Service Control Application Suite for Broadband インストレーション ガイド
偏向のない言語
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
翻訳について
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
- Updated:
- 2012年3月1日
章のタイトル： SCAS BBのインストール
SCAS BBのインストール
この章では、Service Control Application Suite for Broadband（ SCAS BB） アプリケーションのインストールおよび起動プロセスについて説明します。
SCAS BB アプリケーションのインストールは、3段階に分かれます。
•
pqi ファイルを使用した SCAS BB アプリケーション コンポーネントのインストール
–SCAS Subscriber Manager GUI（任意）
– SCAS BB Service Configuration Utility
• 「始める前に」
始める前に
SCAS BB アプリケーションをインストールする前に、SCEプラットフォームとsmartSUB Manager（SM）（使用されている場合のみ）が正常に動作していることを確認します。
SCEプラットフォームが正常に動作していることを確認するには、次の作業を行います。
ステップ 1 SCEのステータスLEDがグリーンに点滅していることを確認します（他の色は、起動中［オレンジ］、警告［オレンジに点滅］、または障害［レッド］を表します）。
SMが正しくインストールされていることを確認するには、次の作業を行います。
ステップ 1 SMへのTelnetセッションを開き、SM binディレクトリに進み、次のように入力します。
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SCAS BBアプリケーションのインストール
SCEプラットフォームには、 SCAS BB のソフトウェア コンポーネントが2つ存在します。
• SCAS BB SCE用管理プラグイン。サービス コンフィギュレーション操作の一部を実行します。
また、SMには、 SCAS BB のソフトウェア コンポーネントが1つ存在します。
• SCAS BB SM用管理プラグイン。アプリケーション固有の加入者管理操作の一部を実行します。
SCAS BB パッケージ ファイル（*. pqi ）をアップロードすることによって、 SCAS BB がSCEプラットフォームまたはSMにインストールされます。
SCAS BB PQIファイルのインストール
SCEデバイスに SCAS BB PQIファイルをインストールするには、次の作業を行います。
ステップ 2 SCEデバイスのコマンドラインに、次のように入力します。
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smartSUB ManagerへのSCAS BBのインストール（任意）
システム構成にSMが含まれる場合は、SM PQIをインストールします。
SMデバイスに SCAS BB PQIファイルをインストールするには、次の作業を行います。
ステップ 1 FTPで、SMに適切な pqi ファイル（SM用）をアップロードします。
ステップ 3 SM binディレクトリに進み、次のように入力します。
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SCAS BBフロントエンドのインストール
次の SCAS BB フロントエンドは、一度の操作（ウィザード）でインストールされます。以下に内容を説明します。
システム要件
SCAS BB GUIフロントエンドは、Windows 98、Windows 2000、Windows NT、Windows XPが稼働しているコンピュータにインストールできます（256 MBメモリ以上）。
ソフトウェアのインストール
SCAS BB フロントエンドをインストールするには、次の作業を行います。
ステップ 1 SCAS_BB_Clients_Setup.exe をダブルクリックします。
ファイルが展開され、Installation Wizardが開きます。
ステップ 2 インストールが完了するまで、Installation Wizardの手順に従います。
ステップ 3 Finish をクリックして、Installation Wizardを閉じます。
SCAS BB がマシンにインストールされました。「 Start>Programs>Cisco SCAS 」から開くことができます。
SCAS Reporterのインストール
SCAS Reporterをインストールするには、次の作業を行います。
ステップ 1 PCに既にReporterまたはテンプレートがインストールされている場合は、コントロール パネルの「アプリケーションの追加と削除」アイコンから削除します。
ステップ 2 SCASReporter.exe をクリックして、Reporterをインストールします。
ステップ 3 インストールが完了するまで、Installation Wizardの手順に従います。
ステップ 4 rpt-tmpl-scas-bb をクリックして、 SCAS BB テンプレートをインストールします。
ステップ 5 インストールが完了するまで、Installation Wizardの手順に従います。
SCAS BBコマンドライン ユーティリティのインストール
SCAS BB サービス コンフィギュレーション コマンドライン ユーティリティをインストールするには、次の作業を行います。
ステップ 1 scas_bb_util.tgz ファイルの場所を見つけ、WindowsまたはSolarisワークステーションにコピーします。
ステップ 3 bin/ フォルダの下に servconf ユーティリティが入ります。
フロントエンドの起動およびログオン
インストールを実行すると、インストールしたすべてのフロントエンドのショートカットが Start メニューに追加されます。
SCAS SM GUIまたはSCAS Reporterを起動する場合、それぞれSCEプラットフォームまたはCollection Manager（CM）のデバイスに接続する必要があります。SCEプラットフォームからサービス コンフィギュレーションを取り込む場合にも、対応するSCEプラットフォームに接続する必要があります。
SCAS BB Consoleの起動
SCAS BB Consoleを開く手順は、SCEデバイスに接続する必要があるかどうかで、多少異なります。既存のサービス コンフィギュレーションを開いたり、または新しいサービス コンフィギュレーションを作成するだけの場合は、SCEデバイスに接続する必要がありません。ただし、SCEデバイスから実行中のサービス コンフィギュレーションを取り込む場合は、デバイスに接続する必要があります。
SCAS BB Consoleを開き、既存のサービス コンフィギュレーションを開くか、または新しいサービス コンフィギュレーションを作成するには、次の作業を行います。
ステップ 1 Start > Programs > Cisco SCAS > SCAS BB x.x.x > SCAS BB Console を選択します。
ステップ 2 該当するラジオ ボタンをクリックして、既存のサービス コンフィギュレーションを開くか、新しいサービス コンフィギュレーションを作成します。
• 既存のサービス コンフィギュレーションを開く場合： Open a Service Configuration ダイアログが開きます。
• 新しいサービス コンフィギュレーションを作成する場合：新しいサービス コンフィギュレーション ファイルが作成されることを示すメッセージが表示されます。
SCAS BB Consoleを開き、サービス コンフィギュレーションを取り込むには、次の作業を行います。
ステップ 1 Start > Programs > Cisco SCAS > SCAS BB x.x.x > SCAS BB Console を選択します。
ステップ 2 該当するラジオ ボタンをクリックして、SCEデバイスからサービス コンフィギュレーションを取り込みます。
ステップ 4 パスワードおよびSCEデバイスのアドレスを入力します。
SCAS BB Consoleが指定されたSCEプラットフォームに接続され、そのデバイスのサービス コンフィギュレーションがSCAS BB Consoleに表示されます。
サービス コンフィギュレーションが取り込まれると、SCEデバイスとSCAS BB Consoleとの通信は切断されます。
SCAS Subscriber Manager GUIへのアクセス
Start メニューまたはSCAS BB Consoleから、SCAS Subscriber Manager GUIにアクセスできます。Subscriber Manager GUIを開くには、 SCAS BB がSMに接続されている必要があります。
Subscriber Manager GUIに接続するには、次の情報が必要になります。
StartメニューからSMにアクセスするには、次の作業を行います。
ステップ 1 Start > Programs > Cisco SCAS > SCAS BB x.x.x > SCAS Subscriber Manager を選択します。
ステップ 2 パスワードおよびSMのIPアドレスを入力します。
システムがSMに接続され、 SM Main Window が開きます。
SCAS BB ConsoleからSMにアクセスするには、次の作業を行います。
ステップ 1 SCAS BB Consoleで、 Tools > Subscriber Manager を選択します。
ステップ 2 パスワードおよびSMのIPアドレスを入力します。
システムがSMに接続され、 SM Main Window が開きます（上記の図を参照）。
（注） SMに接続するには、SMマシン上のFTPサーバがポート21でイネーブルにされている必要があります。接続パスワードは、pcubeアカウントのパスワードです。
SACS Reporterへのアクセス
Start メニューまたはSCAS BB Consoleから、SCAS Reporterにアクセスできます。SCAS Reporterを開くには、 SCAS BB がCMに接続されている必要があります。
SCAS Reporterにアクセスするには、次の作業を行います。
ステップ 1 以下の2つの方法のうち、利用しやすい方を選択します。
• Start メニューからSCAS Reporterにアクセスする場合
Start > Programs > Cisco SCAS > SCAS BB x.x.x > SCAS Reporter を選択します。
• <GIU>内からSCAS Reporterにアクセスする場合
Connect to Cisco Collection Manager ダイアログが開きます。
ステップ 2 パスワードおよびサーバのIPアドレスを入力します。
SCE IP's フィールドの横にある
ボタンをクリックして、CMに接続されていた、または接続されているすべてのSCEデバイスのIPアドレス リストを表示できます。 Reporter Wizard に表示されるすべてのオプション（使用可能なパッケージ、サービスなど）は、リスト内の最初のSCEプラットフォームに現在適用されているサービス コンフィギュレーションによって決まります。ただし、レポートはリスト内のすべてのSCEデバイスのデータを元に生成されます。目的のSCEプラットフォームがリストの最初に表示されていることを確認します。
1つのSCEプラットフォームに対するレポートだけを生成する場合は、リストから他のIPアドレスを削除します。
DB Host フィールドは、 Server フィールドと同じIPアドレスを表示します。
システムがCMに接続され、 Reporter Main Window が開きます。
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