この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco 831 ルータおよび Cisco SOHO 91 イーサネット間ルータは、次のサイトへのブロードバンドまたはイーサネット接続を使用して、企業の在宅勤務者または小規模オフィスを Internet Service Provider(ISP; インターネット サービス プロバイダー)に接続します。
Cisco 831 および Cisco SOHO 91 ルータは、スイッチ対応ルータで、LAN 用の 4 ポート イーサネット スイッチを備えています。ルータは、LAN ポートおよび WAN ポート間のブリッジングとマルチプロトコル ルーティングの機能を備えています。
Cisco 831 および SOHO 91 ルータは、AUX コンソール ポートを通じた高速暗号化、10/100 Mbps スイッチング、およびダイヤル バックアップ機能をサポートします。ルータの自動認識機能によってクロスケーブルが不要となり、ルータは、ストレート ケーブルまたはクロスケーブルを装備した PC/ハブで、MDI(ユーザ モードのメディア依存型インターフェイス)または MDIX(クロスオーバー モードの MDI)の検出ができます。
ダイヤル バックアップ機能を使用することで、ADSL サービスがダウンした場合の WAN へのバックアップ リンクとしてコンソール ポートにアナログ モデムを接続できます。このような機能により Cisco 831 および SOHO 91 ルータでは、高水準のパフォーマンスとセキュリティが実現されます。
Cisco 831 ルータは、ハードウェアベースの暗号化に対応するように設計されていますが、一方 Cisco SOHO 91 はソフトウェアベースの暗号化をサポートします。Cisco 831 ルータは、工場でのアップグレードまたは現場での取り付けオプションとしてフラッシュ メモリまたは SDRAM(同期 DRAM)の増設ができます。SOHO 91 ではメモリ構成は固定されています。
表1-1 に、これらのルータの機能を一覧表示します。
表1-2 に、Cisco 831 および SOHO 91 ルータのポートについての説明を示します。
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図 1-1に、Cisco 831 ルータの前面パネルを示します(図 1-1は Cisco 831 ルータのものですが、Cisco SOHO 91 ルータの前面パネルもこれと同じです)。
図 1-2 に、Cisco 831 ルータの背面パネルを示します(図 1-2は Cisco 831 ルータのものですが、Cisco SOHO 91 ルータの背面パネルもほぼ同じです)。
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表1-3 に、ルータの LED 機能の一覧を示します。