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目次
Cisco IP Phone 8800 キー拡張モジュール(KEM)を Cisco IP Phone 8851 および 8861 に接続し、ライン アピアランス、スピード ダイヤル、またはプログラム可能ボタンを電話機に追加します。 プログラム可能ボタンは、電話回線ボタン、スピード ダイヤル ボタンまたは電話機能ボタンとして設定できます。
次の表に、電話機のモデルと、各モデルでサポートされるキー拡張モジュールの数を示します。
Cisco IP Phone モデル |
サポートされる KEM の数 |
---|---|
Cisco IP Phone 8861 |
KEM 3 台(108 の回線またはボタン) |
Cisco IP Phone 8851 |
KEM 2 台(72 の回線またはボタン) |
![]() (注) |
Cisco IP Phone 8841 は Cisco IP Phone 8800 キー拡張モジュール をサポートしません。 |
Cisco IP Phone 8800 キー拡張モジュール には、次の電力消費量と電源要件があります。
KEM 1 台あたり 48V DC、5W
電話機が直接 KEM に電源を供給する。 追加電源の要求はありません。
ステップ 1 | 電話機からイーサネット ケーブルを抜き取ります。 | ||
ステップ 2 | 装着されている場合、電話機からフットスタンドを取り外します。 | ||
ステップ 3 |
電話機側面のアクセサリ コネクタ カバーを探します。 次の図は、アクセサリ コネクタ カバーの位置を示します。 ![]() |
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ステップ 4 |
2 つのアクセサリ コネクタ カバーを取り外します。 次の図は、アクセサリ コネクタ カバーの取り外しを示します。 ![]() スロットはスパイン コネクタ専用に設計されています。 他の物体を挿入すると、修理が必要な損傷が電話機に発生します。 |
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ステップ 5 | 電話機の正面を上に向けます。 | ||
ステップ 6 |
KEM スパイン コネクタの一端を Cisco IP Phone のアクセサリ コネクタに差し込みます。
次の図は、スパイン コネクタを示します。 ![]() 次の図は、スパイン コネクタの取り付けを示します。 ![]() |
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ステップ 7 |
次の図に示すように、スパイン コネクタのもう一方の端を KEM に接続します。
![]() 1 台目の KEM が Cisco IP Phone に接続されました。 |
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ステップ 8 | 別の KEM スパイン コネクタを使用して、2 台目の KEM を 1 台目の KEM に接続します。 | ||
ステップ 9 |
3 つ目の KEM スパイン コネクタを使用して、3 台目の KEM を 2 台目(中間)の KEM に接続します。 次の図は、3 台の KEM を接続した Cisco IP Phone です。 ![]() |
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ステップ 10 |
ドライバを使用して電話機および各 KEM にネジを固定します。 この手順によって、電話機と KEM が確実に常時接続されるようにします。 次の図は、ネジ穴の位置を示します。 ![]()
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ステップ 11 | (任意)フット スタンドを電話機と KEM に装着し、作業場所に平らに置けるようすべてのフットスタンドを調節します。 | ||
ステップ 12 | 電話機にイーサネット ケーブルを挿入します。 |
キー拡張モジュール セットアップの間に、KEM を 1 列モードまたは 2 列モードで表示するよう設定できます。
1 列モードでは、画面の各行が 1 本の回線に対応し、この回線には左側のボタンと右側のボタンのいずれかでアクセスできます。 この設定では、キー拡張モジュールは 1 ページ目に 9 回線、2 ページ目に 9 回線を表示します。 次の図は、1 列モードを示します。
2 列モードでは、画面の左側のボタンと右側のボタンとが、それぞれ異なる回線に割り当てられます。 この設定では、キー拡張モジュールは 1 ページ目に 18 回線、2 ページ目に 18 回線を表示します。 次の図は、2 列モードを示します。
![]() (注) |
1 列モードおよび 2 列モードの両方で、ラベルが表示スペースより長い場合、テキスト省略記号(…)が含まれます。 |
ステップ 1 |
Cisco Unified Communications Manager Administration で、 を選択します。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが表示されます。 Cisco IP Phone 8800 キー拡張モジュール を設定する 1 つ以上の電話機を検索できます。 |
ステップ 2 |
検索条件を選択するか入力して、[検索(Find)] をクリックします [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウに、検索基準を満たす電話機の一覧が表示されます。 |
ステップ 3 | Cisco IP Phone 8800 キー拡張モジュール を設定する電話機をクリックします。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 |
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの右側にあるペインで [拡張モジュール情報(Expansion Module Information)] セクションまでスクロール ダウンし、[モジュール 1(Module 1)]、[モジュール 2(Module 2)]、[モジュール 3(Module 3)] の順にこれらのフィールドで適切な拡張モジュールを選択します(または [なし(none)])。 電話機のモデルごとにサポートされる KEM 台数については、Cisco IP Phone キー拡張モジュール セットアップの概要 を参照してください。 |
ステップ 5 | 電話機に接続されている KEM を最大限に活用できるように設定された電話ボタン テンプレート([電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [デバイス情報(Device Information)])を選択してください。 |
ステップ 6 | 要件に応じて、1 列モードの場合は [KEM を 1 列表示(One Column Display for KEM)] フィールドを有効にし、2 列モードの場合は無効にします。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] をクリックします。 |
電話機に 1 台以上の KEM を取り付けて、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで設定すると、KEM は電話機によって自動的に認識されます。
複数の KEM が取り付けられている場合は、電話機に接続された順に番号が付きます。
KEM を選択してから、次のいずれかのソフトキーを選択します。
ステップ 1 |
電話機でアプリケーション
![]() |
ステップ 2 |
[アクセサリ(Accessories)] を押します。 適切に取り付けられ、設定された KEM はすべて、アクセサリのリストに表示されます。 |
この手順では、拡張モジュールを工場出荷時の状態にリセットする方法を説明します。
ステップ 1 | KEM に電源を入れ、[ページ 1(Page 1)] を押し、キーを押したままにします。 LCD が白に変わってから少なくとも 1 秒間、ページ 1 を押し続けます。 |
ステップ 2 | ページ 1 を離すと、LED が赤くなります。 すぐに [ページ 2(Page 2)] を押し、少なくとも 1 秒間は [ページ 2(Page 2)] を押し続けます。 |
ステップ 3 | ページ 2 を離すと、すべての LED がオレンジになります。 |
ステップ 4 |
回線 5、14、1、18、10、9 の順に押します。 LCD が青に変わり、スピニング ローダのアイコンが中央に表示されます。 KEM がリセットされます。 |
ステップ 1 | CLI を開きます。 |
ステップ 2 |
次のコマンドを入力してデバッグ モードを開始します。 debugsh |
ステップ 3 | ? を入力します。 使用可能なすべてのコマンドとオプションが表示されます。 |
ステップ 4 | 適切なコマンドとオプションを使用して、必要な KEM 情報を検索します。 |
ステップ 5 | デバッグ モードを終了するには、Ctrl キーを押した状態で C キーを押します。 |
目次
Cisco IP Phone キー拡張モジュール セットアップの概要
Cisco IP Phone 8800 キー拡張モジュール(KEM)を Cisco IP Phone 8851 および 8861 に接続し、ライン アピアランス、スピード ダイヤル、またはプログラム可能ボタンを電話機に追加します。 プログラム可能ボタンは、電話回線ボタン、スピード ダイヤル ボタンまたは電話機能ボタンとして設定できます。
![]()
次の表に、電話機のモデルと、各モデルでサポートされるキー拡張モジュールの数を示します。
表 1 Cisco IP Phone とサポートされる KEM の数 Cisco IP Phone モデル
サポートされる KEM の数
Cisco IP Phone 8861
KEM 3 台(108 の回線またはボタン)
Cisco IP Phone 8851
KEM 2 台(72 の回線またはボタン)
(注)
Cisco IP Phone 8841 は Cisco IP Phone 8800 キー拡張モジュール をサポートしません。
Cisco IP Phone への 1 台の KEM の接続
手順
ステップ 1 電話機からイーサネット ケーブルを抜き取ります。 ステップ 2 装着されている場合、電話機からフットスタンドを取り外します。 ステップ 3 電話機側面のアクセサリ コネクタ カバーを探します。 次の図は、アクセサリ コネクタ カバーの位置を示します。
ステップ 4 2 つのアクセサリ コネクタ カバーを取り外します。 次の図は、アクセサリ コネクタ カバーの取り外しを示します。
注目:スロットはスパイン コネクタ専用に設計されています。 他の物体を挿入すると、修理が必要な損傷が電話機に発生します。
ステップ 5 電話機の正面を上に向けます。 ステップ 6 KEM スパイン コネクタの一端を Cisco IP Phone のアクセサリ コネクタに差し込みます。 次の図は、スパイン コネクタを示します。
次の図は、スパイン コネクタの取り付けを示します。
ステップ 7 次の図に示すように、スパイン コネクタのもう一方の端を KEM に接続します。 ステップ 8 ドライバを使用して電話機にネジを固定します。 この手順によって、電話機と KEM が確実に常時接続されるようにします。 次の図は、電話機と KEM のネジ穴の位置を示します。
![]()
(注) ネジが電話機にしっかり挿入され、締め付けられていることを確認します。
ステップ 9 (任意)フット スタンドを電話機と KEM に装着し、作業場所に平らに置けるよう両方のフットスタンドを調節します。 ステップ 10 電話機にイーサネット ケーブルを挿入します。
Cisco IP Phone への 2 ~ 3 台の KEM の接続
手順
ステップ 1 電話機からイーサネット ケーブルを抜き取ります。 ステップ 2 装着されている場合、電話機からフットスタンドを取り外します。 ステップ 3 電話機側面のアクセサリ コネクタ カバーを探します。 次の図は、アクセサリ コネクタ カバーの位置を示します。
ステップ 4 2 つのアクセサリ コネクタ カバーを取り外します。 次の図は、アクセサリ コネクタ カバーの取り外しを示します。
注目:スロットはスパイン コネクタ専用に設計されています。 他の物体を挿入すると、修理が必要な損傷が電話機に発生します。
ステップ 5 電話機の正面を上に向けます。 ステップ 6 KEM スパイン コネクタの一端を Cisco IP Phone のアクセサリ コネクタに差し込みます。 次の図は、スパイン コネクタを示します。
次の図は、スパイン コネクタの取り付けを示します。
ステップ 7 次の図に示すように、スパイン コネクタのもう一方の端を KEM に接続します。 1 台目の KEM が Cisco IP Phone に接続されました。
ステップ 8 別の KEM スパイン コネクタを使用して、2 台目の KEM を 1 台目の KEM に接続します。 ステップ 9 3 つ目の KEM スパイン コネクタを使用して、3 台目の KEM を 2 台目(中間)の KEM に接続します。 次の図は、3 台の KEM を接続した Cisco IP Phone です。 ![]()
ステップ 10 ドライバを使用して電話機および各 KEM にネジを固定します。 この手順によって、電話機と KEM が確実に常時接続されるようにします。 次の図は、ネジ穴の位置を示します。
![]()
(注) ネジが電話機にしっかり挿入され、締め付けられていることを確認します。
ステップ 11 (任意)フット スタンドを電話機と KEM に装着し、作業場所に平らに置けるようすべてのフットスタンドを調節します。 ステップ 12 電話機にイーサネット ケーブルを挿入します。
キー拡張モジュールの Cisco Unified CM の管理でのセットアップ
手順キー拡張モジュール セットアップの間に、KEM を 1 列モードまたは 2 列モードで表示するよう設定できます。
- 1 列モード
1 列モードでは、画面の各行が 1 本の回線に対応し、この回線には左側のボタンと右側のボタンのいずれかでアクセスできます。 この設定では、キー拡張モジュールは 1 ページ目に 9 回線、2 ページ目に 9 回線を表示します。 次の図は、1 列モードを示します。
![]()
- 2 列モード
2 列モードでは、画面の左側のボタンと右側のボタンとが、それぞれ異なる回線に割り当てられます。 この設定では、キー拡張モジュールは 1 ページ目に 18 回線、2 ページ目に 18 回線を表示します。 次の図は、2 列モードを示します。
![]()
(注)
1 列モードおよび 2 列モードの両方で、ラベルが表示スペースより長い場合、テキスト省略記号(…)が含まれます。
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager Administration で、 を選択します。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが表示されます。 Cisco IP Phone 8800 キー拡張モジュール を設定する 1 つ以上の電話機を検索できます。
ステップ 2 検索条件を選択するか入力して、[検索(Find)] をクリックします [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウに、検索基準を満たす電話機の一覧が表示されます。
ステップ 3 Cisco IP Phone 8800 キー拡張モジュール を設定する電話機をクリックします。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 4 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの右側にあるペインで [拡張モジュール情報(Expansion Module Information)] セクションまでスクロール ダウンし、[モジュール 1(Module 1)]、[モジュール 2(Module 2)]、[モジュール 3(Module 3)] の順にこれらのフィールドで適切な拡張モジュールを選択します(または [なし(none)])。 電話機のモデルごとにサポートされる KEM 台数については、Cisco IP Phone キー拡張モジュール セットアップの概要 を参照してください。
ステップ 5 電話機に接続されている KEM を最大限に活用できるように設定された電話ボタン テンプレート([電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [デバイス情報(Device Information)])を選択してください。 ステップ 6 要件に応じて、1 列モードの場合は [KEM を 1 列表示(One Column Display for KEM)] フィールドを有効にし、2 列モードの場合は無効にします。 ステップ 7 [保存(Save)] をクリックします。
キー拡張モジュール セットアップへのアクセス
キー拡張モジュールのリセット
手順
ステップ 1 KEM に電源を入れ、[ページ 1(Page 1)] を押し、キーを押したままにします。 LCD が白に変わってから少なくとも 1 秒間、ページ 1 を押し続けます。 ステップ 2 ページ 1 を離すと、LED が赤くなります。 すぐに [ページ 2(Page 2)] を押し、少なくとも 1 秒間は [ページ 2(Page 2)] を押し続けます。 ステップ 3 ページ 2 を離すと、すべての LED がオレンジになります。 ステップ 4 回線 5、14、1、18、10、9 の順に押します。 LCD が青に変わり、スピニング ローダのアイコンが中央に表示されます。
KEM がリセットされます。