この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• DMM アプライアンス用の DNS エントリが作成および公開されていることを確認します。
• DMM アプライアンスおよび Video Portal アプライアンスのソフトウェアをロック解除するライセンス キーを取得していることを確認します。ライセンス キーの取得については、アプライアンスに付属または Cisco.com に掲載されている『 Read Me First for Cisco Digital Media Manager 5.1 』および『 Read Me First for Cisco Video Portal and Cisco Video Portal Reports 5.1 』を参照してください。
• 第 2 章「Video Portal アプライアンスのセットアップと設定」 のチェックリストを作成します。Video Portal アプライアンスの IP アドレスとインスタンス名を知っておく必要があります。
• ネットワークに少なくとも 1 台のコンピュータがあり、他のネットワーク デバイスから TCP ポート 80 および 8080 でアクセスできるように設定されていることを確認します。
• ブラウザのポップアップ ウィンドウが無効になっている場合は、ポップアップ ウィンドウを許可します。ポップアップ ウィンドウが有効になっていないと、チェックリストを完成できません。
• ネットワークの IP アドレスがダイナミック(DHCP)か固定 IP アドレスかを確認します。ネットワークで固定 IP アドレスを使用している場合は、次の情報を取得します。
– DMM アプライアンスに割り当てられている IP アドレス
– デフォルトのネットワーク ゲートウェイ、プライマリ DNS サーバ、セカンダリ DNS サーバに割り当てられている各 IP アドレス
ステップ 1 装置を開梱し、すべてのコンポーネントが揃っていることを確認します。
ステップ 2 冗長電源コードをアプライアンス背面に接続します。
ステップ 3 イーサネット ケーブルをアプライアンス背面にあるポート 1 に接続します。
ステップ 4 モニタをアプライアンス背面にある VGA 出力ポートに接続します。
ステップ 5 標準の PS2 キーボードをアプライアンス背面にある紫色の PS2 ポートに接続します。
「Start of First Boot」(最初のブート開始)メッセージが表示されます。
次のチェックリストを使用して、DMM アプライアンスをセットアップし、ソフトウェアを設定してください。
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1. 「Start of First Boot」(最初のブート開始)メッセージが表示されたら、 Enter キーを押します。 |
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2. DMM アプライアンスの DNS でルーティング可能な完全修飾ホスト名を入力します。[Change] を選択し、次に [OK] を選択します。DNS でルーティング可能なホスト名または IP アドレスを入力します。例: |
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• アプライアンスが IP アドレスを DHCP サーバから取得する場合は、[Yes] を選択します。 • アプライアンスが固定 IP アドレスを使用する場合は、[No] を選択し、次の固定ネットワーク設定を入力します。 –デフォルト ゲートウェイ IP アドレスまたは DNS でルーティング可能なホスト名を入力します。 –プライマリ DNS サーバの IP アドレスまたは DNS でルーティング可能なホスト名を入力します。 |
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4. 入力したネットワーク設定が正しいかを確認します。設定が正しければ、[Yes] を選択します。間違っていた場合は、[No] を選択して、修正します。 |
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5. 次の手順のいずれかを実行し、アプライアンスのネットワーク インターフェイス カード(NIC)を設定します。 • 他のデバイスに接続するときにアプライアンスの NIC がオートネゴシエーションによって最速の転送モードになるようにする場合は、[Yes] を選択します。 • NIC でオートネゴシエーションを使用しない場合は、[No] を選択します。NIC の速度を選択して、[OK] を選択します。次に、二重モードを選択し、[OK] を選択してから、[Yes] を選択します。 |
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8. 現在の時間、分、秒を選択します。0100 から 2400 の 24 時間形式を使用します。 |
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9. admin アカウントのパスワードを入力し、[OK] を選択します。これは、アプライアンスを管理するのに使用するデフォルトのアカウントです。入力するパスワードは、6 文字 以上 にする必要があります。 ヒント 強力なパスワードを使用することを推奨します。強力なパスワードとは、8 文字以上で、数字、大文字と小文字、および記号を含むパスワードです。 |
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10. pwadmin アカウントのパスワードを入力し、[OK] を 2 回選択します。これは、admin アカウントのパスワードを忘れたときに使用するアカウントです。 |
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11. DMM の管理インターフェイス(DMS-Admin)をブラウザにロードするには、AAI に表示される DMM アプライアンスの IP アドレス( http:// < DMM_IP_address > :8080/ )を使用します。 または、すでに DMM をブラウザにロードしている場合は、ページの上部右端にある無題のリストから、[Administration] を選択します。 |
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12. 次のデフォルト ユーザ名、パスワードを入力して DMS-Admin にログインし、[Accept] をクリックして End User License Agreement に同意します。 |
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13. スーパーユーザ アカウントに次の情報を入力し、デフォルトの情報を変更して、[Save] をクリックします。 • Email Address:システムからの通知に使用するスーパーユーザ アカウントの E メール アドレスを入力します。 • Password と Re-enter password:スーパーユーザ アカウントのパスワードを入力し、確認のため再入力します。 |
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14. 次の手順で、ライセンス キーをインストールして、購入した DMM モジュールをアクティブにします。 a. [Browse] をクリックして、ライセンス キーを保存したファイルを選択し、次に [Open] をクリックします。 b. [Install License] をクリックします。これで DMM ソフトウェア機能とモジュールがイネーブルになります。 |
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15. Video Portal モジュール(DMM-VPM)の設定値を入力します。 (注) 直接 DMM-VPM にアクセスするのは、DMS-Admin で DMM の初期セットアップを完了してからにすることを推奨します。a. ブラウザに Video Portal Module Installation Configuration ページをロードするには、 http:// < DMM_IP_address > :8080/DMM/ に移動し、次の情報を入力します。 • [Server Base URL] : Video Portal アプライアンスのルーティング可能な DNS 名。DMM によって自動的に入力されますが、間違っている場合は URL を変更できます。 • [IP or fully qualified domain name] : 「Video Portal アプライアンスの設定」の 作業 IP アドレスとルーティング情報を入力します。 で指定した IP アドレス。 • [Installed Instance Name] : 「Video Portal アプライアンスの設定」の作業 Video Portal のインスタンス名を入力して、[OK] を 2 回選択します。 で指定した Video Portal アプライアンスのインスタンス名。 • [VP AAI Password]: 「Video Portal アプライアンスの設定」の作業 admin アカウントのパスワードを入力し、[OK] を選択します。これは、アプライアンスを管理するのに使用するデフォルトのアカウントです。入力するパスワードは、6 文字以上にする必要があります。 で指定した Video Portal アプライアンスのパスワード。 b. [Proceed with DMM Installation] をクリックします。 データベース テーブルが作成されるまで待ちます。次のページに、データベースの作成が成功したかどうかと、結果の要約が表示されます。 |
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16. DMM アプライアンスのシステム変数の値を設定します。 a. [Configure DMM Parameters] をクリックし、DMM アプライアンスのシステム変数に次の値を入力します。 • [Application Administrator Contact Email] : ユーザからの支援要求を受信する E メール アドレス。このフィールドは DMM-VPM では読み取り専用です。DMS-Admin のスーパーユーザ アカウントで指定された E メール アドレスが表示されます。 • [Deployment CC Email Recipient] : DMM からユーザに送信する配信および通知のメッセージのコピーを受信する E メール アドレス。 • [Password Retrieval Email] : 忘失したパスワードの取得および復元の要求を受信する E メール アドレス。 • [Metadata Checkout Duration] : ユーザがメタデータの編集をロックできる分単位の期間。 • [Scheduled Deployment Interval] : スケジュールされた配信がないかどうか、DMM によって自動的に確認される間隔(分単位)。 この設定はスケジュールされた配信だけに該当します。即座に配信する場合は、すぐに開始されます。 • [Default Content Provider] : 新しいプログラムを作成するとデフォルトで割り当てられるコンテンツ プロバイダー名。 組織名などを入力します。 • [E-mail Server] : SMTP サーバのルーティング可能な DNS 名または IP アドレス。DMM から配信および承認の E メール メッセージを送信するときに使用します。 • [Application Server Base] : DMM アプライアンスを指定する最下位レベルの HTTP URL。TCP ポート番号を含みます。例: • [Upload URL] : DMM アプライアンスで、アップロードされたバイナリ ファイルを一時的に保存するサブディレクトリを指定する HTTP URL(TCP ポート番号を含む)。例: • [Upload Path on Local File System] : DMM アプライアンスで、アップロードされたバイナリ ファイルを一時的に保存するサブディレクトリを指定するファイル システムの完全なパス名(ルート ディレクトリから始まる)。たとえば、 • [Preview URL] : DMM アプライアンスで、プライベートなプレビュー準備用領域を指定する HTTP URL。TCP ポート番号を含みます。 • [Preview Path on Local File System] : DMM アプライアンスで、プレビュー準備用領域のサブディレクトリを指定する、ルート ディレクトリから始まるファイル システムの完全なパス名。たとえば、 |
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a. [Setup] > [Video Portal] をクリックし、次の値をすべて入力します。 • [Video Portal Login Prompt]:Video Portal にログインしたときに表示されるプロンプト。 • [Video Portal FQDN] :DNS サーバおよび Video Portal アプライアンスの AAI で定義したものと同じ、DNS で解決可能な、Video Portal のホスト名。 • [Video Portal Instance]: AAI で定義した、Video Portal のインスタンス名。 • [Video Portal Password] :AAI で定義したものと同じ、Video Portal のインスタンス名。インスタンス名として Cisco を使用しないでください。 • [Video Portal Web Server Base] : 視聴者が自分の Video Portal を表示するサーバの最上位レベルの HTTP URL。 • [The URL to the live video portal] : 公開している Video Portal を直接指定する HTTP URL。 • [Default Audio Only Image] : オーディオ ファイルのサムネールとして表示される SWF または非プログレッシブ JPEG イメージ。横 100 ピクセルおよび縦 75 ピクセル、またはその倍数のファイルを指定する必要があります。 • [Default Preview Image] : 他に使用できるプレビューのイメージがない場合に、ビデオ ファイルのプレースホルダ サムネールとして表示される SWF または非プログレッシブ JPEG イメージ。 横 100 ピクセルおよび縦 75 ピクセル、またはその倍数のファイルを指定する必要があります。 • [Supported Media Formats] : サポートする形式。Flash Video、Windows Media、Real、および MPEG4/H.264 のいずれかを組み合わせて選択します。 • [Media Preferences by Browser]:Video Portal および埋め込みのビデオ プレーヤーが、指定されたメディア タイプを再生する順序。 |
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18. Video Portal の配信を設定します。視聴者に直接 DMM アプライアンスを参照させることはできないため、ファイルは少なくとも 1 つのリモート ロケーションに配信する必要があります。 (注) Video Portal メタデータ ファイルに関連する値は編集できません。a. 配信ロケーションは、サポートされるファイル タイプごとに異なる場所を指定できます。[Setup] > [Deployment Locations] を選択し、 作業 17. で選択したサポートされるファイル タイプの すべて に、次の値を すべて 入力します。無効な値を入力すると、配信が失敗します。 • [Connection type] : ファイル転送のプロトコルまたは方式。オプションは FTP、SFTP、SCP です。 • [Host address] : 対応するタイプのファイルが配信されるリモート サーバの DNS でルーティング可能なホスト名または IP アドレス。 • [Login name] : リモート サーバにアクセスする権限を持つユーザ アカウント名。 • [Login password] : 指定した login name のユーザ アカウントに割り当てられたパスワード。Video Portal アプライアンスへの配信で SFTP オプションを選択した場合は、入力するパスワードは、Video Portal の admin パスワードとまったく同じにする必要があります。 • [Root file directory] : 配信するファイルの絶対ディレクトリ パス。 • [Root URL Path] : 絶対 URL。この URL で、Video Portal はファイルをホストおよび参照します。 b. 選択した内容を保存し、すべてのファイル タイプで有効にするには、[Save Deployment Locations] をクリックします。 c. [Video Portal] > [Deployments] を選択し、 [Schedule New Deployment] をクリックします。 d. [Video Part Selection] 領域で [Video Part 1] チェックボックスをオンにします。 e. 事前にロードされたコンテンツおよびメタデータをすぐに配信するには、[Deployment Time] 領域の [Schedule Immediately] チェックボックスをオンにします。 f. [Create Deployment] をクリックします。 g. コンテンツおよびメタデータが適切に配信されたことを確認するには、ネットワークの別のコンピュータから、インストールした Video Portal にアクセスします。 |
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19. ネットワークの DMP を探します。複数の Cisco Digital Media Player(DMP)装置を集中管理する DMM-DS ライセンスを購入した場合は、DMM によって DMP を自動検出し、グローバルに存在する DMP をグループ化して簡単にリモート管理できます。 a. ページの上部右端にある無題のリストから、[Digital Signage] を選択します。 b. [Digital Media Players] > [Advanced Tasks] を選択します。 c. [Application Types] リストから [DMP Discovery] を選択し、 [Add New Application] をクリックします。 • [Name] : 簡潔で意味のあるグループ名。指定した範囲の DMP すべてに該当するような名前にします。 たとえば、このグループの装置はすべてボストンにある、またはシンガポールにあるということを示す名前を指定します。 • [Description] : (省略可能)グループのより詳しい説明。目的、ポリシーなど任意の内容を入力します。 • [Discovery IP range] : DMM によって DMP を自動検出する際の IP アドレスの範囲。 e. 入力した内容を保存して適用するには、[Submit] をクリックします。入力内容を破棄するには、[Cancel] をクリックします。 |
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20. DMP 装置を設定して、DMM アプライアンスの権限を確認します。デジタル サイネージ ネットワークの集中管理された各 DMP で次の手順を実行します。 a. 組み込みのデバイス管理ソフトウェアにログインするには、ブラウザで DMP の IP アドレスを指定します。 b. ログイン プロンプトで、DMP に設定したユーザ名とパスワードを入力します。 c. [Settings] 領域で、[DMM] をクリックし、必要な値を入力します。 • [DMM Host] : DMM サーバ アプライアンスの IP アドレス。 • [Timeout (Seconds)] : DMP が DMM アプライアンスからの応答を待機する最大秒数。 d. 入力内容を確認して、値を変更するか DMP を再起動するまでの間適用するには、[Apply] をクリックします。 e. 設定の変更を DMP のリブート後も永続的に使用する場合は、[Save Configuration] をクリックし、Save Configuration ページが表示されたら、[Save] をクリックします。 f. [Reboot DMP] をクリックし、[Reboot DMM] ページが表示されたら、[Reboot] をクリックします。 |