surveillance-vlan vlan-id
ASV(自動監視 VLAN)機能をグローバルに有効にし、監視 VLAN ID を選択するには、グローバル コンフィギュレーション モードで Surveillance-vlan コマンドを使用します。この機能をディセーブルにする場合は、このコマンドの no 形式を使用します。
構文
surveillance-vlan vlan-id vlan-id
no surveillance-vlan vlan-id
パラメータ
vlan-id:監視 VLAN の ID
デフォルト設定
ASV 機能は無効になっています。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
使用上のガイドライン
ASV として割り当てられる VLAN は、既存の静的 VLAN である必要があります。
ASV 機能をアクティブにすると、IGMP および MLD のスヌーピングおよびクエリア機能が、 VLAN 上およびグローバルで有効になります(無効になっている場合)。さらに、ブリッジ マルチキャスト フィルタ処理のグローバル設定が有効になります(無効になっている場合)。
監視 VLAN は、次の VLAN とは異なる必要があります。
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Voice VLAN
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非認証 VLAN
-
ゲスト VLAN
-
プライベート VLAN
コマンドを使用して、既存の ASV VLAN の VLAN ID を変更できます。この場合、ASV VLAN ID の変更により、ASV が有効になっているインターフェイスの VLAN メンバーシップが変更される可能性があるため、ユーザーは設定を確認するように求められます(コマンド survance-vlan enable(インターフェイス))。
例
次の例では、VLAN 3 で ASV 機能が有効になります。
switchxxxxxx(config)# surveillance-vlan vlan-id 3