この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Digital Media System (DMS)は、Cisco Digital Media Manager(DMM)アプライアンス、Cisco Video Portal アプライアンス、Cisco Digital Media Player(DMP)エンドポイント、Cisco Digital Media Encoder(DME)装置、およびすべての関連するソフトウェア コンポーネントからなる製品ファミリです。
このマニュアルでは、次の Cisco Digital Media System(DMS)5.1.x アプライアンスをセットアップおよび設定する方法について説明します。
• Cisco Media Convergence Server 7825-H3 シャーシまたは Media Convergence Server 7835-H2 シャーシにプレインストールされた Cisco Video Portal 5.1.x および Video Portal Reports 5.1.x ソフトウェア
• Media Convergence Server 7835-H2 シャーシの Media Convergence Server にプレインストールされた Cisco Digital Media Manager 5.1.x(DMM)ソフトウェア
• 「概要」
Cisco DMS は、組織の規模に関わらず、ライブまたはオンデマンドのビデオ コンテンツやデジタル サイネージ コンテンツを作成、管理、編成し、IP ネットワークを介して特定の視聴者または一般的な視聴者に配信することを可能にする製品です。
• 対象とするお客様、投資家、報道関係者、アナリストとのコミュニケーション。
• あらゆる場所で視聴できるように、イベントをライブまたはオンデマンドで配信する。
• 従業員、サプライヤ、パートナーに、重要な情報やトレーニングを配信する。
一般的に使用される Cisco DMS の用語について理解するには、Cisco.com で『 FAQs and Troubleshooting Guide for Cisco Digital Media System 4.x and 5.x 』を参照してください。
• Cisco DMS 製品を使用するクライアントのシステム要件を理解するには、または、既知の問題や最新情報を知るには、Cisco.com で『 Release Notes for Cisco Digital Media System 5.1.x 』を参照してください。
• その他の Cisco DMS コンポーネントに関するマニュアルを取得するには、Cisco.com で『 Guide to Documentation for Cisco Digital Media System 5.1.x 』を参照してください。
アプライアンスのセットアップと設定を始める前に、次の手順を実行します。
ステップ 1 アプライアンスをリモートから管理するのに使用するネットワーク コンピュータを決定します。
ステップ 2 そのコンピュータで、必要なクライアント ソフトウェアをインストールして設定します。このとき、Cisco.com の『 Release Notes for Cisco Digital Media System 5.0 』に記載されているクライアントのシステム要件に従います。
ステップ 3 Video Portal アプライアンスと DMM アプライアンスの間で TCP ポート 22 がブロックされないようにします。
ステップ 4 DMM アプライアンスの権限を持つユーザが、TCP ポート 8080 を使用してパケットを送受信できるようにします。
ステップ 5 Video Portal アプライアンスの権限を持つユーザが、TCP ポート 80(Video Portal)および 8080 (Video Portal Reports)を使用してパケットを送受信できるようにします。
ステップ 6 Video Portal アプライアンスおよび DMM アプライアンス用の DNS エントリを作成および公開します。