-
- cache コマンド~ clear compression コマンド
- clear configuration session through clear isis コマ ンド
- clear lisp eid コマンド ~ clear xlate コマンド
- client コマンド ~ crl enforcenextupdate コマンド
- crypto am-disable コマンド ~ crypto ipsec security-association replay コマンド
- crypto isakmp disconnect-notify コマンド~ cxsc auth-proxy port コマンド
- dhcpd address
- dhcpd auto_config
- dhcpd dns
- dhcpd domain
- dhcpd enable
- dhcpd lease
- dhcpd option
- dhcpd ping_timeout
- dhcpd reserve-address
- dhcpd update dns
- dhcpd wins
- dhcprelay enable
- dhcprelay information trust-all
- dhcprelay information trusted
- dhcprelay server(グローバル)
- dhcprelay server(インターフェイス)
- dhcprelay server (vti tunnel)
- dhcprelay setroute
- dhcprelay timeout
- dialog
- diameter
- dir
- director-localization
- disable(キャッシュ)
- disable(特権 EXEC)
- disable service-settings(廃止)
- display
- distance
- distance bgp
- distance eigrp
- distance ospf(IPv6 ルータ OSPF)
- distance ospf(ルータ OSPF)
- distribute-list
- distribute-list in(アドレス ファミリ)
- distribute-list in(ルータ)
- distribute-list out(アドレス ファミリ)
- distribute-list out(ルータ)
dhcpd address コマンド ~ distribute-list out コマンド
dhcpd address
DHCP サーバで使用される IP アドレス プールを定義するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpd address コマンドを使用します。既存の DHCP アドレス プールを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
dhcpd address ip_address 1 [ - ip_address 2 ] interface_name
no dhcpd address interface_name
構文の説明
アドレス プールを割り当てるインターフェイス。トランスペアレントモードでは、ブリッジ グループ メンバー インターフェイスを指定します。ルーテッドモードでは、ルーテッドインターフェイスまたは BVI を指定します。ブリッジ グループ メンバー インターフェイスは指定しないでください。 |
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デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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Integrated Routing and Bridging(IRB; 統合ルーティングおよびブリッジング)を使用するときに、ルーテッド モードで BVI にこのコマンドを設定できるようになりました。 |
使用上のガイドライン
DHCP サーバの ASA アドレス プールは、そのアドレス プールが有効な ASA インターフェイスと同じサブネット内にある必要があります。また、 interface_name を使用して関連する ASA インターフェイスを指定する必要があります。
アドレス プールのサイズは、ASA でプールあたり 256 に制限されています。アドレス プールの範囲が 253 アドレスよりも大きい場合、ASA インターフェイスのネットマスクは、クラス C アドレス(たとえば、255.255.255.0)にはできないため、それよりいくらか大きく、たとえば、255.255.254.0 にする必要があります。
DHCP クライアントは、物理的に ASA DHCP サーバ インターフェイスのサブネットに接続されている必要があります。
dhcpd address コマンドでは、「-」(ダッシュ)文字がオブジェクト名の一部ではなく、範囲指定子と解釈されるため、この文字を含むインターフェイス名は使用できません。
no dhcpd address interface_name コマンドは、指定されたインターフェイスに設定されている DHCP サーバ アドレス プールを削除します。
例
次に、ASA の DMZ インターフェイスに DHCP クライアントのアドレス プールおよび DNS サーバを設定する例を示します。
次に、内部インターフェイスに DHCP サーバを設定する例を示します。 dhcpd address コマンドは、そのインターフェイスで DHCP サーバに 10 個の IP アドレスのプールを割り当てます。
関連コマンド
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|---|---|
dhcpd auto_config
DHCP または PPPoE クライアントを実行しているインターフェイスから取得した値、または VPN サーバから取得した値に基づいて、ASA で DHCP サーバに対して DNS、WINS およびドメイン名の値を自動的に設定できるようにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpd auto_config コマンドを使用します。DHCP パラメータの自動設定を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
dhcpd auto_config client_if_name [[ vpnclient-wins-override] interface if_name]
no dhcpd auto_config client_if_name [[ vpnclient-wins-override] interface if_name]
構文の説明
DNS、WINS、およびドメイン名パラメータを提供する DHCP クライアントを実行している、インターフェイスを指定します。 |
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vpnclient パラメータにより、インターフェイス DHCP または PPPoE クライアントの WINS パラメータを上書きします。 |
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
CLI コマンドを使用して DNS、WINS、またはドメイン名パラメータを指定した場合、自動設定によって取得されたパラメータは、CLI により設定されたパラメータで上書きされます。
例
次に、内部インターフェイスに DHCP を設定する例を示します。外部インターフェイス上の DHCP クライアントから取得した DNS、WINS、およびドメイン情報を、内部インターフェイス上の DHCP クライアントに渡すには、 dhcpd auto_config コマンドを使用します。
関連コマンド
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|---|---|
DHCP クライアントとして動作するインターフェイスに DHCP サーバから提供される、DHCP オプションに関する詳細情報を表示します。 |
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dhcpd dns
DHCP クライアントに対して DNS サーバを定義するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpd dns コマンドを使用します。定義されたサーバをクリアするには、このコマンドの no 形式を使用します。
dhcpd dns dnsip1 [ dnsip2 ] [ interface if_name]
no dhcpd dns dnsip1 [ dnsip2 ] [ interface if_name]
構文の説明
サーバに入力した値を適用するインターフェイスを指定します。インターフェイスを指定しない場合、値はすべてのサーバに適用されます。 |
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
dhcpd dns コマンドは、DHCP クライアントに対する DNS サーバの IP アドレスを 1 つまたは複数指定します。2 つの DNS サーバを指定できます。 no dhcpd dns コマンドは、コンフィギュレーションから DNS IP アドレスを削除します。
例
次に、ASA の DMZ インターフェイスに DHCP クライアントのアドレス プールおよび DNS サーバを設定する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
dhcpd domain
DHCP クライアントに対して DNS ドメイン名を定義するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpd dns コマンドを使用します。DNS ドメイン名をクリアするには、このコマンドの no 形式を使用します。
dhcpd domain domain_name [ interface if_name]
no dhcpd domain [ domain_name ] [ interface if_name]
構文の説明
サーバに入力した値を適用するインターフェイスを指定します。インターフェイスを指定しない場合、値はすべてのサーバに適用されます。 |
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
dhcpd domain コマンドは、DHCP クライアントに対する DNS ドメイン名を指定します。 no dhcpd domain コマンドは、コンフィギュレーションから DNS ドメイン サーバを削除します。
例
次に、ASA で DHCP サーバによって DHCP クライアントに提供されるドメイン名を設定する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
dhcpd enable
DHCP サーバをイネーブルにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpd enable コマンドを使用します。DHCP サーバをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
DHCP サーバは、DHCP クライアントにネットワーク コンフィギュレーション パラメータを提供します。ASA 内で DHCP サーバをサポートすることにより、ASA は DHCP を使用して接続されるクライアントを設定できるようになります。 dhcpd enable interface コマンドを使用すると、DHCP デーモンによる、DHCP 対応のインターフェイス上での DHCP クライアントの要求のリッスンをイネーブルにできます。 no dhcpd enable コマンドは、指定したインターフェイス上の DHCP サーバ機能をディセーブルにします。
(注
) マルチ コンテキスト モードの場合は、複数のコンテキストにより使用されているインターフェイス(共有 VLAN)で DHCP サーバをイネーブルにすることはできません。
ASA が DHCP クライアント要求に応答する場合、要求を受信したインターフェイスの IP アドレスとサブネット マスクを、デフォルト ゲートウェイの IP アドレスとサブネット マスクとして応答で使用します。
(注
) ASA DHCP サーバ デーモンは、直接 ASA インターフェイスに接続されていないクライアントはサポートしません。
例
次に、inside インターフェイスで DHCP サーバをイネーブルにする例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
dhcpd lease
DHCP リース期間を指定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpd lease コマンドを使用します。リースのデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
dhcpd lease lease_length [ interface if_name]
no dhcpd lease [ lease_length ] [ interface if_name]
構文の説明
サーバに入力した値を適用するインターフェイスを指定します。インターフェイスを指定しない場合、値はすべてのサーバに適用されます。 |
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DHCP サーバから DHCP クライアントに付与される IP アドレス リース期間を秒単位で指定します。有効な値は 300 ~ 1048575 秒です。 |
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
dhcpd lease コマンドは、DHCP クライアントに与えるリース期間を秒単位で指定します。このリース期間は、DHCP サーバが割り当てた IP アドレスを DHCP クライアントが使用できる期間を示します。
no dhcpd lease コマンドは、コンフィギュレーションから指定したリース期間を削除して、この値をデフォルト値の 3600 秒に置き換えます。
例
次に、DHCP クライアントに対する DHCP 情報のリース期間を指定する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
dhcpd option
DHCP オプションを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpd option コマンドを使用します。オプションをクリアするには、このコマンドの no 形式を使用します。
dhcpd option code { ascii string } | { ip IP_address [ IP_address ]} | { hex hex_string } [ interface if_name]
no dhcpd option code [ interface if_name]
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
dhcpd option コマンドを使用して、TFTP サーバ情報を Cisco IP Phone およびルータに提供することができます。
DHCP オプション要求が ASA DHCP サーバに到着すると、ASA は dhcpd option コマンドで指定された値を、クライアントに対する応答に入れます。
dhcpd option 66 コマンドおよび dhcpd option 150 コマンドは、Cisco IP Phone およびルータがコンフィギュレーション ファイルをダウンロードするときに使用する TFTP サーバを指定します。これらのコマンドは、次のように使用します。
- dhcpd option 66 ascii string 。ここで、 string は TFTP サーバの IP アドレスまたはホスト名です。オプション 66 には、TFTP サーバを 1 つだけ指定できます。
- dhcpd option 150 ip IP_address [ IP_address ]。ここで、 IP_address は TFTP サーバの IP アドレスです。オプション 150 には、最大 2 つの IP アドレスを指定できます。
(注
) dhcpd option 66 コマンドは ascii パラメータのみ受け付け、dhcpd option 150 コマンドは ip パラメータのみ受け付けます。
dhcpd option 66 | 150 コマンドに IP アドレスを指定するときには、次のガイドラインに従ってください。
- TFTP サーバが DHCP サーバ インターフェイス上にある場合、TFTP サーバのローカル IP アドレスを使用します。
- TFTP サーバが DHCP サーバ インターフェイスよりもセキュリティが低いインターフェイス上にある場合は、一般の発信ルールが適用されます。DHCP クライアント用の NAT エントリ、グローバル エントリ、およびアクセス リスト エントリを作成し、TFTP サーバの実際の IP アドレスを使用します。
- TFTP サーバがよりセキュリティの高いインターフェイス上にある場合は、一般の着信ルールが適用されます。TFTP サーバ用のスタティック ステートメントとアクセス リスト ステートメントのグループを作成し、TFTP サーバのグローバル IP アドレスを使用します。
その他の DHCP オプションの詳細については、RFC 2132 を参照してください。
(注
) ASA は、指定されたオプションのタイプおよび値が、RFC 2132 に定義されているオプション コードに対して期待されているタイプおよび値と一致するかどうかは確認しません。たとえば、dhcpd option 46 ascii hello コマンドを入力できます。RFC 2132 では、オプション 46 は 1 桁の 16 進数値として定義されていますが、ASA はこのコンフィギュレーションを受け入れます。
dhcpd option コマンドで次の DHCP オプションは設定できません。
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|---|---|
例
次に、DHCP オプション 66 に TFTP サーバを指定する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
dhcpd ping_timeout
DHCP ping のデフォルト タイムアウトを変更するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpd ping_timeout コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
dhcpd ping_timeout number [ interface if_name]
no dhcpd ping_timeout [ interface if_name]
構文の説明
サーバに入力した値を適用するインターフェイスを指定します。インターフェイスを指定しない場合、値はすべてのサーバに適用されます。 |
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デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
アドレスの競合を避けるため、DHCP サーバは、アドレスを DHCP クライアントに割り当てる前に 2 つの ICMP ping パケットをアドレスに送信します。ASA は、DHCP クライアントに IP アドレスを割り当てる前に、両方の ICMP ping パケットがタイムアウトになるのを待ちます。たとえば、デフォルト値が使用された場合、ASA は IP アドレスを割り当てる前に、1500 ミリ秒(各 ICMP ping パケットに対して 750 ミリ秒)待ちます。
例
次に、 dhcpd ping_timeout コマンドを使用して、DHCP サーバの ping タイムアウト値を変更する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
dhcpd reserve-address
インターフェイスの DHCP アドレスを予約するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpd reserved-address コマンドを使用します。既存の DHCP アドレス予約を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
dhcpd reserve-address ip_address mac_address if_name
no dhcpd reserve_address ip_address mac_address if_name
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
予約済みアドレスは設定済みのアドレスプールから取得する必要があり、アドレスプールは ASA インターフェイスと同じサブネット上にある必要があります。トランスペアレントモードでは、ブリッジ グループ メンバー インターフェイスを指定します。ルーテッドモードでは、ルーテッドインターフェイスまたは BVI を指定します。ブリッジ グループ メンバー インターフェイスは指定しないでください。
例
次の例では、 dhcpd reserve-address コマンドを使用して、クライアントの MAC アドレスに基づきアドレスプールからクライアントに特定のアドレスを割り当てる方法について示します。
関連コマンド
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|---|---|
dhcpd update dns
DHCP サーバによる DDNS アップデートの実行をイネーブルにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpd update dns コマンドを使用します。DHCP サーバによる DDNS をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
dhcpd update dns [both] [override] [interface srv_ifc_name ]
no dhcpd update dns [both] [override] [interface srv_ifc_name ]
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
DDNS は、DNS で保持されている名前/アドレスおよびアドレス/名前のマッピングを更新します。更新は DHCP サーバと連携して実行されます。 dhcpd update dns コマンドはサーバによる更新をイネーブルにします。
名前とアドレスのマッピングは、次の 2 タイプの RR に保持されます。
DDNS アップデートを使用して、A RR タイプと PTR RR タイプとの間で一貫した情報を保持できます。
dhcpd update dns コマンドを使用すると、DHCP サーバが A RR と PRT RR の両方の更新、または PTR RR 更新のみを実行するように設定できます。DHCP クライアントからの更新要求を上書きするように設定することもできます。
例
次に、DDNS サーバが DHCP クライアントからの要求を上書きし、A と PTR の両方のアップデートを実行するよう設定する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
dhcpd wins
DHCP クライアントに対して WINS サーバ IP アドレスを定義するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpd wins コマンドを使用します。コンフィギュレーションから WINS サーバ IP アドレスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
dhcpd wins server1 [server2] [ interface if_name]
no dhcpd wins [ server1 [ server2 ]] [ interface if_name]
構文の説明
サーバに入力した値を適用するインターフェイスを指定します。インターフェイスを指定しない場合、値はすべてのサーバに適用されます。 |
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デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
dhcpd wins コマンドは、DHCP クライアント用の WINS サーバのアドレスを指定します。 no dhcpd wins コマンドは、コンフィギュレーションから WINS サーバの IP アドレスを削除します。
例
次に、DHCP クライアントに送信される WINS サーバ情報を指定する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
dhcprelay enable
DHCP リレー エージェントをイネーブルにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcprelay enable コマンドを使用します。DHCP リレー エージェントをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
dhcprelay enable interface_name
no dhcprelay enable interface_name
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
DHCP リレー エージェントでは、指定した ASA インターフェイスから指定した DHCP サーバに DHCP 要求を転送できます。
ASA が dhcprelay enable interface_name コマンドを使用して DHCP リレー エージェントを開始するには、 dhcprelay server コマンドがコンフィギュレーションにすでに存在している必要があります。このコマンドがない場合、ASA は次に示すようなエラー メッセージを表示します。
- 同じインターフェイス上で DHCP リレーと DHCP リレー サーバをイネーブルにすることはできません。
- 同じインターフェイス上で DHCP リレーと DHCP サーバ( dhcpd enable )をイネーブルにすることはできません。
- DHCP サーバもイネーブルになっている場合、DHCP リレー エージェントをイネーブルにできません。
- マルチ コンテキスト モードの場合、複数のコンテキストにより使用されているインターフェイス(共有 VLAN)で DHCP リレーをイネーブルにすることはできません。
no dhcprelay enable interface_name コマンドは、 interface_name 引数で指定されたインターフェイスの DHCP リレー エージェント コンフィギュレーションだけを削除します。
例
次に、IP アドレス 10.1.1.1 が設定されている DHCP サーバに対する DHCP リレー エージェントを ASA の外部インターフェイスに設定し、クライアント要求を ASA の内部インターフェイスに設定して、タイムアウト値を 90 秒に設定する例を示します。
次に、DHCP リレー エージェントをディセーブルにする例を示します。
関連コマンド
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DHCP リレー エージェントが DHCP 応答でデフォルト ルータ アドレスとして使用する IP アドレスを定義します。 |
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dhcprelay information trust-all
指定されたインターフェイスを信頼できるインターフェイスとして設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcprelay information trust-all コマンドを使用します。
dhcprelay information trust-all
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
このコマンドは、特定のインターフェイスを信頼できるインターフェイスとして設定します。インターフェイス固有の信頼できるコンフィギュレーションを表示するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで show running-config dhcprelay interface コマンドを使用します。インターフェイス コンフィギュレーション モードで特定のインターフェイスを信頼できるインターフェイスとして設定するには、 dhcprelay information trusted コマンドを使用します。グローバル コンフィギュレーション モードで特定のインターフェイスを信頼できるインターフェイスとして設定するには、 show running-config dhcprelay コマンドを使用します。
例
次に、グローバル コンフィギュレーション モードで指定のインターフェイスを信頼できるインターフェイスとして設定する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
DHCP リレー エージェントが DHCP 応答でデフォルト ルータ アドレスとして使用する IP アドレスを定義します。 |
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dhcprelay information trusted
指定されたインターフェイスを信頼できるインターフェイスとして設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで dhcprelay information trusted コマンドを使用します。
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
このコマンドは、特定のインターフェイスを信頼できるインターフェイスとして設定します。インターフェイス固有の信頼できるコンフィギュレーションを表示するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで show running-config dhcprelay interface コマンドを使用します。グローバル コンフィギュレーション モードで特定のインターフェイスを信頼できるインターフェイスとして設定するには、 dhcprelay information trust-all コマンドを使用します。グローバル コンフィギュレーション モードで特定のインターフェイスを信頼できるインターフェイスとして設定するには、 show running-config dhcprelay コマンドを使用します。
例
次に、指定されたインターフェイスを信頼できるインターフェイスとして設定する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
DHCP リレー エージェントが DHCP 応答でデフォルト ルータ アドレスとして使用する IP アドレスを定義します。 |
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dhcprelay server(グローバル)
DHCP 要求の転送先の DHCP サーバを指定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpreplay server コマンドを使用します。DHCP サーバを DHCP リレー コンフィギュレーションから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
dhcprelay server [ interface_name ]
no dhcprelay server [ interface_name ]
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
DHCP リレー エージェントでは、指定した ASA インターフェイスから指定した DHCP サーバに DHCP 要求を転送できます。インターフェイスあたり最大 10 個の DHCP リレー サーバを追加できます。 dhcprelay enable コマンドを入力する前に、少なくとも 1 つの dhcprelay server コマンドを ASA コンフィギュレーションに追加する必要があります。DHCP リレー サーバが設定されているインターフェイス上には、DHCP クライアントを設定できません。
dhcprelay server コマンドは、指定したインターフェイス上で UDP ポート 67 を開き、 dhcprelay enable コマンドがコンフィギュレーションに追加されるとすぐに DHCP リレー タスクを開始します。
例
次に、IP アドレス 10.1.1.1 が設定されている DHCP サーバに対する DHCP リレー エージェントを ASA の outside インターフェイスに設定し、クライアント要求を ASA の inside インターフェイスに設定して、タイムアウト値を 90 秒に設定する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
DHCP リレー エージェントが DHCP 応答でデフォルト ルータ アドレスとして使用する IP アドレスを定義します。 |
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dhcprelay server(インターフェイス)
DHCP 要求の転送先の DHCP リレー インターフェイス サーバを指定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで dhcpreplay server コマンドを使用します。DHCP リレー インターフェイス サーバを DHCP リレー コンフィギュレーションから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
no dhcprelay server ip_address
構文の説明
DHCP リレー エージェントがクライアント DHCP 要求を転送する DHCP リレー インターフェイス サーバの IP アドレスを指定します。 |
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
DHCP リレー エージェントでは、指定した ASA インターフェイスから指定した DHCP サーバに DHCP 要求を転送できます。インターフェイスあたり最大 4 つの DHCP リレー サーバを追加できます。 dhcprelay enable コマンドを入力する前に、少なくとも 1 つの dhcprelay server コマンドを ASA コンフィギュレーションに追加する必要があります。DHCP リレー サーバが設定されているインターフェイス上には、DHCP クライアントを設定できません。
dhcprelay server コマンドは、指定したインターフェイス上で UDP ポート 67 を開き、 dhcprelay enable コマンドがコンフィギュレーションに追加されるとすぐに DHCP リレー タスクを開始します。
インターフェイス コンフィギュレーション モードでは、 dhcprelay server ip_address コマンドを使用して、インターフェイスごとに DHCP リレー サーバ(ヘルパーと呼ばれる)アドレスを設定できます。これは、インターフェイスで DHCP 要求を受信し、ヘルパー アドレスが設定されている場合、その要求はそれらのサーバにのみ転送されることを意味します。
no dhcprelay server ip_address コマンドを使用すると、インターフェイスはそのサーバへの DHCP パケットの転送を停止し、 ip_address 引数で指定されている DHCP サーバの DHCP リレー エージェント コンフィギュレーションを削除します。
このコマンドは、グローバル コンフィギュレーション モードで設定された DHCP リレー サーバより優先されます。つまり、DHCP リレー エージェントは、クライアント検出メッセージを最初に DHCP リレー インターフェイス サーバに、次に DHCP グローバル リレー サーバに転送します。
例
次に、IP アドレス 10.1.1.1 が設定されている DHCP リレー インターフェイス サーバに対する DHCP リレー エージェントを ASA の outside インターフェイスに設定し、クライアント要求を ASA の inside インターフェイスに設定して、タイムアウト値を 90 秒に設定する例を示します。
関連コマンド
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DHCP リレー エージェントが DHCP 応答でデフォルト ルータ アドレスとして使用する IP アドレスを定義します。 |
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dhcprelay server (vti tunnel)
VTI トンネルインターフェイスを介して DHCP リレーサーバに到達するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcpreplay server コマンドを使用します。
dhcprelay server ip_address vti-ifc-name
構文の説明
DHCP リレーエージェントが DHCP サーバに DHCP パケットを転送する VTI インターフェイスの名前を指定します。 |
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
DHCP リレー エージェントでは、指定した ASA インターフェイスから指定した DHCP サーバに DHCP 要求を転送できます。ただし、リレーエージェントは物理インターフェイスでのみ設定できます。VTI インターフェイスは論理インターフェイスであったため、DHCP リレー要求を転送できませんでした。
ASA 9.14(1) 以降は、このコマンドを使用して、DHCP リレーサーバが VTI トンネルインターフェイスを介してパケットを転送できます。
例
次の例では、DHCP リレーエージェントを VTI トンネルで設定する方法について示します。まず、次のように VTI トンネルを作成します。
ここで、トンネル名を使用して DHCP リレーサーバを設定します。
dhcprelay setroute
DHCP 応答にデフォルト ゲートウェイ アドレスを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcprelay setroute コマンドを使用します。デフォルト ルータを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
no dhcprelay setroute interface
構文の説明
最初のデフォルト IP アドレス(DHCP サーバから送信されるパケット内にある)を interface のアドレスに変更するように DHCP リレー エージェントを設定します。 |
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
このコマンドを使用すると、DHCP 応答のデフォルト IP アドレスは、指定された ASA インターフェイスのアドレスに置き換えられます。 dhcprelay setroute interface コマンドを使用すると、DHCP リレー エージェントが最初のデフォルト ルータ アドレス(DHCP サーバから送信されるパケット内にある)を interface のアドレスに変更するように設定できます。
パケット内にデフォルトのルータ オプションがない場合、ASA は interface アドレスを含むデフォルト ルータを追加します。その結果、クライアントは自分のデフォルト ルートが ASA に向かうように設定できます。
dhcprelay setroute interface コマンドを設定しない場合(かつパケット内にデフォルトのルータ オプションがある場合)、パケットは、ルータ アドレスが変更されないまま ASA を通過します。
例
次に、DHCP 応答のデフォルト ゲートウェイを外部 DHCP サーバから ASA の inside インターフェイスに設定する例を示します。
関連コマンド
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dhcprelay timeout
DHCP リレー エージェントのタイムアウト値を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dhcprelay timeout コマンドを使用します。タイムアウト値をデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
dhcprelay timeout コマンドは、DHCP サーバからの応答がリレー バインディング構造を通して DHCP クライアントに進むことが許されている時間を秒単位で設定します。
例
次に、IP アドレス 10.1.1.1 が設定されている DHCP サーバに対する DHCP リレー エージェントを ASA の外部インターフェイスに設定し、クライアント要求を ASA の内部インターフェイスに設定して、タイムアウト値を 90 秒に設定する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
DHCP リレー エージェントが DHCP 応答でデフォルト ルータ アドレスとして使用する IP アドレスを定義します。 |
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dialog
WebVPN ユーザに表示されるダイアログボックス メッセージをカスタマイズするには、webvpn カスタマイゼーション コンフィギュレーション モードで dialog コマンドを使用します。コンフィギュレーションからコマンドを削除して、値が継承されるようにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
dialog { title | message | border } style value
no dialog { title | message | border } style v alue
構文の説明
デフォルト
デフォルトのタイトルのスタイルは background-color:#669999;color:white です。
デフォルトのメッセージのスタイルは background-color:#99CCCC;color:black です。
デフォルトの境界線のスタイルは border:1px solid black;border-collapse:collapse です。
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
style オプションは、任意の有効な CSS パラメータとして表されます。これらのパラメータについては、このマニュアルでは説明しません。CSS パラメータの詳細については、World Wide Web Consortium の Web サイト(www.w3.org)の CSS 仕様を参照してください。『CSS 2.1 Specification』の「Appendix F」には、CSS パラメータの使いやすいリストがあります。この付録は www.w3.org/TR/CSS21/propidx.html で入手できます。
ここでは、WebVPN ページに対する変更で最もよく行われるページの配色を変更するためのヒントを紹介します。
- カンマ区切りの RGB 値、HTML の色値、または色の名前(HTML で認識される場合)を使用できます。
- RGB 形式は 0,0,0 で、各色(赤、緑、青)を 0 ~ 255 の範囲の 10 進数値で入力します。このカンマ区切りのエントリは、他の 2 色と組み合わせる各色の明度レベルを示します。
- HTML 形式は #000000 で、16 進形式の 6 桁の数値です。先頭と 2 番目は赤を、3 番目と 4 番目は緑を、5 番目と 6 番目は青を表しています。
(注
) WebVPN ページを簡単にカスタマイズするには、ASDM を使用することを推奨します。ASDM には、色見本やプレビュー機能など、スタイルの要素を設定するための便利な機能があります。
例
次に、ダイアログボックス メッセージの文字表示色を青色に変更するようにカスタマイズする例を示します。
関連コマンド
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diameter
カスタム Diameter 属性値ペア(AVP)を Diameter インスペクション クラスまたはポリシー マップに使用するために作成するには、 diameter コマンドを使用します。既存のカスタム AVP を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
diameter avp name code value data-type type [ vendor-id id_number ] [ description text ]
no diameter avp name code value data-type type [ vendor-id id_number ] [ description text ]
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
新しい属性値ペア(AVP)が定義され、登録されると、カスタム Diameter AVP を作成して、Diameter インスペクション ポリシー マップにそれらを定義し、使用することができます。RFC または AVP を定義するその他のソースから AVP の作成に必要な情報を取得します。
カスタム AVP は、AVP 照合用の Diameter インスペクション ポリシー マップまたはクラス マップで使用する場合にのみ、作成します。
例
次に、カスタム AVP の作成方法と、Diameter インスペクション ポリシー マップでの使用方法の例を示します。
関連コマンド
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dir
ディレクトリの内容を表示するには、特権 EXEC モードで dir コマンドを使用します。
dir [ /all ] [ all-filesystems ] [/recursive] [ disk0: | disk1: | flash: | system:] [ path]
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
例
次に、ファイル システム全体の内容を再帰的に表示する例を示します。
次に、フラッシュ パーティションの内容を表示する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
director-localization
ディレクタのローカリゼーションを有効にして、データセンターのサイト間クラスタリングのパフォーマンスを向上させ、ラウンドトリップ時間の遅延を減らすには、クラスタ グループ コンフィギュレーション モードで director-localization コマンドを使用します。ディレクタのローカリゼーションをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
構文の説明
コマンド デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
通常、新しい接続は特定のサイト内のクラスタ メンバーによってロード バランスされ、所有されています。ただし、ASA は任意のサイトのメンバーにディレクタ ロールを割り当てます。ディレクタ ローカリゼーションにより、所有者と同じサイトのローカル ディレクタ、どのサイトにも存在可能なグローバル ディレクタという追加のディレクタ ロールが有効になります。所有者とディレクタが同一サイトに存在すると、パフォーマンスが向上します。また、元の所有者が失敗した場合、ローカルなディレクタは同じサイトで新しい接続の所有者を選択します。グローバルなディレクタは、クラスタ メンバーが別のサイトで所有される接続のパケットを受信する場合に使用されます。
ブートストラップ設定でクラスタ メンバーのサイト ID を設定します。
次のトラフィック タイプは、ローカリゼーションをサポートしていません:NAT および PAT トラフィック、SCTP 検査されたトラフィック、フラグメンテーション所有クエリ。
例
次に、cluster1 のディレクタのローカリゼーションをイネーブルにする例を示します。
関連コマンド
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conn フラグ「l」は、スタブ フローがローカル ディレクタ「Yl」またはローカル バックアップ「yl」であることを示します。 |
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disable(キャッシュ)
WebVPN に対するキャッシングをディセーブルにするには、キャッシュ コンフィギュレーション モードで disable コマンドを使用します。キャッシングを再度イネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
キャッシングによって頻繁に再利用されるオブジェクトはシステム キャッシュに保存され、コンテンツを繰り返しリライトしたり圧縮したりする必要性を減らすことができます。キャッシングにより、WebVPN とリモート サーバおよびエンド ユーザのブラウザの両方の間のトラフィックが削減されて、多くのアプリケーションの実行効率が大幅に向上されます。
例
次に、キャッシングをディセーブルにしてから、それを再度イネーブルにする例を示します。
ciscoasa(config)# webvpn
ciscoasa(config-webvpn)# cache
関連コマンド
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disable(特権 EXEC)
特権 EXEC モードを終了してユーザ EXEC モードに戻るには、特権 EXEC モードで disable コマンドを使用します。
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
enable コマンドを使用して、特権モードを開始します。 disable コマンドは、特権モードを終了して、ユーザ モードに戻ります。
(注
) ユーザ名を使用して ASA にログインしている場合、disable と入力するとユーザ ID がデフォルトの enable_1 ユーザ名に変更されます。
例
> enable
disable
>
関連コマンド
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|---|---|
disable service-settings(廃止)
電話プロキシ機能の使用時に IP 電話のサービス設定をディセーブルにするには、電話プロキシ コンフィギュレーション モードで disable service-settings コマンドを使用します。IP 電話の設定を保持するには、このコマンドの no 形式を使用します。
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
デフォルトでは、次の設定内容が IP 電話ではディセーブルになります。
設定されている各 IP フォンの CUCM で設定されている設定を保持するには、 no disable service-settings コマンドを設定します。
例
次に、ASA で電話プロキシ機能を使用する IP Phone の設定を保持する例を示します。
ciscoasa(config-phone-proxy)# no disable service-settings
関連コマンド
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display
ASA が DAP 属性データベースに書き込む属性値のペアを表示するには、DAP テスト属性モードで display コマンドを入力します。
コマンド デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
通常、ASA は AAA サーバからユーザ認可属性を取得し、Cisco Secure Desktop、Host Scan、CNA または NAC からエンドポイント属性を取得します。test コマンドの場合、ユーザ認可属性とエンドポイント属性をこの属性モードで指定します。ASA は、これらの属性を、DAP サブシステムが DAP レコードの AAA 選択属性およびエンドポイント選択属性を評価するときに参照する属性データベースに書き込みます。 display コマンドを使用すると、これらの属性をコンソールに表示できます。
関連コマンドl
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distance
IS-IS プロトコルによって検出されたルートに割り当てられるアドミニストレーティブ ディスタンスを定義するには、ルータ ISIS コンフィギュレーション モードで distance コマンドを使用します。コンフィギュレーション ファイルから distance コマンドを削除して、ソフトウェアがディスタンス定義を削除するようにシステムをデフォルト状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
アドミニストレーティブ ディスタンスは、1 ~ 255 の数値です。通常は、値が大きいほど、信頼性の格付けが下がります。255 のアドミニストレーティブ ディスタンスは、ルーティング情報源がまったく信頼できないため、無視すべきであることを意味します。重み値は主観的に選択します。重み値を選択するための定量的方法はありません。
distance コマンドは、IS-IS ルートがルーティング情報ベース(RIB)に挿入されるときに適用されるアドミニストレーティブ ディスタンスを設定し、他のプロトコルによって検出された同じ宛先アドレスへのルートよりもこれらのルートが優先される可能性に影響を与えるために使用します。
例
次に、すべての IS-IS ルートに距離 20 を割り当てる例を示します。
ciscoasa(config)# router isis
ciscoasa(config-router)#distance 20 ip
関連コマンド
distance bgp
BGP ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを設定するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで distance bgp コマンドを使用します。アドミニストレーティブ ディスタンスをデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
distance bgp external-distance internal-distance local-distance
構文の説明
デフォルト
このコマンドを設定しない場合、または no 形式を入力した場合は、次の値が使用されます。
external-distance:20
internal-distance:200
local-distance:200
(注
) アドミニストレーティブ ディスタンスが 255 のルートはルーティング テーブルに格納されません。
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
distance bgp コマンドは、個々のルータやルータのグループなど、ルーティング情報送信元の信頼性の格付けを設定するために使用されます。アドミニストレーティブ ディスタンスを数値で表すと、1 ~ 255 の正の整数です。
通常は、値が大きいほど、信頼性の格付けが下がります。アドミニストレーティブ ディスタンスが 255 の場合はルーティング情報の送信元をまったく信頼できないため、無視する必要があります。他のプロトコルが外部 BGP(eBGP)によって実際に学習されたルートよりも良いルートをノードに提供できることがわかっている場合、または一部の内部ルートが BGP によって優先されるべきである場合、このコマンドを使用します。
例
次の例では、外部ディスタンスを 10、内部ディスタンスを 50、ローカル ディスタンスを 100 に設定しています。
distance eigrp
内部および外部 EIGRP ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで distance eigrp コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
distance eigrp internal-distance external-distance
構文の説明
EIGRP 外部ルートのアドミニストレーティブ ディスタンス。外部ルートとは、最適パスを自律システムの外部にあるネイバーから学習するルートです。有効な値は、1 ~ 255 です。 |
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EIGRP 内部ルートのアドミニストレーティブ ディスタンス。内部ルートとは、同じ自律システム内の別のエンティティから学習されるルートです。有効な値は、1 ~ 255 です。 |
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
各ルーティング プロトコルには、他のルーティング プロトコルと異なるアルゴリズムに基づいたメトリックがあるため、異なるルーティング プロトコルによって生成された同じ宛先への 2 つのルートのいずれが「最適パス」であるかは、必ずしも判別できません。アドミニストレーティブ ディスタンスは、2 つの異なるルーティング プロトコルから同じ宛先に複数の異なるルートがある場合に、ASA が最適なパスの選択に使用するルート パラメータです。
ASA で複数のルーティング プロトコルが実行されている場合、 distance eigrp コマンドを使用して、EIGRP ルーティング プロトコルが検出するルートのデフォルト アドミニストレーティブ ディスタンスを、他のルーティング プロトコルと関連付けて調整できます。 表12-1 に、ASA でサポートされているルーティング プロトコルのデフォルトのアドミニストレーティブ ディスタンスを示します。
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|---|---|
このコマンドの no 形式はキーワードまたは引数を使用しません。コマンドの no 形式を使用すると、内部と外部の両方の EIGRP ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスがデフォルトに戻されます。
例
次に、 distance eigrp コマンドを使用して、すべての EIGRP 内部ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを 80 に、すべての EIGRP 外部ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを 115 に設定する例を示します。EIGRP 外部ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを 115 に設定すると、EIGRP によって検出されたルートが、RIP(OSPF ではなく)によって検出された同じルートを経由する特定の宛先設定に渡されます。
関連コマンド
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distance ospf(IPv6 ルータ OSPF)
ルート タイプに基づいて OSPFv3 ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを定義するには、IPv6 ルータ OSPF コンフィギュレーション モードで distance コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
distance [ ospf { external | intra-area | inter-area }] distance
no distance [ ospf { external | intra-area | inter-area }] distance
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
例
次に、OSPFv3 に対して外部タイプ 5 およびタイプ 7 のルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを 200 に設定する例を示します。
関連コマンド
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|---|---|
distance ospf(ルータ OSPF)
ルート タイプに基づいて OSPFv2 ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを定義するには、ルータ OSPF コンフィギュレーション モードで distance ospf コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
distance ospf [ intra-area d1 ] [ inter-area d2 ] [ external d3 ]
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
少なくとも 1 つのキーワードと引数を指定する必要があります。アドミニストレーティブ ディスタンスのタイプごとにコマンドを個別に入力することができますが、コンフィギュレーションでは 1 つのコマンドとして表示されます。アドミニストレーティブ ディスタンスを再入力する場合、対象ルート タイプのアドミニストレーティブ ディスタンスだけが変更されます。その他のルート タイプのアドミニストレーティブ ディスタンスは影響されません。
このコマンドの no 形式はキーワードまたは引数を使用しません。コマンドの no 形式を使用すると、すべてのルート タイプのアドミニストレーティブ ディスタンスがデフォルトに戻されます。複数のルート タイプを設定している場合、1 つのルート タイプをデフォルトのアドミニストレーティブ ディスタンスに戻すには、次のいずれかを実行します。
例
次に、外部ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを 150 に設定する例を示します。
次に、各ルート タイプに入力した個別のコマンドが、ルータ コンフィギュレーションで 1 つのコマンドとして表示される例を示します。
次に、各アドミニストレーティブ ディスタンスを 105 に設定し、次に外部アドミニストレーティブ ディスタンスのみを 150 に変更する例を示します。 show running-config router ospf コマンドは、外部ルート タイプの値だけが変更され、その他のルート タイプでは以前に設定された値が保持されている状況を示します。
関連コマンド
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|---|---|
distribute-list
Open Shortest Path First(OSPF)アップデートで受信または転送されるネットワークをフィルタリングするには、ルータ OSPF コンフィギュレーション モードで distribute-list コマンドを使用します。フィルタを変更またはキャンセルするには、このコマンドの no 形式を使用します。
distribute-list access-list name [ in |out] [ interface if_name ]
no distribute-list access-list name [ in |out]
構文の説明
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
例
次に、外部インターフェイスで受信する OSPF ルーティング アップデートをフィルタリングする例を示します。この例では、10.0.0.0 ネットワークのルートを受け入れ、他のすべてのルートを廃棄します。
関連コマンド
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|---|---|
distribute-list in(アドレス ファミリ)
Border Gateway Protocol(BGP)の着信アップデートで受信したルートまたはネットワークをフィルタリングするには、アドレスファミリ コンフィギュレーション モードで distribute-list in コマンドを使用します。アドレスファミリ コンフィギュレーション モードにアクセスするには、 router bgp コマンドを入力します。配布リストを削除し、これを実行コンフィギュレーション ファイルから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
distribute-list { acl-name | prefix list-name} in
no distribute-list { acl-name | prefix list-name} in
構文の説明
標準 IP アクセス リスト名。アクセス リストは、ルーティング アップデートで受信されるネットワークと抑制されるネットワークを定義します。 |
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プレフィックス リストの名前。プレフィックス リストは、一致プレフィックスに基づいて、受信されるネットワークとルーティング アップデートで抑制されるネットワークを定義します。 |
デフォルト
このコマンドが、事前定義済みのアクセス リストまたはプレフィックス リストなしで設定されている場合、配布リストではデフォルトですべてのトラフィックが許可されます。
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
distribute-list in コマンドは、BGP の着信アップデートをフィルタリングするために使用されます。このコマンドを設定する前に、アクセス リストまたはプレフィックス リストを定義する必要があります。標準アクセス リストおよび拡張アクセス リストがサポートされています。IP プレフィックス リストは、プレフィックス ビット長に基づいたフィルタリングに使用されます。ネットワーク全体、サブネット、スーパーネット、または単一のホスト ルートを指定できます。配布リストを設定する場合は、プレフィックス リストとアクセス リストのコンフィギュレーションは相互に排他的です。配布リストを有効にする前に、clear bgp コマンドを使用してセッションをリセットする必要があります。
例
次の例では、プレフィックス リストと配布リストを定義して、ネットワーク 10.1.1.0/24、ネットワーク 192.168.1.0、およびネットワーク 10.108.0.0 からのトラフィックだけを受け入れるように BGP ルーティング プロセスを設定しています。着信ルート リフレッシュが開始され、配布リストがアクティブ化されます。
次の例では、アクセス リストと配布リストを定義して、ネットワーク 192.168.1.0 およびネットワーク 10.108.0.0 からのトラフィックだけを受け入れるように BGP ルーティング プロセスを設定しています。着信ルート リフレッシュが開始され、配布リストがアクティブ化されます。
関連コマンド
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|---|---|
distribute-list in(ルータ)
着信ルーティング アップデートをフィルタリングするには、ルータ コンフィギュレーション モードで distribute-list in コマンドを使用します。フィルタリングを削除するには、このコマンドの no 形式のコマンドを使用します。
distribute-list acl in [ interface if_name ]
no distribute-list acl in [ interface if_name ]
構文の説明
(オプション)着信ルーティング アップデートを適用するインターフェイス。インターフェイスを指定すると、アクセス リストは指定されたインターフェイスで受信されたルーティング アップデートにのみ適用されます。 |
デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
例
次に、外部インターフェイスで受信する RIP ルーティング アップデートをフィルタリングする例を示します。この例では、10.0.0.0 ネットワークのルートを受け入れ、他のすべてのルートを廃棄します。
次に、外部インターフェイスで受信する EIGRP ルーティング アップデートをフィルタリングする例を示します。この例では、10.0.0.0 ネットワークのルートを受け入れ、他のすべてのルートを廃棄します。
関連コマンド
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distribute-list out(アドレス ファミリ)
Border Gateway Protocol(BGP)の発信アップデートでネットワークがアドバタイズされないように抑制するには、アドレスファミリ コンフィギュレーション モードで distribute-list out コマンドを使用します。アドレスファミリ コンフィギュレーション モードにアクセスするには、 router bgp コマンドを入力します。配布リストを削除し、これを実行コンフィギュレーション ファイルから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
distribute-list { acl-name | prefix list-name} out [protocol process-number | connected | static]
no distribute-list { acl-name | prefix list-name} out [protocol process-number | connected | static]
構文の説明
デフォルト
このコマンドが、事前定義済みのアクセス リストまたはプレフィックス リストなしで設定されている場合、配布リストではデフォルトですべてのトラフィックが許可されます。
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
distribute-list out コマンドは、BGP の発信アップデートをフィルタリングするために使用されます。このコマンドを設定する前に、アクセス リストまたはプレフィックス リストを定義する必要があります。標準アクセス リストだけがサポートされます。
IP プレフィックス リストは、プレフィックス ビット長に基づいたフィルタリングに使用されます。ネットワーク全体、サブネット、スーパーネット、または単一のホスト ルートを指定できます。配布リストを設定する場合は、プレフィックス リストとアクセス リストのコンフィギュレーションは相互に排他的です。配布リストを有効にする前に、clear bgp コマンドを使用してセッションをリセットする必要があります。
protocol 引数または process-number 引数(あるいはその両方)を入力すると、配布リストは、指定したルーティング プロセスから派生したルートだけに適用されます。distribute-list コマンドで指定されていないアドレスは、配布リストの設定後、発信ルーティング アップデートでアドバタイズされません。
発信アップデートでネットワークまたはルートが受信されないよう抑制するには、distribute-list in コマンドを使用します。
例
次の例では、プレフィックス リストと配布リストを定義して、ネットワーク 192.168.0.0 だけをアドバタイズするように BGP ルーティング プロセスを設定しています。アウトバウンド ルート リフレッシュが開始され、配布リストがアクティブ化されます。
次の例では、アクセス リストと配布リストを定義して、ネットワーク 192.168.0.0 だけをアドバタイズするように BGP ルーティング プロセスを設定しています。アウトバウンド ルート リフレッシュが開始され、配布リストがアクティブ化されます。
関連コマンド
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|---|---|
distribute-list out(ルータ)
発信ルーティング アップデートをフィルタリングするには、ルータ コンフィギュレーション モードで distribute-list out コマンドを使用します。フィルタリングを削除するには、このコマンドの no 形式のコマンドを使用します。
distribute-list acl out [ interface if_name ] [ eigrp as_number | rip | ospf pid | static | connected ]
no distribute-list acl out [ interface if_name ] [ eigrp as_number | rip | ospf pid | static | connected ]
構文の説明
(任意)指定した自律システム番号からの EIGRP ルートだけをフィルタリングします。 as_number 引数は、ASA 上の EIGRP ルーティング プロセスの自律システム番号です。 |
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(オプション)発信ルーティング アップデートを適用するインターフェイス。インターフェイスを指定すると、アクセス リストは指定されたインターフェイスで受信されたルーティング アップデートにのみ適用されます。 |
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デフォルト
コマンド モード
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コマンド履歴
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使用上のガイドライン
例
次に、任意のインターフェイスから送信された RIP 更新で 10.0.0.0 ネットワークがアドバタイズされないようにする例を示します。
次に、EIGRP ルーティング プロセスで外部インターフェイスの 10.0.0.0 ネットワークがアドバタイズされないようにする例を示します。
関連コマンド
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フィードバック