この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
シリアル ケーブルを選択する際には、ルータのシリアル ポートに接続するシリアル装置について、次の点を確認する必要があります。
• その装置は、Data Terminal Equipment(DTE; データ端末装置)なのか、それとも Data Communications Equipment(DCE; データ通信装置)なのか。
• その装置のシリアル コネクタには、どのような信号規格が必要か。
• その装置のシリアル コネクタはオス型か、それともメス型か。
(注) Cisco 805 ルータのシリアル インターフェイスは基本的なシリアル インターフェイスです。
シリアル インターフェイスを通じて通信できる装置は、DCE と DTE の 2 種類あります。DCE はネットワークへの物理接続を提供し、トラフィックを転送します。DTE は DCE 装置を通じてネットワークに接続します。通常、DTE 装置は、別の DTE 装置ではなく、DCE 装置に接続されます(同様に、DCE 装置も通常 DTE 装置に接続されます)。
ご使用のシリアル装置の付属マニュアルで、その装置が DTE と DCE のいずれであるかを確認してください。シリアル装置のマニュアルで確認できない場合は、 表A-1 を参照してください。この表は、ルータのシリアル ポートに接続できるシリアル装置と、その装置が DTE と DCE のどちらなのかを示しています。Cisco 805 ルータは、デフォルトでは DTE 装置です。ルータと DTE または DCE 装置の接続に必要なケーブル タイプは、 表A-1 のとおりです。
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1.これらのシリアル装置は、通常、ジャンパ、スイッチ、またはソフトウェア コマンドによって DTE または DCE のモードを選択できます。 |
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ルータとシリアル装置上のシリアル コネクタ、シリアル ケーブル、ケーブル コネクタを通じた信号伝送については、いくつかの規格に定義されています。ルータのシリアル ポートに接続できるのは、次のコネクタ タイプを持つシリアル装置です。
コネクタの基盤からピンが突き出ていればオス型です。コネクタにピンを受け入れる穴があればメス型です。
図A-1 に、Cisco 805 ルータの典型的なシリアル接続を示します。この例では、DTE 装置であるルータと、DCE 装置である CSU/DSU またはモデムが接続されています。
CSU/DSU またはモデムおよびそのシリアル コネクタには、次のような特徴があります。
シリアル装置は DCE なので、ルータと CSU/DSU またはモデムの接続には、DTE ケーブルを使用する必要があります(シリアル装置の接続に必要なケーブル タイプについての詳細は、 表A-2 を参照してください)。
このような特徴があるので、ルータと CSU/DSU またはモデムとの接続に適したシリアル ケーブルは DTE V.35 オス型ケーブルです。
(注) CSU/DSU にメーカー独自のシリアル コネクタが使われていて、シスコのシリアル ケーブルと合わない場合もあります。そのような場合は、メーカー独自仕様のシリアル コネクタをシスコのシリアル コネクタに適合させるためのアダプタ(ピグテール)ケーブルをユーザ側でご用意ください。その際、独自仕様のシリアル コネクタがオス型かメス型かに応じて、適切な型のアダプタ ケーブルを選択する必要があります。
表A-3 に、シスコに発注できるシリアル ケーブルを示します。
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