この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、1 つのホストについて記述しているデータ セットを伝送する全ホスト プロファイル データ ブロックの形式について説明します。eStreamer サーバーはホスト データの要求に応じてこれらのブロックを作成し、送信します。クライアント要求手順、メッセージ構造、配信方法に関する詳細は、ホスト データおよびマルチ ホスト データ メッセージの形式を参照してください。
eStreamer では、シリーズ 1 データ ブロック構造を使用して、これらの全ホスト プロファイル ブロックをパッケージ化します。シリーズ 1 ブロックの一般的な構造については、シリーズ 1 データ ブロック ヘッダー シリーズを参照してください。全ホスト プロファイル データ ブロックには、検出と接続データ構造の概要で定義されているサブセクションにそれぞれ記述されているいくつかのカプセル化されたブロックを含みます。
現行および従来の全ホスト プロファイル データ ブロックに関する詳細は、次のセクションを参照してください:
全ホスト プロファイル データ ブロック バージョン 5.3+ には、1 つのホストについて記述する全データ セットが含まれています。このデータ セットの形式を次の図に示し、次表で説明します。図には、リスト データ ブロックを除き、カプセル化データ ブロック フィールドを提示していない点にご注意ください。これらのカプセル化データ ブロックは、検出と接続データ構造の概要で別途説明します。全ホスト プロファイル データ ブロックのブロック タイプ値は 149 です。これは、ブロック タイプが 140 であった以前のバージョンの代替となります。
(注) 次の図において、ブロック名の横にあるアスタリスク(*)は、データ ブロックのインスタンスが複数発生する可能性があることを示しています。
次の図は、全ホスト プロファイル データ ブロック 5.3+ の形式を示しています。
次の表では、5.3+ レコード用の全ホスト プロファイルのコンポーネントについて説明します。
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TCP サービス データを伝送する IP アドレス データ ブロックを含むリスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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リスト内のバイト数。この数値には、リスト ブロック タイプ フィールド、リスト ブロック長フィールド、すべてのカプセル化 IP アドレス データ ブロック長から成る 8 バイトを含みます。 |
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ホストの IP アドレスおよび各 IP アドレスが最後に表示されたときの IP アドレス。このデータ ブロックの詳細については、ホスト IP アドレス データ ブロックを参照してください。 |
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ホストの既存のフィンガープリントから取得したフィンガープリント データを伝送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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ホストの既存のフィンガープリントから取得したホストでのオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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サーバー フィンガープリントを使用して特定されたフィンガープリント データを伝送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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サーバー フィンガープリントを使用して特定したホスト上のオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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クライアント フィンガープリントを使用して特定したフィンガープリント データを伝送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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クライアント フィンガープリントを使用して特定したホスト上のオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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Cisco VDB フィンガープリントを使用して特定したフィンガープリント データを伝送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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Cisco 脆弱性データベース(VDB)のフィンガープリントを使用して特定したホスト上のオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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Cisco VDB フィンガープリントを使用して特定したフィンガープリント データを伝送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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Cisco 脆弱性データベース(VDB)のフィンガープリントを使用して特定したホスト上のオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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ユーザーが追加したフィンガープリント データを伝送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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ユーザーが追加したホストのオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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脆弱性スキャナによって追加されたフィンガープリント データを伝送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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脆弱性スキャナによって追加されたホストのオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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アプリケーションによって追加されたフィンガープリント データを伝送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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アプリケーションによって追加されたホスト上のオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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フィンガープリント競合解決から選択したフィンガープリント データを伝送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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フィンガープリント競合解決から選択したホストのオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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モバイル デバイス フィンガープリント データを伝送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に 31 です。 |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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モバイル デバイス ホストのオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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IPv6 サーバー フィンガープリントを使用して特定されたフィンガープリント データを伝送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に 31 です。 |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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IPv6 サーバー フィンガープリントを使用して特定したホスト上のオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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IPv6 クライアント フィンガープリントを使用して特定されたフィンガープリント データを伝送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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IPv6 クライアント フィンガープリントで識別したホスト上のオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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IPv6 DHCP フィンガープリントで識別するフィンガープリント データを搬送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックで構成される汎用リスト データ ブロックを開始します。この値は常に |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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IPv6 DHCP フィンガープリントで識別したホスト上のオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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ユーザー エージェント フィンガープリントで識別するフィンガープリント データを搬送するオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックで構成される汎用リスト データ ブロックを開始します。この値は常に |
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汎用リスト データ ブロックのバイト数(リスト ヘッダーと、カプセル化されたすべてのオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロックを含む)。 |
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ユーザー エージェント フィンガープリントで識別したホスト上のオペレーティング システムに関する情報を含むオペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、オペレーティング システム フィンガープリント データ ブロック 5.1+ を参照してください。 |
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TCP サービス データを伝送する全サーバー データ ブロックを含むリスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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リスト内のバイト数。この数値には、リスト ブロック タイプ フィールド、リスト ブロック長フィールド、すべてのカプセル化全サーバー データ ブロック長から成る 8 バイトを含みます。 |
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ホストで TCP サービスに関するデータを伝送する全サーバー データ ブロックのリスト。このデータ ブロックの説明の詳細については、フル ホスト サーバー データ ブロック 4.10.0+ を参照してください。 |
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UDP サービス データを伝送する全サーバー データ ブロックを含むリスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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リスト内のバイト数。この数値には、リスト ブロック タイプ フィールド、リスト ブロック長フィールド、すべてのカプセル化全サーバー データ ブロック長から成る 8 バイトを含みます。 |
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ホストで UDP サブサービスに関するデータを伝送する全サーバー データ ブロックのリスト。このデータ ブロックの説明の詳細については、フル ホスト サーバー データ ブロック 4.10.0+ を参照してください。 |
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ネットワーク プロトコル データを伝えるプロトコル データ ブロックで構成されたリスト データ ブロックを開始します。この値は常に |
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リスト内のバイト数。この数値には、リスト ブロック タイプ フィールド、リスト ブロック長フィールド、すべてのカプセル化プロトコル データ ブロック長から成る 8 バイトを含みます。 |
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ホストでネットワーク プロトコルに関するデータを伝送するプロトコル データ ブロックのリスト。このデータ ブロックの説明の詳細については、プロトコル データ ブロック を参照してください。 |
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トランスポート プロトコル データを伝えるプロトコル データ ブロックで構成されたリスト データ ブロックを開始します。この値は常に |
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リスト内のバイト数。この数値には、リスト ブロック タイプ フィールド、リスト ブロック長フィールド、すべてのカプセル化プロトコル データ ブロック長から成る 8 バイトを含みます。 |
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ホストでトランスポート プロトコルに関するデータを伝送するプロトコル データ ブロックのリスト。このデータ ブロックの説明の詳細については、プロトコル データ ブロック を参照してください。 |
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ホスト MAC アドレス データ ブロックのリスト。このデータ ブロックの詳細については、ホスト MAC アドレス 4.9+を参照してください。 |
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クライアント アプリケーション データを伝送するホスト脆弱性データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に 31 です。 |
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リスト ヘッダーやすべてのカプセル化クライアント アプリケーション データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロック内のバイト数。 |
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クライアント アプリケーション データ ブロックのリスト。このデータ ブロックの説明の詳細については、フル クライアント アプリケーション データ ブロック 5.0+ を参照してください。 |
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文字列ブロック タイプ フィールドおよび文字列ブロック長フィールドの 8 バイトを含む文字列データ ブロック内のバイト数と NetBIOS 名文字列のバイト数。 |
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文字列ブロック タイプ フィールドおよび文字列ブロック長フィールドの 8 バイトを含む注記文字列データ ブロックのバイト数および注記文字列のバイト数。 |
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VDB 脆弱性データを伝送するホスト脆弱性データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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Cisco 脆弱性データベース(VDB)で特定された脆弱性に関するホスト脆弱性データ ブロックのリスト。このデータ ブロックの説明の詳細については、ホスト脆弱性データ ブロック 4.9.0+ を参照してください。 |
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サードパーティ スキャン脆弱性データを伝送するホスト脆弱性データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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サードパーティのスキャナから送信され、Cisco 脆弱性データベース(VDB)でカタログされているホストの脆弱性に関する情報を含むホスト脆弱性データ ブロック。このデータ ブロックの説明の詳細については、ホスト脆弱性データ ブロック 4.9.0+ を参照してください。 |
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サードパーティ スキャン脆弱性データを伝送するホスト脆弱性データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロックを表示します。この値は常に |
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サードパーティのスキャナから送信されたホスト脆弱性データ ブロック。これらのデータ ブロックのホスト脆弱性 ID は、サードパーティのスキャナ ID であり、Ciscoによって検出された ID ではない点にご注意ください。このデータ ブロックの説明の詳細については、ホスト脆弱性データ ブロック 4.9.0+ を参照してください。 |
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属性値データ ブロックのリスト。このリストのデータ ブロックの詳細については、属性値データ ブロックを参照してください。 |
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モバイル デバイスのオペレーティング システムがジェイルブレイクされているかどうかを示す true/false フラグ。 |
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リスト ヘッダーやすべてのカプセル化 IOC ステート データ ブロックを含む汎用リスト データ ブロック内のバイト数。 |
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ホストの侵害に関する情報を含む IOC ステート データ ブロック。このデータ ブロックの詳細については、5.3+ の IOC ステート データ ブロックを参照してください。 |