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この章では、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチから Cisco Nexus 2000 Series Fabric Extenderを管理するために使用する、F で始まる Cisco NX-OS コマンドについて説明します。
Fibre Channel over Ethernet(FCoE)Initialization Protocol(FIP)および FCoE トラフィックのピン接続用にスイッチに Cisco Nexus 2000 Series Fabric Extender(FEX)を関連付けるには、 fcoe コマンドを使用します。関連付けを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
FEX コンフィギュレーション モード
VLAN コンフィギュレーション モード
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このコマンドを使用する前に、 feature fex コマンドを使用してスイッチの ファブリック エクステンダ(FEX)機能がイネーブルになっていることを確認してください。
このコマンドは、Cisco Nexus 2232P ファブリック エクステンダでのみ使用できます。FCoE トラフィックをイネーブルにするために仮想ファイバ チャネル インターフェイスにインターフェイスをバインドする場合は、スロット番号 1 を使用する必要があります。指定できるポート番号の範囲は 1 ~ 32 です。
次に、イネーブルな FCoE として FEX を設定する例を示します。
次に、ファブリックの仮想ポート チャネル(vPC)トポロジの FCoE トラフィックを伝送するために FEX のペアを設定する例を示します。FEX のホスト アップリンク ポートは同じポートチャネルに設定されています。
次に、VLAN 上で FCoE トラフィックを設定する例を示します。
次に、FEX で FCoE トラフィックをディセーブルにする例を示します。
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スイッチでファブリック エクステンダ(FEX)機能をイネーブルにするには、 feature fex コマンドを使用します。FEX をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、スイッチで FEX 機能をイネーブルにする例を示します。
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を作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始するには、 fex コマンドを使用します。ファブリック エクステンダ ファブリック エクステンダ コンフィギュレーションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
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ファブリック エクステンダは、親スイッチ上のインターフェイスに接続して関連付ける前に、作成および設定できます。ファブリック エクステンダをスイッチに関連付けると、作成した設定がファブリック エクステンダに転送され、適用されます。
次に、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
fex 101
次に、ファブリック エクステンダ設定を削除する例を示します。
switch(config-fex)#
no fex 101
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ファブリック エクステンダ をファブリック インターフェイスに関連付けるには、 fex associate コマンドを使用します ファブリック エクステンダの関連付けを解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
no fex associate [ chassis_ID ]
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親スイッチ上のインターフェイスをファブリック エクステンダに関連付ける前に、まず switchport mode fex-fabric コマンドを入力してインターフェイスをファブリック インターフェイスにする必要があります。
(注) Cisco NX-OS Release 4.2(1)N1(1) で動作している Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、switchport mode fex-fabric コマンドはイーサネット インターフェイス上ではサポートされていません。
次に、ファブリック エクステンダをイーサネット インターフェイスに関連付ける例を示します。
次に、ファブリック エクステンダをスイッチの EtherChannel インターフェイスに関連付ける例を示します。
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ファブリック エクステンダでホスト インターフェイスを再配信するには、 fex pinning redistribute コマンドを使用します。
fex pinning redistribute chassis_ID
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静的ピン接続モードを使用してファブリック エクステンダをプロビジョニングすると(『 Cisco Nexus 2000 Series Fabric Extender Software Configuration Guide 』を参照)、ファブリック エクステンダ上のホスト インターフェイスはそれらが最初に設定されたときの順序でファブリック インターフェイスにピン接続されます。ファブリック エクステンダを次回リブートすると、設定されたファブリック インターフェイスは、ファブリック インターフェイスのポート番号の昇順でホスト インターフェイスにピン接続されます。
初期設定の後、ファブリック エクステンダを再起動せずに同じ固定配信でホスト インターフェイスを設定するには、 fex pinning redistribute コマンドを使用します。
次に、ファブリック エクステンダでホスト インターフェイスを再配布する例を示します。
switch#
fex pinning redistribute 101
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各ファブリック エクステンダ ポートに割り当てられている入力バッファ領域の合計を(バイト単位で)制限するには、 fex queue-limit コマンドを使用します。ドロップしきい値をディセーブルにし、ファブリック エクステンダ ポートがすべての使用可能なバッファ領域を使用できるようにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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デフォルトでは、ドロップしきい値が各ファブリック エクステンダ ポートに適用されており、各ポートに割り当てられるバッファの合計を制限します。各ファブリック エクステンダ ポートのデフォルトのキュー制限を復元するには、 fex queue-limit コマンドを使用します。
次に、各ファブリック エクステンダ ポートの入力バッファにキュー制限を設定する例を示します。
次に、各ファブリック エクステンダ ポートのデフォルトのキュー制限を復元する例を示します。
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