この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Nexus 6004 スイッチを以下のタイプのポートに接続する方法について説明します。
• コンソール ポート:ローカル管理用の接続に使用するポートです。
• イーサネット ポート(暗号化および非暗号化):LAN への接続に使用するポートです。
Cisco Nexus 6004 スイッチのネットワーク接続を準備するときは、各インターフェイス タイプについて次の事項を考慮し、ポートを接続する前に必要なすべての機器を揃えてください。
コンソール ポートは、RJ-45 インターフェイスを備えた RS-232 ポートです。コンソール ポートは非同期シリアル ポートです。このポートに接続する装置は、非同期転送に対応している必要があります。
スイッチを最初にネットワークに接続する前に、このポートをローカル管理用に接続し、IP アドレスの設定および他の初期設定を行うことを推奨します。
• Cisco Nexus 6004 スイッチを、CLI を使用して設定する。
(注) コンソール ポートをコンピュータ ターミナルに接続するには、そのコンピュータが VT100 ターミナル エミュレーションをサポートしている必要があります。セットアップおよび設定時に Cisco Nexus 6004 スイッチとコンピュータを通信させるには、ターミナル エミュレーション ソフトウェア(HyperTerminal または Procomm Plus など)を使用します。
コンソール ポートをコンピュータ ターミナルに接続する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 デフォルト ポート特性(9600 ボー、8 データ ビット、1 ストップ ビット、パリティなし)に一致するように、ターミナル エミュレータ プログラムを設定します。
ステップ 2 コンソール ケーブルの RJ-45 コネクタをコンソール ポートに接続し、DB-9 コネクタをコンピュータのシリアル ポートに接続します。
(注) 設定手順については、該当する Cisco Nexus 6000 シリーズ CLI コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
この項では、イーサネット コネクタ ポートを外部ハブ、スイッチ、またはルータに接続する方法について説明します。イーサネット コネクタ ポートには、RJ-45 インターフェイスが装備されています。イーサネット コネクタ ポートを外部ハブ、スイッチ、またはルータに接続する手順は次のとおりです。
ステップ 1 イーサネット コネクタ ポートに、対応するモジュラ ケーブルを接続します。
• イーサネット コネクタ ポートをイーサネット スイッチのポートまたはハブに接続するには、ストレート UTP ケーブル(モジュラ、RJ-45)を使用します。
• ルータ インターフェイスに接続するには、クロス ケーブルを使用します。
イーサネット ポートに接続するには、トランシーバを取り付け、それらを光ケーブルに接続する必要があります。
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。
ステップ 3 トランシーバのポート側のダスト カバーを外します。
ステップ 4 次のようにトランシーバをポートに差し込みます。
• マイラー タブ ラッチ付きのトランシーバの場合、タブが下にくるようにし、ポートにしっかりはまるまでトランシーバをゆっくり差し込みます。
• ベールクラスプ ラッチ付きのトランシーバの場合、クラスプが下になるようにし、クラスプを持ち上げてトランシーバの上部で閉じてから、ポートにしっかりはまるまでトランシーバをゆっくり差し込みます。
(注) ケーブルをトランシーバに接続できない場合は、トランシーバのケーブル側にダスト プラグを取り付けるか、またはそのままにします。
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。
ステップ 2 トランシーバにケーブルが接続されている場合は、次の手順を実行します。
a. あとで参照するために、ケーブルとポートの接続を記録しておきます。
b. ケーブルのリリース ラッチを押し、コネクタの接続部付近をつかんで、コネクタをトランシーバからゆっくり引き抜きます。
c. ダスト プラグを、トランシーバのケーブル側に差し込みます。
ステップ 3 次のようにトランシーバをポートから取り外します。
• マイラー タブ ラッチ付きのトランシーバの場合、タブをまっすぐに(ひねらずに)ゆっくり引っ張り、ポートからトランシーバを抜き取ります。
• ベール クラスプ ラッチ付きのトランシーバの場合、下方向にクラスプを押し開き、ポートからトランシーバを抜き取ります。
(注) ベール クラスプ付きのトランシーバを取り外しにくい場合は、いったんベール クラスプ ラッチを上の位置に戻してトランシーバを再び固定します。そして、トランシーバをケージの内側に向かって上向きに押します。次に、ベール クラスプ ラッチを下げ、トランシーバに軽く上向きの力をかけながら引き出します。このとき、ポート ケージを傷つけないよう注意してください。
ステップ 4 トランシーバを工場に返送する場合、トランシーバのポート側にダスト カバーを挿入し、トランシーバを静電気防止用マットの上に置くか、または静電気防止袋に入れます。
ステップ 5 交換トランシーバを取り付けます(「トランシーバの取り付け」を参照)。別のトランシーバが取り付けられていない場合、オプティカル ケージにきれいなカバーを挿入して保護します。
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。
ステップ 2 ケーブルのコネクタのダスト カバーを外します。
ステップ 3 トランシーバのケーブル側のダスト カバーを外します。
ステップ 4 ケーブル コネクタをトランシーバに合わせ、しっかりはまるまでコネクタをトランシーバに差し込みます。
接続の確認手順については、該当する Cisco Nexus 6000 シリーズ CLI コンフィギュレーション ガイド を参照してください。
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。
ステップ 2 ケーブルのリリース ラッチを押し、コネクタの接続部付近をつかんで、コネクタをトランシーバからゆっくり引き抜きます。
ステップ 3 トランシーバに交換ケーブルを取り付けるか(「トランシーバへのケーブルの取り付け」を参照)、ダスト プラグを、トランシーバのケーブル側と取り外したケーブルの端に差し込みます。