この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このマニュアルでは、Catalyst 3750 固有のシステム メッセージについて説明します。これらのメッセージは稼働中、システム ソフトウェアからコンソール(および任意で別のシステムのロギング サーバ)に送信されます。すべてのシステム メッセージがシステムの問題を意味するわけではありません。純粋に通知目的のメッセージもあれば、通信回線、ハードウェア内部、またはシステム ソフトウェアの問題を診断するうえで役立つメッセージもあります。このマニュアルでは、システムで障害が発生した場合に表示されるエラー メッセージについても説明します。
Catalyst 3750 プラットフォーム固有ではないシステム メッセージについては、 『Cisco IOS Software System Messages for Cisco IOS Release 12.2S』 を参照してください。
システム ログ メッセージは最大 80 文字と 1 つのパーセント記号(%)で構成され、設定されている場合にはその前に、オプションとしてシーケンス番号またはタイムスタンプ情報が付加されます。メッセージは次の形式で表示されます。
シーケンス番号 : タイムスタンプ : % ファシリティ - 重大度 - ニーモニック : 記述 ( ホスト名 -n )
システム メッセージ出力はデフォルトで、ロギング プロセスに送信されます。スイッチ スタックでは、スタック メンバーがシステム メッセージ出力に各自のホスト名を追加し、スタック マスター上のロギング プロセスに出力を転送します。
各システム メッセージはパーセント記号(%)から始まります。構造は次のとおりです。
% ファシリティ - 重大度 - ニーモニック:メッセージ テキスト
• ファシリティは 2 つ以上の大文字からなるコードで、メッセージによって参照されたファシリティを示します。ファシリティはハードウェア デバイス、プロトコル、またはシステム ソフトウェア モジュールのいずれかを指します。 表1-1 に、Catalyst 3750 固有のファシリティ コードを示します。 第 2 章「メッセージおよび回復手順」 で、ファシリティ コードのアルファベット順、重大度の高い(数字が小さい)エラーから先に、各メッセージについて説明します。
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GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)モジュールおよび Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュール セキュリティ |
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• 0 ~ 7 の 1 桁のコードで、状況の重大度を表します。数字が小さいほど深刻な状況です。 表1-2 に、メッセージの重大度を示します。
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• メッセージ テキストは、状態を説明するテキスト文字列です。メッセージのこの部分には、端末ポート番号、ネットワーク アドレス、またはシステム メモリ アドレス スペースの位置に対応するアドレスなど、イベントの詳細情報が含まれることがあります。この可変フィールドの情報はメッセージごとに異なるので、ここでは角カッコ([ ])で囲んだ短い文字列で示します。たとえば 10 進数は [dec] で表します。 表1-3 に、メッセージの可変フィールドを示します。
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マスター スイッチ以外のスイッチが生成した Syslog メッセージは、必ず( Switch-x )で終わります。 Switch-x は、メッセージを生成したスタック メンバーの番号です。マスター スイッチが生成した Syslog メッセージは、ホスト名の文字列なしで表示されます。
次の例は、スタック マスターおよびスタック メンバー スイッチ(ホスト名は Switch-2 )に対応するスイッチ システム メッセージの一部分です。
メッセージの中には、内部エラーが記述され、トレースバック情報が含まれているものがあります。この情報は非常に重要です。テクニカル サポートの担当者に問題を報告するときに、必ず提出してください。
システム メッセージによっては、エラー メッセージをコピーしたうえでさらに対応を要求される場合があります。次のオンライン ツールから、システム エラー メッセージの詳細を得ることもできます。
Output Interpreter は、 show tech-support イネーブル EXEC コマンドなど、さまざまな CLI(コマンドライン インターフェイス)コマンドの出力に基づいて、詳細情報および推奨する対応策を提供します。Output Interpreter には、次の URL からアクセスしてください。
https://www.cisco.com/cgi-bin/Support/OutputInterpreter/home.pl
Bug Toolkit は、解決済みまたは未解決の問題点に関する情報を提供します。特定の Cisco IOS リリースで既知のバグをすべて検索できます。Bug Toolkit には、次の URL からアクセスしてください。
エラーの種類を特定することができない場合は、「テクニカル サポート」を参照してください。