Cisco Unified Contact Center Express サービスおよびトラブルシューティング ガイド
偏向のない言語
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
翻訳について
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
- Updated:
- 2017年5月30日
章のタイトル： アラーム サービス
アラーム サービス
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「Cisco Unified CCX アラーム サービス」
• 「Syslog サーバに送信されたアラーム メッセージの表示」
• 「SNMP トラップ レシーバに送信されたアラーム メッセージの表示」
アラームについて
アラームは、Cisco Unified CCX システムのアクティビティに関する情報を提供します。この情報を使用して、システムのステータスと状態を監視し、問題が発生した場合は対策をとることができます。デフォルトでは、Cisco Unified CCX システムは、トレース ファイルにもアラーム情報を書き込みます。トレース ファイルの情報を使用して、問題をさらに分析できます。
Cisco Unified CCX アラーム サービス
Cisco Unified CCX アラーム サービスは、Cisco Unified CCX のインストール中にインストールされます。Cisco Unified CCX エンジン、Cisco Unified CCX Node Manager、Cisco Unified CCX Administration、Cisco Unified CCX リポジトリ データストア、Cisco Unified CCX 履歴データストア、Cisco Unified CCX 設定データストア、Cisco Unified CCX エージェント データストア、Cisco Recording、および Cisco Monitoring コンポーネントからシステム イベントに関するアラームを受信するのは Windows サービスです。これらのアラームは、カタログと呼ばれるファイルに XML 形式で定義されます。カタログは、Cisco Unified CCX インストール中に設定されます。
Cisco Unified CCX アラーム サービスは、カタログに基づいて、受信したアラームを次の 1 つまたは複数の宛先に転送します。
• Syslog サーバ：標準 Syslog 形式のメッセージを CiscoWorks またはサードパーティの Syslog サーバに転送します。詳細については、「CiscoWorks のサポート」を参照してください。
• SNMP トラップ サブエージェント：アラームを処理し、CiscoWorks の Voice Health Monitor（VHM）などの設定済みトラップ レシーバにこれらをトラップとして送信します。詳細については、「CiscoWorks のサポート」と「SNMP トラップ」を参照してください。
• Windows のイベント ログ：Windows イベント ビューアに表示できるアラームを送信します。詳細については、「Windows イベント ログに送信されたアラーム メッセージの表示」を参照してください。
Cisco Unified CCX アラーム サービスが Syslog サーバに送信するアラームの重大度を指定できます。次の表に、アラームの重大度について説明します。詳細については、「アラーム サービスの設定」を参照してください。
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アラーム サービスの開始と確認
一般に、Cisco Unified CCX アラーム サービスは常に実行されています。
アラーム サービスが実行中であることを確認したり、サービスを再起動したりする手順は、次のとおりです。
ステップ 1 Windows デスクトップから、[Start] > [Settings] > [Control Panel] を選択します。
ステップ 2 [Administrative Tools] をダブルクリックします。
ステップ 3 [Services] をダブルクリックします。
ステップ 4 [Cisco Unified CCX Alarm Service] 行の [Status] フィールドを見ます。
このフィールドが "Started" の場合、SNMP サービスは実行中です。このフィールドが空白の場合は、[Name] フィールドの [Unified CCX Alarm Service] を右クリックして、[Start] を選択します。
アラーム サービスの設定
アラーム サービスを設定する場合、Cisco Unified CCX システムにアラームの処理方法に関する情報を提供します。アラーム サービスを設定する手順は、次のとおりです。
手順 3 で説明するように、[Syslog Server Name] フィールドまたは [Syslog Message Filtering Level] フィールドに情報を入力する場合は、手順を実行する前にアラーム サービスが実行されていることを確認してください （詳細については、「アラーム サービスの開始と確認」を参照してください）。
ステップ 1 [Cisco Unified CCX Administration] メニューから [System] > [Alarm Configuration] を選択します。
[Alarm and Tracing Configuration] ページが表示されます。
ステップ 2 ナビゲーション バーから [Alarm Server Tracing] を選択します。
ステップ 3 アラーム サービスの下のフィールドに、次のように情報を入力します。
• Alarm Server：Cisco Unified CCX アラーム サービスが実行されているサーバの IP アドレスまたは名前。デフォルトでは、Alarm Server は "lokalhost" です。つまり、アラーム サービスは Cisco Unified CCX 上で実行されます。この情報は変更できません。
• Alarm Server Port：アラーム メッセージの送信先となるアラーム サーバのポート。この情報は、インストール中に入力されます。デフォルト値は 1444 です。この情報は変更できません。
• Catalog Directory：アラーム メッセージのカタログが保存されるディレクトリ。デフォルトは "catalog" です。この情報は、インストール中に入力されます。この情報は変更できません。
• Syslog Server Name：アラーム メッセージの送信先となる Syslog サーバの IP アドレスまたはホスト名。CiscoWorks を使用している場合、CiscoWorks サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。このフィールドを空白にすると、アラーム メッセージは Cisco Unified CCX サーバに送信されます。
• Syslog Message Filtering Level：ドロップダウン矢印をクリックして、Syslog サーバに送信するアラーム メッセージの重大度を選択します。Syslog メッセージの範囲は重大度 0（最も重度）から重大度 7（最も軽度）です。重大度を選択すると、その重大度以上のすべてのメッセージが送信されます。たとえば、ERROR_ALARM（重大度 3）を選択すると、重大度が 3、2、1、および 0 のすべてのメッセージが送信されます。デフォルトは、"DEBUG_ALARM (Severity 7)" で、すべての重大度のメッセージが送信されます。
アラーム メッセージの表示
アラーム メッセージの表示方法は、メッセージの送信先によって決まります。表示する各アラーム メッセージにはアラーム名が含まれます。アラーム メッセージに表示されるアラーム名に関する情報を検索方法については、「アラームの定義」を参照してください。
Syslog サーバに送信されたアラーム メッセージの表示
CiscoWorks Resource Management Essentials（RME） Syslog サーバに送信されるアラーム メッセージを表示する方法については、次の URL にアクセスして、CiscoWorks のマニュアルを参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/cscowork/ps2073/tsd_products_support_series_home.html
サードパーティの Syslog サーバに送信されるアラーム メッセージの表示方法については、そのシステムのマニュアルを参照してください。
表 3-2 に Syslog メッセージのフィールドを示します。
SNMP トラップ レシーバに送信されたアラーム メッセージの表示
CiscoWorks VHM に送信されたアラーム メッセージを表示するには、次の URL にアクセスして、CiscoWorks のマニュアルを参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/cscowork/ps2431/tsd_products_support_eol_series_home.html
サードパーティの SNMP トラップ レシーバに送信されるアラーム メッセージの表示方法については、そのシステムのマニュアルを参照してください。
Windows イベント ログに送信されたアラーム メッセージの表示
Windows イベント ログに送信されたアラーム メッセージを表示するには、Windows イベント ビューアを使用します。Windows イベント ビューアを使用する手順は、次のとおりです。Windows イベント ビューアの詳細については、Microsoft Windows のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 Windows デスクトップから、[Start] > [Settings] > [Control Panel] を選択します。
ステップ 2 [Administrative Tools] をダブルクリックします。
ステップ 3 [Event Viewer] をダブルクリックします。
ステップ 4 ツリー ペインで、情報を表示する項目をクリックします。
アラームの定義
Cisco Unified CCX は、アラーム カタログのリストを維持します。各カタログには、アラームのリストが含まれます。各アラームにはアラームの定義が含まれます。定義にはアラーム名、記述、説明、推奨アクション、および関連情報が含まれます。
アラーム名は、次のようにアラーム メッセージに表示されます。
• トレース ファイル：アラーム名は、重大度の後ろに表示されます。
• CiscoWorks RME：アラーム名は、Syslog WorkFlow レポートの [Mnemonic] フィールドに表示されます。
• サードパーティの Syslog サーバ：アラーム名は理由の後ろに表示されます。理由が表示されない場合、モジュール名の後ろにアラーム メッセージ名が表示されます。
• Windows イベント ビューア：アラーム名は、重大度の後ろに表示されます。
アラームに関する情報の検索
アラーム カタログを使用してアラーム メッセージ名に関する情報を検索する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [Cisco Unified CCX Administration] メニューから [Tools] > [Alarm Definition] を選択します。
[Alarm Definitions] Web ページが表示されます。
• すべてのアラーム メッセージ名のリストの場合は、[Catalog] フィールドに [All] が表示されていることを確認し、[Search] をクリックします。
• 特定のファシリティおよびサブファシリティに関連するアラーム メッセージ名のリストの場合は、[Catalog] ドロップダウン矢印をクリックし、表示する項目を選択して [Search] をクリックします。
• 特定のアラーム メッセージ名の場合は、[Enter Alarm Name] フィールドにアラームの名前を入力し、[Search] をクリックします。
要求したアラーム メッセージ名のリストが表示されます。リストが複数のページで構成されている場合は、[First]、[Previous]、[Next]、または [Last] をクリックして、リストを移動できます。[Page] フィールドにページ番号を入力して [Page] をクリックし、そのページに移動することもできます。
ステップ 2 アラーム メッセージ名の詳細な説明を表示するには、アラーム メッセージ名をクリックします。
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