論理ハイブリッド インターフェイスの追加
ライセンス: Control
サポートされるデバイス: シリーズ 3
レイヤ 2 とレイヤ 3 の間でトラフィックを中継するには、論理ハイブリッド インターフェイスを仮想ルータと仮想スイッチに関連付ける必要があります。仮想スイッチに関連付けることができるハイブリッド インターフェイスは 1 つだけです。一方、仮想ルータには複数のハイブリッド インターフェイスを関連付けることができます。
論理ハイブリッド インターフェイスには、SFRP を設定することもできます。詳細については、SFRP の設定を参照してください。
ハイブリッド インターフェイスの [ICMP 有効化応答(ICMP Enable Responses)] オプションを無効にしても、すべてのシナリオで ICMP 応答が抑止されるわけではありません。アクセス コントロール ポリシーにルールを追加して、宛先 IP がハイブリッド インターフェイスの IP で、プロトコルが ICMP であるパケットをドロップするように設定できます。ネットワークベースのルールによるトラフィックの制御を参照してください。
管理対象デバイスの [ローカル ルータ トラフィックの検査(Inspect Local Router Traffic)] オプションを有効にした場合、パケットはホストに到達する前にドロップされるため、すべての応答を防ぐことができます。ローカル ルータ トラフィックの検査の詳細については、高度なデバイス設定についてを参照してください。
注意
センシング インターフェイスまたはインライン セットの MTU の任意の値(シリーズ 2)または最高値(シリーズ 3)を変更すると、変更を適用する際、変更したインターフェイスだけではなく、デバイス上のすべてのセンシング インターフェイスに対するトラフィック インスペクションが一時的に中断されます。この中断中にトラフィックがドロップされるか、それ以上インスペクションが行われずに受け渡されるかは、管理対象デバイスのモデルおよびインターフェイスのタイプに応じて異なります。
Snort の再開によるトラフィックへの影響を参照してください。
既存のハイブリッド インターフェイスを編集するには、インターフェイスの横にある編集アイコン( )をクリックします。
論理ハイブリッド インターフェイスを追加する方法:
アクセス: Admin/Network Admin
手順 1 [デバイス(Devices)] > [デバイス管理(Device Management)] を選択します。
[デバイス管理(Device Management)] ページが表示されます。
手順 2 ハイブリッド インターフェイスを追加するデバイスの横にある編集アイコン( )をクリックします。
[インターフェイス(Interfaces)] タブが表示されます。
手順 3 [追加(Add)] ドロップダウン メニューから、[論理インターフェイスの追加(Add Logical Interface)] を選択します。
[インターフェイスの追加(Add Interface)] ポップアップ ウィンドウが表示されます。
手順 4 [ハイブリッド(Hybrid)] をクリックして、ハイブリッド インターフェイス オプションを表示します。
手順 5 [名前(Name)] フィールドに、インターフェイスの名前を入力します。英数字とスペースを使用できます。
手順 6 [仮想ルータ(Virtual Router)] ドロップダウン リストから既存の仮想ルータを選択し、[なし(None)] を選択するか、または [新規(New)] を選択して新しい仮想ルータを追加します。
新しい仮想ルータを追加する場合、ハイブリッド インターフェイスのセットアップが完了した後に、[デバイス管理(Device Management)] ページ([デバイス(Devices)] > [デバイス管理(Device Management)] > [仮想ルータ(Virtual Router)])で、その仮想ルータを設定する必要があることに注意してください。仮想ルータの追加を参照してください。
手順 7 [仮想スイッチ(Virtual Switch)] ドロップダウン リストから既存の仮想スイッチを選択し、[なし(None)] を選択するか、または [新規(New)] を選択して新しい仮想スイッチを追加します。
新しい仮想スイッチを追加する場合、ハイブリッド インターフェイスのセットアップが完了した後に、[デバイス管理(Device Management)] ページ([デバイス(Devices)] > [デバイス管理(Device Management)] > [仮想スイッチ(Virtual Switch)])で、その仮想スイッチを設定する必要があることに注意してください。仮想スイッチの追加を参照してください。
手順 8 ハイブリッド インターフェイスがトラフィックを処理できるようにするには、[有効化(Enabled)] チェック ボックスをオンにします。
このチェック ボックスをオフにすると、インターフェイスは無効になり、管理上はダウンした状態になります。
手順 9 [MTU] フィールドに最大伝送ユニット(MTU)を入力して、パケットの最大許容サイズを指定します。
設定可能な MTU の範囲は、FireSIGHT システムのデバイス モデルおよびインターフェイスのタイプによって異なる場合があります。詳細については、管理対象デバイスの MTU の範囲を参照してください。
手順 10 [ICMP] の横にある [応答を有効化(Enable Responses)] チェック ボックスをオンにして、インターフェイスを ping や traceroute などの ICMP トラフィックに応答可能にします。
手順 11 [IPv6 NDP] の横にある [ルータ アドバタイズメントを有効化(Enable Router Advertisement)] チェック ボックスをオンにして、インターフェイスがルータ アドバタイズメントを伝送できるようにします。
このオプションを選択できるのは、IPv6 アドレスを追加した場合のみです。
手順 12 IP アドレスを追加するには、[追加(Add)] をクリックします。
[IP アドレスの追加(Add IP Address)] ポップアップ ウィンドウが表示されます。
手順 13 [アドレス(Address)] フィールドに、IP アドレスとサブネット マスクを入力します。次の点に注意してください。
- ネットワークおよびブロードキャスト アドレス、またはスタティック MAC アドレス 00:00:00:00:00:00 および FF:FF:FF:FF:FF:FF は追加できません。
- サブネット マスクに関係なく、仮想ルータのインターフェイスに同じ IP アドレスを追加できません。
手順 14 IPv6 アドレスがある場合、オプションで、[IPv6] フィールドの横にある [アドレスの自動設定(Address Autoconfiguration)] チェック ボックスをオンにして、インターフェイスの IP アドレスを自動的に設定します。
手順 15 [種類(Type)] には、[ノーマル(Normal)] または [SFRP] を選択します。
SFRP オプションの詳細についてはSFRP の設定を参照してください。
手順 16 [OK] をクリックします。
IP アドレスが追加されます。
ヒント IP アドレスを編集するには、編集アイコン()をクリックします。IP アドレスを削除するには、削除アイコン()をクリックします。
手順 17 [保存(Save)] をクリックします。
論理ハイブリッド インターフェイスが追加されます。デバイス設定を適用するまで、変更は有効になりません。デバイスへの変更の適用を参照してください。
論理ハイブリッド インターフェイスの削除
ライセンス: Control
サポートされるデバイス: シリーズ 3
以下の手順で、論理ハイブリッド インターフェイスを削除する方法を説明します。
ハイブリッド インターフェイスを削除する方法:
アクセス: Admin/Network Admin
手順 1 [デバイス(Devices)] > [デバイス管理(Device Management)] を選択します。
[デバイス管理(Device Management)] ページが表示されます。
手順 2 論理ハイブリッド インターフェイスを削除するデバイスの横にある編集アイコン( )をクリックします。
デバイスの [インターフェイス(Interfaces)] タブが表示されます。
手順 3 削除する論理ハイブリッド インターフェイスの横にある削除アイコン( )をクリックします。
手順 4 入力を求められた場合、インターフェイスを削除することを確認します。
インターフェイスが削除されます。デバイス設定を適用するまで、変更は有効になりません。デバイスへの変更の適用を参照してください。