信元デバイスから選択または指定した iperf3 サーバーへのアップロード速度と、iperf3 サーバーから送信元デバイスへのダウンロード速度を測定します。
速度テストには、ターゲットデバイスのデバイスホスト名が必要です。また、データストリームを有効にする必要があります。データストリームを有効にするには、[Settings] ページに移動し、[Settings] > [Data Stream] を選択します。
速度テストを実行するには、次の手順を実行します。
Cisco SD-WAN Manager のメニューから の順に選択します。
デバイスを選択するには、[Hostname] 列でデバイス名をクリックします。
左ペインで [Troubleshooting] をクリックします。
[Connectivity] 領域で、[Speed Test] をクリックします。
次を指定します。
[Source Interface]：ドロップダウンリストから、ローカルデバイスの送信元インターフェイスを選択します。
[Destination Device]：ドロップダウンリストから [Internet] を選択します。
[iPerf3 Server]：（オプション）ドメイン名または iPerf3 サーバーの IP アドレスを IPv4 形式で入力します。
[Server Port Range]：（オプション）サーバーポートまたはポート範囲を入力します。たとえば、5201、5210、または 5201 ～ 5205 などです。
[Start Test] をクリックします。
速度テストの結果が表示されます。
速度テストが正常に実行されると、[Speed Test] ページに次の詳細が表示されます。
右ペインの中央に、速度テストの結果が表示されます。
クロックは、最近取得した回線速度の結果を報告します。
アップロード速度を測定する場合、パケットは送信元デバイスから iPerf3 サーバーに送信され、送信元デバイスは宛先から確認応答を受信します。
ダウンロード速度を測定する場合、パケットは iPerf3 サーバーから送信元デバイスに送信され、宛先デバイスは送信元から確認応答を受信します。
次の表に、速度テストのトラブルシューティング情報を示します。
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エラー情報 |
考えられる根本的な原因 |
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iperf サーバーアドレスの解決に失敗しました |
DNS サーバーがエッジデバイスで設定されていないか、エッジデバイスで設定された DNS サーバーから iperf サーバーを解決できません。 |
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速度テストのサーバーに到達できません |
速度テストサーバーの ping に失敗しました。エッジデバイスがサーバー IP に到達できません。 |
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iPerf クライアント：ストリームに接続できません：リソースが一時的に使用できません |
速度テストサーバーに接続できません。アクセスは、アクセス制御リスト（ACL）の権限によってブロックされている可能性があります。 |
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iPerf クライアント：サーバーに接続できません |
iPerf3 サーバーは、ユーザー指定のポートまたはデフォルトポート 5201 でテスト サービスを提供していません。 |
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デバイスエラー：速度テストが進行中です |
選択した送信元または宛先デバイスが速度テストを実行しているため、新しいテストを開始できません。 |
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デバイスエラー：サーバー設定の読み取りに失敗しました |
データストリーム設定がありません。 回避策：SD ルーティングデバイスで CLI コマンドを実行し、SD ルーティング制御接続をクリアすると、問題を解決できます。 |
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速度テストセッションがタイムアウトになりました |
速度テストが 180 秒以内に正常に完了しませんでした。これは、速度テスト中に SD ルーティングデバイスが Cisco SD-WAN Manager への制御接続を失ったためである可能性があります。 |
次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェアリリースだけを示しています。その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェアリリースでもサポートされます。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェアイメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、https://cfnng.cisco.com/に進みます。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
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機能名 |
リリース情報 |
説明 |
|---|---|---|
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速度テスト |
Cisco IOS XE 17.13.1 |
Cisco SD-WAN Manager を使用すると、デバイスと iPerf3 サーバー間のネットワーク速度と使用可能な帯域幅を測定できます。速度テストでは、送信元デバイスから宛先デバイスへのアップロードおよびダウンロードの速度を測定します。 |
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