Cisco SD-WAN の概要
Cisco SD-WAN はクラウドファーストのアーキテクチャです。データプレーンとコントロールプレーンを分離して Cisco vManage コンソールから管理します。SD-WAN オーバーレイファブリックをすぐに構成でき、データセンター、ブランチ、キャンパス、コロケーション施設に接続してネットワーク速度、セキュリティ、効率性を改善できます。
Cisco SDWAN はクラウドベースのソリューションを採用しており、vOrchestrator、vManage、vSmart、vEdge で構成されています。
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vOrchestrator は、クラウド内のすべてのコントローラ VM を起動します。
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vManage は、SDWAN ソリューション全体の管理プレーンです。netconf/YANG を使用して vEdge デバイスと通信します。
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vSmart は、SDWAN ソリューション全体のコントロールプレーンです。vEdge デバイスと通信し、ルートリフレクタ、キーリフレクタ、およびポリシーエンジンとして機能します。
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vEdge は、SDWAN ソリューション全体のデータプレーンです。IR1101 プラットフォームは、SDWAN ネットワークの一部として vSmart、vManage と通信します。
次の図に、SDWAN のハイレベルアーキテクチャを示します。
Cisco SD-WAN はクラウドファースト アーキテクチャですが、一部のコンポーネントはオンプレミスで展開できます。SD-WAN の機能の詳細については、Cisco SD-WAN のランディングページを参照してください。
IOS XE リリース 17.3.2 以降、IOS XE イメージは SD-WAN を実行するコントローラモードとして設定できます。Cisco IOS XE SD-WAN と Cisco IOS XE 機能の展開には、単一の universalk9 イメージが使用されます。この universalk9 イメージは、自律モード(Cisco IOS XE 機能の場合)とコントローラモード(Cisco SD-WAN 機能の場合)の 2 つをサポートしています。
Cisco IOS XE と Cisco IOS XE の SD-WAN 機能には、それぞれ自律モードとコントローラ実行モードでアクセスします。自律モードはルータのデフォルトモードで、Cisco IOS XE 機能が含まれています。Cisco IOS XE SD-WAN 機能にアクセスするには、コントローラモードに切り替えます。既存のプラグアンドプレイ ワークフローを使用してデバイスのモードを決定できます。詳細については、『Cisco SD-WAN Getting Started Guide』を参照してください。
(注) |
PnP プロセスは、Gi0/0/0 またはセルラーインターフェイスで動作します。 |