Cisco Emergency Responder サーバの起動と停止
Cisco Emergency Responder(Emergency Responder)をインストールすると、Emergency Responder サーバがコンピュータの電源投入時またはリブート時に自動的に起動するように設定されます。ただし、コンピュータの電源オフやリブートを使用しなくても、Emergency Responder Serviceability Web インターフェイスを介して Emergency Responder サーバを停止し、再起動することができます。たとえば、問題のデバッグを試みる場合にこの操作が役立つことがあります。
Emergency Responder サーバを起動または停止するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 Emergency Responder Serviceability Web インターフェイスにログインし、[Tools] > [Control Center] を選択します。
[Control Center Services] ページが開き、すべての Emergency Responder サービスとそれぞれの現在のステータスが表示されます。
ステップ 2 サービス名の左側にあるオプション ボタンをクリックし、[Start]、[Stop]、または [Restart] をクリックして、サービスで目的のアクションを実行します。最新情報で画面を更新するには、[Refresh] をクリックします。
(注) ボタンは、そのアクションを実行可能な場合にのみ表示されます。たとえば、[Start] は、サービスが現在停止している場合にのみ表示されます。
(注) Cisco Tomcat および Cisco IDS サービスは、Control Center から開始または停止できません。これらのサービスを開始または停止するには、utils service コマンドを使用します。詳細については、『Cisco Emergency Responder 8.6 Administration Guide』を参照してください。
表 10-1 では、[Control Center Services] ページに表示されるアイコンの意味について説明します。
表 10-1 Cisco Emergency Responder の Control Center のアイコン
|
|
|
Emergency Responder サーバまたは Emergency Responder Phone Tracking Engine が起動し、正常に機能しています。 |
|
Emergency Responder サーバまたは Emergency Responder Phone Tracking Engine が管理者によって停止されました。 |
詳 細については 、『 Cisco Emergency Responder 8.6 Administration Guide 』 の「Control Center」を参照してください。