この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の項で構成されています。
問題:プライマリ ノードに障害が発生しました。
考えられる原因:プライマリ ノードの障害は、Cisco UCS Director VM を実行している外部データストアでのファイル システム破損により発生した可能性があります。
推奨ソリューション:サービス ノードをプライマリ ノードに昇格させます。
問題:マスターのモニタリング データベースに障害が発生しました。
考えられる原因:データベースの障害で考えられる原因は次のとおりです。
mysqld のクラッシュ。VM の電源が突然オフになった可能性があります。
Cisco UCS Director VM を実行しているノードの電源障害。
Cisco UCS Director VM を実行している外部データストアでのファイル システム破損。
推奨ソリューション:プライマリ ノードとサービス ノードのインフラストラクチャ サービスを停止し、マスター モニタリング VM の IP アドレスをバックアップ モニタリング VM の IP アドレスに置換することによって、サービスを再開し、データベースをフェールオーバーします。
問題:マスター インベントリ データベースに障害が発生しました。
考えられる原因:データベースの障害で考えられる原因は次のとおりです。
mysqld のクラッシュ。VM の電源が突然オフになった可能性があります。
Cisco UCS Director VM を実行しているノードの電源障害。
Cisco UCS Director VM を実行している外部データストアでのファイル システム破損。
推奨ソリューション:マルチノード設定の場合、プライマリ ノードとサービス ノードのインフラストラクチャ サービスを停止し、マスター インベントリ VM の IP アドレスをバックアップ インベントリ VM の IP アドレスに置換することによって、サービスを再開し、データベースをフェールオーバーします。
(注) | このソリューションは、マルチノード設定で、破損したデータベース ノードのバックアップがある場合にのみ適用できます。 |
Single-Node 設定の場合は、新しい Cisco UCS Director アプライアンスを導入し、shelladmin を使用してデータベースのバックアップを復元します。
問題:Cisco UCS Director の Multi-Node 導入で、インベントリ収集を実行するためにサービス ノードを使用すると、パフォーマンスに問題が発生することがある。
考えられる原因:実行にかかる時間は、次の要因によって直接影響を受けることがあります。
Cisco UCS Director VM が導入された外部データストアのディスク I/O 速度が十分でない。
Multi-Node 設定のネットワーク遅延が十分でない。
ハイパーバイザの CPU の予約が不足している。
ハイパーバイザのメモリの予約が不足している。
推奨ソリューション:I/O 速度が 25 Mbps のローカル データストアか、I/O 速度が 50 Mbps の外部データストアのいずれかに Cisco UCS Director VM を導入することを推奨します。デフォルトの vCPU の数に加えて、少なくとも 3000 MHz の CPU を Cisco UCS Director VM に予約することを推奨します。インベントリ収集のパフォーマンスに関する問題をトラブルシューティングするには、ローカル データストアまたは外部データストアの I/O 速度を特定し、次に示すノード間のラウンドトリップ時間(RTT)を特定します。