電話機用のテキストベース CSV ファイルの作成
電話機を追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
電話機、IP テレフォニー デバイス、およびユーザの組み合せの CSV テキスト ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 テキスト エディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成が可能なアプリケーションを開きます。
ステップ 2 Cisco CallManager に追加する電話機、IP テレフォニー デバイス、またはユーザの組み合せごとに、行を変えて値を入力します。デバイスのタイプごとに別の CSV ファイルを作成する必要があります。CSV データ ファイルを作成するときには、次の規則に注意してください。
• すべてのチェックボックスの値は、True または False のブール値で指定する。
• フィールドがブランクであっても、必ず、カンマ区切り文字を入力する。
• ルート パーティションによってコール ピックアップ グループへのクセスが制約される場合は、電話番号とルート パーティション名の組み合せとしてコール ピックアップ グループを指定する。たとえば、
9725557121/TollByPass
です。コール ピックアップ グループに関連するパーティションがない場合は、電話番号のみを指定します。
• 電話機をユーザに関連付ける場合は、ユーザ ID を指定する。
• 回線が設定されていない BAT テンプレートで使用するために CSV ファイルを作成する場合にだけ、Directory Number フィールドをオプションにする。BAT 電話機テンプレートで回線が設定されている場合は、デバイスごとに CSV ファイルで電話番号を指定する必要があります。
• ブランク行のある CSV ファイルを挿入するとエラーが発生するので注意する。
さまざまな電話機タイプに使用する CSV データ ファイル形式の詳細については、「電話機用の CSV データ ファイル形式」を参照してください。
ステップ 3 Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行するサーバ上の
BATFiles ディレクトリに、作成する CSV ファイルのタイプ(電話機、CTI ポートとユーザ、ユーザ)に対応する名前を付けたフォルダを作成し、作成済みのファイルをそのフォルダに保存またはコピーします。
(注) BAT は該当するトランザクションの C:\BATFiles\Phones フォルダ(または IP テレフォニー デバイスのタイプの適切なフォルダ)にだけアクセスします。
その他の電話機タイプの CSV ファイル形式の詳細については、次のトピックを参照してください。
• 「電話機用の CSV データ ファイル形式」
• 「All Phone Details オプション用のエクスポート ファイルのフィールド」
• 「電話機 CSV ファイルの例」
IP Phone、VGC Phone、および VGC Virtual Phone のファイル形式
次の形式と例は、電話機のテキストベース CSV ファイルのフィールド、フィールド長、およびフィールドがオプションか必須かを示します。デバイスと回線の詳細の順序を CSV データ ファイルに定義するファイル形式を使用して、電話機のファイル形式を調整できます。
MAC アドレスの形式は、VGC 電話機のタイプにより異なることに注意してください。
• Cisco VGC Phone はゲートウェイの MAC アドレスとポート番号の組み合せを使用します。Cisco VGC Phone の MAC アドレスの先頭から 10 桁、および設定するポートの下 2 桁を入力します(最後の 2 桁は 01 ~ 24 です)。
• Cisco VGC Virtual Phone の MAC アドレスは、VGC ゲートウェイの先頭から 10 桁と下 2 桁の 00で構成されています。
Number of Lines (必須、1 桁または 2 桁の数字) ,MAC Address (必須、12 文字) ,Description (オプション、50 文字以内) ,Location (オプション、50 文字以内)
,User ID (オプション、30 文字以内) ,Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Display (オプション、30 文字以内) ,Line Text Label (オプション、30 文字以内) ,Forward Busy Destination (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字) ,Forward No Answer Destination (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字) ,Call Pickup Group (オプション、50/50 文字以内) ,Speed Dial (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字) ,Speed Dial Label (オプション、30 文字以内)
例
1,1231123245AB,SEP1231123245AB,Dallas,johns,9725557154,9725557154,Mike,9725557172,9725557196,9725557121/TollByPass,4085551234,Helpdesk
電話機とユーザの組み合せのファイル形式
次の例は、電話機および固定ユーザの形式のテキストベース CSV ファイルのフィールド、フィールド長、およびフィールドがオプションか必須かを示します。
First Name (必須、1 ~ 50 文字) ,Last Name (必須、1 ~ 50 文字) ,User ID (必須、30 文字以内) ,Password (オプション、20 文字以内) ,Manager (オプション、30 文字以内) ,Department (オプション、50 文字以内) ,PIN (オプション、20 桁以内の数字) ,User Device Profile (オプション、50 文字以内) ,User Locale (オプション、50 文字以内) ,Number of Lines (必須、1 桁または 2 桁の数字) ,MAC Address (必須、12 文字) ,Description (オプション、50 文字以内) ,Location (オプション、50 文字以内) ,Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Display (オプション、30 文字以内) ,Line Text Label (オプション、30 文字以内) ,Forward Busy Destination (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字) ,Forward No Answer Destination (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字) ,Call Pickup Group (オプション、50/50 文字以内) ,Speed Dial (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字) ,Speed Dial Label (オプション、30 文字以内)
例
John,Smith,jsmith,abcd,Daviss,12,12345,johnProfile,English United States,1, 1231123245AB,SEP1231123245AB,Dallas,9725557154,9725557159,Mike, 9725557172,9725557196,9725557121/TollByPass,4085551234,Helpdesk
CTI ポート/H.323 クライアントのファイル形式
次の例は、CTI ポートおよび H.323 クライアントの形式のテキストベース CSV ファイルのフィールド長、およびフィールドがオプションか必須かを示します。
Number of Lines (必須、1 桁または 2 桁の数字), Device Name (必須、CTI ポートの場合は 15 文字以内、H.323 の場合は 50 文字以内) ,Description (オプション、50 文字以内) ,Location (オプション、50 文字以内) ,User ID (オプション、1 ~ 30 文字) ,Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字) ,Display (オプション、30 文字以内) ,Line Text Label (オプション、30 文字以内) ,Forward Busy Destination (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字) ,Forward No Answer (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字) ,Call Pickup Group (オプション、50/50 文字以内)
例
1,TAPS port 1,CTI TAPS port 1
,Dallas,johns,9725557154,9725557154,John Smith,9725557100,9725557100,9725557121/TollByPass
CTI ポートとユーザの組み合せ、および H.323 クライアントとユーザの組み合せのファイル形式
次の例は、CTI ポートとユーザ、および H.323 クライアントとユーザの形式のテキストベース CSV ファイルのフィールド長、およびフィールドがオプションか必須かを示します。
First Name (必須、1 ~ 50 文字) ,Last Name (必須、1 ~ 50 文字) ,User ID (必須、30 文字以内) ,Password (オプション、20 文字以内) 、Manager (オプション、30 文字以内) ,Department (オプション、50 文字以内) ,PIN (オプション、20 桁以内の数字) ,User Device Profile (オプション、50 文字以内) ,User Locale (オプション、50 文字以内), Number of Lines (必須、1 桁または 2 桁の数字), Device Name (必須、CTI ポートとユーザの組み合せの場合は 15 文字以内、H.323 クライアントとユーザの組み合せの場合は 50 文字以内) ,Description (オプション、50 文字以内) ,Location (オプション、50 文字以内) ,Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字) ,Display (オプション、30 文字以内) ,Line Text Label (オプション、30 文字以内) ,Forward Busy Destination (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字) ,Forward No Answer (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字) ,Call Pickup Group (オプション、50/50 文字以内)
例
John,Smith,jsmith,abc123de,karend,0012055,9989,johnProfile,English United States,TAPSport 1,CTI TAPSport 1
,Dallas,1,9725557154,9725557154,
John Smith,9725557100,9725557100,9725557121/TollByPass
(注) いずれかのフィールドの中で、カンマまたは二重引用符を値の一部として使用する場合は、テキスト値全体を二重引用符で囲んで、これを 1 つの値として指定する必要があります。
たとえば、John,Bill をテキスト値として入力する場合は、"John,Bill" と入力します。
値に二重引用符を入力する場合は、二重引用符を 2 つの連続する二重引用符で置換し、値全体を二重引用符で囲む必要があります。たとえば、John "Chief は "John""Chief" と入力します。
関連項目
• 「電話機の追加」
• 「電話機の更新」
• 「回線の更新」
• 「新しい電話機とユーザの追加」
All Phone Details オプション用のエクスポート ファイルのフィールド
エクスポート ユーティリティを使用して電話機レコードのすべての詳細を含むファイルを生成する場合、エクスポート ファイルは次の形式でなければなりません。次の例に、すべての詳細エクスポート ファイル内のフィールドの長さおよびタイプを示します。
注意 エクスポート ユーティリティで生成したファイルは、編集しないことをお勧めします。Logout time や Login time などのフィールドはシステムが動的に生成するため、一切編集しないでください。login user ID フィールドと Product Specific XML フィールドは、適切に動作するには正確である必要があるので、編集しないでください。製品固有の設定を更新するには、BAT を使用します。
<<DEVICE>> Device Name (必須、15 文字、H.323 クライアントの場合は 50 文字) ,Description (オプション、50 文字以内) ,Device Pool (必須、50 文字以内) ,Calling Search Space (オプション、50 文字以内) ,AAR Calling Search Space (オプション、24 文字以内), Media Resource Group List (必須、50 文字以内) ,User Hold Audio Service (オプション、50 文字以内) ,Network Hold Audio Source (オプション、50 文字以内) ,Location (オプション、50 文字以内) ,User Locale (オプション、50 文字以内) ,Network Locale (オプション、100 文字以内) ,Phone Button Template (必須、50 文字以内) ,Expansion Module 1 (オプション、50 文字以内), Expansion Module 2 (オプション、50 文字以内), Softkey Template (オプション、50 文字以内) ,Phone Load Name (オプション、32 文字以内) ,Module I Load Name (オプション、32 文字以内) ,Module II Load Name (オプション、32 文字以内) ,Login User ID (オプション、1 ~ 30 文字) ,Built in Bridge (オプション、32 文字以内) ,MLPP Indication (オプション、32 文字以内) ,MLPP Preemption (オプション、32 文字以内) ,MLPP Domain (オプション、32 文字以内) ,Retry Video Call as Audio (オプション) ,Privacy (オプション) ,Security (オプション)
<<MODEL SPECIFIC> > Information (オプション、255 文字以内), Directory (オプション、255 文字以内), Messages (オプション、255 文字以内), Services (オプション、255 文字以内), Authentication Server (オプション、255 文字以内), Proxy Server (オプション、255 文字以内) ,Idle (オプション、255 文字以内) ,Idle Timer (オプション、5 桁以内の数字), Enable Extension Mobility (オプション、ブール) ,Logout Profile (オプション、1 ~ 50 文字) ,Login User ID (オプション、1 ~ 30 文字) ,Login Time (ログイン サービスにより書き込み) ,Logout Time (ログイン サービスにより書き込み), Product Specific XML (オプション)
<<LINE>> Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字) ,Partition (オプション、50 文字以内) ,Voice Mail Profile (オプション、50 文字以内) ,Calling Search Space (オプション、50 文字以内) ,AAR Group (オプション、20 文字以内) ,User Hold Audio Source (オプション、50 文字以内) ,Network Hold Audio Source (オプション、50 文字以内) ,Auto Answer (必須、50 文字以内) ,Forward All to Voice Mail (オプション) ,Forward All Destination (オプション、50 桁以内の数字) ,Forward All CSS (オプション、24 桁以内の数字) ,Forward Busy to Voice Mail (オプション) ,Forward Busy Destination (オプション、50 桁以内の数字) ,Forward Busy CSS (オプション、24 桁以内の数字) ,Forward No Answer to Voice Mail (オプション) ,Forward No Answer Destination (オプション、50 桁以内の数字) ,Forward No Answer CSS (オプション、24 桁以内の数字) ,Forward on Failure to Voice Mail (オプション、50 桁以内の数字) ,Forward on Failure destination (オプション、50 桁以内の数字) ,Forward on Failure CSS (オプション、24 桁以内の数字) ,Call Pickup Group (オプション、50/50 文字以内) ,Display (オプション、内部発信者番号の場合は 30 文字以内) ,External Phone Mask (オプション、30 桁以内の数字または X。X はマスクを表す) ,Message Waiting Lamp Policy (オプション、 50 字以内),Ring Setting when idle (オプション、50 文字以内), Line Text Label (オプション、30 文字以内), Ring Setting when Active (オプション、50 文字以内), No Answer Ring Duration (オプション、3 桁以内の数字) ,MLPP Target Destination (オプション、50 文字以内) ,MLPP Calling Search Space (オプション、50 文字以内) ,MLPP No Answer Ring Duration (オプション、3 桁以内の数字) ,Max Num Calls (オプション、3 桁以内の数字) ,Busy Trigger (オプション、3 桁以内の数字) ,Call Info Display Mask
<<USER>> User ID (オプション、1 ~30 文字)
<<SPEEDDIALS>> Speed Dial Number 1 (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字) ,Speed Dial Label 1 (オプション、30 文字以内)
<<SERVICES>> Service Name 1 (オプション、100 文字以内), Subscribed Service Name 1 (オプション、50 文字以内) ,Parameter Name 1 (オプション、50 文字以内) ,Parameter Value 1 (オプション、100 文字以内)
関連項目
• 「電話機の追加」
• 「電話機エクスポートの使用方法」
• 「Cisco CallManager サーバから別の Cisco CallManager サーバへのレコードの移動」
電話機 CSV ファイルの例
次のリストは、一般的に使用される電話機 CSV データ ファイルの例です。
テンプレート属性:Forward Busy Destination の使用
電話機テンプレートで Forward Busy Destination が 3001 の場合、CSV ファイル内で Forward Busy Destination に値の指定がないすべてのレコードは、3001 を使用します。
1,1231123245AB,SEP1231123245AB,Dallas,johns,9725557154,9725557154,John Smith,,9725557100,9725557121/TollByPass,557200,Cafeteria
電話機の説明を入力しない
電話機の説明がブランクである場合は、次の形式で指定します。
1,1231123245AB,,Dallas,johns,9725557154,9725557154,John Smith,9725557100,9725557100,9725557121/TollByPass,557200,Cafeteria
アクティブな回線またはロケーションを入力しない
アクティブの回線が必要ない場合で、ロケーションもブランクの場合は、次の形式で指定します。
1,1231123245AB,SEP1231123245AB,,johns,,,,,,,557200,Cafeteria
2 回線のアクティブ回線
アクティブの回線が 2 回線必要な場合は、次の形式で指定します。
1,1231123245AB,SEP1231123245AB,Dallas,johns,9725557154,9725557154,John
Smith,9725557100,9725557100,9725557121/TollByPass,johns,9725557155,9725557155,John Smith,9725557100,9725557100,9725557121/TollByPass,557200,
(注) MAC Address に対しては、MAC アドレス値を入力するか、ダミー MAC アドレスの作成オプションのチェックボックスをオンにしてください。
必須の電話機入力
単一の回線が必要であるときに、必須値だけを組み込み、オプション値をまったく組み込まない場合は、次の形式で指定します。
1,1231123245AB,,,,9725557154,,,,,
ダミー MAC アドレス オプションの使用
ダミー MAC アドレスのオプションを選択しているときに、1 回線を使用する場合は、次の形式で指定します。
1,,SEP1231123245AB,Dallas,9725557154,9725557154,John Smith,9725557100,
9725557100,9725557121/TollByPass,johns,557200,Cafeteria
関連項目
• 「電話機の追加」
• 「電話機の更新」
• 「回線の更新」
• 「新しい電話機とユーザの追加」
ユーザ用のテキストベース CSV ファイルの作成
ユーザを追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
ユーザ用の CSV テキスト ファイルを作成する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 テキスト エディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成が可能なアプリケーションを開きます。
ステップ 2 Cisco CallManager に追加するユーザごとに、行を変えて値を入力します。テキストベースの CSV ファイルで使用する形式の詳細については、「ユーザのファイル形式」を参照してください。
すべてのデバイスのデバイス名をカンマで区切って、レコードの終わりに入力すると、任意の数の既存デバイスを新しいユーザに関連付けることができます。
デバイスを制御しないユーザに対しても、電話番号を関連付けることができます。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。
ステップ 3 Cisco CallManager 用のパブリッシャ サーバ上の C:\BATFiles\Users\Insert Users フォルダにこのファイルを保存またはコピーします。
(注) BAT は、CSV ファイルへのアクセスに C:\BATFiles\Users\Insert Users フォルダしか使用しません。
関連項目
• 「ユーザのファイル形式」
• 「ユーザのファイル形式の更新」
ユーザのファイル形式
ヒント PIN と Password の値は、CSV ファイル上に指定するか、BAT でファイルを挿入するときに指定する必要があります。ユーザまたはユーザのグループごとに個別の PIN またはパスワードを適用する場合は、CSV ファイルで PIN とパスワードを指定してください。すべてのユーザが使用できるデフォルトの PIN とパスワードを使用する場合は、CSV で PIN またはパスワードの値を指定するのではなく、BAT を使用して CSV ファイルを Cisco CallManager に挿入するときに指定してください。
次のサンプル形式と例は、ユーザ用のテキストベース CSV ファイルのフィールド、フィールド長、およびフィールドがオプションか必須かを示します。
First Name (必須、1 ~ 50 文字) ,Last Name (必須、1 ~ 50 文字) ,User ID (必須、30 文字以内) ,Password (オプション、20 文字以内) ,Manager (オプション、30 文字以内) ,Department (オプション、50 文字以内) ,PIN (オプション、20 文字以内) ,User Device Profile (オプション、50 文字以内) ,User Locale (オプション、50 文字以内) ,Controlled Device Name 1 (オプション、50 文字以内) ,Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Controlled Device Name 2 (オプション、50 文字)
Device Name1 に値を入力しないと、 Device Name2 には値を入力できません。
例
John,Smith,johns,abc123de,karend,0012055,9989,johns profile,English
United States,SEP1231123245AB,9725557154,SEP0010EB001234
フィールドがブランクであっても、区切り文字を指定する必要があります。CSV ファイルの作成時には、次の例とサンプル CSV レコードを参照してください。
例 1
ユーザのマネージャがブランクである場合は、次の形式で指定します。
John,Smith,johns,abc123de,,0012055,9989,johns profile,English United
States,SEP1231123245AB,9725557154,SEP0010EB001234
例 2
必須フィールドのみ指定する場合は、次の形式で指定します。
John,Smith,johns,,,,,,,,
例 3
必須フィールドのみを指定して、ユーザを電話機に関連付ける場合は、次の形式で指定します。
John,Smith,johns,,,,,,,SEP1231123245AB,
例 4
ユーザは、複数のデバイスを制御できます。追加デバイスのデバイス名を、レコードの終わりに追加できます。
• ユーザが 1 台のデバイスのみを制御する場合は、次の形式で指定します。
John,Smith,johns,abc123de,karend,0012055,9989,johns profile,English
United States,SEP1231123245AB,9725557154
• ユーザが 3 台のデバイスを制御する場合は、次の形式で指定します。
John,Smith,johns,abc123de,karend,0012055,9989,johns profile,English UnitedStates,SEP1231123245AB,9725557154,SEP0010EB001234,SEP0010EB432101
ユーザのファイル形式の更新
ユーザ更新用の CSV テキスト ファイルを作成するには、テキスト エディタを使用します。このファイルをパブリッシャ サーバ上の C:\BATFiles\Users\Update Users に保存またはコピーします。
レコードを更新する場合は、ファイルのすべての必須フィールドを指定する必要があります。すでに値を格納しているにもかかわらず、オプション フィールドをブランクにしてレコードを更新すると、その値はブランクにリセットされます。すでに格納されている値を保持する方法については、「格納済みの値の保持」を参照してください。
次のサンプル形式はユーザ更新用のフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
UserID (必須、1 ~ 30 文字) ,Manager (オプション、30 文字以内、グローバル ディレクトリ内の既存 ID を使用する必要あり) ,Department (オプション、50 文字以内) ,User Device Profile (オプション、50 文字以内) ,User Locale (オプション、50 文字以内) ,MAC Address (オプション、12 文字以内) ,Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字)
例
johns,Daviss,123,johnProfile,English United States,SEP8612113425AC,9725557154
(注) フィールドがブランクであっても、区切り文字を指定する必要があります。CSV ファイルの作成時には、次の例とサンプル CSV レコードを参照してください。
例 1
ユーザのマネージャがブランクである場合、次の形式で指定します。
johns,,123,johnProfile,English United States,SEP8612113425AC,9725557154
例 2
優先する言語を最初に入力し、次に国/地域名を入力します。次の 3 つの例を参考にしてください。
English United States, French France, German Germany
例 3
必須フィールドには、次を含みます。
John,Daviss,123,johnProfile,,,
関連項目
• 「ユーザの追加」
• 「ユーザの更新」
ユーザ デバイス プロファイル用のテキストベース CSV ファイルの作成
ユーザ デバイス プロファイルを追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
(注) いずれかのフィールドの中で、カンマまたは二重引用符を文字列として使用する場合は、テキスト全体を二重引用符で囲む必要があります。
ユーザ デバイス プロファイル用の CSV テキスト ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 CSV ファイルを作成するために、Microsoft Notepad を開きます。
ステップ 2 Cisco CallManager に追加するユーザ デバイス プロファイルごとに行を変えて値を入力します。テキストベースの CSV ファイルで使用する形式の詳細については、「ユーザ デバイス プロファイルのファイル形式」を参照してください。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。
ステップ 3 CiscoCallManager 用のパブリッシャ サーバ上の C:\BATFiles\User Device Profiles フォルダにこのファイルを保存またはコピーします。
(注) BAT は、CSV ファイルへのアクセスに C:\BATFiles\User Device Profiles フォルダしか使用しません。
関連項目
• 「ユーザ デバイス プロファイルのファイル形式」
• 「2 回線と 2 短縮ダイヤルを持つユーザ デバイス プロファイル」
• 「All Details オプションを使用するユーザ デバイス プロファイルの エクスポート ファイルのフィールド」
ユーザ デバイス プロファイルのファイル形式
次のサンプル形式はユーザ デバイス プロファイル用のフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
Number of Lines (必須、1 桁または 2 桁の数字) ,User Device Profile Name (必須、1 ~ 50 文字) ,Description (オプション、1 ~ 50 文字) ,Login UserID (オプション、4 ~ 30 文字) ,Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Display (オプション、内部発信者番号の場合は 30 文字以内) ,Line Text Label (オプション、30 文字以内) ,Forward Busy Destination (オプション、50 桁以内の数字) ,Forward No Answer Destination (オプション、50 桁以内の数字) ,Call Pickup Group (オプション、50/50 文字以内) ,Speed Dial Number (オプション、50 桁以内の数字) ,Speed Dial Label (オプション、30 文字以内)
例
1,John Profile,John's Profile,Johns,9728437154,9728437154,
Mike,9728437172,9728437196,9728437121/TollByPass,4085551234,Helpdesk
例 1
フィールドがブランクであっても、区切り文字を指定する必要があります。次の例は、Display の設定値を指定しない場合の正しい形式を示しています。
1,John Profile,John's Profile,Johns,9725557154,,
Mike,9725557172,9725557196,9725557121/TollByPass,4085551234,Helpdesk
例 2
プロファイルに回線を設定せず、必須フィールドだけを追加する場合は、次の例のように指定します。
例 3
必須フィールドだけを入力し、ユーザ デバイス プロファイルを電話番号 1 つだけに関連付ける場合は、次のようになります。
John Profile,,,9725557154,,,,,
2 回線と 2 短縮ダイヤルを持つユーザ デバイス プロファイル
次の形式例では、2 回線を持つユーザ デバイス プロファイル用の CSV ファイルのフィールド長と文字列タイプを示しています。
Number of Lines (必須、1 桁または 2 桁の数字) ,User Device Profile Name (必須、1 ~ 50 文字) ,Description (オプション、1 ~ 50 文字) ,Login UserID (オプション、4 ~ 30 文字) ,Directory Number1 (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Display1 (オプション、内部発信者番号の場合は 30 文字以内) ,Line Text Label1 (オプション、30 文字以内) ,Forward Busy Destination1 (オプション、50 桁以内の数字) ,Forward No Answer Destination1 (オプション、50 桁以内の数字) ,Call Pickup Group1 (オプション、50/50 文字以内) ,Directory Number2 (オプション、24 桁以内の数字 または特殊文字 ) ,Display2 (オプション、内部発信者番号の場合は 30 文字以内) ,Line Text Label2 (オプション、30 文字以内) ,Forward Busy Destination2 (オプション、50 桁以内の数字) ,Forward No Answer Destination2 (オプション、50 桁以内の数字) ,Call Pickup Group2 (オプション、50/50 文字以内) ,Speed Dial Number1 (オプション、50 桁以内の数字) ,Speed Dial Label1 (オプション、30 文字以内) ,Speed Dial Number2 (オプション、50 桁以内の数字) ,Speed Dial Label2 (オプション、30 文字以内)
例
John Profile,John's Profile,Johns,9725557154,9725557154,
Mike,9725557172,9725557196,9725557121/TollByPass,9725557154,
9725557154,Mike L2,9725557172,9725557196,9725557121/TollByPass,
9725551000,Receptionist,4085551234,Helpdesk
All Details オプションを使用するユーザ デバイス プロファイルの エクスポート ファイルのフィールド
エクスポート ユーティリティを使用してユーザ デバイス プロファイルのすべての詳細を含むファイルを生成する場合、エクスポート ファイルは次の形式になります。次の例で、すべての詳細エクスポート ファイル内のフィールドの長さおよびタイプを示します。
エクスポート ユーティリティは、ユーザ デバイス プロファイルのモデル固有フィールドは生成しません。
注意 エクスポート ユーティリティで生成したファイルは、編集しないことをお勧めします。Logout time や Login time などの一部のフィールドはシステムが動的に生成するため、一切編集しないでください。login user ID と Product Specific XML フィールドは、適切に動作するには正確である必要があるので、編集しないでください。製品固有の設定を更新するには、BAT を使用します。
<<DEVICE>> User Device Profile name (必須、1 ~ 50 文字), Description (オプション、1 ~ 50 文字) ,Device Pool (必須、50 文字以内) ,Calling Search Space (オプション、50 文字以内) ,AAR Calling Search Space (オプション、24 文字以内) ,Media Resource Group List (必須、50 文字以内), User Hold Audio Service (オプション、50 文字以内) ,Network Hold Audio Source (オプション、50 文字以内) ,Login UserID (オプション、30 文字以内) ,User Locale (オプション、50 文字以内) ,Network Locale (オプション、100 文字以内) ,Phone Button Template (オプション、50 文字以内), Expansion Module 2 (オプション、50 文字以内), Expansion Module 1 (オプション、50 文字以内), Softkey Template (オプション、50 文字以内) ,Phone Load Name (オプション、32 文字以内) ,Module I Load Name (オプション、32 文字以内) ),Module II Load Name (オプション、32 文字以内) ,MLPP Indication (オプション、32 文字以内) ,MLPP Preemption (オプション、32 文字以内) ,MLPP Domain (オプション、32 文字以内)
<<MODEL SPECIFIC> >Information (オプション、255 文字以内) ,Directory (オプション、255 文字以内), Messages (オプション、 255 文字以内),Services (オプション、255 文字以内), Authentication Server (オプション、255 文字以内), Proxy Server (オプション、255 文字以内), Idle (オプション、255 文字以内), Idle Timer (オプション、5 桁以内の数字), Enable Extension Mobility (オプション、ブール), Logout Profile (オプション、1 ~ 50 文字), Login User ID (オプション、1 ~ 30 文字), Login Time (ログイン サービスにより書き込み), Logout Time (ログイン サービスにより書き込み)
<<LINE>> Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字) ,Partition (オプション、50 文字以内) ,Voice Mail Profile (オプション、50 文字以内) ,Calling Search Space (オプション、50 文字以内) ,AAR Group (オプション、20 文字以内) ,User Hold Audio Source (オプション、50 文字以内) ,Network Hold Audio Source (オプション、50 文字以内) ,Auto Answer (必須、50 文字以内) ,Forward All to Voice Mail ( オプション) ,Forward All Destination (オプション、50 桁以内の数字) ,Forward All CSS (オプション、24 桁以内の数字) ,Forward Busy to Voice Mail (オプション) ,Forward Busy Destination (オプション、50 桁以内の数字) ,Forward Busy CSS (オプション、24 桁以内の数字) ,Forward No Answer to Voice Mail (オプション) ,Forward No Answer Destination (オプション、50 桁以内の数字) ,Forward No Answer CSS (オプション、24 桁以内の数字) ,Call Pickup Group (オプション、50/50 文字以内) ,Display (オプション、内線発信者番号の場合は 30 文字以内) ,External Phone Mask (オプション、30 桁以内の数字または X。X はマスクを表す) ,Message Waiting Lamp Policy (オプション、50 文字以内) ,Ring Setting Phone Idle (オプション、50 文字以内) ,Line Text Label (オプション、30 文字以内), Ring Setting Phone Active (オプション、50 文字以内) ,No Answer Ring Duration (オプション、3 桁以内の数字) ,MLPP Target Destination (オプション、50 文字以内) ,MLPP Calling Search Space (オプション、50 文字以内) ,MLPP No Answer Ring Duration (オプション、3 桁以内の数字) ,Max Num Calls (オプション、3 桁以内の数字) ,Busy Trigger (オプション、3 桁以内の数字) ,Call Info Display Mask
<<USER>> User ID (オプション、1 ~30 文字)
<<SPEEDDIALS>> Speed Dial Number 1 (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字) ,Speed Dial Label 1 (オプション、30 文字以内)
<<SERVICES>> Service Name 1 (オプション、100 文字以内) ,Subscribed Service Name 1 (オプション、50 文字以内) ,Parameter Name 1 (オプション、50 文字以内) ,Parameter Value 1 (オプション、100 文字以内)
(注) ブール値の設定には、True と False を使用します。
関連項目
• 「ユーザ デバイス プロファイルの追加」
• 「既存の電話機および UDP への回線の追加」
• 「ユーザ デバイス プロファイル エクスポートの使用方法」
Cisco IPMA マネージャとアシスタントのアソシエーション用のテキストベース CSV ファイルの作成
IPMA マネージャおよびアシスタントを追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
IPMA マネージャおよびアシスタント用の CSV テキスト ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 テキストエディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成を可能にするアプリケーションを開きます。
ステップ 2 Cisco CallManager に追加するマネージャとアシスタントのアソシエーションごとに、行を変えて値を入力します。テキストベースの CSV ファイルで使用する形式の詳細については、「マネージャおよびアシスタントのファイル形式」を参照してください。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。
マネージャとアシスタントのユーザ ID をカンマで区切ってレコードの末尾に入力すると、1 人のマネージャにアシスタントを複数割り当てることができます。
ステップ 3 Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の次のフォルダに、CSV ファイルを保存またはコピーします。
• 挿入または更新の場合:C:\BATFiles\ManagersAssistants\Insert
• 削除の場合:C:\BATFiles\ManagersAssistants\Delete
(注) BAT は、指定されたフォルダ内のマネージャ アシスタント トランザクション用のファイルのみにアクセスして、該当する処理を行います。
マネージャおよびアシスタントのファイル形式
次のサンプル形式と例は、IPMA マネーシャとアシスタントのアソシエーション用のフィールド長と文字列タイプを示します。Manager ID にはマネージャのユーザ ID を、Assistant ID にはアシスタントのユーザ ID を指定します。Assistant ID を最初にセットしてその後に Manager ID のリストを続けると、1 人のアシスタントに複数のマネージャを関連付けることもできます。CSV ファイルを挿入するときに、アソシエーションのタイプを選択します。
デフォルトのマネージャとアシスタントのアソシエーション
ManagerID (必須、1 ~ 30 文字) ,AssistantID 1 (必須、1 ~ 30 文字) ,AssistantID 2 (必須、1 ~ 30 文字) ...AssistantID # (必須、1 ~ 30 文字)
例
デフォルトのアシスタントとマネージャのアソシエーション
AssistantID (必須、1 ~ 30 文字) ,ManagerID 1 (必須、1 ~ 30 文字) ,ManagerID 2 (必須、1 ~ 30 文字) ...ManagerID # (必須、1 ~ 30 文字)
例
Larryh,Johns,Mikeb,Karend
カスタムのマネージャとアシスタントのアソシエーション
プロキシ回線設定の場合、アシスタント電話機にプロキシ回線を指定する CSV データファイルを次の形式で作成できます。
ManagerID (必須、1 ~ 30 文字) ,Device Name (オプション、15 文字) ,Intercom DN (オプション、1 ~ 24 文字) ,Assistant User ID (必須、1 ~ 30 文字) ,Device Name (オプション、15 文字),Intercom DN (オプション、1 ~ 24 文字),Proxy Line DN (必須、1 ~ 24 文字),Manager Line DN (必須、1 ~ 24 文字)
例
Johns,SEP1231123245AB,90001,Mikeh,SEP2342342342AB,20001,20002,90002
関連項目
• 「マネージャとアシスタントのアソシエーション用の CSV データ ファイルの作成」
• 「Cisco CallManager へのマネージャとアシスタントのアソシエーションの挿入」
Cisco VG200 ゲートウェイ用のテキストベース CSV ファイルの作成
Cisco VG200 ゲートウェイを追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
VG200 ゲートウェイ用の CSV テキスト ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 テキストエディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成を可能にするアプリケーションを開きます。
ステップ 2 ゲートウェイごとに行を変えて、Cisco CallManager に追加するゲートウェイとポートごとに、値を入力します。
説明および例については、 「FXO トランクまたは FXS トランクの CSV ファイル形式」と 「T1 CAS トランク、T1 PRI トランク、または E1 PRI トランクのファイル形式」を参照してください。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。
ステップ 3 Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の
C:\BATFiles\VG200Gateways フォルダに、CSV ファイルを保存またはコピーします。
(注) BAT は、CSV ファイルへのアクセスに C:\BATFiles\VG200Gateways フォルダしか使用しません。
関連項目
• 「FXO トランクまたは FXS トランクの CSV ファイル形式」
• 「T1 CAS トランク、T1 PRI トランク、または E1 PRI トランクのファイル形式」
• 「Cisco VG200 ゲートウェイの追加」
FXO トランクまたは FXS トランクの CSV ファイル形式
次のサンプル形式は Cisco VG200 ゲートウェイ用の必要なフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
MGCP Domain Name (必須、1 ~ 64 文字) ,Description (オプション、100 文字以内) ,Port 1 Description (オプション、50 文字以内) ,Port 1 Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字) ,Port 1 Partition (オプション、50 文字以内) ,Port 2 Description (オプション、50 文字以内) ,Port 2 Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Port 2 Partition (オプション、50 文字以内) ,Port 3 Description (オプション、50 文字以内) ,Port 3 Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Port 3 Partition (オプション、50 文字以内) ,Port 4 Description (オプション、50 文字以内) ,Port 4 Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Port 4 Partition (オプション、50 文字以内)
例
MGCPTest,VG200 Lab Gateway,Port 1,97255572001,Partition1,
Port 2,97255572002,Partition2,Port 3,97255572003,Partition3,
Port 4,97255572004,Partition4
(注) フィールドがブランクであっても、カンマ区切り文字を指定する必要があります。電話番号とルート パーティションは、Cisco VG200 Gateway テンプレート内のポートタイプが POTS の場合にだけ指定してください。
例 1
Cisco VG200 ゲートウェイの Description がブランクの場合は、次の形式で指定します。
MGCPTest,,Port 1,97255572001,Partition1,Port 2,97255572002,Partition2,
Port 3,97255572003,Partition3,Port 4,97255572004,Partition4
例 2
Cisco VG200 Gateway テンプレートに、POTS タイプとして Port 1 と Port 2 しかない場合は、次の形式で指定します。
MGCPTest,VG200 Lab Gateway,Port 1,97255572001,Partition1,
Port 2,97255572002,Partition2,,,,,,
関連項目
• 「Cisco VG200 ゲートウェイの追加」
• 「Cisco VG200 Gateways の Cisco CallManager への挿入」
T1 CAS トランク、T1 PRI トランク、または E1 PRI トランクのファイル形式
次のサンプル形式は Cisco VG200 ゲートウェイ用の必要なフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
T1 CAS トランク
MGCP Domain Name (必須、1 ~ 64 文字) ,MGCP Description (オプション、100 文字以下) ,Port Identifier 1 (オプション、3 桁以下の数字)
例 1
MGCPTest,VG200 Lab Gateway,001
T1 PRI または E1 PRI
MGCP Domain Name (必須、1 ~ 64 文字) ,MGCP Description (オプション、100 文字以内)
例 2
MGCPTest,VG200 Lab Gateway
(注) フィールドがブランクであっても、カンマ区切り文字を指定する必要があります。
両トランク オプションの例
必須値だけを指定する場合は、次の形式で指定します。
T1 CAS の例
Cisco VG200 ゲートウェイの Description がブランクの場合は、次の形式で指定します。
ポート識別子の場合、最初の数字は 0 または 1(Sub-Unit 0 か Sub-Unit 1 のいずれかを示す)であり、その後にポート番号 01 ~ 24 が続きます。許容値は 001 ~ 024 または 101 ~ 124 です。Cisco VG200 Gateway テンプレートに 3 つのポート識別子がある場合は、次のようになります。
MGCPTest,VG200 Lab Gateway,001,002,003
関連項目
• 「Cisco VG200 ゲートウェイの追加」
• 「Cisco VG200 Gateways の Cisco CallManager への挿入」
Cisco Catalyst 6000 FXS ポート用のテキストベース CSV ファイルの作成
Cisco Catalyst 6000 FXS ポートを追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
Cisco Catalyst 6000 FXS ポート用の CSV テキスト ファイルを作成する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 テキストエディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成を可能にするアプリケーションを開きます。
ステップ 2 ポートごとに行を変えて、Cisco CallManager に追加するポートごとに、値を入力します。テキストベースの CSV ファイルで使用する形式の詳細については、「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポートのファイル形式」を参照してください。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。
ステップ 3 Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の
C:\BATFiles\Catalyst6000_24PortsFXSGateway に、CSV ファイルを保存またはコピーします。
(注) BAT は、CSV ファイルへのアクセスに
C:\BATFiles\Catalyst6000_24PortsFXSGateway フォルダしか使用しません。
関連項目
• 「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポートのファイル形式」
• 「Cisco Catalyst 6000 FXS アナログ インターフェイス モジュール ポートの追加」
Cisco Catalyst 6000(FXS)ポートのファイル形式
CSV ファイルには、各ポートの情報がレコードとして含まれています。各レコードには、ポートの詳細を追加または更新する先のゲートウェイの MAC アドレス、およびそのゲートウェイ上のポート番号を指定します。
(注) BAT は、Cisco Catalyst 6000(FXS)ゲートウェイを追加しません。既存のゲートウェイにポートを追加または更新するだけです。
MAC アドレスには、既存の Cisco Catalyst 6000(FXS)ゲートウェイの MAC アドレス値を入力してください。この MAC アドレスは、Gateway Name の末尾の 12 文字分で構成されています。
CSV ファイル上のレコードで Partition に値を指定しない場合、これらのフィールドには BAT テンプレートからの値が使用されます。
CSV ファイルで電話番号を指定する場合、Gateway Directory Number テンプレートも作成する必要があります。詳細については、「FXS ポート用のゲートウェイ電話番号テンプレートの作成」を参照してください。
次のサンプル形式は Catalyst 6000(FXS)ポート用の必要なフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
MAC Address (必須、12 文字) ,Port Number (必須、2 桁の数字) ,Directory Number (オプション、24 文字以内の数字または特殊文字) ,Partition (オプション、50 文字以内)
例
1231123245AB,23,9725557250,Partition1
(注) フィールドがブランクであっても、カンマ区切り文字を指定する必要があります。
電話番号も指定している場合以外は、Partition を指定しないでください。
例
ポートの電話番号がブランクである場合は、次の形式で指定します。
必須値だけを追加する場合は、次の形式で指定します。
関連項目
• 「Cisco Catalyst 6000(FXS)Ports の Cisco CallManager への挿入」
• 「Cisco CallManager における Cisco Catalyst 6000 FXS ポートの更新」