Cisco Unified Communications Manager 連動への Cisco Unified Communications Manager Express の追加
Cisco Unity Connection は、Cisco Unified CM サーバのポート グループと Cisco Unified Communications Manager Express サーバが存在する Cisco Unified Communications Manager 電話システム連動に連動できます。この設定は通常、WAN リンクがダウンしているときに、ブランチ オフィスでコール処理機能を確保するために使用されます。
次の考慮事項があります。
• Cisco Unified CM Express のバージョンおよび Cisco Unity Connection のバージョンは、 http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_device_support_tables_list.html の『 SCCP Compatibility Matrix: Cisco Unity Connection, Cisco Unified Communications Manager, and Cisco Unified Communications Manager Express 』に記載されているサポート対象の組み合わせである必要があります。
• Cisco Unified CM 電話システム連動は通常、Cisco Unified CM Express サーバを追加する前に、すでに作成されます。
Cisco Unified CM 電話システム連動に Cisco Unified CM Express サーバを追加するには、次の手順を実行します。
Cisco Unified CM 電話システム連動に Cisco Unified CM Express サーバを追加する
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration にログインします。
ステップ 2 Cisco Unity Connection Administrationで [テレフォニー統合(Telephony Integrations)] を展開し、[ポート グループ(Port Group)] を選択します。
ステップ 3 [ポート グループの検索(Search Port Groups)] ページで、Cisco Unified CM サーバのポート グループの名前を選択します。
ステップ 4 [ポート グループの基本設定(Port Group Basics)] ページの [編集(Edit)] メニューで、[サーバ(Servers)] を選択します。
ステップ 5 [サーバの編集(Edit Servers)] ページの [Cisco Unified Communications Manager] で、[追加(Add)] を選択します。
ステップ 6 新しい行で、次の設定を入力します。
表 B-1 Cisco Unified CM Express サーバの設定 (続き)
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順序(Order) |
Cisco Unified CM サーバより大きい数を入力します。数値の最も小さいサーバがプライマリ Cisco Unified CM サーバで、数値がプライマリよりも大きい場合はセカンダリ サーバです。 |
IPv4 アドレス/ホスト名(IPv4 Address or Host Name) IP アドレス/ホスト名(IPv6 Address or Host Name) |
Cisco Unified CM ポート グループに追加する Cisco Unified CM Express サーバの IP アドレス(またはホスト名)を入力します。 |
IPv6 アドレス/ホスト名(IPv6 Address or Host Name) |
使用しないでください。IPv6 は、Cisco Unified CM Express 電話システム連動ではサポートされていません。 |
ポート(Port) |
Cisco Unified CM ポート グループに追加する Cisco Unified CM Express サーバの TCP ポートを入力します。デフォルト設定を使用することを推奨します。 |
TLS ポート(TLS Port) |
Cisco Unified CM ポート グループに追加する Cisco Unified CM Express サーバの TLS ポートを入力します。デフォルト設定を使用することを推奨します。 |
サーバ タイプ(Server Type) |
[Cisco Unified Communications Manager Express] を選択します。 |
ステップ 7 [保存(Save)] を選択します。
ステップ 8 [編集(Edit)] メニューで、[詳細設定(Advanced Settings)] を選択します。
ステップ 9 [詳細設定の編集(Edit Advanced Settings)] ページの [応答後の遅延(Delay After Answer)] フィールドで、[1000] を入力してから、[保存(Save)] を選択します。
ステップ 10 [編集(Edit)] メニューで、[ポート グループの基本設定(Port Group Basics)] を選択します。
ステップ 11 [ポート グループの基本設定(Port Group Basics)] ページの [関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リストで、[ポート グループのテスト(Test Port Group)] を選択し、[移動(Go)] を選択して、Cisco Unified CM Express ポート グループ設定を確認します。
ステップ 12 テストによって、進行中のコールが終了されるというプロンプトが表示されたら、[OK] を選択します。
テストに失敗した場合は、[タスクの実行結果(Task Execution Results)] に 1 つ以上のメッセージがトラブルシューティング手順と共に表示されます。問題を解決した後に、もう一度 Unity Connection をテストしてください。
ステップ 13 [タスクの実行結果(Task Execution Results)] ウィンドウで [閉じる(Close)] を選択します。
Cisco Unity Connection Administration からログアウトします。