改善されたアラートワークフロー
[早期アクセス(Early access)] でアラートを操作する方法を改善し、グローバル脅威アラートでアラートを SecureX incident manager にプロモートする方法を改善しました。
SecureX incident manager との統合のメリットを享受するには、グローバル脅威アラートコンソールのアプリケーション設定で SecureX の統合を有効にします。
グローバル脅威アラートコンソールのヘッダーで、[早期アクセス(Early access)] をクリックして有効にします。
[早期アクセス(Early access)] を有効にすると、アラートは [新規(New)]、[オープン(Open)]、または [終了(Closed)] に分類されます。
[新規(New)] アラートのステータスは、[開く(Open)] または [閉じる(Close)] ボタンを使用して変更できます。
グローバル脅威アラートは、拡張された検出や効率的なアラートトリアージなどのコアコンピテンシーに引き続き重点を置いていますが、現在は SecureX エコシステムとより緊密に統合され、ワンクリックで SecureX のインシデント対応ワークフローへ検出をプロモートします。
アラートが開かれると、以下のオプションが用意されています。
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アラートを開いて新しいインシデントにリンク
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アラートを開いて既存のインシデントにリンク
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開くのみ
SecureX incident manager では、インシデントには、[概要(Summary)] や、元のアラートからのすべてのセキュリティ [イベント(Events)] と [監視対象(Observables)] などの詳細が含まれています。その後、調査、エンリッチメント、オーケストレーションといった SecureX の機能を使用して、より詳細に調査して対応することができます。
アラートをインシデントとしてプロモートすることが望ましくない場合でも、グローバル脅威アラートコンソールでのみ [開くのみ(Open only)] を実行でき、作業を追跡できます。
どちらの場合も、完了後はアラートを [閉じる(Close)] ことができます。アラートを閉じるときは、定義されている新しい一連の [閉じる理由(Closing reasons)] から選択するか、自身で理由を指定します。
アラートを閉じるときは、[有用(useful)] または [有用でない(not useful)] として閉じることができます。アラートに関する追加のフィードバックをシスコのチームに提供することもできます。貴重なフィードバックは、今後の検出の改善に活用されます。
閉じる理由は、後で参照できるようにアラートの一部として記録されます。
閉じたアラートを開くことができます。アラートを再び開くと、閉じる理由はすべて削除されます。また、以前にリンクされた SecureX インシデントへの参照も削除されます。ただし、以前と同じ SecureX インシデントであっても、アラートを再度リンクすることを選択できます。