この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Catalyst 4500 シリーズ スイッチの Cisco IOS システム エラー メッセージについて、ファシリティ別に説明します。各ファシリティのメッセージは、重大度 0 ~ 7 の順に示します。重大度は 0 が最も高く、7 が最低です。各メッセージに続いて、説明と推奨処置を示します。
これらのエラー メッセージは、システムからコンソール(および任意で別のシステムのロギング サーバ)に送信されます。すべてのシステム エラー メッセージがシステムの問題を意味するわけではありません。純粋に通知目的のメッセージもあれば、通信回線、内蔵ハードウェア、またはシステム ソフトウェアの問題を診断するうえで役立つメッセージもあります。
(注) この章のメッセージには、システム ログ メッセージング対応としてソフトウェアを設定した場合に限って表示される日時スタンプは含まれていません。
(注) モジュールのシリアル Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM; 電気的消去再書き込み可能 ROM)への書き込みは、標準的な手法ではありません。モジュールの出荷時点で、シリアル EEPROM は正しい値に設定されているためです。出荷時のデフォルト値を変更すると、モジュールの誤動作を引き起こす可能性があるので、変更は推奨しません。
各コマンドに用意された説明では、問題が解明されず、なおかつ奨励処置が示されていない場合、コンソールまたはシステム ログに出力されたエラー メッセージをそのままコピーしてください。
次の URL からアウトプットインタープリタを使用し、エラーを調べて解決を試みてください。
https://www.cisco.com/cgi-bin/Support/OutputInterpreter/home.pl
show tech-support コマンドを入力することによって、エラーの詳細情報を収集することもできます。エラー メッセージのテキスト、アウトプットインタープリタから得た情報、または show tech-support コマンドの出力を利用しても問題を解決できない場合は、テクニカル サポートの担当者に連絡し、収集した情報を提出してください。テクニカル サポートへの連絡方法については、「テクニカル サポート」を参照してください。
ここでは、Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_ACL-4-OUTOFMEMORY:Out of Memory while allocating [char]説明 ソフトウェアは ACL の処理中に、表示されたオブジェクトにメモリを割り当てることができませんでした。コンフィギュレーションが最大限度を超えている可能性があります。その場合、この ACL を用いた機能は動作しません。
推奨処置 機能の正常な動作が不可欠な場合は、ACL を用いた機能のうち、不要な機能を削除して操作をやり直してください。問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
ここでは、ARP(アドレス解決プロトコル)スヌーピング メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_ARPSNOOPINGMAN-4-OUTOFRESOURCES: Resources for constructing ACLs are not available.説明 ソフトウェア リソースが利用できないため、ARP パケットをソフトウェアにリダイレクトするようにハードウェアを設定できません。このログ メッセージが表示された場合、ダイナミック ARP は動作しません。
ここでは、メモリ バッファ管理(BUFFERMANAGER)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_BUFFERMANAGER-3-OUTOFVBUFS: Have run out of vbufs (internal buffers)説明 スイッチは、各種タスクに使用する内部メモリ バッファを使い果たしました。内部バッファは短時間だけ使用されたのちに解放され、再利用可能になるので、このエラーはまれにしか発生しません。通常、この状態は一時的です。
ここでは、シャーシ(CHASSIS)メッセージについて説明します。
説明 シャーシのすべてのシリアル EEPROM の内容が無効です。非冗長シャーシには 1 つのシリアル EEPROM があり、これが不良です。これが非冗長シャーシの場合、2 つのシリアル EEPROM があり、これが両方とも不良です。
推奨処置 スーパーバイザ エンジンを取り外し、もう一度差し込みます。それで解決しない場合は、スイッチをオフ/オンします。それでもシリアル EEPROM が無効である場合は、このシャーシを返却してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-2-SUPERVISORSEEPROMINVALID: Contents of supervisor's serial eeprom are invalid説明 スーパーバイザ エンジンのシリアル EEPROM の内容が無効です。たとえば、不良のチェックサムまたはスーパーバイザ エンジン タイプが他のハードウェア情報と一致しない場合です。スーパーバイザ エンジンがスロットに正しく装着されていないために、読み込みエラーが発生した場合に、このエラーが発生する可能性があります。
IOS は、このスーパーバイザ エンジンを障害とみなし、シャーシのインターフェイスを起動しません。
推奨処置 スーパーバイザ エンジンを取り外し、もう一度差し込みます。それで解決しない場合は、スイッチをオフ/オンします。それでもスイッチがオンラインにならない場合、このスーパーバイザ エンジンを返却してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-2-INLINEPOWEROFF:Inline power to the switch has been turned off説明 ソフトウェアは、パススルー電流がディセーブルであることを検出しました。その結果、スイッチから PoE を取り込む電話はすべて電源がオフになります。
推奨処置 PoE が必要な場合は、電源モジュール上のインライン パワー スイッチがオンになっているかどうかを確認します。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-2-INSUFFICIENTFANSDETECTED:Too few working fans in fan tray, the chassis will overheat. If not resolved, in 4 minutes all line cards will be placed into Reset-Mode説明 システム ファン トレイまたは電源モジュールのファンが 2 つまたはそれ以上故障したか、ファン トレイが取り外されました。これはマイナー アラームですが、システム コンポーネントが過熱状態になってシャットダウンされる可能性があります。
推奨処置 システム ファン トレイまたは故障したファンを交換してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-2-INSUFFICIENTFANSSHUTDOWN: Resetting linecards due to fan tray failure説明 ファン トレイまたは電源モジュールの必須ファンが 1 つまたは複数故障しました。発熱量を減らすために、ソフトウェアがモジュールをリセットしました。
推奨処置 できるだけ速やかに、故障したファンを交換してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-2-INSUFFICIENTPOWERDETECTED:Insufficient power available for the current chassis configuration説明 現在のシャーシ構成は、電力容量を超えています。この状態が続くと、ソフトウェアがモジュールをリセットします。
推奨処置 電力容量の問題が続き、パフォーマンスに影響がある場合は、容量の大きい電源モジュールに交換してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-2-INSUFFICIENTPOWERSHUTDOWN:Holding module in slot [dec] in reset, due to insufficient power説明 許容された時間間隔に、スイッチは利用可能な電力量よりも多くの電力を使用していました。電力消費量を減らすために、ソフトウェアがモジュールをリセットしました。
推奨処置 電力容量の問題が続き、パフォーマンスに影響がある場合は、容量の大きい電源モジュールに交換してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-2-OVERHEATINGSHUTDOWN:Resetting linecards due to critical temperature説明 モジュールのシリアル EEPROM の内容に誤りがあります。MAC(メディア アクセス制御)アドレスの範囲がモジュールの前面パネルのポート数に足りません。モジュールのシリアル EEPROM に、このモジュールの MAC アドレス範囲が登録されています。MAC アドレスは前面パネルのポートに 1 対 1 で対応しているので、範囲には前面パネルのポートと同数の MAC アドレスが含まれているはずです。
推奨処置 テクニカル サポートに連絡してください。モジュールをシスコに返却し、シリアル EEPROM を再度プログラミングする必要があります。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-CHASSISTYPEMISMATCHINSPROM: Supervisor's FPGA register chassis type is [char], but chassis' serial eeprom chassis type is [char]説明 スーパーバイザ エンジンの FPGA レジスタのシャーシ タイプが、シャーシのシリアル EEPROM のタイプと一致していません。
推奨処置 show idprom chassis コマンドを使用して、シャーシのシリアル EEPROM 情報を確認します。運用中のシャーシでは、このような状態は発生しません。発生した場合は、シャーシを返却する必要があります。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-CLOCKMODULESEEPROMINVALID: Invalid Clock Module seeprom data説明 クロック モジュールのシリアル EEPROM を読み取るときに、エラーが発生しました。このメッセージは、初期のフィールド トライアルで使用されたプロトタイプのスイッチだけで表示されるはずです。
推奨処置 テクニカル サポートに連絡してください。スイッチを返却して、構成部品の一部を修理または交換することが必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-DAUGHTERCARDSEEPROMREADFAILED:Failed to read the serial eeprom on module [dec], daughter card [dec]説明 指定されたモジュールのドータカードに装備されているシリアル EEPROM が読み取り不能です。この EEPROM を読み取ることが、カード タイプを判別する唯一の方法なので、カードはモジュールに搭載されていないものとみなされ、オフラインのままです。
推奨処置 モジュールをいったん取り外し、モジュールのドータカードを取り外して装着し直します。スイッチにモジュールを戻したときに、このメッセージが再び表示された場合は、シリアル EEPROM 不良の可能性があります。テクニカル サポートに連絡してください。モジュールをシスコに返却し、シリアル EEPROM を再度プログラミングまたは交換する必要があります。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-FANTRAYSEEPROMINVALID: Invalid fan tray seeprom data説明 システム ファン トレイのシリアル EEPROM を読み取るときに、エラーが発生しました。このメッセージは、初期のフィールド トライアルで使用されたプロトタイプのスイッチだけで表示されるはずです。
推奨処置 ファン トレイを装着し直し、メッセージは接続不良が原因で表示されたのかを確認します。引き続きメッセージが表示される場合は、テクニカル サポートに連絡してください。スイッチを返却して、コンポーネントの一部を修理または交換することが必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-FIRSTCHASSISSEEPROMINVALID: Contents of chassis's first serial eeprom are invalid説明 シャーシの最初のシリアル EEPROM の内容が無効です。このメッセージは冗長シャーシでのみ表示され、2 番めのシリアル EEPROM があることを示しています。
推奨処置 スイッチをオフ/オンします。それでもシリアル EEPROM が無効である場合は、このシャーシを返却してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-INSUFFICIENTPOWER:Insufficient power to bring up module in slot [dec]説明 モジュール タイプは識別されましたが、スイッチの電力不足でモジュールを起動できません。スイッチは消費電力を少なくするために、モジュールをリセット モードにしています。
推奨処置 電源モジュールを追加または交換し、シャーシの電力容量を拡張してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-INSUFFICIENTPOWERSUPPLIESDETECTED:Insufficient power supplies present for specified configuration説明 現在のシャーシ構成では電源モジュールの数が少ないため、既存の構成を維持できないことが、システム ソフトウェアによって検出されました。
推奨処置 現在のシャーシ構成に合わせて、電源モジュールを追加してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-INVALIDMGMTETHERNETADDR: Chassis SPROM not set or invalid MAC address range説明 帯域外管理ポートがシステム MAC アドレス範囲の MAC アドレスを使用しています。システムの SPROM の内容が不良であるため、帯域外管理ポートには MAC アドレスがありません。
推奨処置 テクニカル サポートに連絡してください。スイッチを返却して、構成部品の一部を修理または交換することが必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-LINECARDMUXBUFFERTOSUPALIGNMENTWRONG:Linecard [dec] MuxBuffers aligned towards supervisor in slot [dec] instead of [dec]説明 表示されたスロットにあるスイッチング モジュールで動作する多重バッファが、スタンバイ スーパーバイザ エンジンと動作するように設定されています。このような状態では、スイッチング モジュールは、まったく動作しません。
推奨処置 影響のあるスイッチング モジュールを取り外し、もう一度差し込みます。それで解決しない場合は、スイッチをリセットします。問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-MIXINVOLTAGEDETECTED:Power supplies in the chassis are receiving different voltage inputs説明 シャーシへのすべての入力は、同じ電圧にする必要があります。電圧が混在した入力はサポートされていません。
推奨処置 スイッチに供給されている電力を変更し、シャーシへのすべての入力が同じタイプになるようにします。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-MUXBUFFERSEEPROMINVALID: Invalid data in mux buffer [dec]'s serial eeprom説明 多重バッファのシリアル EEPROM が読み取り不能、またはプログラミングされていません。このメッセージが表示されるのは、初期のフィールド トライアルで使用されたプロトタイプのスイッチだけです。
推奨処置 多重バッファを装着し直し、メッセージは接続不良が原因で表示されたのかを確認します。引き続きメッセージが表示される場合は、テクニカル サポートに連絡してください。スイッチを返却して、コンポーネントの一部を修理または交換することが必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-MUXMAYMISALIGN:Linecard Mux-buffers may mis-align to incorrect supervisor due to reset with other supervisor desires to be active説明 スイッチング モジュールをリセットし、スイッチング モジュールがリセット状態から抜け出す間に、他のスーパーバイザ エンジンがハードウェア ホットスタンバイ ロジックを使用してアクティブになろうとしています。この場合、スイッチング モジュールの多重バッファが非アクティブのスーパーバイザ エンジンを使用するという不正なアライメントの原因となることがあり、アライメントがリセットされない限り、スイッチはトラフィックを渡すことができません。
推奨処置 redundancy reload peer コマンドを使用して他のスーパーバイザ エンジンをリセットし、テクニカル サポートの担当者に障害を報告してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-LINECARDNOTVALIDINSLOT: Module (Field Replaceable Unit minor type [dec]) is not supported in slot [dec]説明 スーパーバイザ エンジンはスイッチング モジュールのタイプを識別しましたが、このスロットのバックプレーン ポート数が足りないので、このスロットではサポートできません。
推奨処置 これは単なる通知メッセージです。対処不要です。可能であれば、スイッチング モジュールを別のスロットに移動し、元のスロットではサポート対象のモジュールを使用してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-LINECARDSEEPROMREADFAILED:Failed to read module [dec]'s serial eeprom, try reinserting module説明 スイッチは指定されたモジュールのシリアル EEPROM を読み取ることができません。EEPROM でモジュール タイプを識別できなかったので、モジュールは起動しません。モジュールがスロットに正しく装着されていないと、読み取りエラーが発生する場合があります。
推奨処置 モジュールをいったん取り外し、もう一度差し込みます。このメッセージが再び表示された場合は、スイッチを再起動してください。問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。モジュールをシスコに返却し、シリアル EEPROM を再度プログラミングまたは交換する必要があります。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-LINECARDSEEPROMWRITEFAILED:Failed to write module [dec]'s serial eeprom説明 シリアル EEPROM への書き込み動作が失敗しました。モジュールがスロットに正しく装着されていないと、書き込みエラーが発生する場合があります。
推奨処置 モジュールをいったん取り外し、もう一度差し込みます。このメッセージが再び表示された場合は、スイッチを再起動してください。問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。モジュールをシスコに返却し、シリアル EEPROM を再度プログラミングまたは交換する必要があります。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-MIXINPOWERDETECTED:Power supplies in the chassis are of different types (AC/DC) or wattage説明 ソフトウェアは、シャーシに種類の異なる電源モジュールが搭載されていることを検出しました。Catalyst 4006 シャーシの場合、電力の値はデフォルトで、容量が最小の電源モジュールのワット数になります。Catalyst 4500 シリーズ シャーシで電源モジュールを混在させた場合、スイッチは電源モジュール ベイ 1(PS1)の電源モジュールを使用し、電源モジュール ベイ 2(PS2)の電源モジュールは無視されます。ワット数の異なる電源モジュールを混在させることは推奨しません。
推奨処置 両方の電源モジュールを同じ種類、同じワット数にします。必要に応じて、電源モジュールを交換してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-MIXINVOLTAGEDETECTED:Power supplies in the chassis are receiving different voltage inputs説明 シャーシへのすべての入力は、同じ電圧にする必要があります。電圧が混在した入力はサポートされていません。
推奨処置 使用する電源モジュールが同じモデルになるように、電源モジュールの 1 つを交換してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-MODULENOTSUPPORTHALF:Module [dec] does not support 10 Mb or 100Mb Half duplex operation. Please have your card upgraded if you need half duplex operation.説明 一部の試作品のスイッチング モジュールに、半二重モードでは動作しないインターフェイスがあります。このモジュールはプロトタイプである可能性があります。
推奨処置 テクニカル サポートに連絡してください。モジュールをシスコに返却する必要があります。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-OLDWSX4124: WS-X4124-FX-MT revision [dec].[dec], which is < 1.6, is not supported説明 リビジョンが 1.6 より前の WS-X4124-FX-MT モジュールはサポートされていません。
推奨処置 このモジュールは、1.6 以降のハードウェア リビジョン番号の付いた WS-X4124-FX-MT モジュールに交換する必要があります。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-ONLYLXSFPSALLOWED:Port [char] has a non-LX SFP, which is not supported説明 WS-X4448-GB-LX モジュールがサポートするのは、LX SFP だけです。それ以外のタイプの Small Form-Factor Pluggable(SFP)は故障とみなされます。
推奨処置 SFP をシスコがサポートする LX SFP に交換してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-OUTOFMEMORY:Ran out of memory - cannot allocate internal buffers推奨処置 このメッセージが再び表示された場合は、スイッチを再起動してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-POWERSUPPLYSEEPROMINVALID: Invalid data in power supply [dec]'s serial eeprom説明 電源モジュールのシリアル EEPROM が読み取り不能、またはプログラミングされていません。
推奨処置 電源モジュールを取り付け直してください。問題が解決しない場合は、新しい電源モジュールに交換します。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-SEEPROMREADFAILEDAFTERWRITE:Error reading back module [dec]s serial EEPROM data after write説明 CLI(コマンドライン インターフェイス)要求に応じてモジュールのシリアル EEPROM に書き込んだあと、有効な値が書き込まれたことを確認するために、スイッチは値をもう一度読み取ろうとしました。その際にスイッチの読み取った値と書き込んだ値が異なっています。モジュールがスロットに正しく装着されていないと、読み書きエラーが発生する場合があります。
推奨処置 モジュールをいったん取り外し、もう一度差し込みます。解決しない場合は、スイッチを再起動します。問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。モジュールをシスコに返却し、シリアル EEPROM を再度プログラミングまたは交換する必要があります。
(注) モジュールのシリアル EEPROM への書き込みは、標準的な手法ではありません。モジュールの出荷時点で、シリアル EEPROM は正しい値に設定されているためです。出荷時のデフォルト値を変更すると、モジュールの誤動作を引き起こす可能性があるため、変更は推奨しません。
説明 トランシーバ SEEPROM のチェックサムが無効です。これは不良または他社製のトランシーバを意味します。サポートされるのは、シスコが認定したトランシーバに限られます。他のトランシーバを使用すると、対応ポートが障害ステータスになります。
推奨処置 トランシーバを、シスコがサポートするトランシーバに交換してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-TRANSCEIVERINTEGRITYCHECKFAILED:transceiver integrity check on port [char] failed: bad key説明 サポートされるのは、シスコが認定したトランシーバに限られます。他のトランシーバを使用すると、対応ポートが障害ステータスになります。
推奨処置 トランシーバを、シスコがサポートするトランシーバに交換してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-TRANSCEIVERSERIALINTEGRITYCHECKFAILED:transceivers on ports [char] and [char] have duplicate serial numbers説明 サポートされるのは、シスコが認定したトランシーバに限られます。他のトランシーバを使用すると、対応ポートが障害ステータスになります。
すべてのトランシーバには一意のシリアル番号が与えられていなければなりません。このメッセージが表示される場合は、クローンのトランシーバ SEEPROM を持っている可能性があります。
推奨処置 トランシーバを、シスコがサポートするトランシーバに交換してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-STUBPHYMISMATCH: Stub type mismatch: stub [dec]/[dec] is type [dec], should be type [dec]説明 スタブの物理タイプが指定されたモジュールと対応しません。
推奨処置 モジュールに搭載されたすべてのスタブの物理タイプが対応しているか確認してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-SUPERVISORTYPEMISMATCHINSPROM: Supervisor's FPGA register type is [dec], but supervisor's serial eeprom type is [dec]説明 スーパーバイザ エンジンの FPGA レジスタのタイプが、スーパーバイザ エンジンのシリアル EEPROM のタイプと一致していません。IDPROM のプログラムに誤りがある場合、またはスーパーバイザ エンジンの FPGA レジスタが何らかの理由で不正な値を返した場合に、このエラーが発生することがあります。ただし、どちらの場合も発生することはほとんどありません。
推奨処置 show idprom supervisor コマンドを使用して、スーパーバイザ エンジンのシリアル EEPROM の FruMinorType フィールドを確認します。出力は、FPGA レジスタ タイプのこのログ メッセージに表示されている番号と同じである必要があります。運用中のスーパーバイザ エンジンでは、このような状態は発生しません。発生した場合は、スーパーバイザ エンジンを交換します。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-TEMPERATURESENSORREADFAILED: Failed to read the supervisor temperature sensor説明 スーパーバイザ エンジンの温度センサーを読み取れません。シャーシが熱くなりすぎた場合は、この状況は報告されません。
推奨処置 このメッセージ表示が 1 度だけの場合は、一時的なエラーと考えられるので、対処不要です。このメッセージが繰り返し表示される(30 秒間隔)場合は、スーパーバイザ エンジンの温度センサーを点検し、必要に応じて交換してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-3-UNKNOWNLINECARD:Unknown module (Field Replaceable Unit minor type [dec]) in slot [dec]説明 モジュールのシリアル EEPROM を読み取ることはできましたが、現在のソフトウェア イメージは、このモジュールを認識しません。ソフトウェアのアップグレードが必要です。
説明 スーパーバイザ エンジンの Serial Programmable Read-Only Memory(SPROM)への再書き込みはできません。誤って再書き込みすると、システムが使用できなくなる場合があります。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-4-INLINEPOWERRESTORED:Resuming normal phone operation since inline power has been restored説明 スイッチへの PoE が復旧しました。正常な電話の動作が再開されます。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-4-OVERHEATINGOVER:Resuming normal operation after return to acceptable temperatures.説明 装置が限界の温度に達したので、発熱量を少なくするために、装置のモジュールがリセットされました。スイッチの温度は下がったので、通常の動作に戻せます。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-4-SUFFICIENTFANSRESTORED: Resuming normal operation after restoration of adequate fan cooling説明 作動しているファンの数が少ないので、発熱量を少なくするために、モジュールがリセットされました。ファンによる冷却が適切なレベルに戻ったので、スイッチは通常の動作を再開します。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-4-SUFFICIENTMODULEPOWERRESTORED:Module in slot [dec] resuming normal operation after restoration of adequate power説明 システムで利用できる電力が不足したので、電力を節約するためにモジュールがリセットされました。スイッチは電力不足を解消したので、通常の動作を再開しています。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-4-SUFFICIENTPOWERRESTORED:Resuming normal operation after restoration of adequate power説明 スイッチは電力を節約するためにモジュールをリセットしましたが、電力不足が解消されたので、通常の動作を再開します。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-4-TDRTESTINPROGRESS: TDR test is in progress on interface [char]説明 TDR テストはすでにこのインターフェイスで進行中です。
推奨処置 テストが完了したら、このコマンドを再度実行してください。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-4-TESTNOTSUPPORTEDONPORT: [char] is not supported on this port説明 要求されたオンライン診断テストを指定ポートで実行できません。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-4-TESTNOTSUPPORTEDONPORTCONNECTOR: [char] is not supported on port connector type: [char]説明 現在のコネクタ タイプでは、このオンライン診断テストを指定ポートで実行できません。コネクタ タイプを銅製のものに変更すれば、テストを実行できるようになることがあります。
エラー メッセージ C4K_CHASSIS-4-UNSUPPORTEDTRANSCEIVER: Unsupported transceiver found in [char]ここでは、共通ハードウェア ACL 管理(COMMONHWACLMAN)メッセージについて説明します。
説明 すべての Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)ベースの機能が正常にロードされました。前回、ロードに失敗したためにソフトウェアで処理されたパケットは、今回ハードウェアで処理されます。
(注) 該当する機能がポリシー マップの場合は、QoS(Quality of Service)は適用可能なすべてのインターフェイスで再度イネーブルになります。
説明 ソフトウェアがタグ スイッチングに失敗しました。これは一時的なエラーの可能性があります。設定しようとしていた ACL はアクティブになりません。
推奨処置 ACL(およびポリシー)を切り離し、再度付加すると、問題が解決する場合があります。
エラー メッセージ C4K_COMMONHWACLMAN-4-FAILEDTOSWITCHVLANTAGS:Failed to switch vlan tags, old tag: [object-info] new tag: [object-info] . Software paths: [dec] Hardware paths: [dec]説明 ソフトウェアがタグ スイッチングに失敗しました。これは一時的なエラーの可能性があります。設定しようとしていた ACL はアクティブになりません。
推奨処置 ACL(およびポリシー)を切り離し、再度付加すると、問題が解決する場合があります。
エラー メッセージ C4K_COMMONHWACLMAN-4-HWPROGSUCCESS: [char] [char] - now fully loaded in hardware TCAM説明 ACL ベースの機能が正常にロードされました。前回、ロードに失敗したためにソフトウェアで処理されたパケットは、今回ハードウェアで処理されます。該当する機能がポリシー マップの場合、QoS は特定のインターフェイスで再度イネーブルになります。
エラー メッセージ C4K_COMMONHWACLMAN-4-OUTOFPATHS: Could not allocate path for ( [object-info] )説明 ACL を使用しているポートまたは VLAN(仮想 LAN)が多すぎます。ACL は正常に機能しない可能性があります。
推奨処置 一部のインターフェイスから不要な ACL を削除してください。
エラー メッセージ C4K_COMMONHWACLMAN-4-OUTOFTAGS:No more free tags available for path ( [object-info] )説明 利用可能なすべてのタグが使用中または使用予定です。設定した ACL を使用する機能が多すぎるか、またはポートや VLAN に結合された ACL を使用する機能を設定しているので、ハードウェアは ACL を処理するために、パケットを CPU に転送します。
推奨処置 一部のインターフェイスから不要な ACL を削除してください。
エラー メッセージ C4K_COMMONHWACLMAN-4-PERMITALL: Out of resources for Qos, permit all for [object-info]説明 スイッチはハードウェア Content-Addressable Memory(CAM; 連想メモリ)リソースを使い果たしています。すべてのパケットが許可され、QoS が適用されます。
推奨処置 一部のインターフェイスから不要な ACL を削除してください。
エラー メッセージ C4K_COMMONHWACLMAN-4-PORTBASEDACLSDISABLED: Output Port Acl [char] has been disabled on port [char]説明 ハードウェア リソースが不足している、またはパケットを CPU で処理しなければならない ACL があるので、インターフェイスの出力ポート ACL を使用できません。
ソフトウェアが出力ポート ACL を処理できないので、ポート ACL は使用できません。警告メッセージが表示されます。
エラー メッセージ C4K_COMMONHWACLMAN-4-PUNTTOSOFTWARE:Out of resources, punt packets to sw for [object-info]説明 ハードウェア CAM リソースを使い果たしました。ハードウェアはソフトウェアにパケットを転送して ACL を処理させます。
ここでは、Catalyst 4500 シリーズ ASIC(特定用途向け IC)固有のメッセージについて説明します。
説明 スロット [ char ] の ASIC が診断に失敗しました。
エラー メッセージ C4K_COMMONSTUBMAN-4-FAILEDTOSENDLOOPBACKTRIES: [char] port [dec] failed to send packet in [dec] tries説明 スロット [ char ] の ASIC がループバック パケットをポート [ dec ]上で送信できませんでした。送信を試行して失敗したのは今回で [ dec ] 回めです。スイッチはメモリが不足しています。ソフトウェアはループバック パケットの送信を 3 回しか試行しません。
エラー メッセージ C4K_COMMONSTUBMAN-4-UNEXPECTEDLOOPBACK: [char] sent out a loopback packet on port [dec], but it came back on port [dec]説明 スロット [ char ] に対して ASIC 診断を行うためにポート [ dec ] に送信したループバック パケットが、別のポート [ dec ] に戻されました。ループバックはハードウェア内部で行われるため、これは想定外の状態です。
ここでは、Dynamic Host Control Protocol(DHCP; 動的ホスト制御プロトコル)スヌーピング(DHCP_SNOOPING)メッセージについて説明します。
説明 このメッセージは 30 分間隔で記録され、過去 30 分間に表示された理由 [ chars ] によりエラーが発生した回数 [ dec ] が示されます。
このメッセージは、 DHCP_SNOOPING-4-AGENT_OPERATION_FAILED
メッセージの速度制限バージョンです。
推奨処置 エラーの理由 [ chars ] に基づいて、DHCP_SNOOPING-4-AGENT_OPERATION_FAILED メッセージの説明を調べ、適切に対処してください。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-4-AGENT_OPERATION_FAILED: DHCP snooping binding transfer failed. Unable to access URL.説明 DHCP スヌーピングのバインディング転送に失敗しました。失敗した理由は、次のいずれかです。
–リモート データベースの読み取り時にエラーが発生しました。
–リモート データベースへの書き込み時にエラーが発生しました。
–DHCP スヌーピングで読み取り時に想定していたデータが足りません。
–DHCP スヌーピングで、データベースに新しい行が必要です。
–リモート データベースに [TYPE] がありませんでした。
–リモート データベースに [VERSION] がありませんでした。
–リモート データベースに [BEGIN] がありませんでした。
–リモート データベースに [END] がありませんでした。
–リモート データベースにタイプ ストリングがありませんでした。
–リモート データベースにバージョン ストリングがありませんでした。
–リモート データベースへの入力時にチェックサム エラーが発生しました。
推奨処置 エラー(上記)の理由に基づいて、適切に対処してください。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-4-DHCP_SNOOPING_DATABASE_FLASH_WARNING: Saving DHCP snooping bindings to [char] can fill up your device causing the writes of bindings to device説明 DHCP スヌーピング バインディングをブートフラッシュまたは slot0 などのフラッシュ ファイル システムに保存すると、フラッシュが満杯になることがあります。その結果、コンソール接続の再取得に大幅な遅延が発生したり、データベース コンフィギュレーションの書き込み障害が発生したり、通常のスクイーズが必要になったり、通常のスクイーズ操作によってフラッシュの耐用年数が短くなったりします。
推奨処置 DHCP スヌーピングのバインディングを、別の出力先に保存します。TFTP サーバまたは FTP サーバなどのデータベース エージェントに保存してください。すべてのオプション一覧は、コマンドラインのヘルプを参照してください。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-4-DHCP_SNOOPING_ERRDISABLE_WARNING: DHCP Snooping received [dec] DHCP packets on interface [char]説明 指定のインターフェイスで、DHCP スヌーピングによって、DHCP パケットの速度制限違反が検出されました。インターフェイスは、errdisable 状態になります。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-4-DHCP_SNOOPING_PVLAN_WARNING: DHCP Snooping configuration may not take effect on secondary vlan [dec]. [char]説明 プライベート VLAN(仮想 LAN)がイネーブルの場合、プライマリ VLAN の DHCP スヌーピング設定はすべてのセカンダリ VLAN に自動的に伝播されます。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-4-IP_SOURCE_BINDING_PVLAN_WARNING: IP source filter may not take effect on secondary vlan [dec] where IP source binding is configured. [char]説明 プライベート VLAN がイネーブルの場合、プライマリ VLAN の IP 送信元フィルタはすべてのセカンダリ VLAN に自動的に伝播されます。
推奨処置 既知の機能している VLAN に IP 送信元バインディングを再設定します。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-4-IP_SOURCE_BINDING_NON_EXISTING_VLAN_WARNING: IP source binding is configured on non existing vlan [dec].説明 まだ設定されていない VLAN に IP 送信元バインディングが設定されました。
推奨処置 これは単なる通知メッセージです。対処不要です。問題になっている VLAN を定義し、IP 送信元バインディングに再適用するまで、メッセージが引き続き表示される可能性があります。正しく設定された VLAN に関連するメッセージが表示された場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-4-NTP_NOT_RUNNING: NTP is not running; reloaded binding lease expiration times are incorrect.説明 DHCP スヌーピング バインディングが DHCP スヌーピング データベース エージェントによってロードされ、NTP が実行されていない場合、バインディングの算出リース時間は誤ったものになります。
推奨処置 スイッチで NTP を設定し、システム クロックに正確な時刻および日付を提供します。次に DHCP スヌーピングをディセーブルにしてから再度イネーブルにし、バインディング データベースを消去します。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-4-QUEUE_FULL: Fail to enqueue DHCP packet into processing queue: [char]説明 DHCP スヌーピング プロセスの処理で対応できない量の DHCP パケットが CPU に着信しています。これらの処理されていない DHCP パケットは、DoS 攻撃(サービス拒絶攻撃)を回避するために廃棄されます。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-4-SSO_SYNC_ACK_ERROR:Error is encountered in processing acknowledgement for DHCP snooping binding sync [char]. ack message txn id:[hex]説明 DHCP 同期確認応答の処理中にエラーが発生しました。多くの場合、ACK メッセージは無視されます。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-4-STANDBY_AGENT_OPERATION_FAILED: DHCP snooping binding transfer failed on the Standby Supervisor. [char]説明 SSO をサポートしている DHCP スヌーピング データベースがローカル デバイスとして設定されている場合、どちらのスーパーバイザ エンジンも、バインディングに関する更新があるたびにデータベースを更新します。このエラー メッセージは、スタンバイ スーパーバイザ エンジンでのスヌーピング データベースの更新が、指定された方法では失敗したことを示しています。これらの障害の原因の主なものは、スヌーピング データベースが slot0 デバイスとして設定されていながら、機能しているコンパクト フラッシュ メモリがアクティブなスーパーバイザ エンジン slot0 にのみあり、スタンバイ スーパーバイザ エンジンの slot0 が空であるか障害が発生しているといった状態です。出力には次のようなものがあります。
[URL not available for use.](URL を使用できません。)
[Not enough memory available for creating agent.](メモリ不足でエージェントを作成できません。)
[Number of agents reached maximum supported limit.](エージェント数がサポートできる上限に達しました。)
[Unable to create agent.](エージェントを作成できません。)
[Unable to access URL.](URL にアクセスできません。)
[Unable to start agent.](エージェントを起動できません。)
[Abort timer expiry.](打ち切りタイマーが満了しました。)
[Number of entries exceeded max supported limit.](エントリ数がサポートできる上限を超えました。)
[Unable to transfer bindings. Memory allocation failure.]((バインディングを転送できません。メモリの割り当てに失敗しました。)
[Error reading the remote database.](リモート データベースの読み取りエラーです。)
[Error writing to remote database.](リモート データベースへの書き込みエラーです。)
[Expected more data on read.](読み取り時に想定していたデータが足りません。)
[Type string invalid.](タイプ ストリングが無効です。)
[Version string invalid.](バージョン ストリングが無効です。)
[New line expected in database.](データベースに新しい行が必要です。)
[\'TYPE\' not found in remote database.](リモート データベースに \'TYPE\ がありませんでした。)
[\'VERSION\' not found in remote database.](リモート データベースに \'VERSION\' がありませんでした。)
[\'BEGIN \' not found in remote database.](リモート データベースに \'BEGIN \ がありませんでした。)
[\'END\' not found in remote database.](リモート データベースに \'END\' がありませんでした。)
[Type string not found in remote database.](リモート データベースにタイプ ストリングがありませんでした。)
[Version string not found in remote database.](リモート データベースにバージョン ストリングがありませんでした。)
[Checksum failed on an entry in remote database.](リモート データベースのエントリでチェックサムが失敗しました。)
[No failure recorded.](障害は記録されていません。)
推奨処置 対策を講じなくてもスイッチは引き続き機能しますが、アクティブ スーパーバイザ エンジンと冗長スーパーバイザ エンジンの両方でフラッシュ メモリが使用可能にならないかぎり、冗長機能では障害が発生します。必要に応じてフラッシュ メモリを交換するか、フラッシュ メモリが不足しているスーパーバイザ エンジンにメモリを挿入します。
説明 DHCP スヌーピングがデータベースに対して正常に読み取りまたは書き込みを行いました。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-5-DHCP_SNOOPING_FAKE_INTERFACE: [char] drop message with mismatched source interface the binding is not updated message type: [char] MAC sa: [mac-addr]説明 DHCP スヌーピング機能によって、ネットワークの別のホスト上で DoS 攻撃を実行しようとしているホストが検出されました。パケットは廃棄されます。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-5-DHCP_SNOOPING_MATCH_MAC_FAIL: [char] drop message because the chaddr doesn't match source mac message type: [char] chaddr: [mac-addr] MAC sa: [mac-addr]説明 DHCP スヌーピング機能が MAC アドレスの有効性確認を試行しましたが、確認は失敗しました。DHCP サーバで DoS 攻撃を実行しようとしている悪意のあるホストがあります。パケットは廃棄されます。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-5-DHCP_SNOOPING_NONZERO_GIADDR: [char] drop message with non-zero giaddr or option82 value on untrusted port message type: [char] MAC sa: [mac-addr]説明 DHCP スヌーピング機能によって、信頼性のないポートでは許可されないオプション値を持つ DHCP パケットが検出されました。これは、一部のホストが DHCP リレーまたはサーバとして動作しているかもしれないことを示しています。パケットは廃棄されます。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-5-DHCP_SNOOPING_UNTRUSTED_PORT: [char] drop message on untrusted port message type: [char] MAC sa: [mac-addr]説明 DHCP スヌーピング機能は、信頼性のないインターフェイスでは許可されない DHCP メッセージの特定のタイプを検出しました。これは、一部のホストが DHCP サーバとして動作しているかもしれないことを示しています。パケットは廃棄されます。
説明 DHCP スヌーピングがデータベースに対して正常に読み取りまたは書き込みを行いました。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-6-BINDING_COLLISION: Binding collision. [dec] bindings ignored説明 データベース ファイルのバインディングの中に、スイッチが DHCP スヌーピング バインディングとしてすでに保有している、Media Access Control(MAC; メディア アクセス制御)アドレスと VLAN の組み合わせが 1 つまたは複数あります。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-6-INTERFACE_NOT_VALID: Interface not valid. [dec] bindings ignored.説明 データベース ファイルのバインディングに指定されたインターフェイスを使用できないか、インターフェイスがルータ ポートであるか、またはインターフェイスが DHCP スヌーピングを信頼するレイヤ 2 インターフェイスです。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-6-LEASE_EXPIRED: Lease Expired. [dec] bindings ignored.説明 データベース ファイルのバインディングのうち、表示された数について、DHCP リースが満了になりました。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-6-PARSE_FAILURE: Parsing failed for [dec] bindings.説明 データベースの読み取り動作が、示されたバインディング数だけ失敗しました。
エラー メッセージ DHCP_SNOOPING-6-VLAN_NOT_SUPPORTED: Vlan not supported. [dec] bindings ignored.ここでは、IEEE 802.1X(DOT1X)関連のポートベース認証メッセージについて説明します。
説明 802.1X はメモリ不足が原因で認証を実行できません。したがって、イネーブルになりません。
推奨処置 他のシステム アクティビティを減らしてメモリ需要を緩和します。必要に応じて、メモリを増やしてください。
エラー メッセージ DOT1X-4-MSG_ERR: Unknown message event received説明 802.1X プロセスは想定外のイベントが原因で、未知のメッセージを受け取りました。
推奨処置 条件が一時的な場合は、 dot1x system-auth-control コマンドを入力して、802.1X を再起動します。再起動できない場合は、装置をリロードします。
エラー メッセージ DOT1X-4-PROC_START_ERR: DOT1X unable to start推奨処置 条件が一時的な場合は、 dot1x system-auth-control コマンドを入力して、802.1X を再起動します。再起動できない場合は、装置をリロードします。
エラー メッセージ DOT1X-4-UNKN_ERR: An unknown operational error occurred説明 Dot1x が、チャネリング ポート上でイネーブルになりませんでした。認められていないにもかかわらず、チャネリング ポート上で Dot1x ポート制御を auto または force-unauthorized(force_unauth)モードに設定しようとすると、この状況が発生します。
推奨処置 インターフェイスのチャネリングをディセーブルにしてから、802.1X をイネーブルにします。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_VVID_NOT_SUPPORTED: Dot1x can not be enabled on this port with Voice VLAN configured.説明 このプラットフォームのこのポートでは、音声 VLAN(仮想 LAN)による Dot1x がサポートされていません。
推奨処置 このポートの音声 VLAN 設定を削除してから、Dot1x の操作をやり直してください。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_DYNAMIC: Dot1x can not be enabled on Dynamic ports説明 Dot1x が、ダイナミック モードのポート上でイネーブルになりませんでした。認められていないにもかかわらず、ダイナミック モードのポート上で Dot1x ポート制御を auto または force-unauthorized(force_unauth)モードに設定しようとすると、この状況が発生します。
推奨処置 インターフェイスのダイナミック モードをディセーブルにしてから、802.1X をイネーブルにします。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_DYNAMIC_VLAN: Dot1x can not be enabled on dynamic VLAN ports.説明 Dot1x が、ダイナミック VLAN ポート上でイネーブルになれませんでした。認められていないにもかかわらず、ダイナミック VLAN ポート上で Dot1x ポート制御を auto または force-unauthorized(force_unauth)モードに設定しようとすると、この状況が発生します。
推奨処置 インターフェイスのダイナミック VLAN をディセーブルにしてから、802.1X をイネーブルにします。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_INVALID_AAA_ATTR: Got invalid AAA attribute settings [char] エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_INVALID_TUNNEL_MEDIUM_TYPE: Got an invalid value [char] for TUNNEL_MEDIUM_TYPE [char]説明 提供された TUNNEL_MEDIUM_TYPE がサポートされていないか無効です。
推奨処置 値を変更して、正しいトンネル メディア タイプ設定にします。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_INVALID_TUNNEL_TYPE: Got an invalid value of [char] for TUNNEL_TYPE [char]説明 提供された TUNNEL_TYPE がサポートされていないか無効です。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_MULTI_ACCESS:Dot1x can not be enabled on voice vlan configured ports.説明 音声 VLAN が設定されたポート上で 802.1X をイネーブルにすることはできません。認められていないにもかかわらず、音声 VLAN が設定されたポート上で 802.1X ポート制御を auto または force-unauthorized ( force_unauth )モードに設定しようとすると、この状況が発生します。
推奨処置 インターフェイスの音声 VLAN をディセーブルにしてから、802.1X をイネーブルにします。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_PER_USR_IP_ACL: Applied per-user IP ACL was unsuccessful on interface [char]説明 Dot1x は、ユーザごとの IP ACL を正常に適用することができませんでした。Remote Authentication Dial-In User Service(RADIUS)サーバからの無効 pub が原因の 1 つとして考えられます。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_PER_USR_MAC_ACL: Applied per-user MAC ACL was unsuccessful on interface [char]説明 802.1X は、ユーザごとの MAC ACL を正常に適用することができません。RADIUS サーバからの無効 pub が原因と考えられます。
推奨処置 RADIUS pub を検査して、正しいものを設定してください。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_PROTO_TUNNELLING:Dot1x can not be enabled on protocol tunnelling enabled ports.説明 トンネリング プロトコル対応ポート上で 802.1X をイネーブルにすることはできません。認められていないにもかかわらず、トンネリング プロトコル対応ポート上で 802.1X ポート制御を auto または force-unauthorized ( force_unauth )モードに設定しようとすると、この状況が発生します。
推奨処置 インターフェイスのトンネリング プロトコルをディセーブルにしてから、802.1X をイネーブルにします。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_PVLAN_EQ_VVLAN: Dot1x can not be enabled on a port with Access VLAN equal to Voice VLAN.説明 スイッチは、アクセス VLAN および音声 VLAN に同じ VLAN 番号を使用しているインターフェイス上で 802.1X をイネーブルにすることはできません。認められていないにもかかわらず、VLAN アクセスと同じ VLAN を用いた音声 VLAN 上で、802.1X ポート制御を auto または force-unauthorized ( force_unauth )モードに設定しようとすると、この状況が発生します。
推奨処置 インターフェイス上で音声 VLAN またはアクセス VLAN を変更してから、802.1X の操作をやり直してください。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_PVLAN_TRUNK:Dot1x can not be enabled on private VLAN trunk ports.説明 同一ポート上で 802.1X とプライベート VLAN トランキングを共存させることはできません。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_RADIUSVLAN_EQ_VVLAN: RADIUS attempted to assign a VLAN to Dot1x port [char] whose Voice VLAN is same as Access Vlan説明 音声 VLAN 設定がアクセス VLAN 設定と同じであるインターフェイス上で、RADIUS サーバが VLAN をサプリカントに割り当てようとしました。
推奨処置 このインターフェイス上でアクセス VLAN 設定が音声 VLAN 設定と同じにならないよう RADIUS 設定を更新します。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_RSPAN_VLAN:Dot1x can not be enabled on ports configured in Remote SPAN vlan.説明 リモート Switched Port Analyzer(SPAN; スイッチド ポート アナライザ)VLAN ポート上で 802.1X をイネーブルにすることはできません。認められていないにもかかわらず、リモート SPAN VLAN に含まれているポート上で、802.1X ポート制御を auto または force-unauthorized ( force_unauth )モードに設定しようとすると、この状況が発生します。
推奨処置 VLAN 上の remove span をディセーブルにしてから、802.1X をイネーブルにします。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_SPANDST: Dot1x can not be enabled on [char]. It is configured as a SPAN Dest port.説明 Dot1x および SPAN 宛先ポートは相互に排他的な機能であるため、スイッチは表示されたポートで Dot1x を設定できませんでした。
推奨処置 SPAN 宛先ポート設定をディセーブルにし、ポート上に Dot1x を再設定してください。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_TRUNK: Dot1x can not be enabled on Trunk port説明 これはトランク ポートなので、dot1x port-controlを入力してautoモードでイネーブル ステート(またはforce-authorizedモードでディセーブル ステート)を開始することはできません。
推奨処置 インターフェイスのトランキングをディセーブルにしてから、802.1X をイネーブルにします。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_TUNNEL:Dot1x can not be enabled on 802.1q tunnelling enabled ports説明 dot1q トンネリング対応ポート上で 802.1X をイネーブルにすることはできません。認められていないにもかかわらず、802.1Q トンネリング対応ポート上で 802.1X ポート制御を auto または force-unauthorized ( force_unauth )モードに設定しようとすると、この状況が発生します。
推奨処置 インターフェイスの 802.1Q トンネリングをディセーブルにしてから、802.1X をイネーブルにします。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_VLAN_INTERNAL: The VLAN [dec] is being used internally and cannot be assigned for use on the Dot1x port [char] Vlan説明 VLAN は内部的に使用されており、このポートに割り当てることはできません。
推奨処置 この VLAN が使用されないよう設定を更新してください。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_VLAN_INVALID: The VLAN [dec] is invalid and cannot be assigned for use on the Dot1x port [char]説明 指定された VLAN は範囲外であり、このポートに割り当てることはできません。
推奨処置 有効な VLAN が使用されるよう設定を更新してください。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_VLAN_NOT_ASSIGNABLE: Port [char] cannot be authenticated into VLAN [dec]説明 Dot1x は、通常 VLAN から PVLAN ホスト ポート、プライベート VLAN からアクセス ポート、または任意の VLAN からルーテッド ポートあるいは PVLAN 混合ポートなど、ポート タイプと互換性のない VLAN にポートを認証しようとしました。また、このような状態は、PVLAN がスイッチ上に不完全なローカル コンフィギュレーションを持つ場合にも発生します。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_VLAN_NOT_FOUND: RADIUS tried to assign non-existent VLAN name [char] to dot1x port説明 RADIUS サーバがポート上のクライアントに VLAN を割り当てようとしましたが、VLAN Trunking Protocol(VTP; VLAN トランキング プロトコル)データベースに VLAN 名がありませんでした。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_VLAN_RESERVED: The VLAN [dec] is a reserved vlan and cannot be assigned for use on the Dot1x port [char] Vlan説明 指定された VLAN は予約済み VLAN であり、このポートで使用できるように割り当てることはできません。
推奨処置 この VLAN が使用されないよう設定を更新してください。
エラー メッセージ DOT1X-5-ERR_VLAN_RSPAN_CONFIGURED: VLAN [dec] is configured as a Remote SPAN VLAN説明 所属ポートが 802.1X 対応として設定されている VLAN 上で、リモート SPAN をイネーブルにしないでください。
推奨処置 この VLAN 上のリモート SPAN 設定をディセーブルにするか、またはこの VLAN 内のすべてのポート上で 802.1X をディセーブルにしてください。
エラー メッセージ DOT1X-5-INVALID_INPUT: Dot1x Interface parameter is Invalid on interface [char]説明 802.1X インターフェイス用に指定されたパラメータが無効です(有効値の範囲外の可能性があります)。
推奨処置 有効な値を指定してやり直してください。CLI のヘルプで有効な 802.1X パラメータを調べてください。
エラー メッセージ DOT1X-5-INVALID_MAC: Invalid MAC address(drop, zero, broadcast or multicast mac address) <mac address> is trying to authenticate."説明 無効な送信元 MAC アドレスに対して認証が許可されます。非ゼロ、非ブロードキャスト、および非マルチキャスト MAC アドレスであるためです。
推奨処置 802.1X 対応インターフェイスに、802.1X をサポートするホストを接続します。
エラー メッセージ DOT1X-5-NOT_DOT1X_CAPABLE: Dot1x disabled on interface [char] because it is not an Ethernet interface説明 ユーザがサポートされていないインターフェイスで 802.1X を設定しようとしました。802.1X をイネーブルにできるのは、イーサネット モジュール インターフェイス上に限られます。
推奨処置 イーサネット インターフェイスに限定して 802.1X 認証をイネーブルにします。
エラー メッセージ DOT1X-5-SECURITY_VIOLATION: Security violation on interface [char] in single-host mode. Authorized MAC address was [mac-addr]説明 シングル ホスト モードでポートが設定されているので、このインターフェイスに新しいホストを追加すると、セキュリティ違反になり、ポートがシャットダウンされます。
推奨処置 1 つのホストだけを使用するように、ポートを設定します。 shutdown コマンドに続けて no shutdown コマンドを入力し、ポートを再起動します。
ここでは、Dynamic Trunking Protocol(DTP)メッセージについて説明します。
説明 メモリ不足が原因で、システムはトランクのネゴシエーションができませんでした。
推奨処置 他のシステム アクティビティを減らしてメモリ需要を緩和します。必要に応じて、大容量のメモリ構成にアップグレードします。
エラー メッセージ DTP-4-TMRERR:An internal timer error occurred when trunking on interface [char]説明 トランキング プロトコルが使用しているタイマーが想定外に満了しました。この問題は内部で修正されます。
推奨処置 この問題が長期的に影響することはありません。しかし、トランキングの問題が解消されない場合には、装置のリロードが必要です。
エラー メッセージ DTP-4-UNKN_ERR:An unknown operational error occurred説明 内部操作によって、プロトコル(この場合は DTP)が処理を想定していなかったエラーが発生したので、システムはトランクのネゴシエーションができませんでした。
説明 リンク上で 2 つのポートが ON モードに設定されていますが、一方は 802.1Q カプセル化に、もう一方は ISL(スイッチ間リンク)カプセル化に設定されています。リンク上で両方のポートを ON モードに設定する場合は、カプセル化タイプを一致させる必要があります。
推奨処置 リンク上の両方のポートが同じカプセル化タイプになるように設定します。
エラー メッセージ DTP-5-NONTRUNKPORTON:Port [dec]/[chars] has become non-trunk説明 インターフェイス [dec] / [chars] はトランクではありません。[dec] / [chars] はモジュール番号/インターフェイス範囲です。
エラー メッセージ DTP-5-TRUNKPORTCHG:Port [dec]/[chars] has changed from [chars] trunk to [chars] trunk説明 トランクのカプセル化タイプが変更されました。[dec] はモジュール番号です。最初の [chars] はインターフェイス番号、2 番めの [chars] は最初のカプセル化タイプ、3 番めの [chars] は新しいカプセル化タイプです。
エラー メッセージ DTP-5-TRUNKPORTON:Port [dec]/[chars] has become trunk説明 インターフェイス [dec] / [chars] はトランクです。[dec] / [chars] はモジュール番号/インターフェイス範囲です。
エラー メッセージ DTP-5-DOMAINMISMATCH: Unable to perform trunk negotiation on port [char] because of VTP domain mismatch.説明 トランク ネゴシエーションに関連する 2 つのポートがそれぞれ異なる VLAN Trunking Protocol(VTP; VLAN トランキング プロトコル)ドメインに所属しています。トランキングは、この 2 つのポートが同一の VTP ドメインに所属している場合にのみ可能です。
推奨処置 トランク ネゴシエーションに関係する 2 つのポートが、同一の VTP ドメインに所属するようにスイッチを再設定してください。
ここでは、Ethernet Bridge Management(EBM; イーサネット ブリッジ管理)メッセージについて説明します。
説明 メモリ不足が原因で、指定のポートに対応付けられた情報を格納できません。
エラー メッセージ C4K_EBM-3-CANTALLOCATEIENODE:No interposition table memory to add entry for addr %ea説明 メモリ不足が原因で、この内部データ構造を格納できません。
エラー メッセージ C4K_EBM-3-CANTALLOCATEHOSTCHECKPOINTMESSAGE: Cannot allocate memory for host checkpoint message. Layer2 host redundancy on standby will be out-of-sync with active.説明 メモリ不足が原因で、この内部データ構造にスペースを割り当てられません。
推奨処置 両方のスーパーバイザ エンジンにメモリを追加することが必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_EBM-3-CANTALLOCATEIGMPGROUPENTRY:No igmp group memory to add new group entry for addr [mac-addr]説明 このエラーは、多数の Internet Group Management Protocol(IGMP)グループを作成した場合に、メモリ不足が原因で IGMP グループ エントリを追加できない場合に発生します。
推奨処置 メモリを追加するか、IGMP グループの数を減らしてください。
エラー メッセージ C4K_EBM-3-CANTALLOCATEPORTHOSTENTRY:No port host table memory to add entry for addr [mac-addr] / [mac-addr]説明 メモリ不足が原因で、この内部データ構造を格納できません。
エラー メッセージ C4K_EBM-3-CANTALLOCATEVLANGROUPENTRY:No vlan group table memory to add entry for addr %ea説明 メモリ不足が原因で、IP マルチキャスト グループに対応するレイヤ 2 グループ エントリを追加できません。
推奨処置 メモリを追加してください。メモリを追加できない場合は、Cisco Group Management Protocol(CGMP)または IGMP をオフにしてください。
エラー メッセージ C4K_EBM-3-CANTALLOCATEVLANHOSTENTRY:No vlan host table memory to add entry for addr %ea説明 指定のホストは、複数のポートの送信元アドレスとして検出されました。通常、ホストは 1 ポートだけで学習されることになっています。この状況が発生する一般的な原因は、スパニング ツリーのループです。指定のホストからのトラフィックはすべて、一時的に廃棄されます。15 秒後に、転送が再び可能になります。問題が解消されない場合、そのホストからのトラフィックは無限に廃棄されます。
推奨処置 スパニング ツリー ループを回避するように、スパニング ツリーがイネーブルになっているかどうかを確認します。スパニング ツリーがディセーブルの場合は、ネットワークにスパニング ツリー ループがないかどうかを確認します。
エラー メッセージ C4K_EBM-4-MAXHOSTCHKPTMESSAGEQSIZEEXCEEDED: Backlog of checkpoint message waiting to be synced to standby has exceeded pre-defined limits. The host table may become out-of-sync with active.説明 アクティブ スーパーバイザ エンジンが過負荷になり、スタンバイ スーパーバイザ エンジンにホスト メッセージを同期できないか、スタンバイ スーパーバイザ エンジンが正常な状態ではありません。
推奨処置 アクティブ スーパーバイザ エンジンおよびスタンバイ スーパーバイザ エンジンからの Syslog メッセージを確認し、報告されたエラーがないかを確認します。
エラー メッセージ C4K_EBM-4-ZEROETHERADDR:Filtering Ethernet MAC address of value zero from agent host table interface (port: [char])説明 スイッチは 00:00:00:00:00:00 という MAC アドレスを持つパケットを受信しました。この MAC アドレスは無効です。ネットワーク内の非 IEEE 802.1D 適合ハードウェアまたはソフトウェアによって、この MAC アドレスが生成された可能性があります。
ホスト分類アルゴリズムでは、すべてゼロ(00:00:00:00:00:00)の MAC アドレスを持つホストを分類しません。すべてゼロの MAC アドレスは、学習済みホスト テーブルに指定できないからです。show cam dynamicコマンドまたは SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)要求によって、学習済みホストの表示を要求しても、すべてゼロという MAC アドレスは表示されません。
ここでは、EtherChannel(EC)メッセージについて説明します。
説明 Port Aggregation Protocol(PAgP)または EtherChannel は必要なメモリを確保できません。
説明 グループに新しいアグリゲータを割り当てることができませんでした。
推奨処置 グループに含まれるポートの属性を変更し、同じアグリゲータと一致して追加されるようにします。
エラー メッセージ EC-5-CANNOT_BUNDLE1:Port-channel [char] is admin-down説明 アグリゲーション ポート チャネルの管理ステートはダウンしています。アグリゲーション ポートのステートがアップになるまで、ポートはスタンドアロン ステートのままです。
推奨処置 バンドル内のすべてのポートが同じ設定になるようにします。
エラー メッセージ EC-5-CANNOT_BUNDLE2:[char] is not compatible with [char] and will be suspended ([char])説明 ポート チャネル(またはポート チャネル内のポート)と異なるポート属性が、ポートに与えられています。
推奨処置 ポート チャネルのポート属性と一致するように調整します。
エラー メッセージ EC-5-CANNOT_BUNDLE_LACP: [char] is not compatible with aggregators in channel [dec] and cannot attach to them ([char])説明 このポートには、ポート チャネル内の他のポートと異なるポート属性が与えられています。
エラー メッセージ EC-5-CANNOT_BUNDLE_QOS: Removed [char] from port channel because a QoS policy cannot be supported across multiple DFC cards.説明 エラー メッセージで指定されたポートは、ポート チャネルに追加できません。ポート チャネルに付加されたQoS(Quality of Service)ポリシーが複数の Distributed Forwarding Card(DFC)カードをサポートしていないからです。
推奨処置 ポートを別のポート チャネルに組み込むか、またはポート チャネルから QoS ポリシーを削除します。
エラー メッセージ EC-5-COMPATIBLE: [char] is compatible with port-channel members説明 指定されたインターフェイスは動作不能でした。インターフェイスの属性がポート チャネルの属性またはポート チャネル内のインターフェイスの属性と異なるからです。指定されたポートの属性がポート チャネルの属性と一致したことが検出されました。
エラー メッセージ EC-5-DONTBNDL: [char] suspended: incompatible partner port with [char]説明 相手ポートの設定がバンドル内の他のポートの設定と異なっています。ポートをバンドルに追加できるのは、ポートのグローバル設定と相手ポートの設定がバンドル内の他のポートと一致している場合に限られます。
推奨処置 相手ポートの設定がバンドル内の全ポートと同じになるようにします。
エラー メッセージ EC-5-ERRPROT: Channel protocol mismatch for interface [char] in group [dec]: the interface can not be added to the channel group説明 指定のモードでは、インターフェイスをチャネル グループに追加できません。
推奨処置 チャネル グループを変更するか、またはインターフェイスのモードを変更します。
エラー メッセージ EC-5-ERRPROT2: Command rejected: the interface [char] is already part of a channel with a different type of protocol enabled説明 このインターフェイスは、別のプロトコル タイプがイネーブルのチャネルにすでに組み込まれているので、指定のプロトコル用としては選択できません。
推奨処置 チャネル グループからインターフェイスを削除します。
エラー メッセージ EC-5-ERRPROT3: Command rejected: the interface [char] is already part of a channel説明 このインターフェイスは、すでにチャネルに組み込まれているので、指定のプロトコルに関してインターフェイスの選択を解除することはできません。
推奨処置 チャネル グループからインターフェイスを削除します。
エラー メッセージ EC-5-L3DONTBNDL1:[char] suspended: PAgP not enabled on the remote port.説明 レイヤ 3 インターフェイス上で PAgP がイネーブルですが、相手ポートは PAgP がイネーブルになっていません。このモードでは、ポートはサスペンド ステートになります。
エラー メッセージ EC-5-L3DONTBNDL2: [char] suspended: LACP currently not enabled on the remote port.説明 レイヤ 3 インターフェイス上で LACP がイネーブルですが、相手ポートは LACP がイネーブルになっていません。このモードでは、ポートはサスペンド ステートになります。
エラー メッセージ EC-5-NOLACP: Invalid EC mode説明 イメージに LACP が含まれていません。EC モードを active または passive に設定することはできません。
推奨処置 LACP が組み込まれたイメージにアップグレードするか、またはモードをオンに設定してください。
エラー メッセージ EC-5-NOPAGP:Invalid EC mode説明 イメージに PAgP が含まれていないので、EtherChannel モードを desirable または auto に設定することはできません。
推奨処置 PAgP が組み込まれたイメージを入手するか、またはモードをオンに設定してください。
エラー メッセージ EC-5-PORTDOWN: Shutting down [char] as its port-channel is admin-down説明 アグリゲーション ポートの管理ステートがダウンしています。したがって、ポートの管理ステートも強制的にダウンします。ポートの管理ステートは、アグリゲーション ポートの管理ステートによって制御されます。
推奨処置 アグリゲーション ポートに no shutdown コマンドを入力し、アグリゲーション ポートをアクティブにします。
エラー メッセージ EC-5-STAYDOWN: [char] will remain down as its port-channel [char] is admin-down説明 ポート チャネルの管理ステートがダウンの場合、EtherChannel が設定されたインターフェイスの管理ステートをアップにすることはできません。このインターフェイスには EtherChannel が設定されていますが、ポート チャネル情報はありません。 no shutdown コマンドは使用できません。
エラー メッセージ EC-5-UNBUNDLE:Interface [char] left the port-channel [char] エラー メッセージ EC-5-UNSUITABLE:[char] will not join any port-channelここでは、フラッシュ メモリ(C4K_FLASH)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_FLASH-4-COMPACTFLASHNOTFOUND: Cannot find compact flash説明 このメッセージが表示される可能性があるのは、コンパクト フラッシュが正しく挿入されていない場合、またはスイッチがフラッシュにアクセスしようとしているときにコンパクト フラッシュを取り外した場合です。
推奨処置 コンパクト フラッシュを再挿入し、操作をやり直してください。
エラー メッセージ C4K_FLASH-4-COMPACTFLASHNOTREADY: Compact flash is not ready説明 このメッセージが表示される可能性があるのは、コンパクト フラッシュが正しく挿入されていない場合、またはスイッチがフラッシュにアクセスしようとしているときにコンパクト フラッシュを取り外した場合です。
ここでは、ハードウェア(HW)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_HW-3-S2WERROR:[char] [char] [dec] Error: [object-info] Device Addr: [dec] Mem Addr: [object-info] Value: [dec]説明 スイッチがメッセージで指定されたハードウェア装置にアクセスしたとき、想定外のエラーが発生しました。
エラー メッセージ C4K_HW-3-X2IDENTIFICATIONFAILURE:Error while trying to identify serdes type for [char] ( [dec] ) X2 module説明 X2 モジュール タイプの識別時に、エラーが検出されました。
推奨処置 テクニカル サポートに連絡してください。このスーパーバイザ エンジンの交換が必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_HW-3-X2OUIREGREADFAILURE:Error while reading Supervisor X2 OUI register Device Addr: [dec]説明 ハードウェア装置に表示された装置アドレスでアクセスしたときに、想定外のエラーが検出されました。
推奨処置 テクニカル サポートに連絡してください。このスーパーバイザ エンジンの交換が必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_HW-3-X2LOOPBACKFAILURE: Failed to put [char] Xaui([dec]) [char] loopback説明 ソフトウェアは X2 タイプを判別できなかったため、X2 をループバックさせること(またはその逆)ができませんでした。
ここでは、ハードウェア ACL マネージャ(HWACLMAN)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_HWACLMAN-4-ACLHWPROGERR:[input/output] [char] - hardware TCAM limit, [char]説明 ACL ベースの機能のうち、ハードウェアにすべてをプログラミングできなかったものがあります。これらの機能(1 つまたは複数)を使用するパケットは、ソフトウェアで処理を完了することになります。該当する機能がポリシー マップの場合、QoS(Quality of Service)は(特定のインターフェイスで)全面的にディセーブルになります。
このメッセージには影響を受ける機能が示されます。他のメッセージ(1 つまたは複数)に、発生した具体的な障害が示されます。
エラー メッセージ C4K_HWACLMAN-4-ACLHWPROGERRREASON:[input/output] [object-info] [char] - [char]説明 このメッセージでは、ACL ベースの機能(1 つまたは複数)がハードウェアにすべてプログラミングされなかった原因の具体的な障害が示されています。
エラー メッセージ C4K_HWACLMAN-4-CAMAUDIT: ACl/QOS CAM Health Check: [input/output] [char] Index: [dec] [char] ( Cumulative Error Count: [dec] )説明 バックグラウンドのシステム ヘルス モニタが潜在的な問題を検出しました。
推奨処置 ソフトウェア エラーの場合は、システムがすでに自動的に修復しているので、対処不要です。ハードウェア エラーの場合は、スイッチの電源をいったんオフにして、もう一度オンにします。
エラー メッセージ C4K_HWACLMAN-4-CAMBLOCKMASKALLOCFAILED: CAM state memory allocation failure in region [dec]説明 ソフトウェアは、ACL および QoS 機能に使用されるハードウェア分類の TCAM マスクのソフトウェア コピーを維持するためにメモリを割り当てることができませんでした。
推奨処置 この状態が発生することはありません。このメッセージが表示された場合は、メッセージをそのままコピーして、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_HWACLMAN-4-CLASSIFCAMPARITYERROR: Parity error detected in [input/output] Classification CAM [char] Cell [object-info] and corrected説明 システムはハードウェアのパリティ エラーを検出し、修正しました。このエラーが繰り返し表示される場合は、ハードウェアで障害が発生した可能性が高く、スーパーバイザ エンジンを交換する必要があります。
推奨処置 ソフトウェアは、ハードウェアに CAM エントリを再書き込みして、パリティ エラーを修正します。問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_HWACLMAN-4-CLASSIFCAMREPLYPARITYERROR: Parity error detected in lookup response from [input/output] Classification CAM, Response Contents: [char]説明 システムは TCAM の分類操作で一時的なエラーを検出しました。このメッセージが繰り返し表示される場合は、スイッチング エンジン ASIC で障害が発生した可能性が高く、スーパーバイザ エンジンを交換する必要があります。ソフトウェアは、ハードウェアに TCAM エントリを再書き込みして、パリティ エラーを修正しようとします。
推奨処置 問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_HWACLMAN-4-CLASSIFCAMREQPARITYERROR: Parity error detected in lookup request to [input/output] Classification CAM, Data [char] Address [char]説明 システムは TCAM の分類操作で一時的なエラーを検出しました。このエラーが繰り返し表示される場合は、スイッチング エンジン ASIC で障害が発生した可能性が高く、スーパーバイザ エンジンを交換する必要があります。
推奨処置 問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_HWACLMAN-4-QOSFEATUREOUTOFSWRESOURCES: Out of memory. [char] is inactive on port [char]説明 ソフトウェアは、QoS 関連の設定を QoS TCAM ハードウェアに書き込むためにメモリを割り当てることができませんでした。このエラーが修正されないかぎり、表示された QoS ポリシー設定は表示のポートで無効になります。
推奨処置 この状況は、ACL、QoS、またはその両方の極端な設定によって発生する可能性があります。回避方法の一部は、次のとおりです。
–ポートおよび VLAN から不要な QoS および ACL 設定を減らすようにします。
– qos グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、QoS をディセーブルにしてから、再度イネーブルにします。
問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_HWACLMAN-4-WARNINGSTRING:[char]ここでは、レイヤ 2 ハードウェア マネージャ(HWL2MAN)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_HWL2MAN-3-STMPARITYERROR: Parity error in Spanning Tree Memory.説明 スパニング ツリー メモリでパリティ エラーが発生しました。一時的なハードウェアの問題である場合と、継続的な問題である場合とがあります。
ここでは、NetFlow マネージャ(HWNETFLOWMAN)のメッセージについて説明します。
説明 スーパーバイザ エンジンが NetFlow Services Card から過度のパリティ エラーを受信しました。このメッセージを表示したあと、スーパーバイザ エンジンはすべての NetFlow 関連の動作を停止します。
説明 ソフトウェアが NetFlow ハードウェアにアクセスしようとしましたが、応答がありませんでした。通常、これは NetFlow 関連のハードウェアに異常が発生している可能性があることを示唆しています。
エラー メッセージ C4K_HWNETFLOWMAN-4-ERRORADDRS:Netflow Fatal Error Info: Interrupt Status ( [dec] ), FDT1 Err Addr ( [dec] ), FDT2 Err Addr ( [dec] ), FLD Err Addr ( [dec] )説明 重大な NetFlow エラーが発生しました。このメッセージには、NetFlow ハードウェアが正しく機能しているのかどうかを判断するのに役立つ重要な情報が含まれています。
エラー メッセージ C4K_HWNETFLOWMAN-4-FATALERRORINTERRUPTSEEN: Netflow Fatal Error interrupt seen説明 NetFlow Services Card がスーパーバイザ エンジンに重大な割り込みコールを送信したため、サービス カード、スーパーバイザ エンジン、およびスイッチ全体のクラッシュに至る可能性があります。このような状況はきわめてまれにしか起こりません。
エラー メッセージ C4K_HWNETFLOWMAN-4-FLOWSLOSTERR: Netflow stats lost due to full hw flow table. [char] [dec] packets.説明 キャッシュが満杯になると、フロー統計情報の一部が失われます。このメッセージは、収集された全フロー統計情報をユーザに通知しています。失われた統計情報を追跡するカウンタがオーバーフローすると、失われた総フロー数を示す正確なカウントが利用できなくなります。
エラー メッセージ C4K_HWNETFLOWMAN-4-NOFREEFLOWPOLICERS:[dec] flow based policers are in use. All available flow policers are in use. Can't allocate more number of flow policers説明 システムが割り当てることができる最大フロー ポリサー数は 512 です。このメッセージは、ユーザがこの値を超過しようとした場合に表示されます。
推奨処置 新しいフロー ポリサーを定義する前に、既存のフロー ポリサーを解放してください。
エラー メッセージ C4K_HWNETFLOWMAN-4-SWAGEDENTRYHWINVALIDATIONFAILED: Invalidation failed for Hw flow (index: [object-info] ) associated with sw active-aged flow説明 ソフトウェアが NetFlow ハードウェアにアクセスしようとしましたが、応答がありませんでした。通常、これは NetFlow 関連のハードウェアに異常が発生している可能性を示しています。
エラー メッセージ C4K_HWNETFLOWMAN-4-NONFATALPARITYERRORINTERRUPTSEEN: Netflow Non Fatal Parity Error interrupt seen ( [dec] times)説明 致命的ではありませんが、スーパーバイザ エンジンが NetFlow Services Card からパリティ エラーを受信しました。システムは、この状況から回復可能です。この状況が頻繁に再発する場合は、NetFlow Services Card に問題があると思われます。
エラー メッセージ C4K_HWNETFLOWMAN-4-SEDISABLEDAFTERDELAY: Se is Disabled After a Small Delay説明 ソフトウェアが NetFlow ハードウェアにアクセスしようとしましたが、応答がありませんでした。通常、これは NetFlow 関連のハードウェアに異常が発生している可能性があることを示唆しています。ハードウェアへのアクセスが無効になりました。
ここでは、ハードウェア ポート管理(HWPORTMAN)メッセージについて説明します。
説明 ポートの送信キューが[paused](休止)以外の理由でブロックされました。ハードウェア不良がこの問題を引き起こした可能性があります。
エラー メッセージ C4K_HWPORTMAN-4-CHECKFORDUPLEXMISMATCHANDPAUSE: [char] Tx-Queue could be blocked due to duplex mismatch or receiving excessive pause frames説明 show interface <name> count all コマンドを使用して、過剰なコリジョンおよびポーズ フレームのカウンタを確認してください。デュプレックス不一致の問題は、リンクの両側を自動ネゴシエーション モードに設定すれば修正できます。また、リンクの両側で自動ネゴシエーションをオフにして、両側のデュプレックス設定が同じことを確認することでも修正できます。過剰ポーズ フレームは、通常の状態では予想されていません。過剰ポーズ フレームが発生した場合は、リンクの反対側を調べ、問題の所在を明らかにします。問題を修正したあと、 show platform hardware interface <name> tx コマンドを使用して、ポートの TxQueue ステータスを確認できます。コマンドの実行結果では、このポートの TxQueue の 1 つまたは複数で引き続き滞っているか、正常に動作しているかが示されます。
推奨処置 デュプレックスの設定が正しいときにこのメッセージが表示される場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_HWPORTMAN-4-GIGAPORTRESETBYRXCONFIGWORD:[char] has been reset by the received autonegotiation word.説明 スイッチオーバーの間、ポートは接続されたままでしたが、もう一方のリンク端にあるデバイスは同期が切断されたため、自動ネゴシエーションを再開しました。
説明 EtherType およびフロー制御/動作コードの一方または両方に誤りがあったので、スーパーバイザ エンジンからソフトウェアに、誤った形式のフロー制御パケットが転送されました。フロー制御パケットに関して、想定される EtherType は 0x8808、想定動作コードは 1(xoff)です。
推奨処置 スイッチに接続された装置にフロー制御の生成が可能で、なおかつフロー制御対応としてその装置が設定されている場合、有効な EtherType フィールドと動作コード フィールドが指定された、正しい形式のフロー制御パケットを装置が生成できるかを確認してください。
ここでは、Interface Descriptor Block(IDB; インターフェイス記述子ブロック)管理(IDBMAN)メッセージについて説明します。
説明 ソフトウェアは内部エラーが原因で、無効なアグリゲーション ポートを使用しています。
エラー メッセージ IDBMAN-3-DELETEDAGGPORT:[char]([dec] / [dec]) Group [dec] has been deleted説明 ソフトウェアは新しいアグリゲーション ポートに対して、削除されたインターフェイスを再利用しています。
エラー メッセージ IDBMAN-3-INVALIDAGGPORTBANDWIDTH:[char]([dec] / [dec]) has an invalid bandwidth value of [dec]説明 ソフトウェアはアグリゲーション ポートに無効な帯域を使用しています。
エラー メッセージ IDBMAN-3-INVALIDPORT:[char]:trying to use invalid port number [dec] (Max [dec]) エラー メッセージ IDBMAN-3-INVALIDVLAN:[char]:trying to use invalid Vlan [dec]説明 ソフトウェアは無効な VLAN(仮想 LAN)を使用しています。
エラー メッセージ IDBMAN-3-NOTANAGGPORT:[char]([dec] / [dec]) is not an aggregate port説明 ソフトウェアは、アグリゲーション ポート動作にアグリゲーション ポートではないインターフェイスを使用しています。
エラー メッセージ IDBMAN-3-PORTNOTINAGGPORT:[char]([dec] / [dec]) is not present in Aggport [char]([dec] / [dec])説明 ソフトウェアは、アグリゲーション ポートに無効なポートが所属していると認識しました。
エラー メッセージ IDBMAN-3-VLANINUSE:[char]:Vlan [dec] is in use by [char]説明 レイヤ 3 インターフェイスごとに 1 つずつ VLAN が対応付けられています。このメッセージは、他のレイヤ 3 インターフェイスがインターフェイスに対応付けられた VLAN を使用している場合に表示されます。
エラー メッセージ IDBMAN-3-VLANNOTSET:[char]:Vlan [dec] not set since it already has Vlan [dec]ここでは、Intelligent Line Card(ILC)プロトコル(ILCPROTOCOLERROR)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_ILC-3-PROTOCOLERROR: Service Module failed S2W protocol, error [dec], state [dec]ここでは、Catalyst 4500 シリーズ Cisco IOS ACL 管理(IOSACLMAN)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_IOSACLMAN-4-ACLTYPEMISMATCH: Acl RkiosSharedIos[char] was earlier attached as [char] Acl. Please unconfigure all its uses before using it as a [char] Acl説明 このメッセージが表示されるのは、名前付き ACL を 1 つのタイプとして付加した場合、ACL を削除した場合、および同名で異なるタイプの ACL を設定した場合です。たとえば、DefaultAcl という名前を使用して名前付き IP ACL を設定し、それをルータ ポートに付加し、その後n o ip access-list extended DefaultAcl を入力して DefaultAcl という ACL を削除した場合などです。MAC ACL は同じ名前を使用して設定できます。MAC ACL で Access Control Entry(ACE; アクセス コントロール エントリ)を設定しようとすると、このメッセージが表示されます。
推奨処置 IP ACL として ACL が使用されているコンフィギュレーションをすべて削除してから、同名の MAC ACL を設定します。
エラー メッセージ C4K_IOSACLMAN-4-MOLACLALLOCFAILURE: Mol Acl Allocation for [char] is failed説明 新しい MOL ACL が作成されましたが、その MOL ACL 用のメモリが不足していました。ACL が適用されませんでした。
推奨処置 IP ACL として ACL が使用されているコンフィギュレーションをすべて削除してから、同名の MAC ACL を設定します。
エラー メッセージ C4K_IOSACLMAN-4-MOLACLFEATUREALLOCFAILURE: Mol AclFeature Allocation for Mol Acl: [dec] is failed説明 新しい MOL ACL が作成されましたが、その MOL ACL 用のメモリが不足していました。ACL が適用されませんでした。
推奨処置 MOL ACL が IP ACL として使用されているコンフィギュレーションをすべて削除してから、同名の MOL ACL を設定します。
エラー メッセージ C4K_IOSACLMAN-4-VLANMAPOUTOFMEMORY: Could not add an entry to Vlan Map [char]. Out of memory説明 メモリ不足が原因で、システムはこの VLAN マップにエントリを割り当てることができませんでした。
推奨処置 IP ACL として ACL が使用されているコンフィギュレーションをすべて削除してから、同名の MAC ACL を設定します。
ここでは、Catalyst 4500 シリーズ Cisco IOS 診断マネージャ(IOSDIAGMAN)のメッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_IOSDIAGMAN-4-CANNOTRUNTESTNOTPORTFAILEDBOOTUP: Cannot run the diag test as port failed bootup tests説明 ポートがブートアップ テストに失敗したため、要求されたオンライン診断テストをこのポートで実行できません。
推奨処置 ポートでブートアップ テストが失敗した理由を調べてください。モジュールまたはポートが損傷している可能性があります。
エラー メッセージ C4K_IOSDIAGMAN-4-TESTNOTSUPPORTEDONMODULE: [char] is not supported on this moduleここでは、Catalyst 4500 シリーズ Cisco IOS DHCP スヌーピング マネージャ(IOSDHCPSNOOPMAN)のメッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_IOSDHCPSNOOPMAN-4-CANNOTADDNEWIPLIST: Cannot add new IP list for dhcp security on [char] and vlan [dec]説明 スイッチは、IP アドレスの許可リストに新しい IP アドレスを追加できませんでした。新しいアドレスは許可されません。
エラー メッセージ C4K_IOSDHCPSNOOPMAN-4-CANNOTENABLESECURITY: Cannot enable dhcp security on [char] and vlan [dec]説明 スイッチは、インターフェイスおよび指定された VLAN 上で、IP ソース ガードをイネーブルにできませんでした。この機能をイネーブルにしているインターフェイスと VLAN のペアが多すぎた結果、このエラーが発生した可能性があります。
ここでは、Catalyst 4500 シリーズ Cisco IOS IGMP スヌーピング マネージャ(IOSIGMPSNOOPMAN)のメッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_IOSIGMPSNOOPMAN-3-NOSPACELEFT:No igmp group memory to add new group entry説明 メモリ不足が原因で、IGMP グループのエントリを追加できません。通常は、CGMP または IGMP を実行すると自動的に追加されます。
ここでは、Catalyst 4500 シリーズ Cisco IOS インターフェイス動作(IOSINTF)メッセージについて説明します。
説明 ダイナミック ホスト ポリシー(ダイナミック ACL および URL リダイレクション)に割り当てられたメモリが、すべて使用されてしまいました。プラットフォームは、指定したホストおよびインターフェイスのポリシーを完全には適用しません。該当するインターフェイス上のホストからのトラフィックは、代わりにデフォルト PACL を使用します。
推奨処置 ダイナミック ホスト ポリシーを持つシステム上のホスト数か、適用されているダイナミック ポリシーのサイズのいずれかを減らします。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-4-INTVLANALLOCFAIL:Failed to allocate internal VLAN for interface [char]. The interface will remain down.説明 ルーテッド ポートまたはポート チャネル インターフェイスをイネーブルにする場合、インターフェイスを動作させるには内部 VLAN(仮想 LAN)にマッピングする必要があります。インターフェイスをイネーブルにしても、内部 VLAN が利用できないと、インターフェイスはダウンのままになり、このメッセージが記録されます。
推奨処置 他のルーテッド ポートまたはポート チャネル インターフェイスをいくつかディセーブルにすることによって、または 1006 ~ 4094 の範囲でユーザが設定した VLAN を削除することによって、内部 VLAN を解放します。VLAN が利用できるようになると、ディセーブルだったインターフェイスがイネーブルになってアップ状態になります。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-4-REFLEXIVEACLNOTSUPPORTED: Reflexive Acls are not supported. Ignoring the [char] entry.説明 再帰 ACL がサポートされていません。 evaluate および reflect キーワードが指定された Access Control Entry(ACE; アクセス コントロール エントリ)は無視されます。
説明 認定されているベンダーの GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)または Small Form-Factor Pluggable(SFP) が取り付けられました。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-5-GBICREMOVED: Slot= [dec] Port= [dec]: GBIC has been removed説明 認定されているベンダーの GBIC または SFP が取り外されました。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-5-NOPRIMARYVLANASSOCIATION:Packet received on interface [char] in vlan [dec] without primary vlan association. [mac-addr] will not be secured.説明 プライマリ VLAN アソシエーションを持たないセカンダリ VLAN 上で、スイッチがパケットを受信しました。この状態では、スイッチは MAC アドレスを保護しません。
推奨処置 このセカンダリ VLAN を有効なプライマリ VLAN に関連付けます。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-5-NOTXVLAN:Router Port [char] has no internal vlan assigned to transmit packet説明 指定のレイヤ 3 インターフェイスには、内部 VLAN が割り当てられませんでした。別のレイヤ 3 インターフェイスに重複する IP ネットワークが割り当てられているためです。
推奨処置 インターフェイス上に重複して設定されている IP ネットワークを削除します。正しい IP ネットワークを指定し、このインターフェイスに対してno shutdownコマンドを入力します。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-5-NOTXVLAN:Router Port [char] has no internal vlan assigned to transmit packet説明 ホットスワップ動作時に、そのスロットのモジュールを取り外したあとで、キューにすでに入っていたパケットが送信される場合があります。モジュールはもはや存在しないので、パケットは廃棄されます。
推奨処置 ホットスワップ動作中ではないのに問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-5-OUTPACLDISABLEDUETORACL: Output PACL [char] is disabled on port [char]説明 ポートが出力 RACL を持つ SVI に設定されている場合、ポートの出力 PACL はディセーブルになります。出力 RACL および出力 PACL は相互に排他的であるため、両方を同時に設定することはできません。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-5-OUTPACLDISABLEDUETOVACL: Output PACL [char] is disabled on port [char]説明 ポートが出力 RACL を持つ VLAN に設定されている場合、ポートの出力 PACL はディセーブルになります。出力 RACL および出力 PACL は相互に排他的であるため、両方を同時に設定することはできません。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-5-STALEPHYPORT: Dropping packets to be transmitted out on port [char] ( Linecard in Slot [dec] may have been removed )説明 ホットスワップ動作時に、スイッチング モジュールを取り外したあとで、キューにすでに入っていたパケットが送信される場合があります。これは、このようなパケットが廃棄されることを意味します。
推奨処置 ホットスワップ動作中ではないのにこのメッセージが表示される場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-5-RJ45ACTIVE: Slot= [dec] Port= [dec]: RJ45 connector has become active説明 デュアル メディア ポートは、使用するコネクタを SFP から RJ-45 に変更しました。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-5-RJ45INACTIVE: Slot= [dec] Port= [dec]: RJ45 connector has become inactive説明 デュアル メディア ポートは、使用するコネクタを RJ-45 から SFP に変更しました。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-5-TXL3PKTONPHYPORT:Transmitting L3 packet on a physical port [char] that is part of [char] ([dec] packets). Make sure the physical port in the L3 port channel does not have an ip addresses configured on it.説明 レイヤ 3 プロトコルは、物理ポートではなく論理ポート レベルで動作します。レイヤ 3 プロトコル パケットがバンドル内の物理ポート上で送信されました。この状況が発生するのは、設定に誤りがある場合です。レイヤ 3 ポート チャネル内の物理ポートに、IP アドレスが割り当てられた可能性があります。
推奨処置 レイヤ 3 ポート チャネル内の物理インターフェイスに、IP アドレスが割り当てられていないかを確認します。
エラー メッセージ C4K_IOSINTF-5-TXPKTDROPONETHERCHANNEL:Dropping transmit packet out of interface [char]説明 ポート チャネルから送信されるはずのパケットが、ポート チャネル メンバーシップの移行中に廃棄されました。この状況が発生するのは、上位レイヤのプロトコルによって、アグリゲーション ポートからパケットが送信されながら、ソフトウェアが特定のステート情報を認識できなかった場合、またはポート チャネル メンバーシップに対して物理ポートの追加または削除があった場合です。
ここでは、Catalyst 4500 シリーズ Cisco IOS IP ルート マネージャ(IOSIPROUTEMAN)のメッセージについて説明します。
説明 ハードウェア隣接リソースを使い果たしました。スーパーバイザ エンジンはソフトウェアでこの隣接へパケットを転送します。その結果、パフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。
推奨処置 ルーティング テーブルに格納する隣接数を減らし、IP ルーティング テーブルをクリアします。
エラー メッセージ C4K_IOSIPROUTEMAN-3-FIBCANTALLOCATEFIBADJ:IOS IP Route Manager:No memory available to allocate FIB Adjacency for [object-info]説明 メモリ不足が原因で、スイッチはこの隣接にスペースを割り当てることができませんでした。スーパーバイザ エンジンは、代わりにソフトウェアで転送します。
推奨処置 Catalyst 4500 シリーズ スイッチにダイレクトに隣接するホスト数が少なくなるように、ネットワークの設定を変更し、さらにソフトウェアに送られた隣接ホストがリロードされるように、すべてのルートを消去してリロード(または再起動)します。
エラー メッセージ C4K_IOSIPROUTEMAN-3-FIBCANTALLOCATEFIBENTRY:IOS IP Route Manager:No memory available to allocate FIB Entry for [ip-addr]説明 メモリ不足が原因で、スイッチはこのネットワークに関連付けられたルートにスペースを割り当てることができませんでした。
推奨処置 メモリ リークが発生している可能性があるので、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_IOSIPROUTEMAN-3-PBRDOESNOTSUPPORTQOS:Route-map ' [char] ' on interface ' [char] ' specifies Quality of Service rewriting which is not supported via Policy-Based Routing on this platform. Please use the Quality of Service feature instead. This action on the specified route map will be ignored.説明 スイッチは、Policy-Based Routing(PBR; ポリシー ベース ルーティング)ルート マップを使用して実装される QoS サービスをサポートしません。指定された PBR ルート マップはロードされますが、QoS サービスに対する参照は無視されます。
推奨処置 QoS ポリシー マップおよびクラス マップを使用してこの機能を設定します。
エラー メッセージ C4K_IOSIPROUTEMAN-3-VRFMANNOMOREVRFS: VrfMan: VPN routing forwarding resources exhausted.説明 Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)ルーティング転送リソースを使い果たしました。
エラー メッセージ C4K_IOSIPROUTEMAN-3-WCCPINVALIDMASKASSIGNMENTTABLE: Invalid mask assignment table received for WCCP service group [char]説明 新規マスク割り当てテーブルにある明示的なマスクの数が、スイッチ上のサービス グループでサポートされる最大数を超えています。新規テーブルは廃棄されます。有効なマスク割り当てテーブルが利用できないため、サービス グループはトラフィックをリダイレクトできません。リダイレクトされるはずのすべてのトラフィックは、通常どおりルーティングされます。
推奨処置 キャッシュ エンジンが、スイッチに有効なマスク割り当てテーブルを送信するように設定されていることを確認します。
説明 サービス グループは、現在のテーブルと同じ新規マスク割り当てテーブルを受信しました。コンテント エンジン側のコンフィギュレーションが誤っていることが原因と考えられます。テーブル変更の指示は無視され、サービス グループはリダイレクションに現在のテーブルを引き続き使用します。
推奨処置 コンテント エンジン側のコンフィギュレーションを調べ、この不要な更新が送信されないようにします。コンフィギュレーションに間違いがなく、コンテント エンジンが同じテーブルを繰り返し送信していないのに、このメッセージが続く場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
ここでは、Catalyst 4500 シリーズ Cisco IOS レイヤ 2 マネージャ(IOSL2MAN)のメッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_IOSL2MAN-3-VLANCREATIONERROR:Unable to create new vlan [dec]説明 スイッチはメモリ不足が原因で、新しい VLAN(仮想 LAN) を割り当てることができなかったので、新しい VLANの割り当てに失敗しました。
ここでは、Catalyst 4500 シリーズ Cisco IOS モジュール ポート マネージャ(IOSMODPORTMAN)のメッセージについて説明します。
説明 内部的な論理エラーが発生しました。このスイッチング モジュールのポート ステートは、スタンバイ スーパーバイザ エンジンに同期されません。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-3-SPANCONFIGOUTOFMEMORY: RkiosSpanMan: Out of memory. Unable to process information for RkiosSpanMan: ID. [dec] エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-3-UNKNOWNPOWERSUPPLY: Unsupported Power Supply has been inserted in slot [dec]説明 シャーシの温度が許容範囲を上回っています。シャーシの温度を引き下げる対策がただちに講じられなかった場合、ハードウェアの損傷を防止するために、システムはシャットダウンされます。
推奨処置 シャーシの温度を下げるために、1 つまたは複数のモジュールを取り外します。ファン トレイが動作しているかを確認します。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-CLOCKMODULEFAULTY: Clock module switched to [dec] reason [char] for more info use the cmd:'show environment status clock'説明 クロック モジュールに障害が発生し、交換の必要があります。
推奨処置 クロック モジュールの交換が必要かどうかを確認するには、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-INLINEPOWEROVERMAX:Inline power exceeds max threshold:Module status changed to 'Pwr Max'説明 計測された PoE 使用量がモジュールの物理的制限を超えています。この状態は、設定を間違えているか、または不正な装置が、割り当てられた PoE 以上の電力を使用することで発生した可能性があります。1400 W DC 電源モジュールを取り付けることで、この警告を回避できる可能性があります。バグ ID CSCef49715 を参照してください。
推奨処置 それぞれの装置に正しい量の PoE が割り当てられていることを確認します。PoE 割り当てが正しい場合、受電装置を 1 台ずつ取り外し、電力使用量が想定したように減るかどうかを確認します( show power detail コマンドを使用して、モジュールに割り当てられた PoE と使用された PoE を参照できます)。装置の接続が切断されたときに電力使用量が大幅に減る場合は、恐らくこの装置が割り当てられている以上の PoE を使用しています。この装置を使用しなければ、この問題は解決します。モジュール上のすべての装置の接続を切断したあとでも PoE 使用量が高い場合は、システムが 1400 W DC 電力を使用していません。テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-SSOMODULEOLDVERSION: Received stale acknowledgement for the linecard in slot [dec]: expected [dec], received [dec].説明 このメッセージは、ラインカードを急いで取り外し、もう一度差し込んだ場合などによく表示されます。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-FANTRAYBAD:Fan tray has failed推奨処置 できるだけ速やかに、ファン トレイを交換してください。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-FANTRAYPARTIALFAILURE: A fan or thermistor/s in system fan tray have failed説明 これは、システム ファン トレイ内の 1 つまたは複数のファンまたは熱センサーが故障していることを示す警告メッセージです。
推奨処置 ファン トレイをただちに交換するよう、スケジュールを立ててください。システムのパフォーマンスに、すぐに影響が出ることはありません。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-FANTRAYREMOVED:Fan tray has been removed エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-FANTRAYGOOD:Fan tray is okay説明 ファン トレイはすべてのテストに合格し、正常に動作しています。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-INLINEPOWERSUPPLYBAD: Inline power from power supply [dec] has failed or been turned off説明 電源モジュールからの PoE 源が故障しているか、またはオフになっています。ハードウェアはこの 2 つの状況を区別できません。
推奨処置 着信電力が良好であることを確認し、良好である場合は電源モジュールをできるだけ速やかに交換してください。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-NFLABSENT: Netflow Services Card absent or idprom invalid on [char] supervisor.説明 NetFlow Services Card を使用する場合の推奨構成は、スタンバイとアクティブの両方のスーパーバイザ エンジンに搭載することです。両方に搭載しなかった場合、切り替え時に NetFlow の能力が失われる可能性があります。
推奨処置 NetFlow Services Card が両方のスーパーバイザ エンジンに搭載されているかどうかを確認します。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-NFLIDPROMINVALID: Netflow Services Card has invalid idprom on [char] supervisor説明 メッセージで指定されたスーパーバイザ エンジン上の NetFlow Services Card の IDPROM が無効です。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-NFLMISMATCH: Netflow Services Cards have mismatched [char]. ([dec] on [char] and [dec] on [char]).説明 アクティブおよびスタンバイ スーパーバイザ エンジンに搭載された NetFlow Services Card の IDPROM 属性が一致していません。
推奨処置 NetFlow Services Card が両方のスーパーバイザ エンジンに正しく搭載されているかどうかを確認します。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-PEMBAD: Power Entry Module has failed説明 PoE パワーを供給する外部電源モジュールが不良です。
推奨処置 外部電源モジュールを確認し、必要に応じて交換します。このメッセージは、1400 W DC 電源モジュールおよび DC 電源モジュールに DC 電流を供給する外部電源シェルフを使用しているシステムでよく表示されます。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-POWERSUPPLYBAD:Power Supply [dec] has failed or been turned off説明 電源モジュールが故障しているか、またはオフになっています。ハードウェアはこの 2 つの状況を区別できません。
推奨処置 できるだけ速やかに、電源モジュールを交換してください。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-POWERSUPPLYFANBAD:Fan of power supply [dec] has failed推奨処置 できるだけ速やかに、電源モジュールを交換してください。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-POWERSUPPLYREMOVED:Power supply [dec] has been removed エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-POWERSUPPLYOUTPUTDECREASED: Power supply [dec] output has decreased説明 電源モジュールの出力が減少しました。これは、電源の切断、停電、または電源モジュールの一部の障害による可能性があります。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-TEMPHIGH: Chassis temperature is at or over threshold - CurrentTemp: [dec]C, Threshold: [dec]C説明 シャーシの温度がスレッシュホールドを上回っています。温度が許容範囲を上回った場合は、別のメッセージが記録され、ハードウェアの損傷を防止するためにシステムがシャットダウンされます。
推奨処置 シャーシを点検し、温度が上昇した原因を特定します。システムを冷却します。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-4-TEMPUNDERCRITICAL: Chassis temperature is now under critical threshold but still very high - current temp: [object-info] C, critical threshold: [object-info] C説明 このメッセージは、クロック モジュールが別のクロックに切り替わったことを示します。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-INLINEPOWERSUPPLYGOOD: Inline power from power supply [dec] is Ok説明 [dec] に挿入されたばかりの PoE 電源モジュールが、正常に機能しています。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-POWERSUPPLYOUTPUTINCREASED: Power supply [dec] output has increased エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-FANTRAYINSERTED:Fan tray has been inserted エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-FANTRAYINSERTEDDETAILED: Fan tray ([char] S/N: [char] Hw: [dec].[dec]) has been inserted エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-INLINEPOWEROK:Inline power within limits:Module status changed to 'Ok'説明 PoE 測定値がモジュールの設定値および物理制限を下回りました。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-MODULEINSERTED: Module [dec] is inserted説明 モジュールがスロット[ dec ] に挿入されました。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-MODULEOFFLINE: Module [dec] is offline エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-MODULEONLINE:Module [dec] ([char] S/N:[char] Hw:[dec].[dec]) is online エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-MODULEREMOVED: Module [dec] is removed説明 モジュールがスロット [ dec ] から取り外されました。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-PACKETMEMORYERRORPOWERCYCLE:Supervisor power cycled due to packet memory errors説明 パケット メモリで検出された SRAM エラーを除去するために、このスーパーバイザ エンジンをオフ/オンしました。パケット メモリの一時的な SRAM エラーは、スーパーバイザ エンジンのオフ/オンでクリアされる見込みです。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-PACKETMEMORYERRORSOFTRESET:Supervisor soft reset due to packet memory errors説明 パケット メモリで SRAM エラーが発生したため、このスーパーバイザ エンジンがリセットされました。このリセットは、スーパーバイザ自体にパワー サイクル機能がないため、またはスイッチが SSO モードで動作しているため、ソフト リセットです。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-PEMGOOD: Power Entry Module has been restored to working condition説明 PoE を供給する外部電源モジュールは、正常に動作しています。
エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-POWERSUPPLYFANGOOD:Fan of power supply [dec] is okay エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-POWERSUPPLYGOOD:Power supply [dec] is okay エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-POWERSUPPLYINSERTED:Power supply [dec] has been inserted エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-POWERSUPPLYINSERTEDDETAILED: Power supply [dec] ([char] S/N: [char] Hw: [dec].[dec]) has been inserted エラー メッセージ C4K_IOSMODPORTMAN-6-TEMPOK: Chassis temperature is now ok - CurrentTemp: [dec]C, Threshold: [dec]Cここでは、Catalyst 4500 シリーズ Cisco IOS モジュール冗長マネージャ(IOSREDUNDANCYMAN)のメッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_IOSREDUNDANCYMAN-3-CHECKPOINTMESSAGESENDFAILURE:RkiosCheckpointMan:Message send failure (client:[char])説明 チェックポイント ファシリティのリソースの割り当て時に、内部エラーが検出されました。
エラー メッセージ C4K_IOSREDUNDANCYMAN-3-NEWCHECKPOINTCLIENTFAILED:RkiosCheckpointMan:Error adding new client (client:[char], error:[dec])説明 チェックポイント ファシリティのリソースの割り当て時に、内部エラーが検出されました。
エラー メッセージ C4K_IOSREDUNDANCYMAN-3-NEWCLIENTREGISTRATIONFAILED:RkiosRedundancyMan:Error adding new client (client:[char], error:[dec])ここでは、Catalyst 4500 シリーズ IOS システム(IOSSYS)メッセージについて説明します。
説明 NVRAM(不揮発性 RAM)に空または無効 startup-config ファイルがあります。このスイッチは、デフォルト設定で起動しています。
推奨処置 スイッチを設定し、次の再起動用スタートアップ ファイルとしてこの設定を NVRAM に保存してください。問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_IOSSYS-3-SAVEPOSTRESULTFAILED: Failed to save POST results to [char]. [char].説明 ブートフラッシュ メモリが満杯なので、POST(電源投入時自己診断テスト)の結果をブートフラッシュに保存できません。
推奨処置 ブートフラッシュ メモリが満杯かどうかを調べます。ブートフラッシュ メモリが満杯の場合は、delete \force post*およびsqueeze bootflash:コマンドを入力し、古い POST 結果を削除します。
説明 NVRAM に無効な private-config があるか、private-config が欠落しています。
推奨処置 このメッセージがソフトウェアのアップグレード後に表示された場合は、コンフィギュレーションを再度保存し、スイッチを再起動してください。次回起動時にこのメッセージが表示されなければ、無視しても問題ありません。スイッチを再起動するたびにこのメッセージが表示される場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
説明 このメッセージは開発者専用に使用され、稼働中に表示されることはありません。
エラー メッセージ C4K_IOSSYS-7-SETENVERR: Failed to set environment variable: [char].説明 ブートフラッシュ メモリまたは NVRAM のメモリ不足が原因で、システムは指定の環境変数を書き込むことができませんでした。
推奨処置 clear platform environment variable unsupported コマンドを入力して不要な環境変数を消去し、さらにスイッチを再起動します。
ここでは、Catalyst 4500 シリーズ Cisco IOS システム マネージャ(IOSSYSMAN)のメッセージについて説明します。
説明 ソフトウェア障害またはハードウェア障害が原因で、システムが使用不能です。
推奨処置 メモリ ダンプがあればそれを分析し、障害の原因を突き止めてください。またはテクニカル サポートに連絡してください。
説明 ソフトウェアは特定の設定値を NVRAM に書き込みます。利用可能な保管スペースに対して変数名が長すぎます(4096 バイトを超過)。
推奨処置 システムを ROMMON モードで起動します。ROMMON プロンプトに unset コマンドを入力し、環境変数名を短い名前に変更します。
エラー メッセージ C4K_IOSSYSMAN-4-NOSPACEFORENVVAR: Env. variable [char] cannot be set: no space説明 ソフトウェアは特定の設定値を NVRAM に書き込みます。メモリ不足が原因で、スイッチは環境変数を書き込むことができません。
推奨処置 システムを ROMMON モードで起動します。ROMMON プロンプトに unset コマンドを入力し、未使用の環境変数を削除して、スペースを回復します。
ここでは、Catalyst 4500 シリーズ Cisco IOS IP ルーティング マネージャ(IPROUTEMAN)のメッセージについて説明します。
説明 システムの各ルータ ポートは、「ルータの MAC アドレス」としてセカンダリ MAC アドレスを待ち受けることができます。これは、Hot Standby Routing Protocol(HSRP)などのプロトコルに有用なプロセスです。システムはメモリ不足が原因で、セカンダリ MAC アドレスを保持できません。
推奨処置 スイッチを ROMMON モードで起動します。ROMMON プロンプトに unset コマンドを入力し、未使用の環境変数を削除して、スペースを回復します。
エラー メッセージ C4K_IPROUTEMAN-3-FIBADJMANDUPLICATEADJ:FIB Entry:Tried to create a duplicate adj for key [object-info]説明 Forwarding Information Base(FIB; 転送情報ベース)隣接関係データベースに重複する隣接関係を追加することが要求されました。
エラー メッセージ C4K_IPROUTEMAN-3-FIBADJMANINUSEDELETION:FIB Adjacency Manager:Attempted to delete FIB Adjacency Id [dec] which is in use説明 ルーティング テーブル エントリによって隣接関係が参照されているにもかかわらず、FIB データベースからその隣接関係を削除することが要求されました。
エラー メッセージ C4K_IPROUTEMAN-3-FIBADJMANNONEXISTENTDELETION:FIB Adjacency Manager:Attempted to delete FIB Adjacency Id [dec] which does not exist説明 プラットフォームの存在しない FIB から隣接関係を削除することが要求されました。
エラー メッセージ C4K_IPROUTEMAN-3-FIBDUPLICATEENTRY:FIB:Attempt to create a duplicate FIB Entry for [ip-addr]説明 FIB データベースに重複するルーティング テーブル エントリを追加する要求が検出されました。
エラー メッセージ C4K_IPROUTEMAN-3-FIBENTRYNOSUCHADJTODELETE:FIB Entry:Couldn't delete adj [ip-addr] from FIB Entry [ip-addr], no such adj.説明 プラットフォームの FIB に指定されたルーティング テーブル エントリから隣接関係を削除することが要求されましたが、そのような隣接関係は存在しません。
エラー メッセージ C4K_IPROUTEMAN-3-FIBENTRYTOOMANYADJ:FIBEntry: FIB Entry: Too many adjacencies on FIB Entry for [ip-addr], tried to add adj [ip-addr]説明 プラットフォームの FIB に指定されたルーティング テーブル エントリに、隣接関係をもう 1 つ追加することが要求されましたが、そのエントリはすでに最大許容値に達していました。
エラー メッセージ C4K_IPROUTEMAN-3-FIBNONEXISTENTDELETION:FIB:Attempted to delete FIB Entry Id [dec] which does not exist説明 プラットフォームの FIB から存在しないルーティング テーブル エントリを削除することが要求されました。
エラー メッセージ C4K_IPROUTEMAN-3-NOMOREK2FIBADJS:K2FibUnicast:no more K2FibAdjs available, using punt adj instead for [ip-addr] route.説明 隣接関係用のハードウェア リソースを使い果たしました。スイッチングは代わりにソフトウェアで行われます。スイッチのパフォーマンスが低下する可能性があります。
エラー メッセージ C4K_IPROUTEMAN-3-VRFMANDUPLICATEVRF: Tried to create a duplicate VRF for key [object-info]説明 重複する VPN Routing/Forwarding instance(VRF; VPN ルーティング/転送インスタンス)を追加することが要求されました。
エラー メッセージ C4K_IPROUTEMAN-3-VRFMANNONEXISTENTDELETION: Attempted to delete VRF with key [object-info] which does not exist エラー メッセージ C4K_IPROUTEMAN-3-WCCPMALLOCFAILURE: WCCP service group [char] could not be setup for redirection due to memory allocation failure.説明 メモリの割り当てができないため、ハードウェアでサービス グループをリダイレクション用に設定できません。このサービス グループによってリダイレクトされるはずのトラフィックは、通常どおりルーティングされます。この状況は、ACL、QoS、PBR、VRF、またはその他の L2/L3 機能の極端な設定によって発生する可能性があります。
推奨処置 サービス グループの再設定を試みる前に、スイッチ上の未使用または不要のコンフィギュレーションを削除してみてください。サービス グループの設定が CLI に表示される場合でも、サービス グループはハードウェアには設定されていません。このため、サービス グループを再設定する前に、設定を解除する必要があります。それで解決しない場合は、シスコのテクニカル サポートに連絡して、トラブルシューティングや問題の解決を行ってください。
説明 メモリ不足が原因で、スイッチはこのネットワークに関連付けられたルートにスペースを割り当てることができません。
エラー メッセージ C4K_IPROUTEMAN-4-VRFMANCANTALLOCATEVRF: No memory available to allocate VRF for key [object-info]説明 すべてゼロまたはマルチキャスト送信元アドレスを持つパケットが受信されました。パケットは無効なものとして処理され、学習は行われません。このようなパケットの過剰フローで、CPU サイクルを浪費する可能性があります。これは速度制限をされたメッセージで、任意のインターフェイスまたは VLAN で同様のパケットが初めて受信されたときのみ表示されます。それ以降のメッセージでは、すべてのインターフェイスにおいて所定の間隔で受信された、同様のパケットすべての累積カウントが表示されます。
推奨処置 スイッチ コンフィギュレーション ファイルを確認し、指定されたポート上でのこれらのパケットの送信元を見つけ、送信側で対処することで問題を修正してください。また、無効な送信元 MAC アドレスを持つパケットの着信レートが高すぎる場合、
switchport port-security limit rate invalid-source-mac <rate> コマンドを実行して、該当インターフェイスでのポート セキュリティをイネーブルにし、ポートをシャットダウンすることもできます。
説明 送信元アドレスとしてスイッチの MAC アドレスを持つパケットが受信されました。この MAC アドレスは有効な送信元アドレスとして学習されず、コンフィギュレーションの問題があることを示しています。これは速度制限をされたメッセージで、任意のインターフェイスまたは VLAN で同様のパケットが初めて受信されたときのみ表示されます。それ以降のメッセージでは、任意の VLAN のすべてのインターフェイスにおいて所定の間隔で受信された、同様のパケットすべての累積カウントが表示されます。通常は、コンフィギュレーション内のループを意味します。この問題は、L1 ループ、L2 ループ、または偽の MAC アドレスを持つホストがスイッチに接続されているという、3 つの条件で発生する可能性があります。
推奨処置 L1 ループの場合は、Syslog メッセージに表示されているポートの物理的接続を調べ、ループバック接続があるかどうかを確認します。また、 show cdp neighbor コマンドを使用して、スイッチ自身がスイッチを見ているかどうかも確認します。
L2 ループの場合は、まず show spanning-tree interface <intf> コマンドを使用して、そのポートに対してスパニング ツリーが実行されていることを確認します。次に show spanning-tree vlan <vlan-id> コマンドを使用して、すべての関連スイッチの Syslog に表示される VLAN を確認するとともに、報告された情報(ブリッジ ID、ブロッキング ポート、ポート プライオリティなどを含む)が全スイッチ間で正しいことを確認します。STP プロトコルが動作していることが表示される場合は、ブロッキング ポート上でトラフィックをキャプチャし、トラフィックを送信しているかどうかを確認します。送信している場合は、テクニカル サポートの担当者に連絡してください。
3 つめの場合は、Syslog メッセージを表示しているスイッチの値に手動で設定された MAC アドレスが、接続されたホストにあるかどうかを判別します。
ここでは、レイヤ 3 ハードウェア転送(L3HWFORWARDING)メッセージについて説明します。
説明 ハードウェア ルーティング テーブルが満杯です。転送は代わりにソフトウェアで行われます。スイッチのパフォーマンスが低下する可能性があります。
説明 整合性検査エラーが発生しました。このエラーが頻繁に発生する場合は、ハードウェア障害の可能性があります。
推奨処置 問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-3-FWDCAMCONSISTENCYCHECKFAILED: FwdCam Consistency Check Failed: index [dec]説明 FwdCam 整合性検査エラーが発生しました。このエラーが頻繁に発生する場合は、ハードウェア障害の可能性があります。
推奨処置 問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-3-FWDMEMPARITYERROR: Parity error in Forwarding Memory説明 転送メモリでパリティ エラーが発生しました。このエラー メッセージは、一時的なハードウェアの問題を意味する場合と、継続的な問題を意味する場合とがあります。
推奨処置 このメッセージが繰り返し表示される場合は、スイッチを再起動してください。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-3-MASKTABLECONSISTENCYCHECKFAILED: MaskTable Consistency Check Failed: block [dec]説明 マスク テーブルの整合性検査エラーが発生しました。このエラーが頻繁に発生する場合は、ハードウェア障害の可能性があります。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-3-MASKTABLEREGIONCONSISTENCYCHECKFAILED: MaskTable Consistency Check Failed: region [object-info]説明 マスク テーブルで整合性検査エラーが発生しました。エラーの位置は、[ object-info ] で指定された領域内です。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-3-NOMOREK2FIBADJS:No hardware adjacency resource available for route [ip-addr]説明 ハードウェア隣接関係テーブルのメモリ不足が原因で、このルートに隣接セットを割り当てることができません。転送は代わりにソフトウェアで行われます。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-3-PBRBLOCKFAILEDTOADDFLATACE:K2FibPbrBlock:failed to add FlatAce [object-info] to block [dec]説明 ポリシー ルーティング データ構造が壊れています。このメモリ破損が原因で、スイッチは間もなくクラッシュします。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-3-PBRBLOCKFAILEDTODELETEFLATACE:K2FibPbrBlock: failed to remove FlatAce [object-info] from block [dec]説明 ポリシー ルーティング データ構造が壊れています。このメモリ破損が原因で、スイッチは間もなくクラッシュします。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-3-PBRFLATTENINGFAILED: Software resource exhaustion trying to load route-map for interface [char] ( [dec] ), elapsed time is [object-info] us説明 スイッチはメモリ不足が原因で、ルート マップ用のアクセス リストを処理できません。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-3-PBRNOPBRCAMLEFT: K2FibPbr: attempted addition of [dec] blocks to PBR cam region failed, only managed to get [dec] for FRM [char]説明 メモリ不足が原因で、新しいルート マップをプログラミングできません。
推奨処置 コンフィギュレーションから未使用の部分を削除し、必要なメモリを解放します。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-3-PBRPUNTINGPORT: Policy routing exceeded maximum TCAM usage, all IP unicast traffic on interface [char] will be switched in software.説明 ハードウェア ポリシーベース ルーティング転送エンジンは、メモリ不足が原因で、指定されたインターフェイスのルート マップを処理できません。そのインターフェイスに対するすべてのユニキャスト IP トラフィックは、代わりにソフトウェアでスイッチングされます。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-3-WCCPMALLOCFAILURE: WCCP service group [char] could not be setup for redirection due to memory allocation failure.説明 メモリの割り当てができないため、ハードウェアでサービス グループをリダイレクション用に設定できません。このサービス グループによってリダイレクトされるはずのトラフィックは、通常どおりルーティングされます。この状況は、ACL、QoS、PBR、VRF、またはその他の L2/L3 機能の極端な設定によって発生する可能性があります。
推奨処置 サービス グループの再設定を試みる前に、スイッチ上の未使用または不要のコンフィギュレーションを削除してみてください。サービス グループの設定が CLI に表示される場合でも、サービス グループはハードウェアには設定されていません。このため、サービス グループを再設定する前に、設定を解除する必要があります。それで解決しない場合は、シスコのテクニカル サポートに連絡して、トラブルシューティングや問題の解決を行ってください。
説明 ソフトウェアはメモリ不足が原因で、ハードウェアにフロー キャッシュ エントリをロードできません。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-4-FWDCAMOUTOFSPACEFORVRFROUTINGTABLE: Insufficient TCAM resources to load VRF [char] routing table. Switching to software forwarding for this VRF.説明 操作に使用できる十分なハードウェア リソースがなかったため、ソフトウェアは VRF ルーティング テーブルを TCAM にロードできませんでした。この VRF のトラフィックは、転送パフォーマンスを落としたうえでソフトウェアでルーティングされています。
推奨処置 ロードされるルート数を減らすか、VRF に含まれる VLAN 数を減らして、レイヤ 3 転送ハードウェア リソースの使用量を減らします。ハードウェア要件が十分に下げられると、Cisco IOS ソフトウェアは自動的に VRF のルートをハードウェアにリロードします。この状態が発生したときは、
C4K_L3HWFORWARDING-6-SUCCEEDEDTOLOADVRFROUTINGTABLETOFWDCAM メッセージが表示されます。
説明 それ以上の TCAM エントリを受け入れる余裕がないため、L3 ルーテッド ポートまたは SVI に対応する 1 つまたは複数の VLAN をリダイレクション用に設定できませんでした。これらの VLAN 上の入力 IPv4 トラフィックは、通常どおりルーティングされます。ハードウェア要件が十分に下げられると、スイッチは自動的にこれらの VLAN のリダイレクションをイネーブルにします。
推奨処置 ロードされるルート数を減らすか、この WCCP サービス グループに含まれる VLAN 数を減らして、レイヤ 3 転送ハードウェア リソースの使用量を減らします。この操作を行ってメモリを解放したあとでもリダイレクションがイネーブルにならない場合は、シスコのテクニカル サポートに連絡してください。
説明 ハードウェア ポリシーベース ルーティング転送エンジンは、十分なリソースが与えられたので、指定されたインターフェイスのルート マップを処理できます。ユニキャスト IP トラフィックのハードウェア転送を実行できるようになりました。
エラー メッセージ C4K_L3HWFORWARDING-6-SUCCEEDEDTOLOADVRFROUTINGTABLETOFWDCAM: Successfully loaded VRF [char] routing table to TCAM. Switching to hardware forwarding for this VRF. 説明 ソフトウェアによって直前にルーティングされた VRF が完全にリロードされ、ハードウェア転送が再開されました。詳細は、
C4K_L3HWFORWARDING-4-FWDCAMOUTOFSPACEFORVRFROUTINGTABLE メッセージを参照してください。
ここでは、モジュール管理プロトコル(LINECARDMGMTPROTOCOL)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_LINECARDMGMTPROTOCOL-3-FAILEDTOSEND: EsmpDriver [char] - Failed to send ESMP requests due to [char].説明 表示された理由で ESMP 要求の生成が失敗しました。さまざまな要素によって引き起こされた CPU の大量消費が原因となっていることが多く、このような状況下では、スイッチング モジュールの通信プロトコル パケットを送信できません。
推奨処置 このメッセージが頻繁に表示される場合、CPU に向かうトラフィックを分析し、テクニカル サポートの担当者に連絡して問題をデバッグしてください。
エラー メッセージ C4K_LINECARDMGMTPROTOCOL-4-INITIALTIMEOUTWARNING:[char] - management request timed out.説明 1 つのギガビット ポートを前面パネルのポートに展開するモジュール ASIC で、通信の問題が発生しました。少数のメッセージが許容レベル内です。
エラー メッセージ C4K_LINECARDMGMTPROTOCOL-4-ONGOINGTIMEOUTWARNING:[char] - consecutive management requests timed out.説明 1 つのギガビット ポートを前面パネルのポートに展開するモジュール ASIC で、継続的な通信の問題が発生しました。
ここでは、LAN ポート IP(LPIP)ダイナミック ホスト ポリシー(LPIPMAN)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_LPIPMAN-4-OUTOFMEMORY: Memory for constructing ACLs is not available.説明 システム メモリを LPIP ダイナミック ホスト ポリシーの設定に使用できません。このログ メッセージが表示された場合、LPIP ホスト ポリシーは動作しません。
推奨処置 この問題を解決するには、スイッチ上のメモリの一部を解放するか、RAM を追加してスイッチをアップグレードします。
ここでは、パケット処理(PKTPROCESSING)メッセージについて説明します。
説明 ハードウェアから CPU にパケットが送信されましたが、受信側 VLAN(仮想 LAN)が正しくありませんでした。ハードウェアに問題がある可能性があります。
エラー メッセージ C4K_PKTPROCESSING-3-OUTOFPACKETINFOTODRIVER: \"Ran out of memory to send packet information to the driver that enqueues packets to hardware\"説明 送信パケットがキューで滞っている可能性があります。一部のパケットは複数の宛先に送信されました。このイベントによってメモリが浪費されるので、新しいパケット情報を割り当てることができません。
エラー メッセージ C4K_PKTPROCESSING-3-OUTOFPACKETSTODRIVER: \"Ran out of memory to send packets to the driver that enqueues packets to hardware\"説明 送信パケットがキューで滞っている可能性があるので、新しいパケットをキューに入れることができません。
エラー メッセージ C4K_PKTPROCESSING-3-REPLICATEDINVALIDVLAN: Replicated packet received on Vlan 0, CRC32 is valid. PortId [dec] [l2-header] Vlan [dec] TagType [object-info] count [object-info]説明 複製パケットが VLAN 0 で受信されました。CRC32 パケットは正常です。カウントが高い場合は、ハードウェアに問題があるかもしれません。
エラー メッセージ C4K_PKTPROCESSING-3-UNEXPECTEDOUTPUTACLHIT:Packet hit output ACL but sent to CPU as a result of hardware input Acl processing [l2-header] Port char] Vlan [dec]説明 ハードウェア ステートが矛盾しています。ハードウェアに入力 ACL を処理させるために、パケットが CPU に送信されました。しかし想定外に、パケットに出力 ACL 処理が実行されました。
エラー メッセージ C4K_PKTPROCESSING-3-UNRECOGNIZEDEVENT:Packet received for an unimplemented event. CPU Subport [dec] TxQId [dec] PDD {[dec], [dec]}説明 ハードウェアから CPU にパケットが送信されましたが、ソフトウェアはパケット送信を引き起こしたイベントを認識しませんでした。
説明 ソフトウェアでパケットを処理できません。パケットは代わりに CPU に転送されました。パケットは廃棄されます。
エラー メッセージ C4K_PKTPROCESSING-4-UNKNOWNBRIDGEORROUTEREPLICATED: Unable to determine whether to route or bridge replicated software-processed packet with source mac [mac-addr] , destination mac [mac-addr] , source IP [ip-addr] , destination IP [ip-addr]説明 出力 Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)によって複製パケットがソフトウェアに送信されるときに、ハードウェアはパケットのブリッジングが必要なのか、それともルーティングが必要なのかを指示しませんでした。
リソースを使い果たした場合、またはハードウェアにプログラミングされた ACL で直接処理できない場合(TCP フラグを照合する ACL など)、スーパーバイザ エンジンはパケットをソフトウェアに送って処理させます。ブリッジングするのか、それともルーティングするのかをソフトウェアで判別できなかった場合、パケットは廃棄されることがあります。この廃棄は、パケットが HSRP ルータ グループの MAC アドレスに転送されたことを意味します。
エラー メッセージ C4K_PKTPROCESSING-4-INVALIDACLACTION:Unable to determine the ACL action to take because we ran out of memory. Address: src [mac-addr] dst [mac-addr]説明 メモリ不足が原因で、パケットに対して実行するアクション リストを作成できませんでした。その結果、パケットが廃棄されました。
エラー メッセージ C4K_PKTPROCESSING-4-INVALIDACLACTIONFORSPANPORT: Unable to determine the ACL action to take because we ran out of memory. Address: src [mac-addr] dst [mac-addr]説明 メモリ不足が原因で、パケットに対して実行するアクション リストを作成できませんでした。その結果、パケットが廃棄されました。
エラー メッセージ C4K_PKTPROCESSING-4-UNKNOWNBRIDGEORROUTE: Unable to determine whether to route or bridge software-processed packet with source mac [mac-addr] , destination mac [mac-addr] , source IP [ip-addr] , destination IP [ip-addr]説明 出力 ACL によって複製パケットがソフトウェアに送信されるときに、ハードウェアはパケットのブリッジングが必要なのか、それともルーティングが必要なのかを指示しませんでした。
リソースを使い果たした場合、またはハードウェアにプログラミングされた ACL で直接処理できない場合(TCP フラグを照合する ACL など)、スーパーバイザ エンジンはパケットをソフトウェアに送って処理させます。ブリッジングするのか、それともルーティングするのかをソフトウェアで判別できなかった場合、パケットは廃棄されることがあります。この廃棄は、パケットが HSRP ルータ グループの MAC アドレスに転送されたことを意味します。
エラー メッセージ C4K_PKTPROCESSING-4-UNKNOWNSOURCELOCATIONFORBRIDGE:Unable to determine source host location of replicated software-processed packet with source address [mac-addr] and destination address [mac-addr]説明 出力 ACL によって複製パケットが処理目的でソフトウェアに送信されるときに、ハードウェアは入力ポートまたは VLAN ID を指定しませんでした。
リソースを使い果たした場合、またはハードウェアにプログラミングされた ACL で直接処理できない場合(TCP フラグを照合する ACL など)、スーパーバイザ エンジンはパケットをソフトウェアに送って処理させます。入力ポートの識別情報が得られなかった場合、スーパーバイザ エンジンは受信したポートにパケットを戻すことがあり、その結果、ネットワーク ループまたはその他の問題が発生する可能性があります。スイッチが他の情報から入力ポートを認識できなかった場合、パケットは廃棄されます。
説明 ソフトウェアはハードウェアが指定した有効な ACL エントリを判別できません。ハードウェア提供の ACL CAM(連想メモリ)インデックスは、そのインデックスのエントリに対して、ソフトウェアがアクションを実行しなければならないことを通知しています。ソフトウェアが処理する前に、パケットがハードウェアのキューに格納されていた場合、インデックスは期限切れとなっています。
説明 ソフトウェアがルーテッド パケットを処理した際に、ルータ ポートがシャットダウンされていると、このイベントが発生する場合があります。ソフトウェアで隣接関係を自動的に修復できますが、キューのパケットが少なくとも 1 つは失われています。
ここでは、ポート マネージャ(PM)メッセージについて説明します。
説明 スイッチはメモリ不足が原因で処理できません。システム上で設定されているレイヤ 2 VLAN(仮想 LAN) が多すぎる可能性があります。
推奨処置 システムからレイヤ 2 VLAN またはその他の機能を削除して、メモリの使用量を減らします。
エラー メッセージ PM-2-NOMEM:Not enough memory available for [char]説明 ポート マネージャ サブシステムは、指定された PM 動作に必要なだけのメモリを取得できません。[char] は、PM 動作 ID です。
エラー メッセージ PM-2-VLAN_ADD:Failed to add VLAN [dec] - [char].説明 同一コイル上でトランク、プライベート、混合、および SPAN 宛先ポートとともにプライベート ホスト ポートは設定できません。
推奨処置 両立しないポートは別のコイル上に設定してください。
エラー メッセージ PM-3-INTERNALERROR:Port Manager Internal Software Error ([char]:[char]:[dec]:[char])説明 VMPS サーバのアクセス VLAN がポート上の音声 VLAN と同じ VLAN に設定されています。VMPS サーバのアクセス VLAN 割り当てを音声 VLAN と同じにすることはできません。
説明 ポート マネージャは、無効なアプリケーション ID が指定された要求を検出しました。[dec] はアプリケーション ID です。
推奨処置 VLAN 割り当てをリセットし、矛盾を解消します。
エラー メッセージ PM-4-BAD_APP_REQ:an invalid [char] request by the ‘[char]' application was detected説明 ポート マネージャが無効な要求を検出しました。最初の [chars] は無効な要求です。次の [chars] は、要求を出しているアプリケーションです。
推奨処置 VLAN 割り当てをリセットし、矛盾を解消します。
エラー メッセージ PM-4-BAD_CARD_COOKIE:an invalid card cookie was detected推奨処置 VLAN 割り当てをリセットし、矛盾を解消します。
エラー メッセージ PM-4-BAD_CARD_SLOT:an invalid card slot [dec] was detected説明 ポート マネージャがスロット番号 [dec] で無効な要求を検出しました。
推奨処置 VLAN 割り当てをリセットし、矛盾を解消します。
エラー メッセージ PM-4-BAD_COOKIE:[char] was detected推奨処置 VLAN 割り当てをリセットし、矛盾を解消します。
エラー メッセージ PM-4-BAD_HA_ENTRY_EVENT: Invalid Host access entry event ([dec]) is received説明 エントリ イベントがサポート対象のタイプ(追加、削除、または更新)ではありません。
推奨処置 show tech-support イネーブル EXEC コマンドを入力して、エラーの関連情報が得られる可能性のあるデータを収集します。エラー メッセージまたは show tech-support コマンドの出力からエラーの原因を特定できない場合は、コンソールまたはシステム ログに出力されたエラー メッセージをそのままコピーし、テクニカル サポートに連絡して、収集した情報を担当者に提出してください。
エラー メッセージ PM-4-BAD_PORT_COOKIE:an invalid port cookie was detected推奨処置 show tech-support イネーブル EXEC コマンドを入力して、エラーの関連情報が得られる可能性のあるデータを収集します。エラー メッセージまたは show tech-support コマンドの出力からエラーの原因を特定できない場合は、コンソールまたはシステム ログに出力されたエラー メッセージをそのままコピーし、テクニカル サポートに連絡して、収集した情報を担当者に提出してください。
エラー メッセージ PM-4-BAD_PORT_NUMBER:an invalid port number [dec] was detected説明 ポート マネージャがインターフェイス番号 [dec] で無効な要求を検出しました。
推奨処置 show tech-support イネーブル EXEC コマンドを入力して、エラーの関連情報が得られる可能性のあるデータを収集します。エラー メッセージまたは show tech-support コマンドの出力からエラーの原因を特定できない場合は、コンソールまたはシステム ログに出力されたエラー メッセージをそのままコピーし、テクニカル サポートに連絡して、収集した情報を担当者に提出してください。
エラー メッセージ PM-4-BAD_VLAN_COOKIE:an invalid vlan cookie was detected エラー メッセージ PM-4-BAD_VLAN_ID:an invalid vlan id [dec] was detected説明 ポート マネージャが無効な要求を検出しました。無効な VLAN ID は [dec] です。
エラー メッセージ PM-4-ERR_DISABLE:[char] error detected on [char]説明 ポート マネージャは、誤設定または誤動作を検出すると、インターフェイスを errdisable ステートにします。設定された再試行時間(デフォルトは 5 分)の経過後、システムがインターフェイスの回復を試みます。
エラー メッセージ PM-4-ERR_RECOVER:Attempting to recover from [char] err-disable state on [char]説明 システムはインターフェイスを errdisable ステートから復帰させようと試行しています。
エラー メッセージ PM-4-EXT_VLAN_INUSE: VLAN [dec] currently in use by [char]説明 現在、別の機能が VLAN を使用しているので、ポート マネージャはその VLAN を外部用に割り当てることができませんでした。
推奨処置 別の内部 VLAN を使用するように機能の設定を変更するか、または使用可能な別の VLAN を要求します。
エラー メッセージ PM-4-EXT_VLAN_NOTAVAIL: VLAN [dec] not available in Port Manager説明 ポート マネージャは、要求された VLAN を割り当てることができませんでした。他の機能がその VLAN を内部 VLAN として使用している可能性があります。
推奨処置 別の内部 VLAN を使用するように機能の設定を変更するか、または使用可能な別の VLAN を要求します。
エラー メッセージ PM-4-INACTIVE: putting [char] in inactive state because [char]説明 ポート マネージャは、スイッチ ポートおよび VLAN 用の仮想ポートを作成することが禁止されたので、ポートは非アクティブになりました。この状況の理由がエラー メッセージに示されます。
エラー メッセージ PM-4-INT_FAILUP: [char] failed to come up. No internal VLAN available説明 ポート マネージャは、内部 VLAN を割り当てることができませんでした。インターフェイスは起動できません。
推奨処置 拡張範囲 VLAN を削除してリソースを解放します。
エラー メッセージ PM-4-INT_VLAN_NOTAVAIL: Failed to allocate internal VLAN in Port Manager説明 ポート マネージャは、使用可能な内部 VLAN を見つけることができませんでした。
推奨処置 ユーザが作成した拡張範囲 VLAN をいくつか削除するか、または内部 VLAN の割り当てが必要な一部の機能(ルーテッド ポートなど)を削除します。
エラー メッセージ PM-4-INVALID_HOST_ACCESS_ENTRY: Invalid Host access entry type ([dec]) is received説明 ホスト アクセス エントリは、設定済みまたはダイナミックのどちらかのタイプにする必要があります。
推奨処置 正しいタイプを使用して、ホスト アクセス エントリを再設定します。
エラー メッセージ PM-4-LIMITS:Virtual port count for [char] exceeded the recommended limit of [dec]説明 仮想ポート数は、1 つのモジュールで 1200 が上限です。1 台のスイッチでは最大 4500 です。この上限を超過しました。
推奨処置 エラー メッセージで指定されたモジュール(またはスイッチ)のトランクおよび VLAN 数を減らします。予備ポートおよび VLAN ポート数が推奨限度を下回っていることを確認します。
エラー メッセージ PM-4-NO_SUBBLOCK:No PM subblock found for [char]説明 このインターフェイス用のポート マネージャ サブブロックが見つかりませんでした。
推奨処置 show tech-support イネーブル EXEC コマンドを入力して、エラーの関連情報が得られる可能性のあるデータを収集します。エラー メッセージまたは show tech-support コマンドの出力からエラーの原因を特定できない場合は、コンソールまたはシステム ログに出力されたエラー メッセージをそのままコピーし、テクニカル サポートに連絡して、収集した情報を担当者に提出してください。
エラー メッセージ PM-4-PORT_BOUNCED: Port [char] was bounced by [char].説明 ポート マネージャは切り替え時にリンクダウン ステートであったポートを再度アクティブにする必要がありました。ポートが再度アクティブになるのは、アクティブ スーパーバイザ エンジンとスタンバイ スーパーバイザ エンジンの間でポート データ構造が一貫性を欠くときだけです。再アクティブ化イベントは、リンクダウン ステートのアクティブ ポートをリンクアップ ステートに戻しました。
エラー メッセージ PM-4-PORT_CONSISTENT:Port [char] consistency has been restored説明 スタンバイ スーパーバイザ エンジンのポート マネージャは、ポート ステートが再度安定したことを検出しました。
エラー メッセージ PM-4-PORT_INCONSISTENT: Port [char] is inconsistent: IDB state [char] (set %TE ago)説明 スタンバイ スーパーバイザ エンジンのポート マネージャは、ポート ステートが 1 秒以上不整合になったことを検出しました。不整合なポートは、スイッチ オーバー時に再度アクティブになります(このとき、PORT_BOUNCED メッセージが表示されます)。
エラー メッセージ PM-4-PVLAN_TYPE_CFG_ERR: Failed to set VLAN [dec] to a [char] VLAN説明 プラットフォームはプライベート VLAN タイプを設定できませんでした。
推奨処置 show tech-support イネーブル EXEC コマンドを入力して、エラーの関連情報が得られる可能性のあるデータを収集します。エラー メッセージまたは show tech-support コマンドの出力からエラーの原因を特定できない場合は、コンソールまたはシステム ログに出力されたエラー メッセージをそのままコピーし、テクニカル サポートに連絡して、収集した情報を担当者に提出してください。
エラー メッセージ PM-4-TOO_MANY_APP:application ‘[char]' exceeded registration limit説明 ポート マネージャが無効な要求を検出しました。[char] はアプリケーションです。
推奨処置 正しいタイプを使用して、ホスト アクセス エントリを再設定します。
エラー メッセージ PM-4-UNKNOWN_HOST_ACCESS: Invalid Host access value ([dec]) is received説明 無効なホスト アクセス値がホスト アクセス テーブルに送信されました。
推奨処置 正しいタイプを使用して、ホスト アクセス エントリを再設定します。
エラー メッセージ PM-4-VMPS_CFG: Dynamic access VLAN [dec] same as voice vlan on [char].ここでは、ポート ファンアウト ASIC 4x1000 マネージャ(PORTFANOUTASIC4X1000MAN)のメッセージについて説明します。この ASIC は、1 つのギガビット ポートを 4 つの 1000 Mb ポートに展開します。
エラー メッセージ C4K_PORTFANOUTASIC4X1000MAN-4-DIAGSFAILED:[char] failed diagnostics説明 [char] で指定されたモジュール ASIC が診断に失敗しました。
エラー メッセージ C4K_PORTFANOUTASIC4X1000MAN-4-FAILEDTOSENDLOOPBACKTRIES:[char] port [dec] failed to send packet in [dec] tries説明 モジュール ASIC [ char ] は、モジュール ASIC ポートからのループバック パケットの送信に [dec] 回失敗しました。スイッチはメモリが不足しています。ループバック パケットの送信が試行されるのは 3 回までです。
エラー メッセージ C4K_PORTFANOUTASIC4X1000MAN-4-UNEXPECTEDLOOPBACK:[char] sent out a loopback packet on port [dec], but it came back on port [dec]説明 [char] に対してモジュール ASIC 診断を行うためにポート [dec] に送信したループバック パケットが、別のポート [dec] に戻されました。ループバックはハードウェア内部で行われるので、この条件が発生することはまれです。
ここでは、ポート ファンアウト ASIC 8x1000 ハードウェア(PORTFANOUTASIC8X1000HW)のメッセージについて説明します。この ASIC は、1 つのギガビット ポートを 8 つの 1000 Mb ポートに展開します。
説明 モジュール ASIC ごとに、ASIC の Device ID Field(DID)を格納する情報レジスタが 1 つずつあります。モジュール ASIC ドライバはこのレジスタを読み取り、無効な DID タイプを検出しました。
DID の [ char ] フィールドに< asic-code >( x ) が格納されている可能性があります。この場合、x はモジュール ASIC が接続されているスイッチング エンジンのギガビット ポートです。DID の hex フィールドには、デバイス ID が格納されます。予期値は 0x0450 です。
説明 [char] で指定されたモジュール ASIC が診断に失敗しました。
エラー メッセージ C4K_PORTFANOUTASIC8X1000MAN-4-FAILEDTOSENDLOOPBACKTRIES: [char] port [dec] failed to send packet in [dec] tries説明 モジュール ASIC [char] は、モジュール ASIC インターフェイス [dec] からループバック パケットを送信できませんでした。dec 回の送信を試みましたが失敗しました。スイッチがループバック パケットの送信を試みるのは 3 回までです。スイッチはメモリが不足しています。
エラー メッセージ C4K_PORTFANOUTASIC8X1000MAN-4-UNEXPECTEDLOOPBACK: [char] sent out a loopback packet on port [dec], but it came back on port [dec]説明 [char] に対してモジュール ASIC 診断を行うためにインターフェイス [dec] に送信したループバック パケットが、別のインターフェイス [dec] に戻されました。ループバックはハードウェア内部で行われるので、この状態は想定外です。
ここでは、ポート ファンアウト ASIC 8x100 マネージャ(PORTFANOUTASIC8X100MAN)のメッセージについて説明します。この ASIC は、1 つのギガビット ポートを 8 つの 100 Mb ポートに展開します。
説明 [char] で指定されたモジュール ASIC が診断に失敗しました。
エラー メッセージ C4K_PORTFANOUTASIC8X100MAN-4-FAILEDTOSENDLOOPBACKTRIES:[char] port [dec] failed to send packet in [dec] tries説明 モジュール ASIC [char] は、decの回数だけモジュール ASIC ポート [dec] からループバック パケットを送信できませんでした。スイッチはメモリが不足しています。ループバック パケットの送信が試行されるのは 3 回までです。
エラー メッセージ C4K_PORTFANOUTASIC8X100MAN-4-UNEXPECTEDLOOPBACK:[char] sent out a loopback packet on port [dec], but it came back on port [dec]説明 [char] に対してモジュール ASIC 診断を行うためにポート [dec] に送信したループバック パケットが、別のインターフェイス [dec] に戻されました。ループバックはハードウェア内部で行われるので、この条件が発生することはまれです。
ここでは、QoS(Quality of Service)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_QOS-4-OUTOFPOLICERRESOURCES:Out of memory to allocate a policer説明 ソフトウェアはQoS設定の処理時に、ポリサーにメモリを割り当てることができませんでした。ポリサーの設定がサポートされる最大限度を超えていた可能性があります。
推奨処置 他の不要なポリシーからポリサーを削除して、操作をやり直してください。他の Telnet セッションでデバッグ コマンドが送信されていないときに、コマンドを再送信してください。
ここでは、スーパーバイザ エンジン冗長性(REDUNDANCY)メッセージについて説明します。
説明 アクティブとスタンバイのスーパーバイザ エンジン間で初期ハンドシェイク メッセージ交換がまだ開始されていません。アクティブ スーパーバイザ エンジンのトラフィックには影響がありませんが、スーパーバイザ エンジンの冗長性は機能しません。
推奨処置 できるだけ速やかにダウンタイムのスケジュールを立て、アクティブ スーパーバイザ エンジンをリセットしてください。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-2-HANDSHAKE_TIMEOUT_STANDBY: The handshake messaging between standby and active has not yet started.説明 スタンバイとアクティブのスーパーバイザ エンジン間で初期ハンドシェイク メッセージ交換がまだ開始されていません。アクティブ スーパーバイザ エンジンが初期化を完了していない場合、スタンバイ スーパーバイザ エンジンでこのメッセージが一時的に表示されます。この状態は、いったんアクティブ スーパーバイザ エンジンの初期化が完了すれば自動的に修正されます。アクティブ スーパーバイザ エンジンが初期化されたあともこの問題が修正されない場合、冗長性は機能しません。
推奨処置 できるだけ速やかにダウンタイムのスケジュールを立て、アクティブ スーパーバイザ エンジンをリセットしてください。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-2-POSTFAIL_RESET:POST failure on ACTIVE supervisor detected. [char]説明 アクティブなスーパーバイザ エンジンが POST に失敗しました。ただし、起動時にスタンバイ スーパーバイザ エンジンを検出しました。アクティブなスーパーバイザ エンジンは自身をリセットすることで、スタンバイ スーパーバイザ エンジンが新しくアクティブなスーパーバイザ エンジンを引き継ぐことができるようにしています。
推奨処置 POST に失敗したスーパーバイザ エンジンを交換することが必要になる場合があります。テクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-2-INCOMPATIBLE_SUPERVISORS: [char]説明 冗長動作が正常に行われるように、スーパーバイザ エンジンを同じモデルにする必要があります。現在搭載されているスーパーバイザ エンジンのモデルが異なるため、この状態では冗長動作を利用できません。また、スタンバイ スーパーバイザ エンジンはディセーブルです。
推奨処置 アクティブおよびスタンバイ スーパーバイザ エンジンが同じモデルになるようにハードウェアを設定してください。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-2-IOS_VERSION_CHECK_FAIL: [char]説明 アクティブとスタンバイのスーパーバイザ エンジン ソフトウェアが異なっています。この状態では、冗長動作は保証されません。
推奨処置 アクティブとスタンバイのスーパーバイザ エンジンが同じバージョンのソフトウェアを使用するように設定します。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-2-IOS_VERSION_INCOMPATIBLE:[char]説明 システムは、不適合冗長状態を検出しました。アクティブのスーパーバイザ エンジンは、Cisco IOS Release 12.2 以上のリリースを実行しており、スタンバイのスーパーバイザ エンジンは Cisco IOS Release 12.1 を実行しています。システムは、スタンバイのスーパーバイザ エンジンをリセットします。
推奨処置 アクティブとスタンバイのスーパーバイザ エンジンが、同じリリースの Cisco IOS ソフトウェアを実行するようスイッチを設定します。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-2-NON_SYMMETRICAL_REDUNDANT_SYSTEM: [char]説明 アクティブとスタンバイのスーパーバイザ エンジン ハードウェアが異なっています。この状態では、冗長動作は保証されません。
推奨処置 アクティブとスタンバイのスーパーバイザ エンジンが同じになるように、ハードウェアを構成します。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-2-POSTFAIL:POST failure on [char] supervisor detected. [char]説明 アクティブ スーパーバイザ エンジンが POST に失敗しました。現在スタンバイのスーパーバイザ エンジンが、現在のアクティブ スーパーバイザ エンジンをスタンバイにリセットし、アクティブ スーパーバイザ エンジンになろうとします。スタンバイ スーパーバイザ エンジンが POST に失敗した場合、起動は中断され、その時点で待機します。この間にアクティブなスーパーバイザ エンジンが失敗した場合、スタンバイ スーパーバイザ エンジンも完全に機能していないため、両方とも再起動されます。
推奨処置 障害の発生したスーパーバイザ エンジンに対してオフライン診断を実行し、問題を特定してください。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-2-POSTFAIL_RESET:POST failure on ACTIVE supervisor detected. [char]説明 アクティブなスーパーバイザ エンジンが POST に失敗しました。ただし、起動時にスタンバイ スーパーバイザ エンジンを検出しました。アクティブなスーパーバイザ エンジンは自身をリセットすることで、スタンバイ スーパーバイザ エンジンが新しくアクティブなスーパーバイザ エンジンを引き継げるようにします。
推奨処置 障害の発生したスーパーバイザ エンジンに対してオフライン診断を実行し、問題を特定してください。スイッチの動作について早急な対応は必要ありませんが、もう一方のスーパーバイザ エンジンが機能するまで、冗長性は維持されません。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-2-CONFIG_VERIFICATION_ERROR: The Active supervisor has previously detected a config sync verification error (error code [dec]).説明 このメッセージが表示される場合は、システムが SSO モードで機能しないため、システムの冗長モードが RPR に設定されます。SSO 冗長動作が正常に行われるように、アクティブ スーパーバイザ エンジンおよびスタンバイ スーパーバイザ エンジンで実行されている設定を同じにする必要があります。実行コンフィギュレーションのバルク同期中に、スタンバイ スーパーバイザ エンジンでサポートされていないか機能しないコマンドが少なくとも 1 つ検出されました。この状態では、SSO 冗長動作は保証されません。
推奨処置 show issu config-sync failures コマンドを使用して、完全な障害リストを確認してください。バルク同期設定エラーの原因となっているコマンドを設定から削除します。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-2-SEND_NEGO_FAILED: Redundancy ISSU client failed to send negotiation message. Error: [dec] ([char])説明 冗長 ISSU クライアントがセッション ネゴシエーション メッセージをピア デバイスに送信できませんでした。ISSU セッション ネゴシエーションに問題が発生した場合、スタンバイ デバイスは正常に起動できません。
推奨処置 show issu compatibility matrix コマンドを使用して、アクティブおよびスタンバイ スーパーバイザ エンジンの両方に ISSU をサポートしているソフトウェアがあることを確認します。 redundancy reload peer コマンドを使用して、スタンバイ スーパーバイザ エンジンをリセットします。問題が解消されない場合は、シスコのテクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-2-SESSION_REGISTRY: Redundancy ISSU client failed to register session information. Error: [dec] ([char])説明 冗長 ISSU クライアントがセッション情報を登録できませんでした。ISSU セッション登録に問題が発生した場合、スタンバイ デバイスは正常に起動できません。
推奨処置 show issu compatibility matrix コマンドを使用して、アクティブおよびスタンバイ スーパーバイザ エンジンの両方に ISSU をサポートしているソフトウェアがあることを確認します。 redundancy reload peer コマンドを使用して、スタンバイ スーパーバイザ エンジンをリセットします。問題が解消されない場合は、シスコのテクニカル サポートに連絡してください。
説明 冗長 ISSU クライアントが指定されたメッセージのための MTU を計算できませんでした。冗長 ISSU クライアントは、メッセージをスタンバイ デバイスに送信できません。
推奨処置 show issu compatibility matrix コマンドを使用して、アクティブおよびスタンバイ スーパーバイザ エンジンの両方に ISSU をサポートしているソフトウェアがあることを確認します。 redundancy reload peer コマンドを使用して、スタンバイ スーパーバイザ エンジンをリセットします。問題が解消されない場合は、シスコのテクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-3-SESSION_UNREGISTRY: Redundancy ISSU client failed to unregister session information. Error: [dec] ([char])説明 冗長 ISSU クライアントがセッション情報を登録解除できませんでした。このメッセージは、スタンバイ スーパーバイザ エンジンがリロード中か、またはスイッチから物理的に削除された場合にのみ表示されます。スタンバイ スーパーバイザ エンジンが正常に動作しているときにこのメッセージが表示された場合は、ソフトウェアに問題がある可能性がありますが、冗長性の機能に影響を与えることはありません。
推奨処置 show issu session コマンドを使用して、既存の ISSU セッションを確認してください。スタンバイ スーパーバイザ エンジンのリロード中にはオープンなセッションはないはずです。スタンバイ スーパーバイザ エンジンが再起動して初期化されたあとにさらにエラーが発生する場合は、シスコのテクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-3-TRANSFORM_FAIL: Redundancy ISSU client [char] transform failed for 'Message Type [dec]'. Error: [dec] ([char])説明 冗長 ISSU クライアントが指定されたメッセージ タイプを変換できませんでした。送信変換ができなかった場合は、チェックポイント メッセージがスタンバイ デバイスに送信されていません。受信変換ができなかった場合は、チェックポイント メッセージがスタンバイ デバイスに適用されていません。いずれの場合も、アクティブ デバイスとスタンバイ デバイスの冗長性の状態が同じではありません。
推奨処置 show issu compatibility matrix コマンドを使用して、アクティブおよびスタンバイ スーパーバイザ エンジンの両方に ISSU をサポートしているソフトウェアがあることを確認します。 redundancy reload peer コマンドを使用して、スタンバイ スーパーバイザ エンジンをリセットします。問題が解消されない場合は、シスコのテクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-3-COMMUNICATION: Communication with the peer Supervisor has been [char]説明 ピアのスーパーバイザ エンジン通信パスのステータスが変更されました。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-3-NOT_READY_FOR_SWITCHOVER: The active Supervisor failed but standby supervisor cannot initiate Switchover activity. Resetting standby Supervisor.説明 スタンバイ スーパーバイザ エンジンは現在起動中であるため、プライマリ スーパーバイザ エンジンを引き継げません。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-3-PEER_RELOAD: The peer Supervisor is being reset because [char]説明 [char] が示す理由により、スーパーバイザ エンジンがリセットされました。報告されたエラー メッセージを見て特定の理由がないか確認してください。これにより不確定なスタンバイ状態からの回復が可能になります。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-3-SIMPLEX_MODE: The peer Supervisor has been lost説明 アクティブ スーパーバイザ エンジンは、スタンバイ スーパーバイザ エンジンから確認メッセージを受信できませんでした。スタンバイ スーパーバイザ エンジンに潜在的な問題があります。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-4-KEEPALIVE_WARNING: Keepalive messages from peer Supervisor are missing for [dec] seconds説明 キープアライブ メッセージがピアのスーパーバイザ エンジンから送信されませんでした。このような状態が続き、キープアライブ メッセージが再開しない場合は、最終的にピアのスーパーバイザ エンジンがリセットされます。このメッセージは、キープアライブ メッセージが 3 回失敗するごとに記録されます。
説明 カレンダーが初めてスタンバイ スーパーバイザ エンジンへの同期に成功しました。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-5-CALENDAR_RATELIMIT: The calendar has been successfully synchronized to the standby supervisor [dec] times since last calendar syslog説明 カレンダーは、指定された回数だけスタンバイ スーパーバイザ エンジンに正常に同期されました。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-5-CONFIGSYNC:The [char] has been successfully synchronized to the standby supervisor説明 スタンバイ スーパーバイザ エンジンとの間でコンフィギュレーションが正常に同期されました。[ char ] は、プライベート コンフィギュレーションまたはスタートアップ コンフィギュレーションのどちらかです。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-5-CONFIGSYNC_RATELIMIT:The [char] has been successfully synchronized to the standby supervisor説明 スタンバイ スーパーバイザ エンジンとの間でコンフィギュレーションが正常に同期されました。これは速度制限されたメッセージです。これらのメッセージは、他の多くのメッセージのように継続的に記録されるのではなく、1 分間隔で記録されます。
説明 このメッセージは、アクティブ スーパーバイザ エンジンと通信できなかった場合に、冗長スーパーバイザ エンジン上で表示されます。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-6-ATTEMPTINGTOBECOMEACTIVE:Attempting to become active supervisor.説明 このメッセージは、スタンバイ スーパーバイザ エンジンが、アクティブ スーパーバイザ エンジンと通信できず、アクティブ スーパーバイザ エンジンとして引き継ぐときに、スタンバイ スーパーバイザ エンジン上で表示されます。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-6-DUPLEX_MODE: The peer Supervisor has been detected説明 ピアのスーパーバイザ エンジンが検出されたため、スイッチはデュプレックス モードに切り替わりました。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-6-INIT:Initializing as [char] supervisor説明 接続先のスーパーバイザ エンジンは現在、アクティブまたはスタンバイ スーパーバイザ エンジンとして初期化中です。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-6-MODE:[char] supervisor initializing for [char] mode説明 直接接続されていないスーパーバイザ エンジンは現在、RPR モードでアクティブまたはスタンバイ スーパーバイザ エンジンとして初期化中です。
エラー メッセージ C4K_REDUNDANCY-6-SWITCHOVER:Switchover activity detectedここでは、カレンダー(S2W)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_S2W-4-READCALENDARERR: Calendar read operation Failed エラー メッセージ C4K_S2W-4-STARTCALENDAROSCILLATORERR: Failed to start the calendar エラー メッセージ C4K_S2W-4-WRITECALENDARERR: Calendar write operation Failedここでは、浮動小数点サブシステム(SFF8472)メッセージについて説明します。
説明 SFF8472 サブシステムに内部ソフトウェア エラーが発生しました。このエラー メッセージには、問題の原因を特定するのに役立つテキストが含まれています。
エラー メッセージ SFF8472-3-UNEXPECTEDEVENT: Process received unknown event (maj [hex] min [hex]).説明 プロセスは処理方法が不明なイベントを受け取りました。プロセスは、ルータ内で各種イベントが発生した場合に、通知を受けるように登録できます。
説明 SFF8472 浮動小数点サブシステムに内部ソフトウェア エラーが発生しました。このエラー メッセージには、問題の原因を特定するのに役立つテキストが含まれています。
ここでは、Spanning-Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)(SPANTREE)メッセージについて説明します。
説明 指定のインターフェイスは、CIST ポート情報と不整合な PVST BPDU(ブリッジ プロトコル データ ユニット)アドバタイズ情報を受信しなくなりました。PVST シミュレーションの不整合はクリアされ、インターフェイスは通常の操作に戻ります。
エラー メッセージ エラー メッセージ SPANTREE-2-BLOCK_BPDUGUARD:Received BPDU on port [char] with BPDU Guard enabled. Disabling port.説明 スパニング ツリー BPDU ガード機能がイネーブルになっている、特定のインターフェイスで、BPDU を受信しました。その結果、インターフェイスは管理上、シャットダウンされました。
推奨処置 BPDU を送信している装置を削除するか、または BPDU ガード機能をディセーブルにします。BPDU ガードは、インターフェイス上でローカルに設定することも、PortFast がイネーブルの全ポートでグローバルに設定することもできます。矛盾を解消してから、インターフェイス コンフィギュレーション モードで no shutdown コマンドを入力して、インターフェイスを再びイネーブルにします。
エラー メッセージ SPANTREE-2-BLOCK_PVID_LOCAL: Blocking [char] on [char]. Inconsistent local vlan.説明 指定のスパニング ツリー インスタンス [ char ] およびインターフェイス [ char ] と対応付けられたスパニング ツリー ポートは、ポート VLAN ID(PVID)の不整合が解消されるまで、スパニング ツリー ブロッキング ステートのままです。指定のスパニング ツリー インスタンスは、指定されたインターフェイスのネイティブ VLAN ID のインスタンスです。
推奨処置 ネイティブ VLAN ID の設定が、802.1Q トランク接続の両側のインターフェイス間で矛盾していないか確認します。設定に矛盾がなければ、スパニング ツリーがインターフェイスのブロックを自動的に解除します。
エラー メッセージ SPANTREE-2-BLOCK_PVID_PEER: Blocking [char] on [char]. Inconsistent peer vlan.説明 指定のインスタンスおよびインターフェイスに対応付けられたスパニング ツリー ポート(スパニング ツリー ポート ID [ char ])は、PVID の不整合が解消されるまで、ブロッキング ステートのままです。指定のスパニング ツリー インスタンスは、指定のインターフェイスが接続されたピア スイッチのインターフェイス上のネイティブ VLAN ID のインスタンスです。
推奨処置 ネイティブ VLAN ID の設定が、802.1Q トランク接続の両側のインターフェイス間で矛盾していないか確認します。矛盾が解消されると、スパニング ツリーがインターフェイスのブロックを自動的に解除します。
エラー メッセージ SPANTREE-2-CHNL_MISCFG:Detected loop due to etherchannel misconfiguration of [chars] [chars]説明 誤設定のチャネル グループ(チャネル グループ ID [ chars ])が検出されました。たとえば、EtherChannel の片側のポートがチャネルに含まれるように設定されていない、すなわちバンドルできなかったにもかかわらず、反対側のポートは正常にバンドルされている場合などです。
推奨処置 show interfaces status err-disabled コマンドを入力し、誤設定のローカル ポートを突き止めます。リモート装置に show etherchannel summary コマンドを入力し、リモート装置上の EtherChannel 設定を確認します。設定を修正してから、対応付けられたポート チャネル インターフェイス上で shutdown / no shutdown コマンドを入力します。
エラー メッセージ SPANTREE-2-LOOPGUARD_BLOCK: Loop guard blocking port [char] on [char].説明 指定ブリッジから BPDU を受信しなかったので、スパニング ツリー メッセージ エージング タイマーが満了しました。この状態は単一方向リンク障害が原因で発生することがあるので、ループの生成を防止するために、インターフェイスはブロッキング ステートになり、ループ ガード不整合がマークされます。
推奨処置 show spanning-tree inconsistentports コマンドを使用して、ループ ガード不整合がマークされているインターフェイスのリストを確認します。指定のポートに接続された装置が BPDU を送信しない理由を調べます。スパニング ツリー プロトコルが実行されていないことが理由になることもあります。その場合は状況に応じて、不整合の生じたインターフェイスでループ ガードをディセーブルにするか、またはリンクの反対側で STP を起動する必要があります。ケーブル障害が原因になることもあります。リンク障害によって単一方向(送信できるが受信できない状況)になった場合は、新しいケーブルに交換する必要があります。
エラー メッセージ SPANTREE-2-LOOPGUARD_CONFIG_CHANGE: Loop guard [char] on port [char].説明 指定のインターフェイスに対するスパニング ツリー ループ ガードの設定が変更されました。イネーブルに変更された場合、指定ブリッジから BPDU を受信しなかったことが原因で、メッセージ エージング タイマーが満了すると、インターフェイスはブロッキング ステートになり、ループ ガード不整合がマークされます。この機能は、単一方向リンクを検出する目的で使用します。
推奨処置 これが指定のインターフェイスに必要な設定かを確認します。意図した設定ではない場合は、修正します。意図した設定の場合は、対処不要です。
エラー メッセージ SPANTREE-2-LOOPGUARD_UNBLOCK: Loop guard unblocking port [char] on [char].説明 指定のインターフェイスが BPDU を受信しました。不整合の原因が単一方向リンク障害だった場合、問題はすでに解消しています。インターフェイスのループ ガード不整合が解消されると、ブロッキング ステートではなくなります。
エラー メッセージ SPANTREE-2-PVSTSIM_FAIL: Blocking [char] port [char]: Inconsitent [char] PVST BPDU received on VLAN [dec]説明 Per-VLAN Spanning-Tree Plus(PVST+)スイッチが MST スイッチに接続されている場合、CIST(MSTOO)がすべての PVST+ スパニング ツリーのルートになります。PVST+ スパニング ツリーに、IST よりパフォーマンスのよいルートがあると、ループが発生します。ループを防止するために、PVST+ 側から優位メッセージを受信する MST スイッチ上のポートがルート ガードによってブロックされます。
トポロジに新しいスイッチまたはスイッチ ポートが追加されると、その後、STP のコンバージェンス時に、この条件が一時的に発生します。このような場合、ポートのブロックは自動的に解除されます。
推奨処置 ポートがブロックされたままの場合は、メッセージに示されたルート ブリッジを特定し、VLAN スパニング ツリーに順位の低いプライオリティを設定してください。メッセージに示されたものより優位な PVST ルートが存在していることもあります。このようなルートがすべてなくなるまで、ポートは回復されません。ルートがなくなったかどうかが不明な場合は、ポートをディセーブルにしてから、もう一度イネーブルにします。
エラー メッセージ SPANTREE-2-RECV_1Q_NON_1QTRUNK: Received 802.1Q BPDU on non 802.1Q trunk [char] [char].説明 指定のインターフェイスで、Shared Spanning-Tree Protocol(SSTP)BPDU を受信しました。このインターフェイスはトランク モードでしたが、802.1Q カプセル化を使用していませんでした。インターフェイス ID は [char] です。
推奨処置 指定のインターフェイスの設定と動作状態、さらに接続相手のインターフェイスを調べ、同じモード(アクセスまたはトランク)かどうかを確認します。モードがトランクの場合は、両方のインターフェイスに同じカプセル化(ISL または 802.1Q)が設定されているか確認します。これらのパラメータが一致すると、スパニング ツリーがインターフェイスのブロックを自動的に解除します。
エラー メッセージ SPANTREE-2-RECV_BAD_TLV:Received SSTP BPDU with bad TLV on [char][char].説明 指定のインターフェイスが VLAN ID タグのない SSTP BPDU を受信しました。その BPDU は廃棄されました。[char] はインターフェイス ID です。
推奨処置 エラー メッセージが繰り返し表示される場合は、コンソールまたはシステム ログのメッセージをそのままコピーして、テクニカル サポートに連絡し、収集した情報を担当者に提出してください。
エラー メッセージ SPANTREE-2-RECV_PVID_ERR: Received BPDU with inconsistent peer vlan id [dec] on [char] [char]説明 指定のインターフェイスは、BPDU を受信した VLAN ID と一致しない VLAN ID のタグを持つ SSTP BPDU を受信しました。ネイティブ VLAN の設定が 802.1Q トランクの両側で一致していないと、この状態が発生します。[dec] は VLAN ID です。インターフェイス ID は [char] です。
推奨処置 ネイティブ VLAN ID の設定が、802.1Q トランク接続の両側のインターフェイス間で矛盾していないか確認します。設定に矛盾がなくなれば、スパニング ツリーがインターフェイスのブロックを自動的に解除します。
エラー メッセージ SPANTREE-2-ROOTGUARD_BLOCK: Root guard blocking port [char] on [char].説明 指定のインターフェイスで、使用中のものより優位なスパニング ツリー ルート ブリッジを通知する BPDU を受信しました。最適ではないスパニング ツリー トポロジが形成されないようにするために、インターフェイスはブロッキング ステートになり、ルート ガード不整合が指定されました。
推奨処置 show spanning-tree inconsistentportsコマンドを入力して、ルート ガード不整合が指定されているインターフェイスのリストを確認します。指定のポートに接続された装置が優位なルート ブリッジを示した BPDU を送信している理由を特定し、その状況が繰り返されないようにします。無効な BPDU が停止されると、インターフェイスが自動的に回復し、通常の動作が再開されます。コンフィギュレーションを確認し、インターフェイス上でルート ガードをイネーブルにすることが妥当かを検討してください。
エラー メッセージ SPANTREE-2-ROOTGUARD_CONFIG_CHANGE: Root guard [char] on port [char].説明 指定のインターフェイスに対するスパニング ツリー ルート ガードの設定が変更されました。ルート ガードがイネーブルに変更された場合、使用中のものより優位なスパニング ツリー ルート ブリッジを通知する BPDU がインターフェイスで受信されると、インターフェイスはブロッキング ステートになり、ルート ガード不整合がマークされます。
推奨処置 これが指定のインターフェイスに適した設定かどうかを確認します。適切な設定ではない場合、インターフェイスに適した設定に変更します。
エラー メッセージ SPANTREE-2-ROOTGUARD_UNBLOCK:Root guard unblocking port [char] on [char].説明 指定のインターフェイスは、優位なルート ブリッジを通知する BPDU を受信しなくなりました。インターフェイスのルート ガード不整合が解消されたので、状況に応じてブロッキング ステートではなくなります。
エラー メッセージ SPANTREE-2-UNBLOCK_CONSIST_PORT: Unblocking [char] on [char]. Port consistency restored.説明 PVID、ポート タイプ、またはその両方の不整合が解消されました。スパニング ツリー インスタンスの指定されたインターフェイスは、STP によってブロックが解除されます。インターフェイス ID は [char] です。
説明 スパニング ツリー ポート ID は 16 ビット フィールドであり、デフォルトでは、ポート プライオリティとポート番号に均等に分割されます。各サブフィールドは 8 ビット幅で、ポート番号フィールドでは 1 ~ 255 のポート番号を指定できます。ポート数が 255 を超えるシステムでは、STP サブシステムで、より大きいポート番号をサポートできるようにポート ID のポート番号部分を拡大する必要があります。個々のプラットフォームの最大ポート数は不変なので、システムの初期化時にこの状態が発生します。このエラーは、プラットフォーム固有のコードのエラーによって、要求されたビットが多すぎた、または少なすぎたことが原因で発生します。
エラー メッセージ SPANTREE-3-PORT_SELF_LOOPED: [char] disabled.- received BPDU src mac ([mac-addr]) same as that of interface説明 指定のインターフェイスに割り当てられたアドレスと同じ送信元 MAC アドレスを持つ BPDU を受信しました。インターフェイスから診断ケーブルを引き抜いたことなどが原因で、ポートから同一ポートにループバックしました。インターフェイスは管理上のシャットダウン状態です。[char]はインターフェイス ID です。
推奨処置 インターフェイスの設定とともに、インターフェイスに接続されているケーブルを確認します。問題が解決してから、インターフェイスに no shutdown インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力して、インターフェイスを再びイネーブルにします。
エラー メッセージ SPANTREE-3-PRESTD_NEIGH: pre-standard MST interaction not configured ([char]). Please説明 スイッチは、先行標準用に設定されていないポート上で先行標準 MST BPDU 伝送を受信しました。スイッチは自動的にこのポートの動作モードを調整し、先行標準 BPDU の送信を開始します。ただし、この先行標準ネイバの自動検出は 100% 正確ではないため、ポートを先行標準 MST BPDU 伝送用に明示的に設定することを推奨します。この警告メッセージは、1 回だけ表示されます。
推奨処置 シスコの先行標準バージョンの MST を実行中のスイッチに接続しているすべてのポートで、 spanning-tree mst pre-standard コンフィギュレーション コマンドを使用します。可能な場合は、ネットワークのすべてのスイッチを IEEE 標準 MST バージョンに移行してください。
説明 表示のタイプのスパニング ツリーに対して、拡張システム ID 機能がイネーブルまたはディセーブルになっています。この機能がイネーブルの場合、スパニング ツリー インスタンス ID はブリッジ ID プライオリティ フィールドの下位部分に格納されます。ブリッジ プライオリティとして指定できる値は 0 ~ 61440 の範囲に制限され、増分単位は 4096 です。この機能がディセーブルの場合、ブリッジ ID プライオリティ フィールドは、設定されたプライオリティだけで形成されますが、プラットフォームによって、一部のスパニング ツリー機能(4096 の VLAN サポートなど)を利用できない場合があります。
エラー メッセージ SPANTREE-5-ROOTCHANGE: Root Changed for [char] [dec]: New Root Port is [char]. New Root Mac Address is [mac-addr]説明 スパニング ツリー インスタンスのルートが変更されました。
エラー メッセージ SPANTREE-5-TOPOTRAP: Topology Change Trap for [char] [dec]説明 ポート タイプの不整合が解消されるまで、指定のインターフェイスはスパニング ツリー ブロッキング ステートのままです。ポート ID は [char] です。
推奨処置 指定のインターフェイスの設定と動作状態、さらに接続相手のインターフェイスの設定と動作状態を調べ、同じモード(アクセスまたはトランク)かを確認します。モードがトランクの場合は、両方のインターフェイスに同じカプセル化タイプ(ISL または 802.1Q)が設定されているかどうかを確認します。これらのパラメータが一致すると、スパニング ツリーがインターフェイスのブロックを自動的に解除します。
エラー メッセージ SPANTREE-7-RECV_1Q_NON_TRUNK: Received 802.1Q BPDU on non trunk [char] [char].説明 指定のインターフェイスで SSTP BPDU を受信しましたが、そのインターフェイスは動作可能なトランキング インターフェイスではありません。インターフェイス ID は [char] です。
推奨処置 指定のインターフェイスの設定と動作状態、さらに接続相手のインターフェイスの設定と動作状態を調べ、同じモード(アクセスまたはトランク)かを確認します。モードがトランクの場合は、両方のインターフェイスに同じカプセル化タイプ(none、ISL、または 802.1Q)が設定されているかどうかを確認します。これらのパラメータが一致すると、スパニング ツリーがインターフェイスのブロックを自動的に解除します。
エラー メッセージ SPANTREE-7-PORTDEL_SUCCESS: [char] deleted from Vlan [dec]説明 指定のスパニング ツリー インスタンスに関して、指定のインターフェイスが新しいルート ポートとして選択されました。
ここでは、スパニング ツリー高速コンバージェンス(SPANTREE_VLAN_SW)のメッセージについて説明します。
エラー メッセージ SPANTREE_VLAN_SW-2-MAX_INSTANCE:Platform limit of [dec] STP instances exceeded. No instance created for [char] (port [char]).説明 現在アクティブな VLAN(仮想 LAN)スパニング ツリー インスタンスがプラットフォーム固有の上限に達しました。インスタンス数が上限を下回るまで、VLAN インスタンスの追加作成は行われません。
推奨処置 インスタンスをいくつかディセーブルにする、またはそれらのインスタンスに対応する VLAN を削除することによって、現在アクティブなスパニング ツリー インスタンス数を減らします。インスタンス数の制限が原因で作成できないスパニング ツリーについては、手動でイネーブルにする必要があります。
ここでは、スーパーバイザ エンジン固有の(C4K_SUPERVISOR)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-0-SUPNOTSUPPORTEDINCHASSIS: The WS-X4013+TS supervisor is not supported in chassis type [char]説明 WS-X4013+TS は、Catalyst 4503 シャーシでのみサポートされています。WS-X4013+TS Supervisor Engine がスロットの 3 つ以上あるシャーシに搭載されているか(これは誤った設定であり、サポートされていません)、シャーシのシリアル EEPROM のプログラムに誤りがあり、間違ったシャーシ タイプが含まれているかのいずれかです。
推奨処置 シャーシにスロットが 3 つ以上ある場合、WS-X4013+TS はサポートされません。シャーシにスロットが 3 つあり、このメッセージが表示される場合は、 show idprom chassis コマンドの出力を収集してシスコのテクニカル サポートに連絡してください。このシャーシはシスコに返却する必要があります。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-SUPOCTALPHYMDIOREADERR:Failed to perform read operation on Octal Serdes at address [dec] for the register at address [dec]説明 スーパーバイザ エンジン上の Octal Serdes を読み取ることができませんでした。
推奨処置 問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してスーパーバイザ エンジンを交換してください。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-POWERSUPPLYSTATUSREADFAILED: Failed to read power supply [dec]'s status register説明 電源モジュールのステータス レジスタを読み取ることができませんでした。
推奨処置 電源モジュールを取り付け直します。問題が解消しない場合は、新しい電源モジュールでホット スワップします。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-SUPOCTALPHYMDIOREADERR: Failed to perform read operation on Octal Serdes at address [dec] for the register at address [dec]ここでは、ブロードキャスト ストーム制御(STORM_CONTROL)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ STORM_CONTROL-3-FILTERED: A [char] storm detected on [char]. A packet filter action has been applied on the interface.説明 インターフェイス上で検出されたトラフィック量が、設定されているスレッシュホールド値を超えました。パケットの受信時に、システムによって過剰なトラフィックがフィルタリングされます。システムはパケット トラフィックを転送していません。
推奨処置 インターフェイス上でトラフィックが過剰となっている根本的な原因を突き止め、問題を解決してください。
エラー メッセージ STORM_CONTROL-3-SHUTDOWN: A packet storm was detected on [char]. The interface has been disabled.説明 インターフェイス上で検出されたトラフィック量が、設定されているスレッシュホールド値を超えました。インターフェイスはパケット ストーム イベントが検出された場合、シャットダウンするように設定されていたので、errdisable ステートになりました。
推奨処置 自動回復が必要な場合は、errdisable 回復メカニズムを使用できます。インターフェイス上でトラフィックが過剰となっている根本的な原因を突き止め、問題を解決してください。
ここでは、ストレージ(STORE)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_STORE-2-OUTOFCHUNKS:Out of chunks of memoryここでは、スーパーバイザ エンジン(SUPERVISOR)メッセージについて説明します。
説明 スロット [dec] の WS-X4K-MUX 多重バッファがバックプレーンに正しく接続されていないか、または存在しません。このスロットに存在しているスイッチング モジュールが識別できない場合は、スイッチング モジュールのシリアル EEPROM を読み取ることができないので、使用できません。
推奨処置 多重バッファをバックプレーンに装着し直します。引き続きメッセージが表示される場合は、テクニカル サポートの担当者に連絡してください。
説明 バックプレーンのシリアル EEPROM を読み取るときに、エラーが発生しました。
推奨処置 スイッチをオフ/オンします。問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。修理のためにバックプレーンを返却することが必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-CLOCKMODULESEEPROMREADFAILED: Failed to read clock module's seeprom説明 クロック モジュールのシリアル EEPROM を読み取るときに、エラーが発生しました。このメッセージは、初期のフィールド トライアルで使用されたプロトタイプのスイッチだけで表示されるはずです。
推奨処置 シャーシのシリアル EEPROM 情報を確認し、テクニカル サポートに連絡してください。スイッチを返却して、構成部品の一部を修理または交換することが必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-FANTRAYREADFAILED: Failed to read system fan tray status register from hardware説明 ファン トレイの存在は検出されましたが、システムはファン トレイのステータス レジスタの内容を読み取ることができませんでした。
推奨処置 このメッセージが 1 度だけ表示される場合は、一時的なエラーと考えられるので、対処不要です。このメッセージが頻繁に表示される(10 分に 1 回程度)場合、システムのファン トレイを交換してください。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-FANTRAYSEEPROMREADFAILED: Failed to read fan tray's seeprom説明 システム ファン トレイのシリアル EEPROM を読み取るときに、エラーが発生しました。このメッセージは、初期のフィールド トライアルで使用されたプロトタイプのスイッチだけで表示されるはずです。
推奨処置 シャーシのシリアル EEPROM 情報を確認し、テクニカル サポートに連絡してください。スイッチを返却して、構成部品の一部を修理または交換することが必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-MUXBUFFERLOOPBACKFAILED: Failed to put [char] supervisor's module [dec] muxbuffers in loopback説明 ラインカード多重バッファをループバックさせる、シリアルからワイヤへの書き込み動作が失敗しました。Catalyst 4500 シリーズ シャーシのラインカード多重バッファに問題がある場合も考えられます。
推奨処置 スイッチをオフ/オンします。それでもシリアル EEPROM が無効な場合は、テクニカル サポートに連絡してください。スイッチを返却して、構成部品の一部を修理または交換することが必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-MUXBUFFERREADLOOPBACKFAILED: Failed to read whether [char] supervisor's module [dec] muxbuffers are in loopback説明 ラインカード多重バッファをループバックさせる、シリアルからワイヤへの書き込み動作が失敗しました。Catalyst 4500 シリーズ シャーシのラインカード多重バッファに問題がある場合も考えられます。
推奨処置 スイッチをオフ/オンします。それでもシリアル EEPROM が無効な場合は、テクニカル サポートに連絡してください。スイッチを返却して、構成部品の一部を修理または交換することが必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-MUXBUFFERSEEPROMREADFAILED: Failed to read mux buffer [dec]'s serial eeprom説明 多重バッファのシリアル EEPROM を読み取るときに、エラーが発生しました。
推奨処置 スイッチをオフ/オンします。それでもシリアル EEPROM が無効な場合は、テクニカル サポートに連絡してください。スイッチを返却して、構成部品の一部を修理または交換することが必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-NETFLOWCARDSEEPROMINVALID: Invalid Netflow Services Card seeprom data説明 NetFlow Services Card のシリアル EEPROM が読み取り不能、またはプログラミングされていません。
推奨処置 ROMMON プロンプトに sprom read nffc コマンドを入力して、詳細な情報を取得してください。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-NETFLOWCARDSEEPROMREADFAILED: Netflow Services Card seeprom read failed説明 NetFlow Services Card のシリアル EEPROM を読み取ることができませんでした。
推奨処置 ROMMON プロンプトに sprom read nffc コマンドを入力して、詳細な情報を取得してください。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-NETFLOWCARDSEEPROMUNKNOWNTYPE: Unknown Netflow Services Card revision: Read fru major/minor ([hex],[hex]) but expected ([hex],[hex]).説明 NetFlow Services Card のシリアル EEPROM は、このソフトウェア リリースと両立しないリビジョンを持っています。カードは無視されます。
推奨処置 ROMMON プロンプトに sprom read nffc コマンドを入力して、詳細な情報を取得してください。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-POWERSUPPLYSTATUSREADFAILED:Failed to read power supply [dec]'s status register説明 電源モジュールのステータス レジスタを読み取ることができませんでした。
推奨処置 電源モジュールを取り付け直します。メッセージが消えない場合は、新しい電源モジュールでホット スワップします。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-POWERSUPPLYSEEPROMREADFAILED: Failed to read power supply [dec]'s serial eeprom説明 電源モジュールのシリアル EEPROM を読み取るときに、エラーが発生しました。
推奨処置 電源モジュールを取り付け直します。それでも問題が解消されない場合は、新しい電源モジュールと交換してください。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-RETIMERDISABLEFAILED:Failed to disable the retimer of the active supervisor's uplink.説明 アクティブ スーパーバイザ エンジンの再タイマーを初期化できません。冗長システムでは、アクティブ スーパーバイザ エンジンのアクティブではないアップリンクからパケットが送信される可能性があります。
推奨処置 アクティブ スーパーバイザ エンジンの第 2 アップリンクを切り離します。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-RETIMERINITFAILED:Failed to initialize the retimer of the active supervisor's uplink.説明 アクティブ スーパーバイザ エンジンの再タイマーを初期化できません。冗長システムでは、アクティブ スーパーバイザ エンジンのアクティブではないアップリンクからパケットが送信される可能性があります。
推奨処置 アクティブ スーパーバイザ エンジンの第 2 アップリンクを切り離します。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-3-SEEPROMREADFAILED:Failed to read supervisor's serial eeprom, try reinserting supervisor説明 スーパーバイザ エンジンのシリアル EEPROM を読み取ることができませんでした。モジュールがスロットに正しく装着されていないと、読み取りエラーが発生する場合があります。
推奨処置 モジュールをいったん取り外し、もう一度差し込みます。それで解決しない場合は、スイッチをオフ/オンします。それでも読み取りに失敗する場合は、テクニカル サポートに連絡してください。スイッチを返却して、構成部品の一部を修理または交換することが必要になる場合があります。
説明 このメッセージは、Supervisor Engine II-Plus TS を使用しているシステムでのみ表示されます。オンボード インライン パワー コンバータの出力電圧が、想定された有効範囲外にあります。この状態は、PoE コンポーネントに障害があり、1 つまたは複数の受電装置が予想以上の電力を取り込んでいるためか、システムの電源モジュールの出力が 12 V であるという問題のために発生することがあります。
推奨処置 show power detail および show power inline module 1 コマンドを使用して、PoE を取り込んでいるデバイスが想定内の電力を取り込んでいることを確認し、想定以上の電力を取り込んでいる場合は切断します。電源モジュールの LED がグリーンに点灯していない場合、電源でシステム電力入力が正しいことを確認します。問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。このスーパーバイザ エンジンの交換が必要になる場合があります。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-4-OTHERSUPERVISORACTIVEDEBOUNCE:Other supervisor is still holding hardware lock説明 この状況が検出されるのは、他方のスーパーバイザ エンジンがロックを保持していることを冗長レジスタが誤って示したときです。通常、このエラーはハードウェアの信号遅延が原因で発生します。ハードウェア障害が実際にないかぎり、スイッチは自動的にこの状態から回復します。継続的なハードウェア障害があると、このメッセージが 4 回表示されます。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-4-SUPMGMTMACFATALRXERR:Supervisor MAC device type [hex] reset due to a fatal Rx error説明 バックプレーンのシリアル EEPROM に書き込むことができませんでした。
エラー メッセージ C4K_SUPERVISOR-7-SEEPROMWRITEFAILED:Failed to write supervisor's serial eeprom説明 スーパーバイザ エンジンのシリアル EEPROM に書き込むことができませんでした。
推奨処置 モジュールをいったん取り外し、もう一度差し込みます。このメッセージが再び表示された場合は、スイッチを再起動してください。それでも EEPROM に書き込めない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
ここでは、スイッチ QoS マネージャ(SWITCH-QOS-TB)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ SWITCH_QOS_TB-5-TRUST_DEVICE_DETECTED: [char] detected on port [char]説明 ソフトウェアは、インターフェイスに関する信頼できる装置の境界設定に一致する装置を検出したので、そのインターフェイスの信頼状態を trusted に変更しました。
エラー メッセージ SWITCH_QOS_TB-5-TRUST_DEVICE_LOST: [char] no longer detected on port [char], port set to untrusted説明 システムと信頼性のある装置間の接続が切断されたので、システムはインターフェイスの信頼状態を untrusted に変更しました。
ここでは、ダイナミック ARP インスペクション(DAIMAN)メッセージについて説明します。
説明 スイッチは、ARP 検査で無効とみなされた ARP パケットを受信しました。これらのパケットは無効です。このようなパケットの存在は、管理上拒否されるパケットがネットワークにあるということを意味します。このログ メッセージが生成されるのは、Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)によって明示的にまたは(スタティック ACL の設定によって)結果的に、パケットが拒否された場合です。こうしたパケットの存在は、ネットワークにおいて [Man-in-the-Middle] 攻撃を受けている可能性を意味します。
推奨処置 このようなメッセージが生成されないように、こうしたパケットの送信元ホストを特定し、ホストがパケットを送信しないようにします。
エラー メッセージ SW_DAI-4-DHCP_SNOOPING_DENY: [dec] Invalid ARPs (Req) on [chars], vlan [chars].説明 スイッチは、ARP 検査で無効とみなされた ARP パケットを受信しました。パケットは無効です。このようなパケットの存在は、ネットワークにおいて [Man-in-the-Middle] 攻撃を受けている可能性を意味します。このメッセージが記録されるのは、受信側 VLAN(仮想 LAN)の DHCP スヌーピング データベースに、送信元の IP アドレスと MAC アドレスのバインディングが指定されていない場合です。
推奨処置 このようなメッセージが生成されないように、こうしたパケットの送信元ホストを特定し、ホストがパケットを送信しないようにします。
エラー メッセージ SW_DAI-4-INVALID_ARP: [dec] Invalid ARPs (Req) on [chars], vlan [chars].説明 スイッチは、ARP 検査で無効とみなされた ARP パケットを受信しました。パケットは無効です。送信元 MAC アドレス、宛先 MAC アドレス、または IP アドレスのいずれか(もしくは複数)でその有効性が確認できません。送信元 MAC アドレス、宛先 MAC アドレス、または IP の有効性が確認できなかったため、パケットは拒否されました。
推奨処置 このようなメッセージが生成されないように、こうしたパケットの送信元ホストを特定し、ホストがパケットを送信しないようにします。
エラー メッセージ SW_DAI-4-PACKET_BURST_RATE_EXCEEDED: [dec] packets received in [dec] seconds on [char].説明 スイッチは表示されたバースト インターバルで、[dec] の数の ARP パケットを受信しました。インターフェイスは errdisable ステートです。スイッチは、設定されたバースト インターバルにおいて、設定されたパケット レート/秒より高いレートでパケットを受信しました。このメッセージは、設定されたバースト インターバルが 1 秒以上の場合に、インターフェイスが errdisable ステートになる直前に記録されます。
エラー メッセージ SW_DAI-4-PACKET_RATE_EXCEEDED: [dec] packets received in [dec] milliseconds on [char].説明 スイッチは表示のインターフェイスで、表示された期間にわたり、超過パケット レートを上回る、[dec] の数の ARP パケットを受信しました。このメッセージは、バースト インターバルが 1 秒に設定されている場合に、インターフェイスが errdisable ステートになる直前に記録されます。
エラー メッセージ SW_DAI-4-SPECIAL_LOG_ENTRY: [dec] Invalid ARP packets [%CC]説明 スイッチは、ARP 検査で無効とみなされた ARP パケットを [dec] の数だけ受信しました。これらのパケットは無効です。このようなパケットの存在は、ネットワークにおいて、[Man-in-the-Middle] 攻撃を受けている可能性を意味します。このメッセージが表示されるのは、着信パケット レートが DAI(ダイナミック ARP インスペクション)ロギング レートを上回った場合です。
説明 スイッチは、ACL が一致したので許可された ARP パケットを受信しました。
エラー メッセージ SW_DAI-6-DHCP_SNOOPING_PERMIT: [dec] ARPs (Req) on [chars], vlan [chars]説明 スイッチは、送信元の IP アドレスおよび MAC アドレスが受信側 VLAN の DHCP スヌーピング データベースと一致したため、許可された ARP パケットを受信しました。
ここでは、スイッチ VLAN マネージャ(SW-VLAN)メッセージについて説明します。
説明 vlan.dat ファイルは、アクティブ スーパーバイザ エンジンからの 1 つまたは複数のチェックポイント メッセージによってスタンバイ スーパーバイザ エンジンに同期されます。このような各組のチェックポイント メッセージのシーケンス番号は、1 から始まります。これらのメッセージは、各組の終了の指示を受信するまでキャッシュされます。ここで、スタンバイ スーパーバイザ エンジンは、想定されるシーケンス番号と一致しないシーケンス番号の付いたチェックポイント メッセージを受信しました。
推奨処置 redundancy reload peer コマンドを使用して、スタンバイ スーパーバイザ エンジンをリセットします。問題が解消されない場合は、シスコのテクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ SW_VLAN-3-VLAN_DAT_CACHE_SIZE_EXCEED: Data exceeds allocated size. Offset: [dec]; data_size: [dec]; aloocated: [dec]説明 vlan.dat ファイルは、アクティブ スーパーバイザ エンジンからの 1 つまたは複数のチェックポイント メッセージによってスタンバイ スーパーバイザ エンジンに同期されます。このような各組のチェックポイント メッセージのシーケンス番号は、1 から始まります。これらのメッセージは、各組の終了の指示を受信するまでキャッシュされます。ここで、スタンバイ スーパーバイザ エンジンは、シーケンス番号 1 のチェックポイント メッセージで指定されたキャッシュのサイズに適合しないサイズのチェックポイント メッセージを受信しました。
推奨処置 redundancy reload peer コマンドを使用して、スタンバイ スーパーバイザ エンジンをリセットします。問題が解消されない場合は、シスコのテクニカル サポートに連絡してください。
エラー メッセージ SW_VLAN-3-VLAN_PM_NOTIFICATION_FAILURE: VLAN Manager synchronization failure with Port Manager over [char]説明 使用可能なプール スペースが不足していたので、VLAN マネージャはポート マネージャからの通知を廃棄しました。
エラー メッセージ SW_VLAN-3-VTP_PROTOCOL_ERROR: VTP protocol code internal error: [char]説明 VLAN マネージャはポート マネージャからアップコールを受信しましたが、含まれていた VLAN クッキーが不良 VLAN 番号に変換されました。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-BAD_STARTUP_VLAN_CONFIG_FILE: Failed to configure VLAN from startup-config. Fallback to use VLAN configuration file from non-volatile memory説明 VLAN ソフトウェアは、startup-config ファイルに指定されている VLAN 設定を使用できませんでした。したがって、ソフトウェアは、不揮発性メモリに保管されているバイナリの VLAN コンフィギュレーション ファイルを使用します。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-BAD_VLAN_CONFIGURATION_FILE: VLAN configuration file contained incorrect verification word: [hex]説明 VLAN コンフィギュレーション ファイルは、認識できない値から始まっています。有効な VLAN コンフィギュレーション ファイルではない可能性があります。このファイルは拒否されました。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-BAD_VLAN_CONFIGURATION_FILE_VERSION: VLAN configuration file contained unknown file version: [dec]説明 VLAN マネージャが VLAN コンフィギュレーション ファイルを読み取ったときに、認識できないファイル バージョン番号が含まれていました。旧バージョンの VLAN マネージャ ソフトウェアに戻ろうとしている可能性があります。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-BAD_VLAN_TIMER_ACTIVE_VALUE: Encountered incorrect VLAN timer active value: [char]説明 ソフトウェア エラーが原因で、VLAN タイマーが非アクティブであるべきときにアクティブであると検出されたか、またはアクティブであるべきときに非アクティブであると検出されました。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-EXT_VLAN_INTERNAL_ERROR: Extended VLAN manager received an internal error [dec] from [char]: [char]説明 VLAN マネージャは、拡張 VLAN コンフィギュレーション ソフトウェアから、想定外のエラー コードを受信しました。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-EXT_VLAN_INVALID_DATABASE_DATA: Extended VLAN manager received bad data of type [char]: value [dec] from function [char]説明 拡張 VLAN マネージャは、拡張 VLAN コンフィギュレーション データベース ルーチンから無効なデータを受信しました。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-IFS_FAILURE: VLAN manager encountered file operation error: call = [char] / file = [char] / code = [dec] ([char]) / bytes transferred = [dec]説明 VLAN マネージャに、Cisco IOS ファイル システム コールから想定外のエラーが戻りました。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-NO_PM_COOKIE_RETURNED: VLAN manager unexpectedly received a null [char] type cookie from the Port Manager説明 VLAN マネージャはポート マネージャにリファレンス クッキーを問い合わせましたが、代わりにヌル ポインタを返されました。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-STARTUP_EXT_VLAN_CONFIG_FILE_FAILED: Failed to configure extended range VLAN from startup-config. Error [char]説明 VLAN ソフトウェアは、startup-config ファイルに指定されている拡張 VLAN 設定を使用できませんでした。すべての拡張範囲 VLAN の設定情報は、システムの起動時に失われます。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-VLAN_CREATE_FAIL: Failed to create VLANs [char]: [char]説明 エラー メッセージに示されている VLAN は作成できませんでした。VLAN マネージャは 1 つまたは複数の VLAN を作成するために VLAN データベース ルーチンを呼び出しましたが、ポート マネージャは VLAN 作成要求を完了できませんでした。このエラーの原因としては、これらの VLAN がポート マネージャ内ですでに内部 VLAN として存在していることが考えられます。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-VTP_INTERNAL_ERROR: VLAN manager received an internal error [dec] from vtp function [char]: [char]説明 VLAN マネージャは、VTP コンフィギュレーション ソフトウェアから、想定外のエラー コードを受信しました。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-VTP_INVALID_DATABASE_DATA: VLAN manager received bad data of type [char]: value [dec] from vtp database function [char]説明 VLAN マネージャは、VTP コンフィギュレーション データベース ルーチンから無効なデータを受信しました。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-VTP_INVALID_EVENT_DATA: VLAN manager received bad data of type [char]: value [dec] while being called to handle a [char] event説明 VLAN マネージャは、VTP コンフィギュレーション ソフトウェアから無効なデータを受信しました。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-VTP_USER_NOTIFICATION: VTP protocol user notification: [char]説明 VTP プロトコル コードで異常な診断状況が発生しました。
エラー メッセージ SW_VLAN-4-VTP_SEM_BUSY: VTP semaphore is unavailable for function [char]. Semaphore locked by [char]説明 VTP データベースは、現在別のタスクによってロックされているため、使用できません。あとで操作をやり直してください。
説明 スーパーバイザ エンジンの同期中に、既存の VLAN キャッシュ ファイルが見つかりました。このメッセージは単なる通知メッセージであり、スイッチはこの状況の発生後も正常に動作し続けます。
推奨処置 このメッセージが頻繁に表示される場合は、テクニカル サポートの担当者に連絡してください。
エラー メッセージ SW_VLAN-6-OLD_CONFIG_FILE_READ: Old version [dec] VLAN configuration file detected and read OK. Version [dec] files will be written in the future.説明 VLAN ソフトウェアが旧バージョンの VLAN コンフィギュレーション ファイル形式を検出しました。VLAN ソフトウェアは、問題なくファイルを解釈できましたが、今後は新しい形式を使用してファイルを作成します。
エラー メッセージ SW_VLAN-6-VTP_MODE_CHANGE: VLAN manager changing device mode from [char] to [char].説明 一部のスイッチ装置は、設定された数より VLAN が多く登録されている VLAN コンフィギュレーション データベースを受信したときに、VTP デバイス モードを自動的に変更しなければなりません。このメッセージは、このような自発的な変換が行われたことと、以前のモード、そして現在のモードを通知します。
ここでは、スイッチング エンジン管理(SWITCHINGENGINEMAN)メッセージについて説明します。
説明 パケット メモリで持続的なエラーの発生率が高くなっています。この状況は、継続的なハードウェアの問題を意味している可能性があります。
推奨処置 このメッセージが続く場合は、 show platform コマンドを使用して結果を表示し、テクニカル サポートに連絡して、収集した情報を担当者に提出してください。
説明 ソフトウェアは連続するパケットのデリミタ パターンを想定していましたが、それ以外のパターンを受信しました。ハードウェアとソフトウェアの同期が外れたことによって、この状況が発生した可能性があります。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-BADLENGTH:Recived CPU packet with bad length説明 スイッチが受信した CPU パケットは、長すぎるかまたは短すぎました。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-CIMPKTBUFPARITYERROR: Parity error in Cim Packet Buffer at offset [dec]説明 キュー メモリでパリティ エラーが発生しました。この状況は、一時的なハードウェアの問題を意味する場合もあれば、継続的な問題を意味する場合もあります。パケット メモリおよびキュー メモリのエラー数が 128 に達すると、スイッチは再起動します。
推奨処置 このメッセージが繰り返し表示された場合は、スイッチを再起動してください。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-ERRORINTERRUPT: Error condition detected by hardware. Interrupt Status [hex]説明 ハードウェアがエラー状態を検出し、ソフトウェアへの割り込みをオンにしました。割り込みステータス値がエラー タイプを示しています。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-FREELISTMEMORYPARITYERROR: Parity error in freelist memory, flm addr=[hex], reg bits=[hex], total errors=%u説明 フリーリスト メモリでエラーが検出されました。このメッセージが続く場合は、一時的なハードウェアの問題を意味する場合と、メモリの破損につながるような継続的な問題を意味する場合とがあります。伝送カウントのエラー数が 128 に達すると、スイッチはリロードされます。
推奨処置 この状態が原因でスイッチが頻繁にリロードされる場合、RFI または他のインターフェイスなどの環境条件を確認する必要があります。また、このスーパーバイザ エンジンの交換が必要になる場合もあります。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-JUMBOPACKET:Recieved a Jumbo CPU packet説明 スイッチは 2032 バイトより大きいパケットを受信しました。この大型パケットをジャンボ パケットといいます。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-NOMEMORYFORRXRING: Not enough memory to initialize CPU packets説明 CPU パケット ドライバの初期化時に、システムはメモリを使い果たしました。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-PACKETENGINERESTARTED: An error happened in the Packet Engine logic説明 理由は不明ですが、パケット エンジン ロジックが不安定になりました。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-PACKETMEMORYERROR2: Multiple Errors in Packet Memory [dec]説明 パケット メモリで複数のエラーが検出されました。このメッセージが続く場合は、ハードウェアに問題があります。
推奨処置 このメッセージが続く場合は、 show platform コマンドを使用して結果を表示し、テクニカル サポートに連絡して、収集した情報を担当者に提出してください。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-PACKETMEMORYPARITYERROR: Parity error in Packet Memory at address [dec] , total errors= [dec]説明 パケット メモリでパリティ エラーが発生しました。この状況は、一時的なハードウェアの問題を意味する場合もあれば、継続的な問題を意味する場合もあります。パケット メモリおよびキュー メモリのエラー数が 128 に達すると、スイッチは自動的にリロードされます。
推奨処置 このメッセージが再び表示された場合は、スイッチを再起動してください。スイッチを起動するたびにこのメッセージが表示される場合は、 show diagnostics online コマンドを使用し、その結果をテクニカル サポートの担当者に送信してください。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-PACKETMEMORYTESTFAILURE:Packet Memory buffer test failed!!! Insufficient packet buffers are available to continue booting.説明 パケット メモリ診断ブートアップ テストで、スイッチ操作を継続できないほど多くの障害が検出されました。
推奨処置 CSCdz57255 については、DDTS のリリース ノート添付文書を参照してください。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-PACKETMEMORYTESTPARTIALFAILURE:Packet Memory buffer test detected errors with [dec] % of the packet buffers. Switch operation will continue, with potentially reduced performance. Use 'show diagnostic result module all detail' command to see test results.説明 パケット メモリ診断ブートアップ テストで、障害が検出されましたが、十分な数の作業バッファがあるため、スイッチ操作を行うことができます。
推奨処置 show diagnostic result module all detail コマンドを使用して、テストの結果を参照します。CSCdz57255 については、DDTS のリリース ノート添付文書を参照してください。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-PPECELLDUPDETECTED: Free cell duplicate(s) detected [hex]. System will be reset!説明 システムがフリー セルの重複を検出しました。システムはリセットされます。また、このメッセージは、ジャンボ パケットを使用している場合、または共有が設定されていて伝送キューにバックアップがある場合に、誤って表示されることもあります。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-PPELEAKDETECTED: Hardware buffer leak detected. System will be reset!説明 PPE リークが検出されました。システムはリセットされます。これは、パケット バッファ関連メモリの一時的なハードウェアの問題が原因となっている場合があります。また、このメッセージは、ジャンボ パケットを使用している場合、または共有が設定されていて伝送キューにバックアップがある場合に、誤って表示されることもあります。
推奨処置 これは単なる通知メッセージです。対処不要です。自動リセットによる対処を停止するには、 diagnostic monitor action conservative コマンドを使用します。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-7-PPELEAKMONITOR: Current Freelist count %u. Fell below threshold %u times consecutively説明 PPE フリーリスト カウントがモニタされています。パケット バッファ リークの検出がオンになっていて、フリーリスト カウントがモニタされています。このメッセージでは、現在のカウントおよびカウントがスレッシュホールドに達した回数を表示します。フリーリスト カウントが 1 分以上スレッシュホールドを下回っている場合、システムはリセットされます。また、このメッセージは、ジャンボ パケットを使用している場合、または共有が設定されていて伝送キューにバックアップがある場合に、誤って表示されることもあります。
推奨処置 これは単なる通知メッセージです。対処不要です。自動リセットによる対処を停止するには、 diagnostic monitor action conservative コマンドを使用します。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-RDPMEOPMISMATCHERROR: RdPMEopMismatch error , subcell addr=[hex], reg bits=[hex], total errors=%u説明 パケットのセルでエラーが検出されました。このメッセージでは、パケット セルのリンクリストまたはサブセル カウント メモリの問題を示していることがあります。このメッセージが続く場合は、一時的なハードウェアの問題を意味する場合と、継続的な問題を意味する場合とがあります。EOP 不一致のエラー数が 1024 に達すると、スイッチはリロードされます。
推奨処置 EOP 不一致のエラー数が 1024 に達すると、スイッチはリロードされます。この状態が原因でスイッチが頻繁にリロードされる場合、RFI または他のインターフェイスなどの環境条件を確認する必要があります。また、このスーパーバイザ エンジンの交換が必要になる場合もあります。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-SUBCELLCNTMEMORYPARITYERROR: Parity error in subcell count memory, addr=[hex], reg bits=[hex], total errors=%u説明 サブセル カウント メモリでエラーが検出されました。このメッセージが続く場合は、一時的なハードウェアの問題を意味する場合と、継続的な問題を意味する場合とがあります。サブセル カウントのエラー数が 128 に達すると、スイッチはリロードされます。
推奨処置 この状態が原因でスイッチが頻繁にリロードされる場合、RFI または他のインターフェイスなどの環境条件を確認する必要があります。また、このスーパーバイザ エンジンの交換が必要になる場合もあります。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-TXCNTMEMORYPARITYERROR: Parity error in transmit count memory, addr=[hex], reg bits=[hex], total errors=%u説明 伝送カウント メモリのエラーが検出されました。このメッセージが続く場合は、一時的なハードウェアの問題を意味する場合と、継続的な問題を意味する場合とがあります。伝送カウントのエラー数が 128 に達すると、スイッチはリロードされます。
推奨処置 この状態が原因でスイッチが頻繁にリロードされる場合、RFI または他のインターフェイスなどの環境条件を確認する必要があります。また、このスーパーバイザ エンジンの交換が必要になる場合もあります。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-QUEUEMEMORYPARITYERROR:Parity error in Queue Memory, addr=[hex], total errors=%u説明 キュー メモリでパリティ エラーが発生しました。この状況は、一時的なハードウェアの問題を意味する場合もあれば、継続的な問題を意味する場合もあります。パケット メモリおよびキュー メモリのエラー数が 128 に達すると、スイッチはリロードされます。
推奨処置 このメッセージが再び表示された場合は、スイッチを再起動してください。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-TRANSMITQUEUESINIT:Tx Queues initialized multiple [dec] times エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-3-RXDELIMITERERROR: Invalid packet delimiter received. Expected [hex] Received [hex]説明 ハードウェアから CPU に送信される連続するパケットには、固有のデリミタ パターンがあります。ソフトウェアはデリミタ パターンを想定していましたが、それ以外のパターンを受信しました。ハードウェアとソフトウェアの同期が外れたことによって、この状況が発生した可能性があります。
説明 パケット メモリでエラーが検出されました。このメッセージが続く場合は、ハードウェアに問題があります。
推奨処置 このメッセージが続く場合は、 show diagnostics online コマンドを使用し、テクニカル サポートに連絡して、収集した情報を担当者に提出してください。
エラー メッセージ C4K_SWITCHINGENGINEMAN-4-SYSTEMNOTRESET: System has already been reset [dec] times due to Packet Memory errors. System will not be reset anymore説明 ソフトウェアがパケット メモリで大量のエラーを検出した結果、スイッチがリセットされました。ハードウェアに問題があります。自動起動後のリセット ループを防止するために、ソフトウェアによってシステムがリセットされる回数は [dec] に示される回数だけです。
ここでは、スイッチング マネージャ(SWITCHMANAGER)メッセージについて説明します。
説明 これは開発者専用のデバッグ メッセージです。稼働中に表示されることはありません。
エラー メッセージ C4K_SWITCHMANAGER-3-DUPLICATESWPORT: Internal Event: Tried to create new sw PimPort [char], but it already exists説明 これは開発者専用のデバッグ メッセージです。稼働中に表示されることはありません。
エラー メッセージ C4K_SWITCHMANAGER-3-SSOACTIVEPORTACKTIMEOUT: Internal Event: timed out after [dec] iterations waiting for Standby to acknowledge port status change for [char]説明 アクティブ スーパーバイザ エンジンとスタンバイ スーパーバイザ エンジンの間に通信の問題を発生させているソフトウェアの障害があると考えられます。この状態が発生した場合、SSO 冗長モードは確実に機能しません。
エラー メッセージ C4K_SWITCHMANAGER-3-SSOHARDWAREACKTIMEOUT: Internal Event: timed out after [dec] iterations waiting for the [char] hardware to be programmed説明 アクティブ スーパーバイザ エンジンによるハードウェアのプログラミングに普通以上の時間がかかっています。これは、通常の動作または SSO 機能に影響しません。最悪な場合、スーパーバイザ エンジンが切り替わるときにリンク フラップが発生する場合があります。
推奨処置 これは単なる通知メッセージです。対処不要です。 問題が解消されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
説明 これは、インライン パワー ステート マシンの内部ソフトウェア エラーです。
エラー メッセージ C4K_SWITCHMANAGER-4-CANTPOWERON:Internal Error: PimEthAutoNegotiator - Can't power on port [char]説明 これは、インライン パワー ステート マシンの内部ソフトウェア エラーです。
エラー メッセージ C4K_SWITCHMANAGER-4-HARDWAREERROR:Power management hardware for port [char] bad.説明 スイッチは、このポートのインライン パワー ステートを変更できません。
エラー メッセージ C4K_SWITCHMANAGER-4-S2WERROR:Power control to port [char] bad. Possibly power is turned on. エラー メッセージ C4K_SWITCHMANAGER-4-S2WERRORREPORT: PimEthAutoNeg: S2w Read/Write Error for port [char].推奨処置 リリース ノートを参照して、CSCef87815 に対して記述されているすべての症状を検出できるかどうかを確認します。すべての症状が検出できず、PoE ラインカード(WS-X4248-RJ45V、WS-X4248-RJ21V、WS-X4548-RJ45V、WS-X4224-RJ45V、または WS-X4524-RJ45V)機能への悪影響がなければ、このメッセージは単なる通知メッセージです。対処不要です。
エラー メッセージ C4K_SWITCHMANAGER-4-SSOEANWARNPORTRESET: The state of the port [char] is unknown after switchover, resetting its link.説明 新しいスイッチング モジュールが取り付けられました。スタンバイ スーパーバイザ エンジンに新しいモジュールのポート ステートを通信する前に、アクティブ スーパーバイザ エンジンに想定外のクラッシュが発生しました。スタンバイ スーパーバイザ エンジンは、ポートのリンクがダウンしているとみなします。
説明 指定されたポートは、短時間でアップとダウン(link up/down)を繰り返しています。これは通常、接続不良またはリンク レベルのハードウェアに問題があることが原因です。スイッチは問題のポートを一時的にシャットダウンします。スイッチは 5 秒間隔で、ポートをイネーブルにして、問題が解消されたかを確認します。問題が解消されないかぎり、ポートはシャットダウンされたままとなります。
ここでは、ソフトウェア NetFlow マネージャ(SWNETFLOWMAN)のメッセージについて説明します。
説明 Cisco IOS フローは 32 ビットのカウンタを使用して、フローごとのバイト数を保存します。NetFlow Services Card のエンジンは、39 ビットのカウンタを使用します。スイッチが 32 ビットより大きいフロー バイト カウントを報告する場合は、最初の 32 ビットを保存し、警告メッセージを記録します。
エラー メッセージ C4K_SWNETFLOWMAN-4-NETFLOWCACHEFULL: Netflow hardware-software map cache full. Could not create a map.説明 スイッチはマップを使用して、ソフトウェアのフローとハードウェアの対応するフローを関連付けます。このマップが満杯なので、スイッチはこれ以上のマッピングを作成できません。この状況が発生するのは、きわめてまれです。スイッチは最大の容量で稼働しています。
説明 システムは、フローの作成時間を記録しませんでした。この場合、システムが作成時間を決定します。これは通常、最後のフローに使用された時間と同じです。
推奨処置 このエラーが頻繁に発生し、システムが多くのフローを修正している場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
ここでは、システム マネージャ(SYSMAN)メッセージについて説明します。
説明 スーパーバイザ エンジンに Power-on Self-Test(POST; 電源投入時自己診断テスト)の障害が検出されました。このエラーが発生した場合、モジュールは初期化されていません。
推奨処置 show diagnostics result module dec test tid detail コマンドを使用して、問題を特定します。スーパーバイザ エンジン障害が解決したあとで、このスイッチをリセットします。
説明 モジュールがオンライン診断テストに合格しませんでした。このエラーが発生すると、すべてのモジュールのポートに障害フラグが設定され、問題が解決するまで使用できません。
推奨処置 モジュールをいったん取り外し、もう一度差し込みます。問題が解消されない場合は、コンソールまたはシステム ログのメッセージをそのままコピーして、テクニカル サポートに連絡し、担当者に収集した情報を提出してください。
エラー メッセージ C4K_SYSMAN-3-LINECARDDIAGSPARTIALFAILURE:Partial failure on module [dec]. Please use 'show diagnostics result module [dec]test <tid> detail' command for details.説明 モジュール ポートの一部がオンライン診断テストに合格しませんでした。
推奨処置 スイッチをいったん取り外し、もう一度搭載します。問題が解消されない場合は、コンソールまたはシステム ログのメッセージをそのままコピーして、テクニカル サポートに連絡し、担当者に収集した情報を提出してください。
説明 複数の Telnet セッションが同時にデバッグ コマンドを発行しました。デバッグ コマンドを発行できるのは、一度に 1 つの Telnet セッションだけです。最初にコマンドを発行した Telnet セッションを除き、すべての Telnet セッションにこのメッセージが出されます。
ここでは、TRANSCEIVER サブシステム メッセージについて説明します。
エラー メッセージ TRANSCEIVER-3-INTERNAL_ERROR: [char]説明 TRANSCEIVER サブシステムに内部ソフトウェア エラーが発生しました。このエラー メッセージには、問題の原因を特定するのに役立つテキストが含まれています。
エラー メッセージ TRANSCEIVER-3-LAYER_CHANGE_ERROR: Error changing layer for port [char]説明 TRANSCEIVER サブシステムがこのポートのレイヤを変更している間に、内部ソフトウェア エラーが発生しました。
エラー メッセージ C4K_TRANSCEIVERMAN-3-BADSEEPROM: Port [char]: Transceiver's seeprom is bad, try reinserting: vendor: [char], p/n: [char], s/n: [char]説明 メッセージに表示されたポートでシリアル EEPROM のあるトランシーバが検出され、シリアル EEPROM の内容を正常に読み取りましたが、その内容が有効ではありませんでした(おそらく不良のチェックサムがあったと考えられます)。メッセージにはトランシーバのシリアル EEPROM から読み取ったベンダー、部品番号、およびシリアル番号が示されています。トランシーバが正しく装着されていないために、このイベントが発生した可能性があります。
推奨処置 トランシーバを取り外し、もう一度差し込みます。その後もこのメッセージが表示される場合は、トランシーバを別のポートに差し込んでみて、ポートではなくトランシーバに問題があるのかどうかを確認します。別のポートでもトランシーバのエラーが発生する場合は、トランシーバを返却します。トランシーバは、正常に機能するように再度プログラミングする必要があります。トランシーバが他のポートでは動作するが元のポートでは動作しない場合は、トランシーバではなく元のポートに問題があるため、モジュールを返却し、ポートを修理する必要があります。念のため、ほかのトランシーバを不良と思われるポートで試してみることもできます。それらのトランシーバでもエラーが発生するのであれば、そのポートに問題があることはほぼ間違いありません。
エラー メッセージ C4K_TRANSCEIVERMAN-3-INCOMPATIBLE: Port [char]: New transceiver inserted is incompatible with this module.説明 挿入されたトランシーバは、このモジュールと互換性のないタイプです。このモジュールでサポートされているトランシーバのマニュアルを確認してください。挿入されたトランシーバの速度がポートの速度と一致していて、このモジュールでサポートされているタイプであることを確認してください。
推奨処置 トランシーバがこのモジュールと互換性のないタイプであるとわかった場合は、このトランシーバをポートから取り外します。
エラー メッセージ C4K_TRANSCEIVERMAN-3-MDIOERROR: Mdio bus error while looking for changed x2s on port [char]: [char]説明 トランシーバ制御データを読み取る際に、内部通信エラーが発生しました。
推奨処置 トランシーバをいったん取り外し、もう一度差し込みます。トランシーバが正しく装着されていない可能性があります。
エラー メッセージ C4K_TRANSCEIVERMAN-3-S2WERROR: S2w bus error while looking for changed transceivers on port [char]: [char]推奨処置 トランシーバをいったん取り外し、もう一度差し込みます。トランシーバが正しく装着されていない可能性があります。
エラー メッセージ C4K_TRANSCEIVERMAN-3-SEEPROMREADFAILED: Failed to read transceiver serial eeprom on port [char], try reinserting説明 メッセージに表示されているポートでシリアル EEPROM のあるトランシーバが検出されたが、シリアル EEPROM の内容が読み取れませんでした。シリアル EEPROM を読み取り、トランシーバの種類を決定する必要があります。トランシーバが正しく装着されていないために読み取れない場合もあります。
推奨処置 トランシーバを取り外し、もう一度差し込みます。その後もこのメッセージが表示される場合は、トランシーバを別のポートに差し込んでみて、ポートではなくトランシーバに問題があるのかどうかを確認します。別のポートでもトランシーバのエラーが発生する場合は、トランシーバを返却します。トランシーバは、正常に機能するように再度プログラミングする必要があります。トランシーバが他のポートでは動作するが元のポートでは動作しない場合は、トランシーバではなく元のポートに問題があるため、モジュールを返却し、ポートを修理する必要があります。念のため、ほかのトランシーバを不良と思われるポートで試してみることもできます。それらのトランシーバでもエラーが発生するのであれば、そのポートに問題があることはほぼ間違いありません。
ここでは、UplinkFast(UFAST_MCAST_SW)メッセージについて説明します。
説明 プロセスを作成できないので、UplinkFast パケットは送信されません。
推奨処置 UplinkFast をリロードします。リロード後もこの問題が解消されない場合は、コンソールまたはシステム ログのメッセージをそのままコピーして、テクニカル サポートに連絡し、担当者に収集した情報を提出してください。
説明 メモリ不足が原因で、UplinkFast パケットは VLAN [dec]上で送信されません。
推奨処置 他のシステム アクティビティを減らしてメモリ需要を緩和します。大容量のメモリ構成にアップグレードする必要がある場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
ここでは、VLAN Query Protocol(VQP)クライアントのメッセージについて説明します。
説明 VQP クライアントにメモリを割り当てるときに、エラーが発生しました。
推奨処置 コンソールまたはシステム ログのエラー メッセージをそのままコピーして、テクニカル サポートに連絡し、担当者に収集した情報を提出してください。
エラー メッセージ VQPCLIENT-2-DENY: Host [enet] denied on interface [chars]説明 VLAN Membership Policy Server(VMPS; VLAN メンバーシップ ポリシー サーバ)が表示されたホスト MAC アドレスに対して、インターフェイスへのアクセスを拒否しました。[ enet ] は、ホストの MAC アドレスです。[ chars ] はインターフェイス名です。
推奨処置 これは単なる通知メッセージです。対処不要です。ホストがアクセスを拒否される理由がない場合は、VMPS の設定を確認してください。
エラー メッセージ VQPCLIENT-2-INITFAIL: Platform-specific VQP initialization failed. Quitting説明 VQP クライアント プラットフォーム固有コードの初期化時に、エラーが発生しました。
推奨処置 コンソールまたはシステム ログのエラー メッセージをそのままコピーして、テクニカル サポートに連絡し、担当者に収集した情報を提出してください。
エラー メッセージ VQPCLIENT-2-IPSOCK: Could not obtain IP socket説明 VMPS に対して IP ソケットを開くときに、エラーが発生しました。
推奨処置 エラー メッセージが繰り返し表示される場合は、コンソールまたはシステム ログのメッセージをそのままコピーして、テクニカル サポートに連絡し、担当者に収集した情報を提出してください。
エラー メッセージ VQPCLIENT-2-PROCFAIL: Could not create process for VQP. Quitting説明 VQP クライアント用のプロセスを作成するときに、エラーが発生しました。
推奨処置 コンソールまたはシステム ログのエラー メッセージをそのままコピーして、テクニカル サポートに連絡し、担当者に収集した情報を提出してください。
エラー メッセージ VQPCLIENT-2-SHUTDOWN: Interface [chars] shutdown by VMPS説明 VMPS がインターフェイスのシャットダウンを指示しました。[ chars ] はインターフェイス名です。
推奨処置 これは単なる通知メッセージです。対処不要です。ポートがシャットダウンされる理由がない場合は、VMPS の設定を確認してください。
エラー メッセージ VQPCLIENT-2-TOOMANY: Interface [chars] shutdown by active host limit説明 ポート アクセスを要求したホストが多すぎるので、システムがインターフェイスをシャットダウンしました。[ chars ] はインターフェイス名です。
推奨処置 ポートを再びアクティブにするには、余分なホストを削除して、インターフェイスに no shutdown インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力します。
説明 VMPS は、未知のインターフェイス名を指定して、非送信請求の応答を送信しました。[ chars ] は未知のインターフェイス名です。
エラー メッセージ VQPCLIENT-3-THROTTLE: Throttling VLAN change on [chars]説明 10 秒より短い間隔で、インターフェイスの VLAN 割り当てを変更しようとしています。VLAN 変更は拒否されます。[ chars ] はインターフェイス名です。
推奨処置 これは単なる通知メッセージです。対処不要です。このメッセージが繰り返し表示される場合は、VMPS の設定とともに、意図しないホストがポートに接続されていないかを確認してください。
エラー メッセージ VQPCLIENT-3-VLANNAME: Invalid VLAN ([chars]) in response説明 VMPS は、スイッチが認識していない VLAN 名を指定しました。[ chars ] は無効な VLAN 名です。
説明 システムは現在の VMPS と接続できなくなったため、リストで次に指定されたサーバに切り替えます。
エラー メッセージ VQPCLIENT-7-PROBE: Probing primary server [IP_address]説明 システムは表示の IP アドレスを使用して、プライマリ VMPS との接続を再度確立しようとしています。
エラー メッセージ VQPCLIENT-7-RECONF: Reconfirming VMPS responsesここでは、ウォッチドッグ(WATCHDOG)メッセージについて説明します。
エラー メッセージ C4K_WATCHDOG-3-CHILDFAILURE:Watchdog failure ([char]) - system may reset説明 ジョブ [char] がスケジュールから外されていたために、起動が遅くなり、ウォッチドッグ タイマーを起動できませんでした。