この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
(注) インターフェイス作成の詳細については、マニュアル
『Cisco Nexus 1010 Management Software Release Notes, Release 4.0(4)SP1(1)』を参照してください。
• 「メディア アクセス制御(MAC)アドレス テーブルの設定」
• 「設定の確認」
レイヤ 2 ポートで、パケット上の MAC アドレスと、そのパケットのレイヤ 2 ポート情報とを関連付けるときに、MAC アドレス テーブルが使用されます。MAC アドレス テーブルは、受信したフレームの MAC ソース アドレスを使用して構築されます。受信したフレームの MAC 宛先アドレスがアドレス テーブルに存在しない場合は、そのフレームの受信ポートを除く、同じ VLAN 内のすべての LAN ポートに、そのフレームがフラッディングされます。宛先ステーションから応答があると、関連する MAC 送信元アドレスとポート ID がアドレス テーブルに追加されます。後続のフレームは、すべての LAN ポートにフラッディングされることはなく、1 つの LAN ポートに転送されます。
デバイス上の特定のインターフェイスだけをスタティックに示す MAC アドレスを設定することができます。これは、スタティック MAC アドレスと呼ばれます。スタティック MAC アドレスは、インターフェイス上でダイナミックに学習された MAC アドレスよりも優先されます。ブロードキャストまたはマルチキャストのアドレスは、スタティック MAC アドレスとして設定できません。スタティック MAC エントリは、リブート後も保持されます。
アドレス テーブルには、最大 100 個のアドレス エントリを保管できます。エージング タイマーは、アドレスが 300 秒間、非アクティブのままであった場合、テーブルから、これらのアドレスの削除を開始します。エージング タイマーはグローバルに設定できますが、VLAN 単位では設定できません。エージング タイマーは、グローバルに設定できますが、VLAN ごとには設定できません。
MAC アドレス設定時は、次のガイドラインに留意してください。
• VEM の各 VLAN に対するフォワーディング テーブルには、最高 1024 個の MAC アドレスを格納できます。
• ポート セキュリティがイネーブルにされているインターフェイスでは、スタティック MAC アドレス エントリは設定できません。代わりに、インターフェイス コンフィギュレーション モードで、次のコマンドを使用します。
n1000v(config-if)# switchport port-security mac address xxxx.yyyy.zzzz [vlan vlan id]
.
詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Security Configuration Guide, Release 4.0(4)SV1(3) 』を参照してください。
• NX-OS ソフトウェアでは、次の VLAN 上で設定されたスタティック MAC アドレスを持つポート上でポート セキュリティを設定することは明確に禁じられています。
表 2-1 に、MAC アドレス エージング タイムのデフォルト設定を示します。
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ここでは、MAC アドレス テーブルを設定するための次の手順について説明します。
• 「MAC テーブルからのダイナミック アドレスのクリア」
この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。
• ブロードキャストまたはマルチキャストのアドレスは、スタティック MAC アドレスとして設定できません。
• スタティック MAC アドレスは、インターフェイス上でダイナミックに学習された MAC アドレスを書き換えます。
(注) NX-OS コマンドは、Cisco IOS で使用されているものとは異なる可能性がありますので注意してください。
2. mac address-table static mac address vlan vlan-id {[ drop | interface { type number | | port-channel number ]}
パケットの送信元 MAC アドレスおよびその学習が行われたポートを、レイヤ 2 情報を含む MAC テーブルに保管しておく時間を設定するには、この手順を使用します。
(注) インターフェイス コンフィギュレーション モードまたは VLAN コンフィギュレーション モードで MAC エージング タイムを設定することもできます。
この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。
(注) Cisco NX-OS コマンドは、Cisco IOS で使用されているものとは異なる可能性がありますので注意してください。
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レイヤ 2 MAC アドレス テーブルのエントリが破棄されるまでに経過する時間を指定し、実行中のコンフィギュレーションに保存します。 |
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(任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーし、リブートと再起動を行って、永久的に保存します。 |
この手順を開始する前に、次の点を確認するか、または実行しておく必要があります。
(注) NX-OS コマンドは、Cisco IOS で使用されているものとは異なる可能性がありますので注意してください。
1. clear mac address-table dynamic { address mac_addr } { interface { type number] | port-channel number | vlan vlan_id }
レイヤ 2 MAC アドレス設定を表示し、検証するには、次のコマンドを使用します。
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次の例は、スタティック MAC アドレスの追加方法を示しています。
レイヤ 2 スイッチングの実装に関する追加情報は、次の項を参照してください。
• 「関連資料」
• 「標準規格」
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この機能でサポートされる新規または改訂された標準規格はありません。また、この機能による既存の標準規格サポートの変更はありません。 |
ここでは、MAC アドレス テーブルのリリース履歴を示します。
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