この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章の次のセクションでは、ルータに電源を投入し、初期設定を行う方法について説明します。
警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには 3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への EMI の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。ステートメント 1029
• 「Cisco ルータに電源を投入する前のチェック リスト」
• 電力ケーブルおよびインターフェイス ケーブルを接続したこと。
• 外部 CompactFlash メモリ カードをスロットに正しく挿入したこと。取り付けの手順については、『Installing and Upgrading Internal Modules and FRUs in Cisco 1900 Series ISRs』を参照してください。
• コンソール ポートに接続され、端末エミュレーション プログラム(HyperTerminal または同等のプログラム)を備えた PC があること。これが、9600 ボー、8 データ ビット、1 ストップ ビット、パリティなし、フロー コントロール「なし」と設定されていること。
• ターミナル エミュレーション プログラムで、適切な PC の COM ポートを選択したこと。
Cisco ルータの電源を投入するには、次の手順を実行して、ルータが初期化とセルフテストを実行したことを確認します。手順が完了したら、ルータを選択する準備が整います。
ルータの起動時に問題が発生した場合は、Cisco.com でルータのトラブルシューティングに関するページを参照してください。
ROM モニタとブートストラップ プログラムについては、『 Using the ROM Monitor 』を参照してください。コンフィギュレーション レジスタの詳細については、『 Changing the Configuration Register Settings 』を参照してください。
(注) ブート シーケンスを表示するには、Cisco ルータの電源を投入する前に、ルータへのコンソールの接続を確認する必要があります。
• 「Cisco ルータに電源を投入する前のチェック リスト」に従って PC に電源が投入し、接続する準備ができていることを確認します。
• シャーシの前面にある SYS LED はグリーンの点滅になります。
• スタートアップ メッセージがコンソール ウィンドウに表示されます。スタートアップ メッセージが停止すると、SYS LED はグリーンの点灯になります。
• インストールによっては、シャーシの背面にある LED およびインストール済みモジュールの LED の一部が光る可能性があります。
起動プロセスで問題が発生した場合は、『 Troubleshooting Cisco 3900 Series, 2900 Series, and 1900 Series ISRs 』を参照してください。
表 1-4 で説明されている前面パネルの LED インジケータで、電源投入中に役立つ電源、アクティビティ、およびステータス情報がわかります。
• 「Cisco Configuration Professional Express の使用」
(注) ルータで初期設定を実行するには、Cisco Configuration Professional Express を使用することを推奨します。このツールには Web ベースのグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)があるためです。
シスコの setup コマンド機能を使用すると、設定ダイアログでルータの初期設定を指定できます。次のメッセージが表示される場合、ルータはブート済みで、setup コマンド機能を使用して初期設定できる準備が整っています。
システム設定ダイアログ メッセージが表示されない場合、デフォルトの設定ファイルは出荷前にルータにインストールされています。ルータの設定については、 「Cisco Configuration Professional Express の使用」 を参照してください。
setup コマンド機能を使用すると、ルータを迅速に設定するために必要な情報を入力するようにプロンプトが表示されます。また、LAN および WAN インターフェイスなどの初期設定を順番に実行できます。setup コマンド機能の概要については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide, Release 12.4 』を参照してください。
(注) • 表示されるメッセージは、ルータ モデル、装着されているインターフェイス モジュール、およびソフトウェア イメージによって変わります。次の例とユーザ入力(太字の部分)は、あくまでも例です。
• setup コマンド機能を間違って使用した場合は、setup コマンド機能を終了し、再度実行してください。 Ctrl+C を押し、特権 EXEC モード(Router#)に setup コマンドを入力します。
ステップ 1 setup コマンド機能を入力します。Cisco IOS CLI から、特権 EXEC モードで setup コマンドを入力し、以下を入力します。
ステップ 2 setup コマンド機能を引き続き使用する場合は、 yes を入力します。
ステップ 3 十分な接続だけを設定する基本管理セットアップを使用して、作業を進めます。
ステップ 5 イネーブル シークレット パスワードを入力します。このパスワードは暗号化される(安全性が高い)ので、設定を表示してもパスワードは表示されません。
ステップ 6 イネーブル シークレット パスワードとは異なるイネーブル パスワードを入力します。このパスワードは暗号化 されない (安全性が低い)ので、設定を表示するとパスワードも表示されます。
ステップ 7 仮想端末パスワードを入力します。このパスワードによって、コンソール ポート以外のポートからの不正アクセスを防止できます。
ステップ 8 次のプロンプトに対して、使用するネットワークに適した応答を入力します。
(注) インターフェイスの概要には、インターフェイスのナンバリングが含まれます。これはルータ モデルおよびインストールされているモジュールとインターフェイス カードによって変わります。
ステップ 9 管理ネットワークにルータを接続するために、使用可能なインターフェイスの中から 1 つを選択します。
ステップ 10 次のプロンプトに対して、使用するネットワークに適した応答を入力します。
システムは、次のコンフィギュレーション コマンド スクリプトを作成します。
ステップ 11 次のプロンプトに応答します。 2 を選択して初期設定を保存します。
ステップ 12 設定を保存するようにプロンプトが表示されます。設定を保存し、ユーザ EXEC プロンプト(Router>) に戻るには、 yes と入力します
ステップ 13 画面にメッセージの停止が表示されたら、Return を押すと Router> プロンプトが表示されます。
(注) 次のメッセージが表示される場合、ポートに接続されているネットワーク上にその他のルータが見つからなかったことを意味します。
%AT-6-ONLYROUTER: Ethernet0/0: AppleTalk port enabled; no neighbors found
ステップ 14 Router> プロンプトは、CLI を実行中で、ルータの初期設定を完了したことを示します。それでも、これは設定の完了では ありません 。この時点で 2 つの選択肢があります。
• もう一度 setup コマンド機能を実行し、別の設定を作成します。
• CLI を使用して、既存の設定を変更するか、追加の機能を設定します。
Cisco Configuration Professional Express Web ベース アプリケーションを使用して、ルータの初期設定を指定します。詳細については、『 Cisco Configuration Professional Express User Guide 』を参照してください。
ここでは、ルータの初期設定を行うために CLI にアクセスする方法を示します。
(注) rommon 1>
プロンプトが表示される場合、システムは ROM モニタ モードでブートされています。ROM モニタについては、「Using the ROM Monitor」を参照してください。
システム設定ダイアログ メッセージが表示されない場合、デフォルトの設定ファイルは出荷前にルータにインストールされています。ルータの設定については、 「Cisco Configuration Professional Express の使用」 を参照してください。
インターフェイスおよびポートのナンバリングについては、を参照してください。
• 「CLI の初期設定」 (必須)
• 「ルータのホスト名の設定」(任意)
• 「イネーブルおよびイネーブル シークレット パスワードの設定」 (必須)
• 「コンソールのアイドル特権 EXEC タイムアウトの設定」(任意)
• 「ギガビット イーサネット インターフェイスの設定」 (必須)
• 「デフォルト ルートまたはラスト リゾート ゲートウェイの指定」 (必須)
• 「IP ルーティングおよび IP プロトコルの設定」 (必須)
• 「リモート コンソール アクセスのための仮想端末回線の設定」 (必須)
• 「補助回線の設定」(任意)
• 「ネットワーク接続の確認」 (必須)
• 「ルータ設定の保存」 (必須)
ステップ 1 システム メッセージがルータに表示されたら、 no と入力します。
ステップ 2 Return を押して自動インストールを終了し、手動設定を続行します。
ステップ 3 Return を押すと Router>
プロンプトが表示されます。
ステップ 4 enable と入力して特権 EXEC モードを開始します。
ホスト名は CLI プロンプトとデフォルトの設定ファイル名に使用されます。ルータのホスト名を設定しないと、出荷時のデフォルトのホスト名である「Router」が使用されます。
ホスト名の大文字と小文字の区別が保持されることは期待しないでください。多くのインターネット ソフトウェア アプリケーションでは、大文字と小文字は同一に扱われます。通常実行するときに名前を大文字にすることは適切なこともありますが、表記法では、コンピュータ名はすべて小文字で表示されます。詳細については、RFC 1178『 Choosing a Name for Your Computer 』を参照してください。
名前は、Advanced Research Projects Agency Network(ARPANET)のホスト名に関する規則に従う必要があります。このルールではホスト名は文字で始まり、文字または数字で終わり、その間には文字、数字、またはハイフンしか使用できません。名前は 63 文字以下にする必要があります。詳細については、RFC 1035『 Domain Names--Implementation and Specification 』を参照してください。
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ルータ プロンプトに新しいホスト名が表示されることを確認します。 |
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セキュリティのレイヤを追加するには、特にネットワークを経由するパスワードまたは TFTP サーバに保存されるパスワードの場合、 enable password コマンドまたは enable secret コマンドを使用します。どちらのコマンドも同じ結果を達成します。つまり、特権 EXEC(イネーブル)モードにアクセスするために入力する必要がある、暗号化されたパスワードを設定できます。
より高度な暗号化アルゴリズムが使用されるので、 enable secret コマンドを使用することを推奨します。 enable password コマンドを使用するのは、 enable secret コマンドを認識しない古いイメージの Cisco IOS ソフトウェアをブートする場合、または古いブート ROM をブートする場合だけです。
詳細については、『 Cisco IOS Security Configuration Guide 』の「Configuring Passwords and Privileges」を参照してください。また、『 Cisco IOS Password Encryption Facts 』テクニカル ノートと『 Improving Security on Cisco Routers 』テクニカル ノートも参照してください。
enable secret コマンドを設定した場合、このコマンドは enable password コマンドよりも優先されます。同時に 2 つのコマンドを有効にはできません。
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(任意)多様な特権レベルに対して、アクセスを制御するローカル パスワードを設定します。 • この手順を実行するのは、 enable secret コマンドを認識しない古いイメージの Cisco IOS ソフトウェアをブートする場合、または古いブート ROM をブートする場合だけです。 |
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enable password コマンドよりも強化したセキュリティ レイヤを指定します。 • ステップ 3 で入力したパスワードと同じパスワードを使用しないでください。 |
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ここでは、コンソール回線のアイドル特権 EXEC タイムアウトを設定する方法について説明します。デフォルトでは、特権 EXEC コマンド インタープリタは、ユーザ入力の検出を 10 分間待ってからタイムアウトします。
コンソール回線を設定するとき、通信パラメータの設定、自動ボー接続の指定、および使用している端末の端末操作パラメータの設定を行うこともできます。コンソール回線の設定の詳細については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals and Network Management Configuration Guide 』を参照してください。特に、「Configuring Operating Characteristics for Terminals」と「Troubleshooting and Fault Management」の章を参照してください。
次に、コンソールのアイドル特権 EXEC タイムアウトを 2 分 30 秒に設定する例を示します。
次に、コンソールのアイドル特権 EXEC タイムアウトを 10 秒に設定する例を示します。
ここでは、IP アドレスおよびインターフェイスの説明をルータのイーサネット インターフェイスに割り当てる方法について説明します。
ギガビット イーサネット インターフェイスの総合的な設定情報については、『 Cisco IOS Interface and Hardware Component Configuration Guide 』の「Configuring LAN Interfaces」の章を参照してください。
show ip interface brief コマンドの出力例
ここでは、IP ルーティングをイネーブルにしてデフォルト ルートを指定する方法について説明します。デフォルト ルートの指定の代替手段については、『 Configuring a Gateway of Last Resort Using IP Commands 』テクニカル ノートを参照してください。
パケットのよりよいルートがない場合、および宛先が接続されているネットワークではない場合、Cisco IOS ソフトウェアはラスト リゾート ゲートウェイ(ルータ)を使用します。ここでは、デフォルト ルート(ラスト リゾート ゲートウェイを計算するルート候補)としてネットワークを選択する方法について説明します。ルーティング プロトコルがデフォルト ルート情報を伝播する方法は、プロトコルによって異なります。
IP ルーティングおよび IP ルーティング プロトコルの総合的な設定情報については、『 Cisco IOS IP Routing Protocols Configuration Guide, Release 12.4T 』を参照してください。
ルータがルーティングとブリッジ処理を同時に実行するように、Integrated Routing and Bridging(IRB)を設定できます。ルーティングがイネーブルかどうかに関係なく、ルータはネットワーク上の IP ホストとして動作します。IRB の詳細については、Cisco.com の http://www.cisco.com/en/US/tech/tk389/tk815/tk855/tsd_technology_support_sub-protocol_home.html を参照してください。
IP ルーティングは Cisco IOS ソフトウェアで自動的にイネーブルにされます。IP ルーティングを設定すると、設定済みのデフォルト ルートなど、パケットの転送に設定済みまたは既存のルートが使用されます。
(注) このタスク セクションは、IP ルーティングをディセーブルにするときは適用されません。IP ルーティングをディセーブルにするときにデフォルト ルートを指定するには、『Configuring a Gateway of Last Resort Using IP Commands』テクニカル ノートを参照してください。
ルータは他のすべてのネットワークに対してルートを決定できないこともあります。ルーティング機能を実現するための一般的な方法は、スマート ルータとして複数のルータを使用し、残りのルータのデフォルト ルータをスマート ルータに設定します (スマート ルータには、インターネットワーク全体のルーティング テーブル情報があります)。これらのデフォルト ルートをダイナミックに渡すことや、個々のルータに設定することができます。
ほとんどのダイナミックな内部ルーティング プロトコルには、スマート ルータがダイナミックなデフォルト情報を生成し、それを他のルータに渡す処理を発生させるメカニズムが含まれます。
指定したデフォルト ネットワークに直接接続されているインターフェイスがルータにある場合、ルータで実行されるダイナミック ルーティング プロトコルによって、デフォルト ルートが生成されるか、デフォルト ルートが調達されます。RIP の場合、ルータは疑似ネットワーク 0.0.0.0 をアドバタイズします。IGRP の場合、ネットワーク自体がアドバタイズされ、外部ルートとしてフラグが付けられます。
ネットワークのデフォルトを生成するルータも、デフォルト ルータを必要とする場合があります。ルータが自身のデフォルト ルートを生成する方法の 1 つは、適切なデバイスを経由してネットワーク 0.0.0.0 に至るスタティック ルートを指定することです。
デフォルト情報をダイナミック ルーティング プロトコルを介して渡している場合、その他の設定は不要です。ルーティング テーブルは定期的にスキャンされ、デフォルト ルートとして最適なデフォルト ネットワークが選択されます。RIP の場合、0.0.0.0 という唯一の選択肢しかありません。IGRP の場合、システム デフォルトの候補にすることができるネットワークが複数存在することもあります。Cisco IOS ソフトウェアではアドミニストレーティブ ディスタンスおよびメトリック情報の両方を使用して、デフォルト ルート(ラスト リゾート ゲートウェイ)を判断します。選択したデフォルト ルートは、 show ip route EXEC コマンドのラスト リゾート ゲートウェイの表示に表示されます。
ダイナミックなデフォルト情報がソフトウェアに渡されない場合、デフォルト ルートの候補を ip default-network グローバル コンフィギュレーション コマンドで指定します。この方法では、 ip default-network コマンドは引数として未接続ネットワークを使用します。このネットワークが任意のソース(ダイナミックまたはスタティック)のルーティング テーブルに表示される場合、デフォルト ルート候補としてフラグが付けられ、デフォルト ルートとして使用できる選択肢になります。
ルータのデフォルト ネットワークにインターフェイスがなく、そのネットワークに対するルートはある場合、そのネットワークはデフォルト パス候補と見なされます。ルート候補は検査され、アドミニストレーティブ ディスタンスおよびメトリックに基づいて最適な候補が選択されます。最適なデフォルト パスに対するゲートウェイは、ラスト リゾート ゲートウェイになります。
4. ip route dest-prefix mask next-hop-ip-address [ admin-distance ] [ permanent ]
5. ip default-network network-number
または
ip route dest-prefix mask next-hop-ip-address
Virtual Terminal(VTY; 仮想端末)回線は、ルータに対してリモート アクセスするために使用されます。ここでは、電源があるユーザだけがルータをリモート アクセスできるように、パスワードを使用して仮想端末回線を設定する方法について説明します。
デフォルトで、ルータには 5 個の仮想端末回線があります。ただし、『Cisco IOS Terminal Services Configuration Guide, Release 12.4』に従って、追加の仮想端末回線を作成できます。「 Configuring Terminal Operating Characteristics for Dial-In Sessions」の項を参照してください。
回線パスワードおよびパスワードの暗号化については、『Cisco IOS Security Configuration Guide, Release 12.4』を参照してください。「 Security with Passwords, Privilege Levels, and Login Usernames for CLI Sessions on Networking Devices 」の項を参照してください。アクセス リストで VTY 回線のセキュリティを保護する場合、『 Access Control Lists: Overview and Guidelines 』を参照してください。また、『 Cisco IOS Password Encryption Facts 』テクニカル ノートを参照してください。
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line vty line-number [ ending-line-number ] |
リモート コンソール アクセスために、仮想端末回線(VTY)の回線コンフィギュレーション コマンドのコレクション モードを開始します。 コマンドを使用します。 |
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別のネットワーク デバイスから、ルータに対する Telnet セッションの開始を試行します。 |
次に、パスワードを使用して仮想端末回線を設定する例を示します。
• (任意)仮想端末回線のパスワードを暗号化するには、『 Cisco IOS Security Configuration Guide 』の「Configuring Passwords and Privileges」の章を参照してください。また、『 Cisco IOS Password Encryption Facts 』テクニカル ノートを参照してください。
• (任意)アクセス リストを使用して VTY 回線のセキュリティを保護するには、『 Cisco IOS Security Configuration Guide 』の「Part 3: Traffic Filtering and Firewalls」を参照してください。
ここでは、補助回線について回線コンフィギュレーション モードを開始する方法について説明します。補助回線の設定方法は、補助ポートの具体的な実装によって異なります。補助回線の設定については、次のマニュアルを参照してください。
• 『 Configuring a Modem on the AUX Port for EXEC Dialin Connectivity 』(テクニカル ノート)
• 『 Configuring Dialout Using a Modem on the AUX Port 』(設定例)
• 『 Configuring AUX-to-AUX Port Async Backup with Dialer Watch 』(設定例)
• 『 Modem-Router Connection Guide 』(テクニカル ノート)
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次の表示は、IP アドレス 192.168.7.27 に対して ping を実行したときの出力例です。
次の表示は、IP ホスト名 donald に対して ping を実行したときの出力例です。
ここでは、実行コンフィギュレーションを NVRAM のスタートアップ コンフィギュレーションに保存することで、次のシステム リロード時、または電源の再投入時に設定を失わない方法について説明します。NVRAM には、ルータ上に 256KB のストレージがあります。
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copy running-config startup-config |
ファイルの破損時にファイルの回復を補助し、ダウンタイムを最小限に抑えるために、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルおよび Cisco IOS ソフトウェア システム イメージ ファイルのバックアップ コピーをサーバに保存することを推奨します。
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copy nvram:startup-config { ftp: | rcp: | tftp: } |
スタートアップ コンフィギュレーション ファイルをサーバにコピーします。 |
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copy {flash0|flash1}: { ftp: | rcp: | tftp: } |
スタートアップ コンフィギュレーションの TFTP サーバへのコピー:例
次に、スタートアップ コンフィギュレーションを TFTP サーバにコピーする例を示します。
次に、特権 EXEC で show {flash0|flash1}: コマンドを使用してシステム イメージ ファイルの名前を確認し、 copy {flash0|flash1}: tftp: 特権 EXEC コマンドを使用して、システム イメージ(c3900-2is-mz)を TFTP サーバにコピーする例を示します。このルータはデフォルトのユーザ名とパスワードを使用しています。
(注) 完了した作業内容を失わないために、進行に合わせてときどき設定を保存してください。copy running-config startup-config コマンドを使用して設定を NVRAM に保存します。
ルータの初期設定を確認するには、Cisco IOS で次のコマンドを入力します。
• show version :システムのハードウェア バージョン、インストールされているソフトウェア バージョン、コンフィギュレーション ファイルの名前とソース、ブート イメージ、および使用されている DRAM、NVRAM、およびフラッシュ メモリの合計サイズを表示します。
• show diag :インストールされているコントローラ、インターフェイス プロセッサ、およびポート アダプタに関する診断情報を一覧表示します。
• show interfaces :インターフェイスが正しく動作していること、インターフェイスおよび回線プロトコルが正しい状態(アップまたはダウン)にあることを表示します。
• show ip interface brief :IP プロトコルに設定されているインターフェイスのステータス概要を表示します。
• show configuration :正しいホスト名とパスワードを設定したことを確認します。
初期設定を完了および確認したら、特定の特性と機能を設定できるようになります。『 Cisco 1900 Series, 2900 Series, and 3900 Series Software Configuration Guide 』を参照してください。