ファイバ チャネル show コマンド
この章では、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチに使用できる Cisco NX-OS ファイバ チャネルおよびバーチャル ファイバ チャネル show コマンドについて説明します。
show cfs
Cisco Fabric Services(CFS)情報を表示するには、 show cfs コマンドを使用します。
show cfs { application [ name app-name ] | lock [ name app-name [ vsan vsan-id ]] | merge status [ name app-name [ vsan vsan-id ]] | peers [ name app-name [ vsan vsan-id ] | regions | status }
シンタックスの説明
application |
ローカルに登録されたアプリケーションを表示します。 |
name app-name |
(任意)ローカル アプリケーション情報を名前で指定します。最大 64 文字まで可能です。 |
lock |
アプリケーションの論理ロックまたは物理ロックの状態を表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)Virtual Storage Area Network(VSAN; 仮想 SAN)ID を指定します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
merge status |
CFS 結合情報を表示します。 |
peers |
論理または物理 CFS ピアを表示します。 |
regions |
CFS 領域を表示します。 |
status |
CFS 配信がイネーブルかディセーブルかを表示します。イネーブルがデフォルト設定です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、すべてのアプリケーションの CFS 物理ピア情報を表示する例を示します。
次に、スイッチ上のすべてのアプリケーションの CFS 情報を表示する例を示します。
switch# show cfs application
(注) show cfs application コマンドは、CFS で登録されたアプリケーションだけを表示します。CFS を使用する条件付きサービスは、そのサービスが実行されていない限り出力には表示されません。
次に、デバイス エイリアス アプリケーションの CFS 情報を表示する例を示します。
switch# show cfs application name device-alias
次に、デバイス エイリアス アプリケーションの CFS 結合操作情報を表示する例を示します。
switch# show cfs merge status device-alias
次に、CFS 配信がイネーブルかどうかを表示する例を示します。
show debug npv
スイッチに設定されている N Port Virtualization(NPV; N ポート バーチャライゼーション)デバッグ コマンドを表示するには、show debug npv コマンドを使用します。
show debug npv
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show debug npv コマンドを使用できるのは、スイッチが NPV モードの場合だけです。
例
スイッチに使用できるすべての NPV デバッグ コマンドを表示する例を示します。
関連コマンド
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|
debug npv |
NPV コンフィギュレーションのデバッグをイネーブルにします。 |
show device-alias
デバイス名情報を表示するには、 show device-alias コマンドを使用します。
show device-alias { database | merge status | name device-name [ pending ] | pending | pending-diff | pwwn pwwn-id [ pending ] | session status | statistics | status
シンタックスの説明
database |
デバイス名データベース全体を表示します。 |
merge status |
デバイス結合ステータスを表示します。 |
name device-name |
特定のデバイス名のデバイス名データベース情報を表示します。 |
pending |
未決定のデバイス名データベース情報を表示します。 |
pending-diff |
デバイス名データベース情報の未決定の差異を表示します。 |
pwwn pwwn-id |
特定の pWWN のデバイス名データベース情報を表示します。フォーマットは、 hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh で、 h は 16 進数です。 |
session status |
デバイス名セッション ステータスを表示します。 |
statistics |
デバイス名データベースの統計情報を表示します。 |
status |
デバイス名データベースのステータスを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
デバイス名として、暗号デバイス名の代わりに FC エイリアスを使用するには、各 FC エイリアスにメンバーを 1 つだけ追加します。
例
次に、デバイス エイリアス データベースの内容を表示する例を示します。
switch# show device-alias database
次に、すべてのグローバル FC エイリアスおよびすべての VSAN 従属 FC エイリアスを表示する例を示します。
switch# show device-alias name efg
次に、すべてのグローバル FC エイリアスおよびすべての VSAN 従属 FC エイリアスを表示する例を示します。
switch# show device-alias statistics
関連コマンド
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|
device-alias name |
デバイス エイリアス名を設定します。 |
device-alias database |
デバイス エイリアス情報を設定します。 |
device-alias distribute |
デバイス エイリアス Cisco Fabric Services(CFS)配信をイネーブルにします。 |
show fabric-binding
設定されているファブリック バインディング情報を表示するには、 show fabric-binding コマンドを使用します。
show fabric-binding { database [ active ] [ vsan vsan-id ] | efmd statistics [ vsan vsan-id ] | statistics [ vsan vsan-id ] | status [ vsan vsan-id ] | violations [ last number ]}
シンタックスの説明
database |
設定されたデータベース情報を表示します。 |
active |
(任意)アクティブ データベース コンフィギュレーション情報を表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)FICON 対応 VSAN ID を指定します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
efmd statistics |
Exchange Fabric Membership Data(EFMD)統計情報を表示します。 |
statistics |
ファブリック バインディング統計情報を表示します。 |
status |
ファブリック バインディング ステータスを表示します。 |
violations |
ファブリック バインディング コンフィギュレーションにおける違反を表示します。 |
last number |
(任意)最新の違反を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 100 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、設定されているファブリック バインディング データベース情報を表示する例を示します。
switch# show fabric-binding database
次に、アクティブ ファブリック バインディング情報を表示する例を示します。
switch# show fabric-binding database active
次に、アクティブな VSAN 固有ファブリック バインディング情報を表示する例を示します。
switch# show fabric-binding database active vsan 61
次に、設定されている VSAN 固有のファブリック バインディング情報を表示する例を示します。
switch# show fabric-binding database vsan 4
次に、ファブリック バインディングの統計情報を表示する例を示します。
switch# show fabric-binding statistics
次に、各 VSAN のファブリック バインディング ステータスを表示する例を示します。
switch# show fabric-binding status
次に、EFMD の統計情報を表示する例を示します。
switch# show fabric-binding efmd statistics
次に、指定 VSAN の EFMD 統計を表示する例を示します。
switch# show fabric-binding efmd statistics vsan 4
次に、ファブリック バインディング違反を表示する例を示します。
switch# show fabric-binding violations
show fc2
FC2 情報を表示するには、 show fc2 コマンドを使用します。
show fc2 { bind | classf | exchange | exchresp | flogi | nport | plogi | plogi_pwwn | port [ brief ] | socket | sockexch | socknotify | socknport | vsan }
シンタックスの説明
bind |
FC2 ソケット バインディングを表示します。 |
classf |
FC2 classf セッションを表示します。 |
exchange |
FC2 アクティブ交換を表示します。 |
exchresp |
FC2 アクティブ応答交換を表示します。 |
flogi |
FC2 Fabric Login(FLOGI)テーブルを表示します。 |
nport |
FC2 ローカル N ポートを表示します。 |
plogi |
FC2 Port Login(PLOGI)セッションを表示します。 |
plogi_pwwn |
FC2 PLOGI pWWN エントリを表示します。 |
port |
FC2 物理ポート テーブルを表示します。 |
brief |
FC2 物理ポート テーブルを要約形式で表示します。 |
socket |
FC2 アクティブ ソケットを表示します。 |
sockexch |
各ソケットの FC2 アクティブ交換を表示します。 |
socknotify |
各ソケットの FC2 ローカル N ポート PLOGI/LOGO 通知を表示します。 |
socknport |
ソケットごとの FC2 ローカル N ポートを表示します。 |
vsan |
FC2 VSAN テーブルを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
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4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、FC2 アクティブ ソケット情報を表示する例を示します。
次に、FC2 ソケット バインディング情報を表示する例を示します。
次に、FC2 ローカル N ポート情報を表示する例を示します。
次に、FC2 PLOGI セッション情報を表示する例を示します。
次に、FC2 物理ポート情報を表示する例を示します。
次に、各ソケットの FC2 ローカル N ポート PLOGI 通知を表示する例を示します。
switch# show fc2 socknotify
次に、各ソケットの FC2 ローカル N ポートを表示する例を示します。
switch# show fc2 socknport
次に、FC2 VSAN テーブルを表示する例を示します。
show fcalias
ファイバ チャネル エイリアス(fcalias)のメンバー名情報を表示するには、 show fcalias コマンドを使用します。
show fcalias [ name fcalias-name ] [ pending ] [ vsan vsan-id ]
シンタックスの説明
name fcalias-name |
(任意)特定の名前の fcalias 情報を表示します。最大 64 文字まで可能です。 |
pending |
(任意)未決定の fcalias 情報を表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)VSAN の fcalias 情報を表示します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
コマンドのデフォルト
すべてのグローバル fcalias のリスト、およびすべての VSAN 従属 fcalias のリストを表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
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|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
デバイス名として、暗号デバイス名の代わりに FC エイリアスを使用するには、各 FC エイリアスにメンバーを 1 つだけ追加します。
例
次に、fcalias の設定情報を表示する例を示します。
switch# show fcalias vsan 1
関連コマンド
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fcalias name |
FC エイリアス名を設定します。 |
show fcdomain
ファイバ チャネル ドメイン(fcdomain)情報を表示するには、show fcdomain コマンドを使用します。
show fcdomain [ address-allocation [ cache ] | allowed | domain-list | fcid persistent [ unused ] | pending [ vsan vsan-id ] | pending-diff [ vsan vsan-id ] | session-status [ vsan vsan-id ] | statistics [ interface { fc slot / port [ vsan vsan-id ] } | san-port-channel port [ vsan vsan-id ] ] | status | vsan vsan-id ]
シンタックスの説明
address-allocation |
(任意)Fibre Channel(FC)ID 割り当ての統計情報を表示します。 |
cache |
(任意)主要スイッチのファブリックを出て再入するデバイス(ディスクまたはホスト)に対して、FC ID を再割り当てします。キャッシュ内では、VSAN はこのデバイスを含む VSAN を、WWN は FC ID を所有していたデバイスを、マスクは FC ID に対応する 1 つのエリアまたはエリア全体を表します。 |
allowed |
(任意)許可されたドメイン ID のリストが表示されます。 |
domain-list |
(任意)主要なスイッチが提供するドメイン ID のリストを表示します。 |
fcid persistent |
(任意)固定 FC ID(再起動後も変わらない ID)を表示します。 |
pending |
(任意)未決定コンフィギュレーションを表示します。 |
pending-diff |
(任意)実行コンフィギュレーションと未決定コンフィギュレーションの差異を表示します。 |
session-status |
(任意)FC ドメインの最後の動作を表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)VSAN ID を指定します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
statistics |
(任意)FC ドメインの統計情報を表示します。 |
interface |
(任意)インターフェイスを指定します。 |
fc slot / port |
(任意)ファイバ チャネル インターフェイスを指定します。 |
san-port-channel port |
(任意)SAN ポート チャネル インターフェイスを指定します。有効範囲は 1 ~ 128 です。 |
status |
(任意)FC ドメインのすべての VSAN 独立型情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
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4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
引数を指定せずに show fcdomain を入力すると、すべての VSAN が表示されます。VSAN をアクティブにする必要があります。アクティブでないとエラーになります。
例
次に、VSAN 1 の FC ドメイン情報を表示する例を示します。
switch# show fcdomain vsan 1
次に、VSAN 76 の FC ドメイン ドメイン リスト情報を表示する例を示します。
switch# show fcdomain domain-list vsan 76
Number of domains: 3
Domain ID WWN
--------- -----------------------
0xc8(200) 20:01:00:05:30:00:47:df [Principal]
0x63(99) 20:01:00:0d:ec:08:60:c1 [Local]
0x61(97) 50:00:53:0f:ff:f0:10:06 [Virtual (IVR)]
表 9-1 に、 show fcdomain domain-list コマンドの出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。
表 9-1 show fcdomain のフィールドの説明
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Domain ID |
WWN に対応するドメイン ID の一覧です。 |
WWN |
対応するドメイン ID を要求するスイッチ(物理スイッチまたは仮想スイッチ)の WWN を示します。 |
Principal |
VSAN で主要なスイッチの WWN およびドメイン ID を表示する行を示します。 |
Local |
ローカル スイッチ( show fcdomain domain-list コマンドを入力したスイッチ)の WWN およびドメイン ID を表示する行を示します。 |
Virtual (IVR) |
ドメイン ID を入手するために Inter-VSAN Routing(IVR)マネージャに使用されている仮想スイッチの WWN が表示されている行を示します |
許可されたドメイン ID リストを表示する例を示します。
switch# show fcdomain allowed vsan 1
許可されたドメイン ID リストの CFS 配信ステータスを表示する例を示します。
switch# show fcdomain status
未決定の設定変更を表示する例を示します。
switch# show fcdomain pending vsan 10
未決定コンフィギュレーションと現行のコンフィギュレーションの差異を表示する例を示します。
switch# show fcdomain pending-diff vsan 10
配信セッションのステータスを表示する例を示します。
switch# show fcdomain session-status vsan 1
関連コマンド
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|
fcdomain |
ファイバ チャネル ドメイン機能を設定します。 |
show fcdroplatency
設定されているファイバ チャネル遅延パラメータを表示するには、 show fcdroplatency コマンドを使用します。
show fcdroplatency [ network | switch ]
シンタックスの説明
network |
(任意)ミリ秒単位のネットワーク遅延 |
switch |
(任意)ミリ秒単位のスイッチ遅延 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
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4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、設定されているファイバ チャネル遅延パラメータを表示する例を示します。
switch# show fcdroplatency
show fcflow stats
設定されているファイバ チャネル フロー(fcflow)情報を表示するには、 show fcflow stats コマンドを使用します。
show fcflow stats [ aggregated | usage ] [ index flow-index ]
シンタックスの説明
aggregated |
(任意)集約 fcflow 統計情報を表示します。 |
usage |
(任意)フロー インデックスの使用状況を表示します。 |
index flow-index |
(任意)fcflow インデックスを指定します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
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|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、集約 fcflow の詳細を表示する例を示します。
switch# show fcflow stats aggregated
次に、fcflow の詳細を表示する例を示します。
switch# show fcflow stats
次に、fcflow インデックスの使用状況を表示する例を示します。
switch# show fcflow stats usage
show fcid-allocation
会社 ID のファイバ チャネル地域リストを表示するには、 show fcid allocation コマンドを使用します。
show fcid-allocation area | company-id-from-wwn wwn [ company-id ]
シンタックスの説明
area |
会社 ID の自動地域リストを選択します。 |
company-id-from-wwn wwn |
指定 World Wide Name(WWN)から会社 ID を選択します。 |
company-id |
(任意)表示する個々の会社 ID(Organizational Unit Identifier(OUI))を選択します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、会社 ID のファイバ チャネル地域会社リストを表示する例を示します。
switch# show fcid-allocation area
Fcid area allocation company id info:
00:50:2E
00:50:8B
00:60:B0
00:A0:B8
00:E0:69
00:E0:8B
00:32:23 +
Total company ids: 7
+ - Additional user configured company ids.
* - Explicitly deleted company ids from default list.
表 9-2 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。
表 9-2 show fcid-allocation area company のフィールドの説明
|
|
+ |
デフォルトのリストに追加された会社 ID を示します。 |
- |
デフォルトのリストから削除された会社 ID を示します。 |
show fcns database
検出結果の表示、あるいは指定 VSAN またはすべての VSAN のネーム サーバ データベースの表示を行うには、 show fcns database コマンドを使用します。
show fcns database { detail [ vsan vsan-id ] | domain domain-id [ detail ] [ vsan vsan-range ] | fcid fcid-id [ detail ] vsan vsan-range | local [ detail ] [ vsan vsan-range ] | vsan vsan-id }
シンタックスの説明
detail |
各エントリ内の全オブジェクトを表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)指定 VSAN ID のエントリを表示します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
domain domain-id |
ドメインのエントリを表示します。 |
detail |
(任意)ドメインの詳細なエントリを表示します。 |
fcid fcid-id |
指定したポートのエントリを表示します。 |
local |
ローカル エントリを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
特にファブリックが大規模な場合や複数のデバイスの応答が遅い場合に、検出が完了するのに数分かかる場合があります。
仮想エンクロージャ ポートは、 show fcns database コマンドを使用して表示できます。
例
次に、Fibre Channel Name Server(FCNS; ファイバ チャネル ネーム サーバ)データベースの内容を表示する例を示します。
switch# show fcns database
次に、FCNS データベースの詳細内容を表示する例を示します。
switch# show fcns database detail
次に、管理 VSAN(VSAN2)を表示する例を示します。
switch# show fcns database vsan 2
次に、設定されているすべての VSAN のデータベースを表示する例を示します。
switch# show fcns database
関連コマンド
|
|
fcns |
ネーム サーバ コンフィギュレーション用のコンフィギュレーション モード コマンド |
show fcns statistics
指定 VSAN またはすべての VSAN の統計情報を表示するには、 show fcns statistics コマンドを使用します。
show fcns statistics [ detail ] [ vsan vsan-id ]
シンタックスの説明
detail |
(任意)詳細統計情報を表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)指定の VSAN ID の統計情報を表示します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、指定 VSAN の統計情報を表示する例を示します。
switch# show fcns statistics
show fcoe
スイッチ上の Fibre Channel over Ethernet(FCoE)のステータスを表示するには、 show fcoe コマンドを使用します。
show fcoe
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、FCoE のステータスを表示する例を示します。
show fcroute
ファイバ チャネルおよび FSPF の既存の設定についての情報を表示するには、 show fcroute コマンドを使用します。
show fcroute { distance | label [ label ] vsan vsan-id | multicast [ fc-id vsan vsan-id | vsan vsan-id ] | summary [ vsan vsan-id ] | unicast [[ host ] fc-id fc-mask vsan vsan-id | vsan vsan-id ]}
シンタックスの説明
distance |
FC ルート優先順位を表示します。 |
label |
ラベル ルートを表示します。 |
label |
(任意)指定ラベルのラベル ルートを表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)VSAN ID を指定します(1 ~ 4093)。 |
multicast |
FC マルチキャスト ルートを表示します。 |
fc-id |
(任意)ファイバ チャネル ID を指定します。 |
summary |
FC ルート概要を表示します。 |
unicast |
FC ユニキャスト ルートを表示します。 |
host |
(任意)指定ホストのユニキャスト ルートを表示します。 |
fc-mask |
マスクで指定された FC ID と一致するホストのユニキャスト ルートを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コマンド出力でルート数が表示される際、合計ルート数には表示ルートと非表示ルートの両方が含まれています。
例
次に、管理距離を表示する例を示します。
switch# show fcroute distance
次に、マルチキャスト ルーティング情報を表示する例を示します。
switch# show fcroute multicast
次に、指定 VSAN の FCID 情報を表示する例を示します。
switch# show fcroute multicast vsan 3
次に、指定 VSAN の FCID およびインターフェイス情報を表示する例を示します。
switch# show fcroute multicast 0xffffff vsan 2
次に、ユニキャスト ルーティング情報を表示する例を示します。
switch# show fcroute unicast
次に、指定 VSAN のユニキャスト ルーティング情報を表示する例を示します。
switch# show fcroute unicast vsan 4
次に、指定 FCID のユニキャスト ルーティング情報を表示する例を示します。
switch# show fcroute unicast 0x040101 0xffffff vsan 4
次に、ルート データベース情報を表示する例を示します。
switch# show fcroute summary
次に、指定 VSAN のルート データベース情報を表示する例を示します。
switch# show fcroute summary vsan 4
show fcs
ファブリック設定のステータスを表示するには、 show fcs コマンドを使用します。
show fcs { database [ vsan vsan-id ] | ie [ nwwn wwn ] vsan vsan-id | platform [ name string ] vsan vsan-id | port [ pwwn wwn ] vsan vsan-id ] | statistics vsan vsan-id | vsan }
シンタックスの説明
database |
Fabric Configuration Server(FCS)のローカル データベースを表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)VSAN ID を指定します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
ie |
相互接続要素オブジェクト情報を表示します。 |
nwwn wwn |
(任意)ノード WWN ID を指定します。フォーマットは、 hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh です。 |
platform |
プラットフォーム オブジェクト情報を表示します。 |
name string |
(任意)プラットフォーム名を指定します。最大 255 文字まで可能です。 |
port |
ポート オブジェクト情報を表示します。 |
pwwn wwn |
(任意)ポート WWN ID を指定します。フォーマットは、 hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh です。 |
statistics |
FCS パケットの統計情報を表示します。 |
vsan |
すべての VSAN のリストを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
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4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、FCS データベース情報を表示する例を示します。
switch# show fcs database
次に、特定の VSAN の相互接続要素オブジェクト情報を表示する例を示します。
switch# show fcs ie vsan 1
次のコマンドでは、特定の WWN の相互接続要素オブジェクト情報が表示されます。
switch# show fcs ie nwwn 20:01:00:05:30:00:16:df vsan 1
次のコマンドでは、プラットフォーム情報が表示されます。
switch# show fcs platform name SamplePlatform vsan 1
次のコマンドでは、指定 VSAN 内のプラットフォーム情報が表示されます。
switch# show fcs platform vsan 1
次のコマンドでは、指定 VSAN 内の FCS ポート情報が表示されます。
switch# show fcs port vsan 24
次のコマンドでは、指定 WWN 内のポートが表示されます。
switch# show fcs port pwwn 20:51:00:05:30:00:16:de vsan 24
次のコマンドでは、FCS の統計情報が表示されます。
switch# show fcs statistics
show fcsp
Fibre Channel Security Protocol(FC-SP; ファイバ チャネル セキュリティ プロトコル)コンフィギュレーションのステータスを表示するには、 show fcsp コマンドを使用します。
show fcsp [ asciiwwn ascii-wwn | dhchap [ database ] | interface { fc slot / port | vfc vfc-id } [ statistics | wwn ]]
シンタックスの説明
asciiwwn ascii-wwn |
(任意)Authentication, Authorization, Accounting(AAA; 認証、許可、アカウンティング)サーバで使用される World Wide Name(WWN)の ASCII 表記を表示します。 |
dhchap |
(任意)Diffie-Hellman Challenge Handshake Authentication Protocol(DHCHAP)ハッシュ アルゴリズムのステータスを表示します。 |
database |
(任意)ローカル DHCHAP データベースの内容を表示します。 |
interface |
(任意)ファイバ チャネルまたはファイバ チャネル インターフェイスの FC-SP 設定を表示します。 |
fc slot / port |
ファイバ チャネル インターフェイスを指定します。 |
vfc vfc-id |
(任意)バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスを指定します。 |
statistics |
(任意)指定インターフェイスの統計情報を表示します。 |
wwn |
(任意)他のデバイスの FC-SP ID を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、FC インターフェイスの DHCHAP コンフィギュレーションを表示する例を示します。
switch# show fcsp interface fc2/3
次に、FC インターフェイスの DHCHAP 統計を表示する例を示します。
switch# show fcsp interface fc2/3 statistics
次に、指定のインターフェイスを介して接続されているデバイスの FC-SP WWN を表示する例を示します。
switch# show fcsp interface fc 2/1 wwn
次に、ローカル スイッチに設定されているハッシュ アルゴリズムおよび DHCHAP グループを表示する例を示します。
次に、DHCHAP ローカル パスワード データベースを表示する例を示します。
switch# show fcsp dhchap database
次に、デバイス WWN の ASCII 表記を表示する例を示します。
switch# show fcsp asciiwwn 30:11:bb:cc:dd:33:11:22
関連コマンド
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|
fcsp enable |
このスイッチの FC-SP 機能をイネーブルにします。 |
show fctimer
ファイバ チャネル タイマー(fctimer)を表示するには、 show fctimer コマンドを使用します。
show fctimer [ d_s_tov [ vsan vsan-id ] | e_d_tov [ vsan vsan-id ] | f_s_tov [ vsan vsan-id ] | r_a_tov [ vsan vsan-id ] | last action status | pending | pending-diff | session status | status | vsan vsan-id ]
シンタックスの説明
vsan vsan-id |
(任意)VSAN の情報を表示します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
d_s_tov |
(任意)分散サービスのタイムアウト値(D_S_TOV)をミリ秒単位で表示します。 |
e_d_tov |
(任意)エラー検出のタイムアウト値(E_D_TOV)をミリ秒単位で表示します。 |
f_s_tov |
(任意)ファブリック安定のタイムアウト値(F_S_TOV)をミリ秒単位で表示します。 |
r_a_tov |
(任意)リソース割り当てのタイムアウト値(R_A_TOV)をミリ秒単位で表示します。 |
last action status |
(任意)最後の CFS 確定または廃棄操作の状態を表示します。 |
pending |
(任意)未決定 fctimer コマンドのステータスを表示します。 |
pending-diff |
(任意)未決定データベースと実行コンフィギュレーションの差異を表示します。 |
session status |
(任意)fctimer CFS セッションの状態を表示します。 |
status |
(任意)ファイバ チャネル タイマーの状態を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、設定されているグローバル Time Out Value(TOV)を表示する例を示します。
次に、指定 VSAN の設定済み TOV を表示する例を示します。
switch# show fctimer vsan 10
関連コマンド
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|
fctimer |
fctimer パラメータを設定します。 |
show fdmi
Fabric-Device Management Interface(FDMI)データベースの情報を表示するには、 show fdmi コマンドを使用します。
show fdmi database [ detail [ hba-id { hba-id vsan vsan-id } | vsan vsan-id ] | vsan vsan-id ] | suppress-updates
シンタックスの説明
database |
FDMI データベース コンテンツを表示します。 |
detail |
(任意)詳細な FDMI 情報を指定します。 |
hba-id hba-id |
(任意)指定の HBA エントリの詳細情報を表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)特定の VSAN の FDMI 情報を指定します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
suppress-updates |
アップデートを停止するように設定されている VSAN を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、すべての HBA 管理サーバを表示する例を示します。
switch# show fdmi database
次に、VSAN1 固有の FDMI 情報を表示する例を示します。
switch# show fdmi database detail vsan 1
次に、指定の HBA エントリの詳細を表示する例を示します。
switch# show fdmi database detail Hba-id 21:01:00:e0:8b:2a:f6:54 vsan 1
show flogi
全 VSAN のすべてのインターフェイスを介するすべての Fabric Login(FLOGI)セッションのリストを表示するには、 show flogi コマンドを使用します。
show flogi { auto-area-list } | database { fcid fcid-id | interface { fc slot / port | vfc vfc-id } | vsan vsan-id }
シンタックスの説明
auto-area-list |
割り当て領域である Organizational Unit Identifier(OUI)のリストを表示します。 |
database |
FLOGI セッションに関する情報を表示します。 |
fcid fcid-id |
割り当てられた Fibre Channel(FC)ID に基づいて FLOGI データベース エントリを表示します。フォーマットは 0xhhhhhh です。 |
interface |
ログインしたインターフェイスに基づいて FLOGI データベース エントリを表示します。 |
fc slot / port |
ファイバ チャネル インターフェイスまたはバーチャル ファイバ チャネル インターフェイスをスロットおよびポート番号で指定します。 |
vfc vfc-id |
バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスを指定します。 |
vsan vsan-id |
VSAN ID に基づいて FLOGI データベース エントリを表示します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドの出力はインターフェイス番号別、および VSAN ID 別に保存されます。
FC ファブリックでは、各ホストまたはディスクに FCID が必要です。以下の例にあるように、Fabric Login(FLOGI)テーブルにストレージ デバイスが表示されているかどうか確認するには、 show flogi database コマンドを使用します。必要なデバイスが FLOGI テーブルに表示されていれば、FLOGI が正常に行われます。ホスト Host Bus Adapter(HBA)および接続ポートに直接接続されているスイッチ上の FLOGI データベースを検査します。
例
次に、FLOGI データベースの詳細を表示する例を示します。
switch# show flogi database
次に、FLOGI インターフェイスを表示する例を示します。
switch# show flogi database interface fc 2/3
次に、FLOGI VSAN を表示する例を示します。
switch# show flogi database vsan 1
次に、特定の FCID の FLOGI を表示する例を示します。
switch# show flogi database fcid 0xef02e2
関連コマンド
|
|
show fcns database |
すべてのローカルおよびリモート ネーム サーバ エントリを表示します。 |
show fspf
グローバル Fibre Shortest Path First(FSPF)ルーティング情報を表示するには、 show fspf コマンドを使用します。
show fspf [ database [ vsan vsan-id ] [ detail | domain domain-id detail ] | interface | vsan vsan-id interface { fc slot / port | san-port-channel port-channel }]
シンタックスの説明
database |
(任意)FSPF リンク ステート データベースを表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)VSAN ID を指定します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
detail |
(任意)詳細な FSPF 情報を表示します。 |
domain domain-id |
(任意)データベースのドメインを指定します。指定できる範囲は 0 ~ 255 です。 |
interface |
(任意)FSPF インターフェイスを指定します。 |
fc slot / port |
設定するファイバ チャネル インターフェイスを指定します。 |
san-port-channel port-channel |
ポート チャネル インターフェイスを指定します。有効範囲は 1 ~ 256 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
パラメータを指定せずに、このコマンドを入力すると、データベース内のすべてのエントリが表示されます。
例
次に、FSPF インターフェイス情報を表示する例を示します。
switch# show fspf interface vsan 1 fc2/1
次に、FSPF データベース情報を表示する例を示します。
switch# show fspf database vsan 1
次のコマンドでは、指定 VSAN の FSPF 情報が表示されます。
show in-order-guarantee
順次配信機能の現在の設定ステートを表示するには、 show in-order-guarantee コマンドを使用します。
show in-order-guarantee
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
順次配信機能の現在の設定ステータスを表示する例を示します。
switch# show in-order-guarantee
show loadbalancing
特定のユニキャスト フローのロードバランシング ステータスを表示するには、show loadbalancing コマンドを使用します。
show loadbalancing vsan vsan-id source-fcid dest-fcid [ exchange-id ]
シンタックスの説明
vsan vsan-id |
割り当てられた Fibre Channel(FC)ID に基づいて FLOGI データベース エントリを表示します。フォーマットは 0xhhhhhh です。 |
source-fcid |
指定の発信元 FCID のロードバランシング ステータスを表示します。フォーマットは 0xhhhhhh です。 |
dest-fcid |
指定の宛先 FCID のロードバランシング ステータスを表示します。フォーマットは 0xhhhhhh です。 |
exchange-id |
(任意)指定の交換のロードバランシング ステータスを表示します。フォーマットは 0xhhhhhh です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、 VSAN 3 の指定の発信元および宛先のロードバランシング情報を表示する例を示します。
switch# show loadbalancing vsan 3 0x3345 0x2546
show npv flogi-table
N ポート バーチャライゼーション(NPV)FLOGI セッションに関する情報を表示するには、show npv flogi-table コマンドを使用します。
show npv flogi-table
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show npv flogi-table コマンドを使用できるのは、スイッチが NPV モードの場合だけです。
例
次に、 NPV FLOGI セッションの 情報を表示する例を示します。
switch# show npv flogi-table
関連コマンド
|
|
show npv status |
NPV の現在のステータスを表示します。 |
show npv status
N ポート バーチャライゼーション(NPV)の現行のステータスを表示するには、show npv status コマンドを使用します。
show npv status
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show npv status コマンドを使用できるのは、スイッチが NPV モードの場合だけです。
例
次に、NPV の現行のステータスを表示する例を示します。
関連コマンド
|
|
show npv flogi-table |
NPV FLOGI セッションに関する情報を表示します。 |
show npv traffic-map
N ポート バーチャライゼーション(NPV)トラフィック マップを表示するには、show npv traffic-map コマンドを使用します。
show npv traffic-map
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show npv traffic-map コマンドを使用できるのは、スイッチが NPV モードの場合だけです。
例
次に、NPV の現行のステータスを表示する例を示します。
switch# show npv traffic-map
関連コマンド
|
|
show npv flogi-table |
NPV FLOGI セッションに関する情報を表示します。 |
show port index-allocation
ポート インデックス割り当て情報を表示するには、 show port index-allocation コマンドを使用します。
show port index-allocation [ startup ]
シンタックスの説明
startup |
(任意)始動時のポート インデックス割り当て情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
(注) ポート インデックスの最大数が 256 のスイッチでは、この制限を超えるモジュールの電源は投入されません。Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、始動時のモジュール インデックス配信はありません。
例
次に、ポート インデックス割り当て情報を表示する例を示します。
switch# show port index-allocation
show port-security
設定されているポート セキュリティ機能に関する情報を表示するには、 show port-security コマンドを使用します。
show port-security { database [ active [ vsan vsan-id ]] | fwwn fwwn-id vsan vsan-id | interface { fc slot / port | san-port-channel port } vsan vsan-id | vsan vsan-id ] | pending [ vsan vsan-id ] | pending-diff [ vsan vsan-id ] | session status [ vsan vsan-id ] | statistics [ vsan vsan-id ] | status [ vsan vsan-id ] | violations [ last count | vsan vsan-id ]}
シンタックスの説明
database |
データベース関連のポート セキュリティ情報を表示します。 |
active |
(任意)アクティブ化されたデータベース設定情報を表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)指定データベースの情報を表示します。 |
fwwn fwwn-id |
特定ファブリック World Wide Name(WWN)の情報を表示します。 |
interface |
インターフェイスの情報を表示します。 |
fc slot / port |
指定したファイバ チャネル インターフェイスの情報を表示します。 |
san-port-channel port |
SAN ポート チャネル インターフェイスの情報を表示します。有効範囲は 1 ~ 128 です。 |
pending |
サーバ アドレス未決定コンフィギュレーションを表示します。 |
pending-diff |
サーバ アドレス未決定コンフィギュレーションとアクティブ コンフィギュレーションの差異を表示します。 |
session status |
VSAN 単位でポート セキュリティ ステータスを表示します。 |
statistics |
ポート セキュリティ統計を表示します。 |
status |
VSAN 単位でポート セキュリティ ステータスを表示します。 |
violations |
ポート セキュリティ データベースでの違反を表示します。 |
last count |
(任意)データベースの末尾の指定行数を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 100 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
各ポートのアクセス情報は個別に表示されます。ファブリック WWN(fWWN)またはインターフェイス オプションを指定する場合、(その時点の)アクティブ データベースでペアとなっているすべてのデバイスが、指定した fWWN またはインターフェイスとともに表示されます。
last number オプションを指定して show port-security コマンドを入力すると、最初に示される指定エントリ数だけが表示されます。
例
次に、ポート セキュリティ データベースの内容を表示する例を示します。
switch# show port-security database
次に、VSAN 1 のアクティブ ポート セキュリティ データベースの出力を表示する例を示します。
switch# show port-security database vsan 1
次に、アクティブ データベースを表示する例を示します。
switch# show port-security database active
次に、VSAN 1 内のワイルドカード fWWN ポート セキュリティを表示する例を示します。
switch# show port-security database fwwn 20:85:00:44:22:00:4a:9e vsan 1
次に、VSAN 1 内の設定済み fWWN ポート セキュリティを表示する例を示します。
switch# show port-security database fwwn 20:01:00:05:30:00:95:de vsan 1
次に、VSAN 2 内のインターフェイス ポート情報を表示する例を示します。
switch# show port-security database interface fc 2/1 vsan 2
次に、ポート セキュリティの統計情報を表示する例を示します。
switch# show port-security statistics
次に、アクティブ データベースと自動学習コンフィギュレーションのステータスを表示する例を示します。
switch# show port-security status
次に、直前に発生した 100 回の違反を表示する例を示します。
switch# show port-security violations
関連コマンド
|
|
port-security |
ポート セキュリティ パラメータを設定します。 |
show rlir
Registered Link Incident Report(RLIR)情報を表示するには、 show rlir コマンドを使用します。
show rlir { erl [ vsan vsan-id ] | history | recent { interface fc slot / port | portnumber port } | statistics [ vsan vsan-id ]}
シンタックスの説明
erl |
Established Registration List を表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)VSAN ID を指定します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
history |
リンク インシデント履歴を表示します。 |
recent |
最近のリンク インシデントを表示します。 |
interface fc slot / port |
ファイバ チャネル インターフェイスを指定します。 |
portnumber port |
指定ポート番号の RLIR 情報を表示します。 |
statistics |
すべての VSAN または指定 VSAN の RLIR 統計情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、VSAN 1 の RLIR 情報を表示する例を示します。
switch# show rlir erl vsan 1
次に、RLIR の統計情報を表示する例を示します。
switch# show rlir statistics vsan 1
show rscn
Registered State Change Notification(RSCN)情報を表示するには、 show rscn コマンドを使用します。
show rscn { event-tov vsan vsan-id | pending vsan vsan-id | pending-diff vsan vsan-id | scr-table [ vsan vsan-id ] | session status vsan vsan-id | statistics [ vsan vsan-id ]}
シンタックスの説明
event-tov |
イベント タイムアウト値を表示します。 |
vsan vsan-id |
VSAN ID を指定します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
pending |
未決定コンフィギュレーションを表示します。 |
pending-diff |
アクティブ コンフィギュレーションと未決定コンフィギュレーションの差異を表示します。 |
scr-table |
State Change Registration(SCR)テーブルを表示します。 |
session status |
RSCN セッション ステータスを表示します。 |
statistics |
RSCN 統計情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
SCR テーブルを設定できません。このテーブルは、1 つまたは複数の N ポートが RSCN 情報の登録のために SCR フレームを送信した場合にだけデータが入力されます。 show rscn scr-table コマンドがエントリを返さない場合、RSCN 情報を受信できる N ポートはありません。
例
次に、RSCN 情報を表示する例を示します。
switch# show rscn scr-table vsan 1
次に、RSCN 統計情報を表示する例を示します。
switch# show rscn statistics vsan 1
次に、VSAN 1 に設定されている RSCN イベント タイムアウト値を表示する例を示します。
switch# show rscn event-tov vsan 1
次に、VSAN 1 のアクティブ RSCN コンフィギュレーションと未決定 RSCN コンフィギュレーションとの差異を表示する例を示します。
switch# show rscn pending-diff vsan 1
show san-port-channel
既存の SAN ポート チャネル コンフィギュレーションに関する情報を表示するには、 show san-port-channel コマンドを使用します。
show san-port-channel { compatibility-parameters | consistency [ detail ] | database [ interface san-port-channel port ] | summary | usage }
シンタックスの説明
compatibility-parameters |
互換性パラメータを表示します。 |
consistency |
すべてのモジュールのデータベース整合性情報を表示します。 |
detail |
(任意)詳細なデータベース整合性情報を表示します。 |
database |
SAN ポート チャネル データベースの情報を表示します。 |
interface san-port-channel port |
(任意)SAN ポート チャネル番号を指定します。有効範囲は 1 ~ 256 です。 |
summary |
SAN ポート チャネルの概要を表示します。 |
usage |
SAN ポート チャネル 番号の使用状況を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、SAN ポート チャネルの概要を表示する例を示します。
switch# show san-port-channel summary
次に、SAN ポート チャネルの互換性パラメータを表示する例を示します。
switch# show san-port-channel compatibility-parameters
次に、SAN ポート チャネル データベースを表示する例を示します。
switch# show san-port-channel database
次に、SAN ポート チャネル データベースの整合性状態を表示する例を示します。
switch# show san-port-channel consistency
次に、SAN ポート チャネル データベースの整合性状態についての詳細情報を表示する例を示します。
switch# show san-port-channel consistency detail
show san-port-channel usage コマンドは、使用および未使用の SAN ポート チャネル番号の詳細を表示します。
switch# show san-port-channel usage
show scsi-target
既存の SCSI ターゲット コンフィギュレーションについての情報を表示するには、 show scsi-target コマンドを使用します。
show scsi-target { auto-poll | custom-list | devices [ vsan vsan-id ] [ fcid fcid-id ] | disk [ vsan vsan-id ] [ fcid fcid-id ] | lun [ vsan vsan-id ] [ fcid fcid-id ] [ os [ aix | all | hpux | linux | solaris | windows ] | pwwn | status | tape [ vsan vsan-id ] [ fcid fcid-id ] | vsan vsan-id }
シンタックスの説明
auto-poll |
SCSI ターゲット自動ポーリング情報を表示します。 |
custom-list |
カスタマイズされた検出ターゲットを表示します。 |
devices |
検出された SCSI ターゲット デバイス情報を表示します。 |
vsan vsan-range |
(任意)VSAN ID または VSAN の範囲を指定します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
fcid fcid-id |
(任意)表示する SCSI ターゲットの FCID を指定します。 |
disk |
検出されたディスク情報を表示します。 |
lun |
検出された SCSI ターゲット Logical Unit Number(LUN)情報を表示します。 |
os |
(任意)指定のオペレーティング システムを検出します。 |
aix |
(任意)AIX オペレーティング システムを指定します。 |
all |
(任意)すべてのオペレーティング システムを指定します。 |
hpux |
(任意)HPUX オペレーティング システムを指定します。 |
linux |
(任意)Linux オペレーティング システムを指定します。 |
solaris |
(任意)Solaris オペレーティング システムを指定します。 |
windows |
(任意)Windows オペレーティング システムを指定します。 |
pwwn |
各オペレーティング システムの検出された pWWN 情報を表示します。 |
status |
SCSI ターゲット検出ステータスを表示します。 |
tape |
検出されたテープ情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
オンライン SCSI ターゲットの自動検出を確認するには、 show scsi-target auto-poll コマンドを使用します。
例
次に、SCSI 検出のステータスを表示する例を示します。
switch# show scsi-target status
次に、カスタマイズされた検出ターゲットを表示する例を示します。
switch# show scsi-target custom-list
次に、検出されたディスク情報を表示する例を示します。
switch# show scsi-target disk
次に、すべてのオペレーティング システムで検出された LUN を表示する例を示します。
switch# show scsi-target lun os all
次に、Solaris オペレーティング システムで検出された LUN を表示する例を示します。
switch# show scsi-target lun os solaris
次に、自動ポーリング情報を表示する例を示します。
switch# show scsi-target auto-poll
次に、各オペレーティング システム(Windows、AIX、Solaris、Linux、または HPUX)に割り当てられたポート WWN を表示する例を示します。
switch# show scsi-target pwwn
show topology
接続されている SAN スイッチのトポロジ情報を表示するには、 show topology コマンドを使用します。
show topology [ vsan vsan-id ]
シンタックスの説明
vsan vsan-id |
(任意)VSAN の情報を表示します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
show trunk protocol
トランク プロトコル ステータスを表示するには、 show trunk protocol コマンドを使用します。
show trunk protocol
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
トランク プロトコル ステータスを表示する例を示します。
switch# show trunk protocol
show vsan
設定されている VSAN に関する情報を表示するには、 show vsan コマンドを使用します。
show vsan [ vsan-id [ membership ] | membership [ interface { fc slot / port | san-port-channel port | vfc vfc-id }] | usage ]
シンタックスの説明
vsan-id |
(任意)指定の VSAN ID についての情報を表示します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
membership |
(任意)メンバシップ情報を表示します。 |
interface |
(任意)インターフェイス タイプを指定します。 |
fc slot / port |
(任意)ファイバ チャネル インターフェイスを指定します。 |
san-port-channel port |
(任意)SAN ポート チャネル番号で SAN ポート チャネル インターフェイスを指定します。 |
vfc vfc-id |
(任意)バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスを指定します。 |
usage |
(任意)システムでの VSAN の使用状況を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show vsan membership interface コマンドを入力すると、この SAN に設定されているインターフェイスに関するインターフェイス情報が表示されます。
インターフェイスの範囲は昇順で、オーバーラップなしです。ハイフンを使用して範囲を指定することも、コンマを使用して複数のインターフェイスを指定することもできます。
• ファイバ チャネル インターフェイスのインターフェイス範囲は、次の形式で指定します。
fcslot/port - port , fcslot/port , fcslot/port
例: show int fc2/1 - 3 , fc2/4 , fc3/2
例
次に、設定されている VSAN 情報を表示する例を示します。
次に、すべての VSAN のメンバシップ情報を表示する例を示します。
switch # show vsan membership
次に、指定インターフェイスのメンバシップ情報を表示する例を示します。
switch # show vsan membership interface fc1/1
show wwn
WWN コンフィギュレーションのステータスを表示するには、 show wwn コマンドを使用します。
show wwn { status [ block-id number ] | switch | vsan-wwn }
シンタックスの説明
status |
WWN 使用状況とアラーム ステータスの要約を表示します。 |
block-id number |
(任意)特定のブロック ID の WWN 使用状況およびアラーム ステータスを表示します。有効範囲は 34 ~ 1793 です。 |
switch |
スイッチ WWN を表示します。 |
vsan-wwn |
すべてのユーザ設定 VSAN WWN を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、スイッチの WWN を表示する例を示します。
次に、ユーザ設定 VSAN WWN を表示する例を示します。
switch# show wwn vsan-wwn
show zone
ゾーン情報を表示するには、show zone コマンドを使用します。
show zone [ active [ vsan vsan-id ] | analysis { active vsan vsan-id | vsan vsan-id | zoneset zoneset-name } | ess [ vsan vsan-id ] | member { fcalias alias-name | fcid fcid-id [ active | lun lun-id | vsan vsan-id ] | pwwn wwn [ active | lun lun-id | vsan vsan-id ]} | name string [ active ] [ pending ] [ vsan vsan-id ] | pending [ active ] [ vsan vsan-id ] | pending-diff [ vsan vsan-id ] | policy [ pending ] [ vsan vsan-id ] | statistics [ vsan vsan-id ] | status [ vsan vsan-id ]]
シンタックスの説明
active |
(任意)アクティブ ゾーン セットの一部であるゾーンを表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)指定 VSAN ID に属するゾーンを表示します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
analysis |
(任意)ゾーン データベースの分析を表示します。 |
active |
アクティブ ゾーン データベースの分析を表示します。 |
vsan |
指定 VSAN のゾーン データベースの分析を表示します。 |
zoneset zoneset-name |
指定したゾーン セットの分析を表示します。 |
ess |
(任意)ESS 情報を表示します。 |
member |
(任意)指定したメンバーがその一部であるすべてのゾーンを表示します。 |
fcalias alias-name |
特定の fcalias のメンバー情報を表示します。 |
fc-id fc-id |
特定のファイバ チャネル ID のメンバー情報を表示します。 |
lun lun-id |
論理ユニット ID を表示します。 |
pwwn wwwn |
特定の pWWN のデバイス名情報を表示します。フォーマットは、 hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh で、 h は 16 進数です。 |
name string |
指定したゾーンのメンバーを表示します。 |
pending |
現行セッションの指定ゾーンのメンバーを表示します。 |
pending-diff |
ゾーン データベースへの未決定変更を表示します。 |
statistics |
ゾーン サーバ統計を表示します。 |
status |
ゾーン サーバの現在のステータスを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、設定されているゾーンの情報を表示する例を示します。
次に、特定の VSAN のゾーン情報を表示する例を示します。
次に、特定ゾーンのメンバーを表示する例を示します。
switch# show zone name Zone1
次に、Fibre Channel ID(FCID)を使用して、メンバーが属しているすべてのゾーンを表示する例を示します。
switch# show zone member pwwn 21:00:00:20:37:9c:48:e5
次に、他のスイッチと交換された制御フレーム数を表示する例を示します。
switch# show zone statistics
次に、設定されているゾーンのステータスを表示する例を示します。
次に、 zoneset distribute vsan コマンドのステータスを確認して、特定の VSAN またはすべてのアクティブな VSAN のデフォルトのゾーン属性を表示する例を示します。
switch# show zone status vsan 1
VSAN:1 default-zone:deny distribute:active only Interop:default
mode:basic merge-control:allow session:none
hard-zoning:enabled
Default zone:
qos:low broadcast:disabled ronly:disabled
Full Zoning Database :
Zonesets:0 Zones:0 Aliases:0
Active Zoning Database :
Database Not Available
Status:
表 9-3 に、 show zone status vsan で表示される重要なフィールドの説明を示します。
表 9-3 show zone status のフィールドの説明
|
|
VSAN: |
表示される VSAN の番号 |
default-zone: |
デフォルトのゾーン ポリシーで、許可(permit)または拒否(deny) |
Default zone: |
指定した VSAN の属性を表示するデフォルトのゾーン フィールド。属性には、QoS(Quality of Service)レベル(qos)、ブロードキャスト ゾーン分割のイネーブル/ディセーブル(broadcast)、読み取り専用のゾーン分割のイネーブル/ディセーブル(ronly)が含まれます。 |
distribute: |
フル ゾーン セット(full)またはアクティブ ゾーン セット(active only)の配信 |
Interop: |
インターオペラビリティ モードの 表示 。100 = デフォルト、1 = 標準、2 および 3 = 他社ベンダー |
mode: |
基本(basic)または拡張(enhanced)、いずれかのゾーン分割モードの表示 |
merge control: |
許可(allow)または制限(restrict)、いずれかの結合ポリシーの表示 |
Hard zoning is enabled |
ハードウェア リソース(TCAM)が満杯になった場合、ハード ゾーン分割は自動的にディセーブルになります。 |
Full Zoning Database: |
ゾーン データベースの値の表示 |
Active Zoning Database: |
アクティブ ゾーン データベースの値の表示 |
Status: |
最終ゾーン配信のステータスの表示 |
show zone analysis
ゾーン分割データベースについての詳細な分析および統計情報を表示するには、show zone analysis コマンドを使用します。
show zone analysis { active vsan vsan-id | vsan vsan-id | zoneset name vsan vsan-id }
シンタックスの説明
active |
アクティブ ゾーン セットの分析情報を表示します。 |
vsan vsan-id |
指定 VSAN ID の分析情報を表示します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
zoneset name |
指定ゾーン セットのゾーン セット分析情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
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4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、アクティブ ゾーン分割データベースの詳細な統計情報および分析を表示する例を示します。
switch# show zone analysis active vsan 1
次に、フル ゾーン分割データベースの詳細な統計情報および分析を表示する例を示します。
switch# sh zone analysis vsan 1
Zoning database analysis vsan 1
Full zoning database
Last updated at: 14:36:56 UTC Oct 04 2005
Last updated by: Local [CLI / SNMP / GS / CIM / INTERNAL] or
Merge [interface] or
Remote [Domain, IP-Address]
[Switch name]
Num zonesets: 1
Num zones: 1
Num aliases: 0
Num attribute groups: 0
Formatted database size: < 1 Kb / 2000 kb ( < 1% usage)
Unassigned zones:
zone name z1 vsan 1
フル ゾーン分割データベースに対する show zone analysis コマンドの出力に表示される各フィールド
について、 表 9-4 に説明を示します。
表 9-4 フル ゾーン分割データベースの show zone analysis のフィールドの説明
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Last updated at |
フル ゾーン分割データベースが最後に更新された時を示すタイム スタンプを表示します。 |
Last Updated by |
フル ゾーン分割データベースを直近で変更したエージェントを表示します。エージェントには次の 3 種類があります。 • Local:次のいずれかのアプリケーションからの設定変更を通じて、フル データベースが最後にローカルで変更されたことを示します。 – CLI:フル ゾーン分割データベースがユーザによってコマンド ライン インターフェイスから変更されました。 – SNMP:フル ゾーン分割データベースがユーザによって Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)を通じて変更されました。 – GS:フル ゾーン分割データベースが Generic Services(GS)クライアントから変更されました。 – CIM:フル ゾーン分割データベースがアプリケーションによって Common Information Model(CIM)を使用して変更されました。 – INTERNAL:フル ゾーン分割データベースが、Inter-VSAN Routing (IVR)または IP ストレージ サービス マネージャから内部のアクティベーションによって変更されました。 • Merge:フル データベースが結合プロトコルによって最後に変更されたことを示します。この場合、結合が発生したインターフェイスも表示されます。 • Remote:フル ゾーン セットの配信が可能である場合、フル データベースが、リモート スイッチから開始された変更プロトコルによって最後に変更されたことを示します。変更を開始したスイッチのドメイン、IP アドレス、およびスイッチ名も表示されます。 は表示されません。 |
Num zonesets |
データベース内の合計ゾーン セット数を表示します。 |
Num zones |
未割り当てゾーンを含む、データベース内の合計ゾーン数を表示します。 |
Num aliases |
未割り当て FC エイリアスを含む、データベース内の合計エイリアス数を表示します。 |
Num attribute groups |
データベース内にある属性グループの合計数を表示します。このフィールドは、拡張ゾーン分割が使用されているときにだけ適用されます。 |
Formatted database size |
フォーマット時にワイヤを通じて送信されたフル データベースの合計サイズを表示します。 フォーマット化されたデータベース サイズは、< X KB / Y KB のような形式を使用してキロバイト単位で表示されます。 たとえば次のようになります。 Formatted database size: < 1 KB/2000 KB この例では、フォーマット化されたデータベース サイズは最大サイズ 2000 KB の内の 1 KB 未満です。 |
Unassigned zones |
VSAN 内のすべての未割り当てゾーンを表示します。ゾーン名だけが表示されます。ゾーンのメンバーに関する詳細はこのセクションでは表示されません。 |
次に、ゾーン セット分析情報を表示する例を示します。
switch# show zone analysis zoneset zs1 vsan 1
関連コマンド
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zone compact database |
VSAN 内のゾーン データベースを圧縮します。 |
show zoneset
設定されているゾーン セットを表示するには、 show zoneset コマンドを使用します。
show zoneset [ active [ vsan vsan-id ] | brief [ active [ vsan vsan-id ] | vsan vsan-id ] | name zoneset-name [ active [ vsan vsan-id ] | brief [ active [ vsan vsan-id ] | vsan vsan-id ] | vsan vsan-id ] | pending [ active [ vsan vsan-id ] | brief [ active [ vsan vsan-id ] | vsan vsan-id ] | vsan vsan-id ] | vsan vsan-id
シンタックスの説明
active |
(任意)アクティブ ゾーン セットだけを表示します。 |
vsan vsan-id |
(任意)VSAN を表示します。有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
brief |
(任意)概略リスト内のゾーン セット メンバーを表示します。 |
name zoneset-name |
(任意)指定ゾーン セットのメンバーを表示します。 |
pending |
(任意)セッション内のゾーン セット メンバーを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンドの履歴
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4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、設定されたゾーン セット情報を表示する例を示します。
switch# show zoneset vsan 1
次に、特定の VSAN の設定済みゾーン セット情報を表示する例を示します。
switch# show zoneset vsan 2-3