アップストリーム アップリンク スイッチとダウンストリーム IOM との間の接続が確立されれば、vNIC を設定しているブレード サーバから vNIC を接続できます。管理を容易にするために、vNIC テンプレートを作成することをお勧めします。
vNIC はサーバ プロファイル内で作成することも、vNIC テンプレートを使用して作成することもできます。vNIC テンプレートは、テンプレートごとに 1 回 NIC 設定を設定してから、新しい vNIC を必要な設定で迅速に作成できるため、使用をお勧めします。vNIC
構成時の設定は、さまざまなオペレーティング システム、ストレージ デバイス、ハイパーバイザ用に最適化できます。
vNIC テンプレートは次のいずれかとして設定できます。
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開始テンプレート:この vNIC テンプレートは、このテンプレートを使用して作成された vNIC のワンタイム設定を実現します。テンプレートに対する以降の変更は、抽象化した vNIC には伝播されません。
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更新テンプレート:この vNIC テンプレートは、このテンプレートを使用して作成された vNIC の初期構成を提供します。テンプレートに対する以降の変更は、抽象化した vNIC にも伝播されます。実働環境のための、更新用 vNIC テンプレートを作成することをお勧めします。
vNIC の MAC アドレスは手動で割り当てるか、MAC アドレス プールを設定して割り当てることができます。バーンドイン MAC アドレスを使用するか、システム定義のプレフィックスを持つ ID プールから取得した抽象化 MAC アドレスを使用することができます。ステートレス
コンピューティングは、Cisco UCS プラットフォームの優れた機能です。したがって、サーバ プロファイルの vNIC MAC アドレスを抽象化し、その結果としてバーンドイン NIC MAC アドレスを使用する代わりに、MAC アドレスの ID
プールからサーバの vNIC MAC アドレスを使用することをお勧めします。MAC ID を抽象化する利点は、物理サーバの障害発生時に、サーバ プロファイルを簡単に交換用サーバに関連付けることができることです。新しいサーバは vNIC MAC
アドレスなどの古いサーバに関連付けられているすべての ID を取得します。オペレーティング システムから見た場合、変化は一切ありません。
さまざまな設定で vNIC テンプレートを作成し、要件に応じて vNIC テンプレートから個々の vNIC を作成することをお勧めします。また、MAC アドレス プールを定義し、それらの MAC アドレス プールを使用して MAC アドレスを個別の
vNIC に割り当てます。
vNIC は、通常、物理メザニン カードから抽象化されます。古い Emulex、QLogic、および Intel NIC カードには固定ポートがあります。シスコのメザニン NIC カード(別名「Palo カード」または「仮想インターフェイス カード(VIC)」)は、ダイナミック
サーバ インターフェイスを提供します。Cisco VIC カードは最大 256 個の動的インターフェイスを提供します。vNIC はサーバ プロファイル内で作成することも、vNIC テンプレートを使用して作成することもできます。vNIC テンプレートは、NIC
設定を設定し、テンプレートごとに 1 回 実行しておいて、追加の vNIC を必要な設定で迅速に作成できるため、使用をお勧めします。vNIC 構成時の設定は、さまざまなオペレーティング システム、ストレージ デバイス、ハイパーバイザ用に最適化できます。
サーバの vNIC の作成は、サーバ プロファイルまたはサーバ プロファイル テンプレートの作成の一部です。ブレード サーバのサービス プロファイル テンプレートまたはサービス プロファイル(エキスパート)の作成を開始した場合、vNIC の作成は構成ウィザードの 2 番目のステップです。