この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco 805 ルータは、リモート オフィスと企業オフィス、またはスモール オフィスと Internet Service Provider(ISP; インターネット サービス プロバイダー)の接続に使用できます。
リモート オフィスと企業オフィスの接続におけるリモート オフィスとは、大規模企業の小規模な事業所(不動産会社の事務所など)です。リモート オフィスのデータのほとんどはリモート オフィス内にありますが、リモート オフィスは大規模な企業オフィスとデータを交換する必要があります。そのため、リモート オフィスには企業オフィスへの接続が必要です。
スモール オフィスと ISP ネットワークの接続におけるスモール オフィスとは、通常、インターネットの情報にアクセスする必要のある小規模な設計事務所のような独立した小規模事業所です。
表1-1 に、Cisco 805 ルータの機能をまとめて示します。
|
|
---|---|
EIA/TIA-232、EIA/TIA-449、EIA/TIA-530、EIA/TIA-530A、X.21、および V.35 Data Terminal Equipment(DTE; データ端末装置)または Data Communications Equipment(DCE; データ通信装置)への接続を提供します。 |
|
ルータには、4 MB のフラッシュ メモリが装備されています。 1 |
|
Windows 95、Windows 98、および Windows NT のソフトウェア ツールを使用して、Cisco 805 の基本的な設定を行うことができます。 |
|
図 1-1 に、Cisco 805 の前面パネルを示します。
詳細は、この章の「LED」を参照してください。
図 1-2 に、Cisco 805 の背面パネルを示します。
ポートの上に適合マーク( )が付いている場合は、そのポートを欧州連合規格に準拠する公衆網に直接接続することができます。
適合マーク( )にバツ印が付いている場合は、そのポートを欧州連合規格に準拠する公衆網に接続することはできません。このタイプの公衆網に接続すると、ご使用のルータに重大な損傷が発生する可能性があります。
HUB/NO HUB ボタンによって、クロス イーサネット ケーブルを用意しなくても、代わりにイエローのイーサネット(ストレート)ケーブルを使用してハブ、サーバ、PC、およびワークステーションを接続できます。このボタンは、イエローのイーサネット ケーブルでルータのイーサネット ポートに接続された装置を識別します。ハブを接続する場合は、このボタンを HUB(入)に設定し、サーバ、PC、またはワークステーションを接続する場合は、NO HUB(出)に設定します。このボタンのデフォルトの設定は HUB です。ボタンを NO HUB にリセットすると、ルータのイーサネット コネクタはイエローのイーサネット ケーブルとの間の送受信信号をクロスします。同等のハブ ボタンの設定がこのルータ ボタンの設定に及ぼす影響については、「Cisco 805 ルータのインストレーション」の「イーサネット装置の接続」を参照してください。
表1-2 に、各 LED の機能を示します。LINK LED 以外の LED はすべてルータの前面パネルにあります。LINK LED はルータの背面パネルにあります。
|
|
|
|
---|---|---|---|
イーサネット装置が接続されていると点灯。 |