この章では、Cisco Nexus 1110-S ソフトウェアと Cisco Nexus 1110-X ソフトウェアのインストール方法について説明します。内容は次のとおりです。
• 「前提条件」
• 「プライマリ Cisco Virtual Services Appliance の設定」
• 「セカンダリ Cisco Virtual Services Appliance の設定」
• 「Cisco Virtual Services Appliance 設定の確認」
• 「Cisco Virtual Services Appliance を使用する前に」
(注) VSB 上の Cisco Nexus 1000V ソフトウェアのアップグレードについては、『Cisco Nexus 1000V Software Installation and Upgrade Guide, Release 4.2(1)SV1(5.2)』を参照してください。
Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリの概要と、インストール後のソフトウェアの設定手順については、『 Cisco Nexus Virtual Services Appliance Software Configuration Guide, Release 4.2(1)SP1(5.1) 』を参照してください。
Cisco Nexus 1110-S ソフトウェアと Cisco Nexus 1110-X ソフトウェアは、ISO イメージとしてあらかじめインストールされています。以下の手順を使用して、Cisco Nexus 1110-S ソフトウェアまたは Cisco Nexus 1110-X ソフトウェアをインストールします。インストールは以下の手順で行います。
ステップ 1 正しいバージョンの Cisco Integrated Management Controller(CIMC)ソフトウェアがインストールされていることを確認します。「CIMC および BIOS 情報」 を参照してください。
ステップ 2 管理ソフトウェアについての情報を収集します。「管理ソフトウェアについての情報の収集」 を参照してください。
ステップ 3 プライマリ Cisco Nexus 1110-S または Cisco Nexus 1110-X を設定します。「プライマリ Cisco Virtual Services Appliance の設定」を参照してください。
ステップ 4 セカンダリ Cisco Nexus 1110-S または Cisco Nexus 1110-X を設定します。「セカンダリ Cisco Virtual Services Appliance の設定」 を参照してください。
Cisco Virtual Services Appliance リリース 4.2(1)SP1(5.1) のインストールを開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• 最新のファームウェア リリースを搭載していること。詳細については、「CIMC および BIOS 情報」を参照してください。
• Cisco Integrated Management Controller(CIMC)ソフトウェア バージョン 1.2.1(b) 以降がインストールされていること。詳細については、「CIMC および BIOS 情報」を参照してください。
• このバージョンの CIMC がインストール済みであることを確認する手順は、「Cisco CIMC ソフトウェアのバージョンの確認」を参照してください。詳細については、『 CIMC Firmware Management on UCS C-Series Servers』 を参照してください。
これよりも前のバージョンの CIMC がインストールされている場合は、インストールに失敗します。
• Cisco Virtual Services Appliance CIMC GUI を使用して、マニュアルの手順に従い CIMC と BIOS ファームウェアを個別に更新してください。詳細については、「CIMC および BIOS 情報」を参照してください。
Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリの設定時に以下のガイドラインおよび制約事項に従ってください。
• ドメイン ID は VLAN 内で一意である必要があります。
• 他の Cisco Virtual Services Appliance または Cisco Nexus 1000V が同じ VLAN に存在する場合も、ドメイン ID は全体で一意である必要があります。
• ソフトウェアの設定時に、使用しているシステムのアップリンク タイプを設定します。アップリンク タイプを設定した場合、アップリンク タイプを変更するにはソフトウェアをリロードする必要があります。
• HA スタンドアロン ロールは Cisco Virtual Services Appliance ではサポートされていません。
• Cisco Virtual Services Appliance は HA モード以外ではサポートされていません。
• シスコのベスト プラクティスとして、プライマリ Cisco Virtual Services Appliance をセカンダリ バックアップと同時に設定することをお勧めします。プライマリ Cisco Virtual Services Appliance は、セカンダリ バックアップなしで設定してもかまいませんが、この設定は実働環境ではサポートされていません。
• プライマリおよびセカンダリの両方の Cisco Virtual Services Appliance で、ドメイン ID、アップリンク タイプ、制御 VLAN、管理 VLAN、制御アップリンク、管理アップリンクを同じものに設定することをお勧めします。
• Cisco Nexus 1110 のペアリングは、ハードウェア プラットフォームと一致している必要があります。Cisco Nexus 1110-S と Cisco Nexus 1110-X をペアにすることはできません。
CIMC の最新ソフトウェア バージョンのインストールと、CIMC および BIOS ファームウェアの更新を行うには、以下のガイドラインを使用してください。
• CIMC ソフトウェア バージョン 1.2.1(b) 以降がインストールされていること。最新のファームウェア リリースを搭載することをお勧めします。
• このバージョンの CIMC がインストール済みであることを確認する手順は、「Cisco CIMC ソフトウェアのバージョンの確認」を参照してください。詳細については、『 CIMC Firmware Management on UCS C-Series Servers』 を参照してください。
これよりも前のバージョンの CIMC がインストールされている場合は、アップグレードまたはインストールに失敗します。
• 次の手順を使用して CIMC ソフトウェアの最新バージョンをダウンロードします。
– 次の場所からシスコ ソフトウェアのダウンロード ページにアクセスします。 http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html
– [Download Software] ページが表示されます。[Products] セクションで、[Unified Computing and Servers] をクリックします。
– [Cisco UCS C-Series Rack-Mount Standalone Server Software] をクリックします。
– [Cisco UCS C200 M2 Rack-Mount Server Software] をクリックします。
– [Unified Computing System (UCS) Server Firmware] をクリックしてソフトウェアのタイプを選択します。[Download Software] ページが表示されます。
– [Download] をクリックして、CIMC ソフトウェアの最新バージョンをダウンロードします。
• ファームウェア リリース 1.4(3) 以降の場合、Cisco UCS Host Upgrade Utility ツールは Cisco Nexus 1110-S と Cisco Nexus 1110-X をサポートします。
Cisco UCS Host Upgrade Utility ツールの関連資料については、以下を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/partner/products/ps10493/products_user_guide_list.html
• 1.4(3) よりも前のファームウェア リリースの場合、Cisco Virtual Services Appliance CIMC GUI を使用して、マニュアルの手順に従い CIMC と BIOS ファームウェアを個別に更新します。
– 次のマニュアルの手順に従い、最新の CIMC バージョンにアップグレードします。 http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_configuration_example09186a0080b07b7c.shtml#gui-firmware-browser
– 次のマニュアルの手順に従い、BIOS ファームウェアをアップグレードします。 http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/c/sw/bios/b_Upgrading_BIOS_Firmware.html#task_DD83FB75DB8C485FA4E8ED222C77BD3C
• 手動アップグレード用の CIMC バイナリ ファイルは、upd-pkg-c200-m1-cimc.full.x.x.x.bin ファイルです。このファイルは、HUU ISO イメージまたは旧バージョンの BIOS ファームウェアと CIMC ファームウェアが含まれる zip ファイルから抽出できます。
次の手順に従って、CIMC ソフトウェア バージョン 1.2.1(b) 以降が Cisco Virtual Services Appliance にインストール済みであることを確認します。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• CIMC ソフトウェア バージョン 1.2.1(b) 以降がインストールされていること。
• CIMC ソフトウェア バージョン 1.2.1(b) 以降がインストールされている場合、 show hardware コマンドの出力で、Cisco Nexus 1110-S では製品 ID N1K-C1110-S、Cisco Nexus 1110-X では製品 ID N1K-C1110-X が得られます。ここで説明する手順には、この確認作業が含まれています。
• CLI または Web ブラウザから Cisco Nexus 1010 または Cisco Nexus 1010-X にログイン済みであること。
ステップ 1 Cisco Nexus 1110-S または Cisco Nexus 1110-X から、次のいずれかを実行して製品 ID(PID)を表示します。
• CLI で、 show hardware コマンドを実行して出力を表示します。
「Switch Hardware ID information」の下にある PID を探します。
• Web ブラウザで、[Server Summary] ウィンドウを開いてサーバ プロパティを表示します。例については、図 2-1 を参照してください。
図 2-1 CIMC のウィンドウに表示される製品 ID(PID)
• 表示される PID が Cisco Nexus 1110-S で N1K-C1110-S、あるいは Cisco Nexus 1110-X で N1K-C1110-X の場合は、インストールまたは Cisco Virtual Services Appliance リリース 4.2(1)SP1(5.1) へのアップグレードは行わないでください。
• 表示される PID が Cisco Nexus 1110-S で N1K-C1110-S 以外の場合、あるいは Cisco Nexus 1110-X で N1K-C1110-X 以外の場合は、インストールまたは リリース 4.2(1)SP1(5.1) へのアップグレードは行わないでください。代わりに、RMA プロセスを使用して Cisco Virtual Services Appliance を置き換える必要があります。「Cisco Virtual Services Appliance の交換」を参照してください。
インストールを開始する前に、Cisco Virtual Services Appliance について以下の情報が必要です。
• 「High Availability(HA; ハイ アベイラビリティ)冗長ロール」
• 「VLAN」
システム ソフトウェアを設定する場合は、管理者パスワードを作成する必要があります。 表 2-1 に、パスワード強化のためのガイドラインを示します。
Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリは、ハイ アベイラビリティを実現するために冗長なペアで提供されます。デバイスを設定する場合に、ハイ アベイラビリティ ロール(プライマリまたはセカンダリ)を設定します。 表 2-2 に、これらのロールの説明を示します。
(注) HA スタンドアロン ロールは Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリではサポートされていません。Cisco Virtual Services Appliance は HA モード以外ではサポートされていません。
表 2-3 に、HA 冗長ステートの説明を示します。
プライマリおよびセカンダリ Cisco Virtual Services Appliance は、ドメイン ID を使用してお互いを識別します。Cisco Virtual Services Appliance は同じスイッチング ドメインに属し、同じ管理 IP アドレスを共有する必要があります。
Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリは、ネットワークに接続するため次の 2 つのタイプのネットワーク アップリンク設定をサポートします。
• フレキシブル ネットワーク アップリンク:フレキシブル ネットワーク設定により、Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリをネットワークに接続する完全な柔軟性が得られ、最大 6 個のアップリンクを設置できるようになります。
• スタティック ネットワーク アップリンク:スタティック ネットワーク アップリンク設定では、Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリは 4 個の固定ネットワーク アップリンク設定を使用してネットワークに接続します。「ネットワーク アップリンク タイプ」 を参照してください。
上記の設定により、サポート対象の次の 5 つのアップリンク タイプのいずれかを使用してシステムをネットワークに接続できます。
• 共通の管理および制御トラフィックを持つ 2 つのアップリンク
• 共通の制御およびデータ トラフィックを持つ 2 つのアップリンク
(注) アップリンク タイプを設定した場合、アップリンク タイプを変更するにはソフトウェアをリロードする必要があります。
ネットワーク アップリンクのタイプについて詳しくは、『 Cisco Nexus Virtual Services Appliance Software Configuration Guide, Release 4.2(1)SP1(5.1) 』を参照してください。
Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリのインストール時に、フレキシブル ネットワーク アップリンク タイプかスタティック ネットワーク アップリンク タイプのいずれかを設定できます。アップリンク タイプを変更する場合、アップリンク タイプを変更するたびにリロードして変更内容を反映させる必要があります。
ネットワーク アップリンクのタイプの移行について詳しくは、『 Cisco Nexus Virtual Services Appliance Software Configuration Guide, Release 4.2(1)SP1(5.1) 』を参照してください。
表 2-4 に、サポートされた 4 つのネットワーク アップリンク タイプと各タイプの VLAN トラフィックを伝送するポートを示します。
Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリでは、仮想サービス ブレードに対する管理と通信を行うために制御 VLAN と管理 VLAN が使用されます。これらの VLAN は、管理ソフトウェアの初期設定の一部として追加されます。制御 VLAN とパケット VLAN も作成された各仮想サービス ブレードに追加されます。管理 VLAN は、各仮想サービス ブレードによって Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリから継承されます。
Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリで制御 VLAN、パケット VLAN、または管理 VLAN を変更する場合、変更はすぐに反映されます。Cisco Virtual Services Appliance で制御 VLAN および管理 VLAN の変更を反映するには、リロードが必要です。ただし、サービスの持続性のため、ホストされた Virtual Supervisor Module(VSM)で同じ制御 VLAN とパケット VLAN を設定する必要があります。このように設定しないと、Cisco Virtual Services Appliance が VSM との通信を失います。
管理 VLAN は、Cisco Nexus 1010 の管理ポートに対するトラフィックを転送する VLAN です。仮想サービス ブレードがトラフィックの管理クラスを使用する場合、仮想サービス ブレードは Cisco Virtual Services Appliance から管理 VLAN を継承します。
管理 VLAN は外部から使用され、Cisco Virtual Services Appliance の管理 0 インターフェイスに到達します。Cisco Virtual Services Appliance とホストされた Cisco Nexus 1000V VSM は同じ管理 VLAN を共有します。仮想サービス ブレードの作成時に設定された制御 VLAN とパケット VLAN とは異なり、管理 VLAN は Cisco Nexus 1010 がホストするすべての仮想サービス ブレードによって Cisco Virtual Services Appliance から継承されます。
制御 VLAN は、冗長な Cisco Virtual Services Appliance 間の通信に使用されるレイヤ 2 インターフェイスです。このインターフェイスは、ハートビートなどの下位の制御パケットと Cisco Nexus 1010 間で交換する必要があるすべての設定データを処理します。
• 冗長 HA ペアのプライマリ Cisco Nexus 1110-S または Cisco Nexus 1110-X
シスコのベスト プラクティスとして、プライマリ Cisco Nexus 1110-S または Cisco Nexus 1110-X をセカンダリ バックアップと同時に設定することをお勧めします。プライマリ Cisco Virtual Services Appliance は、セカンダリ バックアップなしで設定してもかまいませんが、この設定は実働環境ではサポートされていません。
• この Cisco Virtual Services Appliance に対して次の情報が利用可能であること。
– HA ロール(プライマリまたはセカンダリ)
HA ロールを指定しないと、ロールはプライマリとして設定されます。
– 管理 0 IP アドレス
これは、アプライアンスで mgmt0 ポートとして現れる管理インターフェイスの IP アドレスです。
ステップ 1 次の方法のいずれかを使用して、Cisco Nexus 1110-S または Cisco Nexus 1110-X CLI にログインします。
---- System Admin Account Setup ----
Enter the password for "admin":
Confirm the password for "admin":
• CIMC で Serial over LAN 接続からログインします。
---- System Admin Account Setup ----
Enter the password for "admin":
Confirm the password for "admin":
ステップ 2 画面の指示に従って、管理者パスワードの入力と確認を行います。
---- System Admin Account Setup ----
Confirm the password for
Enter the password for "admin":
"admin":
ステップ 3 画面の指示に従って、HA ロールを入力します。ロールを指定しない場合は、プライマリが割り当てられます。
Enter HA role[primary/secondary]:
primary
(注) HA スタンドアロン ロールは Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリではサポートされていません。Cisco Virtual Services Appliance は HA モード以外ではサポートされていません。
ステップ 4 画面の指示に従って、アップリンク タイプを入力します。スタティック ネットワーク アップリンクを指定するには、1 ~ 4 の値を入力します。フレキシブル ネットワーク アップリンクを指定するには、5 の値を入力します。
(注) アップリンク タイプを設定した場合、アップリンク タイプを変更するにはソフトウェアをリロードする必要があります。
ステップ 5 画面の指示に従って、制御 VLAN の VLAN ID を入力します。
ステップ 6 画面の指示に従って、制御アップリンク タイプを入力します。
ステップ 7 画面の指示に従って、ドメイン ID を入力します。
ステップ 8 画面の指示に従って、管理 VLAN の VLAN ID を入力します。
ステップ 9 画面の指示に従って、管理アップリンク タイプを入力します。
ステップ 10 このプロセスを完了すると、Cisco Virtual Services Appliance ソフトウェアは設定を保存し、ネットワーク アップリンクを設定するために自動的にリブートします。
新しい設定は不揮発性ストレージに保存され、その後、実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションが同一になります。
リブート後、デフォルトのスタティック トポロジまたはフレキシブル トポロジが設定されます。デフォルトのネットワーク アップリンク設定については、図 2-2を参照してください。詳細については、『 Cisco Nexus Virtual Services Appliance Software Configuration Guide, Release 4.2(1)SP1(5.1) 』を参照してください。
図 2-2 デフォルトのフレキシブル ネットワーク アップリンク設定(vPC/VSS を含まない)
図 2-3 デフォルトのフレキシブル ネットワーク アップリンク設定(vPC/VSS を含む)
ステップ 11 基本設定ダイアログボックスの入力を確認するメッセージが表示されたら、 yes と答えます。
ステップ 12 別のログイン アカウントの作成を確認するメッセージが表示されたら、 no と答えます。
Create another login account (yes/no) [n]: no
ステップ 13 読み取り専用 SNMP コミュニティ ストリングの設定を確認するメッセージが表示されたら、 no と答えます。
Configure read-only SNMP community string (yes/no) [n]: no
ステップ 14 読み取りと書き込み SNMP コミュニティ ストリングの設定を確認するメッセージが表示されたら、 no と答えます。
Configure read-write SNMP community string (yes/no) [n]:
ステップ 16 アウトオブバンド管理の設定を確認するメッセージが表示されたら、 yes と答えて管理 0 IPv4/IPv6 アドレスを入力します。
これは、アプライアンスで mgmt0 ポートとして現れる管理インターフェイスの IP アドレスです。
Continue with Out-of-band (mgmt0) management configuration? [yes/no] [y]: yes
Mgmt0 IP address type V4/V6? (V4): V6
ステップ 17 デフォルト ゲートウェイの設定を確認するメッセージが表示されたら、 yes と答えます。
Configure the default-gateway: (yes/no) [y]: yes
IPv6 address of the default gateway: 1:a:0::1
ステップ 18 高度な IP オプションを設定するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されたら、 no と入力します。
Configure Advanced IP options (yes/no)? [n]: no
ステップ 19 Telnet サービスの有効化を確認するメッセージが表示されたら、 yes
と答えます。
Enable the telnet service? (yes/no) [y]: yes
ステップ 20 SSH サービスの有効化を確認するメッセージが表示されたら、 yes と答えてキー タイプとキー ビット数を入力します。
Enable the ssh service? (yes/no) [y]: yes
Type of ssh key you would like to generate (dsa/rsa) : rsa
Number of key bits <768-2048> : 1024
ステップ 21 NTP サーバの設定を確認するメッセージが表示されたら、 no と答えます。
Configure NTP server? (yes/no) [n]: no
• 設定を編集しない場合は、 no と答えて次のステップに進む。
• 設定を編集する場合は、 yes と答えてステップ 12 に戻り、各コマンドを再度実行する。
ステップ 23 この設定を使用および保存するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、 yes と答えます。
Use this configuration and save it? (yes/no) [y]: yes
新しい設定は不揮発性ストレージに保存され、その後、実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションが同一になります。
(注) EXEC モードで setup コマンドを入力すると、ステップ 12 からステップ 23 で実行した設定を更新するセットアップ ルーチンをいつでも使用できます。セットアップが開始されたら、Enter キーを押してコマンドをスキップします。Ctrl キーを押した状態で C キーを押して、残りのコマンドをスキップします。
ステップ 24 これで手順は完了です。設定を確認するには、次のコマンドを実行します。
冗長ペアのセカンダリ Cisco Virtual Services Appliance に対して管理ソフトウェアを設定する手順を次に示します。
プライマリおよびセカンダリの両方の Cisco Virtual Services Appliance で、ドメイン ID、アップリンク タイプ、制御 VLAN、管理 VLAN、制御アップリンク、管理アップリンクを同じものに設定することをお勧めします。
ステップ 1 画面の指示に従って、管理者パスワードの入力と確認を行います。
---- System Admin Account Setup ----
Confirm the password for
Enter the password for "admin":
"admin":
ステップ 2 画面の指示に従って、HA ロールを入力します。
Enter HA role[primary/secondary]:
secondary
ステップ 3 画面の指示に従って、アップリンク タイプを入力します。
(注) アップリンク タイプを設定した場合、アップリンク タイプを変更するにはソフトウェアをリロードする必要があります。
ステップ 4 画面の指示に従って、制御 VLAN の VLAN ID を入力します。
ステップ 5 画面の指示に従って、制御アップリンク タイプを入力します。
ステップ 6 画面の指示に従って、ドメイン ID を入力します。
ステップ 7 画面の指示に従って、管理 VLAN の VLAN ID を入力します。
ステップ 8 画面の指示に従って、管理アップリンク タイプを入力します。
• 新しい設定は不揮発性ストレージに保存され、その後、実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションが同一になります。
• ネットワーク アップリンクを設定するためにシステムがリブートします。
• システムが再起動し、プライマリ Cisco Nexus 1000V と設定を同期します。
次の例は、インストール時にフレキシブル ネットワーク アップリンクを設定する方法を示します。
次の例は、インストール時にスタティック ネットワーク アップリンクを設定する方法を示します。
Cisco Virtual Services Appliance 設定を確認するには、次のコマンドを使用します。
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Cisco Virtual Services Appliance の実行コンフィギュレーションを表示します。 例 2-1(P.2-20) を参照してください。 |
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Cisco Virtual Services Appliance の冗長ステート(アクティブまたはスタンバイ)と冗長ロール(プライマリまたはセカンダリ)を表示します。 例 2-2(P.2-22) を参照してください。 |
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Cisco Virtual Services Appliance のドメイン情報を表示します。 例 2-3(P.2-23) を参照してください。 |
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アクティブまたはスタンバイ Cisco Virtual Services Appliance のアップリンク接続を表示します。 例 2-4(P.2-23) を参照してください。 |
次に、Cisco Virtual Services Appliance 設定を表示および確認する例を示します。
ソフトウェアのインストールが完了すると、Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリを設定することができます。詳細については、『 Cisco Nexus Virtual Services Appliance Software Configuration Guide, Release 4.2(1)SP1(5.1) 』を参照してください。
ステップ 1 フレキシブル ネットワーク アップリンク用ポート チャネルを設定します。フレキシブル ネットワーク アップリンク タイプの設定後、ポート チャネルを設定するにはこの手順を使用します。
ステップ 2 リモート管理を設定します。到達不能 Cisco Nexus 1110-S または Cisco Nexus 1110-X のリカバリで使用するスタートアップ コンフィギュレーションにリモート管理を設定するにはこの手順を使用します。
ステップ 3 新規 Cisco Virtual Services Appliance にサービス ブレードを追加するには、以下のいずれかを実行します。
• 既存の VSM を VM から Cisco Virtual Services Appliance に移行する。
ここでは、ソフトウェア インストールおよびアップグレードのリリース履歴について説明します。