Cisco Catalyst 9200CX Compact シリーズスイッチハードウェア設置ガイド

梱包内容

出荷ボックスには、注文したスイッチモデルと設置に必要なその他のコンポーネントが入っています。一部のコンポーネントは、注文によって任意選択できます。

（注）

これらのものがあることを確認します。欠品または損傷品が見つかった場合は、製品の購入代理店まで問い合わせてください。これらのものがあることを確認します。欠品または損傷品が見つかった場合は、製品の購入代理店まで問い合わせてください。


1	Cisco Catalyst 9200CX シリーズスイッチ	8	（オプション）19 インチ取り付けブラケット（RACKMNT-19-CMPACT=）X 2^*
2	（オプション）AC 電源コード^* ¹ （AC電源コードは、 AC電源スイッチと一緒に注文できます。C9200CX-12T-2X2G で注文した場合、電源コードは C9K-80W-ADPT で使用できます。電源コードは C9K-ADPT-DC では使用できません）。	9	（オプション）23 インチ取り付けブラケット（RCKMNT-23-CMPCT）X 2^*
3	ゴム製の脚× 4	10	（オプション）デスクマウント（C9K-CMPCT-DESK-MNT）^*
4	（オプション）DIN レールマウント（C9K-CMPCT-DIN-MNT）^*	11	（オプション）マグネットと取り付けトレイ（C9K-MGNT-TRAY）^*
5	（オプション）壁面取り付けトレイ（C9K-WALL-TRAY）^*	12	（オプション）予備電源アダプタ（C9K-ADPT-DC）^*
6	（オプション）電源アダプタブラケット（C9K-ADPT-BRKT-12T）^*	13	（オプション）電源コード保持具（C9K-CMPCT-PWR-CLP）^*
7	（オプション）ケーブルガード（C9K-CMPCT-CBLE-GRD）^*	14	（オプション）USB Type B to RJ45 アダプター（CAB-CON-USBRJ45）^*

¹ * この商品は注文可能です。

スイッチの設置

次の各セクションでは、さまざまな取り付けオプションについて説明します。

取り付けネジを使用しない机または棚の上への設置

手順

ステップ 1

アクセサリキットに含まれているゴム製の脚が付いている粘着ストリップを用意します。

ステップ 2

4 つのゴム製の脚を粘着ストリップから剥がし、スイッチ底面に示された位置に取り付けます。これにより、スイッチが机または棚の上で滑るのを防止します。

（注）

ゴム製の脚を指定された位置に取り付け、スイッチのシスコロゴがある側面を上に向けて配置することを強く推奨します。取り付けることにより、通気が妨げられて過熱するのを防止できます。

ステップ 3

スイッチを机または棚に置きます。

取り付けトレイとネジを使用した設置

取り付けトレイを使用して、スイッチを机の上または壁面に固定できます。この手順の図は、スイッチを机の上に取り付ける方法を示しています。壁面にスイッチを設置する場合は、同様の手順を使用できます。

注意	前面パネルを上に向けた状態で、スイッチを壁面に設置しないでください。スイッチを壁面に設置する場合は、十分な通気を確保するため、およびケーブルを扱いやすくするため、安全上の規定に従ってスイッチの前面パネルを下または横に向けてください。

（注）

温度の問題を避けるため、机の下に取り付ける場合はこの取り付け方法を使用しないでください。

始める前に

手順を開始する前に、次のものがあることを確認してください。

取り付けトレイ（C9K-WALL-TRAY）
8-18 なべネジ X 3
10-32 なべネジ X 2
ドライバ

手順

ステップ 1

取り付けトレイを取り付け面に置きます。

ステップ 2

0.144 インチ（3.7 mm）または #27 ドリルビットを使用して、机に 1/2 インチ（12.7 mm）の深さの穴を 3 つ空けます。

ステップ 3

取り付けトレイのスロットに 3 本の 8-18 なべネジを挿入し、締め付けます。


1	8-18 なべネジ X 3	3	机
2	取り付けトレイ	-	-

ステップ 4

取り付けトレイにスイッチを載せ、少し前方にスライドさせて、取り付けトレイの両側のフックがスイッチにかみ合うようにします。


1	スイッチ	3	取り付けトレイ
2	取り付けトレイのフック	-	-

ステップ 5

付属のネジを使用して、スイッチを取り付けトレイに固定します。


1	10-32 なべネジ X 2	2	スイッチ

取り付けトレイとマグネットを使用した設置

このトピックでは、取り付けトレイにマグネットを使用してスイッチを金属面に取り付ける手順について説明します。この手順で使用する図は、スイッチを金属製の机の上に取り付ける方法を示しています。金属製の壁面または金属製の机の下にスイッチを設置する場合は、同様の手順を使用できます。

注意	マグネットは必ず取り付けトレイと一緒に使用してください。

始める前に

次のアクセサリが使用可能であることを確認します。

コンパクトスイッチ用取り付けトレイとマグネット（C9K-MGNT-TRAY）
10-32 なべネジ X 2
プラスドライバ

手順

ステップ 1

取り付けトレイの底面にマグネットの片側を置きます。


1	取り付けトレイ	2	マグネット

ステップ 2

取り付けトレイにスイッチを載せてから、少し前方にスライドさせて、取り付けトレイのフックがスイッチにかみ合うようにします。


1	スイッチ	3	取り付けトレイ
2	取り付けトレイのフック	-	-

ステップ 3

取り付けトレイにスイッチを載せ、2 本の 10-32 なべネジを使用して固定します。


1	10-32 なべネジ X 2	-	-

ステップ 4

金属面にマグネットとスイッチを取り付けます。

警告	設置を開始する前に、壁面への取り付けに関する説明を注意してお読みください。正しいハードウェアを使用しなかったり、正しい手順に従わなかったりすると、人体が危険にさらされたり、システムが損傷する場合があります。

注意	前面パネルを上に向けた状態で、スイッチを壁面に設置しないでください。スイッチを壁面に設置する場合は、十分な通気を確保するため、およびケーブルを扱いやすくするため、安全上の規定に従ってスイッチの前面パネルを下または横に向けてください。

危険	スイッチは囲いのある保護された場所に取り付けてください。ケーブルを強く引っ張ったり、地震が発生したりすると、マグネットが取り付け面から外れ、人身事故が発生する可能性があります。

机または棚の下への設置

始める前に

手順を開始する前に、次のものがあることを確認してください。

デスクマウント（C9K-CMPCT-DESK-MNT）
8-18 なべネジ X 3
10-32 なべネジ X 2
ドライバ

手順

ステップ 1

デスクマウントは、ネジの穴の位置を決め、机または棚の下に適切なスペースを確保しながらネジを取り付けるためのガイドとしても使用します。

ステップ 2

0.144 インチ（3.7 mm）または #27 ドリルビットを使用して、机または棚に 1/2 インチ（12.7 mm）の深さの穴を 3 つ空けます。

ステップ 3

デスクマウントのスロットにネジを挿入し、締め付けます。


1	机	3	8-18 なべネジ X 3
2	デスク上	-	-

ステップ 4

取り付けトレイにスイッチを載せ、少し前方にスライドさせて、取り付けトレイの両側のフックがスイッチにかみ合うようにします。


1	スイッチ	3	取り付けトレイ
2	取り付けトレイのフック	-	-

ステップ 5

付属の 2 本の 10-32 なべネジを使用して、スイッチをデスクマウントに固定します。


1	10-32 なべネジ X 2	-	-

ラックマウントブラケットを使用したスイッチの設置

始める前に

次のものがあることを確認してください。

19 インチラック取り付けブラケット（RACKMNT-19-CMPCT）
10-32 フラットヘッドネジ
No. 12 または No. 10 の小ネジ
プラスドライバ

手順

ステップ 1

1 本のフラットヘッドネジをスイッチの両側にそれぞれ取り付けて、ブラケットをスイッチに固定します。


1	19 インチラックマウントブラケット	2	10-32 フラットヘッドネジ

ステップ 2

付属の小ネジを両側に 2 本ずつ取り付けて、ブラケットをラックに固定します。


1	No. 12 または No. 10 の小ネジ	2	ラックポスト

DIN レールへのスイッチの取り付け

注意	前面パネルを上に向けた状態でスイッチを設置しないでください。スイッチを DIN レールに設置する場合は、十分な通気を確保するため、およびケーブルを扱いやすくするため、安全上の規定に従ってスイッチの前面パネルを下に向けてください。

始める前に

次のものがあることを確認してください。

DIN レールマウント（C9K-CMPCT-DIN-MNT）
10-32 フラットヘッドネジ
プラスドライバ

手順

ステップ 1

DIN レールに DIN レールマウントを乗せ、DIN レールマウントのクリップ上部が DIN レール上端に確実に引っかかるようにします。

ステップ 2

リリースタブを下にスライドさせ、クリップをレールに引っかけ、カチッという音がしてレールマウントクリップが所定の位置にロックされるまでタブを解放します。

1

DIN レールマウント

3

リリースタブ

2

DIN レール

（注）

DIN レールは DIN レールマウントキットに含まれていないことに注意してください。

-

ステップ 3

DIN レールマウント上にスイッチを置き、2 本の 10-32 なべネジを使用して固定します。


1	10-32 なべネジ	-	-

システムのアース接続手順

スイッチのアースを確立するには、シャーシのアースラグからラックにアースケーブルを接続する必要があります。

図 16. システムのアース接続手順

手順

ステップ 1

ワイヤストリッパツールを使用して、アース線の端から約 0.5 インチ（12.7 mm）± 0.02 インチ（0.5 mm）ほど被覆をはがします。

ステップ 2

アース線の被覆をはぎとった端をアースラグの開口端に挿入します。

ステップ 3

アース線をアースラグのバレルに圧着します。アース線がアースラグに確実に接続されていることを確認します。

ステップ 4

アースパッドの位置にアースラグを合わせて、金属同士がしっかり接触するようにします。

ステップ 5

アースネジでアースラグをスイッチに固定します。アースラグおよびアース線が、その他のスイッチハードウェアまたはラック機器に干渉しないことを確認します。


1	システムアースラグの位置	3	長さ 3/8 インチの 10-32 ネジ
2	アースラグ	-	-

ステップ 6

アース線の反対側の端を、設置場所の適切な接地点またはラックに接続します。

スイッチへのアダプタブラケットの取り付け（任意）

取り付けトレイまたは DIN レールマウントに配置されたスイッチに予備電源アダプタを使用して電力を供給する場合、電源アダプタを固定するために、オプションのアダプタブラケットを使用できます。電源アダプタブラケット（C9K-ADPT-BRKT-12T）は、シスコの担当者に発注できます。

始める前に

電源アダプタ
電源アダプタブラケット（C9K-ADPT-BRKT-12T）
8-18 なべネジ X 1
M3 X 6mm なべネジ X 2
プラスドライバ

手順

ステップ 1

アダプタのサイズに対応するアダプタブラケットのスロットにベルクロストラップを通します。電源アダプタのサイズに合わせてストラップを通すことができます。次の図に、いくつかの例を示します。

ステップ 2

付属の 2 本の M3 X 6 mm なべネジを使用して、電源アダプタブラケットを取り付けます。アダプタブラケットは、使用するアダプタのサイズに合わせてさまざまな位置に固定できます。


1	M3 X 6 mm なべネジ	3	アダプタブラケット
2	8-18 X 0.5 インチなべタッピングネジ	4	取り付けトレイ

（注）

取り付けトレイまたは DIN レールマウントがないと、電源アダプタブラケットを使用できません。

ステップ 3

アダプタを電源アダプタブラケットに挿入し、付属のベルクロストラップを使用して固定します。


1	電源アダプタ	2	ベルクロストラップ

電源コード保持具の設置（任意）

（注）

ここでは、AC 電源コネクタを持つスイッチを対象とします。

始める前に

電源コード保持具（C9K-CMPCT-PWR-CLP）はオプションです。スイッチの注文時に同時にご注文いただくか、スイッチ購入後にシスコ代理店にご注文ください。

手順

ステップ 1

付属の M3 なべネジを使用して、電源コード保持具ストラップをスイッチに固定します。


1	M3 X 6mm なべネジ	2	電源コード保持具ストラップ

ステップ 2

AC 電源コードの周りの保持具クランプをスライドさせて、アダプタのコネクタにできる限り近い位置に保持具を配置します。

（注）

電源コードの幅に応じ、必要に応じてリテーナクランプのサイズを調整します。


1	AC 電源コードコネクタ	2	電源コード保持具クランプ

ステップ 3

クランプの下部にあるラッチに保持具ストラップを挿入し、保持具クランプのタブを相互に押し付けて電源コードを固定します。


1	保持具クランプのタブを押し付ける	-	-

ケーブルガードの取り付け（任意）

ケーブルガードは、設置後のケーブルに手が加えられることを防止します。ケーブルガード（C9K-CMPCT-CBLE-GRD=）はスイッチに付属していないので、必要な場合はシスコ代理店にご注文ください。

（注）

壁面にスイッチを取り付ける場合に、ケーブルガードを使用できます。

ケーブルガードには、以下のものが付属しています。

10-32 なべネジ X 2
8-18 なべネジ X 2

手順

ステップ 1

付属の 10-32 なべネジを使用して、スイッチにケーブルガードを取り付けます。


1	ケーブルガード	2	10-32 なべネジ X 2

ステップ 2

ケーブルガードを上方に持ち上げ、ケーブルを接続します。


1	ケーブルガード	2	ケーブルガードの移動方向

ステップ 3

接続したケーブルをケーブルガード前面のスロットに入れ、次の図に示すようにケーブルガードを元の位置に戻します。

ステップ 4

付属の 2 本の 8-18 なべネジを使用して、ケーブルガードを取り付け位置にロックします。


1	8-18 なべネジ X 2	-	-

SFP または SFP+ モジュールの取り付け

始める前に

SFP モジュールまたは SFP+ モジュールを取り付けるには、次の注意事項に従ってください。

モジュールポートの埃よけプラグ、または光ファイバケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまでは取り外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、モジュールポートやケーブルを汚れや周辺光から保護する役割を果たします。

静電破壊を防ぐため、ケーブルをスイッチや他の装置に接続する場合は、ボードおよびコンポーネントを正しい手順で取り扱うようにしてください。

注意	SFP モジュールや SFP+ モジュールの取り外しや取り付けを行うと、モジュールの耐用期間が短くなる可能性があります。必要な場合以外は、SFP モジュールの着脱を行わないようにしてください。

警告	クラス 1 レーザー製品です。

手順

ステップ 1	静電気防止用リストストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。
ステップ 2	モジュール上部で送信（TX）および受信（RX）マークを探します。 SFP または SFP+ モジュールによっては、送信側と受信側（TX と RX）の印が、接続の方向を示す矢印に置き換えられている場合もあります。
ステップ 3	ベールクラスプラッチ付きのモジュールの場合は、ロック解除の位置までラッチを開きます。
ステップ 4	モジュールをスロットの開口部に合わせて、コネクタをスロットの奥にはめ込みます。図 27. SFP モジュールの取り付け
ステップ 5	ベールクラスプラッチ付きのモジュールの場合は、ラッチを閉じます。
ステップ 6	光ファイバ SFP または SFP+ モジュールの場合は、埃よけプラグを取り外して保管しておきます。
ステップ 7	必要なケーブルを接続します。

10/100/1000 PoE および PoE+ ポートの接続

各ポートは、IEEE 802.3af および 802.3at（PoE+）に準拠した装置をサポートする PoE 機能を備えており、Cisco IP Phone や Cisco Aironet アクセスポイントをサポートするシスコ独自規格の PoE 機能も備えています。

IP Phone またはアクセスポイントを接続するとき、各ポートが自動的に電力を供給するかどうかを個別に制御することができます。

最新の PoE プランニングツールにアクセスするには、Cisco.com の次の URL から入手できる Cisco Power Calculator を利用してください。http://tools.cisco.com/cpc/launch.jsp

このアプリケーションを利用することで、特定の PoE 構成の電源要件を計算することができます。計算結果には、出力電流、出力電力、およびシステムの熱放散が表示されます。

注意	カテゴリ 5e およびカテゴリ 6 のケーブルには、高レベルの静電気が蓄積されることがあります。必ずケーブルを適切かつ安全な方法でアースしてから、スイッチや他の装置に接続してください。

注意	不適合なケーブル配線または装置が原因で、PoE ポートに障害が発生している可能性があります。必ず規格に適合したケーブル配線で、シスコ独自規格の IP Phone およびワイヤレスアクセスポイントである IEEE 802.3af または 802.3at（PoE+）に準拠した装置に接続してください。PoE 障害の原因となっているケーブルや装置は取り外す必要があります。

手順

ステップ 1

ケーブルの一端をスイッチの PoE ポートに接続します。

ステップ 2

接続先装置の RJ-45 コネクタに、ケーブルのもう一方の端を接続します。両方の装置間でリンクが確立されると、ポート LED が点灯します。

STP がトポロジを検出し、ループの有無を確認している間、ポート LED はオレンジに点灯します。このプロセスには 30 秒ほどかかり、その後、ポート LED は緑色に点灯します。LED が消灯している場合は、他の装置がオンになっていないか、ケーブルに問題があるか、または他の装置のアダプタに問題がある可能性があります。

ステップ 3

必要に応じて、接続先装置を再設定してから再起動します。

ステップ 4

ステップ 1 ～ 3 を繰り返して、各装置を接続します。

（注）

IEEE 802.3af を完全にはサポートしていない Cisco IP Phone やアクセスポイントなど、旧型の受電デバイスの多くは、クロスケーブルでスイッチに接続すると PoE に対応できない場合があります。

10/100/1000 イーサネットポートの接続

スイッチの 10/100/1000 ポートの設定は、接続先デバイスの速度で動作するように変更されます。接続先のポートが自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、速度およびデュプレックスのパラメータを手動で設定できます。自動ネゴシエーション機能のない装置または手動で速度とデュプレックスのパラメータが設定されている装置に接続すると、パフォーマンスの低下やリンク障害が発生することがあります。

最大限のパフォーマンスを実現するためには、次のいずれかの方法でイーサネットポートを設定してください。

速度とデュプレックスの両方について、ポートに自動ネゴシエーションを実行させます。
接続の両側でインターフェイスの速度とデュプレックスに関するパラメータを設定します。

Auto-MDIX 接続

スイッチの自動ネゴシエーション機能と Auto-MDIX 機能は、デフォルトでイネーブルになっています。

自動ネゴシエーション機能を利用すると、接続先装置の速度で動作するようにスイッチポートの設定が変化します。接続先の装置が自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、スイッチインターフェイスの速度とデュプレックスのパラメータを手動で設定できます。

Auto-MDIX 機能を利用するとスイッチで銅線イーサネット接続に必要なケーブルタイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。

Auto-MDIX がディセーブルの場合、この表のガイドラインを使用して正しいケーブルを選択してください。

表 1. 推奨イーサネットケーブル（Auto-MDIX がディセーブルの場合）
デバイス	クロスケーブル	ストレートケーブル
スイッチとスイッチ	対応	非対応
スイッチとハブ	対応	非対応
スイッチとコンピュータまたはサーバー	非対応	対応
スイッチとルータ	非対応	対応
スイッチと IP Phone	非対応	対応

² 100BASE-TX および 1000BASE-T トラフィックでは、カテゴリ 5 以上の 4 ツイストペアが必要です。10BASE-T トラフィックではカテゴリ 3 ケーブル以上を使用できます。

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