基本マルチキャスト:インタラクティブなドメイン内マルチキャスト。 企業キャンパス内でマルチキャスト アプリケーションをサポートします。 信頼性の高いマルチキャスト転送である Pragmatic General Multicast(PGM)を含めることにより、ネットワークに追加の完全性を提供できます。
bidir PIM:双方向 PIM は、双方向のデータ フローを提供する共有スパース ツリーを実装するプロトコルの PIM スイートに対する拡張機能です。 PIM-SM とは対照的に、Bidir-PIM ではソース固有のステートをルータに保持することを回避できるため、ツリーを拡張して任意の数のソースに対応できます。
ブロードキャスト:ノードが受信することを求めているかどうかに関係なく、すべてのノードに対してメッセージのコピーを 1 つ送信する 1 対全の通信。
Cisco グループ管理プロトコル(CGMP):レイヤ 2 スイッチが Cisco ルータ上の IGMP 情報を利用してレイヤ 2 転送の決定を行うことを可能にする、シスコによって開発されたプロトコル。 これにより、スイッチは、トラフィックを必要としているポートだけにマルチキャスト トラフィックを転送できます。
デンス モード(DM)(インターネット ドラフト仕様):すべての潜在的なレシーバに対してマルチキャスト データの送信をアクティブに試行し(フラッディング)、セルフプルーニング(グループからの削除)に依存して目的の配信を行います。
指定ルータ(DR):IGMP ホストから受信した IGMP メンバーシップ情報に応えて、加入/プルーニング メッセージのカスケードをアップストリームの RP にルーティングする、PIM-SM ツリー上のルータ。
配信ツリー:マルチキャスト トラフィックは、すべてのソースをグループ内のすべてのレシーバに接続する配信ツリー上で、ソースからマルチキャスト グループに流れます。 このツリーをすべてのソース(共有ツリー)で共有したり、ソース(ソース ツリー)ごとに個別の配信ツリーを構築したりできます。 共有ツリーは一方向または双方向です。
IGMP メッセージ:IGMP メッセージは、IP プロトコル番号 2 および IP ルータ アラート オプション(RFC 2113)を使用して標準 IP データグラムにカプセル化されます。
IGMP スヌーピング:IGMP スヌーピングは、LAN スイッチに対して、ホストからルータに送信された IGMP パケットに含まれるレイヤ 3 情報を検査(「スヌーピング」)することを要求します。 特定のマルチキャスト グループのホストからの IGMP レポートをヒアリングすると、スイッチは、そのホストのポート番号を関連するマルチキャスト テーブル エントリに追加します。 ホストからの IGMP グループ脱退メッセージをヒアリングすると、スイッチは、そのホストのポートをテーブル エントリから削除します。
IGMP 単方向リンク ルーティング(UDLR):シスコの他の UDLR ソリューションでは、IP マルチキャスト ルーティングを、UDLR に対応するように強化された IGMP と組み合わせて使用します。 このソリューションは、多くの衛星リンクに対する優れた拡張性を備えています。
インターネット グループ管理プロトコル(IGMP)v2:IP ルータおよびそれらに直接接続されたホストがマルチキャスト グループ メンバーシップ ステートをやりとりするために使用します。
インターネット グループ管理プロトコル(IGMP)v3:IGMP は、隣接するマルチキャスト ルータに IP マルチキャスト グループ メンバーシップを報告するために IPv4 システムが使用するプロトコルです。 IGMP バージョン 3 では、「ソース フィルタリング」のサポートが追加されています。これは、特定のマルチキャスト アドレスに送信された特定のソース アドレスからのみ(または、特定のソース アドレスを除くすべてのアドレスから)パケットを受信するかどうかを報告するためのシステム機能です。
マルチキャスト:IP トラフィックを 1 つのソースまたは複数のソースから送信し、複数の宛先に配信できるルーティング手法。 各宛先に、個々のパケットを送信する代わりに、マルチキャスト グループと呼ばれる宛先のグループに 1 つのパケットが送信されます。このグループは 1 つの IP 宛先グループ アドレスで識別されます。 マルチキャスト アドレッシングは、複数ホストへの 1 つの IP データグラムの転送をサポートします。
Multicast Routing Monitor(MRM):大規模マルチキャスト ルーティング インフラストラクチャにおいてネットワーク障害検出および分離機能を提供する管理診断ツール。 マルチキャスト ルーティングの問題をほぼリアルタイムでネットワーク管理者に通知するように設計されています。
Multicast Source Discovery Protocol(MSDP):複数の PIM スパース モード(PIM-SM)ドメインを接続するためのメカニズム。 MSDP により、異なるドメインのすべての Rendezvous Point(RP)がマルチキャスト グループのソースを認識できます。 各 PIM-SM ドメインは自身の RP を使用するため、他のドメインの RP に依存する必要はありません。 RP は、MSDP を TCP 上で実行して他のドメインのマルチキャスト ソースを検出します。 MSDP は、グループを送信する送信元のアナウンスにも使用されます。 これらのアナウンスは、ドメイン RP で発信する必要があります。 MSDP は、ドメイン間の動作に関して Multicast BGP(マルチキャスト BGP)に大きく依存しています。
Protocol Independent Multicast(PIM):既存の IP ネットワークでの IP マルチキャスト ルーティングを可能にする、IETF によって規定されたマルチキャスト ルーティング アーキテクチャ。 OSPF や BGP などの基礎となるユニキャスト プロトコルから独立している点が重要です。
プルーニング:マルチキャスト対応ルータが適切なマルチキャスト メッセージを送信して、特定のマルチキャスト グループのマルチキャスト ツリーから自身を削除することを意味するマルチキャスト ルーティング用語。 そのグループにアドレス指定されたマルチキャスト データの受信を停止するため、グループに再加入するまで、接続先のホストにデータを配信できません。
クエリー:接続先のホストからマルチキャスト グループ メンバーシップ情報を引き出すためにルータから送信される IGMP メッセージ。
ランデブー ポイント(RP):PIM-SM 共有マルチキャスト配信ツリーのルートとなるマルチキャスト ルータ。
レポート:マルチキャスト グループにおいてメンバーシップの加入、維持、または脱退を行うホストから送信される IGMP メッセージ。
ソース ツリー:ソースとレシーバの指定ルータ(またはランデブー ポイント)を直接接続し、ネットワークの最短パスを取得するマルチキャスト配信パス。 ソースとレシーバの間で最も効率的にデータをルーティングできますが、RP 以外のデバイスで構築されると、ネットワーク全体で不要なデータ重複が発生する可能性があります。
スパース モード(SM)(RFC 2362):マルチキャスト グループのレシーバへのマルチキャスト データの送信を試行するまで、明示的な加入方式に依存します。
UDLR トンネル:バック チャネル(別のリンク)を使用して、ルーティング プロトコルが一方向のリンクを双方向として認識するようにします。 バック チャネル自体は、特殊な単方向総称ルーティング カプセル化(GRE)トンネルであり、これによってユーザ データ フローの反対方向のトラフィック フローを制御します。 この機能により、IP および関連するユニキャスト/マルチキャスト ルーティング プロトコルは、単方向リンクを論理的な双方向リンクとして認識できます。 このソリューションでは、プロトコルを変更せずに、すべての IP ユニキャストおよびマルチキャスト ルーティング プロトコルに対応できます。 ただし、拡張性がないため、20 を超えるトンネルをアップストリーム ルータにフィードできません。 単方向 GRE トンネルの目的は、制御パケットをダウンストリーム ノードからアップストリーム ノードに移動することです。
ユニキャスト:各要求者に個別にメッセージのコピーを送信するようにソースに要求するポイントツーポイント送信。
単方向リンク ルーティング プロトコル(UDLR):物理的な単方向インターフェイス(広帯域幅の衛星リンクなど)上で、バック チャネルを持つスタブ ネットワークにマルチキャスト パケットを転送するための手段を提供するルーティング プロトコル。
URL Rendezvous Directory(URD):URD は、コンテンツ ストリームの特定のソースに関する情報をネットワークに直接提供する Multicast-Lite ソリューションです。 これにより、ネットワークは、ソースからレシーバへの最も直接的な配信パスをすばやく確立できるため、ストリーミング メディアの受信に必要な時間と労力が大幅に削減されます。 URD により、アプリケーションは、Web ページ リンクまたは Web を介してコンテンツ ストリームのソースを直接識別できます。 この情報は、アプリケーションに戻された後、URD を使用して再びネットワークに伝送されます。
この機能では、URD 対応の Web ページは、Web ページ上のソース、グループ、およびアプリケーションに関する情報を(media-type 経由で)提供します。 関心のあるホストは、Web ページをクリックして HTTP トランザクション内の情報をプルします。 レシーバへのラスト ホップ ルータは、このトランザクションを代行受信し、IANA によって割り当てられた特別なポートに送信します。 ラスト ホップ ルータも URD に対応し、この情報を使用して、PIM ソースであるグループ (S, G) 加入をホストに代わって開始します。