ステップ 1 |
Emergency Responder インストール用 DVD を挿入します。 システムで DVD が検出されると、DVD に何らかの問題があるかどうか確認するため、インストールの前にメディア チェックを実行するかどうか尋ねられます。 DVD のチェックサムが表示され、このチェックサムを Emergency Responder の Web サイトで確認するよう指示されます。 画面の下部に、要素間を移動したり要素を選択する手順が、次のように表示されます。
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次の要素に進むには Tab キーを使用します。
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前の要素に戻るには Alt キーを押した状態で Tab キーを押します。
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強調表示した要素を選択するには、スペース キーを使用します。
メディア チェックの実行を選択した場合は、システムによってメディア チェックが実行され、結果が表示されます。 メディア チェックの結果が [PASS] の場合、[OK] をクリックします。 インストールが開始されます。 ステップ 2 に進みます。 メディア チェックの結果が [FAIL] の場合、シスコから新しいインストール用 DVD を入手してください。 |
ステップ 2 |
Cisco Unified Communications システムのインストールが開始されます。 [Product Deployment Selection] 画面に、Cisco Emergency Responder 製品スイートがインストールされることを示すメッセージが表示されます。 [OK] をクリックして続行します。 |
ステップ 3 |
[Proceed with Install] ページに、ハード ドライブにある現在のソフトウェア バージョンとインストール用 DVD のソフトウェア バージョンが表示されます。 新規インストールを実行する場合、ハード ドライブにはソフトウェアがなく、インストールを進めてよいか確認するメッセージが表示されます。 [Yes] をクリックして進みます。 アップグレードを実行する場合、現在のソフトウェア バージョンが表示され、ハード ドライブを上書きしてよいか確認するメッセージが表示されます。 [Yes] をクリックして進みます。 [Yes] をクリックした場合は、インストールが続行され、[Platform Configuration Wizard] が表示されます。 [No] をクリックすると、インストールは終了します。 |
ステップ 4 |
[Platform Configuration Wizard] ページで、[Proceed] をクリックしてプラットフォームのインストールを続行します。 [Import Windows Data] ページが表示されます。 ステップ 5 に進みます。 [Skip] をクリックした場合は、プラットフォームと Emergency Responder ソフトウェアの両方がインストールされ、情報の提供を求めるプロンプトはインストール中に表示されません。 インストールが完了してシステムがリブートすると、必要な設定情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。 |
ステップ 5 |
[Import Windows Data] ページに、Emergency Responder からのデータのインポートを求めるプロンプトが表示されます。 このページは、新規インストールや Linux ベースの旧バージョンの Emergency Responder からのアップグレードでは使用しません。 [No] をクリックして、新規インストールを続行します。 [Basic Install] ページが表示されます。 |
ステップ 6 |
[Continue] をクリックして進みます。 [Timezone Configuration] ページが表示されます。 |
ステップ 7 |
表示されるリストから、正しい時間帯を選択します。 次のキーを使用して、[Timezone Configuration] ページの要素間を移動します。
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上矢印または下矢印を使用して、リストから時間帯を選択します。
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正しい時間帯を選択したら、[OK] をクリックします。 [Auto Negotiation Configuration] ページが表示されます。
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ステップ 8 |
[Yes] をクリックして、イーサネット NIC 速度およびデュプレックスのオートネゴシエーションをイネーブルにします。 [DHCP Configuration] ページが表示されます。 [Yes] をクリックした場合は、ステップ 11 に進みます。 [No] をクリックした場合、[NIC Speed and Duplex Configuration] ページが表示されます。 |
ステップ 9 |
[NIC Speed and Duplex Configuration] ページで、次を行います。
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[NIC Speed] を選択します。 選択肢は [10 Megabit]、[100 Megabit]、[1000 Megabit] です。
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[NIC Duplex] 設定を選択します。 選択肢は [Full] または [Half] です。
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[OK] をクリックします。 [DHCP Configuration] ページが表示されます。
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ステップ 10 |
[MTU Configuration] ページでは、次の手順に従って、ネットワークで送信できる最大伝送単位(MTU)を設定できます。
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1500 バイト未満の MTU 値を設定する場合は、[Yes] をクリックします。
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デフォルトの MTU 値の 1500 バイトを使用する場合は [No] をクリックします。
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ステップ 11 |
Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を使用する場合は [Yes] をクリックします。 [Administration Login Configuration] ページが表示されます。 ステップ 15 に進みます。 [No] をクリックした場合は、[Static Network Configuration] ページが表示されます。 |
ステップ 12 |
DHCP を使用しない場合は、[Static Network Configuration] ページに関する次の情報を入力します。
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Host Name
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IP Address
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IP Mask
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Gateway (GW) Address
[OK] をクリックします。 [DNS Client Configuration] ページが表示されます。 |
ステップ 13 |
[DNS Client Configuration] ページで、ドメイン ネーム システム(DNS)クライアントを設定するか尋ねられます。
(注) |
DNS 設定の詳細については、[Help] ボタンをクリックしてください。 |
[Yes] を選択すると、2 つ目の [DNS Client Configuration] ページが表示されます。 [No] を選択すると、[Administration Login Configuration] ページが表示されます。 ステップ 15 に進みます。 |
ステップ 14 |
2 つ目の [DNS Client Configuration] ページで、次の情報を入力するよう求められます。
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Primary
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Secondary DNS(任意)
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Domain
[OK] をクリックします。 [Administration Login Configuration] ページが表示されます。 |
ステップ 15 |
[Administration Login Configuration] ページで、管理者アカウントの ID およびパスワードを入力します。 このパスワードは、CLI と、Cisco Unified OS Administration および Disaster Recovery System(DRS)の Web サイトにアクセスするために使用されます。 [Help] をクリックすると、このパスワードを作成するガイドラインが表示されます。 入力が終わったら、[OK] をクリックします。 [Certificate Information] ページが表示されます。 |
ステップ 16 |
[Certificate Information] ページに関する次の情報を入力します。
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Organization
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Unit
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Location
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State
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Country(スクロールダウン メニューから選択)。
[OK] をクリックします。 [Publisher Configuration] ページが表示されます。 |
ステップ 17 |
実行するインストールのタイプに基づき、次のいずれかを行います。
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設定しているサーバがサーバ グループの Publisher である場合は、[Yes] をクリックします。 [Network Time Protocol Client Configuration] ページが表示されます。 ステップ 18 に進みます。
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インストールしているサーバがサーバ グループの Publisher ではない場合、次に進む前に Publisher で最初にこのサーバを設定する必要があります。 また、このサーバは、インストールが正常に完了するよう、稼働中の Publisher にネットワークでアクセスする必要があります。 Subscriber を設定している場合のみ、[No] をクリックします。 サブスクライバのインストールの詳細については、Emergency Responder サブスクライバのインストールを参照してください。
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ステップ 18 |
[Network Time Protocol Client Configuration] ページで、外部ネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバを設定するか尋ねられます。
(注) |
Cisco では、システム時刻を正確にしておくために、外部 NTP サーバを使用することを強くお勧めします。 |
注意 |
UCS サーバに Emergency Responder をインストールする場合は、NTP サーバの設定が必須になります。 |
[Yes] をクリックした場合は、2 つ目の [Network Time Protocol Client Configuration] ページが表示されます。 表示されたフィールドに、外部 NTP サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力し、[OK] をクリックします。 [Database Access Security Configuration] ページが表示されます。 ステップ 19 に進みます。 [No] をクリックした場合は、[Hardware Clock Configuration] ページが表示されます。 次の情報を入力します。
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Year(yyyy)
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Month(mm)
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Day(dd)
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Hour(hh)
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Minute(mm)
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Second(ss)
この情報を入力したら、[OK] をクリックします。 [Database Access Security Configuration] ページが表示されます。 |
ステップ 19 |
[Database Access Security Configuration] ページで、表示されるフィールドにセキュリティ パスワードを入力し、パスワードを確認します。
(注) |
セキュリティ パスワードは、長さ 6 文字以上にしてください。パスワードには英数字、ハイフン、アンダースコアを使用できます。 また、英数字から始まるパスワードにしてください。 このセキュリティ パスワードは、インストール/アップグレード、DRS のバックアップまたは復元、および「新しいパブリッシャの指定」操作を実行する際に Emergency Responder サーバ グループ間で安全に通信するために使用されます。 |
[Help] をクリックするとガイドラインが表示されます。 終了したら、[OK] をクリックします。 [SMTP Host Configuration] ページが表示されます。 |
ステップ 20 |
Simple Mail Transport Protocol(SMTP; シンプル メール転送プロトコル)ホストを設定するか尋ねられます。 この手順は任意です。
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[Yes] をクリックした場合、2 つ目の [SMTP Host Configuration] ページが表示されます。 [Help] をクリックするとガイドラインが表示されます。表示されたフィールドに SMTP ホスト名または IP アドレスを入力します。 入力が終わったら、[OK] をクリックします。 [Platform Configuration Confirmation] ページが表示されます。
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[No] をクリックした場合、[Platform Configuration Confirmation] ページが表示されます。
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ステップ 21 |
[Platform Configuration Confirmation] ページで、次のいずれかを行います。
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[OK] を選択してプラットフォーム設定情報を保存し、インストールを続行します。 [Cisco Emergency Responder Configuration] ページが表示されます。
(注) |
[OK] を選択すると、プラットフォーム設定情報は変更できません。 |
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前のページに戻って変更する場合、[Back] を選択します。 [Back] を続けて選択すると、各プラットフォーム設定ページをスクロールします。
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[Cancel] を選択すると、インストールがキャンセルされます。
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ステップ 22 |
[Cisco Emergency Responder Configuration] ページで、次を行います。
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緊急電話番号(911など)を入力します。
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Cisco Unified Communications Manager のバージョンを選択します。 ↑キーまたは↓キーを使用してバージョン番号を選択し、[OK] をクリックします。
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ステップ 23 |
[Security End User Language Selection] ページで、Cisco Emergency Responder の Web ページの言語を選択します。 デフォルトは英語です。 [Application User Password Configuration] ページが表示されます。 |
ステップ 24 |
[Application User Configuration] ページで、ユーザ名とパスワードを入力します。 このユーザ名とパスワードはデフォルトの管理アカウントに関連付けられ、[Emergency Responder Administration] Web ページへのログインに使用されます。 ガイドラインを表示するには、[Help] をクリックします。 入力が終わったら、[OK] をクリックします。 [Cisco Emergency Responder Configuration Confirmation] ページが表示されます。 |
ステップ 25 |
[Cisco Emergency Responder Configuration Confirmation] ページで、次のいずれかを行います。
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[OK] を選択して Cisco Emergency Responder の設定情報を保存し、インストールを続行します。 インストール プロセスが続行され、システムがリブートします。
注意 |
[OK] を選択すると、Cisco Emergency Responder の設定情報は変更できません。 |
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前のページに戻って変更する場合、[Back] を選択します。 [Back] を続けて選択すると、各 [Emergency Responder Application User Configuration] ページをスクロールします。
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[Cancel] を選択すると、インストールがキャンセルされます。
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ステップ 26 |
システムが再起動された後、各種システム コンポーネントのステータスがチェックされます。 問題が見つかった場合は、問題の修正を求めるプロンプトが表示されます。 問題が見つからなかった場合、インストール処理が続行されます。 インストール用 DVD が排出され、システムがリブートし、インストールが終了します。 インストールが完了すると、CLI プロンプトが表示されます。
(注) |
このプロセス中に、Publisher の MAC アドレスが表示されます。 表示された MAC アドレスを書き留めます。この MAC アドレスは、後で Emergency Responder ライセンスを取得する際に使用します。 インストール中に MAC アドレスを取得できなかった場合、後で確認できます。 サーバの MAC アドレス確認の詳細については、サーバ ライセンスを参照してください。 |
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ステップ 27 |
Emergency Responder の Web サイトを表示するには、ネットワーク上の Windows システムで、サポートされている Web ブラウザを起動して次の URL を入力します。 http://your Emergency Responder hostname/ または http://your Emergency Responder IP address/
(注) |
ホスト名が IP アドレスに解決されるよう、Emergency Responder は DNS を使用して設定されていることを確認してください。 |
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