正常性ポリシーの設定
ライセンス: 任意(Any)
正常性ポリシーには、複数のモジュールに対して設定されたヘルス テスト基準が含まれます。アプライアンスごとにどのヘルス モジュールを実行するかを制御したり、モジュールごとに実行するテストで使用される特定の制限を設定したりできます。正常性ポリシーで設定可能なヘルス モジュールの詳細については、ヘルス モニタリングについてを参照してください。
システム内のすべてのアプライアンスに適用可能な 1 つの正常性ポリシーを作成することも、適用を計画している特定のアプライアンス用に正常性ポリシーをカスタマイズすることも、付属のデフォルト正常性ポリシーを使用することもできます。別の Defense Center からエクスポートした正常性ポリシーをインポートすることもできます。
正常性ポリシーを設定するときに、そのポリシーに対して各ヘルス モジュールを有効にするかどうかを決定します。また、有効にした各モジュールが、プロセスの正常性を評価するたびに報告するヘルス ステータスを制御するための基準を選択することもできます。
Defense Center と に自動的に適用されるデフォルト正常性ポリシーの詳細については、デフォルト正常性ポリシーについてを参照してください。
詳細は、次のトピックを参照してください。
デフォルト正常性ポリシーについて
ライセンス: 任意(Any)
Defense Center ヘルス モニタには、アプライアンスのヘルス モニタリングの迅速な実装を容易にするデフォルト正常性ポリシーがあります。デフォルト正常性ポリシーは、自動的に Defense Center に適用されます。デフォルト正常性ポリシーを編集することはできませんが、コピーしてその設定に基づくカスタム ポリシーを作成することができます。詳細については、正常性ポリシーの作成を参照してください。
また、デバイスの正常性を監視するために、正常性ポリシーを管理対象デバイスにプッシュすることもできます。
(注) 正常性ポリシーを Blue Coat X-Series 向け Cisco NGIPS に適用することはできません。
デフォルト正常性ポリシーでは、実行中のプラットフォーム上で使用可能なヘルス モジュールのほとんどが自動的に有効になります。次の表に、Defense Center と管理対象デバイスのデフォルト ポリシーでアクティブにされているモジュールの詳細を示します。
表 68-2 デフォルト アクティブ ヘルス モジュール
|
|
|
Advanced Malware Protection |
Yes |
No |
アプライアンス ハートビート |
Yes |
No |
自動アプリケーション バイパス |
No |
Yes |
CPU 使用率(CPU Usage) |
No |
No |
カード リセット |
No |
No |
ディスク ステータス |
Yes |
Yes |
ディスク使用量 |
Yes |
Yes |
FireAMP ステータス モニタ |
Yes |
No |
FireSIGHT ホスト ライセンス制限 |
Yes |
No |
ハードウェア アラーム |
No |
Yes |
ヘルス モニタ プロセス |
No |
No |
インライン リンク不一致アラーム |
No |
Yes |
インターフェイス ステータス |
No |
Yes |
侵入イベント レート |
No |
Yes |
ライセンス モニタ |
Yes |
No |
リンク ステート伝達 |
No |
Yes |
メモリ使用率(Memory Usage) |
Yes |
Yes |
電源モジュール(Power Supply) |
No |
Yes |
Process Status |
Yes |
Yes |
検出の再設定 |
No |
Yes |
RRD サーバ プロセス |
Yes |
No |
セキュリティ インテリジェンス(Security Intelligence) |
Yes |
No |
時系列データ モニタ |
Yes |
No |
時刻同期ステータス |
Yes |
Yes |
URL フィルタリング モニタ |
Yes |
No |
ユーザ エージェント ステータス モニタ |
Yes |
No |
VPN ステータス |
Yes |
No |
正常性ポリシーの作成
ライセンス: 任意(Any)
アプライアンスで使用する正常性ポリシーをカスタマイズすることによって、新しいポリシーを作成できます。ポリシー内の設定は、最初に、新しいポリシーの基準として選択した正常性ポリシー内の設定を使用して生成されます。必要に応じて、ポリシー内のモジュールを有効または無効にし、各モジュールのアラート基準を変更できます。
ヒント 新しいポリシーを作成する代わりに、別の Defense Center から正常性ポリシーをエクスポートして、それを対象の Defense Center にインポートできます。ニーズに合わせて、インポートされたポリシーを編集してから適用することができます。詳細については、設定のインポートおよびエクスポートを参照してください。
正常性ポリシーを作成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [ヘルス(Health)] > [正常性ポリシー(Health Policy)] の順に選択します。
[正常性ポリシー(Health Policy)] ページが表示されます。
手順 2 [ポリシーの作成(Create Policy)] をクリックします。
[正常性ポリシーの作成(Create Health Policy)] ページが表示されます。
手順 3 [ポリシーのコピー(Copy Policy)] ドロップダウン リストから、新しいポリシーの基準として使用する既存のポリシーを選択します 。
手順 4 ポリシーの名前を入力します。
手順 5 ポリシーの説明を入力します。
手順 6 [保存(Save)] を選択して、ポリシー情報を保存します。
[正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページが開いて、モジュールのリストが表示されます。
手順 7 次の項の説明に従って、アプライアンスのヘルス ステータスをテストするために使用する各モジュールの設定を構成します。
(注) 設定を構成するときに、それぞれの [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページでヘルス ステータスをテストするために実行するモジュールが有効になっていることを確認します。無効になっているモジュールは、そのモジュールを含むポリシーがアプライアンスに適用されていても、ヘルス ステータス フィードバックを生成しません。
手順 8 [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックしてポリシーを保存します。
有効にするには、それぞれのアプライアンスにポリシーを適用する必要があります。正常性ポリシーの適用方法については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
ポリシー実行時間間隔の設定
ライセンス: 任意(Any)
正常性ポリシーのポリシー実行時間間隔を変更することによって、ヘルス テストの実行頻度を制御できます。設定可能な最大実行時間間隔は 99999 分です。
注意
5 分未満の実行時間間隔を設定しないでください。
ポリシー実行時間間隔を設定する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[ポリシー実行時間間隔(Policy Run Time Interval)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — ポリシー実行時間間隔(Health Policy Configuration — Policy Run Time Interval)] ページが表示されます。
手順 2 [実行間隔(分)(Run Interval (mins))] フィールドに、テストの自動反復の時間間隔を分単位で入力します。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するアプライアンスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
高度なマルウェア防御モニタリングの設定
ライセンス: Malware
このモジュールは、Cisco クラウドに問い合わせてネットワーク トラフィックでファイルを検出する Defense Center の機能の状態と安定性を追跡します。システムで、クラウドとの接続が中断された、接続に使用されている暗号キーが無効である、または一定のタイム フレームで検出されたファイル数が多すぎることが検出された場合は、このモジュールのステータス分類が Warning に変更され、モジュールが正常性アラートを生成します。使用している FireAMP プライベート クラウドがシスコのパブリック クラウドと通信できない場合は、プライベート クラウド自体でアラートが生成されます。詳細については、『 FireAMP Private Cloud Administration Portal User Guide 』を参照してください。
(注) Defense Center のインターネット接続が切断された場合、高度なマルウェア防御ヘルス アラートの生成に最大 30 分かかることがあります。
高度なマルウェア防御ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[高度なマルウェア防御(Advanced Malware Protection)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — 高度なマルウェア防御(Health Policy Configuration — Advanced Malware Protection)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するアプライアンスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
アプライアンス ハートビート モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
Defense Center は、デバイスが実行しており、Defense Center と正常に通信していることを示すものとして、その管理対象デバイスから、2 分ごとと 200 イベントごとのどちらか早い方でハートビートを受け取ります。アプライアンス ハートビート ヘルス ステータス モジュールは、Defense Center が管理対象アプライアンスからハートビートを受信しているかどうかを追跡するために使用します。Defense Center がデバイスからのハートビートを検出しない場合、このモジュールのステータス分類が Critical に変わります。このステータス データがヘルス モニタに反映されます。
アプライアンス ハートビート ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[アプライアンス ハートビート(Appliance Heartbeat)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — アプライアンス ハートビート(Health Policy Configuration — Appliance Heartbeat)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するアプライアンスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
自動アプリケーション バイパス モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
このモジュールは、管理対象デバイスがバイパスしきい値として設定された秒数以内に応答しなかったためにバイパスされた時点を検出するために使用します。バイパスが発生すると、このモジュールがアラートを生成します。このステータス データがヘルス モニタに反映されます。
自動アプリケーション バイパスの詳細については、自動アプリケーション バイパスを参照してください。
自動アプリケーション バイパス モニタリング ステータスを設定する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[自動アプリケーション バイパス ステータス(Automatic Application Bypass Status)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — 自動アプリケーション バイパス ステータス(Health Policy Configuration — Automatic Application Bypass Status)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当する管理対象デバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
CPU 使用率モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
サポートされるデバイス: 任意(3D9900 は除く)
サポートされる防御センター: 任意(Any)
CPU 使用率が高すぎる場合、ハードウェアをアップグレードする必要がある、または、正しく機能していないプロセスが存在することを示している可能性があります。CPU 使用率ヘルス ステータス モジュールは、CPU 使用率の制限を設定するために使用します。
モニタ対象アプライアンスの CPU 使用率が警告制限を超えた場合、そのモジュールのステータス分類が Warning に変更されます。モニタ対象アプライアンスの CPU 使用率が重大制限を超えた場合、そのモジュールのステータス分類が Critical に変更されます。このステータス データがヘルス モニタに反映されます。
両方の制限に設定可能な最大パーセンテージは 100 % であり、重大制限は警告制限より高くする必要があります。
CPU 使用率の制限を設定する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[CPU 使用率(CPU Usage)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — CPU 使用率(Health Policy Configuration — CPU Usage)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 [重大しきい値 %(Critical Threshold %)] フィールドに、重大ヘルス ステータスをトリガーする CPU 使用率のパーセンテージを入力します。
手順 4 [警告しきい値 %(Warning Threshold %)] フィールドに、警告ヘルス ステータスをトリガーする CPU 使用率のパーセンテージを入力します。
手順 5 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するアプライアンスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
カード リセット モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
カード リセット モニタリング ヘルス ステータス モジュールは、ハードウェア障害が原因でネットワーク カードが再起動された時点を追跡するために使用します。リセットが発生すると、このモジュールがアラートを生成します。このステータス データがヘルス モニタに反映されます。
カード リセット モニタリングを設定する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[カード リセット(Card Reset)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — カード リセット(Health Policy Configuration — Card Reset Monitoring)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、該当するDefense Centerに正常性ポリシーを適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
ディスク ステータス モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
ディスク ステータス ヘルス モジュールは、アプライアンスのハード ディスクとマルウェア ストレージ パック(設置されている場合)の現在のステータスをモニタするために使用します。このモジュールは、ハード ディスクと RAID コントローラ(設置されている場合)で障害が発生する恐れがある場合、または、マルウェア ストレージ パックではない追加のハード ドライブが設置されている場合に、警告(黄色)ヘルス アラートを生成します。また、設置されているマルウェア ストレージ パックを検出できなかった場合はアラート(赤色)ヘルス アラートを生成します。
ディスク ステータス ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[ディスク ステータス(Disk Status)] をクリックします。
[正常性ポリシーの設定 — ディスク ステータス(Health Policy Configuration — Disk Status)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
ディスク使用率モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
十分なディスク スペースがないと、アプライアンスは動作できません。ヘルス モニタは、スペースが使い果たされる前に、アプライアンスのハード ドライブとマルウェア ストレージ パック上のディスク スペースが少ない状態を特定できます。また、ヘルス モニタは、ハード ドライブのファイル ドレインが頻繁に発生する場合にアラートを出せます。ディスク使用率ヘルス ステータス モジュールは、アプライアンス上の /
パーティションと /volume
パーティションのディスク使用率を監視して、ドレイン頻度を追跡するために使用します。
(注) ディスク使用率モジュールは /boot
パーティションを監視対象パーティションとして列挙しますが、そのパーティションのサイズが固定のため、このモジュールはブート パーティションに基づいてアラートを出すことはしません。
モニタ対象アプライアンスのディスク使用率が警告制限を超えた場合、そのモジュールのステータス分類が Warning に変更されます。モニタ対象アプライアンスのディスク使用率が重大制限を超えた場合、そのモジュールのステータス分類が Critical に変更されます。両方の制限に設定可能な最大パーセンテージは 100 % であり、重大制限は警告制限より高くする必要があります。
システムが未処理のイベントを削除すると、そのモジュールのステータス分類が Warning に変更されます。システムがモジュールしきい値に基づいて、頻繁に、ディスク使用率カテゴリ内のファイルをドレインしている場合、または、モニタ対象ディスク使用率カテゴリに含まれないファイルのディスク使用率がモジュールしきい値に基づいて大きくなる場合、そのモジュールのステータス分類が Critical に変更されます。ディスク使用率カテゴリの詳細については、Disk Usage ウィジェットについてを参照してください。
ディスク使用率ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[ディスク使用率(Disk Usage)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — ディスク使用率(Health Policy Configuration — Disk Usage)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 [重大しきい値 %(Critical Threshold %)] フィールドに、重大ヘルス ステータスをトリガーするディスク使用率のパーセンテージを入力します。
手順 4 [警告しきい値 %(Warning Threshold %)] フィールドに、警告ヘルス ステータスをトリガーするディスク使用率のパーセンテージを入力します。
手順 5 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するアプライアンスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
ステータス モニタリングFireAMPの設定
ライセンス: 任意(Any)
FireAMP ステータス モニタ モジュールは、次の状況でアラートを出すために使用します。
- Defense Center が Cisco クラウドに最初は正しく接続できたのに、その後接続できない。
- FireAMP ポータルを使用してクラウド接続を登録解除した
- FireAMP プライベート クラウドがシスコのパブリック クラウドと通信できない。
このようなケースでは、モジュール ステータスが Critical に変更され、失敗した接続に関連付けられたクラウド名が表示されます。クラウド接続の設定方法については、FireAMP 用のクラウド接続の操作を参照してください。
FireAMP ステータス モニタ モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[FireAMP ステータス モニタ(FireAMP Status Monitor)] を選択します。
[Health Policy Configuration — FireAMP Status Monitor] ページが表示されます。
手順 2 [Enabled] オプションに対して [On] を選択して、FireAMP ステータス モニタリングに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを Defense Center に適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
FireSIGHT ホスト使用量モニタリングの設定
ライセンス: FireSIGHT
FireSIGHT ホスト ライセンス制限ヘルス ステータス モジュールは、FireSIGHT ホスト使用量警告制限を設定するために使用します。モニタ対象デバイス上の残りの FireSIGHT ホスト数が警告ホスト数制限を下回った場合は、そのモジュールのステータス分類が Warning に変更されます。モニタ対象デバイス上の残りの FireSIGHT ホスト数が重大ホスト数制限を下回った場合は、そのモジュールのステータス分類が Critical に変更されます。このステータス データがヘルス モニタに反映されます。
両方の制限に設定可能な最大ホスト数は 1000 で、重大ホスト制限数は警告制限より小さくする必要があります。
FireSIGHT ホスト ライセンス制限ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[FireSIGHT ホスト ライセンス制限(FireSIGHT Host License Limit)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — FireSIGHT ホスト ライセンス制限(Health Policy Configuration — FireSIGHT Host License Limit)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 [重大ステータスのホスト数(Critical number Hosts)] フィールドに、重大ヘルス ステータスをトリガーする使用可能なホストの残数を入力します。
手順 4 [警告ステータスのホスト数(Warning number Hosts)] フィールドに、警告ヘルス ステータスをトリガーする使用可能なホストの残数を入力します。
手順 5 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
ハードウェア アラーム モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
サポートされるデバイス: シリーズ 3、3D9900
ハードウェア アラーム ヘルス ステータス モジュールは、シリーズ 3 または 3D9900 デバイス上でハードウェア障害を検出するために使用します。ハードウェア アラーム モジュールが、障害が発生したハードウェア コンポーネントまたは相互に通信していないクラスタ化されたデバイスを検出すると、そのモジュールのステータス分類が Critical に変更されます。このステータス データがヘルス モニタに反映されます。
3D9900 デバイス上のハードウェア アラートの原因となるハードウェア ステータス状態の詳細については、3D9900 デバイスのハードウェア アラート詳細の解釈を参照してください。
ハードウェア アラーム ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[ハードウェア アラーム(Hardware Alarms)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — ハードウェア アラーム モニタ(Health Policy Configuration — Hardware Alarm Monitor)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
ヘルス ステータス モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
ヘルス モニタ プロセス モジュールは、monita 対象アプライアンスから受け取るヘルス イベントの時間間隔が長すぎる場合にアラートを生成することによって、Defense Center 上でのヘルス モニタの正常性をモニタするために使用します。
たとえば、Defense Center( myrtle.example.com
)がデバイス( dogwood.example.com
)をモニタする場合は、ヘルス モニタ プロセス モジュールが有効になっている正常性ポリシーを myrtle.example.com
に適用します。その後、ヘルス モニタ プロセス モジュールが、 dogwood.example.com
から最後のイベントが受信されてから経過した分数を示すイベントを報告します。
アラートの生成を引き起こすイベントの時間間隔を分単位で設定できます。最後のイベント制限以降の待ち時間が [警告の分数(Warning Minutes)] に設定された分数を超えると、そのモジュールのステータス分類が Warning に変更されます。最後のイベント制限以降の待ち時間が [重大の分数(Critical Minutes)] を超えると、そのモジュールのステータス分類が Critical に変更されます。このステータス データがヘルス モニタに反映されます。
両方の制限に設定可能な最大分数は 144 であり、重大制限は警告制限より高くする必要があります。最小分数は 5 です。
ヘルス モニタ プロセス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[ヘルス モニタ プロセス(Health Monitor Process)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — ヘルス モニタ プロセス(Health Policy Configuration — Health Monitor Process)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 [重大:最終イベント以降の分数(Critical Minutes since last event)] に、重大ヘルス ステータスをトリガーする前にイベント間で待機する最大分数を入力します。
手順 4 [警告:最終イベント以降の分数(Warning Minutes since last event)] に、警告ヘルス ステータスをトリガーする前にイベント間で待機する最大分数を入力します。
手順 5 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするためには、正常性ポリシーをDefense Centerに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
インライン リンク不一致アラーム モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
インライン リンク不一致アラーム ヘルス ステータス モジュールは、インライン セットの両側のインターフェイスが別々の接続速度をネゴシエートした時点を追跡するために使用します。別々にネゴシエートされた速度が検出された場合は、このモジュールがアラートを生成します。
インライン リンク不一致モニタリングを設定する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[インライン リンク不一致アラーム(Inline Link Mismatch Alarms)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — インライン リンク不一致アラーム(Health Policy Configuration — Inline Link Mismatch Alarms)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、該当するDefense Centerに正常性ポリシーを適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
インターフェイス ステータス モニタリングの設定
ライセンス: FireSIGHT
インターフェイス ステータス ヘルス ステータス モジュールは、デバイスがトラフィックを受信しているかどうかを検出するために使用します。インターフェイス ステータス モジュールで、デバイスがトラフィックを受信していないことが確認されると、そのモジュールのステータス分類が Critical に変わります。このステータス データがヘルス モニタに反映されます。
(注) DataPlaneInterfacex
というラベルの付いたインターフェイス(ここで、x
は数値)は、内部 ASA インターフェイス(ユーザ定義ではない)で、システム内部のパケット フローに関与します。
インターフェイス ステータス ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[インターフェイス ステータス(Interface Status)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — インターフェイス ステータス(Health Policy Configuration — Interface Status)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
侵入イベント レート モニタリングの設定
ライセンス: Protection
侵入イベント レート ヘルス ステータス モジュールは、ヘルス ステータスの変化をトリガーする 1 秒あたりのパケット数の制限を設定するために使用します。モニタ対象デバイス上のイベント レートが [イベント数/秒(警告)(Events per second (Warning))] 制限で設定された 1 秒あたりのイベント数を超えると、そのモジュールのステータス分類が Warning に変更されます。モニタ対象デバイス上のイベント レートが [イベント数/秒(重大)(Events per second (Critical))] 制限で設定された 1 秒あたりのイベント数を超えると、そのモジュールのステータス分類が Critical に変更されます。このステータス データがヘルス モニタに反映されます。
一般に、ネットワーク セグメントのイベント レートは平均で 1 秒あたり 20 イベントです。この平均レートのネットワーク セグメントでは、[イベント数/秒(重大)(Events per second (Critical))] を 50
に設定し、[イベント数/秒(警告)(Events per second (Warning))] を 30
に設定する必要があります。システムの制限を決定するには、デバイスの [統計(Statistics)] ページ( [システム(System)] > [モニタ(Monitoring)] > [統計(Statistics)])で [イベント数/秒(Events/Sec)] 値を探してから、次の式を使用して制限を計算します。
- イベント数/秒(重大)(Events per second (Critical))= イベント数/秒(Events/Sec)* 2.5
- イベント数/秒(警告)(Events per second (Warning))= イベント数/秒(Events/Sec)* 1.5
両方の制限に設定可能な最大イベント数は 999 であり、重大制限は警告制限より大きくする必要があります。
侵入イベント レート モニタ ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[侵入イベント レート(Intrusion Event Rate)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — 侵入イベント レート(Health Policy Configuration — Intrusion Event Rate)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 [イベント数/秒(重大)(Events per second (Critical))] フィールドに、重大ヘルス ステータスをトリガーする 1 秒あたりのイベント数を入力します。
手順 4 [イベント数/秒(警告)(Events per second (Warning))] フィールドに、警告ヘルス ステータスをトリガーする 1 秒あたりのイベント数を入力します。
手順 5 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
ライセンス モニタリングについて
ライセンス: 任意(Any)
ライセンス モニタリング ヘルス ステータス モジュールは、Control、Protection、URL Filtering、Malware、および VPN の十分なライセンスが残っているかどうかを確認するために使用します。このモジュールは、残りのライセンスの数が少ないまたは不十分な場合にアラートを出します。
また、スタック設定内のデバイスのライセンス セットが一致しないことをシステムが検出した場合にもアラートを出します(スタックされたデバイスのライセンス セットは同じでなければなりません)。
ライセンス モニタリング モジュールは自動的に設定されます。このモジュールは変更または無効にすることができないため、[正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページに表示されません。
リンク ステート伝達モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
リンク ステート伝達ヘルス ステータス モジュールは、インライン ペア上のリンク ステートの伝達を検出するために使用します。リンク ステートがペアに伝達した場合は、そのモジュールのステータス分類が Critical に変更され、状態が次のように表示されます。
Module Link State Propagation: ethx_ethy is Triggered
ここで、 x と y はペア化されたインターフェイス番号です。
リンク ステート伝達ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[リンク ステート伝達(Link State Propagation)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — リンク ステート伝達(Health Policy Configuration — Link State Propagation)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
メモリ使用率モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
メモリ使用率ヘルス ステータス モジュールは、メモリ使用率の制限を設定するために使用します。このモジュールは、空きメモリ、キャッシュされたメモリ、およびスワップ メモリを考慮して空きメモリを計算します。モニタ対象アプライアンスのメモリ使用率が警告制限を超えた場合は、そのモジュールのステータス分類が Warning に変更されます。モニタ対象アプライアンスのメモリ使用率が重大制限を超えた場合は、そのモジュールのステータス分類が Critical に変更されます。このステータス データがヘルス モニタに反映されます。
メモリが 4 GB を超えるアプライアンスの場合、プリセットされたアラートしきい値は、システム問題を引き起こす可能性のあるメモリ空き容量の割合を求める式に基づいています。
(注) 4 GB 未満のアプライアンスでは、警告しきい値と重大しきい値の時間間隔が非常に狭いため、Cisco は、[警告しきい値 %(Warning Threshold %)] の値を手動で 50
に設定することを推奨します。これにより、時間内にアプライアンスのメモリ アラートを受け取って問題を解決できる可能性がさらに高まります。
両方の制限に設定可能な最大パーセンテージは 100 % であり、重大制限は警告制限より高くする必要があります。
(注) 多数の FireSIGHT 機能(セキュリティ インテリジェンス、ファイル キャプチャ、複数のルールを使用した侵入ポリシー、URL フィルタリングなど)を有効にして、アクセス コントロール ポリシーを適用した場合、よりローエンドの ASA FirePOWER デバイスによっては、メモリ割り当てを最大限拡張して使用するために、断続的なメモリ使用率警告が生成される可能性があります。
メモリ使用率ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[メモリ使用率(Memory Usage)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — メモリ使用率(Health Policy Configuration — Memory Usage)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 [重大しきい値 %(Critical Threshold %)] フィールドに、重大ヘルス ステータスをトリガーするメモリ使用率のパーセンテージを入力します。
手順 4 [警告しきい値 %(Warning Threshold %)] フィールドに、警告ヘルス ステータスをトリガーするメモリ使用率のパーセンテージを入力します。
手順 5 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するアプライアンスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
電源モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
サポートされるデバイス: 3D3500、3D4500、3D6500、3D9900、シリーズ 3
サポートされる防御センター: DC1500、DCDC2000、DC3500、DC4000
電源ヘルス ステータス モジュールは、サポートされているプラットフォームのいずれかで電源障害を検出するために使用します。モジュールが電力を消失した電源を検出すると、そのモジュールのステータス分類は No Power に変わります。モジュールが電源の存在を検出できない場合、ステータスは Critical Error に変わります。このステータス データがヘルス モニタに反映されます。ヘルス モニタの [アラートの詳細(Alert Detail)] リストで [電源(Power Supply)] 項目を展開して、電源ごとの特定のステータス項目を表示できます。
電源ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[電源(Power Supply)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — 電源(Health Policy Configuration — Power Supply)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
プロセス ステータス モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
プロセス ステータス ヘルス モジュールは、プロセス マネージャの外部で停止または終了したアプライアンス上で実行中のプロセスをモニタするために使用します。プロセス ステータス モジュールのプロセス終了に対する応答はプロセスの終了方法によって異なります。
- プロセスがマネージャ プロセスの内部で終了した場合、モジュールはヘルス イベントを報告しません。
- プロセスが故意にプロセス マネージャの外部で停止された場合は、モジュールが再開してプロセスが再起動するまで、モジュール ステータスが Warning に変更され、ヘルス イベント メッセージが停止されたプロセスを示します。
- プロセスがプロセス マネージャの外部で異常終了またはクラッシュした場合は、モジュールが再開してプロセスが再起動するまで、モジュール ステータスが Critical に変更され、ヘルス イベント メッセージが終了したプロセスを示します。
プロセス ステータス ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[プロセス ステータス(Process Status)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — プロセス ステータス(Health Policy Configuration — Process Status)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するアプライアンスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
検出のモニタリングの再設定の構成
ライセンス: 任意(Any)
検出モニタの再設定モジュールは、管理対象デバイスへのポリシー適用後に検出機能のステータスを確認するために使用します。ポリシーの適用に失敗して検出の機能が停止すると、モジュールはヘルス イベントでアラートを生成します。
時系列データ モニタリングの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[検出の再設定(Reconfiguring Detection)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — 検出の再設定(Health Policy Configuration — Reconfiguring Detection)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス アラートに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
RRD サーバ プロセス モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
RRD サーバ プロセス モジュールは、時系列データを保存する RRD サーバが正常に動作しているかどうかを確認するために使用します。このモジュールは、RRD サーバが前回の更新以降に再起動した場合にアラートを出します。また、RRD サーバの再起動を伴う連続更新回数がモジュール設定で指定された数値に達した場合に Critical または Warning ステータスに遷移します。
RRD サーバ プロセス モニタリングの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[RRD サーバ プロセス(RRD Server Process)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — RRD サーバ プロセス(Health Policy Configuration — RRD Server Process)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 [重大:再始動回数(Critical Number of restarts)] フィールドに、重大ヘルス ステータスをトリガーする、RRD サーバ リセットの連続検出回数を入力します。
手順 4 [警告:再始動回数(Warning Number of restart)s] フィールドに、警告ヘルス ステータスをトリガーする、RRD サーバ リセットの連続検出回数を入力します。
手順 5 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
セキュリティ インテリジェンス モニタリングの設定
ライセンス: Protection
サポートされる防御センター: 任意(DC500 を除く)
セキュリティ インテリジェンス モジュールは、セキュリティ インテリジェンス フィルタリングを伴うさまざまな状況で警告するために使用します。このモジュールは、セキュリティ インテリジェンスが使用中で次の場合にアラートを出します。
- Defense Center がフィードを更新できないか、フィード データが破損している、または認識可能な IP アドレスが含まれていない
- 管理対象デバイスが Defense Center から更新されたセキュリティ インテリジェンス データを受信できない
- 管理対象デバイスが、メモリ問題のために、Defense Center から提供されたすべてのセキュリティ インテリジェンス データをロードできない
ヒント セキュリティ インテリジェンス メモリ警告がヘルス モニタに表示された場合は、影響を受けるデバイスのアクセス コントロール ポリシーを再適用して、セキュリティ インテリジェンスに割り当てるメモリを増やすことができます。アクセス コントロール ポリシーの適用を参照してください。
セキュリティ インテリジェンス フィルタリングの詳細については、セキュリティ インテリジェンスの IP アドレス レピュテーションを使用したブラックリスト登録とセキュリティ インテリジェンス リストとフィードの操作を参照してください。
セキュリティ インテリジェンス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[セキュリティ インテリジェンス(Security Intelligence)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — セキュリティ インテリジェンス(Health Policy Configuration — Security Intelligence)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、セキュリティ インテリジェンス モニタリングに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
時系列データ モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
時系列データ モニタ モジュールは、システムが保存した時系列データ(コンプライアンス イベントのリストなど)のステータスを監視するために使用します。このモジュールは、時系列データ ストレージ ディレクトリで破損ファイルをスキャンします。モジュールが破損したデータを検出すると、Warning ステータスに遷移し、影響を受けるすべてのファイルの名前を報告します。
時系列データ モニタリングの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[時系列データ モニタ(Time Series Data Monitor)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — 時系列データ モニタ(Health Policy Configuration — Time Series Data Monitor)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
時刻同期モニタリングの設定
ライセンス: 任意(Any)
時刻同期ステータス モジュールは、NTP を使用して NTP サーバから時刻を取得する管理対象デバイス上の時刻がサーバ上の時刻と 10 秒以上異なる時点を検出するために使用します。
時刻同期モニタリングの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[時刻同期ステータス(Time Synchronization Status)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — 時刻同期ステータス(Health Policy Configuration — Time Synchronization Status)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
URL フィルタリング モニタリングの設定
ライセンス: URL Filtering
サポートされる防御センター: 任意(DC500 を除く)
URL フィルタリング モニタ モジュールは、Defense Center と Cisco クラウド間の通信を追跡するために使用します。システムは、頻繁に訪問される URL に関する URL フィルタリング(カテゴリとレピュテーション)データを取得します。Defense Center がクラウドと正常に通信できない、または、クラウドから更新を取得できない場合、そのモジュールのステータス分類は Critical に変わります。
ハイ アベイラビリティ設定では、プライマリ Defense Center だけが URL フィルタリング クラウドと通信します。このモジュールからのすべてのデータはそのプライマリ アプライアンスのみを参照します。
URL フィルタリング モニタ モジュールは、Defense Center と URL フィルタリングが有効になっている管理対象デバイス間の通信も追跡します。Defense Center がクラウドと正常に通信している状態で、Defense Center が新しい URL フィルタリング データをその管理対象デバイスにプッシュできない場合、モジュール ステータスは Warning に変わります。
URL フィルタリング モニタ ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[URL フィルタリング モニタ(URL Filtering Monitor)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — URL フィルタリング モニタ(Health Policy Configuration — URL Filtering Monitor)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを Defense Center に適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
ユーザ エージェント ステータス モニタリングの設定
ライセンス: FireSIGHT
ユーザ エージェント ステータス モニタ ヘルス モジュールは、Defense Center に接続されているエージェントのハートビートをモニタするために使用できます。適用した正常性ポリシー内のモジュールを有効にすると、Defense Center が Defense Center 上で設定されているエージェントのハートビートを検出しない場合に、モジュールはヘルス アラートを生成します。
ユーザ エージェント ステータス モニタ ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[ユーザ エージェント ステータス モニタ(User Agent Status Monitor)] を選択します。
[正常性ポリシーの設定 — ユーザ エージェント ステータス モニタ(Health Policy Configuration — User Agent Status Monitor)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーをDefense Centerに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
VPN ステータス モニタリングの設定
ライセンス: VPN
サポートされる防御センター: すべて(シリーズ 2 を除く)
VPN ステータス ヘルス モジュールは、設定したゲートウェイ VPN トンネルの現在のステータスをモニタするために使用します。個別のトンネルに関する情報が表示されます。このモジュールは、VPN トンネルのいずれかが動作していないときに、重大(赤色)ヘルス アラートを生成します。
VPN ステータス ヘルス モジュールの設定を構成する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページで、[VPN ステータス(VPN Status)] をクリックします。
[正常性ポリシーの設定 — VPN ステータス(Health Policy Configuration — VPN Status)] ページが表示されます。
手順 2 [有効(Enabled)] オプションに対して [オン(On)] を選択して、ヘルス ステータス テストに対するモジュールの使用を有効にします。
手順 3 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
設定を有効にするには、正常性ポリシーを該当するデバイスに適用する必要があります。詳細については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
正常性ポリシーの適用
ライセンス: 任意(Any)
正常性ポリシーをアプライアンスに適用すると、ポリシー内で有効にしたすべてのモジュールのヘルス テストが、アプライアンス上のプロセスとハードウェアの正常性を自動的にモニタします。その後、ヘルス テストは、ポリシー内で設定された時間間隔で実行を続け、アプライアンスのヘルス データを収集し、そのデータを Defense Center に転送します。
正常性ポリシーでモジュールを有効にしてから、ヘルス テストが必要ないアプライアンスにポリシーを適用した場合、ヘルス モニタはそのヘルス モジュールのステータスを無効として報告します。
すべてのモジュールが無効になっているポリシーをアプライアンスに適用すると、適用されたすべての正常性ポリシーがアプライアンスから削除されるため、どの正常性ポリシーも適用されません。
すでにポリシーが適用されているアプライアンスに別のポリシーを適用した場合は、新しく適用されたテストに基づく新しいデータの表示が少し遅れる可能性があります。
(注) ハイ アベイラビリティ ペア内の Defense Center 上で作成されたカスタム正常性ポリシーは両方のアプライアンス間で複製されます。ただし、デフォルト正常性ポリシーに対する変更は複製されません。各アプライアンスは、それ用に設定されたローカルのデフォルト正常性ポリシーを使用します。
正常性ポリシーを適用する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [ヘルス(Health)] > [正常性ポリシー(Health Policy)] の順に選択します。
[正常性ポリシー(Health Policy)] ページが表示されます。
手順 2 適用するポリシーの横にある適用アイコン( )をクリックします。
[正常性ポリシーの適用(Health Policy Apply)] ページが表示されます。
ヒント [正常性ポリシー(Health Policy)] 列の横にあるステータス アイコン()は、アプライアンスの現在のヘルス ステータスを示します。
手順 3 正常性ポリシーを適用するアプライアンスを選択します。
手順 4 [適用(Apply)] をクリックして、選択したアプライアンスにポリシーを適用します。
[正常性ポリシー(Health Policy)] ページが開いて、ポリシーの適用が成功したかどうかを示すメッセージが表示されます。アプライアンスのモニタリングは、ポリシーが正常に適用された直後に開始されます。
正常性ポリシーの編集
ライセンス: 任意(Any)
モジュールを有効または無効にするか、モジュール設定を変更することによって、正常性ポリシーを変更できます。すでにアプライアンスに適用されているポリシーを変更すると、その変更はポリシーを再適用するまで有効になりません。
さまざまなアプライアンスに適用可能なヘルス モデルを次の表に列挙します。
表 68-3 アプライアンスに適用可能なヘルス モジュール
|
|
Advanced Malware Protection |
Defense Center、DC500 以外 |
アプライアンス ハートビート |
Defense Center |
自動アプリケーション バイパス ステータス |
すべての管理対象デバイス |
CPU 使用率(CPU Usage) |
任意(3D9900 は除く) |
カード リセット |
すべての管理対象デバイス |
ディスク ステータス |
Any |
ディスク使用量 |
Any |
FireAMP ステータス モニタ |
Defense Center |
FireSIGHT ホスト ライセンス制限 |
Defense Center |
ハードウェア アラーム |
シリーズ 3、3D9900 |
ヘルス モニタ プロセス |
Defense Center |
インライン リンク不一致アラーム |
すべての管理対象デバイス |
インターフェイス ステータス |
すべての管理対象デバイス |
侵入イベント レート |
Protection 付きの管理対象デバイス |
ライセンス モニタ |
Defense Center |
リンク ステート伝達 |
Protection 付きの管理対象デバイス |
メモリ使用率(Memory Usage) |
Any |
電源モジュール(Power Supply) |
Defense Center:DC1500、DCDC2000、DC3500、DC4000 デバイス:3D3500、3D4500、3D6500、3D9900、シリーズ 3 |
Process Status |
Any |
検出の再設定 |
Any |
RRD サーバ プロセス |
Defense Center |
セキュリティ インテリジェンス(Security Intelligence) |
Defense Center、DC500 以外 |
時系列データ モニタ |
Defense Center |
時刻同期ステータス |
Any |
URL フィルタリング モニタ |
Defense Center、DC500 以外 |
ユーザ エージェント ステータス モニタ |
Defense Center |
VPN ステータス |
Defense Center |
正常性ポリシーを編集する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [ヘルス(Health)] > [正常性ポリシー(Health Policy)] の順に選択します。
[正常性ポリシー(Health Policy)] ページが表示されます。
手順 2 変更するポリシーの横にある編集アイコン( )をクリックします。
[ポリシー実行時間間隔(Policy Run Time Interval)] 設定が選択された状態で [正常性ポリシーの設定(Health Policy Configuration)] ページが表示されます。
手順 3 必要に応じて、次の項の説明に従って、設定を変更します。
手順 4 次の 3 つのオプションがあります。
- このモジュールに対する変更を保存して、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックします。
- このモジュールの設定を保存せずに、[正常性ポリシー(Health Policy)] ページに戻るには、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
- このモジュールに対する変更を一時的に保存して、変更する他のモジュールの設定に切り替えるには、ページの左側にあるリストから他のモジュールを選択します。設定が終わって [ポリシーを保存して終了(Save Policy and Exit)] をクリックすると、加えたすべての変更が保存されます。[キャンセル(Cancel)] をクリックすると、すべての変更が破棄されます。
手順 5 正常性ポリシーの適用の説明に従って、該当するアプライアンスにポリシーを再適用します。
正常性ポリシーの比較
ライセンス: 任意(Any)
ポリシーの変更が組織の標準に準拠していることを確認する、または、ヘルス モニタリングのパフォーマンスを最適化するため、2 つの正常性ポリシー間の違いを調査することができます。アクセス可能な正常性ポリシーの場合、2 つの正常性ポリシーまたは同じ正常性ポリシーの 2 つのリビジョンを比較できます。アクティブな正常性ポリシーを他の正常性ポリシーとすばやく比較するには、[実行設定(Running Configuration)] オプションを選択できます。比較した後に、必要に応じて、2 つのポリシーまたはポリシー リビジョン間の違いを記録した PDF レポートを生成できます。
正常性ポリシーまたは正常性ポリシー リビジョンを比較するための 2 つのツールが用意されています。
- 比較ビューには、2 つの正常性ポリシーまたは正常性ポリシー リビジョン間の相違点のみが並べて表示されます。各ポリシーまたはポリシー リビジョンの名前が比較ビューの左右のタイトル バーに表示されます。
これを使用して、Web インターフェイスで相違点を強調表示したまま、両方のポリシーのリビジョンを表示し移動することができます。
- 比較レポートは、正常性ポリシー レポートに類似した PDF 形式で 2 つの正常性ポリシーまたは正常性ポリシー リビジョン間の違いのみのレコードを作成します。
これを使用して、ポリシーの比較を保存、コピー、出力、共有して、さらに検証することができます。
正常性ポリシー比較ツールの知識と使い方の詳細については、以下を参照してください。
正常性ポリシー比較ビューの使用
ライセンス: 任意(Any)
比較ビューは、両方の正常性ポリシーまたはポリシー リビジョンを横並び形式で表示します。各ポリシーまたはポリシー リビジョンは、比較ビューの左右のタイトル バーに表示される名前で見分けます。最終変更時刻と最終変更ユーザがポリシー名の右側に表示されます。[正常性ポリシー(Health Policy)] ページにはポリシーが最後に変更された時刻が現地時間で表示されますが、正常性ポリシー レポートでは変更時刻が UTC で表示されることに注意してください。
2 つの正常性ポリシーまたはポリシー リビジョン間の違いが強調表示されます。
- 青色は強調表示された設定が 2 つのポリシーまたはポリシー リビジョンで違うことを意味します。違いは赤色のテキストで表示されます。
- 緑色は強調表示された設定が一方のポリシーまたはポリシー リビジョンだけにあるが、他方にないことを意味します。
次の表に、実行できる操作を記載します。
表 68-4 正常性ポリシー比較ビューの操作
|
|
変更に個別にナビゲートする |
タイトル バーの上にある [前へ(Previous)] または [次へ(Next)] をクリックします。 左側と右側の間にある二重矢印アイコン( )が移動し、表示している違いを示す [差異(Difference)] 番号が変わります。 |
新しい正常性ポリシー比較ビューを生成する |
[新しい比較(New Comparison)] をクリックします。 [比較の選択(Select Comparison)] ウィンドウが表示されます。詳細については、正常性ポリシー比較レポートの使用を参照してください。 |
正常性ポリシー比較レポートを生成する |
[比較レポート(Comparison Report)] をクリックします。 正常性ポリシー比較レポートは比較ビューと同じ情報を含む PDF を作成します。 |
正常性ポリシー比較レポートの使用
ライセンス: 任意(Any)
正常性ポリシー比較レポートは、正常性ポリシー比較ビューで特定された 2 つ正常性ポリシー間または同じ正常性ポリシーの 2 つのリビジョン間のすべての違いの記録を、PDF として提供するものです。このレポートは、2 つの正常性ポリシー設定間の違いをさらに調査し、その結果を保存して共有するために使用できます。
正常性ポリシー比較レポートは、アクセス可能な任意の正常性ポリシーの比較ビューから生成できます。正常性ポリシー レポートを生成する前に、未確定の変更をコミットするのを忘れないでください。コミットされた変更だけがレポートに表示されます。
設定に応じて、正常性ポリシー比較レポートに 1 つ以上のセクションを含めることができます。それぞれのセクションで、同じ形式が使用され、同じレベルの詳細が提供されます。[値 A(Value A)] 列と [値 B(Value B)] 列は、比較ビューで設定したポリシーまたはポリシーのリビジョンであることに注意してください。
ヒント 同様の手順を使用して、SSL ポリシー、ネットワーク分析ポリシー、侵入ポリシー、ファイル ポリシー、システム ポリシー、またはアクセス コントロール ポリシーを比較できます。
2 つの正常性ポリシーまたは同じポリシーの 2 つのリビジョンを比較する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [ヘルス(Health)] > [正常性ポリシー(Health Policy)] の順に選択します。
[正常性ポリシー(Health Policy)] ページが表示されます。
手順 2 [ポリシーの比較(Compare Policies)] をクリックします。
[比較の選択(Select Comparison)] ウィンドウが表示されます。
手順 3 [比較対象(Compare Against)] ドロップダウン リストから、比較するタイプを次のように選択します。
- 異なる 2 つのポリシーを比較するには、[他のポリシー(Other Policy)] を選択します。
- 同じポリシーの 2 つのリビジョンを比較するには、[その他のリビジョン(Other Revision)] を選択します。
- 現在のアクティブ ポリシーを他のポリシーに対して比較するには、[実行中の設定(Running Configuration)] を選択します。
正常性ポリシー レポートを生成する前に、変更をコミットするのを忘れないでください。コミットされた変更だけがレポートに表示されます。
手順 4 選択した比較タイプに応じて、次のような選択肢があります。
- 2 つの異なるポリシーを比較する場合は、[ポリシー A(Policy A)] と [ポリシー B(Policy B)] ドロップダウンリストから比較するポリシーを選択します。
- 同じポリシーの 2 つのリビジョンを比較する場合は、[ポリシー(Policy)] ドロップダウンリストからポリシーを選択してから、[リビジョン A(Revision A)] と [リビジョン B(Revision B)] ドロップダウンリストから比較するリビジョンを選択します。
- 現在実行されている設定を別のポリシーと比較する場合は、[ポリシー B(Policy B)] ドロップダウンリストから 2 つ目のポリシーを選択します。
手順 5 正常性ポリシー比較ビューを表示するには、[OK] をクリックします。
比較ビューが表示されます。
手順 6 正常性ポリシー比較レポートを生成するには、[比較レポート(Comparison Report)] をクリックします。
正常性ポリシー レポートが表示されます。ブラウザの設定によっては、レポートがポップアップ ウィンドウで表示されるか、コンピュータにレポートを保存するようにプロンプトが出されることがあります。
正常性ポリシーの削除
ライセンス: 任意(Any)
不要になった正常性ポリシーを削除できます。アプライアンスに適用されているポリシーを削除した場合は、別のポリシーを適用するまでそのポリシー設定が有効のままになります。加えて、デバイスに適用されている正常性ポリシーを削除した場合、元となる関連アラート応答を無効にするまでは、そのデバイスに対して有効になっているヘルス モニタリング アラートがアクティブなままになります。アラート応答の有効化と無効化を参照してください。
ヒント アプライアンスのヘルス モニタリングを停止するには、すべてのモジュールが無効になっている正常性ポリシーを作成し、それをアプライアンスに適用します。正常性ポリシーの作成方法については、正常性ポリシーの作成を参照してください。正常性ポリシーの適用方法については、正常性ポリシーの適用を参照してください。
正常性ポリシーを削除する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [ヘルス(Health)] > [正常性ポリシー(Health Policy)] の順に選択します。
[正常性ポリシー(Health Policy)] ページが表示されます。
手順 2 削除するポリシーの横にある削除アイコン( )をクリックします。
削除が成功したかどうかを示すメッセージが表示されます。
アプライアンス ヘルス モニタの使用
ライセンス: 任意(Any)
アプライアンス ヘルス モニタは、アプライアンスのヘルス ステータスの詳細ビューを提供します。
(注) 通常は、非活動状態が 1 時間(または設定された他の時間間隔)続くと、ユーザはセッションからログアウトされます。ヘルス モニタを長期間受動的にモニタする予定の場合は、一部のユーザのセッション タイムアウトの免除、またはシステム タイムアウト設定の変更を検討してください。詳細については、ユーザ ログイン設定の管理およびユーザ インターフェイスの設定を参照してください。
特定のアプライアンスのステータス サマリを表示する方法:
アクセス: Admin/Maint/Any Security Analyst
手順 1 [ヘルス(Health)] > [ヘルス モニタ(Health Monitor)] の順に選択します。
[ヘルス モニタ(Health Monitor)] ページが表示されます。
手順 2 特定のステータスを持つアプライアンスのリストを表示するには、そのステータス行内の矢印をクリックします。
ヒント ステータス レベルに関する行内の矢印が下向きの場合は、そのステータスのアプライアンス リストが下側のテーブルに表示されます。矢印が右向きの場合、アプライアンス リストは非表示です。
手順 3 アプライアンス リストの [アプライアンス(Appliance)] 列で、ヘルス モニタ ツールバーで詳細を表示するアプライアンスの名前をクリックします。
[ヘルス モニタ アプライアンス(Health Monitor Appliance)] ページが表示されます。
手順 4 オプションで、[モジュール ステータス サマリ(Module Status Summary)] グラフで、表示するイベント ステータス カテゴリの色をクリックします。[アラートの詳細(Alert Detail)] リストは表示を切り替えてイベントを表示または非表示にします。
詳細については、次の項を参照してください。
ステータス別のアラートの表示
ライセンス: 任意(Any)
ステータス別にアラートのカテゴリを表示または非表示にできます。
ステータス別にアラートを表示する方法:
アクセス: Admin/Maint/Any Security Analyst
手順 1 表示するアラートのヘルス ステータスに対応するステータス アイコンまたは円グラフの色セグメントをクリックします。そのカテゴリのアラートが [アラートの詳細(Alert Detail)] リストに表示されます。
ステータス別にアラートを非表示にする方法:
アクセス: Admin/Maint/Any Security Analyst
手順 1 表示するアラートのヘルス ステータスに対応するステータス アイコンまたは円グラフの色セグメントをクリックします。そのカテゴリの [アラートの詳細(Alert Detail)] リスト内のアラートが非表示になります。
アプライアンスのすべてのモジュールの実行
ライセンス: 任意(Any)
ヘルス モジュール テストは、正常性ポリシー作成時に設定されたポリシー実行時間間隔で自動的に実行されます。ただし、アプライアンスの最新のヘルス情報を収集するためにすべてのヘルス モジュール テストをオンデマンドで実行することもできます。
アプライアンスのすべてのヘルス モジュールを実行する方法:
アクセス: Admin/Maint/Any Security Analyst
手順 1 [ヘルス(Health)] > [ヘルス モニタ(Health Monitor)] の順に選択します。
[ヘルス モニタ(Health Monitor)] ページが表示されます。
手順 2 アプライアンス リストを展開して特定のステータスのアプライアンスを表示するには、そのステータス行内の矢印をクリックします。
ヒント ステータス レベルに関する行内の矢印が下向きの場合は、そのステータスのアプライアンス リストが下側のテーブルに表示されます。矢印が右向きの場合、アプライアンス リストは非表示です。
手順 3 アプライアンス リストの [アプライアンス(Appliance)] 列で、詳細を表示するアプライアンスの名前をクリックします。
[ヘルス モニタ アプライアンス(Health Monitor Appliance)] ページが表示されます。
手順 4 [すべてのモジュールを実行(Run All Modules)] をクリックします。
ステータス バーにテストの進捗状況が表示されてから、[ヘルス モニタ アプライアンス(Health Monitor Appliance)] ページが更新されます。
(注) ヘルス モジュールを手動で実行した場合は、自動的に発生する最初の更新に、手動で実行されたテストの結果が反映されない可能性があります。手動で実行したばかりのモジュールの値が変更されていない場合は、数秒待ってから、デバイス名をクリックしてページを更新します。ページが再び自動的に更新するのを待つこともできます。
特定のヘルス モジュールの実行
ライセンス: 任意(Any)
ヘルス モジュール テストは、正常性ポリシー作成時に設定されたポリシー実行時間間隔で自動的に実行されます。ただし、そのモジュールの最新のヘルス情報を収集するためにヘルス モジュール テストをオンデマンドで実行することもできます。
特定のヘルス モジュールを実行する方法:
アクセス: Admin/Maint/Any Security Analyst
手順 1 [ヘルス(Health)] > [ヘルス モニタ(Health Monitor)] の順に選択します。
[ヘルス モニタ(Health Monitor)] ページが表示されます。
手順 2 アプライアンス リストを展開して特定のステータスのアプライアンスを表示するには、そのステータス行内の矢印をクリックします。
ヒント ステータス レベルに関する行内の矢印が下向きの場合は、そのステータスのアプライアンス リストが下側のテーブルに表示されます。矢印が右向きの場合、アプライアンス リストは非表示です。
手順 3 アプライアンス リストの [アプライアンス(Appliance)] 列で、詳細を表示するアプライアンスの名前をクリックします。
[ヘルス モニタ アプライアンス(Health Monitor Appliance)] ページが表示されます。
手順 4 [ヘルス モニタ アプライアンス(Health Monitor Appliance)] ページの [モジュール ステータス サマリ(Module Status Summary)] グラフで、表示するヘルス アラート ステータス カテゴリの色をクリックします。
[アラートの詳細(Alert Detail)] リストが展開して、そのステータス カテゴリの選択されたアプライアンスのヘルス アラートがリストされます。
手順 5 イベントのリストを表示するアラートの [アラートの詳細(Alert Detail)] 行で、[実行(Run)] をクリックします。
ステータス バーにテストの進捗状況が表示されてから、[ヘルス モニタ アプライアンス(Health Monitor Appliance)] ページが更新されます。
(注) ヘルス モジュールを手動で実行した場合は、自動的に発生する最初の更新に、手動で実行されたテストの結果が反映されない可能性があります。手動で実行したばかりのモジュールの値が変更されていない場合は、数秒待ってから、デバイス名をクリックしてページを更新します。ページが再び自動的に更新するのを待つこともできます。
ヘルス モジュール アラート グラフの生成
ライセンス: 任意(Any)
特定のアプライアンスの特定のヘルス テストの一定期間に及ぶ結果をグラフ化できます。
ヘルス アラート モジュール グラフを生成する方法:
アクセス: Admin/Maint/Any Security Analyst
手順 1 [ヘルス(Health)] > [ヘルス モニタ(Health Monitor)] の順に選択します。
[ヘルス モニタ(Health Monitor)] ページが表示されます。
手順 2 アプライアンス リストを展開して特定のステータスのアプライアンスを表示するには、そのステータス行内の矢印をクリックします。
ヒント ステータス レベルに関する行内の矢印が下向きの場合は、そのステータスのアプライアンス リストが下側のテーブルに表示されます。矢印が右向きの場合、アプライアンス リストは非表示です。
手順 3 アプライアンス リストの [アプライアンス(Appliance)] 列で、詳細を表示するアプライアンスの名前をクリックします。
[ヘルス モニタ アプライアンス(Health Monitor Appliance)] ページが表示されます。
手順 4 [ヘルス モニタ アプライアンス(Health Monitor Appliance)] ページの [モジュール ステータス サマリ(Module Status Summary)] グラフで、表示するヘルス アラート ステータス カテゴリの色をクリックします。
[アラートの詳細(Alert Detail)] リストが展開して、そのステータス カテゴリの選択されたアプライアンスのヘルス アラートがリストされます。
手順 5 イベントのリストを表示するアラートの [アラートの詳細(Alert Detail)] 行で、[グラフ(Graph)] をクリックします。
一定期間のイベントのステータスを示すグラフが表示されます。グラフの下の [アラートの詳細(Alert Detail)] セクションに、選択したアプライアンスのすべてのヘルス アラートがリストされます。
ヒント イベントが 1 つも表示されない場合は、時間範囲を調整することを考慮してください。詳細については、イベント時間の制約の設定を参照してください。
ヘルス モニタを使用したトラブルシューティング
ライセンス: 任意(Any)
アプライアンスで問題が発生したときに、問題の診断に役立つように、サポートからトラブルシューティング ファイルを生成するように依頼されることがあります。次の表に示すオプションのいずれかを選択して、ヘルス モニタから報告されるトラブルシューティング データをカスタマイズすることができます。
表 68-7 選択可能なトラブルシュート オプション
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Snort のパフォーマンスと設定(Snort Performance and Configuration) |
アプライアンス上の Snort に関連するデータと構成設定 |
ハードウェア パフォーマンスとログ(Hardware Performance and Logs) |
アプライアンス ハードウェアのパフォーマンスに関連するデータとログ |
システムの設定、ポリシー、ログ(System Configuration, Policy, and Logs) |
アプライアンスの現在のシステム設定に関連する構成設定、データ、およびログ |
検知機能の構成、ポリシー、ログ(Detection Configuration, Policy, and Logs) |
アプライアンス上の検知機能に関連する構成設定、データ、およびログ |
インターフェイスとネットワーク関連データ(Interface and Network Related Data) |
アプライアンスのインライン セットとネットワーク設定に関連する構成設定、データ、およびログ |
検知、認識、VDB データ、およびログ(Discovery, Awareness, VDB Data, and Logs) |
アプライアンス上の現在の検出設定と認識設定に関連する構成設定、データ、およびログ |
データおよびログのアップグレード(Upgrade Data and Logs) |
アプライアンスの以前のアップグレードに関連するデータおよびログ |
全データベースのデータ(All Database Data) |
トラブルシュート レポートに含まれるすべてのデータベース関連データ |
全ログのデータ(All Log Data) |
アプライアンス データベースによって収集されたすべてのログ |
ネットワーク マップ情報 |
現在のネットワーク トポロジ データ |
一部のオプションは報告対象のデータの点で重複していますが、トラブルシューティング ファイルには、オプションの選択に関係なく冗長コピーは含まれません。
詳細については、次の項を参照してください。
アプライアンス トラブルシューティング ファイルの生成
ライセンス: 任意(Any)
次の手順を使用して、サポートに送信できる、カスタマイズされたトラブルシューティング ファイルを生成できます。
(注) ハイ アベイラビリティ設定では、セカンダリ Defense Center のトラブルシューティング ファイルを生成するためにプライマリ Defense Center を使用することはできず、その逆も同様です。独自の Web インターフェイスから Defense Center のトラブルシューティング ファイルを生成する必要があります。
トラブルシューティング ファイルを生成するには、次の手順を実行します。
アクセス: Admin/Maint/Any Security Analyst
手順 1 [ヘルス(Health)] > [ヘルス モニタ(Health Monitor)] の順に選択します。
[ヘルス モニタ(Health Monitor)] ページが表示されます。
手順 2 アプライアンス リストを展開して特定のステータスのアプライアンスを表示するには、そのステータス行内の矢印をクリックします。
ヒント ステータス レベルに関する行内の矢印が下向きの場合は、そのステータスのアプライアンス リストが下側のテーブルに表示されます。矢印が右向きの場合、アプライアンス リストは非表示です。
手順 3 アプライアンス リストの [アプライアンス(Appliance)] 列で、詳細を表示するアプライアンスの名前をクリックします。
[ヘルス モニタ アプライアンス(Health Monitor Appliance)] ページが表示されます。
手順 4 [トラブルシューティング ファイルの生成(Generate Troubleshooting Files)] をクリックします。
[トラブルシューティング オプション(Troubleshooting Options)] ポップアップ ウィンドウが表示されます。
手順 5 [全データ(All Data)] を選択して入手可能なすべてのトラブルシューティング データを生成することも、個別のチェック ボックスをオンにしてレポートをカスタマイズすることもできます。詳細については、 選択可能なトラブルシュート オプション の表を参照してください。
手順 6 [OK] をクリックします。
Defense Center がトラブルシューティング ファイルを生成します。タスク キュー([システム(System)] > [モニタ(Monitoring)] > [タスク ステータス(Task Status)])でファイル生成プロセスをモニタできます。
手順 7 次の項(トラブルシューティング ファイルのダウンロード)の手順に進みます。
トラブルシューティング ファイルのダウンロード
ライセンス: 任意(Any)
次の手順を使用して、生成されたトラブルシューティング ファイルのコピーをダウンロードします。
トラブルシューティング ファイルをダウンロードする方法には、次の手順を実行します。
アクセス: Admin/Maint/Any Security Analyst
手順 1 [システム(System)] > [モニタ(Monitoring)] > [タスク ステータス(Task Status)] の順にクリックします。
[タスク ステータス(Task Status)] ページが表示されます。
手順 2 生成されたトラブルシューティング ファイルに対応するタスクを探します。
手順 3 アプライアンスがトラブルシューティング ファイルを生成し、タスク ステータスが [完了(Completed)]
に変ったら、[クリックして生成されたファイルを取得(Click to retrieve generated files)] をクリックします。
手順 4 ブラウザのプロンプトに従ってファイルをダウンロードします。
ファイルは単一の .tar.gz
ファイルとしてダウンロードされます。
手順 5 サポートの指示に従って、トラブルシューティング ファイルをCiscoに送信してください。