PPPoE リレー ディスカバリのイネーブル化およびサービス選択機能
PPPoE リレー機能を使用すると、L2TP Access Concentrator(LAC; L2TP アクセス コンセントレータ)から L2TP Network Server(LNS; L2TP ネットワーク サーバ)またはトンネル スイッチ(マルチホップ ノード)に PPP over Ethernet(PPPoE)のアクティブ ディスカバリとサービスの選択の機能を Layer 2 Tunneling Protocol(L2TP; レイヤ 2 トンネリング プロトコル)制御チャネルでリレーできます。この機能のリレー機能を使用することで、LNS またはトンネル スイッチはクライアントに提供するサービスをアドバタイズでき、それによって LNS と PPPoE クライアントの間でサービスのエンドツーエンド制御を提供できます。
機能情報の確認
最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。このモジュールで説明される機能に関する情報、および各機能がサポートされるリリースの一覧については、「PPPoE リレー ディスカバリのイネーブル化およびサービス選択機能の機能情報」を参照してください。
プラットフォームのサポートおよび Cisco IOS XE ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
PPPoE リレー ディスカバリのイネーブル化およびサービス選択機能の前提条件
• 「ブロードバンド アクセス集約の準備」で説明されている概念について理解している必要があります。
• 「PPPoE セッションのブロードバンド アクセス集約に対するプロトコル サポートの提供」の手順を使用して、PPPoE セッションを確立する必要があります。
• このマニュアルでは、Virtual Private Dial-up Network(VPDN; バーチャル プライベート ダイヤルアップ ネットワーク)トンネルおよびトンネル スイッチの設定方法を理解していることを前提としています。これらの機能の詳細については、「関連マニュアル」を参照してください。
PPPoE リレー ディスカバリのイネーブル化およびサービス選択機能に関する情報
PPPoE リレーを設定するには、次の概念を理解しておく必要があります。
• 「PPPoE の L2TP アクティブ ディスカバリ リレー」
PPPoE の L2TP アクティブ ディスカバリ リレー
RFC 2516 で説明されている PPPoE プロトコルでは、LAC によるネットワーク内のデバイスのアクティブ ディスカバリとサービスの選択のための方法が定義されています。PPPoE クライアントはこれらの方法を使用してネットワーク内のアクセス コンセントレータを検出し、アクセス コンセントレータはこれらの方法を使用して、提供するサービスをアドバタイズします。
PPPoE リレー機能を使用することで、LAC だけでなく LNS も、アクティブ ディスカバリとサービスの選択の機能を提供できます。PPPoE リレー機能は、「 L2TP Active Discovery Relay for PPPoE 」というタイトルの Network Working Group Internet-Draft を実装します。Internet-Draft では、L2TP 制御チャネル(トンネル)経由で PPPoE Active Discovery(PAD)メッセージおよび Service Relay Request(SRRQ)メッセージをリレーする方法が記述されています。Network Working Group Internet-Draft にアクセスする方法については、「RFC」を参照してください。
PPPoE リレー機能の重要な利点は、LNS と PPPoE クライアントの間でのサービスのエンドツーエンド制御です。
PPPoE リレー ディスカバリおよびサービス選択機能をイネーブルにする方法
ここでは、次の手順について説明します。
• 「PPPoE リレーのための LAC とトンネル スイッチの設定」(必須)
• 「リレーされた PAD メッセージに応答するための LNS(マルチホップ ノード)の設定」(必須)
• 「その他の関連資料」(任意)
PPPoE リレーのための LAC とトンネル スイッチの設定
PPPoE リレー用に LAC およびトンネル スイッチを設定するには、この作業を実行します。この作業では、リレーされる PAD メッセージを L2TP トンネルに送信する加入者プロファイルを設定します。加入者プロファイルには、発信 L2TP トンネルの認証キーも含まれます。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. subscriber profile profile-name
4. service relay pppoe vpdn group vpdn-group-name
5. exit
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • 必要に応じてパスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
subscriber profile profile-name
Router(config)# subscriber profile profile-1 |
加入者プロファイル名を設定し、加入者プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 • profile-name : bba-group pppoe グローバル コンフィギュレーション コマンドによって設定される PPPoE プロファイルから参照されます。これにより、 bba-group pppoe コマンドによって定義される PPPoE プロファイルを使用するすべての PPPoE セッションが、定義されている加入者プロファイルに従って処理されるようになります。 |
ステップ 4 |
service relay pppoe vpdn group vpdn-group-name
Router(config-sss-profile)# service relay pppoe vpdn group Group-A |
リレーに VPDN L2TP トンネルを使用する PPPoE リレー サービスを提供します。指定されている VPDN グループ名は、発信 L2TP トンネルの情報を取得するために使用されます。 • 同等の RADIUS プロファイル エントリについては、「次の例は、AAA RADIUS サーバ プロファイルで Subscriber Service Switch 加入者サービス アトリビュートを入力する方法を示しています。」を参照してください。 |
ステップ 5 |
exit
Router(config-sss-profile)# exit |
(任意)コンフィギュレーション セッションを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
リレーされた PAD メッセージに応答するための LNS(マルチホップ ノード)の設定
リレーされた PAD メッセージに応答するルータで次の作業を実行して、PPPoE グループを設定し、L2TP のダイヤルイン コールを受け付ける VPDN グループにそれを接続します。リレーされた PAD メッセージは、VPDN L2TP トンネルおよびセッションから、PAD 応答を受け取るための PPPoE ブロードバンド グループに渡されます。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. vpdn-group vpdn-group-name
4. accept-dialin
5. protocol l2tp
6. virtual-template template-number
7. exit
8. terminate-from hostname host-name
9. relay pppoe bba-group pppoe-bba-group-name
10. exit
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • 必要に応じてパスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
vpdn-group vpdn-group-name
Router(config)# vpdn-group Group-A |
VPDN グループを作成し、VPDN グループ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 |
accept-dialin
Router(config-vpdn)# accept-dialin |
LAC からトンネル化 PPP 接続を受け付ける LNS を設定し、accept-dialin VPDN サブグループを作成します。 |
ステップ 5 |
protocol l2tp
Router(config-vpdn-req-in)# protocol l2tp |
L2TP トンネリング プロトコルを指定します。 |
ステップ 6 |
virtual-template template-number
Router(config-vpdn-req-in)# virtual-template 2 |
仮想アクセス インターフェイスのクローンを作成する際に使用される仮想テンプレートを指定します。 |
ステップ 7 |
exit
Router(config-vpdn-req-in)# exit |
VPDN グループ コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 8 |
terminate-from hostname host-name
Router(config-vpdn)# terminate-from hostname LAC-1 |
VPDN トンネルを受け付けるときに必要になる LAC ホスト名を指定します。 |
ステップ 9 |
relay pppoe bba-group pppoe-bba-group-name
Router(config-vpdn)# relay pppoe bba-group group-2 |
PAD メッセージに応答する PPPoE BBA グループを指定します。 • PPPoE BBA グループ名は、 bba-group pppoe group-name グローバル コンフィギュレーション コマンドで定義します。 • 同等の RADIUS プロファイル エントリについては、「 LNS の RADIUS VPDN グループ ユーザ プロファイル エントリ 」を参照してください。 |
ステップ 10 |
exit
Router(config-vpdn)# exit |
グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
PPPoE リレーの監視
PPPoE リレーを監視するには、この作業を実行します。
手順の概要
1. enable
2. show pppoe session
3. show pppoe relay context all
4. clear pppoe relay context
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • 必要に応じてパスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
show pppoe session
Router# show pppoe session |
現在アクティブな PPPoE セッションに関する情報を表示します。 |
ステップ 1 enable
特権 EXEC モードをイネーブルにします。
• 必要に応じてパスワードを入力します。
Router> enable
ステップ 2 show pppoe session
現在アクティブな PPPoE セッションに関する情報を表示します。
Router# show pppoe session
1 session in FORWARDED (FWDED) State
Uniq ID PPPoE RemMAC Port VT VA State
26 19 0001.96da.a2c0 Et0/0.1 5 N/A RELFWD
ステップ 3 show pppoe relay context all
PAD メッセージのリレー用に作成された PPPoE リレー コンテキストを表示します。
Router# show pppoe relay context all
Total PPPoE relay contexts 1
UID ID Subscriber-profile State
ステップ 4 clear pppoe relay context
このコマンドは PAD メッセージのリレー用に作成された PPPoE リレー コンテキストをクリアします。
Router(config)# clear pppoe relay context
トラブルシューティングのヒント
PPPoE リレー機能をトラブルシューティングするときは、特権 EXEC モードで次のコマンドを使用します。
• debug ppp forwarding
• debug ppp negotiation
• debug pppoe events
• debug pppoe packets
• debug vpdn l2x-events
• debug vpdn l2x-packets
PPPoE リレー ディスカバリのイネーブル化およびサービス選択機能の設定例
ここでは、次の設定例について説明します。
• 「LAC 設定での PPPoE リレー:例」
• 「PPPoE リレー用の LNS の基本設定:例」
• 「PAD メッセージに応答するためのトンネル スイッチ(またはマルチホップ ノード)の設定:例」
• 「PAD メッセージをリレーするためのトンネル スイッチの設定:例」
• 「LAC の RADIUS 加入者プロファイル エントリ:例」
• 「LNS の RADIUS VPDN グループ ユーザ プロファイル エントリ:例」
LAC 設定での PPPoE リレー:例
次に示すのは、PPPoE リレーをイネーブルにするコマンドが追加された標準的な LAC 設定の例です。
username User1 password 0 field
username User2 password 0 field
username user-group password 0 field
username User5 password 0 field
username User2-lac-domain password 0 field
username User1-client-domain@cisco.net password 0 field
username User3-lns-domain password 0 field
vpdn source-ip 10.0.195.151
vpdn-group User2-vpdn-group-domain
initiate-to ip 10.0.195.133
local name User2-lac-domain
ip address 10.22.2.2 255.255.255.0
ip address 10.0.195.151 255.255.255.0
pppoe enable group group-1
interface Virtual-Template1
ip unnumbered Loopback123
ppp chap hostname User2-lac-domain
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.195.1
subscriber profile Profile1
service relay pppoe vpdn group User2-vpdn-group-domain
PPPoE リレー用の LNS の基本設定:例
次に、PPPoE リレー用のコマンドが追加された LNS の基本設定の例を示します。
username User5 password 0 field
username user-group password 0 field
username User1 password 0 field
username User2 password 0 field
username User3 password 0 field
username User3-dialout password 0 cisco
username User2-dialout password 0 cisco
username abc password 0 cisco
username dial-7206a password 0 field
username mysgbpgroup password 0 cisco
username User3-lns-domain password 0 field
username User2-lac-domain password 0 field
username User1-client-domain@cisco.net password 0 field
username User5-mh password 0 field
username User1@domain.net password 0 field
vpdn source-ip 10.0.195.133
! Default L2TP VPDN group
initiate-to ip 10.0.195.143
vpdn-group User3-vpdn-group-domain
terminate-from hostname User2-lac-domain
local name User3-lns-domain
relay pppoe group group-1
ip address 10.23.3.2 255.255.255.0
interface FastEthernet0/0
ip address 10.0.195.133 255.255.255.0
interface Virtual-Template2
ip unnumbered Loopback123
ip access-group virtual-access3#234 in
ppp chap hostname User3-lns-domain
ip default-gateway 10.0.195.1
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.195.1
PAD メッセージに応答するためのトンネル スイッチ(またはマルチホップ ノード)の設定:例
次に示すのは、PPPoE リレー メッセージへの応答をイネーブルにするコマンドが追加された標準的なトンネル スイッチ設定の例です。
username User1 password 0 room1
username User2 password 0 room1
username User3 password 0 room1
username User1@domain.net password 0 room1
username User3-lns-dnis password 0 cisco
username User3-lns-domain password 0 room1
username User2-lac-dnis password 0 cisco
username User2-lac-domain password 0 room1
username User5 password 0 room1
username User5-mh password 0 room1
username user-group password 0 room1
username User3-dialout password 0 cisco
username User2-dialout password 0 cisco
username abc password 0 cisco
username dial-7206a password 0 room1
username mysgbpgroup password 0 cisco
username User1-client-domain@cisco.net password 0 room1
username User4-lns-domain password 0 room1
terminate-from hostname User5-mh
relay pppoe bba-group group-1
ip address 10.4.4.2 255.255.255.0
ip address 10.3.2.2 255.255.255.0
ip address 10.0.195.143 255.255.0.0
interface Virtual-Template1
ppp chap hostname User3-lns-domain
ip default-gateway 10.0.195.1
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.195.1
PAD メッセージをリレーするためのトンネル スイッチの設定:例
次の部分的な例では、トンネル スイッチが PAD メッセージをリレーできるようにする設定を示します。
subscriber profile profile-1
! Configure profile for PPPoE Relay
service relay pppoe vpdn group Example1.net
! Configure L2TP tunnel for PPPoE Relay
terminate-from host Host1
relay pppoe bba-group group-1
! Configure L2TP tunnel for PPPoE Relay
! PPPoE-group configured for relay
service profile profile-1
LAC の RADIUS 加入者プロファイル エントリ:例
次の例は、AAA RADIUS サーバ プロファイルで Subscriber Service Switch 加入者サービス アトリビュートを入力する方法を示しています。
Cisco:Cisco-Avpair = "sss:sss-service=relay-pppoe"
次に示すのは、LAC の一般的な RADIUS 加入者プロファイル エントリの例です。
cisco.com Password = "password"
Cisco:Cisco-Avpair = "sss:sss-service=relay-pppoe",
Tunnel-Server-Endpoint = .....,
Tunnel-Client-Auth-ID = "client-id",
Tunnel-Server-Auth-ID = "server-id",
Cisco:Cisco-Avpair = "vpdn:l2tp-tunnel-password=password",
Cisco:Cisco-Avpair = "vpdn:l2tp-nosession-timeout=never",
Tunnel-Assignment-Id = assignment-id
LNS の RADIUS VPDN グループ ユーザ プロファイル エントリ:例
次の例は、AAA RADIUS サーバ プロファイルで VPDN グループ アトリビュートを入力する方法を示しています。
Cisco:Cisco-Avpair = "vpdn:relay-pppoe-bba-group= group-name "
次に示すのは、LNS の一般的な RADIUS 加入者プロファイル エントリの例です。
cisco.com Password = "password"
Tunnel-Server-Endpoint = .....,
Tunnel-Client-Auth-ID = "client-id",
Tunnel-Server-Auth-ID = "server-id",
Cisco:Cisco-Avpair = "vpdn:l2tp-tunnel-password=password",
Cisco:Cisco-Avpair = "vpdn:l2tp-nosession-timeout=never",
Cisco:Cisco-Avpair = "vpdn:relay-pppoe-bba-group=group-name"
Tunnel-Assignment-Id = assignment-id
その他の関連資料
ここでは、PPPoE リレー機能に関する参考資料を紹介します。
MIB
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なし |
選択したプラットフォーム、Cisco IOS XE ソフトウェア リリース、およびフィーチャ セットの MIB の場所を検索しダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。 http://www.cisco.com/go/mibs |
シスコのテクニカル サポート
|
|
右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。 以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。 • テクニカル サポートを受ける • ソフトウェアをダウンロードする • セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける • ツールおよびリソースへアクセスする – Product Alert の受信登録 – Field Notice の受信登録 – Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索 • Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する • トレーニング リソースへアクセスする • TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。 |
http://www.cisco.com/en/US/support/index.html |
PPPoE リレー ディスカバリのイネーブル化およびサービス選択機能の機能情報
表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。
プラットフォーム サポートとソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、特定のソフトウェア リリース、フィーチャ セット、またはプラットフォームをサポートする Cisco IOS XE のソフトウェア イメージを判別できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
(注) 表 1 に、特定の Cisco IOS XE ソフトウェア リリース群で特定の機能をサポートする Cisco IOS XE ソフトウェア リリースだけを示します。特に明記されていない限り、Cisco IOS XE ソフトウェア リリース群の後続のリリースでもこの機能をサポートします。
表 1 PPPoE リレー ディスカバリのイネーブル化およびサービス選択機能の機能情報
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PPPoE リレー |
Cisco IOS XE Release 2.1 |
PPPoE リレー機能を使用すると、L2TP Access Concentrator(LAC; L2TP アクセス コンセントレータ)から L2TP Network Server(LNS; L2TP ネットワーク サーバ)またはトンネル スイッチ(マルチホップ ノード)に PPP over Ethernet(PPPoE)のアクティブ ディスカバリとサービスの選択の機能を Layer 2 Tunneling Protocol(L2TP; レイヤ 2 トンネリング プロトコル)制御チャネルでリレーできます。 この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。 • 「PPPoE リレー ディスカバリのイネーブル化およびサービス選択機能に関する情報」 • 「PPPoE リレー ディスカバリおよびサービス選択機能をイネーブルにする方法」 この機能は、Cisco IOS XE Release 2.1 に統合されました。 |
PPPoE Service Selection |
Cisco IOS XE Release 2.4 |
この機能は、Cisco IOS XE Release 2.4 に統合されました。 |
Cisco and the Cisco Logo are trademarks of Cisco Systems, Inc. and/or its affiliates in the U.S. and other countries. A listing of Cisco's trademarks can be found at www.cisco.com/go/trademarks . Third party trademarks mentioned are the property of their respective owners. The use of the word partner does not imply a partnership relationship between Cisco and any other company. (1005R)
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