この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco IWAN ネットワーク内の世界中のサイトをすべて表示し、各サイトのステータス情報を参照するには、[Monitoring] ページを使用します。[Monitoring] ページには、各サイトの地理的な場所を示す地図とサイトを簡潔な表形式で表示する代替リスト ビューがあります。
手順 1 Cisco IWAN アプリのホームページで、[Monitor & Troubleshoot] をクリックします。[Monitoring] ページが開き、地図上にすべてのサイトが表示されます。サイト アイコンは特定の場所にある単一のサイトを示しています。特定の地域内に多数のサイトがある場合は、混雑を避けるために、ハブやブランチなどのサイトの総数を表す数字が付いた円が地図上に表示されます。
右上の [Map] ボタンと [List] ボタンによって、IWAN サイトのマップ ビューとリスト ビューを切り替えます。
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アウトオブバンド変更の警告が発生し、コンプライアンス機能によって報告されたサイト。 クリックして [Site Details] ページを表示し、[Policy Compliance] タブを選択すると、サイトの設定が表示されます。コンプライアンスのモニタリングを参照してください。 |
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1 つ以上のアラームが発生しているサイト。サービス保証:ネットワーク接続アラームを参照してください。 |
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緑:ネットワーク アラームが発生していない、プロビジョニング済みのサイトの数。 |
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ネットワーク アラームを報告するコントロール(サービス保証(Service Assurance)ベータ機能)。サービス保証機能は、IWAN ネットワーク内のサイトに影響を及ぼす重大なネットワークの問題を報告します。アラームが発生しているサイトは黄色で表示されます。サービス保証:ネットワーク接続アラームを参照してください。 IWAN アプリは、30 分ごとにネットワーク内のサイトにアラーム情報を要求し、その情報を分析してアラーム表示を更新します。アラームが発生している場合、このコントロールにはネットワーク内のアラームの総数が表示されます。
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Cisco IWAN ネットワーク内の各サイトには [Site Details] ページがあります。このページに表示される情報は、サイトのステータス、アプリケーション トラフィックの状態、サイトに対するアラームの有無に応じて異なります。
手順 1 サイトをクリックします。[Site Details] が開き、次の情報が表示されます。
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アプリケーション トラフィックに関する情報が表示されます。アプリケーション トラフィックのパフォーマンスが良好な場合は、次の情報が表示されます。 サイトのアプリケーション トラフィックでアプリケーションに影響を及ぼす問題(パケット損失、超過遅延、過度のジッターなど)が発生した場合は、このタブに詳細が表示されます。図 8-2 を参照してください。 |
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アラームは、特定のアプリケーションや帯域幅割り当ての問題によって発生する可能性があります。アラームの問題を解決するための推奨アクションがシステムによって示されます。サービス保証:ネットワーク接続アラームを参照してください。 |
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コンプライアンス レポート:アウトオブバンド設定変更を参照してください。 |
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クリティカル アラームを引き起こしているアプリケーションを指摘して、サイトのパフォーマンスを向上させる推奨アクションを示します。たとえば、アプリケーションが割り当てよりも多くの帯域幅を必要とする場合は、帯域幅の設定を調整できます。図 8-3 および 図 8-4 を参照してください。 |
Cisco IWAN ネットワーク内のサイトの場合、通常は、管理者が IWAN アプリを使用して一元的に設定変更を行います。IWAN アプリを使用せずに、ネットワーク内のデバイスに対して直接行われたローカルな設定変更は、アウトオブバンド設定変更と呼ばれます。ローカルに設定変更されたサイトは非準拠と呼ばれます。
IWAN アプリでは、コンプライアンスについてネットワーク内のサイトをチェックできます。コンプライアンス レポート機能は、各サイトの設定情報を収集します。この機能は、アウトオブバンド設定変更が行われたサイトを検出すると、IWAN アプリの [Monitoring] ページでそのサイトに非準拠フラグを付けます。[Map] ビューではサイトに黄色いバッジが表示され、[Sites List] ビューでは警告を表す黄色い記号が表示されます。
非準拠サイトの [Site Details] ページには、ローカルに加えられた変更の詳細が表示されます。
Cisco Prime Infrastructure は Cisco IWAN ネットワーク内のルータで動作し、ルータの設定に関する情報を収集します。Prime Infrastructure はこの設定情報を IWAN アプリに提供し、IWAN アプリはそれによってネットワーク内の各ルータのコンプライアンス ステータスを判断します。
IWAN アプリは、以下の場合にルータに非準拠フラグを付けます。
Cisco IWAN アプリのコンプライアンス レポート機能を有効にして、アウトオブバンド設定変更が行われたサイトを報告させるには、次の手順を実行します。
手順 1 IWAN アプリのホームページで、[Configure Hub Site & Settings] をクリックします。[Network wide settings] ページが開きます。
手順 3 [Show more] ボタンをクリックして、その他の設定を表示します。
手順 4 [Syslog] セクションで、[Server IP] フィールドに Cisco Prime サーバのアドレスを入力します。(ネットワーク管理者は Prime サーバのアドレスを入力できます)。
手順 5 [Save & Continue] ボタンをクリックして変更を保存します。コンプライアンス レポート機能が有効になります。
コンプライアンス レポート機能がアクティブになると、アウトオブバンド設定変更が行われたサイトが [Monitoring] ページに次のように表示されます。
サイトをクリックして [Site Details] ページを表示し、[Policy Compliance] タブを選択すると、サイトの設定の詳細が表示されます。[Raw Configuration] ドロップダウン メニューから、[All] を選択してサイト設定の全詳細を表示するか、[Difference Only] を選択してサイトに対するアウトオブバンド変更のみを表示します。
IWAN アプリは、IWAN ネットワーク全体の接続に影響する重大なネットワーク問題について情報を提供します。この「サービス保証」は、IWAN アプリとネットワーク内のサイト間の通信に影響を及ぼす可能性がある問題について重要な情報を提供します。
IWAN ネットワーク全体のサイトが接続情報を IWAN アプリに報告します。IWAN アプリはその情報を処理し、重大なネットワーク問題を [Monitoring] ページにアラームとして示します。「Critical」というラベルが付いたボタンは、ネットワーク内のアラームの要約を表示します。
[Map] ビューと [Sites List] ビューには各サイトのアラームが表示され、各アラームの詳細情報に簡単にアクセスできます。
IWAN アプリは、30 分間隔で、ネットワーク内の各サイトにネットワーク機能に関する情報を要求します。その情報を分析した後、[Monitoring] ページにアラームを表示することによって、重大なネットワークの問題を示します。ネットワークの問題によって影響を受けるサイトは、赤いバッジが付いた黄色で示されます。
ネットワークで検出されたすべてのアラームの詳細を表示するには、[Monitoring] ページの上部にある [Assurance] ボタンをクリックします。特定のサイトに影響を及ぼすアラームの情報を表示するには、そのサイト アイコンの上にカーソルを移動するか、サイト アイコンをクリックします。
(注) ネットワーク アラームを報告するサービス保証機能は、本リリースでは「ベータ」機能です。ネットワークの問題を示す唯一のインジケータとして過信しないようにしてください。
IWAN アプリでサービス保証機能を有効にする前に、次の APIC-EM サービスが実行されていることを確認してください: iwan-analytics-service 。
これを確認するには、APIC-EM で [Settings](歯車ボタン)> [System Administration] を選択し、アクティブなサービスを表示します。
[Overview] タブで、 iwan-analytics-service が実行されていることを確認します。
サービス リストの iwan-analytics-service の下に緑色の正方形が表示されていない場合、サービスは実行されていません。サービス名の下の [Running] ラベルの値は 0 になっています。
サービスをアクティブにするには、サービス名の右側にあるプラス アイコン( )をクリックします。インスタンスをアクティブにすることを求められたら、[Yes] をクリックします。
サービスが開始されるまでに数分かかることがあります。完了すると、サービス リストの iwan-analytics-service の名前の下に緑色の正方形が表示されます。
サービス保証機能によるネットワーク アラームの報告を有効にするには、次の手順を実行します。
手順 1 IWAN アプリのホームページで、[Monitor & Troubleshoot] をクリックします。[Monitoring] ページが開きます。
手順 2 [Monitoring] ページで、上部付近にある [Assurance] ボタンの横の [On/Off] スイッチをクリックします。
手順 3 このサービス保証機能のベータ版では、ウィンドウで [Lab Environment] を選択することを求められます。[Lab Environment] をクリックします。
サービス保証機能がアクティブになります。IWAN は、ネットワーク内の全サイトのネットワーク機能について情報収集を開始し、30 分ごとに情報を更新します。
手順 4 (任意)[Assurance] ボタンの下向き矢印をクリックすると、[Refresh] ボタンが付いた小さいドロップダウン ウィンドウが開きます。スケジュールされている次回の自動更新を待たずに、今すぐネットワーク内の全サイトのアラーム情報を要求するには、[Refresh] をクリックします。
IWAN アプリがアラーム情報を分析している間、ドロップダウン ウィンドウには進捗の割合が表示されます。完了すると、表示が更新されます。
ネットワーク アラームの詳細を表示するには、次のいずれかを実行します。